JP7139979B2 - 定着装置、画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置、及び画像形成装置に関する。
特許文献1に記載の画像形成装置では、回転駆動源よって搬送プーリを回転することにより、搬送部材及び搬送補助部材を駆動して転写材を搬送し、未定着トナー像を輻射熱によって加熱溶融し、カレンダーローラ入口の案内部材へと転写材を搬送する。
特開2002-148973号公報
従来、定着装置は、画像が転写された記録面が上方を向くように先端部が保持されて搬送される記録媒体を、非接触状態で上方から加熱する予備加熱部を備えている。さらに、定着装置は、記録媒体を挟んで予備加熱部の反対側から記録媒体に空気を吹き付けて記録媒体の搬送姿勢を安定させる吹付け部を備えている。
このような定着装置では、記録媒体の搬送姿勢を検出する検出部は、予備加熱部と吹付け部との間に配置されている。そして、吹付け部が記録媒体に吹付ける空気の量は、検出部の検出結果に基づいて調整される。
このように検出部が予備加熱部と吹付け部との間に配置されているため、複数枚の記録媒体に画像を定着する場合に、検出部が1枚目の記録媒体の搬送姿勢を検出し、吹付け部は2枚目の記録媒体から空気を吹き付ける。つまり、予備加熱部によって加熱される1枚目の記録媒体から搬送姿勢を安定させることができない。
本発明の課題は、検出部が予備加熱部と吹付け部との間に配置されている場合と比して、予備加熱部によって加熱される1枚目の記録媒体から搬送姿勢を安定させることである。
本発明の第1態様に係る定着装置は、先端が保持されて画像が転写された記録面が上方向を向くように搬送される記録媒体を、非接触状態で上方から加熱する予備加熱部と、記録媒体を挟んで前記予備加熱部の反対側に配置され、記録媒体に下方から空気を吹き付ける吹付け部と、記録媒体の搬送方向において前記予備加熱部の下流側に配置され、記録媒体に接触して記録媒体を加熱する本加熱部と、前記搬送方向において前記予備加熱部の上流側に配置され、記録媒体の搬送姿勢を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて前記吹付け部を制御して、記録媒体に吹き付ける空気の量を調整する制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第2態様に係る定着装置は、第1態様に記載の定着装置において、前記制御部は、前記吹付け部を制御して、搬送される記録媒体の後端側の部分に吹き付ける空気の量を、記録媒体の先端側の部分に吹き付ける空気の量と比して多くすることを特徴とする。
本発明の第3態様に係る定着装置は、第1態様に記載の定着装置において、前記吹付け部は、前記搬送方向に複数並んでおり、前記制御部は、複数の前記吹付け部を制御して、記録媒体の後端側の部分に吹き付ける空気の量を、記録媒体の先端側の部分に吹き付ける空気の量と比して多くすることを特徴とする。
本発明の第4態様に係る定着装置は、第3態様に記載の定着装置において、前記制御部は、前記吹付け部を制御して、前記搬送方向において記録媒体に吹き付ける空気の量を徐々に変化させることを特徴とする。
本発明の第5態様に係る定着装置は、第1~第4態様の何れか1態様に記載の定着装置において、前記吹付け部は、搬送される記録媒体の幅方向に複数並んでおり、前記制御部は、複数の前記吹付け部を制御して、記録媒体の幅方向縁側の部分に吹き付ける空気の量を、記録媒体の幅方向中央側の部分に吹き付ける空気の量と比して多くすることを特徴とする。
本発明の第6態様に係る定着装置は、第5態様に記載の定着装置において、前記制御部は、前記吹付け部を制御して、前記幅方向において記録媒体に吹き付ける空気の量を徐々に変化させることを特徴とする。
本発明の第7態様に係る定着装置は、第1~第6態様の何れか1態様に記載の定着装置において、前記検出部は、複数のセンサを備えており、前記センサは、前記搬送方向に離れて複数配置され、前記記録媒体の幅方向に離れて複数配置されていることを特徴とする。
本発明の第8態様に係る定着装置は、第1~第7態様の何れか1態様に記載の定着装置において、前記搬送方向における前記吹付け部から前記本加熱部までの距離は、搬送方向における最小サイズの記録媒体の長さと比して短いことを特徴とする。
本発明の第9態様に係る画像形成装置は、画像を記録媒体に転写する転写部と、前記転写部によって記録媒体に転写された画像を記録媒体に定着する請求項1~8の何れか1項に記載の定着装置とを備えたことを特徴とする。
本発明の第1態様の定着装置によれば、検出部が予備加熱部と吹付け部との間に配置されている場合と比して、予備加熱部によって加熱される1枚目の記録媒体から搬送姿勢を安定させることができる。
本発明の第2態様の定着装置によれば、吹付け部から記録媒体へ吹き付ける空気の量が常に一定の場合と比して、記録媒体の搬送姿勢を安定させることができる。
本発明の第3態様の定着装置によれば、吹出し部が記録媒体の搬送方向に複数並んでいる構成において、記録媒体の搬送方向に複数並んでいる全ての吹出し部から記録媒体へ吹き付ける空気の量が同様の場合と比して、記録媒体の搬送姿勢を安定させることができる。
本発明の第4態様の定着装置によれば、記録媒体の搬送方向において記録媒体に吹き付ける空気の量が、最大量と最小量の2つだけの場合と比して、記録媒体の搬送姿勢を安定させることができる。
本発明の第5態様の定着装置によれば、吹出し部が記録媒体の幅方向に複数並んでいる構成において、記録媒体の幅向に複数並んでいる全ての吹出し部から記録媒体へ吹き付ける空気の量が同様の場合と比して、記録媒体の搬送姿勢を安定させることができる。
本発明の第6態様の定着装置によれば、記録媒体の幅方向において記録媒体に吹き付ける空気の量が、最大量と最小量の2つだけの場合と比して、記録媒体の搬送姿勢を安定させることができる。
本発明の第7態様の定着装置によれば、センサが1個しか備えられていない場合と比して、吹付け部によって空気が吹き付けられていない状態の記録媒体の搬送姿勢を、精度良く検出することができる。
本発明の第8態様の定着装置によれば、吹付け部から本加熱部までの距離が最小サイズの記録媒体の長さに対して長い場合と比して、最小サイズの記録媒体が本加熱部によって加熱され始めるときの搬送姿勢を安定させることができる。
本発明の第9態様の画像形成装置によれば、検出部が予備加熱部と吹付け部との間に配置されている定着装置を用いる場合と比して、1枚目の記録媒体に形成される画像の品質低下を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る定着装置を示した構成図である。 (A)(B)本発明の実施形態に係る定着装置においてシート部材を加熱する加熱工程を示した工程図である。 (A)(B)本発明の実施形態に係る定着装置においてシート部材を加熱する加熱工程を示した工程図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の吹付けユニットを示した平面図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の検出部を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の検出部を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の本加熱部を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の本加熱部を示した断面図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の本加熱部を示した断面図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の制御系を示したブロック図である。 本発明の実施形態に係る定着装置のファンからシート部材に吹き付けられる空気の量と経過時間とをグラフで示した図面である。 本発明の実施形態に対する画像形成装置の冷却部を示した断面図である。 本発明の実施形態に対する画像形成装置のトナー画像形成部を示した構成図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置を示した構成図である。 本発明の比較形態に係る定着装置を示した構成図である。 本発明の比較形態に係る定着装置の制御系を示したブロック図である。
本発明の実施形態に係る定着装置、及び画像形成装置の一例について図1~図16に従って説明する。なお、図中に示す矢印Hは装置上下方向(鉛直方向)を示し、矢印Wは装置幅方向(水平方向)を示し、矢印Dは装置奥行方向(水平方向)を示す。
(画像形成装置10)
本実施形態に係る画像形成装置10は、シート部材Pにトナー画像を形成する電子写真式の画像形成装置である。画像形成装置10は、図14に示されるように、収容部50と、排出部52と、画像形成部12と、搬送機構60と、反転機構80と、定着装置100と、冷却部90とを備えている。
〔収容部50〕
収容部50は、記録媒体としてのシート部材Pを収容する機能を有している。画像形成装置10では、収容部50は、複数(例えば2つ)備えられている。この複数の収容部50から選択的にシート部材Pが送り出される構成とされている。
〔排出部52〕
排出部52は、画像が形成されたシート部材Pが排出される部分である。具体的には、定着装置100で画像が定着された後に、冷却部90で冷却されたシート部材Pが排出部52へ排出される構成とされている。
〔画像形成部12〕
画像形成部12は、電子写真方式によりシート部材Pに画像を形成する機能を有している。具体的には、画像形成部12は、トナー画像を形成するトナー画像形成部20と、トナー画像形成部20で形成されたトナー画像をシート部材Pに転写する転写装置30とを備えている。
トナー画像形成部20は、色ごとにトナー画像を形成するように複数備えられている。画像形成装置10では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の計4色のトナー画像形成部20が備えられている。図14に示す(Y)、(M)、(C)、(K)は、上記各色に対応する構成部分を示している。
-トナー画像形成部20-
各色のトナー画像形成部20は、用いるトナーを除き基本的に同様に構成されている。具体的には、各色のトナー画像形成部20は、図13に示されるように、図中矢印A方向に回転する感光体ドラム21(=感光体)と、感光体ドラム21を帯電させる帯電器22とを備えている。さらに、各色のトナー画像形成部20は、帯電器22によって帯電された感光体ドラム21を露光して感光体ドラム21に静電潜像を形成する露光装置23と、露光装置23によって感光体ドラム21に形成された静電潜像を、トナーを用いて現像してトナー画像を形成する現像装置24とを備えている。
-転写装置30-
転写装置30は、各色の感光体ドラム21のトナー画像を、中間転写体に重畳して一次転写し、該重畳されたトナー画像をシート部材Pに二次転写する機能を有している。具体的には、転写装置30は、図14に示されるように、中間転写体としての転写ベルト31と、一次転写ロール33と、転写部35とを備えている。
一次転写ロール33は、感光体ドラム21に形成されたトナー画像を、感光体ドラム21と一次転写ロール33との間の一次転写位置T(図13参照)で転写ベルト31に転写する機能を有している。
転写ベルト31は、無端状を成し、複数のロール32に巻き掛けられて姿勢が決められている。転写ベルト31は、複数のロール32の少なくとも1つが回転駆動されることで、矢印B方向へ周回し、一次転写された画像を二次転写位置NTへ搬送する。
転写部35は、転写ベルト31に転写されたトナー画像をシート部材Pに転写する機能を有している。具体的には、転写部35は、二次転写部34と、対向ロール36とを備えている。
対向ロール36は、転写ベルト31に対向するように、転写ベルト31の下側に配置されている。二次転写部34は、対向ロール36との間に転写ベルト31が配置されるように、転写ベルト31の内側に配置されている。二次転写部34は、具体的には、コロトロンで構成されている。転写部35では、転写ベルト31に転写されたトナー画像が、二次転写部34の放電により発生された静電力により、二次転写位置NTを通過するシート部材Pに転写される。
〔搬送機構60〕
搬送機構60は、収容部50に収容されたシート部材Pを二次転写位置NTへ搬送する機能を有している。さらに、搬送機構60は、二次転写位置NTから後述の本加熱部120へ搬送する機能を有している。
具体的には、搬送機構60は、送出ロール62と、複数の搬送ロール64と、チェーングリッパ66とを備えている。
送出ロール62は、収容部50に収容されたシート部材Pを送り出すロールである。複数の搬送ロール64は、送出ロール62が送り出したシート部材Pをチェーングリッパ66へ搬送するロール、又はチェーングリッパ66が搬送したシート部材Pを冷却部90へ搬送するロールである。チェーングリッパ66は、シート部材Pの先端部を保持してシート部材Pを搬送する機能を有している。具体的には、チェーングリッパ66は、図6に示されるように、一対のチェーン72と、保持部(=把持部)としてのグリッパ76と、を有している。
一対のチェーン72は、環状に形成されている。この一対のチェーン72は、装置奥行方向に間隔をおいて配置されている。そして、一対のチェーン72は、対向ロール36に対する軸方向の一端側及び他端側に配置された一対のスプロケット(図示省略)と、後述の加圧ロール140に対する軸方向の一端側及び他端側に配置された一対のスプロケット71(図7参照)と、装置奥行方向に間隔をおいて配置された一対のスプロケット74(図14参照)とに巻き掛けられている。これらの一対のスプロケットのいずれかが回転することで、チェーン72が矢印C方向へ周回する構成とされている。
また、一対のチェーン72には、グリッパ76が取り付けられた取付部材75が装置奥行方向に沿って掛け渡されている。取付部材75は、複数設けられ、チェーン72の周方向(周回方向)に沿って予め定められた間隔で一対のチェーン72に固定されている。
グリッパ76は、複数設けられ、取付部材75に装置奥行方向に沿って予め定められた間隔で取り付けられている。グリッパ76は、シート部材Pの先端部を保持する機能を有している。具体的には、グリッパ76は、爪76aを有している。また、取付部材75には、爪76aが接触する接触部75a(図8参照)が形成されている。
グリッパ76では、爪76aと接触部75aとの間にシート部材Pの先端部を挟むことでシート部材Pを保持する構成とされている。なお、グリッパ76は、例えば、爪76aが接触部75aに対してバネ等により押し付けられると共に、カム等の作用により爪76aが接触部75aに対して接離される。
そして、チェーングリッパ66では、グリッパ76がシート部材Pの先端部を保持した状態で、チェーン72が矢印C方向へ周回することで、シート部材Pが搬送される。図14に示すチェーングリッパ66は、複数の搬送ロール64で搬送されたシート部材Pを二次転写位置NTへ搬送し、さらに、シート部材Pを後述の予備加熱部102を通過させた後、後述の本加熱部120へ搬送する。なお、搬送機構60においてシート部材Pが搬送される搬送経路の一部が、一点鎖線で示されている。
この構成において、搬送機構60は、少なくとも、二次転写位置NTから本加熱部120までの間は、シート面が上下方向を向くようにシート部材Pを装置幅方向に搬送する。
〔反転機構80〕
反転機構80は、シート部材Pの表裏を反転させる機構である。具体的には、反転機構80は、図14に示されるように、複数の搬送ロール82と、反転装置84と、複数の搬送ロール86とを備えている。
複数の搬送ロール82は、定着装置100から送られたシート部材Pを反転装置84へ搬送するロールである。反転装置84は、一例として、シート部材Pの搬送方向が例えば90度ずつ変化するように、シート部材Pを複数回折り返しながら搬送することで、メビウスの帯のようにシート部材Pを捻って、シート部材Pの表裏を反転させる装置である。
複数の搬送ロール86は、反転装置84で表裏が反転させたシート部材Pをチェーングリッパ66へ搬送するロールである。
〔定着装置100〕
定着装置100は、転写装置30によってシート部材Pに転写されたトナー画像をシート部材Pに定着する機能を有している。なお、定着装置100については、詳細を後述する。
〔冷却部90〕
冷却部90は、定着装置100で加熱されたシート部材Pを冷却する機能を有している。冷却部90は、図14に示されるように、シート部材Pの搬送方向において、定着装置100の下流側に配置されている。また、冷却部90は、装置幅方向に並んでいる2個の冷却ロール92を備えている。2個の冷却ロール92は、同様の構成とされているため、一方の冷却ロール92について説明する。
冷却ロール92は、図11に示されるように、シート部材Pの搬送経路を挟んで上側に配置されたロール92aと、シート部材Pの搬送経路を挟んで下側に配置されたロール92bとを備えている。
ロール92a、92bは、装置奥行方向に延びている円柱状とされており、円筒状の基材94a、94bを有している。基材94a、94bは、アルミニウム管であって、図示せぬ送風機構によって生じた空気の流れが、基材94a、94bの内部に生じるようになっている。この空気の流れによって、ロール92a、92bの表面の温度は、この空気の流れが生じない場合の温度と比して低下する。
この構成において、ロール92bは、図示せぬ駆動部材から回転力が伝達されて、回転する。さらに、ロール92bに従動してロール92aが回転する。そして、ロール92a、92bは、シート部材Pを挟み込んで搬送し、シート部材Pを冷却する。
(画像形成装置の作用)
図14に示す画像形成装置10では、次のようにして画像が形成される。
先ず、電圧が印加された各色の帯電器22(図13参照)は、各色の感光体ドラム21の表面を予定の電位で一様にマイナス帯電する。続いて、外部から入力された画像データに基づいて露光装置23は、帯電した各色の感光体ドラム21の表面に露光光を照射して静電潜像を形成する。
これにより、画像データに対応した静電潜像が夫々の感光体ドラム21の表面に形成される。さらに、各色の現像装置24は、この静電潜像を現像し、トナー画像として可視化する。また、転写装置30は、各色の感光体ドラム21の表面に形成されたトナー画像を、転写ベルト31に転写する。
そこで、図14に示す収容部50から送出ロール62によってシート部材Pの搬送経路へ送り出され、チェーングリッパ66によって搬送されるシート部材Pは、転写ベルト31と対向ロール36とが接触する二次転写位置NTへ送り出される。二次転写位置NTでは、シート部材Pが転写ベルト31と対向ロール36とに挟み込んで搬送されることで、転写ベルト31の表面のトナー画像は、シート部材Pの表面に転写される。
さらに、定着装置100は、シート部材Pの表面に転写されたトナー画像をシート部材Pに定着し、シート部材Pは、冷却部90へ搬送される。冷却部90は、トナー画像が定着されたシート部材Pを冷却して排出部52へ排出する。
一方、シート部材Pの裏面にトナー画像を形成する場合には、チェーングリッパ66によって搬送されることで定着装置100を通過したシート部材Pが、反転機構80の搬送ロール82へ搬送され、搬送ロール82によって搬送されたシート部材Pは、反転装置84によって表裏が反転される。さらに、搬送ロール86は、表裏が反転したシート部材Pをチェーングリッパ66へ搬送する。チェーングリッパ66は、シート部材Pを搬送する。そして、シート部材Pの裏面にトナー画像を形成するために、前述した工程が再度行われる。
(要部構成)
次に、定着装置100について説明する。
定着装置100は、シート部材Pの搬送方向において転写装置30の下流側に配置されており、図1に示されるように、搬送されるシート部材Pと非接触状態でシート部材Pを加熱する予備加熱部102を備えている。さらに、定着装置100は、シート部材Pと接触して加熱、加圧する本加熱部120と、吹付けユニット170と、シート部材Pの搬送姿勢を検出する検出部200と、各部を制御する制御部230とを備えている。
〔予備加熱部102〕
予備加熱部102は、シート部材Pの搬送方向において、トナー画像がシート部材Pに転写される二次転写位置NTに対して下流側で、図1に示されるように、搬送されるシート部材Pの上方(=トナー画像が転写される側)に配置されている。この予備加熱部102は、反射板104と、複数の赤外線ヒータ106(以下「ヒータ106」と記載する)と、金網112とを備えている。
-反射板104-
反射板104は、アルミニウム板を用いて形成されており、搬送されるシート部材P側が開放された底浅の箱状とされている。本実施形態では、上方から見て、反射板104は、搬送されるシート部材Pを装置奥行方向、及び装置幅方向で覆うようになっている。
-ヒータ106-
ヒータ106は、外形が円柱状の赤外線ヒータであって、反射板104の内部に複数収容され、装置奥行方向に延びるように配置されている。本実施形態では、上方から見て、ヒータ106は、搬送されるシート部材Pを装置奥行方向で覆うようになっている。また、ヒータ106は、搬送されるシート部材Pから一例として上下方向で30〔mm〕離れている。
さらに、複数のヒータ106は、装置幅方向に並べられている。本実施形態では、上方から見て、複数のヒータ106が配置されている領域は、搬送されるシート部材Pを装置幅方向で覆うようになっている。換言すれば、複数のヒータ106によって、搬送されるシート部材Pの全体が、一度に加熱されるようになっている。
以上の構成において、ヒータ106からは、3〔μm〕以上5〔μm〕以下の波長で分光放射輝度が最大となる赤外線が放射され、ヒータ106の表面温度は、300〔℃〕以上1175〔℃〕以下の予め定められた温度となる。
-金網112-
金網112は、反射板104の縁部に図示せぬ固定部材で固定されており、反射板104の内部と、反射板110の外部とを仕切っている。これにより、金網112は、搬送されるシート部材Pと、ヒータ106とが接触するのを防止している。
〔吹付けユニット170〕
吹付けユニット170は、図1に示されるように、上下方向で予備加熱部102と対向するように配置されており、搬送されるシート部材Pは、吹付けユニット170と予備加熱部102との間を通過するようになっている。また、吹付けユニット170は、図4に示されるように、装置幅方向、及び装置奥行方向に並べられている複数のファン172を備えている。ファン172は、吹付け部の一例である。
この構成において、複数のファン172が、搬送されるシート部材Pに向けて空気を吹き付けることで、搬送されるシート部材Pの搬送姿勢が安定する。このように、ファン172は、搬送されるシート部材Pの搬送姿勢を安定させる姿勢安定手段として機能している。
ここで、「シート部材Pの搬送姿勢が安定する」とは、シート部材Pのシート面から予備加熱部102までの距離が、シート面の位置によってばらつくのを抑制することである。換言すれば、シート部材Pのシート面から予備加熱部102までの最も長い距離と、最も短い距離との差を小さくすることである。
〔本加熱部120〕
本加熱部120は、図1に示されるように、シート部材Pの搬送方向において、予備加熱部102の下流側に配置されている。本加熱部120は、搬送されるシート部材Pと接触してシート部材Pを加熱する加熱ロール130と、加熱ロール130に向けてシート部材Pを加圧する加圧ロール140と、回転する加熱ロール130に従動して回転する従動ロール150とを備えている。
-加熱ロール130-
加熱ロール130は、図1に示されるように、搬送されるシート部材Pの上方を向いた面に接触し、軸方向を装置奥行方向として装置奥行方向に延びるように配置されている。また、加熱ロール130は、円筒状の基材132と、基材132の全周を覆うように形成されたゴム層134と、ゴム層134の全周を覆うように形成された離型層136と、基材132の内部に収容されたヒータ138とを有している。加熱ロール130における離型層136の外周面の外径は、一例として80〔mm〕とされている。
基材132は、アルミニウム管であって、一例として厚さ20〔mm〕とされている。また、ゴム層134は、シリコーンゴムによって形成されており、一例として厚さ6〔mm〕とされている。さらに、離型層136は、テトラフルオロエチレンとパーフルオロエチレンの共重合体(PFA樹脂)によって形成されており、一例として厚さ50〔μm〕とされている。
また、図7に示されるように、装置奥行方向において加熱ロール130の両端部には、装置奥行方向に延びる軸部139aが夫々形成されており、そして、軸部139aを夫々支持する支持部材139bが設けられている。これにより、加熱ロール130は、加熱ロール130の両端部で支持部材139bによって回転可能に支持されている。
-従動ロール150-
従動ロール150は、図1、図7に示されるように、加熱ロール130を挟んで搬送されるシート部材Pの反対側で、軸方向を装置奥行方向として装置奥行方向に延びるように配置されている。また、従動ロール150は、円筒状の基材152と、基材152の内部に収容されたヒータ154とを有している。従動ロール150の基材152の外周面の外径は、一例として50〔mm〕とされている。
基材152は、アルミニウム管であって、一例として厚さ10〔mm〕とされている。そして、従動ロール150は、従動ロール150の両端部で図示せぬ支持部材によって回転可能に支持されている。
この構成において、従動ロール150は、加熱ロール130に従動して回転する。そして、従動ロール150は、加熱ロール130を加熱する。このように、加熱ロール130が従動ロール150によって加熱されること、及び加熱ロール130自身がヒータ138を有していることで、加熱ロール130の表面温度は、180〔℃〕以上200〔℃〕以下の予め定められた値となる。
-加圧ロール140-
加圧ロール140は、図1、図7に示されるように、搬送されるシート部材Pを挟んで加熱ロール130の反対側で、搬送されるシート部材Pの下方を向いた面に接触し、軸方向を装置奥行方向として装置奥行方向に延びるように配置されている。また、加圧ロール140は、円筒状の基材142と、基材142を覆うように形成されたゴム層144と、ゴム層144を覆うように形成された離型層146と、装置奥行方向の両端部に形成された一対の軸部148(図7参照)とを有している。加圧ロール140における離型層146の外周面の外径は、一例として225〔mm〕とされている。このように、加圧ロール140の外径は、加熱ロールの外径と比して大きくされている。
基材142は、アルミニウム管であって、一例として厚さ20〔mm〕とされている。また、ゴム層144は、シリコーンゴムによって形成されており、一例として厚さ1〔mm〕とされている。さらに、離型層146は、テトラフルオロエチレンとパーフルオロエチレンの共重合体(PFA樹脂)によって形成されており、一例として厚さ50〔μm〕とされている。
また、加圧ロール140の外周面には、装置奥行方向に延びる凹部140aが形成されている。そして、加圧ロール140と加熱ロール130との間をシート部材Pが通過する場合に、シート部材Pの先端部を把持するグリッパ76が、図8に示されるように、この凹部140aに収容されるようになっている。
また、一対の軸部148は、図7に示されるように、装置奥行方向の両端部に形成されており、加圧ロール140における離型層146の外周面と比して小径化され、軸方向に延びている。
この構成において、加圧ロール140は、図示せぬ駆動部材から回転力が伝達されて、回転する。そして、回転する加圧ロール140に従動して加熱ロール130が回転し、回転する加熱ロール130に従動して従動ロール150が回転する。さらに、加熱ロール130と加圧ロール140とが、トナー画像が転写されたシート部材Pを挟み込んで搬送することで、トナー画像がシート部材Pに定着される。
-その他-
本加熱部120は、図7に示されるように、加圧ロール140を支持する支持部材156と、支持部材156を介して加圧ロール140を加熱ロール130側に付勢する付勢部材158とを備えている。
支持部材156は、一対設けられている。そして、一対の支持部材156は、加圧ロール140の一対の軸部148を下方から回転可能に支持するように夫々配置されている。
付勢部材158は、圧縮スプリングであって、一対設けられている。そして、一対の付勢部材158は、支持部材156を挟んで軸部148の反対側に配置されている。一対の付勢部材158が、加圧ロール140を加熱ロール130側に付勢することで、前述したように、加圧ロール140が、シート部材Pを加熱ロール130に向けて加圧するようになっている。そして、図9に示されるように、加圧ロール140によって付勢された部分の加熱ロール130が変形し、加熱ロール130と加圧ロール140とが接触した領域であるニップ部Nが形成される。
さらに、シート部材Pの搬送方向において、ファン172から本加熱部120のニップ部Nまでの距離(=図1に示す距離K1)は、搬送方向における最小サイズのシート部材Pの長さと比して短くされている。なお、最小サイズについては、画像形成装置210の取扱い説明書に記載されている。
〔検出部200〕
検出部200は、図1に示されるように、シート部材Pの搬送方向において、予備加熱部102の上流側で、転写装置30(図14参照)の下流側で、かつ、搬送されるシート部材Pの下方に配置されている。さらに、検出部200は、4個のセンサ204a、204b、204c、204dを備えている(図5参照)。以下、センサ204a、204b、204c、204dを区別しない場合は、末尾のアルファベットを省略することがある。
夫々のセンサ204は、光学センサであって、シート部材Pの下方からシート面に光を出射し、シート面から反射した光が入射することで、シート部材Pにおいて光を反射させた部分の上下方向の位置を検出するようになっている。
センサ204aは、図5、図6に示されるように、装置奥行方向において一方のチェーン72と、他方のチェーン72との中間部に配置されている。さらに、センサ204bは、装置奥行方向においてセンサ204aと同様の位置で、かつ、シート部材Pの搬送方向においてセンサ204aの上流側に配置されている。そして、センサ204aとセンサ204bとは、シート部材Pの搬送方向に離れている。また、上方から見たセンサ204aとセンサ204bとの距離(=図5に示す距離L1)は、最大サイズのシート部材Pの搬送方向の長さより短いほうが良く、中間サイズのシート部材Pの搬送方向の長さより短い方がさらに良く、最小サイズのシート部材Pの搬送方向の長さより短い方が特に良い。
センサ204cは、装置奥行方向において一方のチェーン72と他方のチェーン72と間で、装置幅方向においてセンサ204aとセンサ204bとの間で、かつ、一方のチェーン72側に配置されている。センサ204dは、装置奥行方向において一方のチェーン72と他方のチェーン72と間で、装置幅方向においてセンサ204cと同様の位置で、かつ、他方のチェーン72側に配置されている。そして、センサ204cとセンサ204dとは、シート部材Pの幅方向に離れている。また、装置上方から見たセンサ204cとセンサ204dとの距離(=図5に示す距離L2)は、最大サイズのシート部材Pの幅方向の長さより短いほうが良く、中間サイズのシート部材Pの幅方向の長さより短い方がさらに良く、最小サイズのシート部材Pの幅方向の長さより短い方が特に良い。
この構成において、搬送されるシート部材Pの先端部が、センサ204bの上方に到達したときからシート部材Pの後端部が、センサ204aの上方を通過するまで、夫々のセンサ204から光がシート部材Pのシート面へ出射され、シート面によって光反射される。夫々のセンサ204に反射した光が入射することで、夫々のセンサ204は、シート部材Pにおいて光を反射させた部分の上下方向の位置を検出する。
そして、センサ204aとセンサ204bとの検出結果に基づいて、検出部200は、シート部材Pの搬送方向におけるシート部材Pの撓みを検出する。センサ204aとセンサ204bとよって検出されたシート部材Pの搬送方向における撓みと、センサ204c及びセンサ204dの検出結果とによって、検出部200は、シート部材Pの幅方向におけるシート部材Pの撓みを検出する。このように、検出部200は、搬送されるシート部材Pの撓みを検出する撓み検出手段として機能している。
そして、検出部200は、搬送されるシート部材Pの撓みを検出することで、シート部材Pの搬送姿勢を検出する。
〔制御部230〕
制御部230は、図10に示されるように、検出部200の検出結果に基づいて、吹付けユニット170に備えられたファン172を個別に制御する。なお、制御部230のファン172に対する制御については、後述する作用と共に説明する。
(要部構成の作用)
次に、定着装置100の作用について、比較形態に係る定着装置600と比較しつつ説明する。先ず、比較形態に係る定着装置600の構成について、定着装置100と異なる部分を主に説明する。
〔定着装置600〕
定着装置600は、図15に示されるように、予備加熱部102と、本加熱部120と、吹付けユニット170と、シート部材Pの位置を検出する検出部700と、各部を制御する制御部730(図16参照)とを備えている。
検出部700は、上下方向において、予備加熱部102と吹付けユニット170との間で、かつ、搬送されるシート部材Pの下方に配置されている。検出部700は、1個のセンサ704を備えている。センサ704は、光学センサであって、装置奥行方向において一方のチェーン72と、他方のチェーン72との中間部に配置されている。そして、センサ704は、シート部材Pの下方からシート面に光を出射し、シート面から反射した光が入射することで、シート部材Pにおいて光を反射させた部分の上下方向の位置を検出するようになっている。
また、制御部730は、図16に示されるように、検出部700の検出結果に基づいて、吹付けユニット170に備えられたファン172を制御するようになっている。
(定着装置100、600の作用)
-定着装置600-
定着装置600では、予備加熱部102は、画像形成動作が開始された1枚目のシート部材Pを非接触状態で加熱する。なお、センサ704が1枚目のシート部材Pの搬送姿勢を検出するため、予備加熱部102が1枚目のシート部材Pを加熱するときには、吹付けユニット170のファン172は稼働していない。また、制御部730は、ユーザが入力したシート部材Pのサイズを予め入手している。
検出部700のセンサ704は、1枚目のシート部材Pの先端部が、センサ704の上方に到達したときからシート部材Pの後端部が、センサ704の上方を通過するまで、センサ704から光がシート部材Pのシート面へ出射され、シート面によって反射される。そして、センサ704に反射した光が入射することで、シート部材Pにおいて光を反射させた部分の上下方向の位置を検出する。
また、本加熱部120が、予備加熱部102によって加熱されたシート部材Pを加熱ロール130及び加圧ロール140によって挟み込み、トナー画像をシート部材Pに定着する。トナー画像が定着したシート部材Pは、冷却部90(図14参照)を通って装置の外部に排出される。
さらに、予備加熱部102が2枚目のシート部材Pを加熱するときに、制御部730は、検出部700の検出結果に基づいて、ファン172の回転数を一律に制御する。具体的には、先端部が保持されているシート部材Pのシート面が予備加熱部102と上下方向で対向するように、制御部730は、全てのファン172の回転数を一律に制御する。例えば、シート部材Pの撓み度合が大きい場合は、制御部730は、同様の回転数で回転する全てのファン172の回転数を増加させ、シート部材Pの撓み度合が小さい場合は、制御部730は、同様の回転数で回転する全てのファン172の回転数を減少させる。
このように、定着装置600では、検出部700が1枚目のシート部材Pによってシート部材Pの搬送姿勢を検出し、ファン172は2枚目のシート部材Pから空気を吹き付ける。つまり、予備加熱部102によって加熱される1枚目のシート部材Pから搬送姿勢を安定させることができない。
-定着装置100-
定着装置100では、図2(A)に示されるように、トナー画像が転写された1枚目のシート部材Pの先端部が、センサ204aの上方に到達したときに、夫々のセンサ204から光がシート部材Pのシート面へ出射され、シート面によって光が反射される。夫々のセンサ204に反射した光が入射することで、センサ204は、シート部材Pにおいて光を反射させた部分の上下方向の位置を夫々検出する。これにより、検出部200は、搬送方向におけるシート部材Pの撓み、及びシート部材Pの幅方向におけるシート部材Pの撓みを検出する。なお、制御部230は、ユーザが入力したシート部材Pのサイズを予め入手している。
さらに、予備加熱部102が1枚目のシート部材Pを加熱するときに、制御部230は、検出部200の検出結果に基づいてファン172を稼動させてファン172の回転数を個別に制御する。
具体的には、シート部材Pのシート面が予備加熱部102と上下方向で対向するように、制御部230は、ファン172を制御し、シート部材Pの後端側の部分に吹き付ける空気の量を、シート部材Pの先端側の部分に吹き付ける空気の量と比して多くする。つまり、制御部203は、ファン172の上方をシート部材Pの先端側の部分が通過してからシート部材Pの後端側の部分が通過するまで、シート面に吹き付ける空気の量を徐々に多くする。換言すれば、制御部230は、1個のファン172に対して、シート部材Pの後端側の部分に吹き付ける空気の量を、シート部材Pの先端側の部分に吹き付ける空気の量と比して多くする。
さらに、制御部230は、ファン172を制御して、シート部材Pの搬送方向においてシート部材Pに吹き付ける空気の量を徐々に変化させる。このようにして、制御部230は、シート部材Pの搬送方向においてシート部材Pが撓むのを抑制する。
また、シート部材Pのシート面が予備加熱部102と上下方向で対向するように、制御部230は、ファン172を制御して、シート部材Pの幅方向縁側の部分に吹き付ける空気の量を、シート部材Pの幅方向中央側の部分に吹き付ける空気の量と比して多くする。換言すると、制御部230は、装置幅方向の両端側(=幅方向縁側)に配置されているファン172から吹き付ける空気の量を、装置幅方向の中央側(=幅方向中央側)に配置されているファン172から吹き付ける空気の量と比して多くする。
さらに、制御部230は、ファン172を制御して、シート部材Pの幅方向においてシート部材Pに吹き付ける空気の量を徐々に変化させる。このようにして、制御部230は、シート部材Pの幅方向外側の部分がシート部材Pの幅方向内側の部分に対して下方となるようにシート部材Pが撓むのを抑制する。
図12には、横軸を時間とし、縦軸をファン172によってシート部材Pに吹き付けられる空気の量としたグラフが示されている。装置幅方向の中央部のファン172において、搬送方向の上流側からファン172a-1、ファン172a-2、ファン172a-3、ファン172a-4、ファン172a-5とすると図12のグラフに示されるように、各ファン172から吹き出される空気の量を調整する。
また、ファン172aに対して幅方向両隣のファン172をファン172bとし、搬送方向の上流側からファン172b-1、ファン172b-2、ファン172b-3、ファン172b-4、ファン172b-5とすると図12のグラフに示されるように、各ファン172から吹き出される空気の量を調整する。
また、ファン172bに対して幅方向縁側のファン172をファン172cとし、搬送方向の上流側からファン172c-1、ファン172c-2、ファン172c-3、ファン172c-4、ファン172c-5とすると図12のグラフに示されるように、各ファン172から吹き出される空気の量を調整する。
これにより、定着装置100では、図2(A)(B)、図3(A)(B)に示されるように、予備加熱部によって加熱される1枚目のシート部材Pから搬送姿勢が安定する。させることができる。さらに、シート部材Pの搬送姿勢が安定することで、予備加熱部102は、1枚目のシート部材Pからシート部材P全体を満遍なく加熱する。
(まとめ)
以上説明したように、定着装置100では、検出部200は、シート部材Pの搬送方向において予備加熱部102の上流側に配置されている。このため、定着装置600を用いる場合と比して、予備加熱部102によって加熱される1枚目のシート部材Pから搬送姿勢が安定する。
また、定着装置100では、制御部230は、1個のファン172に対して、搬送されるシート部材Pの後端側の部分に吹き付ける空気の量を、シート部材Pの先端側の部分に吹き付ける空気の量と比して多くする。このため、ファン172からシート部材Pへ吹き付ける空気の量が常に一定の場合と比して、シート部材Pの搬送姿勢が安定する。
また、定着装置100では、ファン172はシート部材Pの搬送方向に複数並んでいる。そして、制御部230は、複数のファン172を制御して、シート部材Pの後端側の部分に吹き付ける空気の量を、シート部材Pの先端側の部分に吹き付ける空気の量と比して多くする。このため、ファン172がシート部材Pの搬送方向に複数並んでいる構成において、シート部材Pの搬送方向に複数並んでいる全てのファン172からシート部材Pへ吹き付ける空気の量が同様の場合と比して、シート部材Pの搬送姿勢が安定する。
また、定着装置100では、制御部230は、ファン172を制御して、シート部材Pの搬送方向においてシート部材Pに吹き付ける空気の量を徐々に変化させる。このため、シート部材Pの搬送方向においてシート部材Pに吹き付ける空気の量が、最大量と最小量の2つだけの場合と比して、シート部材Pの搬送姿勢が安定する。
また、定着装置100では、ファン172はシート部材Pの幅方向に複数並んでいる。そして、制御部230は、複数のファン172を制御して、シート部材Pの幅方向外側の部分に吹き付ける空気の量を、シート部材Pの幅方向内側の部分に吹き付ける空気の量と比して多くする。このため、ファン172がシート部材Pの幅方向に複数並んでいる構成において、シート部材Pの幅向に複数並んでいる全てのファン172からシート部材Pへ吹き付ける空気の量が同様の場合と比して、シート部材Pの搬送姿勢が安定する。
また、定着装置100では、制御部230は、ファン172を制御して、シート部材Pの幅方向においてシート部材Pに吹き付ける空気の量を徐々に変化させる。このため、シート部材Pの幅方向においてシート部材Pに吹き付ける空気の量が、最大量と最小量の2つだけの場合と比して、シート部材Pの搬送姿勢が安定する。
また、定着装置100では、検出部200のセンサ204は、シート部材Pの搬送方向に並んで複数配置され、シート部材Pの幅方向に並んで複数配置されている。このため、センサが1個しか備えられていない場合と比して、ファン172によって空気が吹き付けられていない状態のシート部材Pの搬送姿勢が、精度良く検出される。
また、定着装置100では、シート部材Pの搬送方向において、ファン172から本加熱部120のニップ部Nまでの距離(=図1に示す距離K1)は、搬送方向における最小サイズのシート部材Pの長さと比して短くされている。このため、搬送されるシート部材Pの先端側の部分が本加熱部120のニップ部Nに挟まれるまで、少なくともシート部材Pの後端側の部分に空気が吹き付けられる。これにより、ファン172から本加熱部120のニップ部Nまでの距離が最小サイズのシート部材Pの長さに対して長い場合と比して、最小サイズのシート部材Pがニップ部Nに挟まれるときの搬送姿勢が安定する。
また、画像形成装置10では、画像形成装置10は定着装置100を備えている。このため、定着装置600を備える場合と比して、1枚目のシート部材Pからシート部材P全体が予備加熱部102によって満遍なく加熱される。
また、画像形成装置10では、1枚目のシート部材Pからシート部材P全体が予備加熱部102によって満遍なく加熱されることで、定着装置600を備える場合と比して、1枚目のシート部材Pに形成される画像の品質低下が抑制される。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、特に説明しなかったが、制御部230によるファン172の制御については、例えば、1枚毎に行ってもよく、ジョブ毎に行ってもよく、紙種毎に行ってもよい。
また、上記実施形態では、制御部230は、ファン172の回転数を個別に制御したが、シート部材Pの搬送方向、及びシート部材Pの幅方向に、吹付けユニット170を区画して、区画された領域毎にファン172を制御してもよい。
また、上記実施形態では、制御部230は、ファン172の回転数を個別に制御したが、ファン172の回転数を全て同様としてもよい。しかし、この場合には、ファン172の回転数を個別に制御することで奏する作用は奏しない。
また、上記実施形態では、検出部200のセンサ204は、シート部材Pの搬送方向に2個並んで配置され、シート部材Pの幅方向に2個並んで配置されたが、3個以上並んで配置されてもよい。
また、上記実施形態では、ファン172を用いてシート部材Pに空気を吹き付けたが、例えば、ダクトを用いてダクトの先端から空気を吹き出させ、この空気をシート部材Pに吹き付けてもよい。
10 画像形成装置
35 転写部
100 定着装置
102 予備加熱部
120 本加熱部
172 ファン(吹付け部の一例)
200 検出部
204 センサ
230 制御部

Claims (9)

  1. 先端が保持されて画像が転写された記録面が上方向を向くように搬送される記録媒体を、非接触状態で上方から加熱する予備加熱部と、
    記録媒体を挟んで前記予備加熱部の反対側に配置され、記録媒体に下方から空気を吹き付ける吹付け部と、
    記録媒体の搬送方向において前記予備加熱部の下流側に配置され、記録媒体に接触して記録媒体を加熱する本加熱部と、
    前記搬送方向において前記予備加熱部の上流側に配置され、記録媒体の搬送姿勢を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて前記吹付け部を制御して、記録媒体に吹き付ける空気の量を調整する制御部と、
    を備えた定着装置。
  2. 前記制御部は、前記吹付け部を制御して、搬送される記録媒体の後端側の部分に吹き付ける空気の量を、記録媒体の先端側の部分に吹き付ける空気の量と比して多くする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記吹付け部は、前記搬送方向に複数並んでおり、
    前記制御部は、複数の前記吹付け部を制御して、記録媒体の後端側の部分に吹き付ける空気の量を、記録媒体の先端側の部分に吹き付ける空気の量と比して多くする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記制御部は、前記吹付け部を制御して、前記搬送方向において記録媒体に吹き付ける空気の量を徐々に変化させる請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記吹付け部は、搬送される記録媒体の幅方向に複数並んでおり、
    前記制御部は、複数の前記吹付け部を制御して、記録媒体の幅方向縁側の部分に吹き付ける空気の量を、記録媒体の幅方向中央側の部分に吹き付ける空気の量と比して多くする請求項1~4の何れか1項に記載の定着装置。
  6. 前記制御部は、前記吹付け部を制御して、前記幅方向において記録媒体に吹き付ける空気の量を徐々に変化させる請求項5に記載の定着装置。
  7. 前記検出部は、複数のセンサを備えており、
    前記センサは、前記搬送方向に離れて複数配置され、前記記録媒体の幅方向に離れて複数配置されている請求項1~6の何れか1項に記載の定着装置。
  8. 前記搬送方向における前記吹付け部から前記本加熱部までの距離は、搬送方向における最小サイズの記録媒体の長さと比して短い請求項1~7の何れか1項に記載の定着装置。
  9. 画像を記録媒体に転写する転写部と、
    前記転写部によって記録媒体に転写された画像を記録媒体に定着する請求項1~8の何れか1項に記載の定着装置と、
    を備えた画像形成装置。
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