JP5688023B2 - カテーテル - Google Patents

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Description

本発明は、血管および脈管などの体腔内に挿入して用いられるカテーテルに関する。
血管および脈管などの体腔内に挿入されるカテーテルとして、ワーキングルーメンを備えるカテーテル本体の先端側に、ガイドワイヤを挿通可能な管状のガイドワイヤ挿通部を備えることで、ガイドワイヤの抜き差しを迅速に行うことができる、いわゆる「ラピッドエクスチェンジタイプ」のカテーテルが使用されている。例えば、特許文献1には、ラピッドエクスチェンジタイプのバルーンカテーテルが記載されている。このバルーンカテーテルでは、インフレーションルーメン(ワーキングルーメン)の先端側の内部にコイルを設け、このコイルからガイドワイヤ挿通部の基端側の開口部よりも先端側まで延びる伸張部を設けることで、ガイドワイヤ挿通部の開口部近傍の耐キンク性を向上させている。
しかしながら、特許文献1に記載のカテーテルは、内部のコイルがワーキングルーメン内に露出している。したがって、例えば超音波画像診断技術又は光干渉断層画像診断技術を利用した診断用カテーテル等のように、ワーキングルーメン内にセンサーを挿通するカテーテルにコイルを適用した場合には、カテーテルが屈曲する際にセンサー等の一部がコイルと干渉し、コイルを構成する素線の間に噛み込まれる可能性がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、耐キンク性に優れ、かつルーメン内を移動する対象との干渉を防止可能なカテーテルを提供することを目的とする。
欧州特許出願公開第0925801号明細書
上記目的を達成する本発明のカテーテルは、長尺状をなし、かつ長手方向に沿って延在するルーメンを有するカテーテル本体と、前記カテーテル本体の先端側に設置され、ガイドワイヤが挿通可能な管状をなし、先端開口部と基端開口部とを有するガイドワイヤ挿通部と、前記基端開口部よりも基端側に少なくとも一部が配置されて素線が巻回されてなるコイル部および当該コイル部の素線から伸張して前記基端開口部よりも先端側まで形成される伸張部を備えた補強部と、を有し、前記補強部は、前記カテーテル本体のルーメンの内面と外面の間に位置し、前記カテーテル本体は、内部に前記ルーメンが形成される第1層と当該第1層の先端側の外周面を覆う第2層とで構成される管壁を有し、前記コイル部は、前記第1層と前記第2層の間に挟まれるように、前記ルーメンの先端部側に前記ルーメンと同心的に埋設されていることを特徴とする。
上記のように構成した本発明のカテーテルは、コイル部および伸張部を備えた補強部が、カテーテル本体のルーメンの内面と外面の間に位置するため、補強部がルーメン内に露出しない。したがって、補強部によって基端開口部の近傍の耐キンク性を向上させつつ、ルーメン内を移動する対象が補強部と干渉することを防止することができる。
また、前記伸張部の先端側の端部である伸張先端部が、前記素線を折り曲げた屈曲部で形成されるようにすれば、伸張先端部がカテーテルを構成する材料に損傷を与えず、ルーメン内や体腔内に露出しないため、安全性に優れている。
前記補強部が、1本の素線を折り曲げて形成される折り曲げ部を前記伸張先端部とし、前記素線の折り曲げ部と反対側をコイル状に巻回して前記コイル部が形成されるようにすれば、安全性の高いカテーテルを容易に製造でき、製造時の作業性に優れている。
前記伸張部が、基端側から先端側へ向かって曲げ剛性が傾斜的または段階的に減少するようにすれば、先端側ほど低剛性で柔軟となり、カテーテルの曲げ剛性を滑らかに変化させることができ、耐キンク性を向上させることができる。
前記伸張部を構成する素線が、先端側に向かって細径化するようにすれば、先端側ほど低剛性で柔軟な構造を、容易に実現できる。
前記伸張部が、前記ガイドワイヤ挿通部の中心軸と、前記カテーテル本体の中心軸との間に位置するようにすれば、伸張部をガイドワイヤ挿通部とカテーテル本体の両方と接しつつ配置することができ、ガイドワイヤ挿通部とカテーテル本体の間の曲げ剛性を効率よく補強できる。また、伸張部をガイドワイヤ挿通部の中心軸およびカテーテル本体の中心軸の両方と略平行に配置できるため、中心軸に対して傾斜することによる曲げ剛性の偏りを抑制することができる。
前記補強部が、金属材料からなるようにすれば、補強部による補強強度を十分に確保することができる。
第1実施形態に係るカテーテルを示す平面図である。 第1実施形態に係るカテーテルの先端側を示す長手方向断面図である。 第1実施形態に係るカテーテルの先端側を示す長手方向断面図である。 第1実施形態に係るカテーテルのガイドワイヤ挿通部の基端側を示す長手方向断面図である。 第1実施形態に係るカテーテルの補強コイルを示す平面図である。 第1実施形態に係るカテーテルが屈曲する際の、ガイドワイヤ挿通部の基端側を示す長手方向断面図である。 第2実施形態に係るカテーテルに用いられる補強コイルを示す平面図である。 第3実施形態に係るカテーテルに用いられる補強コイルを示す平面図である。 第4実施形態に係るカテーテルに用いられる補強コイルを示す平面図である。 第5実施形態に係るカテーテルのガイドワイヤ挿通部の基端側を示す長手方向断面図である。 第6実施形態に係るカテーテルのガイドワイヤ挿通部の基端側を示す長手方向断面図である。
<第1実施形態>
以下、図面を参照して、本発明に係る実施の形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上、誇張されて実際の比率とは異なる場合がある。
本発明の第1実施形態に係るカテーテル1は、図1に示すように、長尺状であり、かつ可撓性を有して体腔等の生体内に挿入されるカテーテル本体2と、カテーテル本体2の先端側に設置され、ガイドワイヤ20が挿通可能なガイドワイヤ挿通部3と、カテーテル本体2の基端側に設置され、操作者が操作するために体腔内に挿入されず操作者の手元側に配置されるコネクタ5とを備える。カテーテル1は、ガイドワイヤ20の抜き差しを迅速に行うことができる、いわゆる「ラピッドエクスチェンジタイプ」のカテーテル1である。なお、本明細書中では、カテーテル1の体腔内に挿入される側を先端側と称し、体腔内に挿入されない側を基端側と称する。
ガイドワイヤ20は、カテーテル1を生体内に挿入する前に予め生体内の患部付近まで挿入され、カテーテル1を患部まで導くために使用される。カテーテル1は、ガイドワイヤ20を上記ガイドワイヤ挿通部3に形成されるガイドワイヤルーメン32に通しながら患部まで導かれる。
カテーテル本体2には、図2,3に示すように、長手方向に沿って延在するワーキングルーメン21(ルーメン)が設けられている。このワーキングルーメン21は、後述する画像取得手段4が移動する中空の通路である。
カテーテル本体2のワーキングルーメン21を画成する管壁23は、内部にワーキングルーメン21が形成される第1層231と、第1層231の先端側の外周面を覆う第2層232とで構成される。第1層231の材料としては、特に限定されないが、例えば、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、FEP(テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体)、ETFE(テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素系樹脂、ポリアミド、ポリイミド、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、ポリエーテルイミド等が挙げられるが、このなかでも高密度ポリエチレンのような低摩擦でかつ信号透過性の高い材料が好ましい。これにより、ワーキングルーメン21の内面の摩擦抵抗が小さくなり、ワーキングルーメン21内で駆動シャフト42が円滑に移動することができる。第1層は、上記した材料から選択された材料による、複数の層で形成されていてもよい。第2層232の材料は、特に限定されないが、例えば、ポリウレタンエラストマー、ポリエステルエラストマー、ポリアミドエラストマー等の各種熱可塑性エラストマー、ポリアミド、ポリイミド、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリウレタン、シリコーン樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル等、あるいはこれらの2種以上を混合した混合物が挙げられるが、このなかでも、各種熱可塑性エラストマー、ポリウレタン、シリコーン樹脂等の比較的柔軟性に富む材料が好ましい。これにより、カテーテル1を挿入する生体の体腔内を損傷することが防止される。
カテーテル本体2の管壁23は、第1層231の第2層232で覆われた部分よりも基端側が、光や超音波等の信号を透過する窓部234となっている。本実施形態に係るカテーテル1は、光干渉断層画像診断技術(Optical Coherent Tomography:OCT)を利用した光信号により画像を取得するカテーテル1であり、窓部234を介して光を送受信することで、断層像を得ることができる。
第2層232は、先端側の部分がガイドワイヤ挿通部3の基端側の部位まで及び、ガイドワイヤルーメン32の基端開口部36の周囲を覆っている。これにより、ガイドワイヤ挿通部3の基端開口部36近傍が補強され、キンクの発生を抑制できる。
ガイドワイヤ挿通部3は、管状をなす内層311と外層312を備えている。ガイドワイヤ挿通部3は、ガイドワイヤルーメン32が先端側で開口する先端開口部37と、基端側で開口する前述の基端開口部36とを有している。ガイドワイヤ挿通部3の基端部は、カテーテル本体2の先端部と一部が重複して連結されている。これにより、高い連結強度を保持しつつ、カテーテル1の先端部の大径化を回避している。ガイドワイヤ挿通部3とカテーテル本体2は、本実施形態では熱融着により固定されるが、固定方法はこれに限定されない。
ガイドワイヤ挿通部3は、その中心軸33が、カテーテル本体2の中心軸24に対して偏心して配置されている。これにより、ガイドワイヤ挿通部3のカテーテル本体2との固定部位近傍において、ガイドワイヤルーメン32を広くかつ真っ直ぐに確保できるため、ガイドワイヤ20をより円滑に挿通させることができる。
カテーテル本体2およびガイドワイヤ挿通部3の境界近傍には、カテーテル本体2とガイドワイヤ挿通部3の間の曲げ剛性を補強してキンクを抑制するための補強コイル22(補強部)が埋設されている。補強コイル22は、図4,5に示すように、素線を螺旋状に巻回されたコイル部221と、コイル部221の一端側から素線が伸張されて突出する伸張部222とを有している。
コイル部221は、第1層231と第2層232の間に挟まれるように、ワーキングルーメン21の先端部にワーキングルーメン21と同心的に埋設されている。これにより、カテーテル本体2においてコイル部221のワーキングルーメン21への露出が阻止されており、この露出が阻止されている部位を、露出阻止部223とする。露出阻止部223は、内径および外径が縮径しており、外径の縮径量よりも内径の縮径量が小さい。したがって、管壁23の基端側よりも露出阻止部223におけるカテーテル本体2の壁厚の方が小さくなっている。また、露出阻止部223には、第2層232が被覆されている。このように、カテーテル1の先端部において細径化を図りつつも、コイル部221を設けて第2層232を被覆することで、適度な剛性が保持されている。
伸張部222は、コイル部221の先端側からガイドワイヤルーメン32の基端開口部36よりも先端側まで延在し、カテーテル本体2の第1層231とガイドワイヤ挿通部3の内層311との間に埋設される。本実施形態では、ガイドワイヤ挿通部3の基端側の面が傾斜して形成されることで、基端開口部36がガイドワイヤ挿通部3の長尺方向に沿って一定の範囲を有して開口しており、補強コイル22の伸張部222は、基端開口部36が拡がる範囲の全体よりも先端側まで延在している。なお、補強コイル22の伸張部222は、必ずしも、基端開口部36が拡がる範囲の全体よりも先端側まで延在しなくてもよく、少なくとも基端開口部36の最も基端側の部位よりも先端側まで延在するようにしてもよい。
また、伸張部222を、カテーテル本体2の第1層231よりも先端側まで延在させ、ガイドワイヤ挿通部3の内層311と外層312との間に埋設されてもよい。
伸張部222は、ガイドワイヤ挿通部3の中心軸33と、カテーテル本体2の中心軸24との間に位置することが好ましい。これにより、伸張部222をガイドワイヤ挿通部3とカテーテル本体2の両方と接しつつ配置することができ、ガイドワイヤ挿通部3とカテーテル本体2の間の曲げ剛性を効率良く補強できる。また、伸張部222をガイドワイヤ挿通部3の中心軸33およびカテーテル本体2の中心軸24の両方と略平行に配置できるため、中心軸に対して傾斜することによる曲げ剛性の偏りを抑制することができる。
補強コイル22は、1本の素線をU字状に折り曲げて2重とした後、U字状に折り曲げられた折り曲げ部の端部を伸張部222の伸張先端部225とし、素線の端部同士が重なる側を巻回してコイル部221としている。したがって、伸張部222の伸張先端部225は、素線が折り返す連続線によって形成されるため、滑らかに形成される。このため、例えば基端開口部36の近傍が著しく変形する場合であっても、伸張先端部225がカテーテル1を構成する材料に損傷を与えず、ガイドワイヤルーメン32内、ワーキングルーメン21内または体腔内に露出しないため、安全性に優れたカテーテル1となっている。また、万が一、伸張先端部225がガイドワイヤルーメン32内、ワーキングルーメン21内または体腔内に露出したとしても、伸張先端部225が滑らかに形成されているため、安全性を確保できる。また、素線を折り曲げた後に巻回するのみで安全な構造を容易に実現でき、製造時の作業性に優れている。
コイル部221は、本実施形態では、2重となった素線を一定のピッチpを有して巻回して形成されているが、ピッチpは種々に変更可能であり、例えば、隣接する素線同士が接触するように密巻に巻くこともできる。
なお、補強コイル22を構成する素線は、環状の素線を用いることで、2重となる両方の端部において素線が連続するように折り返した構成としてもよい。また、かならずしも、2重の素線で構成されなくてもよく、1重であったり、または3重以上であってもよい。
素線は、ステンレス鋼、バネ鋼、超弾性合金、コバルト系合金や、金、白金、白金/イリジウム合金、タングステン等の貴金属またはこれらを含む合金等により作製され、中でも超弾性合金、特にNi-Ti超弾性合金が望ましい。素線が金属材料からなるようにすれば、補強コイル22による補強強度を十分に確保することができる。
一例として、本実施形態では、素線は、線径0.05mmのNi−Ti超弾性合金により作製され、コイル部221の内径D1は0.64mm、外径D2は0.74mm、ピッチPは0.2mm、伸張部222の長さLは2mmである。
ガイドワイヤ挿通部3には、図2,3に示すように、内層311と外層312との間に、補強管34およびマーカ35が配置される。
マーカ35は、生体内挿入時にX線透視下でカテーテル1の先端位置を確認可能とするものであり、素線を螺旋状に巻回して形成され、隣接する素線同士が接触するように密巻に巻かれている。
素線は、ステンレス鋼、超弾性合金、コバルト系合金や、金、白金、白金/イリジウム合金、タングステン、タンタル等のX線不透過性の金属材料であることが好ましく貴金属またはこれらを含む合金等により作製される。マーカ35は、パイプ形状であっても良い。
なお、マーカ35は、X線不透過性を有することによりX線透視下において造影性を有するものであるが、このようなマーカ35は、通常、CTスキャンにおいても造影性を有するため、CTスキャンにおいても使用することができる。
補強管34は、ガイドワイヤ挿通部3の基端部に配置される管状の部材である。
ガイドワイヤルーメン32を挿通して基端開口部36から基端側へ露出するガイドワイヤ20が、カテーテル1の操作中に、湾曲してカテーテル本体2から側方へ離れた場合、ガイドワイヤ20によってガイドワイヤ挿通部3の補強管34よりも基端側が裂ける虞があるが、補強管34は、ガイドワイヤ20の変形を規制し、ガイドワイヤ挿通部3の容易な裂けを抑制する機能を果たす。
補強管34には、中心軸回りに巻回する螺旋状の溝(不図示)を形成してもよい。溝は、内周面または外周面の少なくとも一方に形成でき、または、双方に開口するように貫通して形成することもできる。このような溝を設けることで、補強管34が設けられるガイドワイヤ挿通部3の柔軟性を保つことができ、湾曲した生体管腔内にカテーテル1を挿入しても、ガイドワイヤ挿通部3の生体管腔に対する追従性が確実に発揮される。
したがって、ガイドワイヤ挿通部3では、溝を有する補強管34を設けることで、「補強」と「柔軟性の確保」の相反する効果を両立することができる。
補強管34を構成する樹脂材料としては、特に限定されず、例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、FEP(テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体)、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、ETFE(テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体)、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、変性ポリオレフィン、ポリアミド(例:ナイロン6、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6−12、ナイロン6−66)、熱可塑性ポリイミド、熱硬化性ポリイミド、芳香族ポリエステル等の液晶ポリマー、ポリフェニレンオキシド、ポリフェニレンサルファイド、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリエーテル、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリアセタール、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマー等、またはこれらを主とする共重合体、ブレンド体、ポリマーアロイ等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を混合して用いることができる。
カテーテル1のワーキングルーメン21内に配置される画像取得手段4は、図1〜3に示すように、体腔内組織に向けて光を送受信するためのプリズム43と、プリズム43を収納するハウジング44と、ハウジング44を先端に取り付けるとともに回転動力を伝達する駆動シャフト42と、ハウジング44の先端側に取り付けられる回転安定コイル41と、スキャナ51とを備える。回転安定コイル41の巻回方向は、補強コイル22の巻回方向と同一であるが、逆方向であってもよい。
プリズム43は、直角プリズムであり、図4に示すように、ワーキングルーメン21内を進退動可能な駆動シャフト42の先端(光ファイバの先端)に固定されている。固定方法は特に限定されず、例えば、接着剤や半田付けにより接着することができる。
ハウジング44は、先端側が閉塞した先端閉塞部441を有する筒状に形成され、基端側が駆動シャフト42に固定されている。固定方法は特に限定されず、例えば、接着剤や半田付けにより接着することができる。ハウジング44は、プリズム43の光の送受信部に当たる部分を切欠いて、開口部を形成する。
回転安定コイル41は、素線を螺旋状に巻回して形成されている。回転安定コイル41は、基端側がハウジング44の先端閉塞部441に固定されており、プリズム43を安定的に回転させるためのガイドとなる。固定方法としては、前述と同様に特に限定されず、例えば、接着剤や半田付けにより接着することができる。
回転安定コイル41は、金属材料で作製されることが好ましく、例えば、バネ鋼、ステンレス鋼、超弾性合金、コバルト系合金や、金、白金、タングステン等のX線不透過性金属またはこれらを含む合金等により作製される。なお、回転安定コイル41を、金属材料以外で製造することもできる。
回転安定コイル41は、駆動シャフト42が最も先端側へ押し込まれた際に、露出阻止部223の内部に収容される。このとき、スキャナの軸方向移動ステージ(図示せず)のリミットスイッチにより駆動シャフト42の移動が規制されて、押し込みが停止されるため、駆動シャフトは露出阻止部223に押さえ付けられて破壊しない構造となっている。
露出阻止部223に回転安定コイル41が収容されると、補強コイル22と回転安定コイル41とが重なることになるが、補強コイル22が、第1層231によって覆われてワーキングルーメン21内に露出していないため、補強コイル22と回転安定コイル41のコイル同士の噛み込みを確実に防止することができる。
また、回転安定コイル41が露出阻止部223に入り込むと、回転安定コイル41が補強コイル22の内側に重なることになるため、カテーテル本体2の先端において、画像取得手段4とカテーテル本体2とが一体となり、カテーテル1を生体内に挿入する際に折れ曲がりに強い構造(耐キンク構造)となる。
駆動シャフト42は、柔軟で、しかもコネクタ5において生成された回転の動力をプリズム43に伝達可能な特性をもち、たとえば、多層コイル状の管体で外径一定に構成されている。
カテーテル本体2の基端側には、コネクタ5が接続されている。コネクタ5は、例えば光ファイバコネクタを内部に備え、光ファイバを内部に有する駆動シャフト42を、当該駆動シャフト42を高速回転させるためのスキャナ51に接続することができる。スキャナ51は、駆動シャフト42内の光ファイバを介して伝達されたプリズム43からの光信号を、専用の解析装置に通信させることができる。この通信状態において、解析装置によって構築された生体管腔内の断層像を、画像表示装置で表示することができる。
画像取得手段4により画像を取得する際には、図2,3に示すように、駆動シャフト42を先端側へ最も押し込んで回転安定コイル41が補強コイル22に挿入された挿入状態から、駆動シャフト42をワーキングルーメン21に沿って基端側へ移動させつつ、軸回りに回転させるように操作する。このような駆動シャフト42の螺旋運動に同期してプリズム43も螺旋運動し、体腔内の長手方向にわたり、断層像を得ることができる。
再度断層像を取得する際には、駆動シャフト42を先端側に移動させ、図2に示す状態とし、画像取得を再び実施することができる。このとき、露出阻止部223が設けられているため、操作者は、補強コイル22に回転安定コイル41を接触させることなしに挿入でき、補強コイル22および回転安定コイル41の破損や噛み込みを防止できる。さらに、露出阻止部223が、駆動シャフト42の移動を止める押込み停止手段としても機能するため、駆動シャフト42を適正な位置へ確実に配置することができる。
前述のように、カテーテル1は、補強コイル22に回転安定コイル41が挿入された挿入状態を取ることができ、この状態において、例えば、ガイドワイヤ20に押圧力が作用して、この押圧力がガイドワイヤ挿通部3に伝達された場合、図6に示すように、カテーテル本体2とガイドワイヤ挿通部3との境界部近傍に、曲がりが生じる。このような曲がりが生じても、回転安定コイル41と補強コイル22との間に露出阻止部223が介在しているため、互いの素線同士が間に入り込む“噛み込み”を防止でき、干渉しない。したがって、前述の押圧力が解消されれば、図2,4に示すように、回転安定コイル41および補強コイル22が元の形状に復元でき、耐キンク性に優れたカテーテル1となっている。
また、図4に示す挿入状態で、曲がりが生じていない自然状態においては、回転安定コイル41の外周部は、露出阻止部223から離間している。なお、回転安定コイル41の最大外径D1と露出阻止部223の内径D2との差は、回転安定コイル41の素線の線径d1と同じかそれ未満であることが好ましい。回転安定コイル41が露出阻止部223から離間している場合には、補強コイル22に曲がりが生じても、曲がりの程度によっては、露出阻止部223が回転安定コイル41と接触することを防止できる。仮に露出阻止部223が回転安定コイル41に接触しても、駆動シャフト42の回転に与える影響はごくわずかである。
また、補強コイル22は、コイル部221から延びる伸張部222が、ガイドワイヤ挿通部3の基端開口部36よりも先端側まで延在しているため、コイル部221よりも先端側の基端開口部36の近傍における曲げ剛性を向上させることができる。これにより、剛性が不連続となってキンクが発生しやすい基端開口部36の近傍における耐キンク性が向上される。特に、伸張部222がコイル部221の素線から延びて連続的に形成されているため、曲げ剛性も連続的となり、耐キンク性に優れている。
また、補強コイル22は、ガイドワイヤ挿通部3とカテーテル本体2の境界部の狭い範囲内に設けられて剛性を高めることが可能であるため、プリズム43をカテーテル1内のできるだけ先端側に配置することが可能である。したがって、カテーテル1を体腔内に挿入した際に、カテーテル1の極力先端側から断層像を得られるため、計測範囲を広げることができ、またはカテーテル1の体腔内への挿入量を減らすことで患者への負担を低減できる。
また、補強コイル22は第1層231と第2層232それぞれの内側に埋設されていてもよい。
<第2実施形態>
以下では、図7を参照して、本発明の第2実施形態に係るカテーテルを、第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項は説明を省略する。
本発明の第2実施形態に係るカテーテルは、図7に示すように、コイル部221Aおよびコイル部221Aから延びる伸張部222Aを備えた補強コイル22Aを有しており、伸張部222Aを構成する素線が、伸張部222Aの基端側から伸張先端部225Aへ向かって傾斜的に細くなるように形成されている。なお、補強コイル22Aがカテーテルにおいて設置される位置は、第1実施形態と同様である。このような構造とすれば、伸張部222Aは先端側ほど低剛性で柔軟となり、カテーテルにおける補強コイル22Aが設けられる部位からガイドワイヤ挿通部3へ曲げ剛性を滑らかに変化させることができ、カテーテルの耐キンク性を向上させることができる。
伸張部222Aを先端側へ向って細くする方法としては、例えば化学的研磨方法が挙げられる。補強コイル22AがNi−Ti超弾性合金製である場合、フッ硝酸等の薬品を使用し、薬品への浸漬時間を調整することで、素線の線径を傾斜的に細くすることができる。
<第3実施形態>
以下では、図8を参照して、本発明の第3実施形態に係るカテーテルを、第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項は説明を省略する。
本発明の第3実施形態に係るカテーテルは、図8に示すように、コイル部221Bから延びる素線を複数回折り返すことで、複数の伸張部222B(222B1,222B2)が形成された補強コイル22Bを有している。そして、複数の伸張部222B1,222B2の長さを異ならせることで、曲げ剛性を段階的に変化させることができる。すなわち、本実施形態では、短い伸張部222B1と、長い伸張部222B2とを備えることで、曲げ剛性に寄与する素線の本数が基端側から先端側へ向って4本から2本へ減少するため、伸張部222Bにおける先端側の曲げ剛性が基端側よりも小さくなっている。なお、補強コイル22Bがカテーテルにおいて設置される位置は、第1実施形態と同様である。このような構造とすれば、補強コイル22Bの曲げ剛性を基端側から先端側へ向って段階的に減少させることができるため、カテーテルにおける曲げ剛性を滑らかに変化させることができ、カテーテルの耐キンク性を向上させることができる。なお、伸張部222Bの数は、2本にかぎらず3本以上であってもよい。また、複数の伸張部222B1,222B2の各々の長さは、異なる場合だけでなく、等しくすることもできる。
<第4実施形態>
以下では、図9を参照して、本発明の第4実施形態に係るカテーテルを、第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項は説明を省略する。
本発明の第4実施形態に係るカテーテルは、図9に示すように、コイル部221Cを1重の素線で構成し、コイル部221Cから延びる素線を伸張先端部225Cで折り返して伸張部222Cを構成した補強コイル22Cを有している。なお、補強コイル22Cがカテーテルにおいて設置される位置は、第1実施形態と同様である。このような構造によっても、第1実施形態と同様に、補強コイル22Cの伸張先端部225Cを滑らかな形状とすることができ、安全性を確保することができる。
<第5実施形態>
以下では、図10を参照して、本発明の第5実施形態に係るカテーテル1Dを、第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項は説明を省略する。
本発明の第5実施形態に係るカテーテル1Dは、図10に示すように、コイル部221Dおよび伸張部222Dを有する補強コイル22Dのコイル部221Dの素線間のピッチpが、長手方向に異なっている。ピッチpは、基端側ほど狭く、先端側ほど広く設定されている。このような構造とすれば、補強コイル22Dの曲げ剛性が基端側から先端側へ向って傾斜的に減少するため、カテーテル1Dにおける曲げ剛性を滑らかに変化させることができ、カテーテル1Dの基端開口部36の近傍における耐キンク性を向上させることができる。
<第6実施形態>
以下では、図11を参照して、本発明の第6実施形態に係るカテーテル1Eを、第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項は説明を省略する。
本発明の第6実施形態に係るカテーテル1Eは、図11に示すように、補強コイル22Eのコイル部221Eから延びる伸張部222Eが、ガイドワイヤ挿通部3の中心軸33と、カテーテル本体2の中心軸24との間に位置せずに、カテーテル本体2の中心軸24に対してガイドワイヤ挿通部3の中心軸33の反対側に位置している。このように、補強コイル22Eの伸張部222Eが配置される周方向位置を、中心軸33と中心軸24との間に設けていた第1実施形態と異なる位置とすることもできる。このような構造としても、カテーテル1Eの基端開口部36の近傍における曲げ剛性を滑らかに変化させることができ、カテーテル1Eの耐キンク性を向上させることができる。なお、伸張部222Eが伸張する周方向位置は、これに限定されず、適宜変更可能である。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変することができる。例えば、上記実施の形態では、本発明を、光干渉断層画像技術(OCT)を利用した診断用カテーテルに適用する場合について説明したが、他の診断用カテーテルに適用することもできる。たとえば、超音波振動子を利用した超音波カテーテルに適用することができる。超音波カテーテルでは、生体に超音波を入射し、生体内で散乱、吸収、あるいは反射、屈折して戻った超音波に基づいて、生体を観察することができる。したがって、検出波には、光だけでなく、超音波、磁場、音等の、検出のために適用可能なあらゆるものを適用できる。また、上記の複数の実施形態の特徴を、組み合わせて適用することも可能である。
さらに、本出願は、2009年9月15日に出願された日本特許出願番号2009−213583号に基づいており、それらの開示内容は、参照され、全体として、組み入れられている。
1,1D,1E カテーテル、
2 カテーテル本体、
3 ガイドワイヤ挿通部、
20 ガイドワイヤ、
21 ワーキングルーメン(ルーメン)、
22,22A,22B,22C,22D,22E 補強コイル(補強部)、
24 カテーテル本体の中心軸、
32 ガイドワイヤルーメン、
33 ガイドワイヤ挿通部の中心軸、
36 基端開口部、
37 先端開口部、
221,221A,221B,221C,221D,221E コイル部、
222,222A,222B1,222B2,222C,222D222E 伸張部、
223 露出阻止部、
225,225A,225C 伸張先端部、
231 第1層、
232 第2層。

Claims (7)

  1. 長尺状をなし、かつ長手方向に沿って延在するルーメンを有するカテーテル本体と、
    前記カテーテル本体の先端側に設置され、ガイドワイヤが挿通可能な管状をなし、先端開口部と基端開口部とを有するガイドワイヤ挿通部と、
    前記基端開口部よりも基端側に少なくとも一部が配置されて素線が巻回されてなるコイル部および当該コイル部の素線から伸張して前記基端開口部よりも先端側まで形成される伸張部を備えた補強部と、を有し、
    前記補強部は、前記カテーテル本体のルーメンの内面と外面の間に位置し、
    前記カテーテル本体は、内部に前記ルーメンが形成される第1層と当該第1層の先端側の外周面を覆う第2層とで構成される管壁を有し、
    前記コイル部は、前記第1層と前記第2層の間に挟まれるように、前記ルーメンの先端部側に前記ルーメンと同心的に埋設されていることを特徴とするカテーテル。
  2. 前記伸張部の先端側の端部である伸張先端部が、前記素線を折り曲げた屈曲部で形成されることを特徴とする請求項1に記載のカテーテル。
  3. 前記補強部は、1本の素線を折り曲げて形成される折り曲げ部を前記伸張先端部とし、前記素線の折り曲げ部と反対側をコイル状に巻回して前記コイル部が形成されたことを特徴とする請求項2に記載のカテーテル。
  4. 前記伸張部は、基端側から先端側へ向かって曲げ剛性が傾斜的または段階的に減少することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のカテーテル。
  5. 前記伸張部を構成する素線は、先端側に向かって細径化することを特徴とする請求項4に記載のカテーテル。
  6. 前記伸張部は、前記ガイドワイヤ挿通部の中心軸と、前記カテーテル本体の中心軸との間に位置することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のカテーテル。
  7. 前記補強部は、金属材料からなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のカテーテル。
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