JP6406893B2 - 監視装置および監視システム - Google Patents

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本発明は、監視装置および監視システムに関する。
ネットワークに接続された複数台の監視装置と複数台の記録装置により構成される監視システムにおいて、監視装置間の時刻を同期する方法が提案されており、例えば特開2006−217326がある。該公開公報には、「画像データを記録する録画装置と、録画装置と通信ネットワークを介して接続される複数のカメラ装置とから構成され、カメラ装置は、通信ネットワークを介して基準時間情報を取得する手段と、取得した基準時間情報に基づいて内部時計の時間を他のカメラ装置と同期させる同期手段と、内部時計の時間を基準にして他のカメラ装置と同じタイミングで各画像フレームを撮影する撮影手段と、撮影手段により撮影した各画像フレームのデータを通信ネットワークを介して録画装置へ伝送する伝送手段とを有するネットワークカメラシステムである。本発明によれば、複数のカメラ装置の内部時計の時間を互いに同期して同じタイミングで撮影された各画像フレームのデータが録画装置へ伝送されるので、通信ネットワークの通信状況に関わらず、複数のカメラ装置によりそれぞれ撮影された画像を同期させて記録する」と記載されている。
特開2006−217326
特許文献1では、基準時刻情報を提供する管理装置がネットワークに常時接続されており、各監視装置は該管理装置から時刻情報を取得して監視装置の時刻を設定することで、監視装置間の時刻を同期させている。このため、基準時刻情報を取得するための管理装置が常時接続されている監視システム以外には適用できないという問題があり、改善の余地がある。
上記課題を鑑み、監視システムにおいて、基準時刻情報を提供する管理装置を監視システムに常時接続することなく、複数の監視装置の時刻を管理して各監視カメラ装置の映像を同期させるのに好適な監視装置および監視システムを提供することを目的とする。
上記目的を解決するために、特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記目的を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、センサから取得した情報に時間情報を付与した記録情報を生成する記録情報生成部と、ネットワークを介して接続された機器とデータの送受信を行う通信処理部と、自機器に設定された時刻情報を管理する時刻管理部と、制御部を備え、制御部は、時刻サーバがネットワークへ接続している場合は時刻サーバを参照して時刻を管理し、時刻サーバがネットワークへ接続していない場合はネットワークを介して接続された機器間で時刻を管理することを特徴とする。
本発明によれば、複数の監視装置と複数の記録装置から構成された監視システムにおいて、基準時刻情報を提供する管理装置を常時接続することなく複数の監視装置間の時刻を管理し、記録情報を同期再生するのに好適な監視装置および監視システムを提供することができる。
監視システムのシステム構成図の一例 監視装置の機能構成図の一例 管理装置が未接続の監視システムのシステム構成図の一例 管理装置が未接続の監視システムのシステム構成図の一例 時刻通知情報の一例 時刻相関情報の一例 管理装置接続切断時の処理フローの一例 管理装置接続切断時の処理フローの一例 サーバ・スレーブ動作判定処理フローの一例
以下、本発明の第1の実施形態を、図面を用いて説明する。
<システム構成>
図1は、本実施例における管理装置103が接続されている場合の監視システムのシステム構成図である。
複数台の監視装置101(監視装置A〜監視装置N)と複数台の記録装置102(記録自機器の時刻を補正する時装置A〜記録装置X)がネットワークに接続している。各監視装置101と記録装置102は必ずしも1対1に対応していなくてもよく、1台の記録装置102に対して複数台の監視装置101が記録を行うことができる。各装置にはシステム内で固有のIDをそれぞれ割り当てる。固有のIDとは、例えばIPネットワークで一般的に使用されるIPアドレスやMACアドレスを使用することができる。管理装置103も同様に固有のIDを有し、各監視装置101に対する各種設定動作を行い、また、時刻同期のための基準時刻を提供する時刻サーバとして動作する。
本構成において、各監視装置101は、生成した記録情報を記録装置102に記録する処理に加えて、自機器が生成した記録情報のフレームごとの時刻も記録する。また、管理装置103から基準時刻を取得し、自機器の時刻を補正する。ここで「自機器」とは、監視装置101自分自身のことを意味し、例えば監視装置Aにとっては、監視装置Aが自機器であり、監視装置B〜監視装置Nは他の監視装置と記す。
上述の構成により、監視システムに管理装置103が接続されている場合は監視装置101は管理装置103から取得した基準時刻を用いて自機器に正確な時刻を設定できる。しかしながら、監視システムの運用においては、監視システム構築時の設定作業や記録情報の確認作業時を除き、監視システムに管理装置103が接続されていない運用形態も存在しうる。そのような場合においても、監視装置101の時刻を適切に管理する方法が必要となる。管理装置103が監視システムに接続されていない場合の動作について以降で説明する。
図3は、管理装置103との接続が切断された場合の監視システムのシステム構成図である。各監視装置101は管理装置103との接続が切断されたことを検知すると、自機器のIDと時刻情報を含む時刻通知情報500をネットワークに対して所定の間隔で一斉通知する動作を開始する。また、監視装置101は、他の監視装置101から送られた時刻通知情報500を受信すると、受信した時刻通知情報500と自機器の時刻との差分を算出し、自機器と他の監視装置101との時刻の差分情報からなる時刻相関情報600を生成する。時刻相関情報600は、所定の条件に従い、記録情報の記録先として使用している記録装置102に対して記録する。
この時刻相関情報600を用いることにより、監視装置101で記録した記録情報を複数同時に再生する際に、各記録情報のフレームに付与された時刻と時刻相関情報600に記録された各監視装置101の時刻の差分を用いてフレームの再生タイミングを決定することで異なる監視装置101で記録した記録情報の同期再生が可能となる。
<監視装置の構成と処理>
監視装置101の詳細について説明する。図2は、監視装置101の機能構成図である。
時刻管理部201は自機器の現在時刻の管理や時刻補正処理を行う。時刻サーバから基準時刻を取得して自機器の時刻を補正するクライアントとしての機能を備えるとともに、自機器が時刻サーバとして動作して基準時刻を提供する機能も備える。時刻サーバおよびクライアントとしての動作は、例えばNTP(Network Time Protocol)を使用することもできるし、独自の方式を使用してもよい。管理装置103が接続されている状態でクライアントとして動作する場合、時刻補正を実施した際の補正量を記録した時刻補正履歴を保持する。
記録情報生成部202は、センサ203から取得した信号と時刻管理部201が管理する時刻情報を付与した記録情報を生成する。
通信処理部204は、ネットワークを介して接続された機器とデータの送受信を行う。
制御部205は、記録情報生成部202が生成した記録情報を記録先として設定されている記録装置102に対して記録するように通信処理部204に指示をする。また、管理装置103が接続している場合には管理装置103から基準時刻を取得して自機器の時刻を補正するように時刻管理部201に指示し、管理装置103が接続されていない場合には、自機器の時刻通知情報500を所定の間隔でネットワークに同報送信する。また、他の監視装置から時刻通知情報500を受信した場合には、受信した時刻通知情報500と自機器の時刻との差分を算出して時刻相関情報600を生成し、所定のタイミングで時刻相関情報600を記録装置102に保存する。
<制御フローと時刻相関情報600>
監視装置101が使用する情報と制御フローの詳細について説明する。時刻通知情報500および時刻相関情報600について、図5および図6を用いて説明する。続いて、監視装置101の処理フローと各構成要素の処理について、図7を用いて説明する。
<時刻通知情報500および時刻相関情報600>
図5は、監視装置101が自機器の時刻情報をネットワークに接続された他機器に通知するために送信する時刻通知情報500の一例である。機器ID501は、監視システムで割り当てる固有のIDであり、時刻503は、時刻通知情報500を送信した時点における時刻通知情報500を送信した監視装置101の時刻管理部201が管理する時刻(日付と時間)が格納されている。
図6は、各監視装置101が生成する時刻相関情報600の一例を示す図である。自機器ID601は自機器に付与された監視システム内で固有のIDである。他機器ID602は、時刻通知情報500の送信元の監視装置101に付与されている固有IDである。自機器時刻603は、時刻相関情報600を受信した時点での自機器の時刻管理部201が管理する時刻であり、他機器時刻は時刻通知情報500に設定されている時刻である。時刻差分は、自機器の時刻と時刻通知情報500で通知された時刻の差分である。各監視装置101は、他の監視装置からの時刻通知情報500を受信すると、受信した内容から時刻差分を算出し、時刻相関情報600に追加していく。
上記のように、自機器と他の監視装置101との時刻差分の履歴を保持することにより、記録装置102に記録した記録情報を再生する際に、各監視装置101が記録情報に付与した時刻情報に対して時刻相関情報600の時刻差分に応じて調整したタイミングで再生することにより、情報記録時に各監視装置101の時刻にずれが生じていた場合においても、記録情報の同期した再生が可能となる。
<管理装置の接続切断時の動作>
図7は、監視システムに管理装置103が接続されていない場合の、監視装置101の処理フローを示す図である。フローに合わせて、監視カメラ装置101の動作と、各構成要素の処理について説明する。
S701では、制御部205は他の監視装置101からリセット信号が送信されたか否かを判定する。リセット信号とは監視装置が管理装置103との接続が切断されたことを検知した場合に、ネットワークに対して同報通知する時刻管理方法を切り替えるための信号である。リセット信号を受信した場合はS704に進み、受信していない場合はS702に進む。
S702では、監視装置101が管理装置との接続が確保されているか否かを検知する。図7の処理フローは監視システムに管理装置103が接続されていない場合の処理フローであるため、S702において管理装置103と接続が確保されていないものとする。管理装置103と接続が確保されている場合はS701に戻り、S701のリセット信号を受信するかS702の管理装置103と接続されていないことを検知するまで待機する。
S703では、制御部205は管理装置103との接続が切断されたことを検知したため、ネットワークに対してリセット信号を同報通知する。
S704では、制御部205はあらかじめ監視装置101に設定された所定の周期で時刻通知情報500を送信する動作を開始する。
S705では、制御部205は終了条件が発生したか否か、すなわち制御部205は管理装置103が監視システムに接続さているか否かを判定する。終了条件が発生している場合はS710に進み、発生していない場合はS706に進む。
S706では、制御部205は他の監視装置101からの時刻通知情報500の受信したか否かを判定する。時刻通知情報500を受信した場合はS707へ進み、受信していない場合はS705に戻る。
S707では、制御部205はS706で受信した時刻通知情報500をもとに自機器が保持している時刻相関情報600を更新し、S708に進む。
S708では、制御部205は自機器が保持している時刻相関情報600を記録装置102に記録するか否かを判定する。この判定は、自機器が保持している時刻相関情報600の件数が所定の閾値を超過したか、あるいは、前回時刻相関情報600を記録装置102に記録してから所定の時間を経過したか否かで判断する。時刻相関情報600を記録装置102に記録する場合にはS709に進み、記録しない場合にはS705に戻り、再び他の監視装置101からの時刻通知情報500の受信を待つ。
S709では、制御部205は保持している時刻相関情報600を記録装置102に記録している時刻相関情報600に追記したうえで自機器が内部保持している時刻相関情報600を削除し、S705に戻る。
S710では、制御部205はS709と同様に、保持している時刻相関情報600を記録装置102に記録している時刻相関情報600に追記したうえで自機器が内部保持している時刻相関情報600を削除し、接続された管理装置103の時刻を参照して時刻補正を行うように時刻管理部201に指示を送り、管理装置切断時の処理フローを終了する。なお、管理装置103と接続されている間はS701からS703までの処理を繰り返し行い、管理装置103との接続されていない状態となった場合は、再度S704以降の動作を行う。
上記のように、監視装置101が他の監視装置101から時刻通知情報500を受信した場合に時刻相関情報600を生成して記録装置102に記録することにより、各監視装置101の時刻が同期できていない状況においても、記録情報を同時に再生する際に必要となる各監視装置101の時刻の差分を記録装置102に記録することができる。また、時刻通知情報500を受信するたびに時刻相関情報600を記録装置102に記録するのではなく、S704に示す所定の条件に応じて記録動作を行うことにより、ネットワークの帯域利用を削減するとともに、制御部205の処理負荷を軽減できる。
また、監視システムに時刻通知情報500を送信する機能を備えない監視装置が存在する場合には、時刻通知情報500を送信する機能を備える監視装置101が上記所定の周期で該監視装置に対して標準的な手段を使用して時刻情報の取得を要求し、取得した時刻に該監視装置の機器IDを付与した時刻通知情報500を代理して作成し、送信することも可能である。この代理して時刻通知情報500を作成する装置はユーザにより事前に設定された監視装置101が行うように決定してもよいし、Macアドレスなどの識別情報が最も小さい/大きい装置が行うようにするなど、監視装置101が判断して決定してもよい。ここで、標準的な手段としては、例えばONVIF(Open Network Video Interface Forum)が定める通信プロトコルなどが使用できる。
また、監視システムに管理装置103が再接続された場合には、管理装置103から各監視装置101に対して管理装置103の時刻サーバから基準時刻を取得して時刻を補正するように指示する。この際に、各監視装置101は管理装置103から取得した基準時刻と自機器の時刻から時刻差分を算出し、時刻相関情報600を更新する。この処理により、管理装置103と各記録装置101の時刻の差分を管理できるようになり、管理装置103の時刻に合わせた記録情報の再生が可能となる。
以上説明した処理を行うことにより、監視システムに基準時刻を提供する管理装置103が常時接続されていない場合において、各監視装置101の時刻にずれが生じていたとしても、複数の記録装置101が記録装置102に記録した記録情報の同期再生が可能となる。
続いて、本発明の第2の実施形態を説明する。
<システム構成>
本実施例における、管理装置103が接続されている場合の動作は、第1の実施例と同様であるため説明を省略する。
図4は、管理装置103との接続が切断された場合の監視システムのシステム構成図である。監視装置101は管理装置103との接続が切断されたことを検知すると、所定の条件に従い自機器が基準時刻を提供する時刻サーバとして動作するか、時刻サーバを参照して自機器の時刻を補正するクライアントとして動作するかを判断する。時刻サーバとして動作する監視装置101(図4の場合は監視装置A)は、自機器が時刻サーバであることをネットワークに同報通知し、クライアントとして動作する監視装置101(図4の場合は監視装置B〜監視装置N)は時刻サーバとして動作する監視装置101から通知された情報をもとに参照先となる時刻サーバを設定する。
このように管理装置103との接続が切断されても監視装置101の中から時刻サーバとなる監視装置101を決定し、該監視装置101が提供する基準時刻をもとにクライアントとして動作する監視装置101の時刻を補正することにより、監視システムに接続された監視装置101の時刻を同期することができる。
監視装置101の時刻が同期することで監視装置101が記録装置102に記録する記録情報に付与される時刻情報も同期がとれたものとなり、複数の監視装置101により記録された記録情報を同時に再生する際に、記録情報に付与されている時刻をもとに再生制御することで同期をとることが可能となる。
監視装置101の機能構成は第1の実施例で説明した図2と同様であるが、本実施例では処理フローが異なる。各構成要素の処理内容について処理フローと合わせて説明する。
<管理装置切断時の動作>
図8は、監視システムに管理装置103が接続されていない場合の、監視装置101の処理フローを示す図である。
S801からS803までの処理は、それぞれ図7のS701からS703までの処理と同様のため、説明を省略する。
S803では、S801のリセット信号の受信、またはS802の検知によって管理装置103との接続が切断されていることを知った制御部205は自装置である監視装置101が時刻サーバとして機能するか時刻クライアントとして機能するかを判定する。判定処理の詳細は図9を用いて後で説明する。時刻サーバとして機能すると判定した場合はS805に進み、時刻クライアントとして機能すると判定した場合はS807に進む。
S805では、制御部205は時刻管理部201に対して時刻サーバ機能を開始するように指示し、時刻管理部205による時刻サーバ機能の開始が完了したらS806に進む。
S806では、制御部205は自機器が時刻サーバとして動作することをネットワークに対して同報通知し、時刻サーバとしての機能提供を開始する。
S807では、制御部205は時刻サーバとして動作する監視装置101からの通知の受信を待ち、通知を受信したらS808に進む。
S808では、制御部205はS807で受信した時刻サーバの情報をもとに、時刻管理部201に対してクライアントとして動作する際に基準時刻の取得先となる時刻サーバを切り替えるように指示し、時刻管理部201はクライアントとしての動作を開始する。
<サーバ・クライアント判定処理>
続いて、S804における時刻サーバとして動作するか、クライアントとして動作するかの判定処理フローを図を用いて説明する。
図9は、監視システムから管理装置103が切断された場合の監視装置101が自機器の時刻管理動作として時刻サーバとして動作するかクライアントとして動作するかを判定する処理のフロー図である。
S901では、制御部205は自機器の設定情報を読み出し、システム管理者によりどの監視装置101が時刻サーバとして動作するかについて設定されているかを確認し、S902に進む。
S902では、設定が存在する場合にはS903へと進み、設定が存在しない場合にはS904へと進む。
S903では、制御部205は設定されていた内容に従い、時刻サーバとして動作する監視装置101として自機器が設定されていた場合には時刻サーバとして動作すると判定し、他の監視装置101が時刻サーバとして設定されていた場合には自機器はクライアントとして動作すると判定し、判定処理を終了する。
S904では、制御部205は監視システムに接続された監視装置101の中から時刻サーバとして動作する監視装置101を選択するために使用する判定係数Wを数式1により算出し、S905に進む。ここで、関数fは時刻管理部201が保持する時刻補正履歴Tに記録されている時刻補正量から監視装置の時計の正確さを算出する。また、関数gは監視装置の型式Mから時計の正確さを算出する。Pはシステム管理者により設定された監視装置101ごとに指定された時刻サーバとして動作を判定時に加算される優先度である。
(数式1) W=f(T)+g(M)+P
上記のように判定係数を算出することにより、システム監視者が設定した監視装置101ごとの優先度に加え、時計が正確な監視装置101を時刻サーバとして選択することが可能となる。
S905では、制御部205はS904で算出した判定係数Wを監視システムに対して同報配信する。
S906では、制御部205は他の監視装置101から同様に同報配信される判定係数Wの受信を待つ。他の監視装置からの判定係数の受信が完了したら、S907へ進む。
S907では、制御部205は他の監視装置101から受信した判定係数と自機器の判定係数を比較し、自機器の判定係数が最大であった場合にはS908に進み、それ以外の場合にはS909に進む。なお、判定係数が同値となった場合には、機器IDの小さいものを選択するなど、所定の方法により時刻サーバとなる監視装置101を選択する。
S908では、制御部205は自機器が時刻サーバとして動作すると判定し、S909では制御部205は自機器がクライアントとして動作すると判定して処理フローを終了する。
なお、本実施例で説明したフローにより時刻サーバとして動作することを決定した監視装置101との接続が切断された場合も本実施例で説明したものと同様の処理を行うことで再度時刻サーバとなる監視装置101を決定することができる。
以上説明した処理を行うことにより、監視システムに基準時刻を提供する管理装置103が接続されていない場合においても、監視システムに接続した監視装置101の中から時刻サーバとして動作する監視装置101を決定し、他の監視装置101は時刻サーバとして動作する監視装置101から基準時刻を取得して時刻を補正することにより各監視装置101の時刻を同期させることが可能となり、複数の監視装置101が記録装置102に記録した記録情報に付与される時刻も同期がとれたものとなるため、記録情報の同期再生を実現できる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成は、それらの一部又は全部が、ハードウェアで構成されても、プロセッサでプログラムが実行されることにより実現されるように構成されてもよい。また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
101 監視カメラ装置
102 記録装置
103 管理装置
201 時刻管理部
202 記録情報生成部
203 センサ
204 通信処理部
205 制御部

Claims (11)

  1. センサから取得した情報に時間情報を付与した記録情報を生成する記録情報生成部と、
    ネットワークを介して接続された機器とデータの送受信を行う通信処理部と、
    自機器に設定された時刻情報を管理する時刻管理部と、
    制御部を備え、
    前記制御部は、時刻サーバが前記ネットワークへ接続している場合は時刻サーバを参照して時刻を管理し、前記時刻サーバが前記ネットワークへ接続していない場合は前記ネットワークを介して接続された機器間で時刻を管理し、
    前記制御部は、前記時刻サーバと接続していないことを検知した場合に、時刻管理方法を切り替えるためのリセット信号を前記ネットワークを介して接続された機器に対して送信する
    ことを特徴とする監視装置。
  2. 前記制御部は、前記リセット信号を前記ネットワークを介して接続された機器に対して送信した場合に、前記自機器の前記時刻情報を前記ネットワークに対して送信す
    ことを特徴とする請求項に記載の監視装置。
  3. 前記制御部は、前記リセット信号を前記ネットワークを介して接続された機器に対して送信した場合に、前記自機器を時刻サーバとして動作させるかスレーブとして動作させるかを判断する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の監視装置。
  4. センサから取得した情報に時間情報を付与した記録情報を生成する記録情報生成部と、
    ネットワークを介して接続された機器とデータの送受信を行う通信処理部と、
    自機器に設定された時刻情報を管理する時刻管理部と、
    制御部を備え、
    前記制御部は、時刻サーバが前記ネットワークへ接続している場合は時刻サーバを参照して時刻を管理し、前記時刻サーバが前記ネットワークへ接続していない場合は前記ネットワークを介して接続された機器間で時刻を管理し、
    前記制御部は、他の監視装置が前記時刻サーバと接続していないことを当該他の監視装置により検知された場合に当該他の監視装置から前記ネットワークを介して送信された、時刻管理方法を切り替えるためのリセット信号を、前記ネットワークを介して受信した場合に、前記自機器の前記時刻情報を前記ネットワークに対して送信す
    ことを特徴とする監視装置。
  5. 前記制御部は、前記ネットワークから前記リセット信号を受信した場合に、前記自機器を時刻サーバとして動作させるかスレーブとして動作させるかを判断する
    ことを特徴とする請求項に記載の監視装置。
  6. 前記制御部は、前記自機器が時刻管理のための時刻サーバとして動作する場合に、前記自機器が時刻サーバであることを通知するための信号を前記ネットワークを介して接続された機器に送信する
    ことを特徴とする請求項またはに記載の監視装置。
  7. 前記制御部は、前記自機器が時刻管理のスレーブとして動作する場合に、時刻サーバとして動作する前記ネットワークを介して接続された機器から受信した信号をもとに前記自機器が参照する時刻サーバを切り替える
    ことを特徴とする請求項3、5またはに記載の監視装置。
  8. 前記制御部は、前記ネットワークに接続された他の監視装置に自ら時刻情報を前記ネットワークに送信する機能を備えないものが存在する場合、該監視装置に対して時刻情報の取得を要求し、取得した時刻情報に該監視装置の機器情報を付与して前記ネットワークに送信する
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の監視装置。
  9. 前記ネットワークを介して接続された機器から受信した時刻情報との差分を映像データとともに記録装置に記録する
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の監視装置。
  10. 前記記録情報は、受光した光を光電変換して生成した映像信号を圧縮符号化した映像データである
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の監視装置。
  11. 複数の監視装置と、
    前記監視装置が送出した記録情報をネットワークを介して受信して記録する記録装置と
    を備え、
    前記複数の監視装置の各々は、
    センサから取得した情報に時間情報を付与した記録情報を生成する記録情報生成部と、
    ネットワークを介して接続された機器とデータの送受信を行う通信処理部と、
    自機器に設定された時刻情報を管理する時刻管理部と、
    制御部を備え、
    前記複数の監視装置の各々において、
    前記制御部は、時刻サーバが前記ネットワークへ接続している場合は時刻サーバを参照して時刻を管理し、前記時刻サーバが前記ネットワークへ接続していない場合は前記ネットワークを介して接続された機器間で時刻を管理し、
    前記制御部は、前記時刻サーバと接続していないことを検知した場合に、時刻管理方法を切り替えるためのリセット信号を前記ネットワークを介して接続された機器に対して送信し、
    前記制御部は、他の監視装置が前記時刻サーバと接続していないことを当該他の監視装置により検知された場合に当該他の監視装置から前記ネットワークを介して送信された、時刻管理方法を切り替えるためのリセット信号を、前記ネットワークを介して受信した場合に、前記自機器の時刻情報を前記ネットワークに対して送信する
    ことを特徴とする監視システム。
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