JP5690530B2 - クリップ - Google Patents

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Description

本発明は、パネル等の被取付部材に対してナットを固着するためのクリップに関し、特に、スピーカのボルト締結に用いるナットを車両のドアパネル等に対して固着するのに好適なクリップに関するものである。
自動車の車載装置をボディパネルに対してボルト締結する(すなわち、ボルト・ナットを使用して取り付ける)場合には、予め溶接等によってナットをボディパネル側に固着させておく必要がある。しかしながら、車載装置の取付スペースが狭い場合には、ナットの固着作業を効率的に行うことが難しくなる。
そこで、従来、取付スペースの大小に拘わらず簡易な作業でボディパネル等にナットを固着させることのできるクリップが開発されている。例えば、被取付部材の取付孔に挿入されることによって当該取付孔に係止される一対の係止脚を有するプラスチック製のクリップ本体と、クリップ本体の係止脚が挿入される孔を有し、当該孔に挿入された係止脚によってクリップ本体に係止される金属製のプレートと、プレートに圧入によって固着されたナットとを備えたナット付きのクリップが知られている(特許文献1参照)。
特開2005−106250号公報
上記特許文献1に記載のクリップでは、被取付部材の取付孔に係止脚を挿入するようにクリップ本体を押し込むことで、被取付部材に対してナットを容易に固着させることができる。しかしながら、この従来のクリップでは、ナットが圧入によって固定された特殊なプレートを必要とするため、製造コストが嵩むという問題があった。また、クリップ本体にプレートを係止するための係止部は、剛性の高い係止脚から突出した突起として設けられているため、クリップ本体に対するプレートの取り付けを阻害し、場合によっては、プレートの取り付け時に過大な力が加わることにより破損するという問題もあった。
本発明は、このような従来技術の課題を鑑みて案出されたものであり、汎用のナットを使用可能な構成でありながら、被取付部材に対してナットを安定的に固着することを可能としたクリップを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の第1の側面によれば、被取付部材(4)に対してナット(2)を固着するためのクリップ(1)であって、前記ナットを収容する頭部(3)と、前記頭部から互いに平行に突設され、前記被取付部材に形成された取付孔(5)に挿入される少なくとも2つの脚部(6L,6R)とを備え、前記頭部は、前記脚部の間に前記ナットが挿入される収容凹部(11)を有し、前記各脚部は、前記ナットの挿入方向と交差する方向に延出する弾性係止片(21)を有し、当該弾性係止片の自由端側には、前記収容凹部に収容された前記ナットを係止するナット係止爪(22)が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の第2の側面によれば、上記第1の側面に関し、前記各弾性係止片は、前記各脚部と前記収容凹部とを結ぶ方向と、前記ナットの挿入方向とに共に直交する方向に延出し、前記各ナット係止爪は、前記収容凹部側に向けて延出することを特徴とする。
また、本発明の第3の側面によれば、上記第1または第2の側面に関し、前記ナットは、フランジ付ナットまたは座金が付属したナットであり、前記各ナット係止爪は、前記フランジ付ナットのフランジ部または前記座金を係止することを特徴とする。
また、本発明の第4の側面によれば、上記第1から第3のいずれかの側面に関し、前記各ナット係止爪は、前記ナットの被係止面(7a)に平行な係止面(22b)を有することを特徴とする。
また、本発明の第5の側面によれば、上記第2の側面に関し、前記各ナット係止爪は、前記ナットの前記挿入方向に向けてより前記頭部側に接近するように傾斜すると共に、前記ナットが前記ナット収容部に挿入される際に当該ナットと摺接する傾斜面(22a)を有することを特徴とする。
また、本発明の第6の側面によれば、上記第2の側面に関し、前記各弾性係止片は、前記収容凹部に収容された前記ナットの中心軸上の点を対称の中心として互いに点対称となるように設けられたことを特徴とする。
上記本発明の第1の側面によれば、少なくとも2つの脚部の間に設けられた収容凹部に対してナットが挿入されると共に、当該ナットがその挿入方向と交差する方向に延出する弾性係止片に設けられたナット係止爪によって係止される構成であるため、汎用のナットを使用可能な構成でありながら、被取付部材に対してナットを安定的に固着することが可能となる。この場合、各弾性係止片はナットの挿入方向および反挿入方向に変形容易であるため、収容凹部に収容されたナットにボルトが螺合する際に、ナット係止爪の破損や変形を防止しつつナットを被取付部材に確実に密着させることができるという利点がある。
また、上記本発明の第2の側面によれば、弾性係止片はナットの挿入方向に直交する方向にも変形容易となるため、ナットを収容凹部に挿入する際のナット係止爪の破損や変形を防止して、被取付部材に対してナットを安定的に固着することが可能となる。
また、上記本発明の第3の側面によれば、汎用のフランジ付ナットや座金が付属したナットを使用可能な構成でありながら、被取付部材に対してナットを安定的に固着することが可能となる。
また、上記本発明の第4の側面によれば、ナットの被係止面に対してナット係止爪の係止面が密着することにより、収容凹部に収容されたナットを安定的に係止することが可能となる。
また、上記本発明の第5の側面によれば、ナットを収容凹部に挿入する際に、ナット係止爪の傾斜面がナットに摺接することにより、ナットの挿入の阻害しない位置までナット係止爪を変位させるように弾性係止片を弾性変形させる力が作用するため、ナット係止爪の破損や変形をより確実に防止することができる。
また、上記本発明の第6の側面によれば、各弾性係止片の均一な変形により収容凹部へのナットの挿入が容易となり、また、収容凹部に収容されたナットを安定的に係止することが可能となる。
実施形態に係るクリップならびに当該クリップに保持されるナットおよび座金の斜視図である。 図1のクリップの一部切り欠き斜視図である。 図1のクリップの下面側の斜視図である。 図1のクリップの下面図である。 実施形態に係るクリップがドアパネルの取付孔に取り付けられた状態を示す断面図である。 実施形態に係るクリップがドアパネルの取付孔に取り付けられた状態を示す下面図である。 実施形態に係るクリップの使用時におけるナット係止爪の変形の一例を示すを説明図である。
以下、図1〜図7を参照しながら本発明の実施形態に係るクリップについて説明する。以下では、特に断り書きのない限り、クリップの各構成要素の説明における方向は、図1中の矢印で示す方向に従って定めるものとする。
図1〜図4に示すように、クリップ1は、金属製の六角ナット(以下、単にナットという。)2を収容する略直方体状の頭部3と、この頭部3の下面から下方に向けて互いに平行に突設され、自動車のドアパネル4に形成された取付孔5(ともに図5参照)に挿入されることよって当該取付孔5の縁部に係止される左右一対の脚部6L,6Rとを備える。
クリップ1は、樹脂材料(例えば、ポリアセタール)の射出成形によって頭部3と脚部6L,6Rとが一体形成される。また、ナット2は、周知の構成を有する汎用のナットであり、本実施形態では、汎用の金属製の平座金(以下、単に座金という。)7が付属している。なお、脚部6L,6Rは、略同一の構成(すなわち、クリップ1の中心位置を対称中心として互いに点対称の関係)を有するため、以下では、特に区別が必要な場合を除いて脚部6と総称して説明する。
図2に示すように、頭部3には、その下面に開口し、ナット2および座金7を収容する収容凹部11が設けられている。収容凹部11は、ナット2を収容するための略六角柱状の空間を画成するナット収容部11aと、このナット収容部11aの下方に連なり、座金7を収容するための略円板状の空間を画成する座金収容部11bとを有する。収容凹部11は、ナット2および座金7の少なくとも一部を収容可能であればよい。
図3に示すように、脚部6は、前壁15と、この前壁15に対峙する後壁16と、前壁15および後壁16をそれらの下縁から外縁下部にかけて連結する連結壁17とを有する。前壁15および後壁16の内面は、頭部3を上下方向に貫く左右の貫通孔3L,3R(図2参照)の内周面に連なる。連結壁17には、その前後方向の中央を基端として上方に延びるパネル係止片18が設けられている。パネル係止片18は、前壁15および後壁16の外縁よりも更に外側に突出するように設けられたパネル係止爪19を有している。
また、図4にも示すように、脚部6の前壁15と後壁16との間には、一対の脚部6L,6Rの中心を結ぶ方向(左右方向)或いは脚部を3以上設けた場合には各脚部の中心と収容凹部11の中心とを結ぶ方向と、ナット2の挿入方向(上下方向)とに共に直交する方向(前後方向)に延在する弾性変形容易なナット係止片21が設けられている。ナット係止片21は、頭部3に近接して配置され、収容凹部11に収容された座金7の外周縁に沿うように円弧状を呈する。ここで、右脚部6Rでは、ナット係止片21は前壁15の上部内面から後壁16に向けて延出し、その自由端にナット係止爪22が設けられている。また、左脚部6Lでは、ナット係止片21は後壁16の上部内面から前壁15に向けて延出し、その自由端にナット係止爪22が設けられている。それらナット係止爪22は、脚部6の自由端から収容凹部11側(ここでは、クリップ1の中心)に向けて延出している。なお、ナット係止爪22は、ナット係止片21の弾性変形によって変位が容易な位置(例えば、脚部6の自由端側)に設けるとよい。
次に、上記構成のクリップ1の使用方法について説明する。
まず、使用者は、クリップ1に対して、図1の矢印Aで示す方向に、脚部6L,6Rの間から収容凹部11に対してナット2を挿入する。続いて、使用者は、ナット2と同様に、収容凹部11に対して座金7を挿入する。このとき、図4に示すように、座金7の外径は両ナット係止爪22間の距離よりも大きいため、ナット係止爪22の存在が収容凹部11に対する座金7の挿入の妨げになる。
しかしながら、図3に示すように、各ナット係止爪22の下側に位置する傾斜面22aは、ナット2の挿入方向に向けてより頭部3側に接近するように上向きに傾斜しているため、使用者は、座金7を傾斜面22aに摺接させた状態で収容凹部11側に押し込むことにより、各ナット係止爪22に対して外向きの力を作用させることができる。これにより、ナット係止爪22を外側に変位させるようにナット係止片21がそれぞれ弾性変形し、両ナット係止爪22間の距離は座金7が通過可能な程度まで増大する。ナット係止片21は、左右方向(ナット2の挿入方向に直交する方向)に変形容易な構成であるため、ナット係止爪22の破損や変形が防止される。その結果、使用者は、両ナット係止爪22の間を通して座金7を収容凹部11に挿入することができる。
その後、ナット係止片21が復元することにより、図2および図3に示すように、収容凹部11に収容された座金7の被係止面(下面)7aにナット係止爪22の係止面(上面)22bが当接する。この場合、ナット係止爪22の係止面22bは、座金7の被係止面7aと平行に設けられているため、被係止面7aとの密着性が高まり、収容凹部11に収容されたナット2および座金7を安定的に保持することができる。また、両ナット係止片21は、ナット2の中心軸上の点を対称の中心として互いに点対称となるように設けられているため、ナット係止片21の均一な変形により収容凹部11へのナット2および座金7の挿入が容易となり、また、収容凹部11に収容されたナット2および座金7を安定的に係止することが可能となる。
次に、図5に示すように、ナット2および座金7を保持したクリップ1の脚部6をドアパネル4に形成された取付孔5に外面4a側から挿入し、その後、ドアパネル4の内面4b側に取り付けられるスピーカ(固定対称)31の固定孔32を通してボルト33をナット2に螺合させる。このとき、ボルト33の脚部の先端は、収容凹部11に連通する頭部3のボルト挿通孔34から突出する。これにより、ドアパネル4に対してスピーカ31をボルト締結することができる。
ここで、クリップ1の脚部6が取付孔5に挿入される際には、両パネル係止片18は、パネル係止爪19を内側に変位させるように弾性変形し、その後、復元することにより、パネル係止爪19が取付孔5の縁部に係止される。また、ナット2に螺合させたボルト33を締め込むことにより、ナット2および座金7とボルト33の頭部との距離が狭まる。これにより、座金7の被係止面7aにおける当接領域(図6中におけるドット表示された領域)35がドアパネル4の外面4a(図5参照)に密着し、その結果、ドアパネル4に対してナット2が安定的に固着される。
このように、クリップ1では、一対の脚部6L,6Rの間に設けられた収容凹部11に対してナット2が挿入されると共に、当該ナット2がその挿入方向と直交する方向に延出するナット係止片21に設けられたナット係止爪22によって係止される構成であるため、汎用のナットを使用可能な構成でありながら、ドアパネル4に対してナット2を安定的に固着することが可能となる。このようなクリップ1は、振動等の影響を考慮してより安定した固定が要求されるスピーカのボルト締結に特に好適である。この場合、ナット係止片21の延出方向は、少なくともナット2の挿入方向と交差する方向であればよい。
また、ナット係止片21は上下方向(ナット2の挿入方向および反挿入方向)に変形容易な構成であるため、収容凹部11に収容されたナット2にボルト33が螺合する際に、ナット係止爪22の破損や変形を防止しつつナット2をドアパネル4に確実に密着させることができるという利点がある。より詳細には、クリップ1やドアパネル4の寸法誤差により、クリップ1の脚部6を取付孔5に挿入した際に、図7中の2点鎖線で示すように、ナット係止爪22の係止面22bの位置が座金7をドアパネル4に当接させない位置となる場合がある。しかしながら、ナット2に螺合させたボルト33を締め込むことにより、図7中の実線で示すように、パネル係止爪19が下方に変位し、上述の場合と同様に、座金7をドアパネル4に密着させることができる。
本発明を特定の実施形態に基づいて詳細に説明したが、これらの実施形態はあくまでも例示であって、本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、クリップがナットと座金を保持する構成としたが、ナット係止片21によってナット単体を保持する構成やフランジ付きナットのフランジ部を保持する構成も可能である。その場合、上述のクリップの各構成要素と座金との間の当接、係止その他の係合関係は、ナット単体では、クリップの各構成要素とナット下部との間に適用されることになり、また、フランジ付きナットでは、クリップの各構成要素とフランジ部との間に適用されることになる。また、被取付部材は、ドアパネルに限らず、必要な強度を有すると共に取付孔を形成可能なパネル状の部位を有するものであればよい。
また、クリップの脚部は、少なくともボルト締結が完了するまでの間において被取付部材に対してクリップを緩やかに仮留め可能な構成であればよく、場合によっては被取付部材の取付孔に単に挿入されるだけの構成(すなわち、実施形態におけるパネル係止片およびパネル係止爪を省略した構成)でもよい。クリップの脚部は、少なくとも2つ設けられ、取付孔の形状等に応じて数を増やすことができる。複数の脚部は、必ずしも互いに同一形状や対称形状である必要はない。さらに、各脚部において、2つ以上の弾性係止片(およびナット係止爪)を設けた構成も可能である。例えば、左脚部において、実施形態に示したような後壁の上部内面から前壁に向けて延出するナット係止片に加え、これに対峙するように同様のナット係止片を前壁の上部内面から後壁に向けて延出させた構成も可能である。その場合、後壁と前壁との間に2つのナット係止片が収まるように、後壁と前壁との距離を増大させる必要がある。
なお、上記実施形態に示した本発明に係るクリップの各構成要素は、必ずしも全てが必須ではなく、少なくとも本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて選択的に用いることが可能である。
1 クリップ
2 ナット
3 頭部
4 ドアパネル(被取付部材)
5 取付孔
6L,6R 脚部
7 座金
7a 被係止面
11 収容凹部
21 ナット係止片(弾性係止片)
22 ナット係止爪
22a 傾斜面
22b 係止面

Claims (5)

  1. 被取付部材に対してナットを固着するためのクリップであって、
    前記ナットを収容する頭部と、
    前記頭部から互いに平行に突設され、前記被取付部材に形成された取付孔に挿入される少なくとも2つの脚部と
    を備え、
    前記頭部には、前記脚部の間に設けられて、一部分において前記被取付部材に当接するように前記ナットが挿入される収容凹部が形成され、
    前記各脚部には、当該脚部から前記各脚部と前記収容凹部とを結ぶ方向と前記ナットの挿入方向とに共に直交する方向に延出する弾性係止片が設けられており
    前記弾性係止片の自由端側には、収容凹部側に向けて延出し、前記収容凹部に収容された前記ナットを係止するナット係止爪が設けられていることを特徴とするクリップ。
  2. 前記ナットは、フランジ付ナットまたは座金が付属したナットであり、
    前記各ナット係止爪は、前記フランジ付ナットのフランジ部または前記座金を係止することを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
  3. 前記各ナット係止爪は、前記ナットの被係止面に平行な係止面を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクリップ。
  4. 前記各ナット係止爪は、前記ナットの前記挿入方向に向けてより前記頭部側に接近するように傾斜すると共に、前記ナットが前記ナット収容部に挿入される際に当該ナットと摺接する傾斜面を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のクリップ。
  5. 前記各弾性係止片は、前記収容凹部に収容された前記ナットの中心軸上の点を対称の中心として互いに点対称となるように設けられたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のクリップ。
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