JP6428063B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
特許文献1としての特許第4072672号公報には、排出トレイ(35)の上方に配置された送風ファン(90)を、シート種条件、ジョブ条件に応じて稼働させて、排出トレイ(35)に排出されるシート(S1)を冷却する技術が記載されている。
特許文献3としての特開平9−34321号公報には、定着器(20)の排熱ファン(30)の一部の風をシート材(S)の上側に吹付け、吸気ファン(31)で吸気した外気をシート材(S)の下側から吹き付ける技術が記載されている。
画像が記録された媒体が積載される積載部と、
前記積載部の上方に配置され、前記積載部に排出される媒体に対して冷却用の気体を吹き付ける吹付部材と、
前記積載部に排出される媒体の搬送方向に対して、前記吹付部材の上流側に配置され、気体を吸引する吸引部材と、
前記媒体の排出方向に交差する幅方向に対して、間隔をあけて複数配置された前記吹付部材と、
前記幅方向に対して間隔を開けて複数配置され、且つ、前記吹付部材どうしの間の位置に配置された前記吸引部材と、
を備えたことを特徴とする。
画像形成装置の本体の外壁に基端部が支持された前記積載部と、
前記外壁の外側に支持された前記吹付部材と、
前記外壁の内側に配置された前記吸引部材と、
前記吸引部材に対応して配置され且つ前記外壁を貫通して形成され、外部の気体を吸気可能な吸気部と、
を備えたことを特徴とする。
前記外壁に前記吹付部材を取り付けるための取付部材であって、前記吹付部材から前記吸引部材に流れる気体の流路が形成された前記取付部材、
を備えたことを特徴とする。
前記外壁の内側を搬送される媒体に対して、吸引した気体を吹き付ける前記吸引部材、
を備えたことを特徴とする。
画像が記録された媒体が積載される積載部と、
前記積載部の上方に配置され、前記積載部に排出される媒体に対して冷却用の気体を吹き付ける吹付部材と、
前記積載部に排出される媒体の搬送方向に対して、前記吹付部材の上流側に配置され、気体を吸引する吸引部材と、
を備え、
前記媒体の種類が予め定められた熱容量の小さな媒体である場合に、前記吹付部材を停止させるとともに、前記媒体の種類が前記熱容量の小さな媒体ではない場合に、前記吹付部材を作動させることを特徴とする。
前記媒体の種類に関わらず前記吸引部材を作動させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、外壁の内側に配置された吸引部材で気体を吸引することができる。
請求項3に記載の発明によれば、吹付部材を取り付けた場合に、流路を確保することができる。
請求項4に記載の発明によれば、吹付部材だけでなく吸引部材でも媒体に気体を吹き付けることができる。
請求項5に記載の発明によれば、熱容量が小さく自然に温度が低下しやすい媒体に対して吹付部材を作動させる場合に比べて、消費電力を抑制できる。
請求項6に記載の発明によれば、熱容量が小さく自然に温度が低下しやすい媒体を吸引部材で冷却できる。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1において、本発明の実施例1の画像形成装置の一例としてのプリンタUは、プリンタの本体U1と、プリンタの本体U1に媒体を供給する供給装置の一例としてのフィーダーユニットU2と、利用者が操作を行う操作部UIと、を有する。
図1において、前記プリンタの本体U1は、プリンタUの制御を行う制御部Cや、プリンタUの外部に図示しない専用のケーブルを介して接続された情報の送信装置の一例としてのプリント画像サーバCOMから送信された画像情報を受信する図示しない通信部、媒体に画像を記録する画像記録部の一例としてのマーキング部U1a等を有する。前記プリント画像サーバCOMには、ケーブルまたはLAN:Local Area Network等の回線を通じて接続され、プリンタUで印刷される画像の情報が送信される画像の送信装置の一例としてのパーソナルコンピュータPCが接続されている。
前記マーキング部U1aは、像保持体の一例としてY:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:黒の各色用の感光体Py,Pm,Pc,Pkと、写真画像等を印刷する場合に画像に光沢を出すための感光体Poと、を有する。感光体Py〜Poは、表面が感光性の誘電体で構成されている。
他の感光体Py,Pm,Pc,Poの周囲にも同様に、帯電器CCy,CCm,CCc,CCo、露光機ROSy,ROSm,ROSc,ROSo、現像器Gy,Gm,Gc,Go、一次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1o、感光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLoが配置されている。
マーキング部U1aの上部には、収容容器の一例として、現像器Gy〜Goに補給される現像剤が収容されたトナーカートリッジKy,Km,Kc,Kk,Koが着脱可能に支持されている。
中間転写ベルトBの表面には、ドライブロールRdの近傍に、中間転写体の清掃器の一例としてのベルトクリーナCLBが配置されている。
前記バックアップロールT2a、2次転写ロールT2b、コンタクトロールT2cにより、実施例1の2次転写器T2が構成されており、一次転写ロールT1y〜T1o、中間転写ベルトB、2次転写器T2等により、実施例1の転写装置T1,B,T2が構成されている。
捌きロールRsの下流側には、不要部の除去装置の一例として、記録シートSを予め設定された圧力で挟んで下流側に搬送して、記録シートSの縁の不要部の除去、いわゆる、バリ取りを行うバリ取り装置Btが配置されている。
なお、フィーダーユニットU2にも、給紙トレイTR1やピックアップロールRp、捌きロールRs、搬送ロールRaと同様に構成された給紙トレイTR2,TR3等が設けられており、給紙トレイTR2,TR3からの搬送路SHは、プリンタの本体U1の搬送路SHに、重送の検知装置Jkの上流側で合流する。
搬送ベルトHBに対して、記録シートSの搬送方向の下流側には、定着装置Fが配置されている。
定着装置Fの下流側には、記録シートSに圧力を加えて、記録シートSの湾曲、いわゆるカールを補正するデカーラーHdが配置されている。
デカーラーHdの下流側には、積載部の一例としての排出トレイTRhに向けて搬送路SHが延びている。搬送路SHの下流端には、排出部材の一例としての排出ロールRhが配置されている。
反転路SH2には、正逆回転可能な搬送部材の一例としてのスイッチバックロールRbが複数配置されている。スイッチバックロールRbの上流側には、反転路SH2の上流部から分岐して、搬送路SHの反転路SH2との分岐部よりも下流側に合流する搬送路の一例としての接続路SH3が形成されている。反転路SH2と接続路SH3との分岐部には、搬送方向の切替部材の一例としての第2のゲートGT2が配置されている。
なお、折り返し路SH4の下流側の搬送路SHは、給紙トレイTR1の搬送路SHに合流している。
前記プリンタUでは、パーソナルコンピュータPCから送信された画像情報を、プリント画像サーバCOMを介して受信すると、画像形成動作であるジョブが開始される。ジョブが開始されると、感光体Py〜Poや中間転写ベルトB等が回転する。
感光体Py〜Poは、図示しない駆動源により回転駆動される。
帯電器CCy〜CCoは、予め設定された電圧が印加されて、感光体Py〜Poの表面を帯電させる。
露光機ROSy〜ROSoは、制御部Cからの制御信号に応じて、潜像を書き込む光の一例としてのレーザー光Ly,Lm,Lc,Lk,Loを出力して、感光体Py〜Poの帯電された表面に静電潜像を書き込む。
現像器Gy〜Goは、感光体Py〜Poの表面の静電潜像を可視像に現像する。
トナーカートリッジKy〜Koは、現像器Gy〜Goにおける現像に伴って消費された現像剤の補給を行う。
感光体クリーナCLy〜CLoは、一次転写後に感光体Py〜Poの表面に残留した現像剤を除去して清掃する。
中間転写ベルトBは、感光体Py〜Poに対向する一次転写領域を通過する際に、O,Y,M,C,Kの順に、画像が転写されて積層され、2次転写器T2に対向する2次転写領域Q4を通過する。なお、単色画像の場合は、1色のみの画像が転写されて2次転写領域Q4に送られる。
捌きロールRsは、ピックアップロールRpから送り出された記録シートSを1枚ずつ分離して捌く。
バリ取り装置Btは、通過する記録シートSに予め設定された圧力を印加してバリを除去する。
重送の検知装置Jkは、通過する記録シートSの厚さを検知することで、記録シートSの重送を検知する。
補正ロールRcは、通過する記録シートSを、図示しない壁面に接触させてスキューを補正する。
シートガイドSG1は、レジストレーションロールRrで送り出された記録シートSを2次転写領域Q4に案内する。
2次転写器T2は、コンタクトロールT2cを介してバックアップロールT2aに予め設定された現像剤の帯電極性と同極性の2次転写電圧が印加され、記録シートSに中間転写ベルトBの画像を記録シートSに転写する。
ベルトクリーナCLBは、2次転写領域Q4で画像が転写された後の中間転写ベルトBの表面に残留した現像剤を除去して清掃する。
搬送ベルトHBは、2次転写器T2で画像が転写された記録シートSを表面に保持して下流側に搬送する。
デカーラーHdは、定着装置Fを通過した記録シートSに圧力を加えて、記録シートSの湾曲、いわゆるカールを除去する。
排出トレイTRhに排出される記録シートSは、画像が記録された面が上面となる状態で排出される場合、いわゆるフェイスアップ排出の場合には、搬送路SHを搬送され、排出ロールRhにより排出トレイTRhに排出される。
排出トレイTRhには、排出された記録シートSが積載される。
図2は実施例1の記録シートが排出される部分の要部説明図である。
図3は吹付部材と吸引部材との位置関係を説明する説明図である。
図1〜図3において、プリンタの本体U1の外壁の一例としての右側壁1には、排出トレイTRhに排出される記録シートSが通過する排出口2が形成されている。排出口2の上方には、吸気部の一例としての吸気口3が複数形成されている。吸気口3には、複数のルーバー3aが形成されている。
図3において、実施例1の吸引ファン4は、記録シートSの幅方向に対応する前後方向に対して、予め設定された間隔を開けて2つ配置されている。
図3において、実施例1の冷却ファン16は、記録シートSの幅方向である前後方向に対して、予め設定された間隔を開けて3つ配置されている。実施例1では、図3に示すように、各冷却ファン16と吸引ファン4とは、記録シートSの幅方向に対して、吸引ファン4が冷却ファン16どうしの間になるように配置されている。すなわち、冷却ファン16と吸引ファン4とが、互い違いになるように配置されている。
なお、実施例1の冷却ファン16には、図示しないケーブルにより給電される。
したがって、冷却ファン16が作動すると、ケーシング14、前後の壁部材21,22およびカバー23により囲まれた空間に、通気口23aを通じて外気が吸引され、吹出し口17から、下方に向けて気体が吹き付けられる。
図2において、プリンタUの制御部Cは、外部との信号の入出力等を行う入出力インターフェースI/Oを有する。また、制御部Cは、必要な処理を行うためのプログラムおよび情報等が記憶されたROM:リードオンリーメモリを有する。また、制御部Cは、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM:ランダムアクセスメモリを有する。また、制御部Cは、ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU:中央演算処理装置を有する。したがって、実施例1の制御部Cは、小型の情報処理装置、いわゆるマイクロコンピュータにより構成されている。よって、制御部Cは、ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
C1:紙種判別手段
紙種判別手段C1は、画像形成で使用された記録シートSの種類を判別する。実施例1の紙種判別手段C1は、給紙トレイTR1〜TR3に対して予め設定された紙種の情報を読み出すことで記録シートSの種類を判別する。実施例1では、紙種として、「普通紙」、「厚紙」、「薄紙」を判別する。
C2:冷却ファン制御手段
冷却ファン制御手段C2は、冷却ファン16の作動を制御する。実施例1の冷却ファン制御手段C2は、記録シートSの紙種が「薄紙」の場合には、冷却ファン16を停止させ、「薄紙」以外の場合には、記録シートSが排出口2の位置を通過する時期に合わせて、冷却ファン16を作動させる。なお、冷却ファン制御手段C2は、冷却ファン16を作動させた場合、画像形成動作が終了すると、冷却ファン16を停止させる。
吸引ファン制御手段C3は、吸引ファン4の作動を制御する。実施例1の吸引ファン制御手段C3は、画像形成動作が開始されると、吸引ファン4を作動させ、画像形成動作が終了すると吸引ファン4を停止させる。すなわち、実施例1では、記録シートSの紙種に関わらず、吸引ファン4は、画像形成動作中は作動させる。
前記構成を備えた実施例1のプリンタUでは、画像形成が開始されると、吸引ファン4が作動し、使用される記録シートSが「薄紙」以外の場合、冷却ファン16も作動する。画像が記録された記録シートSが、搬送路SHを通過して排出トレイTRhに排出される場合に、記録シートSは、吸引ファン4および冷却ファン16から気体が吹きつけられて、冷却される。
記録シートSが冷却されない場合、定着装置Fで一度溶けたトナーが十分に固まりきっていない状態で排出トレイTRhに積載されることがある。この状態で、次の記録シートSが積載されると、記録シートSどうしが貼り付くことがあり、貼り付いた記録シートSどうしを剥がす際に、トナーが本来の記録シートSから移ってしまって、画質が低下する問題がある。
なお、薄紙の場合は、紙自体の熱容量が小さく、温度が低下しやすい。よって、冷却ファン16を作動させなくても、吸引ファン4のみで十分に冷却が可能である。したがって、常時両方のファン4,16を作動させる場合に比べて、消費電力が抑制される。
図4において、従来の構成では、吹付部材01で記録シート02に気体を吹き付ける場合に、記録シート02の搬送方向の上流側において、吹付部材01から吹きつけられた気体が渦状03になることがあった。すなわち、記録シート02の搬送方向の下流側では、吹きつけられた気体は、開放空間に向けて流れ、渦は発生しにくいが、上流側では、右側壁04が配置されており、空間的に開放されていない。よって、気体の逃げ場が少なく、渦03が発生することがあった。渦03が発生すると、排出トレイに向けて落下する記録シート02が、渦03で動かされることがあり、記録シート02が排出トレイに積載される際に乱れ、整列性、収容性に問題があった。
これに対して、実施例1では、冷却ファン16で吹きつけられた気体は、吸気口3を通じて吸引ファン4で吸引される。よって、気体の逃げ場がなかった従来の構成に比べて、気体が吸引ファン4に向けて整流化された状態で流れる。したがって、渦03が発生しやすかった従来の構成に比べて、記録シートSの整列性、収容性が向上する。
さらに、実施例1では、各冷却ファン16と吸引ファン4とは、記録シートSの幅方向に対して、吸引ファン4が冷却ファン16どうしの間になるように配置されている。仮に、図5Bに示すように、冷却ファン16と吸引ファン4とが記録シートSの幅方向で重複する位置に配置されている構成では、記録シートSに吹きつけられた気体が、記録シートSの幅方向に回り込んだ場合、吸引ファン4に向かって流れる際に、隣接する冷却ファン16からの気流と干渉して流れが乱される可能性がある。流れが乱されるとダクト部13内での気体の流れが滞ったりして、気体の流れが円滑にならず、記録シートSを乱す渦が発生したり、吸引ファン4での吸引が安定しなくなる恐れもある。これに対して、実施例1では、図5Aに示すように、各冷却ファン16と吸引ファン4とは、記録シートSの幅方向に対して、吸引ファン4が冷却ファン16どうしの間になるように配置されている。よって、隣接する2つの冷却ファン16からの気体が、間に配置された吸引ファン4で吸引される。よって、図5Bに示す構成に比べて、流れの乱れが少なくなり、渦の発生や吸引ファン4での吸引が安定しやすくなる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H08)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としてのプリンタUを例示したが、これに限定されず、例えば、複写機、FAX、あるいはこれらの複数または全ての機能を有する複合機等により構成することも可能である。
(H03)前記実施例において、像保持体の一例として、無端帯状の中間転写ベルトBを例示したが、これに限定されない。例えば、円筒状の中間転写ドラムや、感光体ドラム、感光体ベルトにも適用可能である。
(H05)前記実施例において、吸引ファン4と冷却ファン16の個数や位置は、実施例に例示した構成に限定されない。画像形成速度や使用可能な最大サイズの記録シートSに応じて、個数を適宜変更することも可能である。また、吸引ファン4と冷却ファン16の位置関係は、図5Aに示すように互い違いに配置することが望ましいが、図5Bに示すような配置とすることも可能である。
(H07)前記実施例において、紙種に応じて冷却ファン16を作動させたり、常時吸引ファン4を作動させる構成を例示したがこれに限定されない。冷却ファン16も常時作動させる構成とすることも可能である。また、吸引ファン4も紙種に応じて停止させることも可能である。他にも、紙種に応じて制御するだけではなく、記録シートSの大きさに応じて制御したり、画像形成装置内の温度に応じて制御したり、連続印刷時に予め設定された枚数を超えた場合に作動させる構成とすることも可能である。また、例えば、印刷される画像の分布に応じて、画像濃度が濃い部分に対応するファン4,16のみを作動させる構成とすることも可能である。
3…吸気部、
4…吸引部材、
12…取付部材、
13…流路、
16…吹付部材、
S…媒体、
TRh…積載部、
U…画像形成装置、
U1…画像形成装置の本体。
Claims (6)
- 画像が記録された媒体が積載される積載部と、
前記積載部の上方に配置され、前記積載部に排出される媒体に対して冷却用の気体を吹き付ける吹付部材と、
前記積載部に排出される媒体の搬送方向に対して、前記吹付部材の上流側に配置され、気体を吸引する吸引部材と、
前記媒体の排出方向に交差する幅方向に対して、間隔をあけて複数配置された前記吹付部材と、
前記幅方向に対して間隔を開けて複数配置され、且つ、前記吹付部材どうしの間の位置に配置された前記吸引部材と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成装置の本体の外壁に基端部が支持された前記積載部と、
前記外壁の外側に支持された前記吹付部材と、
前記外壁の内側に配置された前記吸引部材と、
前記吸引部材に対応して配置され且つ前記外壁を貫通して形成され、外部の気体を吸気可能な吸気部と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記外壁に前記吹付部材を取り付けるための取付部材であって、前記吹付部材から前記吸引部材に流れる気体の流路が形成された前記取付部材、
を備えたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記外壁の内側を搬送される媒体に対して、吸引した気体を吹き付ける前記吸引部材、
を備えたことを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。 - 画像が記録された媒体が積載される積載部と、
前記積載部の上方に配置され、前記積載部に排出される媒体に対して冷却用の気体を吹き付ける吹付部材と、
前記積載部に排出される媒体の搬送方向に対して、前記吹付部材の上流側に配置され、気体を吸引する吸引部材と、
を備え、
前記媒体の種類が予め定められた熱容量の小さな媒体である場合に、前記吹付部材を停止させるとともに、前記媒体の種類が前記熱容量の小さな媒体ではない場合に、前記吹付部材を作動させることを特徴とする画像形成装置。 - 前記媒体の種類に関わらず前記吸引部材を作動させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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