JP5664614B2 - 光沢面形成方法 - Google Patents
光沢面形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5664614B2 JP5664614B2 JP2012194296A JP2012194296A JP5664614B2 JP 5664614 B2 JP5664614 B2 JP 5664614B2 JP 2012194296 A JP2012194296 A JP 2012194296A JP 2012194296 A JP2012194296 A JP 2012194296A JP 5664614 B2 JP5664614 B2 JP 5664614B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- clear toner
- acrylate
- belt member
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2053—Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
- G03G15/2057—Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating relating to the chemical composition of the heat element and layers thereof
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2017—Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
- G03G15/2021—Plurality of separate fixing and/or cooling areas or units, two step fixing
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/65—Apparatus which relate to the handling of copy material
- G03G15/6555—Handling of sheet copy material taking place in a specific part of the copy material feeding path
- G03G15/6573—Feeding path after the fixing point and up to the discharge tray or the finisher, e.g. special treatment of copy material to compensate for effects from the fixing
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/65—Apparatus which relate to the handling of copy material
- G03G15/6582—Special processing for irreversibly adding or changing the sheet copy material characteristics or its appearance, e.g. stamping, annotation printing, punching
- G03G15/6585—Special processing for irreversibly adding or changing the sheet copy material characteristics or its appearance, e.g. stamping, annotation printing, punching by using non-standard toners, e.g. transparent toner, gloss adding devices
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/00362—Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
- G03G2215/00789—Adding properties or qualities to the copy medium
- G03G2215/00805—Gloss adding or lowering device
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/00362—Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
- G03G2215/00789—Adding properties or qualities to the copy medium
- G03G2215/00805—Gloss adding or lowering device
- G03G2215/0081—Gloss level being selectable
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31551—Of polyamidoester [polyurethane, polyisocyanate, polycarbamate, etc.]
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
次に、図2を用いて、本発明の光沢面処理方法の実施形態の一例である光沢処理装置について説明する。
本発明の光沢面形成方法に使用される光沢処理用ベルト2は、その一面(外周面)が平滑面とされたものである。本発明の光沢面形成方法は、当該光沢処理用ベルトに特徴を有する。なお、本発明において、光沢処理用ベルトを、「ベルト部材」とも称する。ベルト部材とは、ベルト形状を有し、かつ、画像形成の際に画像支持体および/またはトナーと接触する部材をいう。
ウレタン(メタ)アクリレート(A)としては、ウレタン結合を有し、かつ、1分子中に3個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物であれば特に限定されずに用いることができる。
ポリオール化合物(a1)としては、水酸基を2個以上有するものであれば特に限定されずに用いることができる。
ポリイソシアネート化合物(a2)としては、1分子中にイソシアネート基を2個以上有するものであれば特に限定されずに用いることができる。
アクリレート化合物(a3)としては、1分子中に水酸基とアクリロイルオキシ基とを有するアクリレートであれば特に限定されずに用いることができる。
多官能性単量体(B)としては、ウレタン結合を有さず、1分子中に3個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物、すなわち、1分子中に3個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物における、上記のウレタン(メタ)アクリレート(A)以外のものであれば、特に限定されずに用いることができる。
本発明に係る特定の硬化樹脂において、多官能性単量体(B)に由来の構造単位の含有割合は18〜63質量%であり、好ましくは30〜45質量%である
特定の硬化樹脂における多官能性単量体(B)に由来の構造単位の含有割合が上記の範囲であることにより、ベルト部材が耐久性に優れ、かつ、ベルト部材の表面と特定のクリアトナーとの密着性および離型性のバランスがより優れたものとなるため好ましい。
フッ素変性アクリレート(C)としては、フッ素変性アクリレート系樹脂が挙げられ、例えば、テトラフルオロエチレン、フッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロピレン、フッ化ビニルエーテルなどのフッ素化オレフィンモノマーと、非(フッ素変性)アクリレート系樹脂、例えばアクリル酸もしくはメタクリル酸のメチル、エチル、ブチル、オクチル、ドデシルなどのアルキルエステル類;ヒドロキシエチル、ヒドロキシブチルなどのヒドロキシアルキルエステル類;グリシジルエステルなどの、通常のアクリレート系モノマーとを、それぞれ1種ずつを共重合もしくは複数種を共重合して得られるものなどが挙げられる。
ベルト基体は、例えばポリイミド樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニトリル・スチレン共重合樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、アセテート樹脂、ABS樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂などよりなるものを用いることでき、ポリイミド樹脂よりなるものを用いることが好ましい。
本発明のベルト部材の作製方法としては、ベルト基体上に、上記の特定の硬化樹脂を形成すべきウレタン(メタ)アクリレート(A)、多官能性単量体(B)およびフッ素変性アクリレート(C)を含む重合性成分と、重合開始剤(D)と、必要に応じて溶剤などのその他の成分とを含む特定の重合性組成物を塗布して塗布膜を形成し、これに光を照射することによって硬化する方法が挙げられる。
特定の重合性組成物に含有される重合開始剤(D)は、光や熱などによってウレタン(メタ)アクリレート(A)、多官能性単量体(B)およびフッ素変性アクリレート(C)を重合させることができるものであれば特に限定されずに用いることができる。
このベルト部材においては、ウレタン(メタ)アクリレート(A)に由来して得られる弾性と、多官能性単量体(B)に由来して得られる硬度とのバランスに優れて強い靭性が発揮され、これにより、摩擦のストレスや剥離のストレスに対する耐摩耗性が得られるので、長期間にわたって使用した場合にも、フッ素変性アクリレート(C)に由来して得られる低エネルギー性を大きく損なうことがなく、その結果、長期間にわたって初期の表面性が維持される。
本発明の光沢面形成方法に用いるクリアトナー(以下、単に「トナー」とも称する。)は、結着樹脂およびワックスを含有するトナー粒子を含む。好ましくは、クリアトナーが、結着樹脂およびワックスを含有するトナー粒子からなる。また、本発明の光沢面形成方法に用いられるクリアトナーは、クリアトナーのDSC測定によって取得されるワックスの吸熱ピークから得られる融解ピーク面積から求められる融解エネルギーΔHが2〜20J/gである。
〔結着樹脂〕
本発明の光沢面形成方法に用いるトナー粒子を構成する結着樹脂は、スチレン−アクリル系樹脂を含むものが好ましい。
本発明の光沢面形成方法に用いるトナー粒子を構成するワックスとしては、例えば、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックスなどのポリオレフィンワックス、マイクロクリスタリンワックスなどの分枝鎖状炭化水素ワックス、パラフィンワックス、サゾールワックスなどの長鎖炭化水素系ワックス、ジステアリルケトンなどのジアルキルケトン系ワックス、カルナウバワックス、モンタンワックス、ベヘン酸ベヘネート、トリメチロールプロパントリベヘネート、ペンタエリスリトールテトラベヘネート、ペンタエリスリトールジアセテートジベヘネート、グリセリントリベヘネート、1、18−オクタデカンジオールジステアレート、トリメリット酸トリステアリル、ジステアリルマレエートなどのエステル系ワックス、エチレンジアミンベヘニルアミド、トリメリット酸トリステアリルアミドなどのアミド系ワックスなどが挙げられる。
本発明で用いられるクリアトナーの軟化点は、トナーの定着性の観点から、80〜140℃であることが好ましく、より好ましくは90〜120℃である。
Pressure Chemical社製の分子量が6×102、2.1×103、4×103、1.75×104、5.1×104、1.1×105、3.9×105、8.6×105、2×106、4.48×106のものを用い、少なくとも10点程度の標準ポリスチレン試料を測定し、検量線を作成する。また、検出器には屈折率検出器を用いる。
〔クリアトナーの製造方法〕
以上のようなクリアトナーを製造する方法としては、混練粉砕法、懸濁重合法、乳化凝集法、溶解懸濁法、ポリエステル伸長法、分散重合法などが挙げられる。
上記のトナー粒子は、そのままで本発明に係るトナーを構成することができるが、流動性、帯電性、クリーニング性などを改良するために、当該トナー粒子に、いわゆる後処理剤である流動化剤、クリーニング助剤などの外添剤を添加して本発明に係るトナーを構成してもよい。
以上のようなトナーは、磁性または非磁性の一成分現像剤として使用することもできるが、キャリアと混合して二成分現像剤として使用してもよい。トナーを二成分現像剤として使用する場合において、キャリアとしては、鉄、フェライト、マグネタイトなどの金属、それらの金属とアルミニウム、鉛などの金属との合金などの従来から公知の材料からなる磁性粒子を用いることができ、特にフェライト粒子が好ましい。また、キャリアとしては、磁性粒子の表面を樹脂などの被覆剤で被覆したコートキャリアや、バインダー樹脂中に磁性体微粉末を分散してなるバインダー型キャリアなど用いてもよい。
次に、上記のベルト部材とクリアトナーとを用いた、本発明の光沢面形成方法について述べる。
本発明の光沢面形成方法に用いる記録材Pとしては、光沢トナー画像層を保持することができるものであればよく、具体的には、例えば薄紙から厚紙までの普通紙、上質紙、アート紙あるいはコート紙などの塗工された印刷用紙、市販されている和紙やはがき用紙、OHP用のプラスチックフィルム、布などの各種の印刷用紙などの各種を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
光沢ムラのない、均一な光沢面を形成することができる。
本発明の光沢面形成方法において、有彩色トナー等で画像形成された支持体上に、クリアトナーによる層が形成される。画像形成する有彩色トナーは、静電荷像現像用のトナー粒子よりなり、結着樹脂およびワックスを含有するトナー粒子からなるのが好ましい。
有彩色トナーに含有される着色剤としては、一般に知られている染料および顔料を用いることができる。
クリアトナーが供給された画像支持体を得る方法として、図1に示される画像形成装置を例に挙げて説明する。
次に、記録材Pの第1面上にトナー層Tが形成された被処理体Wに対して、定着処理を行う。すなわち、クリアトナーが供給された画像支持体の定着処理を行う。
以上のように画像形成処理を経て記録材Pの第1面上にトナー層Tが形成された被処理体Wに対して、光沢処理が行われる。
(1)第1段重合
撹拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入装置を取り付けた反応容器に、ポリオキシエチレン(2)ドデシルエーテル硫酸ナトリウム4質量部をイオン交換水3000質量部に溶解させた界面活性剤溶液を仕込み、窒素気流下230rpmの撹拌速度で撹拌しながら、内温を80℃に昇温させた。
スチレン 567質量部
n−ブチルアクリレート 165質量部
メタクリル酸 68質量部
からなる単量体混合液を1時間かけて滴下し、この系を75℃で2時間にわたって加熱、撹拌することによって重合(第1段重合)反応を行うことにより、樹脂微粒子〔A1〕が分散された分散液〔A1〕を調製した。樹脂微粒子〔A1〕の重量平均分子量を測定したところ、300、000であった。
撹拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入装置を取り付けた反応容器に、ポリオキシエチレン(2)ドデシルエーテル硫酸ナトリウム2質量部をイオン交換水1270質量部に溶解させた界面活性剤溶液を仕込み、80℃に加熱した後、上記の分散液〔A1〕を固形分換算で40質量部投入し、さらに、
スチレン 129質量部
n−ブチルアクリレート 47質量部
メタクリル酸 15質量部
n−オクチルメルカプタン 0.5質量部
パラフィンワックス「HNP−57」(日本精鑞社製) 82質量部
からなる単量体混合液を80℃で溶解させた単量体溶液を添加し、循環経路を有する機械式分散機「クレアミックス」(エム・テクニック社製)により、1時間混合分散させ、乳化粒子を含む分散液を調製した。
上記の分散液〔A2〕に、過硫酸カリウム10質量部をイオン交換水200質量部に溶解させた開始剤溶液を添加し、80℃の温度条件下に、
スチレン 417質量部
n−ブチルアクリレート 131質量部
メタクリル酸 23質量部
n−オクチルメルカプタン 13質量部
からなる単量体混合液を1時間かけて滴下した。滴下終了後、2時間にわたって加熱撹拌することによって重合(第3段重合)反応を行った後、28℃まで冷却することにより、複合樹脂微粒子よりなる樹脂微粒子〔1〕が分散された樹脂微粒子分散液〔1〕を得た。
撹拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入装置を取り付けた反応容器に、樹脂微粒子分散液〔1〕を固形換算分で450質量部、イオン交換水1100質量部およびドデシル硫酸ナトリウム2質量部を投入して撹拌した。反応容器内の温度を30℃に調整した後、
5モル/Lの水酸化ナトリウム水溶液を添加してpHを10に調整した。
トナーの製造例1において、第2段重合工程におけるワックス「HNP−57」の添加量を8質量部に変更したことの他は同様にして、クリアトナー〔2〕(メディアン径6μm)を作製した。
トナーの製造例1において、第2段重合工程におけるワックス「HNP−57」の添加量を106質量部に変更したことの他は同様にして、クリアトナー〔3〕(メディアン径6μm)を作製した。
トナーの製造例1において、第2段重合工程におけるワックス「HNP−57」の添加量を4質量部に変更したことの他は同様にして、クリアトナー〔4〕(メディアン径6μm)を作製した。
トナーの製造例1において、第2段重合工程におけるワックス「HNP−57」の添加量を133質量部に変更したことの他は同様にして、クリアトナー〔5〕(メディアン径6μm)を作製した。
トナーの製造例1と同様にして、クリアトナー〔6〕(メディアン径6μm)を作製した。
トナーの製造例1と同様にして、クリアトナー〔7〕(メディアン径6μm)を作製した。
トナーの製造例1と同様にして、クリアトナー〔8〕(メディアン径6μm)を作製した。
(1)無端ベルト状基体の作製
3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(BPDA)とp−フェニレンジアミン(PDA)とからなるポリアミド酸のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)溶液「ユーワニスS(固形分18質量%)」(宇部興産製)に、乾燥した酸化処理カーボンブラック「SPECIAL BLACK4」(Degussa社製、pH3.0、揮発分:14.0%)をポリイミド系樹脂固形分100質量部に対して、23質量部になるよう添加して、衝突型分散機「GeanusPY」(シーナス製)を用い、圧力200MPaで、最小面積が1.4mm2で2分割後衝突させ、再度2分割する経路を5回通過させて、混合して、カーボンブラック入りポリアミド酸溶液を得た。
(A)成分:
ウレタンアクリレート「U−6LPA」(新中村化学社製) 45質量部
(B)成分:
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA) 45質量部
(C)成分:
フッ素変性アクリレート「メガファック RS−72−K」(DIC社製)(有効成分30質量%)
33質量部
(D)成分:
1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン 5質量部
を、固形分が10質量%となるよう、溶剤:プロプレングリコールモノメチルエーテルアセテ−ト(PMA)中に溶解させることにより、表面層形成用塗布液〔1〕を調製した。なお、(C)成分について、有効成分とは、メガファック RS−72−Kに含まれるフッ素変性アクリレートのことである。
上記の無端ベルト状基体の外周面上に、表面層形成用塗布液〔1〕を、塗布装置を使用して浸漬塗布方法によって下記の塗布条件で乾燥膜厚が5μmとなるように塗布膜を形成し、この塗布膜に活性エネルギー線として紫外線を、下記の照射条件で照射することにより、塗布膜を硬化して表面層を形成し、これにより、ベルト部材〔1〕を得た。紫外線の照射は、光源を固定し、塗布膜が形成された無端ベルト状基体を周速度60mm/sで回転しながら行った。
塗布液供給量:1L/min
引き上げ速度:4.5mm/min
−紫外線の照射条件−
光源の種類:高圧水銀ランプ「H04−L41」(アイグラフィックス社製)
照射口から塗布膜の表面までの距離:100mm
照射光量:1J/cm2
照射時間(基体を回転させている時間):240秒。
ベルト部材の製造例1において、表面層形成用塗布液の調製工程において表1の処方に従って表面層形成用塗布膜を調製し、表面層の形成工程においてそれぞれこれらを用いたことの他は同様にして、ベルト部材〔2〕〜〔8〕を製造した。
デジタル複写機「bizhub C 353」(コニカミノルタビジネステクノロジーズ社製)を用いて記録材「OKトップコート+(坪量157g/m2、紙厚131μm)」(王子製紙社製)にフルカラー画像を定着させたテスト画像プリント物を形成した。
(a)加熱ローラ:外径100mm、厚さ10mmのアルミニウム製基体の内部に、サーミスタにより温度制御されるハロゲンランプ(加熱源)が配置されたもの
(b)加圧ローラ:外径80mm、厚さ10mmのアルミニウム製基体の表面が、厚さ3mmのシリコーンゴム層によって被覆されたもの
(c)ニップ部の搬送方向長さ:11mm
(d)ニップ部と剥離ローラとの距離:620mm。
(e)加熱温度:原則155℃となるよう制御
(f)加圧の大きさ:0.29MPa
(g)冷却温度:原則50℃となるよう制御
(h)被処理体の搬送速度:220mm/sec
(i)被処理体の搬送方向:縦方向に搬送させる。
以上のようにして得られたプリント物〔1〕〜〔8〕の1枚目および1万枚目の表面の光沢ムラ、およびベルト部材からの被処理体(プリント物)剥離後のベルト部材の表面層(離型層)へのトナーオフセットを、下記方法に従って評価を行った。
◎:5未満
○:5以上10未満
×:10以上。
3:全くオフセットがないもの
2:ごくわずかにオフセットが見られるもの
1:オフセットが多く見られるもの
結果を表1に示す。
2 光沢処理用ベルト、
3a 加熱ローラ、
3b 加圧ローラ、
3c 加熱源、
4 冷却機構、
4a、4b、4c 冷却ファン、
4d ヒートシンク、
5 剥離機構、
5a 剥離ローラ、
5b 搬送補助ローラ、
6 支持ローラ、
10 中間転写部、
11H、11Y、11M、11C、11Bk 感光体、
12 クリーニング手段、
13H、13Y、13M、13C、13Bk 一次転写ローラ、
13A 二次転写ローラ、
16 中間転写体、
16a〜16d 支持ローラ、
20H クリアトナー像形成部、
20Y、20M、20C、20Bk 有彩色トナー像形成部、
21H、21Y、21M、21C、21Bk 現像手段、
22H、22Y、22M、22C、22Bk 露光手段、
23H、23Y、23M、23C、23Bk 帯電手段、
25H、25Y、25M、25C、25Bk クリーニング手段、
26 定着装置、
27、28 加熱加圧ローラ、
40 排紙トレイ、
41 給紙カセット、
42 給紙搬送手段、
44a、44b、44c、44d 給紙ローラ、
46 レジストローラ、
N、N2 ニップ部、
P 記録材、
W 被処理体。
Claims (3)
- クリアトナーが供給された画像支持体を加熱する工程と、
前記工程により溶融したクリアトナーを介して前記画像支持体をベルト部材に密着させる工程と、
前記ベルト部材に密着させた状態で前記画像支持体を冷却する工程と、
前記冷却により前記クリアトナーが固化した前記画像支持体を、前記ベルト部材より剥離する工程と、を有する光沢面形成方法であって、
前記ベルト部材の表面が、
(a)1分子中に3個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有するウレタン(メタ)アクリレート(A)に由来の構造単位と、
(b)ウレタン結合を有さず、1分子中に3個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する多官能性単量体(B)に由来の構造単位と、
(c)フッ素変性アクリレート(C)に由来の構造単位と、
を含有する硬化樹脂から構成され、
前記ベルト部材の表面の純水に対する接触角が85〜110°であり、
前記クリアトナーが結着樹脂およびワックスを含有するトナー粒子を含み、
前記クリアトナーのDSC測定によって取得されるワックスの吸熱ピークから得られる融解ピーク面積から求められる融解エネルギーΔHが2〜20J/gであることを特徴とする光沢面形成方法。 - 前記硬化樹脂が、ウレタン(メタ)アクリレート(A)に由来の構造単位18〜63質量%と、前記多官能性単量体(B)に由来の構造単位18〜63質量%と、前記フッ素変性アクリレート(C)に由来の構造単位1〜40質量%であることを特徴とする請求項1に記載の光沢面形成方法。
- 前記結着樹脂が、スチレンアクリル樹脂を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の光沢面形成方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012194296A JP5664614B2 (ja) | 2012-09-04 | 2012-09-04 | 光沢面形成方法 |
US13/970,644 US8913942B2 (en) | 2012-09-04 | 2013-08-20 | Formation process for glossy surface |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012194296A JP5664614B2 (ja) | 2012-09-04 | 2012-09-04 | 光沢面形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014048644A JP2014048644A (ja) | 2014-03-17 |
JP5664614B2 true JP5664614B2 (ja) | 2015-02-04 |
Family
ID=50187797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012194296A Active JP5664614B2 (ja) | 2012-09-04 | 2012-09-04 | 光沢面形成方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8913942B2 (ja) |
JP (1) | JP5664614B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020096649A1 (en) * | 2018-11-07 | 2020-05-14 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Photo finisher with duct apart from belt |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013097257A (ja) * | 2011-11-02 | 2013-05-20 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2014142383A (ja) * | 2013-01-22 | 2014-08-07 | Canon Inc | 画像形成装置 |
EP2790063B1 (en) * | 2013-04-10 | 2018-07-25 | Ricoh Company, Ltd. | Cooling Device and Image Forming Apparatus Including Same |
JP6168088B2 (ja) * | 2015-04-02 | 2017-07-26 | コニカミノルタ株式会社 | 静電潜像現像用トナーの製造方法 |
JP7205081B2 (ja) * | 2018-06-06 | 2023-01-17 | コニカミノルタ株式会社 | 定着装置、画像形成装置及び定着方法 |
JP2020042209A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | コニカミノルタ株式会社 | 中間転写体、中間転写体の製造方法および画像形成装置 |
US10571831B1 (en) * | 2018-10-25 | 2020-02-25 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Printer and printing method |
JP7139979B2 (ja) * | 2019-01-31 | 2022-09-21 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 定着装置、画像形成装置 |
KR20210041320A (ko) | 2019-10-07 | 2021-04-15 | 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. | 프린터 용지의 선택적 광택 처리 |
KR20210088101A (ko) * | 2020-01-06 | 2021-07-14 | 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. | 인쇄 용지에 향상된 광택 부여를 위한 벨트 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002099169A (ja) | 2000-09-20 | 2002-04-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置 |
JP3788221B2 (ja) | 2000-09-20 | 2006-06-21 | 富士ゼロックス株式会社 | 定着装置 |
US7700255B2 (en) * | 2006-04-28 | 2010-04-20 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Intermediate transfer material, image forming method and image forming apparatus |
JP2010211195A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-09-24 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成方法 |
US8541072B2 (en) * | 2009-11-24 | 2013-09-24 | Xerox Corporation | UV cured heterogeneous intermediate transfer belts (ITB) |
US8354458B2 (en) * | 2010-08-30 | 2013-01-15 | Xerox Corporation | Polyester polyol acrylate containing intermediate transfer members |
JP2012058564A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 光沢面形成装置、光沢面形成方法 |
JP5742200B2 (ja) * | 2010-12-15 | 2015-07-01 | 油化電子株式会社 | 画像形成装置用積層ベルト及びその製造方法並びに画像形成装置 |
JP5609917B2 (ja) * | 2012-05-08 | 2014-10-22 | コニカミノルタ株式会社 | 光沢処理装置 |
-
2012
- 2012-09-04 JP JP2012194296A patent/JP5664614B2/ja active Active
-
2013
- 2013-08-20 US US13/970,644 patent/US8913942B2/en active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020096649A1 (en) * | 2018-11-07 | 2020-05-14 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Photo finisher with duct apart from belt |
US11567437B2 (en) | 2018-11-07 | 2023-01-31 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Photo finisher with duct apart from belt |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8913942B2 (en) | 2014-12-16 |
US20140064809A1 (en) | 2014-03-06 |
JP2014048644A (ja) | 2014-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5664614B2 (ja) | 光沢面形成方法 | |
JP5782893B2 (ja) | 箔転写面を形成する工程を有する画像形成方法 | |
US8699892B2 (en) | Method of evaluating electrophotographic overcoatability of composition, electrophotographic overcoat composition, electrophotographic method, and electrophotographic apparatus | |
US8750770B2 (en) | Image forming method and image forming apparatus | |
US8372571B2 (en) | Image forming method | |
JP5729354B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP2012137752A (ja) | 高光沢プリント物の作成方法 | |
US9052618B2 (en) | Overcoat composition for electrophotography, electrophotographic image forming method and electrophotographic image forming apparatus | |
US8843049B2 (en) | Electrophotographic image forming method | |
US8862042B2 (en) | Glossing device | |
JP4656645B2 (ja) | 現像方法および画像形成方法 | |
JP5790126B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP2013109288A (ja) | 両面画像形成方法およびトナー | |
JP6003657B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP6136805B2 (ja) | 液体現像剤および画像形成方法 | |
JP2011186116A (ja) | クリアトナー、画像形成方法 | |
JP2012058564A (ja) | 光沢面形成装置、光沢面形成方法 | |
JP5835066B2 (ja) | 両面画像形成方法 | |
JP5201976B2 (ja) | 画像形成方法 | |
US11312865B2 (en) | Image forming method | |
JP2013097222A (ja) | 両面画像形成方法 | |
JP5589764B2 (ja) | ベルト部材、画像形成方法及び画像表面処理装置 | |
JP2017211618A (ja) | 画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP2013164514A (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140624 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141002 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141124 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5664614 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |