JP5667240B2 - 半導体素子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体素子の製造方法に係り、特に、微細なピッチで反復形成される配線ラインと前記配線ラインを各々周辺の導電領域と連結させるためのコンタクトプラグを含む微細パターンを備えた半導体素子の製造方法に関する。
高集積化された半導体素子を製造するに当たって、パターン微細化は必須である。狭い面積に多くの素子を集積させるためには、個別素子の大きさをできるだけ小さく形成せねばならず、このためには、形成しようとするパターンそれぞれの幅と前記パターン間の間隔との和であるピッチを小さくせねばならない。
最近、半導体素子のデザインルールの急減によって半導体素子の具現に必要なパターンを形成するためのフォトリソグラフィ工程において、解像限界によって微細ピッチを有するパターンの形成に限界がある。特に、基板上に形成される単位素子を電気的に連結させるコンタクトを形成するために絶縁膜にコンタクトホールを形成する時、狭い面積内に微細ピッチで密集して形成される複数のコンタクトホールを形成するためにフォトリソグラフィ工程を用いる場合には、解像限界によって具現可能な形状が制限され、各コンタクトホールパターン間に保持されねばならない間隔及びアラインマージンが減少して微細ピッチを有する所望のコンタクトホールパターンを形成するのに限界がある。特に、半導体メモリ素子の集積度の増加につれて30nm級のフィーチャーサイズ(feature size)を有する超高集積フラッシュメモリ素子でビットラインとビットラインとの間のピッチが急減した。このように微細ピッチで反復形成される複数のビットラインを形成するためにフォトリソグラフィ工程を用いる場合には、解像限界によって所望のパターンを形成するのに限界がある。
通常、ビットラインを形成する前に、前記ビットラインを周辺の導電領域、例えば、半導体基板の活性領域に連結させるためのコンタクトプラグをまず形成する。そして、前記コンタクトプラグ上に前記コンタクトプラグに接するビットラインを形成する。このような通常の工程による場合、前記コンタクトプラグと前記ビットラインとの間に最小限のミスアラインマージンを確保する必要がある。しかし、ビットライン間のピッチが減少して相互隣接したビットライン間には、前記ミスアラインマージンを提供するほどの十分な空間を確保できなくなってきており、最小限のミスアラインマージンを確保するためのレイアウトを設計に限界がきている。
本発明は、前記問題点を解決するためのものであって、フォトリソグラフィ工程での解像限界を超える微細ピッチで反復形成される複数の配線ラインと前記配線ラインを周辺の導電領域に連結させるためのコンタクトプラグとの間に別途のミスアラインマージンを確保せずとも、前記コンタクトプラグと配線ラインとの正確なアラインを確保しうる半導体素子の製造方法を提供することである。
前記目的を達成するための本発明による半導体素子の製造方法は、半導体基板上に前記半導体基板上の導電領域を覆う絶縁膜を形成する。前記絶縁膜上に第1ピッチで第1方向に相互平行に延びる複数の第1マスクパターンを形成する。前記複数の第1マスクパターンの両側壁を覆うバッファ絶縁膜を形成する。前記複数の第1マスクパターンのうち、相互隣接した2個の第1マスクパターン間の空間に1個の第2マスクパターンが形成されるように前記複数の第1マスクパターン及び前記バッファ絶縁膜により各々自己整列されつつ、前記複数の第1マスクパターンと各々平行に延びる複数の第2マスクパターンを形成する。前記バッファ絶縁膜の一部及び前記絶縁膜の一部を除去し、前記第1マスクパターンと前記第2マスクパターンとの間でこれらと平行に延びる複数のトレンチと前記トレンチに各々連通され、前記半導体基板の導電領域を露出させる複数のコンタクトホールを形成する。前記コンタクトホール及びトレンチ内部に導電物質を充填して前記コンタクトホール内に形成されるコンタクトプラグと、前記コンタクトプラグと一体に前記トレンチ内に形成される複数の配線ラインを同時に形成する。そして、前記絶縁膜を形成する段階は、前記半導体基板上の導電領域を覆う第1エッチング停止用絶縁膜を形成する段階と、前記第1エッチング停止用絶縁膜上に第1層間絶縁膜を形成する段階と、前記第1層間絶縁膜上に第2エッチング停止用絶縁膜を形成する段階と、前記第2エッチング停止用絶縁膜上に第2層間絶縁膜を形成する段階と、を含む。
また、前記複数のトレンチ及び複数のコンタクトホールを形成する段階は、前記第1マスクパターン及び第2マスクパターンをエッチングマスクとして前記バッファ絶縁膜及び絶縁膜をエッチングして前記第1マスクパターン及び第2マスクパターンと平行に延びる複数のライン形態のトレンチを形成する段階と、前記複数の第1マスクパターン及び前記複数の第2マスクパターンの一部と前記トレンチ底面の一部とを露出させる開口が形成された第3マスクパターンを形成する段階と、前記第1マスクパターン、第2マスクパターン及び第3マスクパターンを各々エッチングマスクとして用いて前記絶縁膜をエッチングして前記導電領域を露出させる前記コンタクトホールを形成する段階と、を含むことができる。
本発明による半導体素子は、本発明による半導体素子の製造方法では、ダブルパターニング工程を用いてフォトリソグラフィ工程での解像限界を超える微細ピッチで反復形成されるコンタクトパターンを優秀なCD(critical dimension)均一度で形成しうる。特に、微細ピッチで反復形成される複数のコンタクトプラグ及び配線ラインを一体に形成するために前記コンタクトプラグ形成のためのコンタクトホールと前記配線ラインを形成するためのトレンチが相互連通されるように形成した後、前記コンタクトホール及びトレンチ内に導電物質を同時に満たす工程を用いる。この際、ダブルパターニング工程により微細ピッチで反復形成されるハードマスクパターンと、その上に形成される第3マスクパターンの位置により最終的に具現しようとするコンタクトホールの位置が決定されるので、コンタクトホールの形成のためのレイアウト設計が容易であり、コンタクトホールの形成位置の所望の位置へのアラインが容易になり、十分なエッチングマージンを確保することができる。また、エッチングマスクとして使われる前記ハードマスクパターン及び第3マスクパターンの形状及び配置を自由に決定することによって形成しようとするコンタクトホール及び配線ラインを、その形状に関係なく容易に形成しうる。
本発明の参考例による半導体素子の例示的な配線パターンのレイアウトである。 本発明の第1参考例による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第1参考例による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第1参考例による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第1参考例による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第1参考例による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第1参考例による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第1参考例による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第1参考例による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第1参考例による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第1参考例による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第1参考例による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第1参考例による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第2参考例による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第2参考例による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第1実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第1実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第1実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第1実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第1実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第2実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第2実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第2実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第2実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第2実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第3実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第3実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第3実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第3実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。 本発明の第3実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。
以下、本発明の望ましい実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施形態は、多様な形に変形でき、本発明の範囲が後述する実施形態に限定されると解釈されてはならない。本発明の実施形態は、本発明をさらに完全に説明するために提供されるものである。図面で、層及び領域の厚さは、明細書の明確性のために誇張されたものである。図面上で同じ符号は、同じ要素を示す。
図1は、本発明の参考例となる半導体素子の例示的な配線パターンのレイアウトである。図1には、フラッシュメモリ素子の一部を構成する複数のビットライン30のレイアウトが例示されている。
図1で、前記複数のビットライン30は、導電領域である各々の活性領域12上で前記活性領域12とほぼ同じライン幅を有し、前記活性領域12と平行した第1方向(y方向)に沿って延びている。前記ビットライン30は、複数のダイレクトコンタクト20のうち、何れか1つを通じて前記活性領域12に電気的に連結されている。前記ビットライン30は、各々所定のピッチPBで反復配置されている。導電領域である活性領域12は、例えば基板10に形成された不純物拡散領域であって、例えばトランジスタのソース/ドレインである。
また、図1には、前記複数のダイレクトコンタクト20が前記複数のビットライン30のピッチと同じピッチで反復形成されている場合が例示されている。前記複数のダイレクトコンタクト20は、前記第1方向に直交する第2方向(x方向)に沿って一列に配列されている。
図2Aないし図2Iは、本発明の第1参考例による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。図2Aないし図2Iには、図1のレイアウトによるダイレクトコンタクト20及びビットライン30を一体構造で形成するための工程が例示されている。図2Aないし図2Fは、図1で「A」領域に対応する部分の一部切欠き斜視図であり、図2Gないし図2Iは、図1で「B」領域に対応する部分の一部切欠き斜視図である。
図2Aを参照すれば、図1に例示されたレイアウトによる活性領域12と同じレイアウトを有する活性領域(図示せず)が定義されている半導体基板10上に第1エッチング停止用絶縁膜112及び第1層間絶縁膜120を順次に形成する。
前記半導体基板10上には、例えば、複数のワードラインと同じ半導体素子形成に必要な単位素子(図示せず)が形成されており、前記第1層間絶縁膜120は、前記単位素子を覆っている複数の絶縁膜からなりうる。また、前記半導体基板10の上面には、前記単位素子に電気的に連結可能な導電領域(図示せず)が露出されている。
前記第1エッチング停止用絶縁膜112は、前記第1層間絶縁膜120のエッチング時に、エッチング停止層の役割をするように形成することである。前記第1エッチング停止用絶縁膜112は、前記第1層間絶縁膜120とは異なるエッチング選択比を提供する物質からなりうる。前記第1層間絶縁膜120の構成材料によって常に第1エッチング停止用絶縁膜112は、例えば、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜、シリコン酸化窒化膜、またはシリコンカーバイド膜からなりうる。例えば、前記第1エッチング停止用絶縁膜112は、約500Åの厚さで形成されうる。
前記第1層間絶縁膜120は、ビットライン間のスペース幅の減少によって発生するカップリングキャパシタによるRC遅延(resistance capacitance delay)を減少させるように比較的低い誘電定数を有する絶縁物質からなることが望ましい。例えば、前記第1層間絶縁膜120は、TEOS(テトラエトキシシラン(Tetraethoxysilane(tetraethylorthosilicate)))、FSG(フッ化珪酸塩ガラス(fluorine silicate glass))、SiOCまたはSiLKからなりうる。または、前記第1層間絶縁膜120は、熱酸化膜、CVD法により形成した酸化膜、USG膜(undoped silicate glass film)及びHDP酸化膜(highdensity plasma oxide film)よりなる群から選択される少なくとも1つの酸化膜を備えることができる。また、第1層間絶縁膜120は、窒化膜、例えばSiON、SiN、SiBN及びBNよりなる群から選択される少なくとも1つの膜を備えることができる。また、前記第1層間絶縁膜120は、前記で例示された窒化膜のうちから選択される1つの窒化膜と前記で例示された酸化膜のうちから選択される1つの酸化膜の積層構造からなりうる。
前記第1エッチング停止用絶縁膜112が窒化膜からなる場合、前記第1層間絶縁膜120は、酸化膜からなることが望ましい。
通常のフォトリソグラフィ工程を用いて前記第1層間絶縁膜120上に複数の第1マスクパターン134を形成する。
前記第1マスクパターン134は、最終的に形成しようとするハードマスクパターン130(図2Eを参照)のピッチPより2倍大きい第1ピッチ2Pを有するように形成される。ここで、前記ハードマスクパターン130のピッチPは、図1に例示されたビットライン30のピッチPBと同一である。例えば、前記第1マスクパターン134の第1幅W1は、前記第1ピッチ2Pの1/4の値を有するように設計されうる。
前記第1マスクパターン134は、前記第1層間絶縁膜120とはエッチング特性の異なる物質、すなわち、所定のエッチング条件に対して相異なるエッチング選択比を有する物質からなる。例えば、前記第1マスクパターン134は、酸化膜、窒化膜、ポリシリコン膜及び金属膜よりなる群から選択される何れか1つの物質からなる。前記第1層間絶縁膜120が酸化膜または窒化膜からなる場合、前記第1マスクパターン134は、ポリシリコン膜からなりうる。または、前記第1層間絶縁膜120が窒化膜からなる場合、前記第1マスクパターン134は酸化膜からなりうる。
図2Bを参照すれば、前記複数の第1マスクパターン134間で露出される前記第1層間絶縁膜120をその上面から第1厚さdだけ除去して前記第1層間絶縁膜120の上面に溝形態となる低い表面部120aを形成する。
望ましくは、前記第1厚さdは、前記第1マスクパターン134の第1幅W1と同じ寸法を有させる。
前記第1層間絶縁膜120の上面に前記低い表面部120aを形成するためにドライエッチング工程を行える。例えば、図2Aを参照して説明した前記第1マスクパターン134の形成工程で、前記第1マスクパターン134の形成のためのドライエッチング工程時、前記第1マスクパターン134が形成された後、前記第1層間絶縁膜120に対して連続的に過度エッチングを行い、前記低い表面部120aを形成させうる。他の方法として、前記低い表面部120aを形成するための別途のドライエッチング工程を行える。
前記低い表面部120aの形成工程は、本発明による半導体素子の製造方法を実施するための必須工程ではなく、場合によって省略可能である。
図2Cを参照すれば、前記複数の第1マスクパターン134のうち、相互隣接した2個の第1マスクパターン134間で所定幅のリセス領域136aが残るように前記第1マスクパターン134のそれぞれの両側壁を覆うバッファ絶縁膜136を形成する。
前記バッファ絶縁膜136は、前記第1マスクパターン134の上面及び側壁と、前記第1層間絶縁膜120の低い表面部120aとを各々均一な厚さで覆う膜で形成されうる。前記バッファ絶縁膜136は、前記第1厚さdと同じ厚さを有するように形成されうる。また、前記バッファ絶縁膜136の上面によって限定される前記リセス領域136aが前記第1幅W1と同じ大きさの幅W2を有するように前記バッファ絶縁膜136の厚さを決定しうる。
前記バッファ絶縁膜136は、前記第1層間絶縁膜120と同一か、または類似したエッチング特性を有する物質からなりうる。例えば、前記バッファ絶縁膜136は、前記第1層間絶縁膜120の構成物質と同じ物質からなりうる。または、前記バッファ絶縁膜136は、前記第1層間絶縁膜120とエッチング特性は類似しているが、相異なる物質からなりうる。例えば、前記バッファ絶縁膜136は、酸化膜からなりうる。望ましくは、前記バッファ絶縁膜136は、ALD(アトミックレイヤーデポジション:atomic layer deposition)法によって形成された酸化膜からなりうる。
図2Dを参照すれば、前記バッファ絶縁膜136上に第2マスク層138を形成する。前記第2マスク層138は、前記第1マスクパターン134とエッチング特性が同一か、または類似した物質からなりうる。例えば、前記第2マスク層138は、酸化膜、窒化膜、ポリシリコン膜及び金属膜よりなる群から選択される何れか1つの物質からなる。前記第1層間絶縁膜120及びバッファ絶縁膜136が酸化膜または窒化膜からなる場合、前記第2マスク層138はポリシリコン膜からなりうる。または、前記第1層間絶縁膜120及びバッファ絶縁膜136が窒化膜からなる場合、前記第2マスク層138は酸化膜からなりうる。または、前記第1層間絶縁膜120及びバッファ絶縁膜136が各々酸化膜からなる場合、前記第2マスク層138はポリシリコン膜または窒化膜からなりうる。
前記第2マスク層138を形成することによって前記リセス領域136aは、前記第2マスク層138で充填される。前記バッファ絶縁膜136の厚さが前記第1ピッチ2Pの1/4の値を有する場合、前記第2マスク層138のうち、前記リセス領域136a内に充填された部分の幅、すなわち、前記リセス領域136aの幅W2は、前記第1ピッチ2Pの1/4の値、すなわち、前記第1マスクパターン134の幅W1と同じ値になりうる。
図2Eを参照すれば、前記第1マスクパターン134の上面が露出されるまで前記第2マスク層138の一部及び前記バッファ絶縁膜136の一部を除去して前記リセス136a内に複数の第2マスクパターン138aを形成する。
前記複数の第2マスクパターン138aは、前記第1マスクパターン134及びバッファ絶縁膜136により自己整列される構造を有し、前記複数の第1マスクパターン134の延長方向と同じ方向に相互平行に延びるラインパターンからなる。前記第1マスクパターン134及び第2マスクパターン138aは、ハードマスクパターン130を構成する。前記ハードマスクパターン130は、後続工程で前記第1層間絶縁膜120のドライエッチング時にエッチングマスクとして用いられる。前記第1マスクパターン134及び第2マスクパターン138aで構成される前記ハードマスクパターン130は、前記第1ピッチ2Pの1/4の幅W1またはW2を有し、前記第1ピッチ2Pの1/2のピッチPで反復形成されるラインパターンの形状を有する。
例えば、前記第2マスク層138の一部及び前記バッファ絶縁膜136の一部を除去するためにCMP(化学機械的研磨:chemical mechanical polishing)工程を利用しうる。または、前記第2マスク層138の一部及び前記バッファ絶縁膜136の一部を除去するために、まず前記リセス領域136a内にのみ第2マスクパターン138aが残るように前記第2マスク層138の一部を除去した後、複数の第2マスクパターン138aの間で露出されるバッファ絶縁膜136の一部を除去して、前記第1マスクパターン134の上面を露出させることによって、図2Eの結果物を得る。
なお、図示では、一部を除去して上面が露出したバッファ絶縁膜部分をバッファ絶縁膜136bとし、後述する図2G以降において第2マスクパターン138aが乗っているバッファ絶縁膜部分をバッファ絶縁膜136cとして示した。
ここで、前記第2マスク層138の一部及び前記バッファ絶縁膜136の一部を除去するためには、各々湿式エッチング工程を利用してもよい。
図2Fを参照すれば、前記ハードマスクパターン130が形成された結果物上に前記バッファ絶縁膜136bの上面及び前記ハードマスクパターン130の上面を一部露出させる開口140aが形成された第3マスクパターン140を形成する。
図2Fには、前記第3マスクパターン140に形成された開口140aが前記ハードマスクパターン130の延長方向と直交する方向に沿って延びるライン形態を有する場合が例示されている。これは、ライン形態を有する開口140aは、図1に例示されているダイレクトコンタクト20の配列形態に対応して形成されたものである。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。第3マスクパターン140には、前記ダイレクトコンタクト20の配置形態によって多様な平面形状及び多様な配置を有する開口140aが形成されうる。または、前記第3マスクパターン140は、前記ハードマスクパターン130の延長方向とは異なる方向に延びるラインパターンからなりうる。所望通り、前記第3マスクパターン140は、その延長方向が前記ハードマスクパターン130の延長方向に対して所定の傾斜角、例えば、約5〜90゜の角をなすように前記ハードマスクパターン130と相互交差して延びるパターン形状を有することができる。または、前記複数のダイレクトコンタクト20が各々特定の配列規則に制限されずに、任意の位置に形成される場合、それに対応する位置に複数の島状の開口が形成された第3マスクパターンを形成することも可能である。
前記第3マスクパターン140及び前記ハードマスクパターン130を通じて前記バッファ絶縁膜136bの上面のうち、所定領域が露出される。ここで、前記バッファ絶縁膜136bの露出された領域は、後続工程で前記第1層間絶縁膜120に形成されるコンタクトホール領域に対応する。
前記第3マスクパターン140は、例えば、フォトレジスト膜からなりうる。または、前記第3マスクパターン140は、ポリシリコン膜、窒化膜、ACL(アモルファスカーボン層:amorphous carbon layer)のようなハードマスク層と、SiON、TEOS、ALD−酸化膜のようなキャッピング層と、ARC膜(反射防止膜:anti−reflective coating film)と、フォトレジスト膜よりなる群から選択される少なくとも2層の積層構造からなりうる。例えば、前記第3マスクパターン160は、SOC膜(スピノンカーボン膜:spinoncarbon film)、SiARC膜、及びフォトレジスト層が順次に積層された3層構造の積層膜、またはSOC膜、SiARC膜、有機ARC膜、及びフォトレジスト層が順次に積層された4層構造の積層膜からなりうる。
図2Gを参照すれば、前記ハードマスクパターン130及び第3マスクパターン140を各々エッチングマスクとして用いて、前記バッファ絶縁膜136b及び第1層間絶縁膜120を異方性ドライエッチングして上部コンタクトホール152を形成する。この際、前記上部コンタクトホール152の底面で前記第1エッチング停止用絶縁膜112上に所定厚さD1の前記第1層間絶縁膜120が残留するように、前記第1層間絶縁膜120の総厚さのうち、一部のみをエッチングして前記上部コンタクトホール152を形成する。前記上部コンタクトホール152の下に残留する前記第1層間絶縁膜120の厚さD1は、後続工程で形成される配線ラインの厚さに対応するように設定しうる。
図2Hを参照すれば、前記第3マスクパターン140を除去する。
図2Iを参照すれば、前記ハードマスクパターン130をエッチングマスクとして前記バッファ絶縁膜136b及び第1層間絶縁膜120をエッチングして前記ハードマスクパターン130と平行に延びる複数のライン形態のトレンチ158を形成する。前記トレンチ158は、前記上部コンタクトホール152と相互連通されるように形成される。前記トレンチ158が形成される間に前記上部コンタクトホール152の入口近傍では、前記トレンチ158と前記上部コンタクトホール152とが相互連通される部分で前記第1層間絶縁膜120cのコーナー部分(角部分)が消耗して、前記第1層間絶縁膜120cにはラウンド(round)形態のプロファイルを有するラウンドコーナー部Aが形成される。図示、ラウンドコーナー部Aが形成された第1層間絶縁膜を第1層間絶縁膜120c、そのほかの第1層間絶縁膜部分を第1層間絶縁膜120bとして示した。
そして、前記トレンチ158が形成される間に前記ハードマスクパターン130の間で前記上部コンタクトホール152を通じて露出されていた前記第1層間絶縁膜120の残留厚さD1部分も共にエッチングされて、前記上部コンタクトホール152の深さが下部に延びて前記第1エッチング停止用絶縁膜112を露出させるコンタクトホール152aが形成される。
必要に応じて、前記第1層間絶縁膜120bの上面から前記トレンチ158の底面(第1層間絶縁膜120cの上面)までの深さD2は、前記上部コンタクトホール152を通じて露出された前記第1層間絶縁膜120の残留厚さD1(図2G及び図2Hを参照)と同一に設定されうる。しかし、これに制限されるものではなく、場合によっては、前記トレンチ158の深さD2は、前記第1層間絶縁膜120の残留厚さD1より小さくてもよいしか、大きくくてもよい。
図2Jを参照すれば、前記ハードマスクパターン130を除去する。前記ハードマスクパターン130を除去するために、例えば、湿式エッチング工程を利用しうる。
図2Kを参照すれば、前記第1層間絶縁膜120及びバッファ絶縁膜136bをエッチングマスクとして用いて前記第1層間絶縁膜120に形成されたコンタクトホール152aの底面で露出される第1エッチング停止用絶縁膜112を異方性ドライエッチングし、前記半導体基板10の導電領域(図示せず)を露出させる。図1のレイアウトを有する半導体素子を製造する場合には、前記コンタクトホール152aの底面で活性領域12が露出される。
図2Kの結果物で、前記第1層間絶縁膜120cには、前記半導体基板10の導電領域を露出させる複数のコンタクトホール152aが形成されており、前記コンタクトホール152aの上部で前記ハードマスクパターン130の延長方向と平行の第1方向(図1のy方向)に沿う前記コンタクトホール152aの幅は、前記第1方向で前記コンタクトホール152aの両側壁をなす前記第1層間絶縁膜120cに形成されたラウンドコーナー部Aにより限定されるので、前記半導体基板10からの距離によってその幅が可変的になる。また、前記コンタクトホール152aの上部で前記第1方向に直交する第2方向(図1のx方向)に沿う前記コンタクトホール152aの幅は前記第2方向で前記コンタクトホール152aの上部の両側壁をなす前記第1層間絶縁膜120bの垂直側壁により限定されるので、前記基板からの距離によってその幅が一定になる。
図2Lを参照すれば、前記コンタクトホール152a及びトレンチ158内に導電物質を充填して前記コンタクトホール152a内に形成されるコンタクトプラグ162と、前記トレンチ158内に形成される配線ライン168を形成する。
前記配線ライン168を形成するために前記コンタクトホール152a及びトレンチ158の形成された結果物上に前記導電物質を蒸着した後、前記層間絶縁膜120b及びバッファ絶縁膜136cの上面が露出されるまで、CMP(chemical mechanical polishing)またはエッチバック工程を行える。
前記導電物質は、W、Cu、Ti、Taのような金属、WN、TiN、TaNのような金属窒化物、またはドーピングされたポリシリコンからなりうる。
前記コンタクトホール152aの入口近傍で前記コンタクトホール152aと前記トレンチ158とが相互連通される部分には、前記第1層間絶縁膜120cにラウンドコーナー部Aが形成されているので、前記コンタクトホール152a及びトレンチ158内に導電物質を各々充填して前記コンタクトプラグ162及び前記配線ライン168を相互一体型に形成した時、前記コンタクトプラグ162と前記配線ライン168とが一体に連結される接触領域164では、前記ラウンドコーナー部Aにより前記コンタクトプラグ162の幅が限定され、前記配線ライン168の底面からその下部に位置する前記コンタクトプラグ162の上部には、前記コンタクトプラグ162の中間部及び下部より大きい断面積を有する。
さらに具体的に説明すれば、前記コンタクトプラグ162で前記配線ライン168の延長方向と同じ第1方向(図1及び図2Lのy方向)に沿うコンタクトプラグ162の幅Wyは、前記第1層間絶縁膜120cに形成されたラウンドコーナー部Aにより限定されて前記幅Wy(図1を参照)は、前記半導体基板10の上面からの距離によって可変的になる。すなわち、前記第1方向によるコンタクトプラグ162の幅Wyは、前記接触領域164に近接した前記コンタクトプラグ162の上部での幅(図2Lでは、前記幅Wyの一部がWy1で表される)が前記コンタクトプラグ162の中間部及び下部での幅(図2Lでは、前記幅Wyの一部がWy2で表される)より大きい。
一方、前記コンタクトプラグ162で前記配線ライン168の延長方向に直交する第2方向(図1及び図2Lでx方向)に沿うコンタクトプラグ162の幅Wxは、前記第1層間絶縁膜120bからなる垂直側壁により限定され、前記幅Wxは前記半導体基板10の上面からの距離によって一定している。前記第2方向に沿うコンタクトプラグ162の幅Wxは前記配線ライン168の第2方向に沿う幅WBとほぼ同一である。
前述したように、前記コンタクトプラグ162と前記配線ライン168との間で前記ラウンドコーナー部Aによりその断面積が広くなった接触領域164が確保されることによって、前記コンタクトプラグ162及び前記配線ライン168間のコンタクト抵抗が減少して電気的特性が向上しうる。
前記コンタクトプラグ162及び配線ライン168は、図1のレイアウトによるダイレクトコンタクト20及びビットライン30を各々構成する。前記ダイレクトコンタクト20及びビットライン30は、前記ラウンドコーナー部Aにより広くなった接触領域164で相互連通される構造を有する。したがって、前記ダイレクトコンタクト20及びビットライン30間のコンタクト抵抗が減少して半導体素子の電気的特性を向上させうる。
図3A及び図3Bは、本発明の第2参考例による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。図3A及び図3Bには、図1のレイアウトによるダイレクトコンタクト20及びビットライン30を一体に形成するための工程が例示されている。図3A及び図3Bは、図1で「B」領域に対応する部分の一部切欠き斜視図である。
本発明の第2参考例による半導体素子の製造方法は、図2Aないし図2Lを参照して説明した第1参考例による半導体素子の製造方法と類似している。但し、第2参考例では、図2Kを参照して説明したように、半導体基板10の導電領域を露出させるために前記第1エッチング停止用絶縁膜112を除去する時、前記第1層間絶縁膜120b上に前記ハードマスクパターン130が残っている状態で第1エッチング停止用絶縁膜112を除去する。図3A及び図3Bで、図2Aないし図2Lと同じ参照符号は同じ部材を表す。したがって、本例ではこれらについての詳細な説明は省略する。
図3Aを参照すれば、図2Aないし図2Iを参照して説明したように、半導体基板10上に前記第1エッチング停止用絶縁膜112を露出させるコンタクトホール152aと前記コンタクトホール152aに連通されるトレンチ158を形成する工程まで進行した後、前記ハードマスクパターン130、第1層間絶縁膜120b及び12c、バッファ絶縁膜136bをエッチングマスクとして前記第1エッチング停止用絶縁膜112の露出部分を除去して、前記コンタクトホール152aの底面で前記半導体基板10の導電領域(図示せず)を露出させる。
図3Bを参照すれば、前記層間絶縁膜120b上に前記ハードマスクパターン130が残っている状態で導電物質を蒸着して前記コンタクトホール152a及びトレンチ158の内部を満たす導電層160を形成する。前記導電物質についてのさらに詳細な事項は、図2Lを参照して説明した通りである。
次いで、CMPまたはエッチバック工程により前記層間絶縁膜120b及びバッファ絶縁膜136bの上面が露出されるまで前記導電層160の一部と前記ハードマスクパターン130を除去して、図2Lに示したような結果物を得る。
図4Aないし図4Eは、本発明の第1実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。図4Aないし図4Eには、図1のレイアウトによるダイレクトコンタクト20及びビットライン30を一体に形成するための工程が例示されている。図4A及び図4Bは、図1での「A」領域に対応する部分の一部切欠き斜視図で、図4Cないし図4Eは、図1での「B」領域に対応する部分の一部切欠き斜視図である。
本発明の第1実施形態による半導体素子の製造方法は、図2Aないし図2Lを参照して説明した第1参考例による半導体素子の製造方法と類似している。但し、第1実施形態では、トレンチ158(図2Iを参照)を形成する時、第2エッチング停止用絶縁膜122をエッチング停止層として用いるということである。図4Aないし図4Eで、図2Aないし図2Lと同じ参照符号は同じ部材を示す。したがって、本例ではこれらについての詳細な説明は省略する。
図4Aを参照すれば、半導体基板10上に第1エッチング停止用絶縁膜112、第1層間絶縁膜120、第2エッチング停止用絶縁膜122、及び第2層間絶縁膜124を順次に形成する。
前記第1エッチング停止用絶縁膜112は、前記第1層間絶縁膜120のエッチング時にエッチング停止層の役割を果たし、前記第2エッチング停止用絶縁膜122は、前記第2層間絶縁膜120のエッチング時にエッチング停止層の役割を果たすように形成することである。前記第1エッチング停止用絶縁膜112及び第2エッチング停止用絶縁膜122は、前記第1層間絶縁膜120及び第2層間絶縁膜124とは異なるエッチング選択比を提供する物質からなりうる。前記第1層間絶縁膜120及び第2層間絶縁膜124の構成材料によって前記第1エッチング停止用絶縁膜112及び第2エッチング停止用絶縁膜122は、例えば、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜、シリコン酸化窒化膜、またはシリコンカーバイド膜からなりうる。前記第1エッチング停止用絶縁膜112及び第2エッチング停止用絶縁膜122は、相互同じ物質からなっても、相異なる物質からなっても良い。例えば、前記第1エッチング停止用絶縁膜112及び第2エッチング停止用絶縁膜122は、各々約500Åの厚さに形成されうる。
前記第1層間絶縁膜120及び第2層間絶縁膜124の構成材料は、図2Aを参照して第1層間絶縁膜120について説明した通りである。前記第1層間絶縁膜120及び第2層間絶縁膜124は、相互同じ物質からなっても、相異なる物質からなっても良い。
図2Aの説明と同じ方法で前記第2層間絶縁膜124上に複数の第1マスクパターン134を形成する。
図4Bを参照すれば、図2Bないし図2Eの説明と同じ方法で前記第1マスクパターン134上にバッファ絶縁膜136及び複数の第2マスクパターン138aを形成し、前記第1マスクパターン134及び第2マスクパターン138aで構成されるハードマスクパターン130を形成する。
図4Cを参照すれば、図2Fの説明と同じ方法で、前記ハードマスクパターン130が形成された結果物上に前記バッファ絶縁膜136bの上面及び前記ハードマスクパターン130の上面を一部露出させる開口140aが形成された第3マスクパターン140を形成する。
次いで、前記ハードマスクパターン130及び第3マスクパターン140を各々エッチングマスクとして用いて前記バッファ絶縁膜136b、第2層間絶縁膜124、第2エッチング停止用絶縁膜122、及び第1層間絶縁膜120を順次に異方性ドライエッチングして上部コンタクトホール152を形成する。この際、図2Gを参照して説明したように、前記上部コンタクトホール152の底面で前記第1エッチング停止用絶縁膜112上に所定厚さD1の前記第1層間絶縁膜120が残留するように前記第1層間絶縁膜120の総厚さのうち、一部のみをエッチングして前記上部コンタクトホール152を形成する。
図4Dを参照すれば、前記第3マスクパターン140を除去した後、図2Iの説明と同じ方法で前記ハードマスクパターン130をエッチングマスクとして前記バッファ絶縁膜136b及び第2層間絶縁膜124をエッチングして、前記ハードマスクパターン130と平行に延びる複数のライン形態のトレンチ158を形成する。但し、本実施形態では、前記トレンチ158の形成のための第2層間絶縁膜124のエッチング時に前記第2エッチング停止用絶縁膜122をエッチング停止層として用いる。
前記トレンチ158は、前記上部コンタクトホール152と相互連通されるように形成される。前記トレンチ158が形成される間に前記ハードマスクパターン130の間で前記上部コンタクトホール152を通じて露出されている前記第1層間絶縁膜120の残留厚さD1部分も共にエッチングされて前記上部コンタクトホール152の深さが下部に延びて前記第1エッチング停止用絶縁膜112を露出させるコンタクトホール152aが形成される。
図4Eを参照すれば、図2Jないし図2Lを参照して説明したような一連の工程、または図3A及び図3Bを参照して説明したような一連の工程によって前記コンタクトホール152aの底面で露出される第1エッチング停止用絶縁膜112を除去した後、前記コンタクトホール152a及びトレンチ158内に導電物質を充填して一体型構造を有するコンタクトプラグ162及び配線ライン168を形成する。
前記第1エッチング停止用絶縁膜112及び第2エッチング停止用絶縁膜122が相互同じ物質または類似したエッチング特性を有する物質からなる場合、前記コンタクトホール152aの底面で露出される第1エッチング停止用絶縁膜112が除去される間に前記第2エッチング停止用絶縁膜122のうち、前記トレンチ158の底面に露出されていた部分が共に除去されて、前記トレンチ158の底面で前記第1層間絶縁膜120が露出されうる。この場合、図4Eに例示されたように、前記配線ライン168の底面は、前記第1層間絶縁膜120の上面に直接接する。
しかし、本発明はこれに限定されるものではない。図示しないが、場合によって前記トレンチ158の底面で前記第1層間絶縁膜120上に前記第2エッチング停止用絶縁膜122が残ることもある。この場合には、前記第1層間絶縁膜120と前記配線ライン168との間に第2エッチング停止用絶縁膜122が介在されている構造が得られる。
図5Aないし図5Eは、本発明の第2実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。図5Aないし図5Eには、図1のレイアウトによるダイレクトコンタクト20及びビットライン30を一体に形成するための工程が例示されている。図5A及び図5Bは、図1で「A」領域に対応する部分の一部切欠き斜視図であり、図5Cないし図5Eは、図1で「B」領域に対応する部分の一部切欠き斜視図である。
本発明の第2実施形態による半導体素子の製造方法は、図2Aないし図2Lを参照して説明した第1参考例による半導体素子の製造方法と類似している。但し、第1参考例では、上部コンタクトホール152を先に形成した後、トレンチ158を形成したが、第2実施形態ではトレンチ158を先に形成した後、コンタクトホール152aを形成する。図5Aないし図5Fで、図2Aないし図2Lと同じ参照符号は同じ部材を示す。したがって、本例では、これらについての詳細な説明は省略する。
図5Aを参照すれば、図2Aないし図2Eの説明と同じ方法で半導体基板10上に第1エッチング停止用絶縁膜112及び第1層間絶縁膜120を形成した後、第1マスクパターン134及び第2マスクパターン138aで構成されるハードマスクパターン130を形成する。
次いで、前記ハードマスクパターン130をエッチングマスクとして前記バッファ絶縁膜136と第1層間絶縁膜120の一部をエッチングして、前記ハードマスクパターン130と平行に延びる複数のライン形態のトレンチ558を形成する(なお、図5A、5Bではこのエッチング後のバッファ絶縁膜136cを示している)。
図5Bを参照すれば、前記ハードマスクパターン130の一部と前記トレンチ558の底面の一部とを露出させる開口540aの形成された第3マスクパターン540を形成する。
前記第3マスクパターン540の構成材料は、図2Fを参照して第3マスクパターン140について説明した通りである。
図5Cを参照すれば、前記ハードマスクパターン130及び第3マスクパターン540をエッチングマスクとして用いて、前記第1エッチング停止用絶縁膜112をエッチング停止層として用いて前記第1層間絶縁膜120をエッチングしてコンタクトホール552を形成する。前記コンタクトホール552を通じて前記第1エッチング停止用絶縁膜112の一部が露出される。
図5Dを参照すれば、前記第1エッチング停止用絶縁膜112のうち、前記コンタクトホール552を通じて露出される部分を除去する工程と、前記第3マスクパターン540及び前記ハードマスクパターン130を除去する工程を各々行う。その結果、前記コンタクトホール552の内部と前記トレンチ558の内部とが完全に露出される。
ここで、前記第1エッチング停止用絶縁膜112の除去工程と前記第3マスクパターン540及び前記ハードマスクパターン130の除去工程のうち、いかなる工程が先に行なわれるかは、特に制限されず、工程便宜上所望の工程を先に行える。
図5Eを参照すれば、図2Lの説明と同じ方法で、前記コンタクトホール552及びトレンチ558内に導電物質を充填して前記コンタクトホール552及びトレンチ558内に各々相互一体型構造を有するコンタクトプラグ162及び配線ライン168を形成する。
図6Aないし図6Eは、本発明の第3実施形態による半導体素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す一部切欠き斜視図である。図6Aないし図6Eには、図1のレイアウトによるダイレクトコンタクト20及びビットライン30を一体に形成するための工程が例示されている。図6A及び図5Bは、図1で「A」領域に対応する部分の一部切欠き斜視図であり、図6Cないし図6Eは、図1で「B」領域に対応する部分の一部切欠き斜視図である。
本発明の第3実施形態による半導体素子の製造方法は、図5Aないし図5Eを参照して説明した第2実施形態による半導体素子の製造方法と類似している。但し、第3実施形態では、トレンチ558(図5Aを参照)を形成する時、第2エッチング停止用絶縁膜122をエッチング停止層と用いるということである。図6Aないし図6Eで、図2Aないし図2L、図4Aないし図4E、そして図5Aないし図5Eと同じ参照符号は同じ部材を示す。したがって、本例では、これらについての詳細な説明は省略する。
図6Aを参照すれば、図4A及び図4Bの説明と同じ方法で半導体基板10上に第1エッチング停止用絶縁膜112、第1層間絶縁膜120、第2エッチング停止用絶縁膜122、及び第2層間絶縁膜124を順次に形成した後、その上に複数の第1マスクパターン134及びバッファ絶縁膜136を形成し、これらを用いて前記バッファ絶縁膜136c上に複数の第2マスクパターン138aを形成し、前記第1マスクパターン134及び第2マスクパターン138aで構成されるハードマスクパターン130を形成する。
次いで、前記ハードマスクパターン130をエッチングマスクとして用いて前記第2エッチング停止用絶縁膜122をエッチング停止層として用いて前記バッファ絶縁膜136及び第2層間絶縁膜124をエッチングして、前記ハードマスクパターン130と平行に延びる複数のライン形態のトレンチ558を形成する。
図6Bを参照すれば、図5Bの説明と同じ方法で、前記ハードマスクパターン130の一部と前記トレンチ558の底面の一部を露出させる開口540aの形成された第3マスクパターン540を形成する。
図6Cを参照すれば、前記ハードマスクパターン130及び第3マスクパターン540をエッチングマスクとして用いて第2エッチング停止用絶縁膜122をエッチングした後、次いで前記ハードマスクパターン130及び第3マスクパターン540をエッチングマスクとして用いて、前記第1エッチング停止用絶縁膜112をエッチング停止層として用いて前記第1層間絶縁膜120をエッチングしてコンタクトホール552を形成する。前記コンタクトホール552を通じて前記第1エッチング停止用絶縁膜112の一部が露出される。
図6Dを参照すれば、前記第1エッチング停止用絶縁膜112のうち、前記コンタクトホール552を通じて露出される部分を除去する工程と、前記第3マスクパターン540及び前記ハードマスクパターン130を除去する工程とを各々行う。その結果、前記コンタクトホール552の内部と前記トレンチ558の内部とが完全に露出される。
ここで、前記第1エッチング停止用絶縁膜112の除去工程と前記第3マスクパターン540及び前記ハードマスクパターン130の除去工程のうち、いずれの工程が先に行なわれるかは、特に制限されず、工程の便宜上、所望の工程を先に行える。また、図4Eを参照して説明したように、前記第2エッチング停止用絶縁膜122が露出された状態で前記コンタクトホール552の底面で露出された第1エッチング停止用絶縁膜112を除去する場合、前記第1エッチング停止用絶縁膜112及び第2エッチング停止用絶縁膜122が相互同じ物質または類似したエッチング特性を有する物質からなるとすれば、前記コンタクトホール552の底面で露出された第1エッチング停止用絶縁膜112が除去される間、前記第2エッチング停止用絶縁膜122のうち、前記トレンチ558の底面に露出されていた部分が共に除去されて、図6Dに例示されたように前記トレンチ558の底面で前記第1層間絶縁膜120が露出されうる。
図6Eを参照すれば、図2Lの説明と同じ方法で、前記コンタクトホール552及びトレンチ558内に導電物質を充填して前記コンタクトホール552及びトレンチ558内に各々相互一体型構造を有するコンタクトプラグ162及び配線ライン168を形成する。
図6Dを参照して説明したように、前記コンタクトホール552の底面で露出された第1エッチング停止用絶縁膜112が除去される間、前記第2エッチング停止用絶縁膜122のうち、前記トレンチ558の底面に露出されていた部分が共に除去されたとすれば、図6Eに例示されたように前記配線ライン168の底面は、前記第1層間絶縁膜120の上面に直接接する。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。図示していないが、場合によって前記トレンチ558の底面で前記第1層間絶縁膜120上に前記第2エッチング停止用絶縁膜122が残ることがある。この場合には、前記第1層間絶縁膜120と前記配線ライン168との間に第2エッチング停止用絶縁膜122が介在されている構造が得られる。
以上、本発明を望ましい実施形態を挙げて説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の技術的思想及び範囲内で当業者によって多様な変形及び変更が可能である。
本発明によれば、半導体素子及びその製造方法に関連した技術分野に好適に適用されうる。
10 半導体基板、
12 活性領域、
20 ダイレクトコンタクト、
30 ビットライン、
112 第1エッチング停止用絶縁膜、
120、120b、120c 第1層間絶縁膜、
120a 低い表面部、
122 第2エッチング停止用絶縁膜、
124 第2層間絶縁膜、
130 ハードマスクパターン、
134 第1マスクパターン、
136、136b、136c バッファ絶縁膜、
136a リセス領域、
138 第2マスク層、
138a 第2マスクパターン、
140 第3マスクパターン、
140a 開口、
152 上部コンタクトホール、
152a コンタクトホール、
158 トレンチ、
160 導電層、
162 コンタクトプラグ、
164 接触領域、
168 配線ライン、
558 トレンチ、
540 第3マスクパターン、
540a 開口、
552 コンタクトホール。

Claims (12)

  1. 半導体基板上に前記半導体基板上の導電領域を覆う絶縁膜を形成する段階と、
    前記絶縁膜上に第1ピッチで第1方向に相互平行に延びる複数の第1マスクパターンを形成する段階と、
    前記複数の第1マスクパターンの両側壁を覆うバッファ絶縁膜を形成する段階と、
    前記複数の第1マスクパターンのうち、相互隣接した2個の第1マスクパターン間の空間に1個の第2マスクパターンが形成されるように前記複数の第1マスクパターン及び前記バッファ絶縁膜により各々自己整列されつつ、前記複数の第1マスクパターンと各々平行に延びる複数の第2マスクパターンを形成する段階と、
    前記バッファ絶縁膜の一部及び前記絶縁膜の一部を除去し、前記第1マスクパターンと前記第2マスクパターンとの間でこれらと平行に延びる複数のトレンチと前記トレンチに各々連通されて、前記半導体基板の導電領域を露出させる複数のコンタクトホールを形成する段階と、
    前記コンタクトホール及びトレンチ内部に導電物質を充填して前記コンタクトホール内に形成されるコンタクトプラグと、前記コンタクトプラグと一体に前記トレンチ内に形成される複数の配線ラインを同時に形成する段階と、を含み、
    前記絶縁膜を形成する段階は、
    前記半導体基板上の導電領域を覆う第1エッチング停止用絶縁膜を形成する段階と、
    前記第1エッチング停止用絶縁膜上に第1層間絶縁膜を形成する段階と、
    前記第1層間絶縁膜上に第2エッチング停止用絶縁膜を形成する段階と、
    前記第2エッチング停止用絶縁膜上に第2層間絶縁膜を形成する段階と、を含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  2. 前記第1エッチング停止用絶縁膜及び第2エッチング停止用絶縁膜は、各々前記第1層間絶縁膜及び第2層間絶縁膜とはエッチング特性の異なる絶縁膜からなり、
    前記第1エッチング停止用絶縁膜及び第2エッチング停止用絶縁膜と前記第1層間絶縁膜及び第2層間絶縁膜は、各々酸化膜、窒化膜、酸化窒化膜及びシリコンカーバイド膜よりなる群から選択される何れか1つの膜からなることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子の製造方法。
  3. 前記コンタクトホールを形成する段階は、
    前記第1エッチング停止用絶縁膜をエッチング停止層として用いて前記第1層間絶縁膜をエッチングする段階と、
    前記第1マスクパターン及び第2マスクパターンをエッチングマスクとして用いて前記第1層間絶縁膜を通じて露出される前記第1エッチング停止用絶縁膜をエッチングして前記導電領域を露出させる段階と、を含み、
    前記トレンチを形成する段階は、
    前記導電領域が露出される前に前記第2エッチング停止用絶縁膜をエッチング停止層として用いて前記第2層間絶縁膜及びバッファ絶縁膜をエッチングする段階を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体素子の製造方法。
  4. 前記コンタクトホールを形成する段階は、
    前記導電領域を覆っている前記第1エッチング停止用絶縁膜が露出されるまで前記第1層間絶縁膜をエッチングする段階と、
    前記導電領域が前記第1エッチング停止用絶縁膜で覆われている状態で前記第1マスクパターン及び第2マスクパターンを除去する段階と、
    前記第1層間絶縁膜及びバッファ絶縁膜をエッチングマスクとして用いて前記第1層間絶縁膜を通じて露出される前記第1エッチング停止用絶縁膜を除去して前記導電領域を露出させる段階と、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体素子の製造方法。
  5. 前記第1マスクパターン及び第2マスクパターンを除去するために湿式エッチング工程を用いることを特徴とする請求項4に記載の半導体素子の製造方法。
  6. 前記複数のトレンチ及び複数のコンタクトホールを形成する段階は、
    前記第1マスクパターン及び第2マスクパターンをエッチングマスクとして前記バッファ絶縁膜及び絶縁膜をエッチングして前記第1マスクパターン及び第2マスクパターンと平行に延びる複数のライン形態のトレンチを形成する段階と、
    前記複数の第1マスクパターン及び前記複数の第2マスクパターンの一部と前記トレンチ底面の一部を露出させる開口が形成された第3マスクパターンを形成する段階と、
    前記第1マスクパターン、第2マスクパターン及び第3マスクパターンを各々エッチングマスクとして用いて前記絶縁膜をエッチングして前記導電領域を露出させる前記コンタクトホールを形成する段階と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子の製造方法。
  7. 半導体基板上に前記半導体基板上の導電領域を覆う絶縁膜を形成する段階と、
    前記絶縁膜上に第1ピッチで第1方向に相互平行に延びる複数の第1マスクパターンを形成する段階と、
    前記複数の第1マスクパターンの両側壁を覆うバッファ絶縁膜を形成する段階と、
    前記複数の第1マスクパターンのうち、相互隣接した2個の第1マスクパターン間の空間に1個の第2マスクパターンが形成されるように前記複数の第1マスクパターン及び前記バッファ絶縁膜により各々自己整列されつつ、前記複数の第1マスクパターンと各々平行に延びる複数の第2マスクパターンを形成する段階と、
    前記バッファ絶縁膜の一部及び前記絶縁膜の一部を除去し、前記第1マスクパターンと前記第2マスクパターンとの間でこれらと平行に延びる複数のトレンチと前記トレンチに各々連通されて、前記半導体基板の導電領域を露出させる複数のコンタクトホールを形成する段階と、
    前記コンタクトホール及びトレンチ内部に導電物質を充填して前記コンタクトホール内に形成されるコンタクトプラグと、前記コンタクトプラグと一体に前記トレンチ内に形成される複数の配線ラインを同時に形成する段階と、を含み、
    前記絶縁膜を形成する段階は、
    前記半導体基板上の導電領域を覆う第1エッチング停止用絶縁膜を形成する段階と、
    前記第1エッチング停止用絶縁膜上に第1層間絶縁膜を形成する段階と、を含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  8. 前記第1エッチング停止用絶縁膜及び第1層間絶縁膜はエッチング特性の異なる絶縁膜からなり、
    前記第1エッチング停止用絶縁膜及び第1層間絶縁膜は、各々酸化膜、窒化膜、酸化窒化膜及びシリコンカーバイド膜よりなる群から選択される何れか1つの膜からなることを特徴とする請求項7に記載の半導体素子の製造方法。
  9. 前記コンタクトホールを形成する段階は、
    前記第1エッチング停止用絶縁膜をエッチング停止層として用いて前記第1層間絶縁膜をエッチングする段階と、
    前記第1マスクパターン及び第2マスクパターンをエッチングマスクとして用いて前記第1層間絶縁膜を通じて露出される前記第1エッチング停止用絶縁膜をエッチングして前記導電領域を露出させる段階と、を含むことを特徴とする請求項7に記載の半導体素子の製造方法。
  10. 前記コンタクトホールを形成する段階は、
    前記導電領域を覆っている前記第1エッチング停止用絶縁膜が露出されるまで前記第1層間絶縁膜をエッチングする段階と、
    前記導電領域が前記第1エッチング停止用絶縁膜で覆われている状態で前記第1マスクパターン及び第2マスクパターンを除去する段階と、
    前記第1層間絶縁膜及びバッファ絶縁膜をエッチングマスクとして用いて前記第1層間絶縁膜を通じて露出される前記第1エッチング停止用絶縁膜を除去して前記導電領域を露出させる段階と、を含むことを特徴とする請求項7に記載の半導体素子の製造方法。
  11. 前記第1マスクパターン及び第2マスクパターンを除去するために湿式エッチング工程を用いることを特徴とする請求項10に記載の半導体素子の製造方法。
  12. 前記複数のトレンチ及び複数のコンタクトホールを形成する段階は、
    前記第1マスクパターン及び第2マスクパターンをエッチングマスクとして前記バッファ絶縁膜及び絶縁膜をエッチングして前記第1マスクパターン及び第2マスクパターンと平行に延びる複数のライン形態のトレンチを形成する段階と、
    前記複数の第1マスクパターン及び前記複数の第2マスクパターンの一部と前記トレンチ底面の一部を露出させる開口が形成された第3マスクパターンを形成する段階と、
    前記第1マスクパターン、第2マスクパターン及び第3マスクパターンを各々エッチングマスクとして用いて前記絶縁膜をエッチングして前記導電領域を露出させる前記コンタクトホールを形成する段階と、を含むことを特徴とする請求項7に記載の半導体素子の製造方法。
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