JP6734614B2 - 管状体及びその管状体を備えたカテーテル - Google Patents

管状体及びその管状体を備えたカテーテル Download PDF

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Description

本発明は、管状体及びその管状体を備えたカテーテルに関する。
血管、胆管、膵管等の体内管腔に狭窄部又は閉塞部が形成された場合には、体内管腔を流れる血液、胆汁(胆液)、膵液等の流れが悪くなる。これらの流れを改善する為に、狭窄部又は閉塞部をカテーテルを使用して治療する方法が広く行われてきた。
一般に、血管、胆管、膵管等の体内管腔は、末端に行くほどその内腔(ルーメン)が細くなり、かつ、湾曲形状が強くなる。そのため、狭窄部又は閉塞部が体内管腔の末端に形成された場合、先行して挿入されるガイドワイヤは、血体内管腔に沿って強く湾曲する。また、その際使用されるカテーテルには、強く湾曲したガイドワイヤに対して追従する柔軟性と、強く湾曲してもキンクを生じない耐キンク性が要求される。
従来、例えば、特許文献1には、内層7と、その内層7の外周に巻回されたコイル3と、そのコイル3の外周を被覆する外層8とを備えるカテーテル1が記載されている(図2等参照)。
また、特許文献2には、内層13と、その内層13の外周に巻回され、長手方向に複数配置されたコイル111〜114と、それらコイル111〜114コイルの外周を被覆する外層13とを備えるカテーテル1が記載されている(図2等参照)。
しかしながら、特許文献1に記載されたカテーテルにおいては、コイル(以下、「コイル体」と記す)が全長に亘って内層と外層との間に完全に固定されている。そのため、カテーテルが湾曲した際に、コイル体を構成する素線は湾曲形状に応じた動きが出来ず、その結果、ガイドワイヤに対して追従する柔軟性が乏しいという問題があった。
また、特許文献2に記載されたカテーテルにおいても、コイル体は複数配置されてはいるものの、それら複数のコイル体は、内層と外層との間に完全に固定されている為、コイル体を構成する素線は、カテーテルが湾曲した際に、その湾曲形状に応じた動きが出来ず、その結果、ガイドワイヤに対して追従する柔軟性が乏しいという問題があった。
特開2001−218851号公報 特開2013−165926号公報
本発明は、かかる問題を解決する為になされたものであり、ガイドワイヤに対して追従する柔軟性が優れ、かつ、カテーテルが強く湾曲した場合にもキンクを生じ難いカテーテルを提供することを目的とする。
かかる目的を達成する為に、本発明の第1の態様は、中空状の樹脂体と、その中空状の樹脂体の内部に中空螺旋状に巻回された素線とを備えた管状体において、前記素線は、前記樹脂体に対して摺動可能であることを特徴とする
また、本発明の第2の態様は、素線と、その素線を覆う樹脂体とからなる樹脂被覆素線を中空螺旋状に巻回して形成された管状体において、隣接する前記樹脂被覆素線は固着されており、前記素線は、前記樹脂体に対して摺動可能であることを特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、本発明の第1の態様または本発明の第2の態様において、前記素線は、前記樹脂体との間に空隙を形成していることを特徴とする。
また、本発明の第4の態様は、本発明の第1の態様乃至本発明の第3の態様の何れかにおいて、前記素線は、前記樹脂体の先端部において空隙を有するように、前記樹脂体の基端部に固着されていることを特徴とする。
さらに、本発明の第5の態様は、本発明の第1の態様乃至本発明の第4の態様の何れかに記載の管状体と、その管状体の先端に接続された先端チップと、前記管状体の基端に接続されたコネクタとを備えたことを特徴とするカテーテルである。
本発明の第1の態様によれば、中空状の樹脂体と、その中空状の樹脂体の内部に中空螺旋状に巻回された素線とを備えた管状体において、素線は、樹脂体に対して摺動可能であるので、管状体のキンクを防止するとともに、管状体の柔軟性を向上させることができる。
また、本発明の第2の態様によれば、素線と、その素線を覆う樹脂体とからなる樹脂被覆素線を中空螺旋状に巻回して形成された管状体において、隣接する樹脂被覆素線は固着されており、素線は、樹脂体に対して摺動可能であるので、管状体のキンクを防止するとともに、管状体の柔軟性をさらに向上させることができる。
また、本発明の第3の態様によれば、第1の態様の発明または第2の態様の発明において、素線は、樹脂体との間に空隙を形成しているので、第1の態様の発明または第2の態様の発明の効果に加え、管状体の柔軟性をさらに向上させることができる。
また、本発明の第4の態様によれば、第1の態様の発明乃至第3の態様の発明の何れかにおいて、素線は、樹脂体の先端部において空隙を有するように、樹脂体の基端部に固着されているので、第1の態様の発明乃至第3の態様の発明の何れかの効果に加え、管状体の先端の柔軟性をさらに向上させることができる。
さらに、本発明の第5の態様によれば、第1の態様の発明乃至第4の態様の発明の何れかの管状体と、管状体の先端に接続された先端チップと、管状体の基端に接続されたコネクタとを備えたカテーテルであるので、キンクを防止するとともに、ガイドワイヤに対して追従する柔軟性を向上させることができる。
図1は、本発明の第1実施形態のカテーテル(管状体)の全体図を示した図である。 図2は、図1のA部を拡大した断面図である。 図3は、図1のB−B断面を示した図である。 図4は、第2実施形態のカテーテル(管状体)の図2に相当する部分を示した断面図である。 図5は、第3実施形態のカテーテル(管状体)の全体図を示した図である。 図6は、図5のC部の一部を拡大した拡大図である。 図7は、図5のC部を拡大した断面図である。 図8は、図5のD−D断面を示した図である。 図9は、第4実施形態のカテーテル(管状体)の図2に相当する部分を示した断面図である。 図10は、第5実施形態のカテーテル(管状体)の図2に相当する部分を示した断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
先ず、本発明の第1実施形態のカテーテルについて、図1〜図3を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態のカテーテル(管状体)の全体図を示した図であり、図2は、図1のA部を拡大した断面図であり、図3は、図1のB−B断面を示した図である。
図1及び図2において、図示左側が体内に挿入される先端側(遠位側)、図示右側が医師等の手技者によって操作される後端側(近位側)である。
図1において、カテーテル1は、患者の治療及び診断の為に血管、胆管、膵管等の体内管腔に挿入されるものであり、カテーテルシャフト3(本発明の「管状体」に相当)と、カテーテルシャフト3の先端に接続された先端チップ8と、カテーテルシャフト3の基端に接続されたコネクタ9とを備える。
カテーテルシャフト3は、中空円筒形状をなし、図2に示されるように、半径方向に内側から順に、内層2と、内層2の外周に素線を螺旋状に巻回したコイル体7と、コイル体7の外周を被覆する外層5とを有している。
内層2は、樹脂からなる中空管状体であり、内部にガイドワイヤまたは他のカテーテルを挿入するためのルーメン4を形成する。内層2を構成する樹脂材料は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、PTFE(ポリテトラフルオロチレン)が使用されている。
コイル体7は、1本の素線7aを、隣接する素線7aが離間するように、内層2の外周に螺旋状に巻回して構成されたものである。本実施形態では、コイル体7を構成する素線7aの材料として、ステンレス鋼(SUS304)を使用しているが、これに限定されるものではない。コイル体7を構成する素線7aの材料は、例えば、タングステンやNi−Ti合金等の金属材料を使用しても良く、強化プラスチック(PEEK)等の樹脂材料を使用しても良い。
なお、本実施形態では、素線7aを単一の素線で構成したが、単一の素線に限らず、複数の素線から構成するようにしても良い。但し、単一の素線で構成した方が柔軟性をより向上させることができる。
外層5は、樹脂からなり、内層2及びコイル体7の外周を管状に被覆している。外層5を構成する樹脂材料は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリウレタン等が使用されている。
本実施形態において、コイル体7を構成する素線7aは、外層5に対して摺動可能に配置されている。具体的には、素線7aは、内層2の外周に螺旋状に巻回されているのであるが、内層2及び外層5に対して固定されておらず、螺旋状に摺動可能なように構成されている。
また、カテーテルシャフト3の先端には、樹脂からなる先端チップ8が接続されており、先端チップ8は、ルーメン4に連通したルーメン6を有する中空テーパ形状の部材である。この先端チップ8を構成する樹脂材料は、特に限定されないが、本実施形態では、ポリウレタン、ポリウレタンエラストマ等が使用されている。
また、先端チップ8は、樹脂内に放射線不透過性の粉末を含有させても良い。例えば、先端チップ8の樹脂内に約65w%〜約90w%の範囲で放射線不透過性の粉末(例えば、タングステン粉末)を含有させれば、医師等の手技者は、造影時にカテーテル1の位置を正確に把握することができる。
また、カテーテルシャフト3の基端には、樹脂からなるコネクタ9が接続されており、コネクタ9は、ルーメン4に連通したルーメン(図示せず)を有する中空状の部材である。このコネクタ9を構成する樹脂材料は、特に限定されないが、本実施形態では、ポリカーボネート等が使用されている。
本実施形態のカテーテルシャフト3またはカテーテル1によれば、コイル体7を構成する素線7aが内層2及び外層5に対して摺動可能に配置されているので、カテーテルシャフト3及びカテーテル1の柔軟性を向上させると共に、カテーテルシャフト3及びカテーテル1のキンクを防止することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態のカテーテルについて、図4を参照して説明する。図4は、第2実施形態のカテーテル(管状体)の図2に相当する部分を示した断面図である。
なお、第2実施形態において、第1実施形態のカテーテル1を構成する部材と同一の部材については、同一番号を付し、説明を省略する。
図4においても、図示左側が体内に挿入される先端側(遠位側)、図示右側が医師等の手技者によって操作される後端側(近位側)である。
図4において、カテーテル10は、カテーテルシャフト13(本発明の「管状体」に相当)と、カテーテルシャフト13の先端に接続された先端チップ8と、カテーテルシャフト3の基端に接続されたコネクタ9とを備える。
カテーテルシャフト13は、図4に示されるように、半径方向に内側から順に、内層2と、内層2の外周に素線を螺旋状に巻回したコイル体7と、コイル体7の外周を被覆する外層15とを有している。
外層15は、樹脂からなり、内層2及びコイル体7の外周を管状に被覆している。外層15を構成する樹脂材料は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリウレタン等が使用されている。
本実施形態において、コイル体7を構成する素線7aは、第1実施形態と同様に、外層15に対して摺動可能に配置されている。具体的には、素線7aは、内層2の外周に螺旋状に巻回されているのであるが、内層2及び外層5に対して固定されておらず、螺旋状に摺動可能なように構成されている。
本実施形態のカテーテル10と第1実施形態のカテーテル1とを比較すると、本実施形態のカテーテル10には、コイル体7を構成する素線7aと外層15との間に空隙部11が形成されているが、第1実施形態のカテーテル1には、そのような空隙部11が形成されていない点で相違する。
本実施形態のカテーテルシャフト13またはカテーテル10によれば、コイル体7を構成する素線7aが内層2及び外層15に対して摺動可能に配置され、かつコイル体7を構成する素線7aと外層15との間に空隙部11が形成されているので、カテーテルシャフト13及びカテーテル10の柔軟性をさらに向上させることができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態のカテーテルについて、図5〜図8を参照して説明する。図5は、第3実施形態のカテーテル(管状体)の全体図を示した図であり、図6は、図5のC部の一部を拡大した拡大図であり、図7は、図5のC部を拡大した断面図であり、図8は、図5のD−D断面を示した図である。
なお、第3実施形態において、第1実施形態のカテーテル1を構成する部材と同一の部材については、同一番号を付し、説明を省略する。
図5〜図7においても、図示左側が体内に挿入される先端側(遠位側)、図示右側が医師等の手技者によって操作される後端側(近位側)である。
図5において、カテーテル20は、カテーテルシャフト23(本発明の「管状体」に相当)と、カテーテルシャフト23の先端に接続された先端チップ8と、カテーテルシャフト23の基端に接続されたコネクタ9とを備える。
カテーテルシャフト23は、図6〜図8に示されるように、素線27と、素線27の外周を被覆した樹脂膜22とからなる樹脂被覆素線25を複数本(本実施形態では10本)中空螺旋状に巻回したものである。ここで、隣接する樹脂被覆素線25は、各樹脂被覆素線25の樹脂膜22の各当接部が螺旋状に溶着されており、カテーテルシャフト23は、全体として中空管状体を構成している。また、カテーテルシャフト23は、内部にガイドワイヤまたは他のカテーテルを挿入するための、表面が凸凹形状のルーメン24を形成している。
本実施形態の素線27は、樹脂膜22に対して摺動可能となっている。具体的には、素線27は、樹脂膜22と共に螺旋状に巻回されているのであるが、樹脂膜22に対して固定されておらず、螺旋状に摺動可能なように構成されている。
樹脂膜22を構成する樹脂材料は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリウレタン、PTFE(ポリテトラフルオロチレン)等が使用されている。
なお、本実施形態では、カテーテルシャフト23を、複数本の樹脂被覆素線25で構成したが、単一の樹脂被覆素線25で構成するようにしても良い。但し、単一の樹脂被覆素線で構成した方が、柔軟性をより向上させることができる。
また、本実施形態では、カテーテルシャフト23を、10本の樹脂被覆素線25で構成したが、10本に限らず、何本であっても良い。但し、柔軟性の観点からは、少ない本数の樹脂被覆素線で構成した方が良い。
また、カテーテルシャフト23の先端には、樹脂からなる先端チップ8が接続されている。先端チップ8は、ルーメン24に連通したルーメン6を有する中空テーパ形状の部材である。
また、カテーテルシャフト23の基端には、樹脂からなるコネクタ9が接続されている。コネクタ9は、ルーメン24に連通したルーメン(図示せず)を有する中空状の部材である。
本実施形態のカテーテルシャフト23またはカテーテル20によれば、素線27が樹脂膜22に対して摺動可能に配置されているので、カテーテルシャフト23及びカテーテル20の柔軟性を向上させると共に、カテーテルシャフト23及びカテーテル20のキンクを防止することができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態のカテーテルについて、図9を参照して説明する。図9は、第4実施形態のカテーテル(管状体)の図2に相当する部分を示した断面図である。
なお、第4実施形態において、第3実施形態のカテーテル20を構成する部材と同一の部材については、同一番号を付し、説明を省略する。
図9においても、図示左側が体内に挿入される先端側(遠位側)、図示右側が医師等の手技者によって操作される後端側(近位側)である。
図9において、カテーテル30は、カテーテルシャフト33(本発明の「管状体」に相当)と、カテーテルシャフト33の先端に接続された先端チップ8と、カテーテルシャフト33の基端に接続されたコネクタ9とを備える。
カテーテルシャフト33は、図9に示されるように、素線37と、素線37の外周を被覆した樹脂膜32とからなる樹脂被覆素線35を複数本(本実施形態では10本)中空螺旋状に巻回したものである。ここで、隣接する樹脂被覆素線35は、各樹脂被覆素線35の樹脂膜32の各当接部が螺旋状に溶着されており、カテーテルシャフト33は、全体として中空管状体を構成している。また、カテーテルシャフト33は、内部にガイドワイヤまたは他のカテーテルを挿入するための、表面が凸凹形状のルーメン34を形成する。
本実施形態の素線37は、樹脂膜32に対して摺動可能となっている。具体的には、素線37は、樹脂膜32と共に螺旋状に巻回されているのであるが、樹脂膜32に対して固定されておらず、螺旋状に摺動可能なように構成されている。
樹脂膜32を構成する樹脂材料は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリウレタン、PTFE(ポリテトラフルオロチレン)等が使用されている。
なお、本実施形態では、カテーテルシャフト33を、複数本の樹脂被覆素線35で構成したが、単一の樹脂被覆素線35で構成するようにしても良い。但し、柔軟性の観点からは、単一の樹脂被覆素線で構成した方が良い。
また、本実施形態では、カテーテルシャフト33を、10本の樹脂被覆素線35で構成したが、10本に限らず、何本であっても良い。但し、柔軟性の観点からは、少ない本数の樹脂被覆素線で構成した方が良い。
また、カテーテルシャフト33の先端には、樹脂からなる先端チップ8が接続されている。先端チップ8は、ルーメン34に連通したルーメン6を有する中空テーパ形状の部材である。
また、カテーテルシャフト33の基端には、樹脂からなるコネクタ9が接続されている。コネクタ9は、ルーメン34に連通したルーメン(図示せず)を有する中空状の部材である。
本実施形態のカテーテル30と第3実施形態のカテーテル20とを比較すると、本実施形態のカテーテル30には、素線37と樹脂膜32との間に空隙部31が形成されているが、第3実施形態のカテーテル20には、そのような空隙部が形成されていない点で相違する。
したがって、本実施形態のカテーテルシャフト33またはカテーテル30によれば、素線37が樹脂膜32に対して摺動可能に配置され、かつ素線37と樹脂膜32との間に空隙部31が形成されているので、カテーテルシャフト33及びカテーテル30の柔軟性をさらに向上させることができる。
<第5実施形態>
最後に、本発明の第5実施形態のカテーテルについて、図10を参照して説明する。図10は、第5実施形態のカテーテル(管状体)の図2に相当する部分を示した断面図である。
なお、第5実施形態において、第3実施形態のカテーテル20を構成する部材と同一の部材については、同一番号を付し、説明を省略する。
図10においても、図示左側が体内に挿入される先端側(遠位側)、図示右側が医師等の手技者によって操作される後端側(近位側)である。
図10において、カテーテル40は、カテーテルシャフト43(本発明の「管状体」に相当)と、カテーテルシャフト43の先端に接続された先端チップ8と、カテーテルシャフト43の基端に接続されたコネクタ9とを備える。
カテーテルシャフト43は、図10に示されるように、素線47と、素線47の外周を被覆した樹脂膜42とからなる樹脂被覆素線45を複数本(本実施形態では10本)中空螺旋状に巻回したものである。ここで、隣接する樹脂被覆素線45は、各樹脂被覆素線45の樹脂膜42の各当接部が螺旋状に溶着されており、カテーテルシャフト43は、全体として中空管状体を構成している。また、カテーテルシャフト43は、内部にガイドワイヤまたは他のカテーテルを挿入するための、表面が凸凹形状のルーメン44を形成する。
本実施形態の素線47は、その基端以外の部分において、樹脂膜42に対して摺動可能となっている。具体的には、素線47は、樹脂膜42と共に螺旋状に巻回されているのであるが、素線47の基端以外の部分は、樹脂膜42に対して固定されておらず、螺旋状に摺動可能なように構成されている。
また、本実施形態の素線47は、樹脂膜32との間に空隙部41が形成されている。したがって、カテーテルシャフト43及びカテーテル40の柔軟性をさらに向上させることができる。
樹脂膜42を構成する樹脂材料は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリウレタン、PTFE(ポリテトラフルオロチレン)等が使用されている。
なお、本実施形態では、カテーテルシャフト43を、複数本の樹脂被覆素線45で構成したが、単一の樹脂被覆素線45で構成するようにしても良い。但し、柔軟性の観点からは、単一の樹脂被覆素線で構成した方が良い。
また、本実施形態では、カテーテルシャフト43を、10本の樹脂被覆素線45で構成したが、10本に限らず、何本であっても良い。但し、柔軟性の観点からは、少ない本数の樹脂被覆素線で構成した方が良い。
また、カテーテルシャフト43の先端には、樹脂からなる先端チップ8が接続されている。先端チップ8は、ルーメン44に連通したルーメン6を有する中空テーパ形状の部材である。
また、カテーテルシャフト43の基端には、樹脂からなるコネクタ9が接続されている。コネクタ9は、ルーメン44に連通したルーメン(図示せず)を有する中空状の部材である。
本実施形態のカテーテル40と第4実施形態のカテーテル30とを比較すると、本実施形態のカテーテル40の素線47は、その基端が樹脂膜42に固着されており、樹脂膜42の先端部分においては、素線47が存在しない空隙部49が形成されているが、第4実施形態のカテーテル30には、そのような空隙部が形成されていない点で相違する。
したがって、本実施形態のカテーテルシャフト43またはカテーテル40によれば、素線47が樹脂膜42に対して摺動可能に配置され、素線47と樹脂膜32との間に空隙部41が形成され、かつ樹脂膜42の先端部分において素線47が存在しない空隙部49が形成されているので、カテーテルシャフト43及びカテーテル40の柔軟性、特に、先端部分の柔軟性をさらに向上させることができる。
1、10、20、30、40 カテーテル
2 内層
3、13、23、33、43 カテーテルシャフト(管状体)
4、6、24、34、44 ルーメン
5、15 外層
7 コイル
7a、27、37 素線
8 先端チップ
9 コネクタ
11、31、41、49 空隙部
22、32、42 樹脂膜
25、35、45 樹脂被覆素線

Claims (5)

  1. 中空状の樹脂体と、その中空状の樹脂体の内部に中空螺旋状に巻回された素線とを備えた管状体において、
    前記素線は、前記樹脂体に対して摺動可能とされ、前記樹脂体の先端部において空隙を有するように、前記樹脂体の基端部に固着されていることを特徴とする管状体。
  2. 素線と、その素線を覆う樹脂体とからなる樹脂被覆素線を中空螺旋状に巻回して形成された管状体において、
    隣接する前記樹脂被覆素線は固着されており、
    前記素線は、前記樹脂体に対して摺動可能であることを特徴とする管状体。
  3. 前記素線は、前記樹脂体との間に空隙を形成していることを特徴とする請求項2に記載の管状体。
  4. 前記素線は、前記樹脂体の先端部において空隙を有するように、前記樹脂体の基端部に固着されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の管状体。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の管状体と、
    その管状体の先端に接続された先端チップと、
    前記管状体の基端に接続されたコネクタとを備えたことを特徴とするカテーテル。
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