JP6719809B2 - カテーテル及びバルーンカテーテル - Google Patents

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本発明は、医療用のカテーテル及びバルーンカテーテルに関する。
従来のカテーテルとしては、例えば特許文献1に開示されているように、内層と、内層の外周に線材料が巻回されて形成されたコイル層(補強体)と、コイル層を被覆する外層と、を備えた長尺の管状本体を備えた構成がすでに提案されている。
また、特許文献2には、内層と、内層の外側に被着した第1のコイルと、第2のコイルとからなるコイル層で構成された補強層と、補強層の外側に被着した外層とを有する医療用チューブが開示されている。
しかしながら、上記特許文献1のカテーテルや上記特許文献2の医療用チューブにあっては、補強体であるコイルが湾曲時にスプリングバックによって広がろうとするため、コイルの端部が浮き上がってしまうという問題がある。
また、かかる問題を解決しうる構成として、特許文献3には、内層と、外層と、内層及び外層に挟まれるようにして設けられ、線状体を用いて形成された中間層(補強体)とを備え、中間層の先端を造影環(保護層)により覆ったアウタカテーテルが開示されている。
特開2012−100829号公報 特許第3659664号公報 特開2012−249812号公報
しかしながら、上記特許文献3のアウタカテーテルにあっては、造影環の肉厚が厚くなるため、中間層の端部でカテーテルの外径が太くなってしまうという問題がある。
そこで本発明は、補強体の浮き上がりを抑制しつつ、補強体の端部で外径が太くなることを抑制することができるカテーテル、及びバルーンカテーテルを提供することを目的とする。
本発明は、チューブ状の内層と、前記内層の外周に巻回された補強体と、前記補強体の外周を部分的に被覆した保護層と、少なくとも前記保護層の外周を被覆した外層と、を備え、前記保護層は、少なくとも前記補強体の一端部の外周を被覆しており、前記保護層に被覆された前記補強体の一端部の内周面は、前記保護層に被覆されていない前記補強体の部分よりも前記内層側に埋没していることを特徴とするカテーテルである。
かかる構成にあっては、前記補強体の端部が保護層によって被覆されているため、前記補強体の端部は湾曲時に浮き上がってしまうことが抑制されている。また、保護層に被覆されている補強体の端部は、内層に埋没して拘束された状態となっているため、埋没していない補強体の部分に比べて前記内層に対する相対的な移動が抑えられ、より一層確実に湾曲時の浮き上がりが抑制されている。さらに、補強体の端部が内層に埋没していることで、当該部分においてカテーテル全体の外径が他の部分に比べて太くなってしまうことが抑制されている。
また、前記保護層は、樹脂で構成されていることが望ましい。
かかる構成にあっては、カテーテルの製造や加工が容易となる。また、保護層に対して、一般的に剛性が低い樹脂を採用することで、カテーテルの折損を抑制することができる。
さらに、前記保護層は、熱収縮性樹脂チューブで構成されていることが望ましい。
かかる構成のように、前記保護層をいわゆる熱収縮性樹脂チューブで構成すると、製造工程を簡素化することができる。
また、前記外層は樹脂で構成され、前記保護層を構成する樹脂は、前記外層を構成する樹脂よりも融点が高い構成とすることが望ましい。
かかる構成にあっては、外層を内層に溶融させる場合に、保護層が溶融時に薄くなってしまうことを抑制することができる。このため、保護層の強度を確保することが可能となり、補強体の端部が浮き上がるおそれをより一層確実に防止することが可能となる。
また、前記保護層は、前記補強体の一端部と他端部との両方を被覆していることが望ましい。
かかる構成にあっては、補強体がスプリングバックにより内層から浮き上がることをより一層確実に抑制することができ、かつ、補強体の一端部及び他端部で外径が太くなってしまうことも抑制することができる。
さらに本発明のバルーンカテーテルは、前記カテーテルと、前記カテーテルにおける前記外層の外周に接合されたバルーンと、を備えていることを特徴とする。
かかる構成にあっては、補強体の端部の浮き上がりが抑制された構造を有するバルーンカテーテルを提供することが可能となる。
本発明は、補強体の端部の浮き上がりを抑制しつつ、補強体の端部で外径が太くなることを抑制することができるカテーテルを提供することができる。
また、本発明は、補強体の端部の浮き上がりを抑制しつつ、補強体の端部で外径が太くなることを抑制することができる構造を備えるバルーンカテーテルを提供することができる。
実施例1にかかるカテーテルの平面図である。 実施例1にかかるカテーテルの部分拡大断面図である。 実施例1にかかるカテーテルの製造工程を示す説明図である。 実施例2にかかるカテーテルの部分拡大断面図である。 実施例3にかかるカテーテルの部分拡大断面図である。 実施例4にかかるバルーンカテーテルの部分断面平面図である。 実施例4にかかるバルーンカテーテルの部分拡大断面図である。 実施例5にかかるバルーンカテーテルの部分拡大断面図である。
以下、本発明のカテーテルを具体化した実施例を詳細に説明する。ただし、本発明は下記に示す実施例に限定されることはなく、適宜設計変更が可能である。図1から図8において、左側が体内に挿入される先端側(遠位側)であり、右側が医師等の手技者によって操作される後端側(近位側、基端側)である。
〔実施例1〕
図1に示すように、カテーテル装置1Aは、カテーテル11Aを備えており、前記カテーテル11Aは、術者が操作する操作部10と、操作部10から延設される本体部15と、本体部15の先端側に位置する先端部16とを有している。
さらに詳述すると、図2に示すように前記カテーテル11Aは、チューブ状の内層100を有している。前記内層100は、ガイドワイヤ等が挿通される内部ルーメン101を構成している。
また、前記内層100の外周には、素線110aが螺旋状に巻回されてなる補強体としてのコイル体110が配置されている。
さらに前記コイル体110の一端部である先端部の外周には、保護層120が形成されており、前記コイル体110の先端部が前記保護層120によって被覆された状態となっている。なお、前記コイル体110における先端部より基端側にあっては、前記保護層120によって被覆されていない非保護部分122が形成されている。そのため、前記保護層120は、前記コイル体110の外周を部分的に被覆している。
さらに、前記コイル体110における保護層120に被覆されている部分は、前記内層100に前記コイル体110の素線110aが前記内層100側に埋没した状態となっている。これに対して、前記非保護部分122におけるコイル体110の素線110aは、前記内層100に埋没されていない状態となっている。
そして、前記内層100、前記コイル体110、及び前記保護層120の外周には、外層130が形成されており、前記外層130によって前記内層100、前記コイル体110、及び前記保護層120が被覆されている。
さらに、前記外層130の外周には、前記外層130を被覆するコーティング層を設けてもよい。
なお、前記カテーテル11Aの先端部16は、前記内層100の先端から前記コイル体110の先端までの間の部分によって構成されている。
なお、前記内層100は、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリオレフィン、ポリエステル、又はポリエステルエラストマー等の樹脂で構成されることが好ましい。また、内部ルーメン101に挿入するガイドワイヤ等との摺動性を考慮して、前記内層100の内周面をPEFE等のフッ素系樹脂で被覆してもよい。
また、前記コイル体110は、ステンレス鋼(SUS304)、タングステン、やNi−Ti合金等の超弾性合金で構成されることが好ましい。なお、コイル体110の素線110aの断面形状は、矩形に限らず、円形や楕円形、あるいは多角形等であっても構わない。
また、前記保護層120は、前記外層130の融点よりも高い融点を有する熱収縮性樹脂チューブで構成されることが望ましく、例えばポリエチレンテレフタレート樹脂(PET樹脂)、ポリイミド樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK樹脂)で構成されたチューブ等が好ましい。そのため、前記外層130を前記内層100に溶融させる場合に、前記保護層120が溶融時に薄くなってしまうことを抑制することができ、その結果、前記保護層120の強度を確保することが可能となり、前記コイル体110の端部が浮き上がるおそれを確実に防止することが可能となる。なお、前記保護層120は、金属材料で構成されてもよいが、カテーテル11Aの製造や加工が容易となることを考慮すると、前記保護層120は、樹脂で構成されていることが好ましい。また、前記保護層120に、一般的に剛性が低い樹脂を採用することで、カテーテル11Aの折損を抑制することができる。
また、前記外層130は、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリオレフィン、ポリエステル、又はポリエステルエラストマー等の樹脂で構成されることが好ましい。
前記カテーテル11Aにあっては、カテーテル11Aが湾曲した際に、前記保護層120によって前記コイル体110がスプリングバックにより前記内層100から浮き上がってしまうことが抑制される。また、前記保護層120に被覆されているコイル体110の先端部は、前記内層100に埋没しており、当該部分のコイル体110の素線110aの周囲は内層100に覆われているため、コイル体110の先端部が内層100によって拘束されて、より一層コイル体110の先端部が湾曲時に浮き上がりにくくなっている。さらに、コイル体110の先端部が内層100に埋没していることで、カテーテル11Aの外径が太くなってしまうことが抑制されている。
また、前記非保護部分122におけるコイル体110の素線110aは、前記内層100に埋没されていないため、弾性体として柔軟性が損なわれない。前記非保護部分122を設けずに、前記コイル体110の全長を前記内層100に埋没させた場合に比べ、カテーテル11Aは、血管や消化器官に沿って湾曲しやすい。その結果、カテーテル11Aを血管や消化器官に挿入した際に、カテーテル11Aが途中で折損しにくくなる。
なお、前記コイル体110の素線110aは、内層100に完全に埋没している状態であってもよいし、素線110aが内層100に部分的に埋没してめり込んでいる状態であってもよい。
以下に、前記カテーテル11Aを製造する方法を簡略的に説明する。
まず図3(a)に示すように、前記内層100の外周に前記コイル体110を巻回し、さらにコイル体110の先端部の外周に熱収縮性樹脂チューブ120aを配置する。
次に、前記熱収縮性樹脂チューブ120aを加熱して収縮させて保護層120を形成すると共に、図3(b)に示すようにコイル体110の先端部の素線110aを内層100側に押さえつけて、深さdだけ埋没させる。
そして図3(c)に示すように、前記内層100、前記コイル体110、及び前記保護層120の外周に前記外層130を溶着させる。なお、前記外層130は、前記保護層120を構成するための熱収縮性樹脂チューブを加熱収縮させた後に形成するようにしてもよいし、加熱収縮させる際に形成するようにしてもよい。
このように、前記保護層120に熱収縮性樹脂チューブ120aを用いることで、前記外層130を前記内層100に溶着する際に、一度に前記保護層120を形成することができるため、製造工程を簡素化することができる。
なお、上記製造方法は一例であって、他の製造方法が採用されても勿論よい。例えば、いわゆるカシメ加工によって前記内層100側に前記コイル体110をめり込ませた後で、前記コイル体110の周囲に前記保護層120を形成するようにしてもよい。また、保護層120として、熱収縮性樹脂チューブ120aを用いることなく、コイル体110の先端部の外周に樹脂材料や金属材料からなるチューブを配置させた後に、カシメ加工により、コイル体110の素線110aを前記内層100側に埋没させてもよい。
〔実施例2〕
実施例2にかかるカテーテル11Bを図4に従って説明する。なお、実施例1と同様の構成を有するものは同じ符号を付し、説明を省略する。
カテーテル装置1Bにおけるカテーテル11Bは、実施例1のコイル体110に替えて、複数の素線111aを網目状(メッシュ状)に編んだブレード111が用いられている。前記ブレード111は、補強体に相当する。なお、前記ブレード111を構成する複数の素線111aは、ステンレス鋼(SUS304)、タングステン、やNi−Ti合金等の超弾性合金で構成されることが好ましい。ブレード111を構成する複数の素線111aの断面形状は、矩形に限らず、円形や楕円形、あるいは多角形等であっても構わない。
そして、前記ブレード111の先端部が保護層120で被覆されていると共に、前記保護層120で被覆されているブレード111の素線111aが、内層100に埋没している。
かかる構成にあっても、カテーテル11Bが湾曲した際に、保護層120によって前記ブレード111がスプリングバックにより内層100から浮き上がってしまうことが抑制されている。また、前記保護層120に被覆されているブレード111の先端部は、前記内層100に埋没しているため、ブレード111の先端部が内層100に覆われることによってブレード111の先端が拘束されて、ブレード111の湾曲時の浮き上がりがより一層抑制されている。さらに、ブレード111が内層100に埋没していることで、カテーテル11Bの外径が太くなってしまうことが抑制されている。また、前記非保護部分122におけるブレード111の素線111aは、前記内層100に埋没されていないため、弾性体として柔軟性が損なわれない。前記非保護部分122を設けずに、前記ブレード111の全長を前記内層100に埋没させた場合に比べ、カテーテル11Bは、血管や消化器官に沿って湾曲しやすい。その結果、カテーテル11Bを血管や消化器官に挿入した際に、カテーテル11Bが途中で折損しにくくなる。
〔実施例3〕
実施例3にかかるカテーテル11Cを図5にしたがって説明する。なお、実施例1,2と同様の構成を有するものは同じ符号を付し、説明を省略する。
カテーテル装置1Cに用いられているカテーテル11Cは、コイル体110の先端部に加えて、他端部である後端部にも保護層121が設けられている。そして、前記保護層121によってコイル体110の後端部が深さdだけ内層100側に埋没している。
かかる構成とすることにより、コイル体110の先端部及び後端部において、コイル体110が浮き上がってしまうことを防止できる。さらに、コイル体110の先端部及び後端部で外径が太くなってしまうことを抑制することができる。
〔実施例4〕
実施例4にかかるバルーンカテーテル1Dを図6に従って説明する。なお、実施例1〜3と同様の構成を有するものは同じ符号を付し、説明を省略する。
例えば心臓の血管内の狭窄部の治療に用いられるバルーンカテーテル1Dは、バルーン20を具備している。また、アウターシャフト30と、コネクタ40と、前記カテーテル11Aに対応するインナーシャフト50と、チップ60と、コアワイヤ90と、を具備している。
前記バルーン20は、狭窄部を拡張する機能を有し、樹脂製の部材からなる。そして、先端側に先端取付部22を有し、後端側に後端取付部23を有している。前記先端取付部22は、インナーシャフト50の先端にチップ60を介して接合され、前記後端取付部23は、アウターシャフト30の先端に接合されている。
前記アウターシャフト30は、流体を供給する機能を有し、前記流体を供給するための拡張ルーメン36を構成する管状部材からなる。さらに、前記アウターシャフト30は、先端側から順に、先端アウターシャフト部31と、ガイドワイヤポート部33と、中間アウターシャフト部35と、後端アウターシャフト部37と、を有している。なお、前記ガイドワイヤポート部33は、先端アウターシャフト部31と、中間アウターシャフト部35と、インナーシャフト50と、が接合する部分となる。
かかる構成のバルーンカテーテル1Dにあっては、図7に示すように、コイル体110の端部の浮き上がりが抑制されたカテーテル11Aとしてのインナーシャフト50を有することになる。したがって、バルーン20が拡張する際に、造影剤や生理食塩水等により外周方向に加圧されてコイル体110の端部が浮き上がろうとする状態となるが、かかる状態となることを効果的に抑制することができる。
〔実施例5〕
実施例5にかかるバルーンカテーテル1Eを図8に従って説明する。なお、実施例1〜4と同様の構成を有するものは同じ符号を付し、説明を省略する。
バルーンカテーテル1Eは、図8に示すように、前記先端アウターシャフト部31に実施例1のカテーテル11Aを適用したものである。このような構造とした場合にも、コイル体110の端部の浮き上がりが抑制されたバルーンカテーテル1Eとすることができる。
なお、本発明は実施例1〜5の実施形態に限定されることはなく、例えば各部の寸法形状は適宜自由に変更することが可能である。
また、実施例4及び5では、実施例1のカテーテル11Aを前記インナーシャフト50及び前記先端アウターシャフト部31に適用したが、これに限定されない。例えば、実施例2のカテーテル11Bを前記インナーシャフト50及び前記先端アウターシャフト部31に適用してもよいし、実施例3のカテーテル11Cを前記インナーシャフト50及び前記先端アウターシャフト部31に適用してもよい。
さらに、上記の実施例1〜5では、前記保護層120によって被覆されていない非保護部分122では、補強体であるコイル体110及びブレード111が前記内層100に全く埋没されていないが、これに限定されない。非保護部分122では、補強体であるコイル体110及びブレード111が、弾性体として柔軟性を失わない程度に、前記内層100に多少埋没していてもよい。
1A,1B,1C カテーテル装置
1D,1E バルーンカテーテル
11A,11B,11C カテーテル
20 バルーン
100 内層
110 コイル体(補強体)
111 ブレード(補強体)
120 保護層
122 非保護部分
130 外層

Claims (6)

  1. 管状体と、
    前記管状体に巻回された補強体と、
    第1の樹脂で形成され、前記補強体の第1の部分の外周を被覆した第1の樹脂層と、
    第2の樹脂で形成され、前記補強体の第2の部分の外周と前記第1の樹脂層の外周を被覆した第2の樹脂層と、
    を備え、
    前記補強体の前記第1の部分の内周面は、前記管状体の横断面視において、前記補強体の第2の部分よりも前記管状体の中心方向に位置するように配置されている、
    ことを特徴とする長尺医療用部材。
  2. 前記第1の樹脂層を形成する樹脂は、前記第2の樹脂層を形成する樹脂よりも融点が高い、ことを特徴とする請求項1に記載の長尺医療用部材。
  3. 前記補強体は、素線が螺旋状に巻回されている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の長尺医療用部材。
  4. 前記補強体を形成する前記素線は長尺方向と短尺方向とを有し、
    前記管状体の長軸方向に沿って、前記補強体の前記長尺方向が配置される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の長尺医療用部材。
  5. 前記第1の樹脂層の先端は、前記補強体の先端よりも先端側に位置するように配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の長尺医療用部材。
  6. 前記長尺医療用部材は更に膨張体を有し、
    前記管状体の内部を介して前記膨張体を膨張させるための流体を流通させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の長尺医療用部材。
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