JP6193270B2 - 補強された土壌構造のための壁面要素 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、安定化された地表の構造、すなわち、補強された土壌の構造の建設に関する。具体的に、本発明は、補強された土壌構造のための壁面要素、補強された土壌構造そのもの、そして、このような補強された土壌構造の建設の方法に関する。
土壌を補強する建設技術は、擁壁や橋台のような構造を形成するためによく使われている。さらに、この建設技術は、ダムや貯水池などの構造を形成する際に特に有益な場合もある。
安定化された地表の構造とは、固められた盛り土と壁面材と補強材とを組み合わせたものである。通常、この補強材は前記壁面材に連結されている。
金属(例えば亜鉛めっき鋼など)、合成物質(例えばポリエステル繊維を基材とするもの)など様々な種類の補強材を用いることができる。これらの補強材は、ある密度で地表の中に配置される。この密度は、前記構造にかかり得る応力と土壌の推力によって決まる。この土壌の推力は、摩擦による地表と補強材との間の作用によって生じる。
通常、壁面材は、壁面要素によって形成される。壁面要素の例として、構造の前面を覆うように互いに近接して並べられた、平板状あるいはブロック状の既製のコンクリート要素が挙げられる。前記構造が一つあるいは複数の土壇を有する時、構造の前面には水平な段差が形成されていてもよい。この場合、これらは壁面材の様々な高さの水平面の間に形成される。
盛り土の中に配置された補強材は、機械的な連結部材によって壁面材に固定されている。機械的な連結部材の形状として、様々な形状が可能である。いったん構造が完成すれば、盛り土の中に配置された補強材は大きな負荷を伝達する。この負荷は、最大で数トンになることもある。したがって、全体として結合された状態を維持するためには、補強材と壁面材との結合が頑丈でなければならない。
従来技術には、プラスチック材質の保護膜を単純な摩擦動作によって水力構造物の被保護表面部分に固定する様々な方法が存在する。この表面部分の例として、水と接しているダムの表面や貯水池の表面が挙げられる。
このような従来技術に係る固定システムの例は、US−A−5,143,480に開示されている。
前述したような従来技術に係る固定システムにはいくつかの欠点がある。これらの欠点は、特に、保護膜の下に水が浸みてくることによって生じる。このような浸水は、前記保護膜の切れ目や破損が原因で起こる。破損のこの他の原因として、風の作用で生じる陰圧によって保護膜が膨らむことが挙げられる。
全ての場合において、保護膜が固着位置で破れているようであった。なぜなら、前記固定システムが、水や風力によって生じる応力を効率良く水力構造物に伝達し、かつ、保護膜全体の正常な状態を損ねず、固着位置での密閉作用も維持するということは難しいからである。
補強された土壌構造の内側の面(つまり土と接している面)に保護膜を配置するという先行技術に基づく解決策が、具体的に、WO 2011/138105に提案されている。
このような解決策は、保護をするという点に関しては良い結果をもたらす。特に、防水膜に関しては良い結果が得られる。しかし、上記の解決策にはいくつかの欠点もある。
本発明の目的の一つは、前述した欠点をなくすことである。特に、本発明の目的の一つは、補強された土壌構造に保護膜を提供するための低コストでシンプルなシステムを提供することである。
本発明は、補強された土壌構造のための壁面要素を提供する。この壁面要素は、
−前記補強された土壌を補強するための少なくとも一つの補強部材を前記壁面要素に接続させるように構成された接続部材を少なくとも備える第一面と、
−少なくとも固定部分を備え、実質的に平らな表面を有し、前記第一面とは反対側にあり、少なくとも保護膜を置載するために設けられた第二面と
を備え、
前記固定部分は、
−前記第二面の前記平らな表面から突出する接触面と、
−前記壁面要素に固定された固定要素と、
−前記固定要素と係合可能な締め付け要素であって、前記封止要素と前記接触面との間に前記保護膜を固定する締め付け要素とを含んでいる。
本発明に係る前記壁面要素の前記固定部分は、前記保護膜を前記壁面要素の前記第二面に対して固定するための低コストで効率的な手段を提供する点で有益である。
したがって、本発明に係る前記壁面要素を使って補強された土壌構造を構築するとき、前記構造の外面に保護膜を低コストで簡単に提供することができる。この外面とは、空気あるいは液体と接するように構成された表面を意味する。
本発明の様々な実施形態によると、
−前記固定部分は前記壁面要素の前記第二面の端に位置しており、かつ/あるいは、
−前記固定部分の接触面は前記第二面の前記平面から離れるように前記第一面とは反対方向に突出しており、かつ/あるいは、
−前記固定部分の接触面は前記第二面の前記平面から離れるように前記第一面の方向に突出しており、かつ/あるいは、
−前記締め付け要素は前記接触面と実質的に同じ形であり、かつ/あるいは、
−前記接続部材は空洞を備え、この空洞の内部には耐液コーティングが施されており、前記空洞は、液体に対して封止された中空の空間を形成しており、前記空洞は、前記補強部材の一部を収容して前記壁面要素に接続させるように構成されており、かつ/あるいは、
−前記接触面は、錐台、すなわち、先端が切り詰められた錐体の表面又は球形の表面又は円筒形の表面である。これらの様々な実施形態をそれぞれを単独で、あるいは組み合わせて考慮することが可能である。
さらに、本発明は補強された土壌構造に関連している。この補強された土壌構造は、
−盛り土と;
−前記補強された土壌を補強するための少なくとも一つの補強部材を前記壁面要素に接続させるように構成された接続部材を少なくとも備える第一面、および、前記第一面と反対側にある第二面を有する複数の壁面要素で形成された壁面であって、前記壁面要素は、前記壁面要素の前記第二面によって定義された前記構造の前面に沿って配置されている壁面と、を備えており、
−各壁面要素は、前記盛り土の補強ゾーンに延伸する少なくとも一つの補強部材に接続されており;
前記壁面は、本発明に係る壁面要素を少なくとも二つ備え、これらの壁面要素は保護膜を共有しており、前記構造の前記前面は、前記固定部分によって少なくとも二つの本発明に係る壁面要素に固定されている前記保護膜によって、少なくとも部分的に覆われている。
本発明の様々な実施形態によると、
−前記保護膜は、前記保護膜を前記締め付け要素と前記接触面との間に固定することによって、前記壁面要素に固定されており、かつ/あるいは、
−前記保護膜は防水膜であり、かつ/あるいは、
−前記壁面の各壁面要素は、本発明に係る壁面要素であるか、本発明に係る少なくとも一つ(例えば少なくとも二つ、例えば少なくとも三つ)の壁面要素に接しており、かつ/あるいは、
−壁面要素の少なくとも一行は本発明に係る壁面要素によって形成されており、もしこのような行が一行より多くあれば、少なくとも低部の行と高部の行の壁面要素が本発明に係る壁面要素によって形成されており、かつ/あるいは、
−前記壁面要素の前記固定部分は、前記固定部分によって固定された前記保護膜に貼り付けられたパッチによって覆われており、かつ/あるいは、
−環状の封止部材が、前記保護膜と前記締め付け要素との間に具備されている。これらの様々な実施形態をそれぞれ単独で、または組み合わせて考慮することが可能である。
さらに、本発明は補強された土壌構造を構築するための方法に関連している。この方法は、
a)前記補強された土壌を補強するための少なくとも一つの補強部材を前記壁面要素に接続させるように構成された接続部材を少なくとも備える第一面、および、前記第一面と反対側にある第二面を有する壁面要素を設ける工程、
b)前記構造の前記前面に沿っている前記壁面要素の前記第二面が盛り土される体積の大きさを定めるように前記壁面要素を配置する工程、
c)少なくとも一つの補強部材を前記前面の背後に位置する補強ゾーンに延伸するように前記壁面要素の接続部材に接続する工程、
d)少なくとも前記補強部材が延伸する前記補強ゾーンを超えるまで、前記体積に盛り土の材料を導入し、且つ、前記盛り土の材料を固める工程と、
を含んでおり、
工程a)〜d)が繰り返され、前記構造のうち少なくとも二つの壁面要素は、本発明に係る壁面要素であり、
本発明に係る前記壁面要素の前記固定部分を用いて、前記構造の前記前面に保護膜を固定する工程を、さらに含んでいる。
本発明の一態様によれば、前記保護膜は、前記保護膜を前記締め付け要素と前記接触面との間に固定することによって、前記壁面要素に固定され、前記方法は、前記壁面要素の前記固定部分の全面にパッチ貼り付ける工程をさらに備える。
以下の説明を参照すれば本発明はさらに理解しやすくなるだろう。以下の説明は、例を提示しているに過ぎない。また、以下の説明は本明細書に添付されている次の図面に言及している:
−図1aから図2cは、本発明の様々な実施形態に係る壁面要素の横方向の断面を示す概略図である。
−図3は、本発明の第三実施形態に係る壁面要素の概略的な側面図である。
−図4は、本発明のある実施形態に係る安定化された土壌構造の横方向の断面を示す概略図である。
−図5は、本発明の別の実施形態に係る安定化された土壌構造の横方向の断面を示す概略図である。
−図6には、本発明に係る方法の工程が図示されている。
分かりやすくなるよう、図面に描かれている様々な構成要素は必ずしも寸法通りには描かれていない。これらの図では、同じ符号で示されているものは同じ構成要素を表している。
図1aは本発明の第一実施形態に係る既製の壁面要素を示している。図1に描かれているように、壁面要素10は第一面12および第二面16を備える。この第二面16は第一面12の反対側にある。また、第二面16は固定部を備える。
壁面要素10の第一面12は接続部材14を備える。この接続部材14は、少なくとも補強部材15を壁面要素10に接続させるように構成されている。図1aに描かれているように、接続部材14は、埋め込まれた接続部材であってもよい。この埋め込まれた接続部材は、突出つまみとして第一面12から突出しており、第1面12を貫く垂直な通路として配列されている。
このような補強部材によって土壌構造が補強される。各種の補強材を用いることができる。例えば、亜鉛めっき鋼の細長い部材やグリッドといった金属製の補強材を用いることが可能である。また、合成物質でできた補強材も使用できる。その例として、ポリエステル繊維や高分子グリッドで製造された、安定化させる効果のある細長い部材が挙げられる。
安定化させる効果のある補強材は、通常、細長い形状の長手部分を備えている。その長さは、1メートル程度であり、数メートルに及んでもよい。
補強材の長手部分は、一つ一つ土壌の中に配置されてもよく、様々な手段で寄せ集められてもよい。このような長手部分の幅および厚みは1センチメートル程度であり、通常、約10センチメートルを超えることはない。
長手部分は壁面材に実質的に垂直に配置されてもよく、壁面材に対して傾いて配置されてもよい。一般的に、補強材の長手部分は実質的に水平な面に配置されている。
第一面はさらに接続部材を備えてもよい。この接続部材は空洞141を備えており、空洞141の中には耐液コーティングが施されている。防水加工などの上記耐液コーティングは、空洞141の内側の壁を覆うように空洞141内に施されている。図1に描かれているように、この空洞は、液体に対して封止された中空の空間を形成している。そして、この空洞は、補強部材15の一部を収容し、壁面要素に接続させるように構成されている。図1に描かれている実施形態では、前記空洞は「T」字型をしている。
しかし、本発明の別の実施形態によれば、前記空洞は通路をそなえていてもよい。この通路は、壁面材の後面上に位置する二つの出現点の間にある、補強細長片のために形成された通路である。また、この通路は、二つの出現点のそれぞれに隣接している二つの隣接部分であって、そのそれぞれが、前記細長片が壁面要素の第一面と実質的に垂直な各出現平面に位置するように配置されている、二つの隣接部分を備えていてもよい。二つの湾曲部分は、それぞれ、前記二つの隣接した部分の延長として提供される。そして、前記二つの湾曲部分は、前記細長片を出現平面の外に逸脱させるように配置されている。そして、接続部分が二つの湾曲部分を互いに接続させている。
二つの出現平面は同一のものであってもよい。そして、接続部分はこの唯一の出現平面の外に位置する少なくとも一つのループを備える。
二つの出現平面は、一番上の出現平面と一番下の出現平面を形成するために、物理的な仕切りで分離された、実質的に互いに平行な、それぞれ別々の平面であってもよい。そして、接続部分は少なくとも一つのループを備える。このループは、複数の出現平面の外に位置しており、かつ、複数の出現平面の間の空間の外に位置している。
本発明の一態様によれば、通路は、防水加工などの耐液コーティングによって覆われていてもよい。
接続部材の詳細な例が出願第WO2011/138105号に開示されている。
図1aに描かれている壁面要素10の第二面16は、第一面12とは反対側にある。この第二面16の少なくとも一部が保護膜13で覆われているということが本発明で意図されている。
前記第二面16は本質的に平坦な面を備える。この面が、補強された土壌構造の前面あるいは外面になるということが本発明で意図されている。
図1aに描かれているように、壁面要素は、固定部を備える。この固定部は、壁面要素10の第二面16が覆われるように保護膜13を壁面要素10に固定するための部材である。
固定部は次の構成要素を備える:
−前記第二面16の平面から突出する接触面18、
−壁面要素10に固定された固定要素20、そして
−固定要素20と係合可能な締め付け要素22。この締め付け要素22は、保護膜13を締め付け要素22と接触面18との間に固定するために、固定要素20と係合可能になっている。
接触面18は、第二面16の平面から、壁面要素10の第一面12とは反対方向に突出している。このような実施形態は、接触面18のために壁面要素10の厚みが減るということがない点で、有益である。
図1aに描かれている実施形態によれば、接触面は錐台形をしている。
本発明に関する説明で、「錐台形」とは、錐台、すなわち、先端が切り詰められた錐体に相当する塊を意味すると理解すべきである。錐体の底面は、ピラミッド形、円形、四角形、長方形、あるいは楕円形を有し得る。
図1aに描かれているように、固定要素20が壁面要素に固定されている。固定要素20は、錐台の接触面18の小さな底面に固定されていてもよい。しかし、固定要素20は、錐台の接触面18の側面に固定されていてもよく、あるいは、錐台の接触面18の近くにある表面16に固定されていてもよい。
前記固定要素は、既知のどのような種類のものであってもよい。その例として、化学的な固定さやを備えた固定スタッドやフィン付きチューブ内にねじ込み可能な固定スタッドが、セメントモルタルに埋め込まれたものが挙げられる。
固定要素20は、締め付け要素22を接触面に対して締め付けることができるように、締め付け要素22と係合可能になっている。
図1に描かれている実施形態によれば、締め付け要素は、接触面と本質的に同じ形をしたカバーのように機能する。
固定要素20は、熱可塑性物質のようなプラスチックで製造されていてもよく、樹脂製でもよく、合成物で製造されていてもよく、コンクリート製やファイバーコンクリート製、鋼製、アルミニウム製、あるいはステンレス鋼製であってもよい。
図1aに描かれているように、締め付け要素が固定要素に係合しているとき、前記締め付け要素は、保護膜13を接触面18に対して例えば密着させるようにすることによって、保護膜13を壁面要素10の第二面16に固定する。
本発明によれば、保護膜13は壁面要素の第二面16上に配置され、固定要素20は、保護膜13にある穴を貫通して延在している。
締め付け要素22は固定要素20に係合している。さらに、締め付け要素22は壁面要素10の接触面18に固定されている。この結果、締め付け要素22は保護膜13に密封圧力を付与している。
本発明によれば、保護膜は、例えば合成樹脂材料や一般的なプラスチック材料で製造された防水保護膜であってもよい。一般的に、保護膜は、プラスチック材質の弾性的で可塑性のある伸張可能なシートを備える。これは一般的に「ジオメンブレン」等として知られており、ポリ塩化ビニル(PVC)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、あるいは熱重合ポリオレフィン(TPO)で作られている。
図2aは、本発明の実施形態に係る壁面要素の例を示している。これは、接触面19が第二面16の平面から離れるように第一面12の方向へ突出しているという点を除けば、図1aに描かれている壁面要素と類似している。
このような実施形態に係る壁面要素10は、簡単に製造できるという点で有益である。実際、壁面要素を製造する際にコンクリートを注ぎ込むのに使われる型は、改造される必要がない。さらに、壁面要素は、例えば錐台形の要素、球形の要素、あるいは円筒形の要素など、作りたい形をした要素を、コンクリート注入の前に単純に型の底に置くか、コンクリートが固まる前に単純に壁面要素上に置くことによって得られる。また、壁面要素は、締め付け要素22そのものを型の中に置くことによって得ることもできる。
図2aに描かれている壁面要素の第一面12は、空洞142をさらに備える。この空洞142の中には耐液コーティングが施されている。空洞142は、図1aに描かれている壁面要素の空洞141と実質的に同じ特徴点を有する。しかし、空洞142はU字型をしている。
図1bと図2bは、図1aと図2aにそれぞれ図示されている壁面要素と似た壁面要素の例を示している。図1bと図2bでは、封止用パッチ24が締め付け要素22の上から保護膜13に貼り付けられている。封止用パッチ24は、例えば、保護膜13と同じ材質で製造されている。例えば、前記パッチは保護膜と同じ材質で製造されたシートであり、締め付け要素を覆っており、前記保護膜13に貼り付けられている。
図1bと図2bは、図1aと図2aにそれぞれ図示されている壁面要素と似た壁面要素の例を示している。図1bと図2bでは、締め付け位置で封止作用がはたらくようにするために、プラスチックの環状接合部といった環状の封止部材25が、保護膜13と締め付け要素22との間に具備されている。
図3に描かれているように、固定部分は壁面要素の第二面16の端に位置していてもよい。すなわち、固定部分は壁面の側面と前記第二面の中間に位置していてもよい。
固定手段が第二面の端にあれば、連続する二つの壁面要素のカラムの間の角度が180度未満であるような、補強された土壌構造に保護膜をかけることができるようになるので、有益である。このとき、保護膜は、補強された土壌構造の外部面に常に接している。
図3に描かれている実施形態では、固定部分の接触面19は球形である。しかし、錐台形や円筒形の構成に変えることも可能である。
図4に描かれているように、本発明は、本発明に係る壁面要素10を備える、補強された土壌構造にも関連している。
図4に描かれている、補強された構造は、次の構成要素を備える:
−前面9を備え、下部構造から延在する壁面3。前面9に接するようにして上流部分34が存在する。ここで挙げる例では、土30が下部構造に相当する。
−前記構造のための盛り土2。この盛り土2は壁面の後ろに位置している。
−前記壁面3と前記上流部分34の間の保護膜13。
本発明では、保護膜13は単一の保護膜で構成されていてもよく、ともに貼り付けられた複数の保護膜で構成されていてもよい。
上流部分34は液体などの物質であってもよい。このような液体の例として、水や汚染された廃液が挙げられる。
さらに、上流部分34は、有毒な液体物質が漏れ出る可能性があるような廃棄物である場合もある。あるいは、上流部分34は、構造1の前面9の前に閉じ込めておかなければならないその他の様々な要素である場合もある。上流部分34が気体などの軽い流体である場合も本発明から逸脱しない。
壁面3は、図4に描かれているように実質的に垂直である。壁面3は、前記構造の前面9と実質的に同じ前面を備える。保護膜13がこの壁面3の前面に接するように配置されている。さらに、壁面3は、前面とは反対側にある背面32を備える。
壁面3はコンクリートの壁であり、本分野で従来知られている任意の種類のコンクリートを使って製造されたものでもよい。この壁は、壁面要素10を使ってモジュール式に組み立てられたものでもよい。各壁面要素10は少なくとも補強部材15に接続されている。この補強部材15は、盛り土2のうち補強されたゾーンに延伸している。
各壁面要素10には、少なくとも接続部材を備える第一面、および第一面と反対側の第二面がある。この接続部材は、土壌を補強する少なくとも一つの補強部材を壁面要素に接続させるように構成されている。
壁面要素は、壁面要素の第二面によって規定された構造の前面に沿って配置されている。
壁面3は、前記構造の底面に配置されている特定の基盤5上に置かれていてもよい。これによって、下層の土壌に対して流体が確実に密封される。
前記構造の前面の少なくとも一部が保護膜13に覆われている。保護膜13の例として防水膜が挙げられる。さらに、下層構造30の少なくとも一部は、前記構造の前面の少なくとも一部を覆う保護膜13と連続して接続された保護膜によって覆われている。
本発明によれば、補強された構造の少なくとも二つの壁面要素が本発明に係る壁面要素である。これは、補強された土壌構造の前面に保護膜を効率よく固定できるようにするための構成である。
図4に描かれた実施形態では、壁面要素10の全てが本発明に係る壁面要素である。
液体34の圧力で保護膜が損傷する危険性を制限するため、保護膜で覆われている壁面要素の間に接合部36を配置してもよい。この結果、保護膜に、可能な限りなめらかな表面を提供できる。
図5は、図4に係る構造に似た補強済み土壌構造を表している。図5に係る構造では、保護膜17が補強済み土壌構造の内側の表面に追加で提供されている。保護膜17の例として防水膜が挙げられる。
内側に保護膜が追加されているという構成は、露出した膜が破損した場合に漏出の危険性を減らせるという点で有益である。
本発明の一態様によれば、異なる壁面要素の間にある封止橋を使って、内側の膜と前側の膜を互いに密着させることができる。この構成は、漏出が起きたときに、二つの膜の間に浸透する液体を密封された領域内に閉じ込めることができるという点で有益である。
二つの保護膜の間に検出手段を配置することによって漏出を検出できる。検出手段として温度計や圧度計を使用することが可能である。
図5に描かれている補強済み構造は、図6に描かれている方法によって得られる。
前記方法は、
−壁面を提供する工程S1、
−壁面を配置する工程S2、
−接続を行う工程S3、
−土盛りを行う工程S4、および
−膜を固定する工程S5
を含んでいてもよい。
壁面を提供する工程S1では複数の壁面が提供される。これらの壁面のうち、いくつかは本発明に係る壁面である。
前記複数の壁面要素は、壁面要素の第二面が前記構造の前面に沿うように配置される。これにより、盛り土される予定の体積が配置工程S2で定められる。
接続工程S3では、前面の背後にある補強ゾーンに補強部材が延伸するようにするために、少なくとも一つの補強部材が各壁面に接続される。
土盛りを行う工程S4では、少なくとも補強部材が延伸している補強ゾーンを超えるまで盛り土の材料が導入され、固められる。
内側の任意の保護膜は、前記構造の内側の表面に貼り付けられる。内側の保護膜の貼り付け工程は、WO2011/138105に詳しく説明されている。
補強された土壌構造を構築するために、工程1から工程4が繰り返される。
膜固定工程では、本発明に係る壁面要素の固定部分を使って、保護膜が前記構造の前面に固定される。
例えば、保護膜に穴が開けられ、この保護膜が、固定要素を覆うように配置される。保護膜の上に環状のプラスチック製の接合部を追加してもよい。締め付け要素は固定要素と係合している。そして、締め付け要素は、固定要素を使って接触面に固定される。以上の構成により、保護膜と接触面との間に封止接点が形成される。
もし保護膜の前面に別の固定点があれば、締め付け要素を固定することによってさらに保護膜に小さな張力がかかる。この結果、保護膜にしわが出現する危険性を減らすことができる。
保護膜を前面上にさらに確実に密着させるために、締め付け要素の上に密封パッチを追加してもよい。
既に述べたように、保護膜が配置される前面をよりなめらかにするために、プラスチック製の接合部を各壁面要素の間に配置してもよい。
本発明は、説明された実施形態に限定されない。前述した構造と方法には、数多くのバリエーションがあり得る。前述した実施形態は、限定的に解釈されるべきではなく、均等な実施形態を全て包含するように解釈されるべきである。
本発明の様々な実施形態に係る壁面要素の横方向の断面を示す概略図である。 本発明の様々な実施形態に係る壁面要素の横方向の断面を示す概略図である。 本発明の様々な実施形態に係る壁面要素の横方向の断面を示す概略図である。 本発明の様々な実施形態に係る壁面要素の横方向の断面を示す概略図である。 本発明の様々な実施形態に係る壁面要素の横方向の断面を示す概略図である。 本発明の様々な実施形態に係る壁面要素の横方向の断面を示す概略図である。 本発明の第三実施形態に係る壁面要素の概略的な側面図である。 本発明のある実施形態に係る安定化された土壌構造の横方向の断面を示す概略図である。 本発明の別の実施形態に係る安定化された土壌構造の横方向の断面を示す概略図である。 本発明に係る方法の工程が図示されている。

Claims (14)

  1. 補強された土壌構造のための壁面要素であって、
    前記補強された土壌を補強するための少なくとも一つの補強部材を前記壁面要素に接続させるように構成された接続部材(14)を少なくとも備える第一面(12)と、
    少なくとも固定部分を備え、実質的に平らな表面を有し、前記第一面とは反対側にあり、少なくとも保護膜(13)を置載するために設けられた第二面(16)と、
    を備えており、
    前記固定部分は、
    前記第二面の前記平らな表面から突出する接触面(18,19)と、
    前記壁面要素に固定された固定要素(20)と、
    前記固定要素と係合可能な締め付け要素であって、前記締め付け要素と前記接触面との間に前記保護膜を固定する締め付け要素(22,23)とを含んでいること、
    を特徴とする壁面要素(10)。
  2. 前記固定部分の前記接触面は、前記第二面の前記平らな表面から離れるように前記第一面とは反対方向に突出すること、
    を特徴とする請求項1に記載の壁面要素。
  3. 前記固定部分の前記接触面は、前記第二面の前記平らな表面から離れるように前記第一面の方向に突出すること、
    を特徴とする請求項1に記載の壁面要素。
  4. 前記締め付け要素は、前記接触面(18)と実質的に同じ形であること、
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の壁面要素。
  5. 前記接続部材は、空洞(141,142)を備え、この空洞の内部には耐液コーティングが施されており、前記空洞は、液体に対して封止された中空の空間を形成しており、前記空洞は、前記補強部材の一部を収容して前記壁面要素に接続させるように構成されていること、
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の壁面要素。
  6. 前記接触面は、錐台の表面又は球形の表面又は円筒形の表面であること、
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の壁面要素。
  7. 前記固定部分は、前記壁面要素の前記第二面の端に位置していること、
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の壁面要素。
  8. −盛り土(2)と、
    −前記補強された土壌を補強するための少なくとも一つの補強部材を前記壁面要素に接続させるように構成された接続部材(15)を少なくとも備える第一面、および、前記第一面と反対側にある第二面を有する複数の壁面要素(10)で形成された壁面(3)であって、前記壁面要素は、前記壁面要素の前記第二面によって定義された前記構造の前面に沿って配置されている壁面(3)と、を備えており、
    −各壁面要素は、前記盛り土の補強ゾーンに延伸する少なくとも一つの補強部材に接続されており、
    前記壁面は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の壁面要素を少なくとも二つ備え、これらの壁面要素は保護膜(13)を共有しており、前記構造の前記前面は、前記固定部分によって少なくとも二つの前記請求項のいずれかに記載の前記壁面要素に固定されている前記保護膜(13)によって、少なくとも部分的に覆われていること、
    を特徴とする補強された土壌構造。
  9. 前記保護膜(13)は、前記保護膜を前記締め付け要素と前記接触面との間に固定するによって、前記壁面要素に固定されていること、
    を特徴とする請求項8に記載の構造。
  10. 前記壁面要素の少なくとも一行は、請求項1〜7のいずれかに記載の壁面要素の少なくとも一部分によって形成されていること、
    を特徴とする請求項8又は9に記載の構造。
  11. 前記壁面要素の前記固定部分は、前記固定部分によって固定された前記保護膜に貼り付けられたパッチ(24)によって覆われていること、
    を特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の構造。
  12. 環状の封止部材(25)は、前記保護膜と前記締め付け要素との間に具備されていること、
    を特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の構造。
  13. 補強された土壌構造を建設するための方法であって、
    a)前記補強された土壌を補強するための少なくとも一つの補強部材を前記壁面要素に接続させるように構成された接続部材(15)を少なくとも備える第一面、および、前記第一面と反対側にある第二面を有する壁面要素を設ける工程と、
    b)前記構造の前面に沿っている前記壁面要素の前記第二面が盛り土される体積の大きさを定めるように前記壁面要素を配置する工程と、
    c)少なくとも一つの補強部材を前記前面の背後に位置する補強ゾーンに延伸するように前記壁面要素の接続部材に接続する工程と、
    d)少なくとも前記補強部材が延伸する前記補強ゾーンを超えるまで、前記体積に盛り土の材料を導入し、且つ、前記盛り土の材料を固める工程と、
    を含んでおり、
    工程a)〜d)が繰り返され、前記構造の少なくとも二つの壁面要素は、請求項1〜7のいずれかに記載の壁面要素であり、
    請求項1〜7のいずれかに記載の壁面要素の固定部分を用いて、前記構造の前記前面に保護膜を固定する工程を、更に含んでいること、
    を特徴とする方法。
  14. 前記保護膜は、前記保護膜を前記締め付け要素と前記接触面との間に固定することによって、前記壁面要素に固定され、
    前記壁面要素の前記固定部分の全面にパッチ貼り付ける工程を、更に備えること、
    を特徴とする請求項13に記載の方法。
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