JP5446518B2 - カテーテル - Google Patents

カテーテル Download PDF

Info

Publication number
JP5446518B2
JP5446518B2 JP2009157000A JP2009157000A JP5446518B2 JP 5446518 B2 JP5446518 B2 JP 5446518B2 JP 2009157000 A JP2009157000 A JP 2009157000A JP 2009157000 A JP2009157000 A JP 2009157000A JP 5446518 B2 JP5446518 B2 JP 5446518B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
marker
catheter
deformed
sheath
operation line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009157000A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011010826A (ja
Inventor
速雄 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP2009157000A priority Critical patent/JP5446518B2/ja
Publication of JP2011010826A publication Critical patent/JP2011010826A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5446518B2 publication Critical patent/JP5446518B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/0105Steering means as part of the catheter or advancing means; Markers for positioning
    • A61M25/0108Steering means as part of the catheter or advancing means; Markers for positioning using radio-opaque or ultrasound markers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Description

本発明は、手元操作で前端部分が回転および屈曲するカテーテルに関し、特に、その前端部分にエックス線等の電磁波を透過しない材料からなる円筒状のマーカーが内蔵されているカテーテルに関する。
近年、シースに挿通された操作線を牽引操作することによりシースの前端部分を屈曲させて、体腔への進入方向が可変に操作可能なカテーテルが提供されている。
この種の技術に関し、シースに挿通された一本の操作線(押し/引きワイヤ)の後端部分が接続されたダイヤル式またはスライド式の操作部によって操作線を牽引操作するカテーテルの提案がある(例えば、特許文献1参照)。
また、シースに挿通された二本の操作線(操縦ワイヤ)の後端部分がともに接続されたダイヤル式の操作部(カムホイール)を回転させることによりシースを種々の向きに屈曲させることのできるカテーテルも提案されている(例えば、特許文献2,3参照)。
特表2007−507305号公報 特開平07−059863号公報 特開平07−079993号公報
上述のようなカテーテルでは、後端部分の所定機構の手元操作で前端部分が回転および屈曲するので、例えば、複雑な血管の内部にカテーテルを挿通させることができる。しかし、近年はカテーテルが長く細くなっており、全体が捻れやすくなっている。
このため、カテーテルの後端部分の回転と前端部分の回転とがリアルタイムに完全には同期しないことがある。この場合、前端部分を思い通りの方向に誘導することが困難となり、カテーテルによる治療行為に支障をきたすこととなる。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、前端部分の回転状態を体外から簡単かつ確実に確認することができるカテーテルを提供するものである。
本発明のカテーテルは、エックス線等の電磁波を透過しない円筒状のマーカーが内蔵されている前端部分が後端部分の所定機構の手元操作で回転および屈曲するカテーテルであって、マーカーの前縁部と後縁部との少なくとも一方に軸心方向の中心線で非対称の異形凸部が軸心方向に突設されているカテーテルにおいて、マーカーは、異形凸部の外縁部が円滑な形状に形成されている。
本発明のカテーテルでは、後端部分の所定機構の手元操作で前端部分が回転および屈曲するので、例えば、複雑な血管の内部に長大なカテーテルを挿通させることができる。その前端部分のマーカーは電磁波を透過しないので、前端部分の位置が体外からレントゲン装置などで確認される。しかも、マーカーの前縁部と後縁部との少なくとも一方に軸心方向の中心線で非対称の異形凸部が突設されているので、カテーテルの前端部分の回転状態がレントゲン装置などで確認される。
また、上述のようなカテーテルにおいて、マーカーの後縁部に異形凸部が形成されており、マーカーの前縁部に異形凸部と異形凹部との少なくとも一方が形成されていてもよい。
また、上述のようなカテーテルにおいて、マーカーの後縁部に異形凸部が形成されており、マーカーの前縁部に同一形状の異形凹部が形成されていてもよい。
また、上述のようなカテーテルにおいて、マーカーは、異形凸部と異形凹部とが軸心方向で重複する位置に形成されていてもよい。
また、上述のようなカテーテルにおいて、マーカーは、大型の異形凸部および異形凹部と小型の異形凸部および異形凹部とが軸心を中心として所定角度に回動した相対位置に形成されていてもよい。
また、上述のようなカテーテルにおいて、マーカーは、大型の異形凸部および異形凹部と小型の異形凸部および異形凹部とが軸心を中心として直角に回動した相対位置に形成されていてもよい。
なお、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
本発明のカテーテルでは、マーカーの前縁部と後縁部との少なくとも一方に軸心方向の中心線で非対称の異形凸部が突設されているので、カテーテルの前端部分の回転状態をレントゲン装置などで確認することができる。
このため、長く細いカテーテルが捻れて後端部分と前端部分との回転が完全に同期しないような場合でも、前端部分の回転状態を確実に確認することができる。従って、前端部分を思い通りの方向に手元操作することができる。
本発明の実施の形態のカテーテルの前端部分を示す斜視図である。 カテーテルの全体構造を示す側面図である。 カテーテルのIII部である前端部分を示す縦断面図である。 図3のIV−IV断面図である。 図7のV部のシースを示す縦断面図である。 操作線を牽引操作した状態のカテーテルを説明する側面図である。 カテーテルの内部構造を示す縦断面図であり、(a)は側面図、(b)は平面図である。 マーカーをレントゲン装置等で観察した場合のシルエットを示す模式図である。 一の変形例のカテーテルのマーカーの外観を示す斜視図である。 他の変形例のカテーテルのマーカーの外観を示す斜視図である。 さらに他の変形例のカテーテルのマーカーの外観を示す斜視図である。 マーカーのシルエットと側面図との関係を示す模式図である。 マーカーのシルエットと側面図との関係を示す模式図である。 マーカーのシルエットと側面図との関係を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、本実施の形態においては、カテーテル10の軸心方向(長手方向)に切った断面図を縦断面といい、軸心方向に対して直交する方向に切った断面を横断面という。
図1は、本発明の実施の形態のカテーテルの前端部分を示す斜視図である。図2は、カテーテルの全体構造を示す側面図である。図3は、図2のカテーテルのIII部である前端部分の縦断面図である。図4は、図3のIV−IV断面図(横断面図)である。
本実施の形態のカテーテル10は、エックス線等の電磁波を透過しない円筒状のマーカー100が内蔵されている前端部分が後端部分の所定機構の手元操作で回転および屈曲する。そして、図1に示すように、マーカー100の前縁部と後縁部との少なくとも一方に軸心方向の中心線で非対称の異形凸部110が軸心方向に突設されている。
より詳細には、本実施の形態のカテーテル10は、シース16と、複数本の操作線40(40a、40b)と、操作部(ダイヤル部74)と、位置調整機構80とを有している。
シース16には、メインルーメン20と、メインルーメン20よりも小径の複数のサブルーメン30(30a、30b)と、がそれぞれ軸心方向に通孔形成されている。操作線40a、40bは、複数のサブルーメン30a、30bにそれぞれ摺動可能に挿通され、シース16の前端部分15に先端部41が固定されている。
操作部(ダイヤル部74)は、シース16の近位端部17に設けられ、複数本の操作線40a、40bの後端部分43がそれぞれ係合して、操作線40a、40bをシース16に対して牽引操作する。
位置調整機構80は、操作部(ダイヤル部74)とシース16とをシース16の軸心方向に相対移動させることにより操作線40a、40bの張力を増大または減少調整する。
なお、シース16の前端部分15とは、シース16の遠位端DEを含む所定の長さ領域をいう。また、シース16の近位端部17とは、シース16の近位端PE(図7を参照)を含む所定の長さ領域をいい、操作機構70の内部に挿通された長さ領域を含む。
同様に、操作線40の先端部41とは、操作線40の先端を含む所定の長さ領域をいい、操作線40の後端部分43とは、操作線40の基端を含む所定の長さ領域をいう。
また、カテーテル10における近位端側を後方または基端側、遠位端側を前方または先端側という場合がある。つぎに、本実施の形態のカテーテル10について詳細に説明する。
<シースの構造>
図3および図4に示すように、本実施の形態のシース16は、樹脂材料からなりメインルーメン20が内部に形成された管状の内層21と、内層21の周囲にワイヤ52を編成してなるブレード層50と、内層21と同種または異種の樹脂材料からなり内層21の周囲に形成されてブレード層50を内包する外層60と、を含む。
サブルーメン30は、外層60の内部であってブレード層50の外側に形成されている。シース16は、内視鏡を通じて、または直接に体腔内に挿通される可撓性の管状体である。ここで、本実施の形態のシース16の代表的な寸法について説明する。シース16の最外径は直径1mm未満、具体的には700〜900μm程度である。
メインルーメン20の直径は400〜600μm程度、内層21の厚さは10〜30μm程度、外層60の厚さは100〜150μm程度、ブレード層50の厚さは20〜30μmである。
また、シース16の軸心からサブルーメン30の中心までの半径は300〜350μm程度、サブルーメン30の内径は40〜100μmとし、操作線40の太さは30〜60μmである。
本実施の形態のシース16は、腹腔動脈などの血管、および肝動脈枝や内頚動脈枝などの末梢血管に挿通可能な寸法である。また、本実施の形態のカテーテル10は、操作線40a、40bの牽引により進行方向が自在に操作されるため、分岐する血管内においても所望の方向にシース16を進入させることが可能である。
内層21には、一例として、フッ素系の熱可塑性ポリマー材料を用いることができる。より具体的には、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)やポリビニリデンフルオライド(PVDF)、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)などを用いることができる。
内層21にフッ素系樹脂を用いることにより、カテーテル10のメインルーメン20を通じて造影剤や薬液などを患部に供給する際のデリバリー性が良好となる。
外層60には熱可塑性ポリマーが広く用いられる。一例として、ポリイミド(PI)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエチレンテレフタレート(PET)のほか、ポリエチレン(PE)、ポリアミド(PA)、ナイロンエラストマー、ポリウレタン(PU)、エチレン−酢酸ビニル樹脂(EVA)、ポリ塩化ビニル(PVC)またはポリプロピレン(PP)などを用いることができる。
ブレード層50を構成するワイヤ52には、ステンレス鋼(SUS)やニッケルチタン合金などの金属細線のほか、PI、PAIまたはPETなどの高分子ファイバーの細線を用いることができる。
ワイヤ52の断面形状は特に限定されず、丸線でも平線でもよい。サブルーメン30a、30bは、メインルーメン20に沿って外層60の内部に貫通して設けられている。
本実施の形態のカテーテル10では、サブルーメン30a、30bは、外層60の内部に埋設された中空管32によって形成されている。すなわち、外層60には、操作線40a、40bがそれぞれ摺動可能に挿通された二本の中空管32が軸心方向に延在して埋設されている。
なお、中空管32(サブルーメン30)がシース16の軸心方向に延在しているとは、シース16に対する軸心方向成分を有することを意味する。すなわち、中空管32(サブルーメン30)はシース16に対して一部または全部が螺旋状に設けられて軸心方向成分とともに周回方向成分を含んでもよい。
以下、操作線40aを第一の操作線、操作線40bを第二の操作線という場合がある。本実施の形態のカテーテル10においては、操作線40a、40bがそれぞれ挿通された二つのサブルーメン30a、30bは、メインルーメン20の周囲に対向して配置されている。
すなわち、本実施の形態では、カテーテル10の軸心を挟んでサブルーメン30aとサブルーメン30bとは180度対向して形成されている。そして、サブルーメン30aには操作線40aが挿通され、サブルーメン30bには操作線40bが挿通されている。
中空管32(サブルーメン30)をブレード層50の外部に設けることにより、摺動する操作線40(40a、40b)に対して、ブレード層50の内部、すなわちメインルーメン20が保護される。
また、後述するように中空管32をシース16から分岐させてダイヤル部74に案内するに際してブレード層50の内側から中空管32を引き出す必要がなく、ブレード層50を切開する必要がない。
中空管32は、外層60を構成する樹脂材料と共に押し出して外層60に埋設することができる。中空管32の材料は、外層60の樹脂材料よりも耐熱性に優れ、また操作線40との摺動性の観点から、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリサルホン(PSF)、PTFE、PVDFなどのフッ素系高分子材料を好適に用いることができる。
操作線40をサブルーメン30に挿通する方法は、種々をとることができる。予め中空管32が埋設されたシース16に対して、その一端側から操作線40を挿通してもよい。または、予め操作線40が挿通された中空管32を外層60の樹脂材料と共に押し出しシース16を成形してもよい。
操作線40の具体的な材料としては、例えば、PEEK、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、PIもしくはPTFEなどの高分子ファイバー、または、SUS、耐腐食性被覆した鋼鉄線、チタンもしくはチタン合金などの金属線を用いることができる。
なお、中空管32が予め埋設されたシース16に対して操作線40を挿通する場合など、操作線40に耐熱性が求められない場合には、上記各材料に加えて、PVDF、高密度ポリエチレン(HDPE)またはポリエステルなどを使用することもできる。
外層60の周囲には、カテーテル10の最外層として、潤滑処理が外表面に施された親水性のコート層64が任意で設けられている。コート層64には、ポリビニルアルコール(PVA)やポリビニルピロリドン(PVP)などの親水性材料を用いることができる。
カテーテル10の前端部分15には、エックス線等の電磁波を透過しない材料からなる円筒状のマーカー100が設けられている。具体的には、マーカー100には白金などの金属材料を用いることができる。本実施の形態のマーカー100は、メインルーメン20の周囲であって外層60の内部に設けられている。
操作線40の先端部(遠位端)41は、カテーテル10の前端部分15に固定されている。操作線40の先端部41を前端部分15に固定する態様は特に限定されない。例えば、操作線40の先端部41をマーカー100に締結してもよく、シース16の前端部分15に溶着してもよく、または接着剤によりマーカー100またはシース16の前端部分15に接着固定してもよい。
第一の操作線40aおよび第二の操作線40bは、ダイヤル部74の牽引操作により個別に牽引される。第一の操作線40aおよび第二の操作線40bは、先端部41がそれぞれシース16の前端部分15(図3を参照)に固定されている。
このため、後端部分43を牽引することでシース16には軸心から径方向にオフセットした位置に引張力が付与されるため、当該オフセット方向に前端部分15が屈曲する。
<カテーテルの使用態様>
図6は、第一の操作線40aと第二の操作線40b(ともに図3を参照)を牽引操作した状態のカテーテル10を説明する側面図である。同図(a)は、ダイヤル部74を図中の時計回りに回転させて第一の操作線40aを牽引した第一状態を示している。また、同図(b)は、ダイヤル部74を図中の反時計回りに回転させて第二の操作線40bを牽引した第二状態を示している。
以下、ダイヤル部74の回転方向に関し、同図の時計回りの回転方向を正方向、反時計回りの回転方向を逆方向という場合がある。本実施の形態のカテーテル10は、シース16の近位端部17を収容しダイヤル部74(操作部)が固定された本体部72をさらに備えている。
本実施の形態のカテーテル10は、ダイヤル部74(操作部)が第一状態、第二状態、または第一状態と第二状態との間の中立状態の何れかにあることを示す指標部75をさらに備えている。
より具体的には、本体部72にはダイヤル部74の基準位置(ゼロ点位置)を示すマーク76が設けられている。
そして、ダイヤル部74の指標部75と本体部72のマーク76とを一致させることにより、ダイヤル部74は中立状態となる(図2を参照)。中立状態では、第一の操作線40aと第二の操作線40bはともに自然状態、すなわち牽引されていない状態となり、張力がゼロとなる。
そして、中立状態を基準として、ダイヤル部74を図6(a)のように時計回り(正方向)に回転させると、第一の操作線40aが牽引された第一状態となる。そして、中立状態を基準として、ダイヤル部74を同図(b)のように反時計回り(逆方向)に回転させると、第二の操作線40bが牽引された第二状態となる。
ダイヤル部(操作部)74が第一状態にあるときに、第一の操作線40aは牽引されて緊張するとともに第二の操作線40bは弛緩する。そして、ダイヤル部74が第二状態にあるときに、第一の操作線40aは弛緩するとともに第二の操作線40bは牽引されて緊張する。
ここで、第一の操作線40aは、シース16の内部において同図の上方に挿通されている(図3を参照)。また、第二の操作線40bは、同じく同図の下方に挿通されている。
本実施の形態のカテーテル10において、第一の操作線40aまたは第二の操作線40bを牽引した場合には、シース16の前端部分15に引張力が与えられて、当該操作線が挿通されている側に前端部分15が屈曲する。
すなわち、本実施の形態のカテーテル10では、ダイヤル部74を回転操作して第一の操作線40aを基端側(図6における右方向)に牽引すると、シース16の前端部分15は同図の上方に屈曲する。
また、第二の操作線40bを基端側に牽引すると、シース16の前端部分15は同図の下方に屈曲する。ここで、シース16が屈曲するとは、シース16の一部ないし全部が湾曲または折れ曲がることをいう。
従って、第一の操作線40aまたは第二の操作線40bを牽引して前端部分15を当該操作線の側に屈曲させた状態で、操作機構70の全体を軸回りに右ネジ方向または左ネジ方向に最大90度だけトルク回転させることで、前端部分15を所望の向きに指向させることができる。
すなわち、本実施の形態のカテーテル10によれば、カテーテル10(操作機構70)全体のトルク回転を90度以下に抑えつつ、所望の方向に前端部分15を屈曲させることができる。このため、操作者はカテーテル10の前端部分15を所望の方向に迅速に指向させることができる。
<操作機構の構造>
図7は、本実施の形態のカテーテル10の縦断面図である。同図(a)は側面図であり、同図(b)は平面図である。同図(b)は、図2に示すVI−VI断面図にあたる。
シース16の近位端部17は、ダイヤル部74の本体部72の内部に軸心方向に貫通して収容されている。シース16の近位端PEは本体部72および位置調整機構80よりも後方(図7における右方)に位置している。
本体部72の先端部には折止管78が軸心方向に装着されている。折止管78は中空の管状部材であり、内部にシース16の近位端部17が挿通されている。折止管78は、シース16の近位端部17に付与される。本体部72の先端側の内部において、中空管32の後端部分33は操作線40とともにシース16から分岐している。
より具体的には、図5に示すように、本体部72の内部に収容されたシース16の近位端部17には外層60の表面に切込部62が形成されている。中空管32は切込部62を通じて外層60から外部に露出し、シース16の径方向の外方に分岐されている。
一方、シース16、すなわち外層60、ブレード層50および内層21は、本体部72に対して摺動可能に軸心方向に挿通され、図7に示すように本体部72の後方まで伸びている。
本実施の形態のダイヤル部(操作部)74は、本体部72に対して回転可能に取り付けられた円盤状をなしている。ダイヤル部74は、本体部72に軸挿される軸部741と、第一の操作線40aおよび第二の操作線40bが周囲に捲回されるドラム部742と、ドラム部742の外周に拡径して形成されたフランジ部743とが同軸に一体形成されてなる。
フランジ部743は本体部72より幅方向(図7における上下方向)に突出している。操作者はフランジ部743の周面を指の腹等で回転させることにより、ダイヤル部74を軸部741回りに正逆方向に操作することができる。
ドラム部742には、周囲から径方向の内側に切れ込むように溝部79(79a、79b)が削成されている。溝部79a、79bは、ドラム部742上の二箇所に形成されている。
本体部72の内部には、シース16から分岐した二本の中空管32をそれぞれダイヤル部(操作部)74に向かって案内するガイドローラー77(77a〜77d)が設けられている。
ガイドローラー77aと77bは、中空管32を、シース16からダイヤル部74の軸方向にオフセットさせる回転機構である。ガイドローラー77aと77bは、それぞれ本体部72に対して回転可能に取り付けられ、互いに平行である。ガイドローラー77aと77bの回転軸は、シース16の軸心方向およびダイヤル部74の軸方向に対してともに直交する方向に延在している。
ガイドローラー77cと77dはシース16を挟んでダイヤル部74の径方向に対向して設けられて、二本の中空管32をドラム部742の接線方向に案内する回転機構である。
ガイドローラー77cと77dは、それぞれ本体部72に対して回転可能に取り付けられ、互いに平行である。ガイドローラー77cと77dの回転軸は、シース16の軸心方向に対して直交し、ダイヤル部74の軸方向と平行である。
本実施の形態のカテーテル10では、操作線40(第一および第二の操作線40a、40b)のみならず、中空管32をシース16から分岐させて、ガイドローラー77によってダイヤル部74に案内している。これにより、細径の操作線40がガイドローラー77と直接に接触して摩耗および破断することを防止している。
中空管32の後端部分33から突出した第一の操作線40aおよび第二の操作線40bは、それぞれドラム部742の周囲に約半周に亘って、互いに逆向きに捲回されている。
具体的には、第一の操作線40aはドラム部742の上側半分に対して、先端側から基端側に向かって時計回りに捲回されている。一方、第二の操作線40bはドラム部742の下側半分に対して、先端側から基端側に向かって反時計回りに捲回されている。
すなわち、第一の操作線40aおよび第二の操作線40bの後端部分43は、ダイヤル部74(操作部)に対して互いに異なる位置に係合している。
本実施の形態の場合、第一の操作線40aおよび第二の操作線40bは、ダイヤル部74のドラム部742に対してシース16を挟んで対称位置に係合している。
なお、ダイヤル部74が操作線40に対して牽引力を付与することができる限り、操作線40とダイヤル部74との係合の態様は特に限定されない。本実施の形態では、操作線40の基端44が溝部79に固定されるとともに、所定長さの後端部分43がドラム部742の周囲に当接している。
ただし、本実施の形態に代えて、操作線40の基端44を本体部72に固定するとともに、偏心回転するダイヤル部(カム)によって操作線40の後端部分43に牽引力を与えてもよい。
第一の操作線40aおよび第二の操作線40bの基端44は、ドラム部742の溝部79a、79bに対してそれぞれ固着されている。ダイヤル部74のフランジ部743は、ドラム部742の周囲に捲回された第一の操作線40a、第二の操作線40bの脱離を防止している。また、フランジ部743には指標部75が設けられている。本実施の形態の場合、フランジ部743上の180度対向する位置に一対の指標部75が設けられている。
図7(a)に示すカテーテル10の自然状態では、一対の指標部75はシース16を挟んで対称位置にある。また、カテーテル10の自然状態では、溝部79a、79bもまたシース16を挟んで対称位置にある。
この状態から、ダイヤル部74を正方向(時計回り)に回転させると、ガイドローラー77cから溝部79aまでの、ドラム部742の周長が増大し、第一の操作線40aは基端側に牽引されることとなる。
逆に、図7(a)の自然状態からダイヤル部74を逆方向(反時計回り)に回転させると、ガイドローラー77dから溝部79bまでの、ドラム部742の周長が増大し、第二の操作線40bは基端側に牽引されることとなる。
これにより、図6各図を用いて上述したように、ダイヤル部74の正逆方向への回転操作によってシース16の前端部分15の屈曲方向が選択される。
なお、本実施の形態ではダイヤル部74が本体部72に対して並進方向が固定されているため、ダイヤル部74の回転方向の選択によって第一の操作線40aまたは第二の操作線40bの何れか一方のみが牽引される。
しかしながら、本発明はこれに限定されず、第一の操作線40aと第二の操作線40bとを同時に牽引してもよい。具体的には、ダイヤル部74を本体部72に対して回転可能であるとともに軸心方向にスライド可能に取り付けてもよい。
すなわち、軸心方向を長径方向とする長孔を本体部72に設け、かかる長孔に対してダイヤル部74の軸部741を装着することにより、ダイヤル部74は本体部72に対して回転かつスライド可能となる。そして、ダイヤル部74をスライドすることで第一の操作線40aと第二の操作線40bをともに牽引することができる。
<位置調整機構>
本実施の形態の位置調整機構80は、ダイヤル部74とシース16とを軸心方向に相対移動させる機構である。本実施の形態のカテーテル10は、シース16の近位端PEが固定されるとともに位置調整機構80と係合するコネクタ90をさらに備えている。
コネクタ90は、シース16の近位端PEに対して装着される筒状の部材であり、後端には開口部92が形成されている。コネクタ90の先端はシース16の近位端PEを除いて閉止されている。
開口部92には、薬液等を充填したシリンジ(図示せず)が装着される。シリンジからシース16に対して供給された薬液等は、シース16のメインルーメン20(図3および図4を参照)を通じてシース16の遠位端DEから吐出される。
位置調整機構80には、シース16の近位端PEが取り付けられている。本実施の形態の場合、コネクタ90を介して間接的にシース16の近位端PEが位置調整機構80に取り付けられている。
また、位置調整機構80は本体部72に対して軸心方向に螺合されており、位置調整機構80が本体部72に対して螺進することにより、ダイヤル部74および操作線40a、40bとシース16とは軸心方向に相対移動する。
具体的には、本実施の形態の位置調整機構80は、外周面にネジ溝86が螺刻された雄ネジ部82と、ネジ溝86に装着されたストッパー部84とで構成されている。雄ネジ部82は、軸心方向に延在する通孔83を内部に備えている。
通孔83は両端が開口し、コネクタ90の先端部およびシース16の近位端PEが挿通されている。コネクタ90の先端部には、先端側に向かって縮径するテーパー部91が形成されている。コネクタ90のテーパー部91は、雄ネジ部82の通孔83に対して嵌合固定されている。
一方、本体部72の後端部には軸心方向に延在する雌ネジ部81が刻設されている。雌ネジ部81と雄ネジ部82とは互いに螺合する。そして、位置調整機構80が本体部72に対して螺進することにより、コネクタ90は軸心方向に移動する。
なお、本実施の形態において位置調整機構80が本体部72に対して螺進するとは、本体部72に螺合された位置調整機構80が基端側または先端側の少なくとも一方に移動することをいう。
本実施の形態の場合、雄ネジ部82を本体部72よりも基端側に螺進させることにより、通孔83に嵌合しているコネクタ90とともにシース16が後方に移動する。以上より、本実施の形態のカテーテル10においては、位置調整機構80の操作によって操作線40a、40bの張力が増大および減少調整される。
このため、弛みおよび張力のない状態に操作線40a、40bを調節することが可能となり、シース16の屈曲操作時の「遊び」が抑制され、またシース16の不測の屈曲の発生が抑えられる。
位置調整機構80のストッパー部84は雄ネジ部82のネジ溝86に螺合されており、雄ネジ部82とともに雌ネジ部81(図7を参照)に対して螺進する。本実施の形態のカテーテル10は、上述のように後端部分の所定機構の手元操作で前端部分15を回転や屈曲させることができる。
このため、カテーテル10を複雑な血管の内部に挿入するようなことができる。しかも、カテーテル10の前端部分15には電磁波を透過しないマーカー100が内蔵されているので、カテーテル10の前端部分15の位置を体外からレントゲン装置などで確認することができる。
さらに、本実施の形態のカテーテル10では、マーカー100の後縁部に軸心方向の中心線で非対称の異形凸部110が突設されている。このため、カテーテル10の前端部分15の回転状態をレントゲン装置などで確認することができる。
より具体的には、カテーテル10の進行方向を前方とし、レントゲン装置で上下方向に観察される方向を上下方向とし、レントゲン装置で観察したときに手前を左方および奥側を右方と想定する。
そして、マーカー100の異形凸部110が中心に対して図中手前となる左側にあるときは、図8(a)に示すように、レントゲン装置で観察されるマーカー100のシルエットは、円筒本体の矩形のシルエットの中央から後方に、下方に拡開した三角形が突出したシルエットなどとなる。
一方、マーカー100の異形凸部110が中心より右側にあるときは、図8(c)に示すように、マーカー100のシルエットは、円筒本体の矩形のシルエットの中央から後方に、上方に拡開した三角形が突出したシルエットなどとなる。
マーカー100の異形凸部110が下方や上方にあるときは、図8(b)(d)に示すように、マーカー100のシルエットは、本体の矩形の下方や上方に平板状のシルエットが突出した状態となる。
当然ながら、上述以外の途中の角度でも、マーカー100の回転状態を容易に確認することができる。このため、長く細いカテーテル10が内視鏡や体腔内で捻れて後端部分と前端部分15との回転が完全に同期しないような場合でも、前端部分15の回転状態を確実に確認することができる。
従って、本実施の形態のカテーテル10では、前端部分15の回転の状態を思い通りの状態に調整し、操作線40(40a、40b)を牽引したときの前端部分15の屈曲方向を、体腔の分岐方向や患部方向などの所望の方向に同期させることができる。
なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態ではマーカー100の異形凸部110が直角三角形状に突出していることを例示した。
しかし、図9に例示するマーカー120のように、異形凸部121を外縁部が円滑な形状に形成しておいてもよい。これでマーカー120の異形凸部121がカテーテル10を破損して露出するようなことを良好に防止できる。
また、上記形態ではマーカー100,120は、円筒本体の後縁部から異形凸部110,121が突出していることを例示した。しかし、図10に例示するマーカー130のように、後縁部に異形凸部121が形成されており、その異形凸部121と同一形状の異形凹部131が前縁部に形成されていてもよい。
この場合、例えば、長大な円管を切断してマーカー130を量産するような場合に、無駄な破片などを発生させることなく、良好な生産性でマーカー130を製造することができる。
上述のようなマーカー130では、生産性だけを考慮すると、異形凸部121と異形凹部131との相対位置は関係ないが、マーカー130の強度を考慮すると、異形凸部121と異形凹部131とが軸心方向で重複する位置に形成されていることが好適である。
さらに、上記形態ではマーカー100,120に異形凸部110,121が一つだけ突出していることを例示した。しかし、図11に例示するマーカー140のように、大型の異形凸部121および異形凹部131と小型の異形凸部141および異形凹部142とが、軸心を中心として直角などの所定角度に回動した相対位置に形成されていてもよい。
図12に示すように、このようなマーカー140も、前述のマーカー100と同様に、その軸心方向を中心とした回転状態をレントゲン装置などでシルエットとして確認することができる。
さらに、上述のようなマーカー140ならば、その軸心方向と直交する方向の回動もレントゲン装置などでシルエットとして確認することができる。より具体的には、図12(b)に示すように、大型の異形凸部121が中心より手前となる左方に位置して小型の異形凸部141が上方に位置する状態では、同図(a)に示すように、シルエットは矩形の後縁部から下方に拡開する大型の三角形が突出するとともに、上部から後方に平板状の凸部が突出した状態となる。
そして、上述のような状態からカテーテル10の前端部分15が図中手前となる左方に屈曲すると、図13(a),(b)に示すように、マーカー140のシルエットも変化する。
その場合、マーカー140の円筒本体が楕円形のシルエットとなり、その内部開口の後縁部に大型の異形凹部131の形状が明確に確認されるとともに、外縁後部に異形凸部121の形状が明確に確認される状態となる。
一方、上述とは反対にカテーテル10の前端部分15が図中奥側となる右方に屈曲すると、図14(a),(b)に示すように、またマーカー140のシルエットも変化する。この場合もマーカー140の円筒本体が楕円形のシルエットとなるが、その外縁前部に大型の異形凹部131の形状が確認されるとともに、内部開口に大型の異形凸部121の形状が確認される状態となる。
なお、例えば、カテーテル10が90度回転した状態では、上述の場合と同様に小型の異形凸部141と異形凹部142のシルエットで左右方向の屈曲状態が確認されることになる。
さらに、当然ながら、カテーテル10の前端部分15が図中上方や下方に屈曲した場合も、レントゲン装置などでマーカー140のシルエットにより確認することができる。
つまり、上述のようなマーカー140ならば、カテーテル10の前端部分15の軸心方向を中心とした回転状態を確認することができるだけでなく、前端部分15が上下左右に屈曲した方向も確認することができる。
従って、細く長いカテーテル10でも前端部分15を自由に手元操作することができ、良好な医療行為に寄与することができる。特に、上記のマーカー140では、前縁部に開口した異形凹部131,142が形成されているので、微少な回動も確認することができる。
ただし、上述のような異形凹部131,142を閉塞した穴部として形成してもよい(図示せず)。この場合、穴部がシルエットに露出するまでマーカーが回動しないと、その回動を確認できないが、それで問題ない場合には利用できる。
なお、当然ながら、上述した実施の形態および複数の変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。また、上述した実施の形態および変形例では、各部の構造などを具体的に説明したが、その構造などは本願発明を満足する範囲で各種に変更することができる。
10 カテーテル
100 マーカー
110 異形凸部
120 マーカー
121 異形凸部
130 マーカー
131 異形凹部
140 マーカー
141 異形凸部
142 異形凹部
15 前端部分
16 シース
17 近位端部
20 メインルーメン
21 内層
30 サブルーメン
32 中空管
33 後端部分
40 操作線
41 先端部
43 後端部分
44 基端
50 ブレード層
52 ワイヤ
60 外層
62 切込部
64 コート層
70 操作機構
72 本体部
74 ダイヤル部
741 軸部
742 ドラム部
743 フランジ部
75 指標部
76 マーク
77 ガイドローラー
78 折止管
79 溝部
80 位置調整機構
81 雌ネジ部
82 雄ネジ部
83 通孔
84 ストッパー部
86 ネジ溝
90 コネクタ
91 テーパー部
92 開口部
DE 遠位端
PE 近位端

Claims (7)

  1. エックス線等の電磁波を透過しない円筒状のマーカーが内蔵されている前端部分が後端部分の所定機構の手元操作で回転および屈曲するカテーテルであって、
    前記マーカーの前縁部と後縁部との少なくとも一方に軸心方向の中心線で非対称の異形凸部が前記軸心方向に突設されているカテーテル。
  2. 前記マーカーは、前記異形凸部の外縁部が円滑な形状に形成されている請求項1に記載のカテーテル。
  3. 前記マーカーの後縁部に前記異形凸部が形成されており、前記マーカーの前縁部に異形凸部と異形凹部との少なくとも一方が形成されている請求項1または2に記載のカテーテル。
  4. 前記マーカーの後縁部に前記異形凸部が形成されており、前記マーカーの前縁部に同一形状の異形凹部が形成されている請求項1または2に記載のカテーテル。
  5. 前記マーカーは、前記異形凸部と前記異形凹部とが前記軸心方向で重複する位置に形成されている請求項4に記載のカテーテル。
  6. 前記マーカーは、大型の前記異形凸部および前記異形凹部と小型の前記異形凸部および前記異形凹部とが軸心を中心として所定角度に回動した相対位置に形成されている請求項3ないし5の何れか一項に記載のカテーテル。
  7. 前記マーカーは、大型の前記異形凸部および前記異形凹部と小型の前記異形凸部および前記異形凹部とが軸心を中心として直角に回動した相対位置に形成されている請求項6に記載のカテーテル。
JP2009157000A 2009-07-01 2009-07-01 カテーテル Expired - Fee Related JP5446518B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009157000A JP5446518B2 (ja) 2009-07-01 2009-07-01 カテーテル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009157000A JP5446518B2 (ja) 2009-07-01 2009-07-01 カテーテル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011010826A JP2011010826A (ja) 2011-01-20
JP5446518B2 true JP5446518B2 (ja) 2014-03-19

Family

ID=43590260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009157000A Expired - Fee Related JP5446518B2 (ja) 2009-07-01 2009-07-01 カテーテル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5446518B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5953055B2 (ja) * 2012-01-31 2016-07-13 テルモ株式会社 ガイドワイヤ
WO2014024422A1 (ja) 2012-08-06 2014-02-13 パナソニック株式会社 カテーテル先端回転角度検出装置、方法、及び、プログラム
JP2017086095A (ja) * 2014-03-17 2017-05-25 テルモ株式会社 生体留置物デリバリーシステム
JP7285130B2 (ja) * 2019-04-26 2023-06-01 株式会社カネカ カテーテル用ハンドル及びそれを備えたカテーテル
JPWO2021029348A1 (ja) * 2019-08-13 2021-02-18

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62261371A (ja) * 1986-05-08 1987-11-13 テルモ株式会社 カテ−テル
JP3712750B2 (ja) * 1994-10-14 2005-11-02 テルモ株式会社 医療用チューブ
US7967807B2 (en) * 2007-03-16 2011-06-28 Medtronic Vascular, Inc. Vascular fluoroscopic marker

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011010826A (ja) 2011-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5747449B2 (ja) カテーテル
JP5452026B2 (ja) カテーテル
JP5688023B2 (ja) カテーテル
JP5630069B2 (ja) カテーテル装置
JP5446518B2 (ja) カテーテル
JP5636656B2 (ja) カテーテル
JP6303476B2 (ja) 医療機器
JP2010253125A (ja) カテーテルおよびカテーテルの製造方法
US11951262B2 (en) Catheter devices and methods for making them
JPWO2010073646A1 (ja) カテーテル
JP2011010908A (ja) カテーテル
WO2014098011A1 (ja) 医療機器
JP5577902B2 (ja) カテーテル
JP2010227137A (ja) カテーテル
JP2012213478A (ja) 医療用機器
JP2012213627A (ja) カテーテル
US11890428B2 (en) Catheter
WO2017183151A1 (ja) 内視鏡用処置具
JP2011062320A (ja) ガイドワイヤおよびカテーテルシステム
JP2012100827A (ja) カテーテル
JP5891770B2 (ja) 医療機器、および医療機器の製造方法
JP2012061070A (ja) カテーテル
JPWO2018097244A1 (ja) 医療機器
JP2011194068A (ja) カテーテル
JP6972676B2 (ja) ガイドチューブ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5446518

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees