JP5672821B2 - 絶縁ゲート型半導体装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態で示される絶縁ゲート型半導体装置は、例えば、インバータ、DC/DCコンバータ等の電源回路に使用されるパワースイッチング素子として用いられるものである。
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。上記第1実施形態では、セルエリア11にIGBT素子のみが形成された構造について説明したが、本実施形態ではセルエリア11にIGBT素子が形成されたIGBT領域とダイオード素子が形成されたダイオード領域とが複数交互に設けられた構造となっている。
本実施形態では、第2実施形態と異なる部分について説明する。図9は、本実施形態に係るRC−IGBT素子の一部断面図である。この図に示されるように、本実施形態では、IGBT領域33では、エミッタ領域22が形成された第1領域20とホールストッパー層25が形成された第2領域21とが繰り返し配置されている。
本実施形態では、第3実施形態と異なる部分について説明する。図10は、本実施形態に係るRC−IGBT素子の一部断面図である。この図に示されるように、本実施形態では、ダイオード領域34に設けられたチャネル層19全体にホールストッパー層25が形成されている。なお、IGBT領域33とダイオード領域34との境界上にはダイオード素子が位置している。
本実施形態では、第4実施形態と異なる部分について説明する。図11は、本実施形態に係るRC−IGBT素子の一部断面図である。この図に示されるように、本実施形態では、コレクタ層30とカソード層35との境界上に第1領域20が位置し、この第1領域20にエミッタ領域22が形成されている。言い換えると、IGBT領域33がダイオード領域34の外縁部にオーバーラップしていると言える。
本実施形態では、第5実施形態と異なる部分について説明する。図12は、本実施形態に係るRC−IGBT素子の一部断面図である。この図に示されるように、本実施形態では、図11に示される構造に対して、ダイオード領域34のチャネル層19にホールストッパー層25が設けられていない構造になっている。このように、IGBT領域33とダイオード領域34との境界にIGBT素子が存在していても良い。
本実施形態では、上記各実施形態と異なる部分について説明する。上記各実施形態では、トレンチ16が等間隔に形成されていたので、トレンチ16の間の第1領域20の幅と第2領域21の幅とは同じであった。しかしながら、この幅は一例であり、トレンチ16を形成する間隔に従って変化する。
本実施形態では、上記各実施形態と異なる部分について説明する。上記各実施形態では、チャネル層19にホールストッパー層25が設けられていたが、ホールストッパー層25が設けられていない構造となっている。
上記各実施形態で示された構造は一例であり、上記で示した構造に限定されることなく、本発明の特徴を含んだ他の構造とすることもできる。例えば、ゲート電極18をP型のポリシリコンとしたが、外部の回路で電圧を制御できれば、ゲート電極18をN+型のポリシリコンとしても良い。
15 半導体基板の一面
16 トレンチ
17 ゲート絶縁膜
18 ゲート電極
19 チャネル層
20 第1領域
22 エミッタ領域
24 ボディ領域
27 エミッタ電極
28 半導体基板の他面
30 コレクタ層
31 コレクタ電極
Claims (10)
- 一面(15)を有する第1導電型の半導体基板(14)と、
前記半導体基板(14)のうちの一面(15)側に形成され、一方向を長手方向としてそれぞれ長手方向に沿って延設された複数本のトレンチ(16)と、
前記トレンチ(16)の壁面に形成されたゲート絶縁膜(17)と、
前記トレンチ(16)内において、前記ゲート絶縁膜(17)の上に形成されたゲート電極(18)と、
前記半導体基板(14)の表層部のうちの前記トレンチ(16)と隣のトレンチ(16)との間の複数の領域に選択的に形成された第2導電型のチャネル層(19)と、
前記半導体基板(14)の表層部のうち前記チャネル層(19)が形成されていない前記トレンチ(16)と隣のトレンチ(16)との間の第1領域(20)において、前記トレンチ(16)の側面に接するように形成された第1導電型のエミッタ領域(22)と、
前記第1領域(20)に前記エミッタ領域(22)に挟まれるように形成された第2導電型のボディ領域(24)と、
前記エミッタ領域(22)および前記ボディ領域(24)に電気的に接続されたエミッタ電極(27)と、
前記半導体基板(14)のうち前記一面(15)とは反対側の他面(28)側に形成された第2導電型のコレクタ層(30)と、
前記コレクタ層(30)と電気的に接続されたコレクタ電極(31)と、を備え、
アキュミュレーションモードで動作することを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置。 - 前記ボディ領域(24)は、前記半導体基板(14)の一面(15)を基準として当該ボディ領域(24)の底部が前記エミッタ領域(22)の底部よりも深く位置するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の絶縁ゲート型半導体装置。
- 前記ボディ領域(24)は、前記半導体基板(14)の一面(15)を基準として前記トレンチ(16)の深さに対して10%以上70%以下の深さであることを特徴とする請求項1または2に記載の絶縁ゲート型半導体装置。
- 前記半導体基板(14)の表層部のうち、前記トレンチ(16)における前記長手方向の終端部(16a)側に形成された第2導電型のウェル層(32)を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の絶縁ゲート型半導体装置。
- 前記トレンチ(16)の終端部(16a)は、前記ウェル層(32)に形成されており、
前記長手方向における前記トレンチ(16)の全体の長さをセル長さとし、前記長手方向において前記トレンチ(16)のうち前記ウェル層(32)に位置する終端部(16a)の長さをウェル長さとすると、前記セル長さの半分の長さは前記ウェル長さの3倍以上の長さであることを特徴とする請求項4に記載の絶縁ゲート型半導体装置。 - 前記半導体基板(14)の表層部のうち前記チャネル層(19)が形成された前記トレンチ(16)と隣のトレンチ(16)との間の第2領域(21)において、当該第2領域(21)に形成された前記チャネル層(19)は前記エミッタ電極(27)に電気的に接続されていない層(19b)を有するフロート層になっていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の絶縁ゲート型半導体装置。
- 前記トレンチ(16)の深さ方向に前記フロート層を前記トレンチ(16)の開口側の第1の層(19a)と前記トレンチ(16)の底部側の第2の層(19b)とに分割する第1導電型のホールストッパー層(25)を備えており、
前記第2の層(19b)は、前記エミッタ電極(27)に電気的に接続されていない層(19b)であり、
前記エミッタ電極(27)は、前記エミッタ領域(22)、前記ボディ領域(24)、および前記第1の層(19a)に電気的に接続されていることを特徴とする請求項6に記載の絶縁ゲート型半導体装置。 - 前記半導体基板(14)の他面(28)側に形成された前記コレクタ層(30)の一部が第1導電型のカソード層(35)とされており、
前記半導体基板(14)の一面(15)の面方向において、前記コレクタ層(30)が形成された領域がIGBT素子として動作するIGBT領域(33)とされ、前記カソード層(35)が形成された領域がダイオード素子として動作するダイオード領域(34)とされることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の絶縁ゲート型半導体装置。 - 前記トレンチ(16)とトレンチ(16)との間に前記チャネル層(19)が形成されていない各トレンチ(16)の間隔をXとし、前記トレンチ(16)とトレンチ(16)との間に前記チャネル層(19)が形成された各トレンチ(16)の間隔をYとすると、X<Yの関係を満たすように前記トレンチ(16)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の絶縁ゲート型半導体装置。
- 前記トレンチ(16)とトレンチ(16)との間に前記チャネル層(19)が形成されていない各トレンチ(16)の間隔をXとし、前記トレンチ(16)とトレンチ(16)との間に前記チャネル層(19)が形成された各トレンチ(16)の間隔をYとすると、X=Yの関係を満たすように前記トレンチ(16)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の絶縁ゲート型半導体装置。
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