JP4264309B2 - 雨水等貯留浸透施設用面板部材、雨水等貯留浸透施設用構造体、及び、雨水等貯留浸透施設 - Google Patents

雨水等貯留浸透施設用面板部材、雨水等貯留浸透施設用構造体、及び、雨水等貯留浸透施設 Download PDF

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本発明は、雨水等貯留浸透施設用面板部材、雨水等貯留浸透施設用構造体、及び、雨水等貯留浸透施設に関する。本発明に係る雨水等貯留浸透施設は、雨水等の貯留施設と、浸透施設との両者を含む。
この種の雨水等貯留浸透施設は、集水した雨水等の貯留空間として地中に埋設される雨水等貯留施設と、集水した雨水等を一時的に貯留してのち、地中に緩やかに浸透させて排出する浸透施設とを含む。雨水等貯留浸透施設は、雨水等が、河川へ急激に流入することにより発生する都市型浸水災害を防止する目的や、地下水を涵養し地盤沈下を抑止する目的で、地中に埋設される。
上述した雨水等貯留浸透施設は、一般に、何らかの構造体を内蔵している。この種の雨水等貯留浸透施設用構造体に要求される特徴としては、まず、雨水等の貯留空間を可能な限り広く確保し得ることが求められる。特に、雨水等貯留浸透施設用構造体は、それ自体が薄型であって貯留空間内における占拠率が低いものでなければならない。同様に、雨水等貯留浸透施設用構造体は、貯留空間を広く効率的に利用するため、雨水等が、構造体の内部を円滑に流動しうることが求められる。
次に、雨水等貯留浸透施設用構造体は、一般に地中に埋設されるとともに、複数個が縦横に積層配置されて用いられる。従って、構造体は、雨水等貯留浸透施設の内部において、土圧等の押圧力や、積層されて生じる構造体相互間の荷重に十分耐えうる機械的強度を備えている必要がある。
また、雨水等貯留浸透施設用構造体が内蔵される貯留空間には、家庭用の小規模貯留施設から、公共用または工業用の大規模貯水施設まで幅広い需要が存在する。従って、雨水等貯留浸透施設用構造体は、長さ、幅及び高さ方向への寸法変更が自在で、平面積及び容積の違いに追従しうる構造を備える必要がある。
広い貯留空間を構成しようとする場合、雨水等貯留浸透施設用構造体は大量に必要となる。従って、雨水等貯留浸透施設用構造体が複数の構成部材からなる場合には、各構成部材は、容易に製造し得るものでなければならない。同様に、雨水等貯留浸透施設用構造体は大量に必要となるから、嵩張ることのない態様で輸送することができなければならない。さらに、雨水等貯留浸透施設用構造体は、各構成部材の組立作業を容易、且、迅速に実行し得るものでなければならない。
雨水等貯留浸透施設用構造体を大量に用いた場合、一旦、雨水等貯留浸透施設用構造体が設置されて後は、雨水等貯留浸透施設から雨水等貯留浸透施設用構造体を搬出することが困難である。従って、雨水等貯留浸透施設用構造体は、貯留空間内に設置された状態であっても、雨水等貯留浸透施設の保守管理を容易に実行できる構造を備えることが好ましい。
この種の雨水等貯留浸透施設用構造体について、従来より種々のタイプのものが提案され、実用に供されている。特許文献1は、地面を掘り下げて形成した貯水槽の内部に、合成樹脂製の構造体を縦横に並べると共に上下に積み重ねて充填し、貯水槽の上を被覆土で覆った雨水貯溜装置であって、上記の被覆土中に荷重分散用の面状材を1層以上埋設した雨水貯溜装置を開示している。
特許文献2は、多角柱形をなす外壁形状を有すると共に、内側に貯水可能な空洞を備え、土中に埋設可能な硬質樹脂発泡体製の貯水ブロックであって、前記多角柱形を構成する外壁の一面にかかる面圧を受け止める外壁面リブと、この外壁面リブに続き前記面圧を分散可能な斜方リブとを有する貯水ブロックを開示している。
特許文献3は、第1の雨水等貯留浸透施設用面板部材と、第2の雨水等貯留浸透施設用面板部材と、少なくとも2つの側板部材と、管リブ材とを含む雨水貯留浸透槽であって、前記第1の雨水等貯留浸透施設用面板部材は、面内に開孔部を有するとともに、少なくとも相対向する2辺に互いに対応する凹部及び凸部を有し、前記第2の雨水等貯留浸透施設用面板部材は、少なくとも相対向する2辺に互いに対応する凹部及び凸部を有し、前記第1の雨水等貯留浸透施設用面板部材と対向して配置され、前記側板部材のそれぞれは、面内に開孔部を有し、互いに対向して配置され、前記第1及び第2の雨水等貯留浸透施設用面板部材の一面と、凹凸嵌合により結合され、筒状組立体を構成し、前記管リブ材は、外枠部を有し、外枠部によって囲まれた面内に管挿通孔を有し、前記筒状組立体の内部に横切るように配置され、かつ、結合される管支持体雨水貯留浸透槽を開示している。
しかし、特許文献1〜3に記載の従来技術は、いずれも上述した問題点を充分に解決しているとはいえない。
特開2000−199246号公報 特開2001−115508号公報 特開2003−034971号公報
本発明の課題は、広い貯留空間を有し、雨水貯留浸透能力の高い雨水等貯留浸透施設用面板部材、雨水等貯留浸透施設用構造体、及び、雨水等貯留浸透施設を提供することである。
本発明のもう一つの課題は、優れた機械的強度を有するとともに、極めて軽量である雨水等貯留浸透施設用面板部材、雨水等貯留浸透施設用構造体、及び、雨水等貯留浸透施設を提供することである。
本発明の更にもう一つの課題は、製造成形作業、運搬作業、及び、組立作業を容易に、かつ、迅速に実行し得る雨水等貯留浸透施設用面板部材、雨水等貯留浸透施設用構造体、及び、雨水等貯留浸透施設を提供することである。
本発明の更にもう一つの課題は、長さ、幅及び高さの変更が自在で、様々に異なる施工条件に容易に追従し、平面積及び容積を自在に変更し得る雨水等貯留浸透施設用面板部材、雨水等貯留浸透施設用構造体、及び、雨水等貯留浸透施設を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明に係る雨水等貯留浸透施設用面板部材(以下、面板部材と称する)は、基体部と、取付部と、リブとを含む。前記基体部は、扁平状であって、相対向して平行する2辺を少なくとも2組有する。前記取付部は、前記基体部の外周の隅部に備えられ、前記相対向して平行する2辺を延長した線が交差する位置より低い取付面を有している。前記リブは、前記基体部の面内に備えられている。
上記の面板部材は、複数が組み合わされて雨水等貯留浸透施設用構造体(以下、構造体と称する)として用いられる。構造体は、複数の面板部材と、連結部材とを含む。前記複数の面板部材のそれぞれは、基体部と、取付部とを含む。前記基体部は、扁平状であって、相対向して平行する2辺を少なくとも2組有する。前記取付部は、前記基体部の外周に備えられている。前記複数の面板部材は、長さ方向に間隔を隔てて配置されている。前記連結部材は、配置された前記複数の面板部材において、それぞれの前記取付部に結合されている。
上記の構造体は、透水層又は遮水層とともに雨水等貯留浸透施設(以下、貯留浸透施設と称する)を構成する。前記構造体は、地中に埋設される。前記透水層又は遮水層は、前記構造体の周囲に設けられている。
上述したように、面板部材は、複数が組み合わされて構造体として用いられる。構造体は、複数の面板部材と、連結部材とを含む。複数の面板部材のそれぞれは、基体部と、取付部と、リブとを含む。基体部は、扁平状である。従って、面板部材は、貯留空間内における占拠率を低く抑えることができる。また、面板部材は、製造成形作業が容易に実行できる。さらに、面板部材は、軽量であるとともに、嵩張ることのない態様で輸送することができ、輸送コストを低減することができる。
リブは、基体部の面内に備えられている。従って、面板部材は、リブによる補強作用によって、優れた機械的強度を有する。
本発明に係る構造体は、複数の面板部材と、連結部材とを含む。複数の面板部材のそれぞれは、長さ方向に間隔を隔てて配置されている。従って、隣接する面板部材の間には空隙が生じるから、雨水等が空隙を通じて構造体の内部を円滑に流動することができる。
複数の面板部材のそれぞれは、基体部と、取付部とを含む。取付部は、基体部の外周に備えられている。連結部材は、配置された複数の面板部材において、それぞれの取付部に結合されている。従って、構造体は、連結部材の長さ寸法と、面板部材の設置数、及び、設置間隔を設定することにより、長さ寸法を自在に変更することができる。さらに、面板部材の寸法により幅及び高さの変更が自在であるから、構造体は様々に異なる施工条件に容易に追従し、平面積及び容積を自在に変更し得る。
取付部は、基体部の外周の隅部に備えられ、相対向して平行する2辺を延長した線が交差する位置より低い取付面を有している。従って、結合状態において取付部から連結部材が突出することを防止できるから、構造体の組立作業が容易になる。また、基体部は相対向して平行する2辺を少なくとも2組有するから、貯留浸透施設において、複数の構造体を容易に、且、安定して積み重ねることができる。
本発明に係る面板部材は、好ましい1つの態様として、基体部は、外枠部と、内板部とを含む。内板部は、扁平状である。外枠部は、内板部より厚みが大きく、その内周面において厚みの中間部に内板部が設けられている。リブは、内板部の両面に備えられている。更に好ましくは、面板部材は開孔部を有する。開孔部は、基体部の面内に設けられている。上述した構造によると、面板部材、及び、これを用いた構造体は、機械的強度を確保しつつ、軽量化することができる。また、構造体は、開孔部を通じて構造体内部の清掃等の保守管理を容易に行うことができる。
本発明に係る構造体は、好ましいもう1つの態様として、結合具を含む。結合具は、楔状体を含む。楔状体は、面板部材と、連結部材とを結合している。従って、構造体は組立作業が容易である。また、複数の面板部材を容易に結合することができるから、施工条件に迅速に追従し、平面積及び容積を自在に変更し得る。
本発明に係る構造体は、好ましいもう1つの態様として、複数個が用いられ、さらに側板と、結合具とを含む。構造体は、複数が組み合わされている。側板は、組み合わされた複数の構造体の最外周面に設置されている。結合具は楔状体を含み、楔状体は、側板と、面板部材又は連結部材とを結合している。従って、構造体は優れた機械的強度を有することができる。
側板は、結合具により結合されるから、組立作業が容易である。また、側板は、組み合わされた複数の構造体において、その外周面に設置されているから組立が容易であるとともに、様々に異なる施工条件に容易に追従し、平面積及び容積を自在に変更し得る。
上記の構造体は、透水層又は遮水層との組み合わせにより、貯留浸透施設を構成する。構造体は、地中に埋設される。透水層又は遮水層は、構造体の周囲に設けられる。
本発明にかかる貯留浸透施設は、上述した面板部材及び構造体を含む。従って、上述した面板部材及び構造体の利点を全て有する。
貯留浸透施設は、透水層又は遮水層を有する。透水層又は遮水層は、構造体の周囲に設けられている。透水層を用いた場合は雨水等浸透施設が構成され、遮水層を用いた場合は雨水等貯留施設が構成される。従って、貯留浸透施設を容易に設置することができる。
本発明の他の目的、構成及び利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面は、単に、例示に過ぎない。
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
(a)広い貯留空間を有し、雨水貯留浸透の能力の高い面板部材、構造体、及び、貯留浸透施設を提供することができる。
(b)優れた機械的強度を有するとともに、極めて軽量である面板部材、構造体、及び、貯留浸透施設を提供することである。
(c)製造成形作業、運搬作業、及び、組立作業を容易に、かつ、迅速に実行し得る面板部材、構造体、及び、貯留浸透施設を提供することができる。
(d)長さ、幅及び高さの変更が自在で、様々に異なる施工条件に容易に追従し、平面積及び容積を自在に変更し得る面板部材、構造体、及び、貯留浸透施設を提供することができる。
図1は本発明に係る面板部材の斜視図、図2は図1の2−2線に沿った断面図である。図1を参照すると、面板部材は、基体部100と、取付部14と、リブ15とを含む。面板部材は、通常は合成樹脂材料でなる。用いられる合成樹脂材料としては、成形容易性、加工容易性、及び、組み立て容易性の観点から、ポリプロピレン(PP)、またはポリ塩化ビニル(PVC)等が一般的である。
基体部100は、扁平状であって、好ましくは平面正方形形状に成形され、相対向して平行する2辺X1、X2及びY1、Y2の少なくとも2組を有する。より詳細に説明すると、基体部100は、外枠部110と、内板部120とを含む断面H形状を有する。内板部120は、扁平状である。外枠部110は内板部120より厚みが大きく、その内周面において厚みの中間部に内板部120が設けられている(図2参照)。上述した構造によると、面板部材の機械的強度が向上する。但し、基体部100は必ずしも正方形に限定されない。相対向して平行する2辺X1、X2及びY1、Y2の少なくとも2組を有するものであれば、基体部100は、長方形であってもよいし、8角形形状や、円形形状であってもよい。面板部材は、厚みの異なる外枠部110と内板部120とを有することにより、機械的強度を確保しつつ、軽量化を図ることができる。
面板部材は、複数のリブ15を有する。複数のリブ15のそれぞれは、基体部100の面内であって、内板部120の両面に備えられ、且、一端が基体部100の外枠部110に接続する。図2を参照すると、内板部120は、基体部100の厚みの中間部分に設置されており、外枠部110及び隣接するリブ15それぞれを結合されている。上述した構造によると、面板部材は、優れた機械的強度を有する。
図3は本発明に係る面板部材の別の実施例の構造を示す断面図である。図3を参照すると、外枠部110は、その内周面において厚みの中間部以外の部分に内板部120が設けられており、且、リブ15は内板部120の一方面上に備えられる。リブ15は、面板部材の軽量化に際し、機械的強度を確保するために備えられるから、必ずしも、内板部120の両面に設ける必要はない。リブ15は、基体部100の成形時に一体的に成形されてもよいし、基体部100の成形後に付加されてもよい。図3とは異なり、隣接するリブ15間に内板部120が備えられなくともよい。
上述した面板部材は、その複数が連結部材と組み合わされて構造体を構成する。次に、本発明に係る面板部材を用いた構造体について説明する。図4は本発明に係る構造体の分解構造図、図5は図4に示した構造体の組み立て状態を示す斜視図である。
図4及び図5を参照すると、構造体は、5枚の面板部材10と、4つの連結部材51とを含む。複数の面板部材10のそれぞれは、図1乃至図3に記載されたものでなるから、同一の参照符号を付し、重複説明を省略する。
図4を参照すると、複数の面板部材10は、矢印Lで示す長さ方向に間隔Pを隔てて配置されている。それぞれの取付部14には、連結部材51が、長さ方向Lに連続して載置しうるように位置決めされている。図示する連結部材51は、所謂コーナーアングル材である。連結部材51は、予め設置される面板部材10の取付部14の形状と適合するように成形されている。面板部材10の枚数及び間隔Pは、予想される荷重に応じて選定される。荷重が大きくなるほど、単位長さあたりの面板部材10の枚数が増え、間隔Pが狭くなる。
図5を参照すると、複数の面板部材10は、それぞれの取付部14に連結部材51が長さ方向Lに連続して載置されており、連結部材51と、取付部14及び基体部100とが相互に結合されている。より詳細に説明すると、図示する構造体は、結合具52を含む。結合具52は、楔状体を有し、連結部材51に打設される。その結果、楔状体は、先端部が連結部材51を貫通し、取付部14の内部に打ち込まれ、これにより、面板部材10と連結部材51とが、強固に結合される。上述した結合構造の利点は、容易に、且、迅速に構造体の組立作業を行い得る点にある。結合具52は、必ずしも楔状体に限定されず、例えば、接着剤の塗布や、熱溶着、その他ビス止め等の手段によってもよい。
取付部14は、基体部100の外周、または、外枠部110の隅部に備えられ、相対向して平行する2辺X1、X2及びY1、Y2を延長した線X0、Y0が交差する位置より低い取付面を有している。図示する取付部14の切欠構造は、例示である。取付部14は、凹凸嵌合等の結合構造を備えることもできる。また、取付部14の切欠寸法の具体的な設定は、後述する連結部材との対応により決定される。
本発明に係る面板部材10は、基体部100が、扁平状である。従って、面板部材10は、貯留浸透施設に用いられた場合に、貯留空間内における占拠率を低く抑えることができる。また、面板部材10は、プレス成形の可能な扁平形状を有するから、容易に製造できる。さらに、面板部材10は、軽量であるとともに、嵩張ることのない態様で輸送することができ、輸送コストを低減することができる。
リブ15は、基体部100の面内に備えられている。従って、面板部材10は、基体部100が薄型化または軽量化されたとしても、優れた機械的強度を確保することができる。
複数の面板部材10のそれぞれは、取付部14とを含む。取付部14は、基体部100の外周に備えられている。連結部材51は、配置された複数の面板部材10において、それぞれの取付部14に結合されている。従って、構造体は、連結部材51の長さ寸法と、面板部材10の設置数、及び、間隔Pを設定することにより、長さ寸法を自在に変更することができる。
取付部14は、好ましくは基体部100の外周の隅部に備えられ、相対向して平行する2辺X1、X2及びY1、Y2を延長した線X0、Y0が交差する位置より低い取付面を有している。従って、結合状態において取付部14から連結部材51が突出することを防止できるから、構造体の組立作業が容易になる。
構造体は、結合具52を含む。結合具52は、楔状体を含む。楔状体は、面板部材10と、連結部材51とを結合している。従って、構造体は組立作業が容易である。同様に、広い貯留空間を構成しようとする場合、大量の面板部材10を容易に組立てすることにより様々に異なる施工条件に対して平面積及び容積を自在に変更し、容易に追従することができる。
構造体は、複数の面板部材10と、連結部材51とを含む。複数の面板部材10のそれぞれは、長さ方向Lに間隔Pを隔てて配置されている。従って、図示する構造体を、貯留浸透施設に用いた場合、雨水等は間隔Pを通じて構造体の内部を円滑に流動し得る。
図6は本発明に係る構造体の別の実施例を示す斜視図である。構造体50は、複数が組み合わされている。複数の構造体50のそれぞれは、図5に記載されたものでなるから、同一の参照符号を付し、重複説明を省略する。
図5を参照して説明したように、構造体50は、面板部材10の寸法により幅及び高さの変更が自在であるから、様々に異なる施工条件に容易に追従し、平面積及び容積を自在に変更し得る。
また、構造体50は、優れた機械的強度を有するから、複数個を縦横に積層配置することができる。従って、構造体50は、様々に異なる施工条件に容易に追従し、平面積及び容積を自在に変更し得る。
構造体50の構成部材たる面板部材10が、相対向して平行する2辺X1、X2及びY1、Y2の少なくともを2組有するから、貯留浸透施設において、その複数個を、縦、及び横に並べ、安定して積層配置をとり、要求に応じた雨水等貯留浸透空間を形成することができる。
しかも、面板部材10は、取付部14が、基体部100の外枠部110の隅部に備えられ、2辺X1、X2及びY1、Y2を延長した線X0、Y0が交差する位置より低い取付面を有する。従って、結合状態たる構造体50においても、相対向して平行する2辺X1、X2及びY1、Y2から連結部材51が突出することを防止できる。上述したように、2辺X1、X2及びY1、Y2、及び、それらを延長した線X0、Y0には凹凸が生じないから、構造体50は、貯留浸透施設において複数用いられた場合であっても、安定して積み重ねることができる。
図7は、本発明に係る構造体の更に別の実施例を示す斜視図である。また、図8は図7に示した構造体に用いられる側板の平面図、図9は図8の9−9線に沿った断面図である。図7に示す複数の構造体50のそれぞれは、図6に示した構造体50と、側板53と、結合具52とを含む。
図7を参照すると、側板53は、平面長方形形状の板状体であって、好ましくは面板部材10及び連結部材51と同様に、合成樹脂材料でなる。
側板53は、組み合わされた複数の構造体50の最外周面に設置されている。側板53は、取付部531と、貫通孔532とを有する。貫通孔532は、側板53の面内に備えられ、通水孔をとして機能するとともに、側板53を軽量化するために備えられている。従って、貫通孔532の設置数は設計的事項に属する。また、図9に示すように、側板53は、好ましくは軽量化のために格子構造を有する。
図示する取付部531は、側板53の厚み方向に切欠けられた構造であって、側板53の外周上に設置されている。結合具52は、楔状体を含む。結合具52は、取付部531において側板53を貫通し、側板53と、面板部材10又は連結部材51とを結合している。取付部531は、結合具52に楔状体を用いた場合に、貫通距離を短くすることで打設作業を容易に実行するとともに、組み合わされた場合に、楔の端部が突出することを防止している。上述したように取付部531は結合具52を設置するために側板53に備えられるから、設置箇所や、設置数は設計的事項に属する。
上述した構造によると、側板53は平面長方形形状の板状体であるから、面板部材10と同様に嵩張らない態様で運搬することができる。なお、側板53の平面長方形形状は、設置される構造体50の形状に合わせて成形することができる。
側板53が最外周面を被覆する構造によると、構造体50は機械的強度が向上するとともに、内部へのゴミや土砂等の浸入を防止することができる。図示する構造体50は、長さ方向Lに側板53を有していないが、例示に過ぎない。
結合具52は、上述した連結部材51に用いられるものと同様のものを用いることもできる。従って、図4乃至図6を参照して説明したように、構造体50の組立作業を容易に実行することができる。同様に、構造体50は、優れた機械的強度を有することができる。
図10は、本発明に係る貯留浸透施設の断面図である。図示する貯留浸透施設は、構造体50と、透水層60とを含む。
構造体50は、図1乃至図9を参照して説明したものである。従って、図1乃至図9の説明で述べた全ての利点が、上述した貯留浸透施設でも得られることは明らかである。
構造体50は、地中に埋設されている。40はグランドラインを示す。図示する貯留浸透施設は、流入/流出管70を含む。流入/流出管70は、一般に、別異の装置で集水した雨水等を、貯留浸透施設内に注入する機能、及び、必要に応じて貯留中の雨水等を施設外へ排出する機能を有する。
透水層60は、通常、不織布等の周知の透水性素材を含み、設置穴の内壁面と、構造体50の外周面との間に設けられる。透水層60は、施設内部に対する異物混入を防止すると共に、貯留された雨水等の排出部として機能する。これに対し、貯留浸透施設が貯留施設である場合、遮水層60が備えられる。これは、雨水等の貯留を主目的としていることに起因する。
構造体50の上部には、好ましくは保護層30が設けられる。保護層30は、通常、土、砂利、コンクリート、または、アスファルト等を含み、主に地表面からの押圧力、または、衝撃に耐えるとともに、施設内部への異物混入を防止する機能を有する。
上述した構造によると、構造体50において、複数の面板部材10のそれぞれは、空間占拠率の低い形状及び構造を有するとともに、長さ方向Lに間隔Pを隔てて配置されている。従って、貯留浸透施設は、広い貯留空間を効率的に利用することができる。
構造体50は、複数個が用いられ、好ましくは、側板53と、結合具52とを含む。側板53は、組み合わされた複数の構造体50の最外周面に設置されている。結合具52は楔状体を含み、楔状体は、側板53と、面板部材10又は連結部材51とを結合している。従って、構造体50は優れた機械的強度を有することができる。
側板53は、結合具52により結合されるから、組立作業が容易である。また、側板53は、組み合わされた複数の構造体50において、その外周面に設置されているから組立が容易であるとともに、様々に異なる施工条件に容易に追従し、平面積及び容積を自在に変更し得る。
図11は本発明に係る面板部材の更に別の実施例を示す斜視図、図12は本発明に係る構造体の更に別の実施例を示す斜視図である。
図11及び図12に示す面板部材10は、図1乃至図14に示した面板部材10とは異なり、取付部14が、略直角に切欠けられている。既に述べたように、取付部14は、基体部100の外枠部110の隅部に備えられ、相対向して平行する2辺X1、X2及びY1、Y2を延長した線X0、Y0が交差する位置より低い取付面を有する構造により、結合状態において取付部14から連結部材51が突出することを防止できる。従って、図示する取付部の構造14によっても同様の作用効果を得ることができる。
また、連結部材51として図示するアングル材を用いる利点は、複数の取付面を一つの部材により結合することで、特にねじれ方向に発生する押し圧力に対する機械的強度を向上しうる点にある。従って、図示するように、取付部14が直角に切欠けられている場合においても、図1乃至図14に示した連結部材51を反転して用いることにより、複数の面板部材10を連結することができる。さらに、連結部材51は取付部14の形状に応じて設計することができるから、例えば、連結部材51に角柱状のものを用いることによっても、同様の効果を得ることができる。
図13は本発明に係る面板部材の更に別の実施例を示す斜視図、図14は図13の14−14線に沿った断面図である。図13及び図14に示す面板部材10は、図1乃至図12に示す面板部材10とは開孔部13を有する点で異なる。
開孔部13は、基体部100の面内に設けられており、孔130を有する。孔130は、面板部材10の一面側から他面側に貫通している。従って、面板部材10は、総重量を軽量化することができる。
また、図示する孔130は略真円状である。孔130が略真円状である構造によると、面板部材10にいかなる方向から押し圧力が加えられたとしても、これを分散して支持することができる。従って、面板部材10は、総重量の軽量化とともに、優れた機械的強度を有する。
さらに、孔130の寸法を1500mm程度に設定することにより、構造体50に用いられた場合の保守管理を容易に行うことができる。
図14を参照すると、内板部120は、基体部100の厚みの中間部分に設置されており、開孔部13、基体部100及び複数の隣接するリブ15それぞれに結合されている。
また、複数のリブ15のそれぞれは、一端が基体部100の外枠部110に接続するとともに、他端が開孔部13に接続する構造を含む。リブ15は、面板部材10の成形時に一体的に成形されてもよいし、面板部材10成形後に付加されてもよい。上述した構造によると、面板部材10は優れた機械的強度を有するとともに、内板部120は開孔部13、基体部100及び隣接するリブ15よりも薄型であるから、面板部材10を軽量化することができる。但し、図2に示したように、内板部120の一面側のみにリブ15を備えることもできる。
さらに、図示する内板部120は、その面内には貫通孔121が備えられている。貫通孔121を設けることにより、更なる軽量化と、面板部材10が後述する貯留浸透施設に用いられた場合に貯水効率の向上することができる。
図15は、本発明に係る構造体の更に別の実施例を示す斜視図である。図15に示す構造体は、図13及び図14に示した面板部材10を含む。さらに、図15に示す構造体は、図5に示した構造体とは、用いられる面板部材10の構造が異なるのみである。従って、図15に示す構造体は、図5に示した構造体の利点と、図13及び図14を参照して説明した面板部材10の利点と兼ね備えている。
図16は本発明に係る貯留浸透施設の更に別の実施例を示す平面図、図17は図16の17−17線に沿った断面図である。図示する貯留浸透施設は、構造体50と、透水層60とを含む。図16及び図17に示す貯留浸透施設に関し、図10に示した貯留浸透施設と重複する部分については、同一の参照符号を付し説明を省略する。
また、構造体50は、図13乃至図15を参照して説明したものである。従って、図13乃至図15の説明で述べた全ての利点が、上述した貯留浸透施設でも得られることは明らかである。
図16を参照すると、貯留浸透施設は、マンホール80を含む。マンホール80は、蓋81と、ステップ82と、接続孔83とを有する。これらは、当該技術分野において、周知の構成部分であるから、詳細は省略する。マンホール80は、好ましくは構造体50に隣接して設置されており、少なくとも構造体50の開孔部13に適合する位置に、接続孔83が設けられている。
図16及び図17からは必ずしも明らかでないが、一般に貯留浸透施設は流入/流出管を含む。流入/流出管は、別異の装置で集水した雨水等を、貯留浸透施設内に流入し、又は、貯留浸透施設から流出させる機能を有する。
図16及び図17に示した貯留浸透施設は、構造体50を含む構造により、図1乃至図15に示した面板部材10、及び、構造体50の利点を全て有する。例えば、開孔部13は、孔130を有し、基体部100により支持されている。従って、面板部材10は総重量を軽量化することができるとともに、基体部100に加えられる押し圧力を開孔部13により分散して支持することができるから、優れた機械的強度を得ることができる。また、面板部材10は、複数を組み合わせて構造体50を構成した場合にも、開孔部13を通じて雨水等が流動することができるから、貯留空間を効率的に広く利用することができる。
さらに、貯留浸透施設は長期間の使用により、ゴミや泥等が底部に沈殿残留する。開孔部13は、好ましくは直径1500mm程度に設計されており、隣接するマンホール80の接続孔83は開孔部13に適合するように成形され、両者は連通しているから、作業員が開孔部13を通して構造体50内部のゴミや泥の除去等の保守管理を行うことができる。
図18は本発明に係る面板部材の更に別の実施例を示す斜視図である。図13乃至図17を参照して説明したように、面板部材が、開孔部13、及び、孔130を有する構造によると、総重量を軽量化することができるとともに、優れた機械的強度を得ることができる。また、開孔部13を通じて雨水等が流動することができるから、貯留空間を効率的に広く利用することができる。さらに、孔130の内径寸法を1500mm程度に設定することにより、構造体50に用いられた場合の保守管理を容易に行うことができる。上述したように孔130は、主として面板部材10の軽量化のために備えられるものであるから、上述した課題を解決しうる限り、開孔部13の具体的形状は、他の補強構造を備える等することにより、図18に示すような楕円形形状のほかにも、多角形形状とすることもできる設計的事項に属する。
図19は本発明に係る面板部材の更に別の実施例を示す斜視図、図20は本発明に係る雨水等処理の更に別の実施例を示す斜視図である。図19に示す面板部材10は、図1乃至図18に示した面板部材10とは異なり、基体部100の平面形状が円形状になっており、その円周上に別途相対向して平行する2辺X1、X2及びY1、Y2と、取付部14が備えられている。既に説明したように、面板部材10は、基体部100は扁平状であることにより、貯留空間内における占拠率を低く抑えるとともに、嵩張ることのない態様で輸送することができる。従って、基体部100の外形形状は、正方形形状や、多角形形状に限定されず、図19に示す様に円形形状であってもよい。
また、面板部材10は、複数が構造体に用いられた場合に、長さ方向に連続して配置され、取付部14と、連結部材51とが相互に結合することが可能であれば、取付部14が外枠部110の形状含まれるか否かは、設計的事項である。
同様に、基体部100は相対向して平行する2辺X1、X2及びY1、Y2の少なくともを2組有する構造により、貯留浸透施設において、複数の構造体50を容易に、且、安定して積み重ねることができる。上述した効果を得られれば、相対向して平行する2辺X1、X2及びY1、Y2が基体部100の一部であるか、基体部100の外形形状または構造とは別途設けられているかは、設計的事項である。
図19に示した面板部材10は、図1乃至図18に説明した構造により、構造体50に組み合わされ、図20に示す様に貯留浸透施設に用いられる。図20を参照すると、図1及び図18に示した貯留浸透施設とは異なり、面板部材10が円筒形状であるから、隣接する構造体50の相互間に空隙が生じている。従って、貯留浸透施設は、広い貯留空間を有することができる。
図21は本発明に係る面板部材の更に別の実施例を示す斜視図、図22は図21の22−22線に沿った断面図、図23は図21の23−23線に沿った断面図である。図21乃至図23に示した面板部材10は、図1乃至図20に説明した構造により、構造体50に組み合わされ、且、貯留浸透施設に用いられる。
図21乃至図23に示す面板部材は、貫通孔121を4つ有する。そして貫通孔121のそれぞれは、図13及び図14に示す面板部材10の貫通孔121とは異なり、リブ15により区画される内板部120の全面内に渡って備えられている。従って、図21乃至図23に示す貫通孔121は、図13乃至図20に示した面板部材10に備えられた開孔部13及び孔130と同様の効果を有することができる。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種種の変形態様を採り得ることは自明である。
本発明に係る面板部材の斜視図である。 図1の2−2線に沿った断面図である。 図2について別の構造例を示す断面図である。 本発明に係る構造体の分解構造図である。 図4に示した構造体の組み立て斜視図である。 本発明に係る構造体の別の実施例を示す斜視図である。 本発明に係る構造体の更に別の実施例を示す斜視図である。 図7に示した構造体に用いられる側板の平面図である。 図8の9−9線に沿った断面図である。 本発明に係る貯留浸透施設の断面図である。 本発明に係る面板部材の更に別の実施例を示す斜視図である。 本発明に係る構造体の更に別の実施例を示す斜視図である。 本発明に係る面板部材の更に別の実施例を示す斜視図である。 図13の14−14線に沿った断面図である。 本発明に係る構造体の更に別の実施例を示す斜視図である。 本発明に係る貯留浸透施設の更に別の実施例を示す平面図である。 図16の17−17線に沿った断面図である。 本発明に係る面板部材の更に別の実施例を示す斜視図である。 本発明に係る面板部材の更に別の実施例を示す斜視図である。 本発明に係る貯留浸透施設の更に別の実施例を示す斜視図である。 本発明に係る面板部材の更に別の実施例を示す斜視図である。 図21の22−22線に沿った断面図である。 図21の23−23線に沿った断面図である。
符号の説明
10 面板部材
100 基体部
110 外枠部
120 内板部
13 開孔部
14 取付部
15 リブ
X1、X2、Y1、Y2 相対向して平行する2辺
X0、Y0 延長した線
50 構造体
51 連結部材
52 結合具
53 側板
60 透水層又は遮水層
L 長さ方向
P 間隔

Claims (10)

  1. 複数の面板部材と、連結部材と、側板とを含む雨水等貯留浸透施設用構造体であって、
    前記複数の面板部材のそれぞれは、基体部と、取付部とを含み、
    前記基体部は、扁平状であって、相対向して平行する2辺を少なくとも2組有し、
    前記取付部は、前記基体部の外周に備えられ、
    前記複数の面板部材は、長さ方向に間隔を隔てて配置されており、
    前記連結部材は、配置された前記複数の面板部材において、それぞれの前記取付部に結合されており、
    前記側板は、前記複数の面板部材と前記連結部材との結合により得られる構造体の外周面に設置されている、
    構造体。
  2. 請求項1に記載された雨水等貯留浸透施設用構造体であって、
    前記取付部は、前記基体部の外周の隅部に備えられ、前記相対向して平行する2辺を延長した線が交差する位置より低い取付面を有している、
    構造体。
  3. 請求項1または2に記載された雨水等貯留浸透施設用構造体であって、前記面板部材は、さらにリブを含み、
    前記リブは、前記基体部の面内に備えられている、
    構造体。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載された雨水等貯留浸透施設用構造体であって、
    前記基体部は、外枠部と、内板部とを含んでおり、
    前記内板部は、扁平状であり、
    前記外枠部は、前記内板部より厚みが大きく、その内周面において厚みの中間部に前記内板部が設けられており、
    前記リブは、前記内板部の両面に備えられている、
    構造体。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載された雨水等貯留浸透施設用構造体であって、前記面板部材は、さらに開孔部を有し、
    前記開孔部は、前記基体部の面内に設けられている、
    構造体。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載された雨水等貯留浸透施設用構造体であって、さらに結合具を含み、
    前記結合具は、楔状体を有し、
    前記楔状体は、前記面板部材と、前記連結部材とを結合している、
    構造体。
  7. 請求項1乃至5の何れかに記載された雨水等貯留浸透施設用構造体であって、さらに結合具を含み、
    前記結合具は楔状体を含み、前記楔状体は、前記側板と、前記面板部材又は前記連結部材とを結合している、
    雨水等貯留浸透施設用構造体。
  8. 雨水等貯留浸透施設用構造体と、遮水層とを含む雨水等貯留浸透施設であって、
    前記構造体は、請求項1乃至7のいずれかに記載されたものであって、地中に埋設されており、
    前記遮水層は、前記構造体の周囲に設けられている
    雨水等貯留浸透施設。
  9. 雨水等貯留浸透施設用構造体と、透水層とを含む雨水等貯留浸透施設であって、
    前記構造体は、請求項1乃至7のいずれかに記載されたものであって、地中に埋設されており、
    前記透水層は、前記構造体の周囲に設けられている
    雨水等貯留浸透施設。
  10. 請求項8又は9に記載された雨水等貯留浸透施設であって、
    前記構造体は複数であり、長さ方向、幅方向、及び、高さ方向に積み重ねられている
    雨水等貯留浸透施設。
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