JP5684699B2 - 互いに重なり離れて配置されたマニホールド部に合流する排気管の一体化された排気マニホールド及びサブグループを有する内燃機関用シリンダヘッド - Google Patents

互いに重なり離れて配置されたマニホールド部に合流する排気管の一体化された排気マニホールド及びサブグループを有する内燃機関用シリンダヘッド Download PDF

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Description

本発明は、以下のタイプの内燃エンジン用のシリンダヘッドに関する。ここで内燃エンジンは、
− 上面、下面、2つの端面、及び2つの側面を有する本体を備え、
− 本体は、一つの鋳造片においてエンジン排気マニホールドを一体化し、
− 排気マニホールドは、排気ガス用の複数の導管によって形成され、この複数の導管は、ヘッド本体に設けられ、及び、重なり互いに離れて配置されてヘッドの側面で終端するマニホールド部に合流する排気管の別々のサブグループを形成し、
− ヘッド本体に排気マニホールドを形成する導管の略下方及び上方に設けられる下部冷却ジャケット及び上部冷却ジャケット、並びに、重なり互いに離れて配置される上述のマニホールド部の間に置かれる中間冷却ジャケットを有し、
− この中間ジャケットは、排気マニホールドの出口領域の2つの側部にて、側面に隣接して配列される2つの相互接続管を通して下部及び上部ジャケットと連通される、タイプのものである。
上述したようなタイプのシリンダヘッドは、例えば、US2010/0083920 A1(EP 2 172 635 A1に同じ)の中で説明されている。しかしながら、一体化された排気マニホールド及び重ねられた排気マニホールド部分を有するシリンダヘッドは、徐々に知られている(DE−A−25 08 952)。このタイプのシリンダヘッドは、また、JP2006−083756、JP2007−285168、及びUS2009/0241526 A1にも説明されている。
シリンダヘッドにおける排気マニホールドの一体化は、別々の排気マニホールドを有する従来のエンジンでは、高い運転温度に耐える貴重な鋼で製造しなければならないことを考えると、製造の簡素化及び製造コストの低減を可能にする。一方、一体化されたマニホールドを有するシリンダヘッドでは、ヘッド及びマニホールドを構成する材料は、一般的にアルミニウムであり、高温の排気ガスから導き出される問題は、上述の冷却ジャケットによって、マニホールド及びヘッドを冷却するための液体を設けることで解決される。互いに重なり離れて配置されたマニホールド部と一体化された排気マニホールドの提供は、導管の、改善されより均一な冷却、及び導管間の気体力学的相互作用の回避に関して有利にする。
US2010/0083920 A1
US2010/0083920 A1から知られている上述の解決策では、シリンダヘッドは、エンジンブロックの冷却循環路から来る流体を上述の下部冷却ジャケット及び上述の上部冷却ジャケットの両方に直接流すために、互いに関して平行に設けられた導管を有する。中間冷却ジャケットは、排気側で、ヘッドの中央部のみで延在し、ガス排出口領域の2つの側部に配列された2つの相互接続管によって上部ジャケットと連通する。上述した従来技術の解決策の欠点は、下部及び上部の冷却ジャケットでは、ヘッドの一端から他端まで冷却液体が実質的に長手方向の流れによってそれぞれ流れるという点であり、これは、エンジン・シリンダに関連したヘッドの全ての部分を理想的で均一に冷却することを保証できない。さらに、従来技術の解決策は、上述の排気用マニホールド部のため別個の出口を提供する。
本発明の目的は、上述した問題点が解決されるところの、特に、ヘッド各部の最適で均一な冷却が保証され、特に、様々なエンジン・シリンダに関連した排気マニホールドの様々な部分の冷却が保証される、当該明細書の冒頭に記したタイプのシリンダヘッドを提供することである。
本発明のさらなる目的は、エンジン・シリンダに関連する排気管がさらされる過熱、及び異なる排気管間での過熱の不均一さを最大限に低減することである。
上記目的を達成するため、本発明は、当該明細書の冒頭に記したタイプのシリンダヘッドであって、以下の点で特徴付けられるシリンダヘッドを提供することを目的とする。即ち、
− 共通の出口に合流する排気マニホールドの導管は、ヘッドの側面で終端し、
− 下部冷却ジャケットは、様々なエンジン・シリンダに関する複数の別個の横チャンバ内へ長手方向に分割され、ヘッドの排気側に沿って延在する、下部ジャケットの長手方向の連続部分で終端し、
− 中間冷却ジャケットは、ヘッドの長手方向の全ての延在部分の上方に延在し、下部ジャケットの上述のチャンバと連通する導管と、ヘッドからの冷却液の出口用の、ヘッドの一端に出口とを有し、
− 上部冷却ジャケットは、排気マニホールドの上部の上方でヘッドの中央部に第1部分を有し、第1部分から、メイン出口に隣接して補助出口を形成する、ヘッドの端まで長手方向に延在する第2部分を有する。
上述した特徴によって、本発明によるヘッドは、冷却液がヘッドの一端から他端まで上述の下部冷却ジャケットを長手方向に横切らないことを保証するが、しかし、少なくとも部分的に、ヘッドの長手方向を横断する方向で異なるエンジン・シリンダに関連する様々なチャンバに平行に冷却液を流させ、それによって、とりわけ、様々なエンジン・シリンダに関連する、シリンダヘッドの様々な部分間、特に排気マニホールドにおいてかなりの冷却均一性とともに冷却液の正しい並進速度を確保する。上部冷却ジャケットは、エンジンブロックから直接に冷却液を受け入れず、上述の相互接続管を通して、下部ジャケット及び中間ジャケットからとともに、下部ジャケットのチャンバからのみ冷却液を受け入れる。さらに、中間ジャケットは、ヘッドの中央の部分に制限されず、ヘッドの全長に渡り延在し、ヘッドからの冷却液のメイン出口を形成する。
本発明によるシリンダヘッドの斜視図である。 図1に示すシリンダヘッドの側面図である。 図1、2に示すシリンダヘッドの平面図である。 図3に示すIV−IV部における断面図である。 図3に示すV−V部における断面図である。 図2に示すVI−VI部における断面図である。 図2に示すVII−VII部における断面図である。 図4に示すVIII−VIII部における断面図である。 図4に示すIX−IX部における断面図である。 図4に示すX−X部における断面図である。 本発明によるシリンダヘッド本体における排気管及び3つの冷却ジャケットを形成するために使用する中子砂の拡大斜視図である。 3つの冷却ジャケットを形成するために用いられる中子砂の拡大斜視図である。 排気管を形成するために使用される2つのコアの、組み立てられた状態における斜視図である。 下部冷却ジャケット用に使用されるコアを特に示す斜視図である。 中間冷却ジャケット用に使用されるコアを特に示す斜視図である。 上部冷却ジャケット用に使用されるコアを特に示す斜視図である。 図14、図15及び図16のコアの組み立てられた状態における斜視図である。
本発明の特徴及び利点は、制限するものではない実施例として提供される添付図に関する以下の説明から明らかになる。
図示する実施例は、4つの直列シリンダーを有するターボチャージャー付き内燃機関エンジンのシリンダヘッドの場合に関する。しかしながら、本発明は、いずれのシリンダ数のエンジン、ターボ過給機ユニットが設けられている場合の、設けられていない場合の、いずれのタイプのエンジンにも適用可能であることは明らかである。
図1から図10を参照して、上面3を有する一つのアルミニウム本体2、下面4(図2を参照)、第1端面5、及び第2端面6を有する本発明によるシリンダヘッドがその全体を符号1で示されている。
エンジン・シリンダに関連する燃焼室を形成するキャビティ7(図4及び5を参照)は、シリンダヘッドの下面4において形成されている。図示する実施例は、各エンジン・シリンダにつき2つの吸気弁及び2つの排気弁を設けたエンジンの場合を示す。よって、各エンジン・シリンダに関して、2つの吸気管8と2つの排気管9(図5及び図6を参照)が、シリンダヘッド1の本体2において鋳造によって形成される。吸気管8は、ヘッドの長手方向の側面10で終端する(図3、図5、図6を参照)。図5及び図10は、また、上部にてヘッドの上面3で終端し、下部にてそれぞれの吸気管8及び排気管9で終端して、吸気弁及び排気弁のステムを受け入れガイドする貫通穴8a,9aを示している。1つ以上のカムシャフト、並びに、吸気及び排気弁の動作用のそれぞれのタペットを収容するキャビティ11(図1及び図3)は、従来の技術によるヘッドの上面に設けられている。
図5、図6及び図7において明らかに判るように、エンジン排気マニホールドもシリンダヘッド1において単一の鋳造片にて提供される。排気マニホールドを形成する導管の全体構成は、添付図の図13において明らかであり、それらを得るために用いられる砂型鋳造のコアの構成に対応する。かかる図において、シリンダヘッドにて得られたキャビティに対応する中子砂の部分は、同じ参照符号で示される。
図13において判るように、すべての排気管9は、ターボチャージャー・ユニット(不図示)を取り付けるための平坦面14にてスクリューの係合用の軸受孔15にて、シリンダヘッド(図1)の長手方向の側面13で終端する共通の出口12に合流する。図13において、排気マニホールドを形成する排気管9は、それぞれ参照符号16、17で示された、排気管の2つの別々のサブグループを形成する。サブグループ16は、一連に整列した4つのシリンダーの中心にある2つのエンジン・シリンダにつながる排気管9によって構成され、サブグループ17は、一連のシリンダーの両端にある2つのシリンダーにつながる排気管9によって構成されている。第1サブグループ16の排気管9は、端のシリンダーの各々の排気管9が合流するサブグループ17の2つの導管17a部分とともに、出口12にて順にまとめられるマニホールド16aの一部に相互に合流する。導管17aは、シリンダヘッドに関して、その一方が他方に向かって、共通の出口12内で部分16aによってそれらが合流するマニホールドの中央部分まで、略長手方向に延在する。
図1にてわかるように、図示する実施例の場合では、排気マニホールドが統合されるシリンダヘッドの部分は、長手方向の側面13から突出する部分13aを形成する。
特に図4及び図5を参照して、ヘッド及び特にヘッドに設けられた排気マニホールドを冷却するために、下部冷却ジャケット18、上部冷却ジャケット19、及び中間冷却ジャケット20もまた、シリンダヘッド1の本体において鋳造することによって形成される。下部冷却ジャケット18及び上部冷却ジャケット19は、中央の共通出口12のまわりに、また、排気マニホールドを形成する導管の略上方及び下方に延在する。中間ジャケット20は、排気管16、17のサブグループの各中央部、これらは重なりかつ互いに離れて配置される、の間で延在し、一部分及び他部分からヘッドの反対側端まで延在する。3つのジャケット18、19、20の構成は、図11から図17に図示される、対応の中子砂の構成を見ることで明らかである。図11から図17では、中子砂の各部分は、それらに対応する、ヘッド1のキャビティを示すのと同じ参照符号を用いて示されている。
図において、参照符号21は、種々のエンジン・シリンダに関連する点火プラグを取り付けるためのシリンダヘッドに設けられる導管を示し、参照符号22は、種々のシリンダーに関連するインジェクターを取り付けることを可能にするためにヘッドに設けられる更なる導管を示している。
図8及び図9は、図4のVIII−VIII部、及びIX−IX部における断面図であり、下部冷却ジャケット18を示す。図6は、図2のVI−VI部に対応する水平面におけるヘッドの断面図であり、中間冷却ジャケット20を示す。図10は、図4のX−X部による断面図であり、上部冷却ジャケット19を示す。
図14も図8及び図9も参照して、下部冷却ジャケット18が、シリンダヘッドを有する単一の鋳造片に設けられる横仕切板181によって、4つのエンジン・シリンダに関連する4つの横チャンバ180へ長手方向において分割されるということが明らかにわかる。シリンダヘッドの全長にわたり分配され、かつ燃焼室7の吸気側及び排気側にそれぞれ隣接するヘッドの下面から始まって設けられる導管182によって、下部冷却ジャケット18の横チャンバ180は、エンジンブロックに設けられる循環路から冷却液を受け入れるように設計される。図14は、エンジンブロックに設けられた循環路から来る、図4及び図14にて矢印183で示される冷却液の、下部冷却ジャケット18の別個の横チャンバ180における、到着を可能にする上述の連通管のいくつかを得るために使用される中子砂の付属物182を示す。
チャンバ180は、ヘッドの排気側に沿って延在し、上記下部ジャケット18の長手方向の連続的な部分185で終端する(図14も参照)。
上述した配置により、エンジンブロックから来る冷却液は、ヘッドの長手方向に直角の方向に従い、下部冷却ジャケット18を通り4つの横チャンバ180を、平行に、強制的に通過させられる。したがって、横チャンバ180を通過する冷却液は、排気管のサブグループ17の下を通過してサブグループ17の壁を冷やしながらシリンダヘッドの排気側に達する。
冷却液は、燃焼室に隣接して配置される導管184(図14)、及び、排気ガス用の中央出口12の2つの側部にてシリンダヘッドの面13上で終端する2つの円筒状のキャビティ192を塞ぐ閉エレメント191によって形成された1対の導管190(図4)の両方によって、下部冷却ジャケット18から上部冷却ジャケット19まで通過する(図1、4、6、14、15を参照)。図1及び図2において、閉エレメント191は省略されており、よって、下部冷却ジャケット18と中間冷却ジャケット20とを分離する隔壁189(図4)の端を示すことができている。図4にて明らかにわかるように、閉エレメント191は、連通管190を形成するように、隔壁189の先端から離れて配置されている。
図4において明らかにわかるように、導管190の各々は、中間ジャケット20と下部ジャケット18を連通するだけでなく、上部ジャケット19と両方のジャケット18,20をまた連通する場所を形成する。したがって、それぞれの導管190は、3つのジャケット間の相互接続のための導管である。
図11及び図12において、参照符号18は、本発明によるシリンダヘッドの下部冷却ジャケット18を形成するよう設計された中子砂を、全体として示しており、参照符号19及び20は、上部冷却ジャケット19及び中間冷却ジャケット20を形成するよう設計された中子砂を示している。上述の管状の付属物192によって形成された円筒状のキャビティは、それら3つの砂型鋳造のコアの付属物192a間の協働の結果として得られる。
このような配置により、発明によるシリンダヘッドでは、下部冷却ジャケット18から来る冷却液は、下部ジャケット18の別々のチャンバ180とそれぞれ連通する上述の導管190及び導管184を通って上部冷却ジャケット19に到達する。この冷却液は、図14の矢印(F)の方向において下部ジャケット18から出て、導管190を通って上部ジャケット19にも直接に、また中間ジャケット20にも入る。
図15を参照して、中間ジャケット20は、ヘッドの全てにわたり長手方向に延在し、ヘッドの端にて、下部ジャケット18及び中間ジャケット20を通過した冷却液がヘッドから通って出るところのメイン出口201で終端する。
図16を参照して、上部冷却ジャケット19は、排気マニホールドの上部16の上方でヘッドの中央にて第1部分196を有し、また、第1部分196から、メイン出口201に隣接して補助循環路198を形成するところのヘッドの端まで長手方向に延在する第2部分197を有する。第1部分196は、ガスの出口領域を、上部で、囲むブリッジ部を含んでいる。第2部分197は、ジャケット19の上部の部分に蓄積する気泡の放出を可能にするのに有用な経路を形成する。
上述の説明から明らかなように、発明によるシリンダヘッドは、そこに統合された排気マニホールドを有し、また、重なり互いに離れて配置されるマニホールド部に合流する排気管の別々のサブグループ16、17を備える。さらに、ヘッドの全長手寸法にわたり分配された複数の開口を通してエンジンブロックから冷却液を受け入れる下部冷却ジャケットは、冷却液がヘッドの長手方向に交差して平行に通過する複数の別々の横チャンバ180へ冷却液を供給するように設けられる。よって冷却液は、下部冷却ジャケットから上部及び中間冷却ジャケットまで通過する。中間冷却ジャケットでは、冷却液がシリンダヘッドの端で出口201、198にて冷却液の出口まで横に及び長手方向の両方に通過される。
発明によるシリンダヘッドは、上述の特徴によって、重なり間隔をあけられた排気管のサブグループによって形成された排気マニホールドの利点を、複数の冷却ジャケットの特定の構成及び配置から引き出したより効率的な冷却に関する利点と組み合わせることを可能にする。同時に、発明によるシリンダヘッドは、上述したように構成された砂型鋳造のコアの提供によって、比較的簡単な方法で及び比較的低コストで得ることができる。
言うまでもなく、発明の原理をそこなうことなく、構造詳細及び実施態様は、本発明の保護の範囲から逸脱せずに、純粋に実施例の目的で記述され説明されたものに対して広く変更可能である。

Claims (1)

  1. 内燃機関用のシリンダヘッド(1)であって、
    − 上面(3)、下面(4)、2つの端面(5、6)、及び2つの側面(10、13)を有する本体(2)を有し、
    − 上記本体は、一つの鋳造片においてエンジン排気マニホールド(16、17)を一体化し、
    − 上記排気マニホールド(16、17)は、ヘッド(1)の本体(2)に設けられた排気ガス用の複数の導管(9)によって形成され、重なり互いに離れて配置されヘッドの横面(13,14)に終端するマニホールド部(16a、17a)に合流する排気管の別々のサブグループ(16と17)を形成し、
    − ヘッド(1)の本体(2)内で、排気マニホールド(16、17)を形成する導管(9)のほぼ下方及び上方に設けられる下部冷却ジャケット(18)及び上部冷却ジャケット(19)と、重なり互いに離れて配置される上記排気マニホールド(16、17)の間に配置される中間冷却ジャケット(20)とを有し、
    − 上記中間冷却ジャケット(20)は、排気マニホールドの出口領域の2つの側部にて、上記側面(13、14)に隣接して配列される2つの相互接続管を通して下部及び上部のジャケット(18、19)と連通される、内燃機関用のシリンダヘッド(1)において、
    − 上記排気マニホールドの導管(9)は、ヘッド(1)の上記側面(13、14)で終端する共通の出口(12)へ合流し、
    − 下部冷却ジャケット(18)は、個々のエンジン・シリンダに関連した複数の分離した横チャンバ(180)に長手方向において分割され、この横チャンバは、ヘッドの排気側に沿って延在する部分(185)で上記下部冷却ジャケットの長手方向において連続して延在する部分(185)で終端し、
    − 中間冷却ジャケット(20)は、ヘッドの長手方向の全伸長にわたり延在し、ヘッド(1)から冷却液が出ることに関して、下部冷却ジャケット(18)の上記チャンバと連通する導管(184)と、ヘッド(1)の一端(6)に出口(201)とを有し、
    − 上部冷却ジャケット(19)は、排気マニホールドの上部(16)の上方でヘッドの中央に第1部分(196)を有し、この第1部分(196)から、上記出口(201)に隣接して補助循環路(198)を形成する、ヘッド(1)の上記一端(6)まで長手方向に延在する第2部分(197)を有する、
    ことを特徴とする内燃機関用のシリンダヘッド。
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