JP5679107B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被記録媒体に対して記録を実行する記録装置に関する。
本願において、記録装置には、インクジェットプリンター、ラインプリンター、複写機、ファクシミリ等の種類が含まれるものとする。
従来では、特許文献1に示す如く、記録装置は、記録されたインクの表面に対して処理液(表面処理液)を吐出するヘッドと、前記インクを吐出する他のヘッドとを有していた。そして、前記処理液を吐出するヘッドと被記録媒体との間隔が、前記他のヘッドと被記録媒体との間隔より大きい関係が成立するように構成されていた。従って、処理液のミストが浮遊する空間を設けることができ、前記処理液のミストが前記他のヘッドのインク吐出口面までおよぶことがほとんどないようにすることができた。
また、特許文献2に示す如く、記録装置は、複数のノズルを有する印刷ヘッドを備えていた。そして、最後にドットを形成するためのノズルと印刷媒体との距離が、最初にドットを形成するためのノズルと印刷媒体との距離よりも大きい状態に、前記複数のノズルが設けられていた。インクの浸透量に応じて前記距離を大きくすることにより、インクが浸透することによってコックリングが生じた場合であっても、前記印刷ヘッドと印刷媒体との接触を防ぐことができた。
特開2002−154195号公報 特開2001−270094号公報
しかしながら、特許文献1に記載された構成は、前記他のヘッドによって記録されたインクの表面に対して、前記ヘッドによって吐出される処理液(表面処理液)に限定されており、下地処理用の液体についてではなかった。
また、特許文献2に記載された構成は、浸透量が多くなるほど大きくなるコックリングに対する対策に限定されており、下地処理用の液体と、下地の上に吐出される液体との関係を考慮したものではなかった。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、下地用の液体を吐出することを考慮した記録装置を提供することである。
上記課題を達成するため、本発明の記録装置の一つの態様は、被記録媒体に対して下地用の第1類液体を吐出する第1ノズルと、下地の上に吐出される第2類液体を吐出する第2ノズルと、を備え、前記下地の厚みに応じて、前記第1ノズルと前記被記録媒体との間の距離、前記第2ノズルと前記被記録媒体との距離を決めるように構成され、前記第1ノズルと前記被記録媒体との間の距離は、前記第2ノズルと前記被記録媒体との間の距離より短い関係を有する構成であることを特徴とする。
また、本発明の第1の態様の記録装置は、被記録媒体に対して下地用の第1類液体を吐出する第1ノズルと、下地の上に吐出される第2類液体を吐出する第2ノズルと、を備え、前記第1ノズルと被記録媒体との間の距離は、前記第2ノズルと被記録媒体との間の距離より短い関係を有する構成であることを特徴とする。
本態様によれば、前記関係を有することにより、下地記録(下地印刷)する時の第1ノズルと被記録媒体との間の距離(PG1)と、その上に記録(印刷)する時の第2ノズルと下地層の表面との間の実際の距離(PG2’)とを殆ど同じにすることができ、記録品質を向上させることができる。言い換えると、下地層分だけノズルと被記録媒体における液体が着弾する箇所との間の距離PGが狭くなることによる不具合の発生を防止できる。例えば、被記録媒体が、ノズルが設けられた記録ヘッドと擦れる所謂、ヘッド擦れの虞などを防止することができる。
尚、前記第1ノズルおよび前記第2ノズルは、一の記録ヘッドに設けられている構成でもよいし、それぞれ別の記録ヘッドに設けられている構成でもよい。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記第1ノズルを有する第1記録ヘッドと、前記第2ノズルを有する第2記録ヘッドと、をさらに備え、前記第1記録ヘッドと、前記第2記録ヘッドとは別体の構成であることを特徴とする。
本態様によれば、第1の態様と同様の作用効果に加え、前記第1記録ヘッドによる記録と、前記第2記録ヘッドによる記録とを、それぞれ別に実行でき有効である。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記第1記録ヘッドと被記録媒体との間の距離を変える距離変更手段をさらに備えていることを特徴とする。
本態様によれば、第2の態様と同様の作用効果に加え、前記第1記録ヘッドと被記録媒体との間の距離を適度な距離にすることができる。例えば、前記第1類液体を吐出して三層盛りにする場合等、それに応じた距離にすることができる。従って、前記距離が近すぎて被記録媒体上の異物が前記第1記録ヘッドに付着する虞がない。その結果、前記付着によるドット抜けを防止することができる。
ここで、「ドット抜け」とは、一のノズルに付着した異物が、該一のノズルから吐出された液体が被記録媒体に着弾することを妨げることにより、被記録媒体において前記着弾するはずである箇所だけ、ドット(液体の着弾跡)が抜けたようにみえる現象をいう。
本発明の第4の態様は、第1から第3のいずれか一の態様において、前記第1類液体および前記第2類液体は、光硬化型インクであることを特徴とする。
ここで、「光硬化型インク」とは、光の照射を受けて硬化(固化)するインクをいう。例えば、紫外線の照射を受けて硬化(固化)する紫外線硬化(固化)型インク(UVインク)がある。インクの溶媒が揮発して硬化(固化)する染料インクや顔料インクと比較して、硬化(固化)する際の容積(体積)変化が小さい特徴がある。
本態様によれば、第1から第3のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、光硬化型インクであるので、前記第1類液体によって下地層が形成される。係る場合、その後に吐出する前記第2ノズルと被記録媒体における液体が着弾する表面(下地層の表面)との間の距離が、下地層が形成される前から変化するので、前記距離について前記関係を有する構成は特に有効である。
本発明の第5の態様は、第1から第4のいずれか一の態様において、前記第1ノズルによって前記第1類液体が吐出された範囲に、前記第2ノズルによって前記第2類液体を吐出する記録モードを有する構成であることを特徴とする。
本態様によれば、第1から第4のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記記録モードを有している場合に、前記距離について前記関係を有する構成は特に有効である。
本実施例のプリンターの概略を示す側面図。 (A)(B)は本実施例の第1記録ヘッドおよび第2記録ヘッドを示す図。 本実施例の第1記録モードのときの様子を示す要部拡大正面図。 本実施例の第1記録モードのときの制御を示す図。 他の実施例の記録ヘッドを示す正面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すのは、本発明に係る記録装置の一例であるプリンターの概略を示す側面図である。
図1に示す如く、プリンター1は、媒体送り手段2と、記録部4と、排出手段の一例である巻き取り手段12と、を備えている。このうち、媒体送り手段2は、被記録媒体および被送り媒体の一例であるロール媒体としてのロール紙Pを送り方向下流側(Y軸の矢印方向)へ送ることができるように設けられている。
具体的には、送り出し手段3と、ローラー対14とを備えている。このうち、送り出し手段3は、ロール状に巻かれたロール紙Pを解いて送り方向下流側へ送り出すことができるように構成されている。また、ローラー対14は、解かれたロール紙Pをさらに下流側の記録部4へ送ることができるように構成されている。
また、記録部4は、媒体送り手段2より下流側において、ロール紙Pに対してインクを吐出して記録を実行することができるように設けられている。具体的には、記録部4は、記録ヘッドである第1記録ヘッド5および第2記録ヘッド7と、ノズルである第1ノズル6および第2ノズル8と、媒体支持部9と、を備えている。このうち、第1記録ヘッド5および第2記録ヘッド7は、ガイド軸13および図示しない駆動モーターの動力によって、ロール紙Pの幅方向Xへ移動可能に構成されている。
またさらに、インクを吐出する第1ノズル6は、第1記録ヘッド5における媒体支持部9と対向する面に形成されている。同様に、第2ノズル8は、第2記録ヘッド7における媒体支持部9と対向する面に形成されている。また、媒体支持部9は、ロール紙Pを支持し、ロール紙Pと第1記録ヘッド5および第2記録ヘッド7との間の距離PG1、PG2を所定の距離に保つことができるように設けられている。尚、Z軸方向は、媒体支持部9と第1記録ヘッド5および第2記録ヘッド7とが対向する方向である。また、鉛直方向でもある。
また、巻き取り手段12は、記録部4より下流側において、記録されたロール紙Pを巻き取ることができるように設けられている。
尚、ロール媒体の一例としてロール紙Pについて説明するが、紙に限らない。布(反物)やフィルム媒体でもよいのは勿論である。また、被記録媒体および被送り媒体は、ロール状のものに限らない。シート状の所謂、単票紙でもよい。
続いて、第1記録ヘッド5および第2記録ヘッド7についてより詳しく説明する。
図2(A)(B)に示すのは、本実施例の第1記録ヘッドおよび第2記録ヘッドを示す図である。このうち、図2(A)は平面図である。一方、図2(B)は送り方向下流側からみた正面図である。
尚、第1ノズル6および第2ノズル8は透視して示したものである。
図2(A)(B)に示す如く、本実施例の記録部4は、第1記録ヘッド5と、第2記録ヘッド7とを有している。このうち、第1記録ヘッド5には、ロール紙Pに対して下地用の第1類液体L1(図3参照)を吐出する第1ノズル6が設けられている。一方、第2記録ヘッド7には、下地の上に吐出される第2類液体L2(図3参照)を吐出する第2ノズル8が設けられている。
ここで、「下地用の第1類液体」は、白、メタル色等の下地として用いられる液体である。「下地用の第1類液体」を用いることにより、「下地の上に吐出される第2類液体」の発色をよくすることができる。また、「下地の上に吐出される第2類液体」は、第1類液体の層H(図3参照)の上に吐出される液体である。具体的には、有彩色や、白以外の無彩色である。例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックを挙げることができる。
尚、白いロール紙に対しても「下地用の第1類液体」としての白インクL1を用いることが望ましい。用いることにより、用いなかった場合と比較して、「第2類液体」の発色がよくなるからである。
本実施例のプリンター1は、第1記録モードと、第2記録モードとを有している。このうち、第1記録モードとは、先に第1類液体L1を吐出してから、その上に第2類液体L2を吐出して記録をするモードをいう。第1記録モードは、被記録媒体が紙等であって、記録した面(液体を吐出した側の面)から、文字、模様、写真等を見る場合に用いる記録モードである。
一方、第2記録モードとは、先に第2類液体L2を吐出してから、その上に第1類液体L1を吐出して記録をするモードをいう。第2記録モードは、被記録媒体が透明のフィルム等であって、記録した面(液体を吐出した側の面)と反対側の面から、文字、模様、写真等を見る場合に用いる記録モードである。
以下、第1記録モードの場合について、詳しく説明する。
図2(B)に示す如く、第1記録モードの場合、第1記録ヘッド5とロール紙Pとの間の距離PG1(ペーパーギャップ(PG)ともいう)は、第2記録ヘッド7とロール紙Pとの間の距離PG2より、短くなる。具体的には、プリンター1は、第1PG切り換え手段10と、第2PG切り換え手段11とを有している。
このうち、第1PG切り換え手段10は、第1記録ヘッド5とロール紙Pとの間の距離PG1を切り換えることができるように設けられている。
該距離を切り換える機構としては、カム機構や、ギア機構等を挙げることができる。同様に、第2PG切り換え手段11は、第2記録ヘッド7とロール紙Pとの間の距離PG2を切り換えることができるように設けられている。そして、第1PG切り換え手段10および第2PG切り換え手段11を用いて、第1記録ヘッド5とロール紙Pとの間の距離PG1が、第2記録ヘッド7とロール紙Pとの間の距離PG2より、短い関係が成立するように制御する。
続けて、該関係の作用効果について説明する。
図3に示すのは、本実施例の第1記録モードのときの様子を示す要部拡大正面図である。
図3に示す如く、第1記録ヘッド5とロール紙Pとの間の距離PG1は、第2記録ヘッド7とロール紙Pとの間の距離PG2より短い。ここで、第1記録ヘッド5の第1ノズル6から吐出される第1類液体は、下地用の白インクL1である。白インクL1は、光硬化(固化)型液体の一例である紫外線硬化(固化)型インクであるとして説明する。尚、紫外線硬化(固化)型インクに限定されるものではない。
第1記録ヘッド5の第1ノズル6から白インクL1が吐出されたところに、図示しない紫外線照射手段によって紫外線が照射される。これにより、ロール紙Pの記録面上に白インク層Hが形成される。ここで、紫外線硬化(固化)型インクは、紫外線に反応して硬化(固化)する。即ち、溶媒が揮発して固化する染料インクや顔料インクと異なり、紫外線硬化(固化)型インクは、硬化(固化)する前後で容積が殆ど変化しない。従って、厚みがある下地層として白インク層Hが形成される。
そして、前記短い関係を有することにより、白インク層Hの厚みを加味して、第1記録ヘッド5とロール紙Pとの間の距離PG1と、第2記録ヘッド7と白インク層Hの表面との間の距離PG2’とを、略同じにすることができる。従って、第2記録ヘッド7の第2ノズル8からカラーインクL2を吐出する際の条件を、第1記録ヘッド5の第1ノズル6から白インクL1を吐出したときと、略同じ条件とすることができる。その結果、良好な記録を実行することができる。
また、白インク層Hが、第2記録ヘッド7の第2ノズル8が形成された面と擦れる虞がない。
往復の一方へ移動する際に吐出する構成であれば、第1記録ヘッド5を幅方向Xに三往復移動させて、三層の白インク層を重ねて一つの厚みがある白インク層Hとしてもよい。また、往復の両方向へ移動する際に吐出する構成であれば、一往復半移動させて、三層の白インク層を重ねて一つの厚みがある白インク層Hとしてもよい。このように、厚みがある白インク層Hの場合、前記短い関係を有する構成は特に有効である。
白インク層Hの厚みに応じて、前記短い関係が成立する範囲内で、第1記録ヘッド5と第2記録ヘッド7との相対的な位置関係を決める。ここで、白インク層Hの厚みは、第1ノズル6から吐出されるインク滴をカウントすること、および吐出した範囲から求めることができる。特に、紫外線硬化(固化)型インクの場合、硬化(固化)する前後で容積が殆ど変化しないので、精度よく求めることができる。
尚、白インク層Hは、第2記録ヘッド7の第2ノズル8からカラーインクL2が吐出される範囲に関係なく、一面全体に形成される構成でもよいし、カラーインクL2が吐出される範囲に予め形成される構成でもよい。
また、被記録媒体の厚みに応じて、前記短い関係を保ちつつ、第1記録ヘッド5および第2記録ヘッド7の位置を、第1PG切り換え手段10および第2PG切り換え手段11によって変えることは言うまでもない。例えば、厚みがあるボード紙やCD−Rディスクに対して記録する場合、ロール紙Pや普通紙に対して記録する場合と比較して、第1記録ヘッド5および第2記録ヘッド7の位置はZ軸方向上方となる。
またさらに、本実施例では、第1記録ヘッド5および第2記録ヘッド7は、同じガイド軸13に案内されながら幅方向同じ向きに移動する構成としたがこれに限らない。例えば、送り方向Yにおいて異なる位置に設けられた複数のガイド軸にそれぞれ案内されながら移動する構成でもよい。送り方向上流側に第1記録ヘッドを配設し、第1記録ヘッドより送り方向下流側に第2記録ヘッドを配設してもよい。
続いて、第1記録モードのときの制御について説明する。
図4に示すのは、本実施例の第1記録モードのときの制御を示す図である。
図4に示す如く、ステップS1では、制御部(図示せず)が、現在選択されている記録モードが第1記録モードか否かを判定する。第1記録モードが選択されていると判定した場合、第1記録モードを実行するべく、ステップS2へ進む。一方、否と判定した場合、第2記録モードを実行するべく、ステップS6へ進む。
ステップS2では、ロール紙Pに対して、第1ノズル6から下地用の第1類液体としての白インクL1を吐出する。そして、ステップS3へ進む。
ステップS3では、白インクL1を硬化させるべく、紫外線照射手段(図示せず)によって紫外線を照射する。そして、ステップS4へ進む。
尚、紫外線照射手段は、第1記録ヘッド5と一体に移動する構成でもよいし、別体でもよい。
ステップS4では、第2ノズル8から第2類液体としてのカラーインクL2を吐出する。そして、ステップS5へ進む。
ステップS5では、カラーインクL2を硬化させるべく、紫外線照射手段(図示せず)によって紫外線を照射する。そして、シーケンスを終了する。
ステップS6では、第2記録モードを実行する。詳しい説明は省略する。その後、シーケンスを終了する。
本実施例の記録装置としてのプリンター1は、被記録媒体の一例であるロール紙Pに対して下地用の第1類液体L1を吐出する第1ノズル6と、下地の上に吐出される第2類液体L2を吐出する第2ノズル8と、を備え、第1ノズル6とロール紙Pとの間の距離PG1は、第2ノズル8とロール紙Pとの間の距離PG2より短い関係を有する構成であることを特徴とする。
また、本実施例において、第1ノズル6を有する第1記録ヘッド5と、第2ノズル8を有する第2記録ヘッド7と、をさらに備え、第1記録ヘッド5と、第2記録ヘッド7とは別体の構成であることを特徴とする。
またさらに、本実施例において、第1記録ヘッド5とロール紙Pとの間の距離PG1を変える距離変更手段である第1PG切り換え手段10をさらに備えていることを特徴とする。
また、本実施例において、第1類液体L1および第2類液体L2は、光硬化型インクであることを特徴とする。
またさらに、本実施例において、第1ノズル6によって第1類液体L1が吐出された範囲に、第2ノズル8によって第2類液体L2を吐出する記録モードである前記第1記録モードを有する構成であることを特徴とする。
[他の実施例]
図5に示すのは、他の実施例の記録ヘッドを示す正面図である。
図5に示す如く、他の実施例では、一の記録ヘッド20において、第1類液体L1を吐出する第1ノズル21および第2類液体L2を吐出する第2ノズル22が設けられている。
尚、特に説明しない部材については前述した実施例と同様であるので、同じ符号を用いることとし、その説明は省略する。
そして、第1ノズル21が形成された面とロール紙Pとの間の距離PG1は、第2ノズル22が形成された面とロール紙Pとの間の距離PG2より短い関係が成立するように構成されている。
その結果、前述した実施例と同様の作用効果を得ることができる。具体的には、第1ノズル21から第1類液体としての白インクL1を吐出して、白インク層Hを形成する。該白インク層Hが、第2ノズル22が形成された面と接触する虞がない。
技術的思想としては、第1類液体L1を吐出する第1ノズル21と被記録媒体(ロール紙P)との間の距離PG1が、第2類液体L2を吐出する第2ノズル22と被記録媒体(ロール紙P)との間の距離PG2より短い関係が成立すればよい。第1ノズル21および第2ノズル22が一の記録ヘッド20に設けられている構成でもよいし、前述した実施例のように別個独立の記録ヘッドに設けられている構成でもよい。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
1 プリンター、2 媒体送り手段、3 送り出し手段、4 記録部、
5 第1記録ヘッド、6 第1ノズル、7 第2記録ヘッド、8 第2ノズル、
9 媒体支持部、10 第1PG切り換え手段、11 第2PG切り換え手段、
12 巻き取り手段、13 ガイド軸、14 ローラー対、
20 (他の実施例の)記録ヘッド、21 第1ノズル、22 第2ノズル、
H 白インク層、L1 白インク(下地用の第1類液体)、
L2 カラーインク(第2類液体)、P ロール紙、
PG1 第1ノズルとロール紙との間の距離、
PG2 第2ノズルとロール紙との間の距離、
PG2’ 第2ノズルと白インク層の表面との間の距離、X 幅方向、Y 送り方向、
Z 鉛直方向

Claims (5)

  1. 被記録媒体に対して下地用の第1類液体を吐出する第1ノズルと、
    下地の上に吐出される第2類液体を吐出する第2ノズルと、を備え、
    前記下地の厚みに応じて、前記第1ノズルと前記被記録媒体との間の距離、前記第2ノズルと前記被記録媒体との距離を決めるように構成され、
    前記第1ノズルと前記被記録媒体との間の距離は、前記第2ノズルと前記被記録媒体との間の距離より短い関係を有する構成である記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記第1ノズルを有する第1記録ヘッドと、
    前記第2ノズルを有する第2記録ヘッドと、をさらに備え、
    前記第1記録ヘッドと、前記第2記録ヘッドとは別体の構成である記録装置。
  3. 請求項2に記載の記録装置において、前記第1記録ヘッドと前記第2記録ヘッドの少なくとも一方と被記録媒体との間の距離を変える距離変更手段をさらに備えていることを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置において、前記第1類液体および前記第2類液体は、光硬化型インクであることを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置において、前記第1ノズルによって前記第1類液体が吐出された範囲に、前記第2ノズルによって前記第2類液体を吐出する記録モードを有する構成である記録装置。」
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