JP5664166B2 - 電流差動保護継電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、変流器(CT)飽和対策を施した電流差動保護継電装置に関するものである。
電流差動保護継電装置(比率差動要素)の最も大きな課題は、CTの飽和対策であり、CT残留磁束と事故電流直流分の影響でCTが過渡的に飽和し、外部事故にもかかわらず差電流が発生する。この現象は、短絡容量の増加とともに、ますます、CTの飽和対策が必要不可欠なものになってくる。このため、従来のアナログ形の保護継電装置では、電流差動保護継電装置が適用できず、それ専用のCTが必要となる電圧保護継電装置しか適用できなかった。
例えば、母線保護継電装置におけるCT飽和対策として、母線に外部事故が発生すると、多数の回線から供給される事故電流が一つの回線に集中するため、過大電流により事故回線のCTが飽和し易くなる。
図4(a)は、非特許文献1に記載のCT飽和対策付き電流差動保護継電装置を述べるための基本原理であって、CT飽和時の2次電流波形と無変化検出の基本原理説明図であり、Fは事故点、IFは事故電流、I1は流入電流、I2は流出電流(CT飽和)、Idは誤差電流である。
図4(b)同上の非特許文献1に記載のシ−ケンス概要図であって、1は比率差動要素、2は無変化検出要素、3はタイマー、4は論理回路部である。
上記図4(a)において、外部事故時にCT飽和が発生する場合でも、事故発生初期の飽和に達する間及び1サイクルのうちにCT飽和が解けて差電流が、ほぼ零で一定となる期間(無変化期間)があるので、この期間を検出することにより、外部事故と判別し、比率差動要素のロックを行う。なお、内部事故時に発生する差電流波形は上記の無変化期間を持つことがないので、即時に動作させることができる。
非特許文献1によるCT飽和対策としては、無変化期間を検出するために、電流差動保護継電装置(比率差動要素)の他に無変化検出要素が必要となり、全体装置が複雑で大型化となり、小型の保護継電装置には適用することができない問題がある。
また、上記の電流差動保護継電装置では、外部事故時にCT飽和によって差電流が発生した場合に、電流差動継電装置が誤動作することがある問題もあった。
これらの問題を解決するものとして、特許文献1が公知になっている。この方式は、ディジタル演算処理装置を用い、サンプリングされた入力データの周波数分析をして特定の周波数成分を抽出し、CTが飽和したときに定限時または反限時特性で保護出力を得るものである。
特開2001−086638号公報
第二世代ディジタルリレー「電気協同研究、第50巻 第1号」、59−60頁、「第二世代ディジタルリレー専門委員会」、平成6年4月、社団法人:「電気協同研究会」
特許文献1のものは、非特許文献1の方式と比較して、CT等の小型化や低価格化を図ることは可能であるが、入力された電流データの周波数分析を実行するために高速フーリエ変換部を用いてフーリエ変換している。このため、計算のためのステップ数が多くなって時間がかかり、高速演算を実行するための演算部(CPU)が必要となって、より小型化、低価格化への阻害要因となっていた。
本発明の目的は、上記の事情に鑑みてなされたもので、外部事故時にCT飽和によって差電流が発生した場合でも電流差動保護リレーが誤動作しないようにすると共に、内部事故時には正動作できるようにし、しかも全体装置を小型化するようにした電流差動保護継電装置を提供することにある。
上記の課題を達成するために、請求項1は、
電力系統の保護対象区間を挟んで設置された第1変流器、第2変流器で各相の電流信号を検出し、検出電流を第1、第2アナログフィルタで高調波成分を除去して第1、第2アナログ/ディジタル変換器に入力して電気角30゜でサンプリングしてディジタル信号に変換し、演算部に入力して電流差動特性を演算する電流差動リレーであって、前記第1変流器、第2変流器の飽和による差動電流発生時に電流差動リレーの出力をロックする電流差動保護継電装置において、
前記第1、第2アナログ/ディジタル変換器で変換されたディジタル信号の現在値i1(n),i2(n)と任意サンプリング前のディジタル信号i1(n-3),i2(n-3)から実効値IR(n)を求め、算出した現在サンプリング時点の実効値IR(n)と任意サンプリング時点の実効値IR(n-2)の平均値IR<n>をリレーアルゴリズムの動作量とする小電流域比率特性部と、
前記ディジタル信号の現在値i1(n),i2(n)と任意サンプリング前のディジタル信号i1(n-3),i2(n-3)から実効値ID(n)を求め、算出した現在サンプリング時点の実効値ID(n)から任意前サンプリング時点の実効値ID(n-2)を用いて
D<n>=MAX{ID(n-12)+ID(n-14)}/2,{ID(n-24)+ID(n-26)}/2(ただし、(n-12)〜(n-26)はそれぞれサンプリング時点)の演算を行い、異なる2つの任意前のサンプリング時点の実効値ID(n)の平均値同士を比較し、何れか大きい方を最大値ID<n>とし、この最大値ID<n>をリレーアルゴリズムの抑制量とする大電流域比率特性部と、
前記小電流域比率特性部と大電流域比率特性部の出力信号による論理積成立時に起動され、電流差動リレーにおける電流サンプリング間隔の電気角の整数倍のオン遅延特性を有する第1タイマー部と、
前記大電流域比率特性部の否定出力信号によって起動され、前記第1タイマー部のオン遅延時限より少ない電気角の整数倍のオン遅延特性に設定された第2タイマー部を設け、この第2タイマー部によるワンショット出力で電流差動リレーの出力をロックするように構成したことを特徴とするものである。
本発明の請求項2は、前記小電流域比率特性部は、ID<n>>(1/5)IR<n>+(4/5)ITAPの判定時に論理信号を出力し、前記大電流域比率特性部は、ID<n>> IR<n>−12ITAPの判定時に論理信号を出力することを特徴とするものである。
ただし、ITAPは最小電流感度
また、本発明の請求項3は、前記小電流域比率特性部で算出される実効値R<n>は、電気角60゜毎の実効値2値の平均値とし、前記大電流域比率特性部で算出される抑制量ID<n>は、電気角360゜、および360゜から60゜後の420゜の平均値と、電気角720゜、および720゜から60゜後の780゜の平均値の何れか大きい方を抑制量として使用することを特徴とするものである。
本発明の電流差動保護継電装置によれば、電流差動リレー特性演算に実施されている電気角30゜毎のサンプリング値をそのまま使用してCT飽和時の誤動作を防止することで、従来のような高速フーリエ変換が不要となるものである。このため、装置全体の小型化が可能となり、且つ外部事故時のCT飽和によって差電流が発生しても電流差動保護リレーの誤動作がなく、また、内部事故時には正確に動作できる電流差動保護リレーが得られるものである。
本発明の実施例を示すブロック図。 説明のためのメモリ状態図。 誤動作防止ロック信号出力を送出するときの説明図。 (a)は、CT飽和時の2次電流波形と無変化検出の基本原理説明図、(b)は、シ−ケンス概要図。
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、電流差動保護継電装置の構成を示す本発明の実施例のブロック図で、図1において、11は電力系統、12,13は第1及び第2の変流器(CT1),(CT2)で、送電線等の保護対象区間を挟んで配設され、各相(この実施例1では1相のみ示す)の電流信号を検出する。検出した電流信号は第1、第2アナログフィルタ(AF)14,15で高調波成分が除去された後に、第1、第2アナログ/ディジタル変換器(A/D変換器)16,17に入力する。
A/D変換器16,17では、入力されたアナログの電流を電気角30゜のサンプリング間隔で取り込んでA/D変換する。つまり、電力系統の1周波で12サンプリングされた電流値i1,i2はディジタルフィルタ(DF)18,19に入力されてフィルタ処理が実行され、入力電流値i1,i2に対する高調波成分が除去される。高調波成分の除去処理された瞬時値の電流値i1,i2は、演算部20の小電流域比率特性部21と大電流域比率特性部22にそれぞれ入力され、図示省略されたメモリに順次格納される。
演算部20は、小電流域比率特性部21と大電流域比率特性部22、両比率特性部21,22の出力の論理積を取る第1論理積部23と、この第1論理積部23による論理判断の出力結果が与えられたときにタイマーキックされ、電気角60゜間隔の信号で3連発信号に相当する時限でオンするオン遅延の第1タイマー部24と、前記大電流域比率特性部22の出力を反転する否定部25と、この否定部25の出力が供給されたとき、電気角30°間隔の信号で2連続のデータがあったとき起動するオン遅延の第2タイマー部26と、この第2タイマー部26が起動され、その出力が、前記第1、第2変流器12,13の変流比が大きい場合の誤動作防止としてロック信号を送出する誤動作防止ロック信号出力部27と、この出力部27からの出力が一方の否定入力端に供給され、前記第1タイマー部24の出力が他方の入力端に供給される第2論理積部28とから構成され、第2論理積部28からはトリップ信号が送出される。
以上のように構成されたものにおいて、その動作を説明する。
変流器12,13で検出されたアナログの電流値は、それぞれアナログフィルタ14,15を通って高調波成分が除去された後、A/D変換器16,17によってディジタル値i1,i2に変換される。さらに、このディジタル値に変換された瞬時値の電流値i1,i2は、ディジタルフィルタ(DF)18,19においてそれぞれフィルタ処理が実行されて高調波成分が除去され、小電流域比率特性部21と大電流域比率特性部22のメモリに格納される。格納されたディジタル値を基に、後述のように実効値に変換し、変換された実効値を基に電流差動リレー特性を得るための差電流(抑制量)D、及び和電流(動作量)Rを算出する。
図2は小電流域比率特性部21(又は22)におけるディジタル値のメモリでの格納状態を示したもので、小電流域比率特性部21(又は22)は、(a)図のメモリに格納された現在のサンプリング値i1(n),i2(n)と3サンプリング前のi1(n−3),i2(n−3)を用いて(1)式の演算を実行してIR(n)を求め、その結果を(b)図のメモリに格納する。更に、小電流域比率特性部21は、求まった実効値IR(n)と(b)図のメモリに格納された前々回の実効値IR(n−2)を用いて(2)式の演算を実行して実効値IR<n>を求め、(c)図のメモリに格納すると共に、更に(5)式右辺の演算を実行する。すなわち、この演算はリレーアルゴリズムで、現在の和算値(動作量)R(n)に電気角60゜前の和算値(動作量)であるIR(n−2)の二値を加算し、その平均値とすることで過渡応動による影響を減少したものである。
Figure 0005664166
Figure 0005664166
同様に、大電流域比率特性部22でも現在のサンプリング値i1(n),i2(n)と3サンプリング前のi1(n-3),i2(n-3)を用いて(3)式の演算を実行してID(n)を求め、その結果を(b)図のメモリに格納する。求まった実効値ID(n)と(b)図のメモリに格納された前々回の実効値ID(n-2)、から12(電気角360゜)サンプリング前と,24(電気角720゜)サンプリング前に求まった実効値ID(n-12),ID(n-214),ID(n-24),ID(n-26)を用いて(4)式の演算を実行して実効値ID<n>を求め、(c)図のメモリに格納すると共に、(6)式右辺の演算を実行する。
すなわち、(ID(n-12)+ID(n-14))/2と(ID(n-24)+ID(n-26))/2の何れか大きい方を最大値として使用し、求まるリレーアルゴリズムの抑制量(差電流)とすることでCT飽和の2発目の抑制量圧縮としたものである。
Figure 0005664166
[数4]
D<n>=MAX[{D(n-12)+ID(n-14)}/2,{ID(n-24)+ID(n-26)}/2 …(4)
Figure 0005664166
Figure 0005664166
ここで、ITAPは電力系統などで定まる最小電流感度、
小電流域比率特性部21は(5)式の小電流域比率特性を有しており、算出された差電流ID<n>と、和電流IR<n>を用いて算出された(1/5)IR<n>+(4/5)ITAPとの大小比較を実行し、(5)式の条件成立時に“1”の比率特性信号を出力する。
また、大電流域比率特性部22は(6)式の大電流域比率特性を有しており、算出されたID<n>と、和電流IR<n>を用いて算出される信号IR<n>−12ITAPとの大小比較を実行し、(6)式の条件成立時に“1”の比率特性信号を出力する。小電流域比率特性部21、大電流域比率特性部22の各出力信号は論理積部23に入力され、アンド条件成立時にはオン遅延のタイマー部24に対してタイマー起動信号として出力する。タイマー部24は、予め電気角60゜で3回連続したとき出力“1”を発生するように設定され、その信号は論理積部28の一方の入力端子に入力される。
一方、大電流域比率特性部22の出力の一つは、否定部25を介してタイマー部26にも出力される。タイマー部26はオン遅延のタイマーで、予め電気角30゜毎に2回連続したとき出力“1”を発生するように設定される。図3はその状態を示したものである。すなわち、(6)式で示す大電流特性の式より、
fx=ID<n>−(IR<n>−12ITAP
で求まったfxが正“+”ならば動作状態が存在し、fxが負“−”ならば動作状態から復帰したことを示す。図3では、時刻t1までは+であり、時刻t2,t3までが−となっている。つまり、タイマー部26は電気角30゜毎にマイナスが2回連続したt3で、誤動作防止ロック信号出力部27に出力し、この誤動作防止ロック信号出力部27は所定時間幅(ここでは30ms)のワンショットによるロック信号を論理積部28の他方の入力端子に出力して、大電流状態が復帰したときの論理積部28からのトリップ信号の出力をロックする。
なお、実施例における第1、第2タイマー部24,26は、オン遅延時限を電気角60゜で3連続と電気角30゜で2連続としているが、ディジタル電流差動リレーにおけるサンプリング間隔が電気角30゜に基づくもので、電気角30゜の整数倍であれば3連続や2連続でなく、任意に選択できることは勿論である。演算に用いる過去のサンプリング信号も同様である。
11…電力系統
12、13…第1、第2変流器(CT1,CT2)
14、15…第1、第2アナログフィルタ
16、17…第1、第2アナログ/ディジタル変換器
18、19…第1、第2ディジタルフィルタ
20…演算部
21…小電流域比率特性部
22…大電流域比率特性部
23…第1論理積部
24…第1タイマー部
25…否定部
26…第2タイマー部
27…誤動作防止ロック信号出力部
28…第2論理積部

Claims (3)

  1. 電力系統の保護対象区間を挟んで設置された第1変流器、第2変流器で各相の電流信号を検出し、検出電流を第1、第2アナログフィルタで高調波成分を除去して第1、第2アナログ/ディジタル変換器に入力して電気角30゜でサンプリングしてディジタル信号に変換し、演算部に入力して電流差動特性を演算する電流差動リレーであって、前記第1変流器、第2変流器の飽和による差動電流発生時に電流差動リレーの出力をロックする電流差動保護継電装置において、
    前記第1、第2アナログ/ディジタル変換器で変換されたディジタル信号の現在値i1(n),i2(n)と任意サンプリング前のディジタル信号i1(n-3),i2(n-3)から実効値IR(n)を求め、算出した現在サンプリング時点の実効値IR(n)と任意サンプリング時点の実効値IR(n-2)の平均値IR<n>をリレーアルゴリズムの動作量とする小電流域比率特性部と、
    前記ディジタル信号の現在値i1(n),i2(n)と任意サンプリング前のディジタル信号i1(n-3),i2(n-3)から実効値ID(n)を求め、算出した現在サンプリング時点の実効値ID(n)から任意前サンプリング時点の実効値ID(n-2)を用いて
    D<n>=MAX[{D(n-12)+ID(n-14)}/2,{ID(n-24)+ID(n-26)}/2(ただし、(n-12)〜(n-26)はそれぞれサンプリング時点)の演算を行い、異なる2つの任意前のサンプリング時点の実効値ID(n)の平均値同士を比較し、何れか大きい方を最大値ID<n>とし、この最大値ID<n>をリレーアルゴリズムの抑制量とする大電流域比率特性部と、
    前記小電流域比率特性部と大電流域比率特性部の出力信号による論理積成立時に起動され、電流差動リレーにおける電流サンプリング間隔の電気角の整数倍のオン遅延特性を有する第1タイマー部と、
    前記大電流域比率特性部の否定出力信号によって起動され、前記第1タイマー部のオン遅延時限より少ない電気角の整数倍のオン遅延特性に設定された第2タイマー部を設け、この第2タイマー部によるワンショット出力で電流差動リレーの出力をロックするように構成したことを特徴とする電流差動保護継電装置。
  2. 前記小電流域比率特性部は、ID<n>>(1/5)IR<n>+(4/5)ITAPの判定時に論理信号を出力し、前記大電流域比率特性部は、ID<n>> IR<n>−12ITAPの判定時に論理信号を出力することを特徴とする請求項1記載の電流差動保護継電装置。
    ただし、ITAPは最小電流感度
  3. 前記小電流域比率特性部で算出される実効値R<n>は、電気角60゜毎の実効値2値の平均値とし、前記大電流域比率特性部で算出される抑制量ID<n>は、電気角360゜、および360゜から60゜後の420゜の平均値と、電気角720゜、および720゜から60゜後の780゜の平均値の何れか大きい方を抑制量として使用することを特徴とする請求項1又は2記載の電流差動保護継電装置。
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