JP2006329128A - 内燃機関の冷却構造 - Google Patents

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    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/24Cylinder heads
    • F02F1/243Cylinder heads and inlet or exhaust manifolds integrally cast together

Abstract

【課題】 排気干渉を抑制するとともに内燃機関の性能を向上させることが可能な内燃機関の冷却構造を提供する。
【解決手段】 複数の気筒5の排気ポート11を集合させる排気集合ポート7a、7bがシリンダヘッド2の内部に複数設けられたエンジン1に適用される冷却構造であって、シリンダヘッド2には、各排気集合ポート7a、7bをそれぞれ別々に冷却可能なように冷却水を流通させる冷却水流路21、22が複数設けられている。また、各冷却水流路21、22には互いに異なるウォータポンプ105、109から冷却水が供給される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関の冷却構造に関する。
複数の燃焼室から延びる排気ポートをシリンダヘッドの内部に形成した排気集合部で一体に集合させる多気筒エンジンのシリンダヘッド構造が知られている(特許文献1参照)。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2〜4が存在する。
特開2000−161132号公報 特開昭60−85215号公報 特開平8−74598号公報 特開2003−176722号公報
各気筒の排気ポートを全て合流させると各気筒から排出される排気が互いに干渉し合って排気の流れを阻害するいわゆる排気干渉が生じ易い。排気干渉を抑制すべく排気ポートを複数の排気ポート群にまとめ、これら排気ポート群毎に集合部を設けた場合、各集合部から排出される排気温度の差が大きいと、温度が最も高い排気が集合部以降の排気系に設ける機器の許容上限温度未満に維持されるように内燃機関の運転状態を抑制する必要がある。
そこで、本発明は、排気干渉を抑制するとともに内燃機関の性能を向上させることが可能な内燃機関の冷却構造を提供することを目的とする。
本発明の内燃機関の冷却構造は、複数の気筒の排気ポートを集合させる排気集合ポートがシリンダヘッドの内部に複数設けられた内燃機関に適用される冷却構造であって、前記シリンダヘッドには、各排気集合ポートをそれぞれ別々に冷却可能なように冷却水を流通させる冷却水流路が複数設けられていることにより、上述した課題を解決する(請求項1)。
本発明の冷却構造によれば、全ての気筒の排気ポートを一つにまとめず、排気集合ポートを複数設けたので、排気干渉を抑えることができる。また、排気集合ポートがそれぞれ別々に冷却可能なように冷却水流路を設けたので、排気集合ポートをそれぞれ適切に冷却することができる。そのため、例えば各排気集合ポートから排出される排気の温度差を低減させ、内燃機関の性能を向上させることができる。
本発明の一形態において、各排気集合ポートは冷却水との熱交換面積が互いに異なるように設けられ、かつ各冷却水流路に供給される冷却水の流量を調整可能な冷却水流量調整手段をさらに備え、前記冷却水流量調整手段は、前記複数の排気集合ポートのうち熱交換面積が小さい排気集合ポートほどこの排気集合ポートを冷却する冷却水流路に供給する冷却水の流量を増加させてもよい(請求項2)。熱交換面積が小さい排気集合ポートほど排気が冷却され難いので、このように冷却水の流量を調整することで、各排気集合ポートから排出される排気の温度差を低減することができる。
本発明の一形態は、複数の冷却水供給手段をさらに備え、各冷却水流路には互いに異なる冷却水供給手段から冷却水が供給されてもよい(請求項3)。このように冷却水流路毎に冷却水供給手段を設けることで、各冷却水流路の冷却水の流量を容易に調整することができる。
本発明の一形態は、前記排気集合ポートを冷却した後の冷却水を利用して空気を暖めるヒータをさらに備え、前記ヒータには、前記複数の排気集合ポートのうち最も前記内燃機関のシリンダブロック寄りに配置された排気集合ポートを冷却した冷却水が供給されてもよい(請求項4)。最もシリンダブロック寄りに配置された排気集合ポートを冷却した冷却水は、この他の排気集合ポートを冷却した冷却水よりも水温が高くなり易い。そのため、このように高温になり易い冷却水をヒータに供給することで、ヒータの性能を向上させることができる。
以上に説明したように、本発明によれば、排気集合ポートを複数設けたので、排気干渉を抑制できる。また、各排気集合ポートをそれぞれ別々に冷却可能なように冷却水流路を設けたので、各排気集合ポートから排出される排気の温度をそれぞれ適切に調節できる。そのため、各排気集合ポートから排出される排気の温度差を低減させることで、内燃機関の性能を向上させることができる。
図1〜図3は、本発明の一形態に係る冷却構造が適用された内燃機関を示している。なお、図1は内燃機関をシリンダヘッド側から見た図を示し、図2は図1のII−II線における内燃機関の断面を示し、図3は内燃機関において冷却水が流通する経路の概略図を示している。内燃機関(以下、エンジンと記述することもある。)1は、車両に走行用動力源として搭載されるもので、図2に示すようにシリンダヘッド2及びシリンダブロック3を含んで構成される機関本体4と、図3に示すように機関本体4に冷却水を循環させる冷却システム100とを備えている。エンジン1は、複数(図1では4つ)の気筒5を有し、シリンダブロック3にはこれら複数の気筒5が一列に並べて形成されている。なお、図1に示したように各気筒5に#1〜#4の番号を付して各気筒5を区別する。図1に示したようにシリンダヘッド2には、複数の吸気ポート6及び複数の排気集合ポート7が形成される。また、シリンダヘッド2には、不図示の点火プラグが取り付けられる点火プラグ取付孔8が各気筒5に設けられる。吸気ポート6は、気筒5の吸気口9から延びてシリンダヘッド2の側面に開口し、気筒5ごとに独立して設けられる。
各排気集合ポート7は、気筒5の排気口10から延びる排気ポート11と、排気ポート11を集合させる集合部12とをそれぞれ備えている。図4に形状を示したように、エンジン1は、#1の気筒5の排気ポート11aと#4の気筒の排気ポート11dとを第1の集合部12aで集合させる第1の排気集合ポート7aと、#2の気筒5の排気ポート11bと#3の気筒5の排気ポート11cとを第2の集合部12bで集合させる第2の排気集合ポート7bとを備えている。図4に示したように、第2の排気集合ポート7bは、第1の排気集合ポート7aよりもシリンダブロック3側に配置される。また、図4から明らかなように、第1の排気集合ポート7aの方が第2の排気集合ポート7bよりも表面積が広い。
図2に示したように、シリンダヘッド2には、冷却システム100によって冷却水が流通されるウォータジャケット20が設けられている。ウォータジャケット20は第1の冷却水流路21及び第2の冷却水流路22を備え、各冷却水流路21、22は気筒5の並び方向に沿って延びるとともにシリンダヘッド2の略全長に亘って形成される。また、図2に示したように、第2の冷却水流路22は第1の冷却水流路21よりもシリンダブロック3側に形成される。図2に示したように、第1の冷却水流路21は第1の排気集合ポート7aの周囲に形成され、第2の冷却水流路22は第2の排気集合ポート7bの周囲に形成される。なお、第1の冷却水流路21と第2の冷却水流路22とを隔てる隔壁23は、第1の排気集合ポート7aの一部及び第2の排気集合ポート7bの一部を含んで形成されているが、第1の排気集合ポート7aの殆どは第1の冷却水流路21を流通する冷却水によって冷却され、第2の排気集合ポート7bの殆どは第2の冷却水流路22を流通する冷却水によって冷却される。そのため、第1の冷却水流路21を流通する冷却水の流量などを調整することで、第1の排気集合ポート7aを流れる排気の冷却効率を変化させることができる。また、第2の冷却水流路22を流通する冷却水の流量などを調整することで、第2の排気集合ポート7bを流れる排気の冷却効率を変化させることができる。
次に図3を参照してエンジン1の冷却システム100を説明する。冷却システム100は、図3の矢印A方向に冷却水を導く第1の冷却水経路101と、矢印B方向に冷却水を導く第2の冷却水経路102と、機関本体4で昇温された冷却水を冷却するラジエータ103が設けられた循環経路104とを備えている。図3に示したように、第1の冷却水経路101は冷却水がシリンダブロック3を冷却した後、第1の冷却水流路21に導かれるように形成され、第2の冷却水経路102は冷却水が第2の冷却水流路22に導かれるように形成される。すなわち、エンジン1においては、第1の冷却水流路21が第1の冷却水経路101の一部を形成し、第2の冷却水流路22が第2の冷却水経路102の一部を形成している。上述したように、第2の冷却水流路22は第1の冷却水流路21よりもシリンダブロック3側に形成されているため、第2の冷却水経路102を流通する冷却水は、第1の冷却水経路101を流通する冷却水よりも高温になり易い。
第1の冷却水経路101には、冷却水の流量を調整するための第1の流量制御バルブ105と、冷却水供給手段としての第1のウォータポンプ106と、シリンダヘッド2及びシリンダブロック3を通過した後の冷却水の温度を検出する第1の水温センサ107と、シリンダヘッド2及びシリンダブロック3を通過した冷却水をラジエータ103をバイパスさせて第1のウォータポンプ106の上流側に戻す第1のバイパス通路108とが設けられている。第2の冷却水経路102には、第2の流量制御バルブ109と、冷却水供給手段としての第2のウォータポンプ110と、シリンダヘッド2を通過した冷却水の温度を検出する第2の水温センサ111と、シリンダヘッド2を通過した冷却水を第2のウォータポンプ110の上流側に戻す第2のバイパス通路112と、が設けられている。また、第2の冷却水経路102には、第2のバイパス通路112と並列に、機関本体4で温められた冷却水(以下、温水と略称する。)をエンジン1が搭載された車両に設けられるエアコンのヒータ113などに送るためのヒータバイパス通路114が設けられている。なお、ヒータバイパス通路114による温水の供給先は、エアコンのヒータ113に限定されない。例えば、スロットルバルブなど、エンジン1の部品のうち暖機が必要な種々の部品に温水を供給してもよい。なお、第1のウォータポンプ106及び第2のウォータポンプ110は、エンジン1の回転を利用して駆動してもよいし、電動モータによって駆動してもよい。
第1の冷却水経路101を流通する冷却水の温度は、第1の流量制御バルブ105によって調整できる。例えば、第1の流量制御バルブ105を閉じることで、循環経路104を経由して第1のウォータポンプ106に戻される冷却水の流量を減少させるとともに、第1のバイパス通路108を経由して第1のウォータポンプ106に戻される冷却水の流量を増加させることができる。第1のバイパス通路108を経由して戻される冷却水は、ラジエータ103によって冷却されていないため、循環経路104を経由して戻される冷却水よりも温度が高い。そのため、第1の流量制御バルブ105を閉じることで、第1の冷却水経路101を流通する冷却水の温度を上昇させることができる。一方、第1の流量制御バルブ105が開けられた場合は、循環経路104と経由して戻される冷却水の流量が増加するので、第1の冷却水経路101を流通する冷却水の温度を下げることができる。同様に、第2の冷却水経路102を流通する冷却水の温度は、第2の流量制御バルブ109によって調整できる。例えば第2の流量制御バルブ109を閉じることで、循環経路104を経由して第2のウォータポンプ110に戻される冷却水の流量を減少させるとともに、第2のバイパス通路112及びヒータバイパス通路114を通過して第2のウォータポンプ110に戻される冷却水の流量を増加させることができる。そのため、第2の冷却水経路102を流通する冷却水の温度を上昇させることができる。一方、第2の流量制御バルブ109が開けられた場合は、第2の冷却水経路102を流通する冷却水の温度を下げることができる。
第1の流量制御バルブ105、第1のウォータポンプ106、第2の流量制御バルブ109、及び第2のウォータポンプ110の動作はエンジンコントロールユニット(ECU)200によって制御される。ECU200は、各気筒5に噴射する燃料量を調整するなどしてエンジン1の運転状態を制御する周知のコンピュータユニットである。図3に示したように、ECU200には第1の水温センサ107及び第2の水温センサ111が接続され、ECU200はこれらの水温センサ107、111から制御時に参照する情報を取得する。ECU200は、例えばエンジン1の始動時など機関本体4を通過した冷却水の温度が低い場合、第1の流量制御バルブ105及び第2の流量制御バルブ109をそれぞれ閉じてエンジン1の始動性を向上させる。また、上述したように、第2の排気集合ポート7bは第1の排気集合ポート7aよりもシリンダヘッド3側に配置され、かつ第2の排気集合ポート7bの方が第1の排気集合ポート7aよりも内面の面積の合計が小さいため、第2の排気集合ポート7bを通過して排出される排気は、第1の排気集合ポート7aを通過して排出される排気よりも温度が高い。そこで、ECU200は、第2のウォータポンプ110の動作を制御して第2の冷却水経路102の冷却水の流量を増加させ、第2の排気集合ポート7bを通過して排出される排気の温度を低下させる。このようにECU200によって冷却水の流量が調整されることで、冷却システム100及びECU200は本発明の冷却水流量調整手段として機能する。
以上に説明したエンジン1によれば、第1の排気集合ポート7aが第2の冷却水流路22を流れる冷却水によって冷却され、第2の排気集合ポート7bが第3の冷却水流路23を流れる冷却水によって冷却されるので、各冷却水流路22、23を流れる冷却水の流量及び温度等を調整することで、各排気集合ポート7a、7bをそれぞれ適切に冷却することができる。また、第2の冷却水流路22を流れる冷却水の流量を増加させることで、燃焼室周り及び吸排気バルブの下端の冷却をそれぞれ強めることができる。
排気集合ポート7の下流にはターボ過給機及び排気浄化触媒などが設けられ、エンジン1はこれらの機器の温度が許容上限温度未満に維持されるように運転状態が制御される。上述したエンジン1によれば、第1の排気集合ポート7aの排気の温度及び第2の排気集合ポート7bの排気の温度をそれぞれ別々に調整できるので、各排気集合ポート7から排出される排気の温度差を低減させるとともに、各排気集合ポート7から排出される排気の温度を排気集合ポート7の下流に設けられる機器の許容上限温度未満にそれぞれ調整することができる。そのため、エンジン1の性能を向上させることができる。
図3に示したように、エアコンのヒータ113及び暖機が必要な部品などには、シリンダブロック3側に配置された第2の冷却水流路22を通過した温水が供給される。上述したように第2の冷却水流路22に供給された冷却水は、第1の冷却水流路21に供給された冷却水よりも温度が上昇し易いので、この第2の冷却水流路22を通過した冷却水をヒータ113及び暖機が必要な部品などに供給することで、これらの機器を速やかに暖機することができる。そのため、エンジン1の始動性を改善することができる。また、速やかにヒータ113に熱を供給することができるので、エアコンの性能を向上させることができる。
一般に直列4気筒の4サイクル式エンジンは、180°CA(クランク角を意味する。)間隔で全気筒に順次燃焼を生じさせる。また、この直列4気筒の4サイクル式エンジンでは、#1の気筒5の燃焼行程と#4の気筒5の燃焼行程とが360°CAずれるように設定され、#2の気筒5の燃焼行程と#3の気筒5の燃焼行程とが360°CAずれるように設定される。そのため、#1の気筒5の排気行程と#4の気筒5の排気行程とが連続せず、#2の気筒5の排気行程と#3の気筒5の排気行程とが連続しない。そこで、#1の気筒5の排気ポート7と#4の気筒5の排気ポート7とを合流させ、#2の気筒5の排気ポート7と#3の気筒5の排気ポート7とを合流させることで、排気干渉を抑制することができる。
本発明は、上述した形態に限定されることなく、種々の形態にて実施することができる。例えば、本発明が適用されるエンジンは直列4気筒エンジンに限定されない。複数の気筒を有し、これら複数の気筒の排気ポートにて複数の排気ポート群が形成され、シリンダヘッド内においてこれら複数の排気ポート群ごとに排気ポートを集合させる種々のエンジンに適用することができる。この場合、各排気ポート群の周囲にそれぞれ別の冷却水流路を形成することで、各排気ポート群から排出される排気の温度を適切に調整することができる。
本発明の一形態に係る冷却構造が適用された内燃機関を示す図。 図1のII−II線における内燃機関の断面を示す図。 図1の内燃機関の冷却システムを示す図。 図1の内燃機関の排気ポートの形状を示す斜視図。
符号の説明
1 エンジン(内燃機関)
2 シリンダヘッド
3 シリンダブロック
5 気筒
7a 第1の排気集合ポート
7b 第2の排気集合ポート
11 排気ポート
21 第1の冷却水流路
22 第2の冷却水流路
100 冷却システム(冷却水流量調整手段)
106 第1のウォータポンプ(冷却水供給手段)
110 第2のウォータポンプ(冷却水供給手段)
113 ヒータ
200 エンジンコントロールユニット(冷却水流量調整手段)

Claims (4)

  1. 複数の気筒の排気ポートを集合させる排気集合ポートがシリンダヘッドの内部に複数設けられた内燃機関に適用される冷却構造であって、
    前記シリンダヘッドには、各排気集合ポートをそれぞれ別々に冷却可能なように冷却水を流通させる冷却水流路が複数設けられていることを特徴とする内燃機関の冷却構造。
  2. 各排気集合ポートは冷却水との熱交換面積が互いに異なるように設けられ、かつ各冷却水流路に供給される冷却水の流量を調整可能な冷却水流量調整手段をさらに備え、
    前記冷却水流量調整手段は、前記複数の排気集合ポートのうち熱交換面積が小さい排気集合ポートほどこの排気集合ポートを冷却する冷却水流路に供給する冷却水の流量を増加させることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の冷却構造。
  3. 複数の冷却水供給手段をさらに備え、各冷却水流路には互いに異なる冷却水供給手段から冷却水が供給されることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の冷却構造。
  4. 前記排気集合ポートを冷却した後の冷却水を利用して空気を暖めるヒータをさらに備え、
    前記ヒータには、前記複数の排気集合ポートのうち最も前記内燃機関のシリンダブロック寄りに配置された排気集合ポートを冷却した冷却水が供給されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関の冷却構造。
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