JP5975486B2 - カテーテル - Google Patents

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Description

本発明は、血管に挿入されるカテーテルに関するものであり、特に、剛性の異なる外層を備えたカテーテルに関するものである。
血管に挿入されるカテーテルは、長細く、かつ、柔軟な構造を備えた医療用機器である。カテーテルは、病気の診断を行う検査用(例えば、治療を要する狭窄部の場所を特定したり、狭窄部の進行度を把握する)として、あるいは、病気を治療する治療用(例えば、狭窄部の狭窄を拡張したり、狭窄部に薬剤を導入する)として、用いられている。
検査用カテーテルも治療用カテーテルも、一般に、樹脂からなる内層と、内層の外周に被覆された樹脂からなる外層と、内層と外層との間に金属からなる素線が編み込まれた補強体であるブレードと、を備える。カテーテルに要求される性能として、先端柔軟性、押し込み性、トルク回転性、耐キンク性、追従性など様々なものがある。
例えば、先端柔軟性と押し込み性とを考慮したカテーテルとして、外層の後端部(カテーテルシャフトの本体部)は剛性の高い樹脂で形成する一方、外層の先端部(カテーテルシャフトの先端部)は柔軟な樹脂で形成することで、剛性の異なる外層を備えたカテーテルが知られている(例えば、下記特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1では、樹脂からなる内層の外周にブレードを編み込み、ブレードの外周に柔軟な樹脂からなる外層(ショア硬度D:35〜45)と剛性の高い樹脂からなる外層(ショア硬度D:65〜70)とを挿通して、互いに熱溶着することで、剛性の異なる外層を作製している。また、特許文献2では、樹脂からなる内層の外周にブレードを編み込み、ブレードの外周に剛性の高い樹脂からなる外層をいったん形成する。その後、外層の先端部のみを除去して、代わりに柔軟な樹脂からなる外層に置き換えることで、剛性の異なる外層を作製している。
このように、剛性の異なる外層を用いることで、先端柔軟性と押し込み性とを確保することができる一方、カテーテルを蛇行した血管内に挿入して、長時間湾曲した状態に置いたときに、剛性の異なる外層の境界(言い換えると、カテーテルシャフトの本体部と先端部との境界)に応力が集中して、外層に亀裂が発生したり、外層が剥離したりする恐れがあった。
例えば、図8(A)、図8(B)に示したように、内層240の外周にブレード260を編み込み、ブレード260の外周を剛性の高い樹脂からなる第一外層280aと柔軟な樹脂からなる第二外層280bとで被膜したカテーテル100を湾曲させた場合、以下の問題があった。第一外層280aと内層240との接着強度(密着性)と、第一外層280bと内層240との接着強度(密着性)と、が異なるため、ブレード260の動きを抑制する程度が異なっている。湾曲によるブレード260の動き(言い換えると、ブレード260のピッチ間隔が広がること)は、剛性の高い樹脂からなる第一外層280a内のブレード260よりも、柔軟な樹脂からなる第二外層280b内のブレード260の方が大きくなる(言い換えると、ブレード260の動き量は、400a<400b)。そのため、第一外層280aを後端方向に引っ張る応力300aと、第二外層280bを先端方向に引っ張る応力300bとが、釣り合わずに、剛性の異なる第一外層280aと第二外層280bとの境界に応力が集中して、亀裂が発生したり、第二外層280bが内層240から剥離したりする問題があった。
米国特許第5254107号明細書 特許第4741151号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、血管に挿入されたカテーテルが長時間湾曲した状態に置かれた場合でも、硬度の異なる外層の境界(例えば、カテーテルシャフトの本体部とその本体部に隣接する隣接部との境界)に生じる応力を抑制して、外層の亀裂や剥離を防止することできるカテーテルを提供することを課題とする。
上記課題は、以下に列挙される手段により解決がなされる。
本発明の態様1は、本体部からその本体部に隣接する隣接部まで形成された樹脂からなる内層と、前記本体部から前記隣接部まで前記内層の外周に編組されたブレードと、前記本体部から前記隣接部まで前記ブレードの外周を被膜する中層と、前記本体部において、前記中層の外周を被膜する樹脂からなる第一外層と、前記隣接部において、前記中層の外周を被膜し、かつ、前記第一外層よりも柔軟な樹脂からなる第二外層と、を備えたカテーテルにおいて、前記中層は、前記本体部から前記隣接部まで、前記ブレード上に凸部を、隣接した前記ブレードの間隙に凹部を、含んだ輪郭を有しており、前記間隙における前記中層の厚さは、前記本体部から前記隣接部まで一定であり、前記本体部と前記隣接部との境界を、前記中層の前記凹部に配置したことを特徴としたカテーテル。
本発明の態様2は、前記中層は、前記第二外層よりも剛性の高い樹脂であることを特徴とした態様1に記載のカテーテル。
本発明の態様3は、前記第一外層及び前記第二外層よりも剛性の高い樹脂であることを特徴とした態様2に記載のカテーテル。
本発明の態様4は、前記ブレードは、第一素線と第二素線とからなり、前記第一素線の断面形状と前記第二素線の断面形状とが、共に矩形であることを特徴とした態様1乃至態様3の何れかに記載のカテーテル。
本発明の態様5は、前記ブレードは、第一素線と第二素線とからなり、前記第一素線の断面形状と前記第二素線の断面形状とが、一方は丸形であり、他方が前記丸形の直径よりも長い辺を有する矩形であることを特徴とした態様1乃至態様3の何れかに記載のカテーテル。
本発明の態様1のカテーテルでは、中層が本体部から隣接部まで凹凸形状の輪郭を有しており、かつ、ブレードの間隙に形成された中層の厚さが本体部から隣接部まで一定になっている。そのため、ブレードを被覆する中層と内層との接合強度(密着性)を本体部から隣接部まで均一となり、カテーテルを湾曲させた際に、湾曲によるブレードの動き(例えば、ブレードのピッチ間隔が広がること)を、本体部から隣接部まで均一に抑制することができる。また、カテーテルを湾曲させた際に、本体部の第一外層に後端側への引っ張り応力が、隣接部の第二外層に先端側への引っ張り応力が、それぞれ作用した場合でも、アンカー効果により、中層の凹凸形状の輪郭に引っかかり、第一外層と第二外層とが内層から剥離することを防止できる。従って、長時間カテーテルを湾曲させた状態に置いた場合でも、本体部と隣接部との境界に亀裂が生じたり、外層が剥離したりする恐れを低減することができる。また、本体部と隣接部との境界が、中層の凹部に配置されているため、カテーテルを湾曲させたときに、第二外層の後端(境界付近にある第二外層)が中層の凸部に引っ掛かって、アンカー効果により、更に第二外層が中層から剥離しにくくすることができる。
本発明の態様2のカテーテルでは、中層が、第二外層よりも剛性が高い樹脂で形成されている。そのため、カテーテルを湾曲させたときに、湾曲によりブレードが動いたとしても、中層がある程度剛性を有しているため、ブレードの動きを抑制することができる。ある程度剛性を有した中層を用いることで、柔軟な第二外層では抑制できなかったブレードの動きを調整できるようになる。また、ブレードの動きに伴って、中層が軸方向に延伸するため、中層がブレードによる引っ張り応力を緩和して、第一外層と第二外層との境界に生ずる応力の集中を低減することができる。
本発明の態様3のカテーテルでは、中層が、第一外層及び前記第二外層よりも剛性の高い樹脂で形成されている。そのため、カテーテルを湾曲させた際に、剛性の高い中層により、湾曲によるブレードの動き(例えば、ブレードのピッチ間隔が広がること)を更に抑制することができ、ブレードによる引っ張り応力が生じさせないようにすることができる。
本発明の態様4のカテーテルでは、ブレードを構成する第一素線と第二素線との断面形状が、共に矩形である。そのため、第一素線と第二素線との接触面積を増して摩擦抵抗を増やすことができ、湾曲によるブレードの動き(例えば、ブレードのピッチ間隔が広がること)を抑制することができる。
本発明の態様5のカテーテルでは、ブレードを構成する第一素線と第二素線との断面形状が、一方は丸形であり、他方が前記丸形の直径よりも長い辺を有する矩形である。中層の一部が矩形形状の素線と丸形形状の素線との間に入り込んでいるため、アンカー効果により、カテーテルを湾曲させたときに周方向(軸方向とは直交する方向)に生じた応力により、中層が内層から剥離してしまうことを低減することができる。
本発明の態様6のカテーテルでは、本体部と隣接部との境界が、中層の凹部に配置されている。そのため、カテーテルを湾曲させたときに、第二外層の後端(境界付近にある第二外層)が中層の凸部に引っ掛かって、アンカー効果により、更に第二外層が中層から剥離しにくくすることができる。
図1は、本実施の形態のカテーテルの全体図である。 図2は、本実施の形態のカテーテルシャフトを示した図である。説明上、先端チップと中層の一部と外層の一部とを除去した図である。 図3は、本実施の形態のカテーテルシャフトと先端チップとの断面図である。 図4は、本実施の形態のカテーテルシャフトの本体部と先端部との拡大断面図である。図4(A)は、湾曲前の状態を示した図であり、図4(B)は、湾曲後の状態を示した図である。 図5は、他の実施の形態のカテーテルシャフトの本体部と先端部との拡大断面図である。図5(A)は、湾曲前の状態を示した図であり、図5(B)は、湾曲後の状態を示した図である。 図6は、図2のカテーテルシャフトを湾曲させた図である。 図7は、本実施の形態のカテーテルシャフトを作製する工程を示した図である。 図8は、従来のカテーテルシャフトの本体部と先端部との拡大断面図である。
図1〜8を参照しつつ、本実施の形態のカテーテル1について説明する。図1〜図3、図6、図7において、図示左側が体内に挿入される先端側(遠位側)、右側が医師等の手技者によって操作される後端側(近位側、基端側)である。
図1に示されるカテーテル1は、全長が約1200mmの管状の医療用機器である。カテーテル1は、主に、可撓性を有するカテーテルシャフト10と、このカテーテルシャフト10の先端に接着された先端チップ12と、カテーテルシャフト10の後端部に固定されたコネクタ14と、からなる。
カテーテルシャフト10は、図2、図3に示したように、半径方向に内側から順に内層24と、補強体としてのブレード26と、中層29と、外層28と、からなる。
内層24は、樹脂から形成され、内部にガイドワイヤや他のカテーテルを挿入するためのルーメン18を構成する。内層24を形成する樹脂材料は、特に限定されるものではないが、本実施の形態では、PTFE(ポリテトラフルオロチレン)が用いられる。
内層24の外周には補強体としてのブレード26が形成されている。ブレード26は、図2、図6に示したように、第一素線26a及び第二素線26bが網目状(メッシュ状)に編み込まれたものである。本実施の形態の場合、8本の第一素線26a及び8本の第二素線26bの合計16本(8本×8本)の素線が交互に編み込まれている。即ち、一方向には第一素線26aが巻回されており、他方向には第二素線26bが巻回されている。
尚、ブレード26の第一素線26aと第二素線26bとの組み合わせは、このように8本×8本に限られるものではなく、例えば、4本×4本、2本×2本の様な対称の組み合わせであってもよく、4本×8本、2本×4本等の非対称の組み合わせも採用し得る。また、第一素線26aの素線幅と第二素線26bの素線幅とは、同じであってもよいし、一方の素線26aの素線幅を他方の素線26bの素線幅よりも大きくしてもよい。さらに、第一素線26aと第二素線26bとの編み込みは、2本毎に(1本おきに)交互に編み込む方法で形成されているが、これに限定されず、1本ずつ交互に編み込む方法で形成してもよい。
第一素線26aと第二素線26bとの材料は、同じ材料であってもよいし、異なる材料を用いてよい。本実施の形態では、ステンレス鋼(SUS316)からなる融点の低い第一素線26aと、タングステンからなる融点の高い第二素線26bと、を用いたが、第一素線26aと第二素線26bとに用いる材料は、特に限定されない。例えば、金属以外の材料(例えば、強化プラスチック)を用いてもよい。但し、検査時又は治療時に医師等がカテーテル1の位置を把握し易くするために、第一素線26a又は第二素線26bのいずれか一方は、放射線不透過性を有する重金属(例えば、タングステン)材料を用いることが好ましい。
ブレード26の外周には樹脂からなる中層29が形成され、内層24とブレード26とを被覆する。中層29を形成する樹脂材料は、特に限定されるものではなく、ポリアミド、ポリアミドエラストマ、ポリエステル、ポリウレタン等が用いられる。
図3の断面図に示したように、中層29は、先端チップ12を除いたカテーテルシャフト10の本体部10aと、本体部10aと隣接した先端部10bと、先端部10bと隣接した最先端部10cと、を被膜しており、ブレード26の間隙(言い換えると、第一素線26aと第二素線26bとが重ならない領域)において、内層24と接着している。
また、中層29の外表面には、ブレード26が存在する位置に凸部31が、ブレード26の間隙に凹部32が、それぞれ形成されているため、中層29は凹凸形状の輪郭を有している。
中層29の外周には樹脂からなる外層28が形成され、中層29を被覆する。外層28を形成する樹脂材料は、特に限定されるものではなく、中層29と同様に、ポリアミド、ポリアミドエラストマ、ポリエステル、ポリウレタン等が用いられる。外層28は、カテーテルシャフト10の本体部10aから最先端部10cに向けて柔軟になるように、硬度の異なる樹脂材料を用いた構成になっている。そのため、本体部10aを被覆する第一外層28aは、剛性の高い樹脂で形成され、先端部10bを被覆する第二外層28bは、第一外層28aよりも柔軟な樹脂で形成され、最先端部10cを被覆する第三外層28cは、第二外層28bよりも柔軟な樹脂で形成されている。また、第一外層28aと、第二外層28bと、第三外層28cとは、それぞれ中層29の凹部32に入り込んだ状態で、中層29と接着されている。
なお、図3の断面図では、カテーテルシャフト10は、軸方向で同一の内径を有した形状になっているが、この形状に限定されるものでなく、カテーテルシャフト10の最先端部10cから本体部10aに向けてテーパー状に大径化させることで、カテーテルシャフト10の最先端部10cだけを小径化した形状でもよい。
カテーテルシャフト10の先端には、樹脂からなる先端チップ12が取り付けられている。先端チップ12は、先端開口部15を有する円筒状の部材である。この先端チップ12を形成する樹脂は、特に限定されないが、ポリウレタン、ポリウレタンエラストマ等からなる。また、先端チップ12には、放射線不透過性を有する重金属粉末を含有させてもよい。例えば、先端チップ12が約65w%〜約90w%の範囲で放射線不透過性を有する重金属粉末(例えば、タングステン粉末)を含有することで、検査時又は治療時に医師等がカテーテル1の位置を正確に把握することができる。
次に、本実施の形態のカテーテル1を蛇行した血管内に挿入して、湾曲させた状態について説明する。
図4(A)に示したように、カテーテル1に外力が付与されず、湾曲していないときは、ブレード26は等間隔のピッチL1で編み込まれている。このカテーテル1を湾曲させると、カテーテルシャフト10の本体部10aに位置するブレード26は後端方向(図面上、右側方向)に移動しようとする一方、カテーテルシャフト10の先端部10bに位置するブレード26は先端方向(図面上、左側方向)に移動しようとする。そのため、ブレード26を、中層29と、第一外層28a及び第二外層28bと、で抑制していないと、図6に示したように、ブレード26の外側におけるピッチ間隔は、L1からL3まで広がる一方、ブレード26の内側におけるピッチ間隔は、L1からL0に狭まる。その結果、例えば、ピッチ間隔がL1からL3まで広がろうとするブレード26の動きにより、中層29には、後端側への引っ張り応力40aと、先端側への引っ張り応力40bと、が生ずる(図4(B)参照)。
本実施の形態のカテーテル1では、中層29の厚さが、本体部10aから最先端部10cにかけて一定であるため、中層29と内層24との接着強度(密着性)が、カテーテルシャフト10の本体部10aから最先端部10cにかけて、均一になっている。そのため、中層29によるブレード26の移動抑制が、本体部10aと先端部10bとで同程度となる。後端側への引っ張り応力40aと先端側への引っ張り応力40bとが釣り合い、かつ、ブレード26のピッチ間隔の広がりをL3ではなく、L2までに抑制できるため、本体部10aと先端部10bとの境界に応力が集中することを低減することができる。なお、ピッチ間隔の関係は、L0<L1<L2<L3である。
また、図4(B)に示したように、本実施の形態のカテーテル1では、中層29を、第二外層28bよりも剛性の高い(言い換えると、ある程度剛性を有した)樹脂で形成した。カテーテル1を湾曲させたときに、湾曲によりブレード26が動いたとしても、中層29がある程度剛性を有しているため、ブレード26の動きを抑制して、ピッチ間隔をL2までとすることができる。ある程度剛性を有した中層29を用いることで、柔軟な第二外層28bでは抑制できなかったブレード26の動きを調整できるようになる。
また、ブレード26の動きに伴って、中層29の凸部31は、隣接する凹部32内に一部移動する。例えば、中層29の凸部31のうち、本体部10aと先端部10bとの境界付近に存在する凸部を、それぞれ31a、31bとすると、カテーテル1を湾曲させたとき、凸部31aと凸部31bとの中層29は、軸方向に延伸しながら凸部31aと凸部31bとの間の凹部32に移動する。そのため、ブレード26の動きに伴い、中層29が軸方向に延伸できる。これにより、中層29がブレード26による引っ張り応力40a、40bを緩和して、第一外層28aと第二外層28bとの境界に生ずる応力の集中を低減することができる。
また、カテーテル1を湾曲させたときに、本体部10aの第一外層28aに後端側への引っ張り応力30aが、先端部10bの第二外層28bに先端側への引っ張り応力30bが、それぞれ作用した場合でも、第一外層28aと第二外層28bとが中層29の凹部32に入り込んで接着しているため、アンカー効果により、第一外層28aと第二外層28bとが中層29から剥離しにくくすることができる。
このように、カテーテル1を長時間湾曲させた状態に置いた場合でも、本体部10aから先端部10bにかけて、一定の厚さを有し、かつ、凹凸形状の輪郭を有した中層29により、ブレード26の移動を抑制することができ、かつ、第一外層28aと第二外層28bとが中層29から剥離しにくくすることができる。
他の実施の形態のカテーテル1として、図5(A)、(B)に示したように、中層29を第一外層28a及び第二外層28bよりも剛性の高い樹脂で形成しても良い。図4(A)、(B)と異なる点のみを説明すると、第一外層28a及び第二外層28bよりも剛性の高い中層29を用いることで、カテーテル1を湾曲させたときに、湾曲によるブレード26の動き(例えば、ブレード26のピッチ間隔が広がること)を更に抑制することができ、ブレード26による引っ張り応力40a、40b自体を生じさせないようにすることができる。但し、中層29に剛性の高い樹脂を用いる場合、カテーテルシャフト10の本体部10aから最先端部10cまでの剛性が上がってしまうため、中層29の厚みを出来る限り薄くする方が好ましい。
また、図3〜図5(B)に示したように、ブレード26を構成する第二素線26bの断面形状を丸形に、第一素線26aの断面形状を丸形の直径よりも長い矩形に、にしている。第一素線26aと第二素線26bとの材料に高張力な金属を用いた場合、編み込まれたブレード26自体が周方向(軸方向とは直交する方向)に広がろうとする。このブレード26が湾曲すると、中層29を内層24から引き離そうとする応力が周方向に生ずる。そこで、中層29の一部を、矩形形状の第一素線26aと丸形形状の第二素線26bとの間に入り込ませておくことで、アンカー効果により、カテーテル1が湾曲して周方向に応力が生じた場合でも、中層29が内層24から剥離することを低減できる。
なお、図示していないが、ブレード26を構成する第一素線26aと第二素線26bとの断面形状を、共に矩形にすることもできる。これにより、第一素線26aと第二素線26bとの接触面積を増して摩擦抵抗を増やすことができ、湾曲によるブレード26の動き(言い換えると、ブレード26のピッチ間隔が広がること)を抑制して、ブレード26による引っ張り応力40a、40bを緩和することもできる。
また、図3〜図5(B)に示したように、本体部10aと先端部10bとの境界(第一外層28aと第二外層28bとの境界)は、中層29の凹部32に配置している。これにより、カテーテル1を湾曲させたときに、第二外層28bの後端(境界付近にある第二外層28b)が中層29の凸部31bに引っ掛かって、アンカー効果により、更に第二外層28bが中層29から剥離しにくくすることができる。同様の理由により、先端部10bと最先端部10cとの境界(第二外層28bと第三外層28cとの境界)は、中層29の凹部32に配置している。
次に、本実施の形態のカテーテル1を作製する工程について、図7を参照しながら、説明する。
まず、芯金22上に内層24を形成する。次に、内層24の外周に第一素線26aと第二素線26bとを編み込んでブレード26を形成する。その後、ブレード26の外周に、中層29aと剛性の高い第一外層28aとを挿通し、中層29aと同じ剛性を有する中層29bと第一外層28aよりも柔軟な第二外層28bとを挿通し、中層29aと同じ剛性を有する中層29cと第一外層28bよりも更に柔軟な第二外層28cとを順次挿通する。そして、所定の温度で加熱することで、内層24と、中層29と、外層28(第一外層28a、第二外層28b、第三外層28c)と、を溶着させる。このとき、中層29a、29b、29cは、同じ材料からなるため、カテーテルシャフト10の本体部10aから最先端部10cまでブレード26を被膜する中層29を形成することができる。
ブレード26の先端に、先端チップ12となる樹脂からなるチューブを被せて、所定の温度で加熱して溶着することで、先端チップ12をカテーテルシャフト10に形成する。その後、芯金22を抜き取ることで、カテーテルシャフト10と先端チップ12とを有したカテーテル1を作製することができる。
上記の説明では、カテーテルシャフト10の本体部10aと本体部10aに隣接する隣接部である先端部10bとの境界に注目していたが、カテーテルシャフト10の先端部10bと先端部10bに隣接する隣接部である最先端部10cとの境界でも同じである。また、カテーテルシャフト10の本体部10aと先端部10bとを合わせて本体部と見做し、本体部に隣接する隣接部である最先端部10cを先端部と見做しても同じである。つまり、本発明は、硬度の異なる外層の境界であれば、どこにでも適用することができる。
また、上記の説明では、中層29がカテーテルシャフト10の後端から先端まで全長に亘ってブレード26を被膜していたが、この形状に限定されない。硬度の異なる外層の境界付近に、一定の厚さを有し、かつ、凹凸形状の輪郭を有した中層29が設けられていれば良いので、ブレード26の先端又は後端が中層29に被膜されていない場合であっても、上述した本発明の効果は得られる。
また、上記の説明では、カテーテルシャフト10に三種類の硬度の異なる外層(第一外層28a、第二外層28b、及び第三外層28c)を用いていたが、その種類数は特に限定されない。必要に応じて、用いる外層の数を増減すればよい。
以上で述べたように、本実施の形態のカテーテル1では、中層29の厚さが、本体部10aから先端部10bにかけて一定であるため、中層29と内層24との接着強度(密着性)が、カテーテルシャフト10の本体部10aから先端部10bにかけて、均一になっている。そのため、カテーテル1を湾曲させた際に、湾曲によるブレード26の動き(言い換えると、ブレード26のピッチ間隔が広がること)を、本体部10aから先端部10bまで均一に抑制することができる。また、カテーテル1を湾曲させた際に、本体部10aの第一外層28aに後端側への引っ張り応力30aが、先端部10bの第二外層28bに先端側への引っ張り応力30bが、それぞれ作用した場合でも、アンカー効果により、中層29の凹凸形状の輪郭に引っかかり、第一外層28aと第二外層28bとが中層29から剥離することを防止できる。
1 カテーテル
10 カテーテルシャフト
12 先端チップ
14 コネクタ
15 先端開口部
18 ルーメン
24、240 内層
26、260 ブレード
26a、26b 素線
28、280 外層
29 中層
30a、30b 引っ張り応力
31 凸部
32 凹部
40a 、40b 引っ張り応力

Claims (5)

  1. 本体部からその本体部に隣接する隣接部まで形成された樹脂からなる内層と、
    前記本体部から前記隣接部まで前記内層の外周に編組されたブレードと、
    前記本体部から前記隣接部まで前記ブレードの外周を被膜する中層と、
    前記本体部において、前記中層の外周を被膜する樹脂からなる第一外層と、
    前記隣接部において、前記中層の外周を被膜し、かつ、前記第一外層よりも柔軟な樹脂からなる第二外層と、を備えたカテーテルにおいて、
    前記中層は、前記本体部から前記隣接部まで、前記ブレード上に凸部を、隣接した前記ブレードの間隙に凹部を、含んだ輪郭を有しており、
    前記間隙における前記中層の厚さは、前記本体部から前記隣接部まで一定であり、
    前記本体部と前記隣接部との境界を、前記中層の前記凹部に配置したことを特徴としたカテーテル。
  2. 前記中層は、前記第二外層よりも剛性の高い樹脂であることを特徴とした請求項1に記載のカテーテル。
  3. 前記中層は、前記第一外層及び前記第二外層よりも剛性の高い樹脂であることを特徴とした請求項2に記載のカテーテル。
  4. 前記ブレードは、第一素線と第二素線とからなり、前記第一素線の断面形状と前記第二素線の断面形状とが、共に矩形であることを特徴とした請求項1乃至請求項3の何れかに記載のカテーテル。
  5. 前記ブレードは、第一素線と第二素線とからなり、前記第一素線の断面形状と前記第二素線の断面形状とが、一方は丸形であり、他方が前記丸形の直径よりも長い辺を有する矩形であることを特徴とした請求項1乃至請求項3の何れかに記載のカテーテル。
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