JP5660580B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザによるタッチ操作に応じて振動を発生させる電子機器に関する。
表示画面上にタッチパネルが配置された電子機器において、ユーザへの操作性向上のために、タッチパネルを振動させることにより、ユーザに触覚を与える技術が知られている。
例えば、特許文献1には、筐体に振動素子が取り付けられた携帯機器が開示されている。
特開2008−181365号公報
特許文献1の携帯機器では、振動素子が単に振動するだけであり、ユーザがタッチ操作を行ったときに感じる振動には特段の変化はない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザのタッチ操作に応じて様々な触覚を提示可能な電子機器を提供することにある。
本発明のある実施形態にかかる電子機器は、筐体と、操作領域を表示する表示部と、少なくとも前記操作領域へのユーザの入力操作を検出するタッチパネルと、前記表示部および前記タッチパネルの少なくとも一方を振動させる第1振動部と、前記筐体を振動させる第2振動部と、前記ユーザによる前記タッチパネルへの入力操作に応じて、前記第1振動部および前記第2振動部の振動を制御する振動制御部とを備えている。
前記振動制御部は、前記第1振動部および前記第2振動部を異なる振動パターンで振動させてもよい。
前記振動制御部は、前記ユーザの入力操作中、前記第1振動部を振動させ、かつ前記第2振動部を振動させなくてもよい。
前記振動制御部は、前記ユーザの入力操作中、先に前記第1振動部を振動させ、その後前記第2振動部を振動させてもよい。
前記振動制御部は、前記第1振動部を振動させながら、さらに前記第2振動部を振動させてもよい。
前記振動制御部は、前記第1振動部の振動を停止させた後、前記第2振動部を振動させてもよい。
前記振動制御部は、前記ユーザの入力操作中、少なくとも前記第1振動部を振動させ、前記ユーザの入力操作の終了後、前記第1振動部の振動を停止させてもよい。
前記振動制御部は、前記ユーザの入力操作の終了後、前記第2振動部を振動させてもよい。
前記ユーザの入力操作は、前記操作領域上で前記ユーザのタッチ位置が移動し、かつ、タッチ時間が予め定められた閾値よりも短い操作であってもよい。
前記ユーザの入力操作が禁止操作である場合に、前記振動制御部は、前記第1振動部および前記第2振動部の少なくとも一方を振動させてもよい。
前記第1振動部は圧電素子を含み、前記第2振動部はモータを含んでもよい。
本発明の他の実施形態によるコンピュータプログラムは、電子機器に実装されたコンピュータによって実行されるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータに対し、表示部上に操作領域を表示するステップと、タッチパネルからの信号に基づいて少なくとも前記操作領域へのユーザの入力操作を検出するステップと、前記表示部および前記タッチパネルの少なくとも一方を振動させる第1振動ステップと、前記電子機器の筐体を振動させる第2振動ステップと、前記ユーザによる前記タッチパネルへの入力操作に応じて、前記第1振動部および前記第2振動部の振動を制御するステップとを実行させる。
本実施形態に係る電子機器は、表示部およびタッチパネルの少なくとも一方を振動させる第1振動部と、筐体を振動させる第2振動部と、ユーザによるタッチパネルへの入力操作に応じて、第1振動部および第2振動部の振動を制御する振動制御部とを有している。複数の振動部がそれぞれ異なる対象を振動させるため、ユーザのタッチ操作に応じて様々な触覚を提示することが可能となる。
実施形態1の電子機器の全体構成を示す斜視図である。 実施形態1の電子機器の概略を示すブロック図である。 実施形態1の電子機器の断面図である。 実施形態1の電子機器のブロック図である。 実施形態1の第1の振動部の斜視図である。 実施形態1の第2の振動部の斜視図である。 実施形態1の電子機器のタッチパネルへのタッチ操作パターンと、タッチパネルへのタッチ位置の変化、タッチ時間の関係をまとめた図である。 実施形態1の電子機器の操作画面表示の一例を示す図である。 実施形態1に電子機器の操作画面表示の一例を示す図である。 実施形態1の電子機器の情報処理の流れを示すフローチャートである。 (a)は実施形態1の第1の振動部の振動パターンの一例を示す概略図であり、(b)は実施形態1の第1の振動部の振動パターンの一例を示す概略図である。 (a1)は実施形態1の第2の振動部の振動パターンの一例を示す概略図であり、(a2)は実施形態1の第2の振動部の振動パターンの一例を示す概略図であり、(b1)は実施形態1の第2の振動部の振動パターンの一例を示す概略図であり、(b2)は実施形態1の第2の振動部の振動パターンの一例を示す概略図である。 実施形態1のクリック操作時の操作模式図である。 実施形態1のクリック操作時の動作タイミングチャートを示す図である。 実施形態1の長押し操作時の操作模式図である。 実施形態1の長押し操作時の動作タイミングチャートを示す図である。 実施形態1のスライド操作時の操作模式図である。 実施形態1のスライド操作時の動作タイミングチャートを示す図である。 実施形態1のフリック操作時の操作模式図である。 実施形態1のフリック操作時の動作タイミングチャートを示す図である。 実施形態2におけるタッチ操作の流れを示すフローチャートである。 実施形態2のスライド操作時の動作タイミングチャートを示す図である。 実施形態3の電子新聞250の操作模式図である。 実施形態3のタッチ操作の流れを示すフローチャートである。 実施形態3におけるスライド操作時の動作タイミングチャートを示す図である。
本発明に係る電子機器は、表示部およびタッチパネルの少なくとも一方を振動させる第1振動部と、筐体を振動させる第2振動部と、ユーザによるタッチパネルへの入力操作に応じて、第1振動部および第2振動部の振動を制御する振動制御部とを有している。振動制御部により、複数の振動部がそれぞれ異なる対象を振動させるため、ユーザのタッチ操作に応じて様々な触覚を提示することが可能となる。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明による電子機器の実施形態を説明する。
(実施形態1)
<電子機器の全体構成>
図1から図4を参照して電子機器の全体構成を説明する。図1は、本実施形態における電子機器100の全体構成を示す斜視図である。図2は、本実施形態における電子機器100の分解斜視図である。図3は、本実施形態における電子機器100の断面図である。図4は、本実施形態における電子機器のブロック図である。
まず図1を参照する。図1に示されるように、電子機器100は、上部筐体110と、下部筐体120と、タッチパネル130とを備えている。上部筐体110および下部筐体120は、ねじ等で一体に連結されることにより電子機器100の筐体105を構成する。
タッチパネル130の奥には表示装置160(図2)が設けられている。
ユーザは、表示装置160に表示された内容を指やペンなどにより、タッチパネル130をタッチすることで、電子機器100を操作する。
図2に示されるように、電子機器100は、表示装置160と、それを覆うように配置されたタッチパネル130と、タッチパネル130を振動させる第1の振動部140と、下部筐体120を振動させる第2の振動部150とを備える。上部筐体110には、表示窓115が構成されている。ユーザは表示窓115を通してタッチパネル130を操作することができる。
タッチパネル130には、第1の振動部140が取り付けられており、第1の振動部140を駆動することにより、タッチパネル130を振動させ、ユーザに触覚を与えることができる。
また、このタッチパネル130の振動が上部筐体110に直接伝わらないように、上部筐体110とタッチパネル130表面の間には、クッション材135が設けられている。
タッチパネル130の上部筐体110と対向する面には、表示装置160が配置され、前述と同様に、タッチパネル130の振動が表示装置160に直接伝わらないように、クッション材165が設けられている。クッション材135、165は、例えば、シリコンゴムやウレタンゴム等の緩衝部材である。
また、表示装置160に表示された画像は、タッチパネル130を介して表示窓115側から目視することができる。
表示装置160は、下部筐体120に固定されたフレーム170に取り付けられ、電子機器100内部に固定される。
下部筐体120には、第2の振動部150が取り付けられている。第2の振動部150を駆動することにより、下部筐体120が振動する。下部筐体120が振動することで、ユーザに、第1の振動部140が取り付けられたタッチパネル130とは大きく異なる触覚を与えることができる。
また、下部筐体120には、回路基板180が取り付けられ、タッチパネル130、表示装置160、第1および第2の振動部140、150が、電気的に接続されている。タッチパネル130、表示装置160、第1および第2の振動部140、150は、回路基板180に設けられたマイクロコンピュータ20(図4)によって制御される。
なお、タッチパネル130は、静電容量式、抵抗膜式、光学式、超音波方式、電磁誘導式などのタッチパネルである。タッチパネル130は、ユーザのタッチ位置を検知できる。タッチパネル130はタッチパネル制御部31により制御される。マイクロコンピュータ20は、タッチパネル制御部31を介してユーザのタッチ位置の情報を得ることができる。
表示装置160は、液晶、有機EL、電子ペーパ、プラズマなどの表示装置である。表示装置160は、表示制御部32により制御される。マイクロコンピュータ20は、表示制御部32を介して表示装置160に任意の表示をユーザに提示できる。
図3には、図2に示すように配置された各構成要素が筐体105内に組み込まれたときの電子機器100の断面図が示されている。
次に、図4を参照する。
図4に示すように、本実施形態の電子機器100は、カメラ15と、加速度センサ16と、スピーカ17と、マイクロコンピュータ20と、タッチパネル制御部31と、表示制御部32と、振動制御部33と、カメラ制御部35と、通信部36と、I/O部37と、ROM38と、RAM39と、タッチパネル130と、第1の振動部140と、第2の振動部150と、表示装置160とを備えている。
カメラ15は、カメラ制御部35の制御に基づいて画像を撮影する。加速度センサ16は、電子機器100の加速度や衝撃を測定する。スピーカ部17は音声を発生する。通信部36は、有線または無線で外部機器と通信する。
I/O部37は、各種の信号の入出力を行う。ROM38は各種プログラムを格納する。RAM39は各種データを記憶する。表示制御部32は、描画すべきデータを用意し、その表示を行うよう表示装置160を制御する。
タッチパネル制御部31は、タッチパネル130の動作を制御する。タッチパネル130が静電容量式であるとすると、タッチパネル制御部31は、タッチパネル130の静電容量の変化を検出し、その変化が起こった位置の情報をマイクロコンピュータ20に出力する。
マイクロコンピュータ20は、この位置の情報に基づいて、ユーザがタッチした位置、タッチ位置の変化およびタッチされた状態が継続する時間を検出できる。振動制御部33は、マイクロコンピュータ20からそれらのデータを受け取り、ユーザのタッチ位置の変化およびタッチしている時間の情報を用いることで、後述するユーザの種々の入力操作に応じて、第1の振動部140および第2の振動部150の振動を制御する。
<振動部の構成>
次に、図5および図6を用いて第1および第2の振動部140、150の構成の説明をする。図5は、本実施形態の第1の振動部140の斜視図である。図6は、本実施形態の第2の振動部150の斜視図である。
図5に示すように、第1の振動部140は、圧電素子21と、シム板22と、ベース23とを備え、シム板22の両側には、圧電素子21が接着されている。圧電素子21は、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛等の圧電セラミックやニオブ酸リチウム等の圧電単結晶である。シム板22の両端がベース23に取り付けられており、いわゆる両持ち構成になっている。ベース23は、タッチパネル130に取り付けられる。圧電素子21は、振動制御部33からの電圧により、伸縮する。シム板22の両側に貼り付けられた圧電素子21の片方が延びて、片方が縮むように制御することで、シム板22がたわみ、これを連続的に繰り返すことで振動を発生することができる。
シム板22は、例えば、リン青銅等のバネ部材である。シム板22の振動は、ベース23を介して、タッチパネル130を振動させる。タッチパネル130を操作しているユーザは、タッチパネル130をタッチ操作することでタッチパネル130の振動を感知することができる。
ベース23は、例えば、アルミや真鍮等の金属や、PETやPP等のプラスチックである。
振動の周波数、振幅、期間は振動制御部33によって制御される。振動の周波数としては、100〜400Hz程度の周波数が望ましい。
なお、本実施形態では、圧電素子21をシム板22に貼り付けているが、圧電素子21を直接タッチパネル11に貼り付けてもよい。また、タッチパネル11の上にカバー部材等がある場合は、圧電素子21をカバー部材に貼り付けてもよい。
また、本実施形態では、シム板22の両端がベース23に支持される両持ち構成としているが、シム板22の片側だけをベース23で支持する片持ち構成としてもよい。
また、圧電素子21の一方がタッチパネル130に直接設けられていてもよい。また、タッチパネル130を振動させるための構成の一例としてシム板22を説明したが、スパッタリング等の方法によりタッチパネル130に薄膜の圧電部材を形成して振動部として用いてもよい。
図6に示すように、第2の振動部150は、DCモータ151と、偏心錘152と、支持部153とを備えている。DCモータ151は、支持部153に取り付けられ、支持部153は下部筐体120に取り付けられている。
偏心錘152は、DCモータ151の回転軸154の先端に取り付けられている。振動制御部33がDCモータ151に対して駆動電圧を印加すると、回転軸154に取り付けられた偏心錘152が回転する。この偏心錘152の回転運動により振動を発生することができる。
DCモータ151の振動は、支持部153を介して、下部筐体120を振動させる。電子機器100を操作しているユーザは、例えば、ユーザが電子機器100を片方の手で保持している場合に、電子機器100の筐体105の振動を感知することができる。
支持部153は、例えば、PETやPP等のプラスチックや、シリコンゴムやウレタンゴム等の緩衝部材である。
<タッチ操作パターンの説明>
ユーザが電子機器100を操作する際のタッチ操作パターンについて、図7から図9を用いて説明する。図7は、タッチパネル130へのタッチ操作パターンと、タッチパネル130へのタッチ位置の変化、タッチ時間の関係をまとめた図である。図8は、電子機器100の操作画面表示の一例で、オーディオ機器等の操作キーの表示例である。図9は、電子機器100の操作画面表示の一例で、電子新聞、電子書籍などの表示例である。
図7に示すように、タッチパネル130へのタッチ位置移動の有/無と、タッチ時間がある所定の閾値より長い/短いということをパラメータにすることで、4通りのタッチ操作を区別することができる。
この各操作イメージに関して、図8、図9を用いて具体的に説明する。なお、ここではユーザが指で操作することで説明を行うが、入力手段は、指のみでなく、ペンなどの別の部材を用いた入力でも同様である。
まず、クリック操作について説明する。クリック操作は、タッチパネル130に指でタッチ入力した後、すぐに指をタッチパネル130から離す操作である。例えば、図8に示す、再生キー201、停止キー202、一時停止キー203、前スキップキー204、後スキップキー205を使って、音楽の再生、停止、前後スキップの操作を行う場合である。例えば、音楽の再生を行う場合は、再生キー201を指でタッチしてすぐに離すことで、再生開始の入力が行われ、音楽が再生される。また、停止キー202を同様に操作すれば音楽を停止することができる。一般的に、ボタンを押して離すような動作が、本実施形態でのクリック操作である。
次に、長押し操作について説明する。長押し操作は、タッチパネル130に指でタッチ入力した後、指を動かさず、しばらくタッチパネル130をタッチしつづけた後、タッチパネル130から指を離す操作である。例えば、図8に示す、前スキップキー204、後スキップキー205の操作キーを使って音楽の早送り、巻き戻しを行う場合である。例えば、音楽の早送りを行う場合は、前スキップキー204を指でタッチして、しばらく押し続ける。このような操作により、曲がスキップされるのではなく、再生中の音楽の早送りが行われる。ユーザは、早送りを止めたいところで、指を離すことにより、早送りを終わらせることができる。早送りが終わると、通常の再生にもどる。このような、タッチ状態をしばらく続けてから離す動作が、本実施形態での長押し操作である。
次に、スライド操作について説明する。スライド操作は、タッチパネル130に指でタッチ入力した後、指を離さずにタッチパネル130上を、例えば左右に滑らして、操作が終了したら、タッチパネル130から指を離す操作である。例えば、図8に示す、音量キー210を使って音楽の音量を変更する場合である。例えば、音楽の音量を大きくする場合は、音量キー210を指でタッチした状態で、指を矢印100A方向に動かす。目的の音量になったら、指をタッチパネル130から離すことで、音量の調節が終了する。このような、タッチした状態のまま、指をタッチパネル130上でスライドさせてから離す動作が、本実施形態でのスライド操作である。
次に、フリック操作について説明する。フリック操作とは、タッチパネル130に指でタッチ入力した後、指をタッチパネル130上で左右に素早く滑らして指をタッチパネル130から離す操作である。言い換えると、指をタッチパネル130にタッチしてから弾くようにして動かす操作である。また、さらに言い換えると、フリック操作とは、上述のスライド操作をさらに早く行うような操作である。例えば、フリック操作を行うシチュエーションは、図9に示すように、表示装置160に表示された電子新聞250のページをめくる場合である。例えば、電子新聞250の次のページ(電子新聞250の左側のページ)を表示する場合は、電子新聞250の任意の位置を指でタッチした後、すばやく指を矢印100B方向に弾くことで、電子新聞250のページが次のページに切り替わる。このような、タッチした後、指をタッチパネル130上で弾くようにして動かして指をタッチパネルから離す動作が、本実施形態でのフリック操作である。
<タッチ操作のフローチャート説明>
図10は、第1の実施形態におけるタッチ操作の流れを示すフローチャートである。ステップはSと略する。
入力動作がスタートした後、S11でタッチパネル制御部31からの情報に基づいて、タッチパネル130へのユーザのタッチ入力の有無が、マイクロコンピュータ20により判断される。タッチされていない場合には、再度タッチが行われるまで待機する。
S11でタッチ入力有りと判断されると、処理はS12に進む。S12では、振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、ユーザに振動A1を与える。ユーザは、タッチしている指から振動A1を感じることで、指がタッチパネル130に触れたことを認識できる。
振動A1が提示された後、処理はS13に進む。S13では、タッチパネル制御部31からの情報に基づいて、タッチパネル130上で指の移動が有るか、無いかがマイクロコンピュータ20により判断される。マイクロコンピュータ20がタッチパネル130上での指の移動が無いと判断した場合は、処理はS14に進む。S14では、タッチパネル制御部31からの情報に基づいて、マイクロコンピュータ20がタッチパネル130上でユーザがタッチしている時間を計測する。そして、マイクロコンピュータ20は、計測した時間がある所定の閾値以上かどうかを判断する。タッチ時間が閾値以下の場合であれば、図7に示す分類から、クリック操作と判別され、閾値以上の場合であれば、図7に示す分類から長押し操作と判別される。閾値は、たとえば1(秒)である。
一方、S13で、タッチパネル制御部31からの情報に基づいて、マイクロコンピュータ20がタッチパネル130上で指の移動が有ると判断した場合は、処理はS15に進む。S15では、タッチパネル制御部31からの情報に基づいて、マイクロコンピュータ20がタッチパネル130上でユーザがタッチしている時間を計測する。そして、マイクロコンピュータ20は、計測した時間がある所定の閾値以上かどうかを判断する。タッチ時間が閾値以上の場合であれば、図7に示す分類から、スライド操作と判別され、閾値以下の場合であれば、図7に示す分類からフリック操作と判別される。閾値は、たとえば0.2(秒)である。
S14において、ユーザの操作がクリック操作であると判別されると、処理はS16に進む。S16では、振動制御部33により第1の振動部140の振動A1が停止するように制御される。そして、入力操作が終了する。
また、S14において、ユーザの操作が長押し操作であると判別されると、処理はS17に進む。S17では、振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、ユーザに振動B1を与える。振動B1は、振動A1と同じ振動パターンでもよく、異なる振動パターンでもよい。なお、S17では、振動B1を与えるのではなく、振動A1が停止するように制御してもよい。そして、処理はさらにS18に進む。S18では、振動制御部33が第2の振動部150を制御することで、ユーザに振動A2が与えられる。ユーザは、電子機器100の筐体105から振動A2を感じることで、前述のクリック操作とは違う操作が行われたと認識できる。
S18で、振動A2が提示された後、処理はS19に進む。S19では、タッチパネル制御部31からの情報に基づいて、タッチパネル130上でのユーザのタッチ入力が終了したかマイクロコンピュータ20により判断される。タッチ入力が終了されていない場合には、タッチ入力が終了するまで待機する。
S19でタッチ入力が終了したと判断されると、処理はS26に進む。S26では、振動制御部33が第1の振動部140の振動を停止するように制御する。さらに処理は、S27に進み、振動制御部33が第2の振動部150の振動を停止するように制御する。そして、入力操作が終了する。
また、S15で、ユーザの操作がスライド操作であると判別されると、処理はS20に進む。S20では、振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、ユーザに振動C1が与えられる。振動C1は、振動A1と同じ振動パターンでもよく、異なる振動パターンでもよい。さらに処理はS21に進む。S21では、振動制御部33が第2の振動部150を制御することで、ユーザに振動B2が与えられる。ユーザは、電子機器100の筐体105から振動B2を感じることで、前述の長押し操作とは違う操作が行われたと認識できる。
振動B2が提示された後、処理はS22に進む。S22では、タッチパネル制御部31からの情報に基づいて、タッチパネル130上でのユーザのタッチ入力が終了したかがマイクロコンピュータ20により判断される。タッチ入力が終了されていない場合には、タッチ入力が終了するまで待機する。
S22でタッチ入力が終了したと判断されると、処理はS26に進む。S26では、振動制御部33が第1の振動部140の振動を停止するように制御する。さらに処理は、S27に進み、振動制御部33が第2の振動部150の振動を停止するように制御する。そして、入力操作が終了する。
また、S15で、ユーザの操作がフリック操作であると判別されると、処理はS23に進む。S23では、振動制御部33が第1の振動部140の振動を停止するように制御する。処理はさらにS24に進み、振動制御部33が第2の振動部150を制御することで、ユーザに振動C2が与えられる。ユーザは、電子機器100の筐体105から振動C2を感じることで、前述の長押し操作やスライド操作とは違う操作が行われたと認識できる。
S24で振動C2が提示された後、処理はS25に進む。S25では、振動C2が提示されている時間が所定時間経過したかどうかがマイクロコンピュータ20により判断される。所定時間経過すると、処理はS27に進む。S27では、振動制御部33が第2の振動部150の振動を停止するように制御する。そして、入力操作が終了する。
なお、本実施形態では、第1および第2の振動部140、150の2つの振動部の振動の組み合わせによってユーザへの振動を与えている。そのため、前述した4つのタッチ操作の差異が2つの振動部の振動パターンの組み合わせで提示できるのであれば、第1の振動部140の振動B1、C1は、振動A1と同じであってもよいし、第2の振動部150の振動B2、C2は、振動A2と同じであってもよい。
<振動パターンの説明>
図11は、第1の振動部140の振動パターンの一例を示す概略図である。
マイクロコンピュータ20の命令により、振動制御部33が、第1の振動部140へ図11(a)の電圧を印加し、タッチパネル130を振動させることで、ユーザに振動A1を与える。振動A1を与えるための電圧は正弦波で、例えば、150Hz、70Vrms、2周期である。このときのタッチパネル130上の振幅は、約5μm程度である。また振動制御部33が、第1の振動部140へ図11(b)の電圧を印加し、タッチパネル130を振動させることで、ユーザに振動B1を与える。振動B1を与えるための電圧を正弦波で、例えば、300Hz、100Vrms、4周期である。なお、周波数、電圧、周期数に関しては一例で、矩形波、のこぎりはなど、別の波形や、間欠的な波形や、連続的に周波数や振幅が変化する波形などでもよい。
図12は、第2の振動部150の振動パターンの一例を示す概略図である。
マイクロコンピュータ20の命令により、振動制御部33が、第2の振動部150へ図12(a1)に示すような、電圧V1を印加する。これにより、DCモータ151が回転する。回転を停止させる時は、電圧V1を反転させた電圧を印加することで、回転にブレーキをかけるように駆動することができる。図6に示すように偏心錘152が回転軸154を中心に回転することで、振動が発生し、図12(a2)に示すような振動A2をユーザに与える。
また、振動制御部33が、第2の振動部150へ図12(b1)に示すような、電圧V1より大きな電圧V2を印加する。これにより、DCモータ151が回転する。回転を停止させる時は、電圧V2を反転させた電圧を印加することで、回転にブレーキをかけるように駆動することができる。図6に示すように偏心錘152が回転軸154を中心に回転することで、振動が発生し、図12(b2)に示すような振動B2をユーザに与える。振動B2は、振動A2に比べて、DCモータ151の回転数が高いので、振動B2は振動A2よりも周波数の大きな振動をユーザに与える。
なお、DCモータ151への印加波形に関しては一例で、正弦波、のこぎりはなど、別の波形や、間欠的な波形や、連続的に周波数や振幅が変化する波形などでもよい。
<タッチ操作時の振動提示例>
次に、図7に示す4種類のタッチ操作の操作における振動提示のタイミングを説明する。
クリック操作時の振動タイミングについて、図13および図14を用いて説明する。
図13は、クリック操作時の操作模式図で、図中のマーク140vは、タッチパネル130が振動していることを示している。
図14は、クリック操作時の動作タイミングチャートで、タッチ入力時間、タッチ位置移動と、第1の振動部140および第2の振動部150の駆動タイミングの関係を示す。
図13、図14に示すようにクリック操作時の振動は、タッチパネル130に指でタッチしたときに、第1の振動部140を駆動してタッチパネル130を振動させ、指がタッチパネル130から離れると、第1の振動部の140の駆動を停止する。
長押し操作時の振動タイミングについて、図15および図16を用いて説明する。
図15は、長押し操作時の操作模式図で、図中のマーク140vは、タッチパネル130が振動していることを示し、マーク150vは、電子機器100の筐体105が振動していることを示しており、図14(a)はタッチした瞬間の操作を示す概略図であり、図14(b)は長押し中の操作を示す概略図である。
図16は、長押し操作時の動作タイミングチャートで、タッチ時間、タッチ位置移動と、第1の振動部140および第2の振動部150の駆動タイミングの関係を示す。
図15、図16に示すように長押し操作時の振動は、タッチパネル130に指でタッチしたときに、第1の振動部140を駆動してタッチパネル130を振動させ、所定の時間T1以上タッチ状態が続くと、第2の振動部150を駆動して電子機器100の筐体105を振動させ、指がタッチパネル130から離れると、第1の振動部140および第2の振動部150の駆動を停止する。
なお、図中では、第1の振動部140の駆動を指が離れるまで継続しているが、破線で示すように時間T1のところで駆動を停止してもよい。
スライド操作時の振動タイミングについて、図17および図18を用いて説明する。
図17は、スライド操作時の操作模式図で、図中のマーク140vは、タッチパネル130が振動していることを示し、マーク150vは、電子機器100の筐体が振動していることを示しており、(a)はタッチした瞬間で、(b)はスライド操作終了直前の図である。
図18は、スライド操作時の動作タイミングチャートで、タッチ時間、タッチ位置移動と、第1の振動部140および第2の振動部150の駆動タイミングの関係を示す。
図17、図18に示すようにスライド操作時の振動は、タッチパネル130に指でタッチしたときに、第1の振動部140を駆動してタッチパネル130を振動させ、タッチパネル130上での指の移動が所定の移動量D0以上あった場合に、第2の振動部150を駆動して電子機器100の筐体105を振動させ、指がタッチパネル130から離れると、第1の振動部140および第2の振動部150の駆動を停止する。
フリック操作時の振動タイミングについて、図19および図20を用いて説明する。
図19は、フリック操作時の操作模式図で、図中のマーク140vは、タッチパネル130が振動していることを示し、マーク150vは、電子機器100の筐体が振動していることを示しており、(a)はタッチした瞬間で、(b)はフリック操作終了直後の図である。
図20は、フリック操作時の動作タイミングチャートで、タッチ時間、タッチ位置移動と、第1の振動部140および第2の振動部150の駆動タイミングの関係を示す。
図19、図20に示すようにフリック操作時の振動は、タッチパネル130に指でタッチしたときに、第1の振動部140を駆動してタッチパネル130を振動させ、タッチパネル130上での指の移動が所定の移動量D0以上あった場合に、第2の振動部150を駆動して電子機器100の筐体を振動させ、指がタッチパネル130から離れると、第1の振動部140の振動は停止させるが、第2の振動部150の駆動は所定の時間T2駆動した後停止する。
このように、本実施形態の電子機器100は、指が離れた後も、筐体105の振動を使って、ユーザに振動を提示することができる。そのため、クリック操作とは異なる振動をユーザに与えることができる。
以上のように、タッチパネル130へのタッチ操作のタッチ時間およびタッチ位置移動をパラメータとすることで、タッチパネル130の操作を判別することができる。さらにその判別結果に応じた動作タイミングで、第1の振動部140と第2の振動部150の駆動している。第1の振動部140は、タッチパネル130を振動させ、第2の振動部150は、筐体105を振動させるので、電子機器100は、タッチ操作に応じた振動をユーザに与えることができる。
なお、本実施形態でのタッチ操作における第1および第2の振動部140、150の振動の組み合わせおよび動作タイミングは、一例であり、前述した4つのタッチ操作の違いが、表現できるのであれば、この組み合わせに限定されない。
図18、図20では、タッチ位置移動を等速で示しているが、ユーザによる操作速度は様々であることから、タッチ位置の移動速度情報を用いて、第1の振動部140および第2の振動部150の振動パターンを制御してもよい。
(実施形態2)
次に、第2の実施形態に係る電子機器について説明する。第2の実施形態の電子機器は、画面表示情報を用いることでタッチ位置によっては振動を発生させない点で、第1の実施形態と異なる。以下、相違点について説明する。
<タッチ操作のフローチャート説明>
図21は、第2の実施形態におけるタッチ操作の流れを示すフローチャートである。ステップはSと略する。
入力動作がスタートした後、処理はS31に進む。S31では、タッチパネル制御部31からの情報に基づいて、タッチパネル130上のユーザのタッチ入力の有無がマイクロコンピュータ20により判断される。タッチされていない場合には、再度タッチが行われるまで待機する。
S31でタッチ入力が有りと判断されると、処理はS32に進む。S32ではまず、表示制御部32から表示画面に関する情報がマイクロコンピュータ20に送られる。また、タッチパネル制御部31からタッチ位置に関する情報がマイクロコンピュータ20に送られる。マイクロコンピュータ20は、送られてきた表示画面に関する情報およびタッチ位置に関する情報に基づいて、ユーザのタッチ入力と同時にタッチパネル130を振動させる必要が有るか無いかを判断する。
S32において、マイクロコンピュータ20によりタッチ時の振動が必要であると判断された場合は、処理はS33に進む。S33では、振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、ユーザに振動A1が与えられる。ユーザは、タッチしている指から振動A1を感じることで、指がタッチパネル130に触れたことを認識できる。S33で振動A1が提示された後、処理はS36に進む。
一方、S32において、マイクロコンピュータ20によりタッチ時の振動が不要であると判断された場合は、処理はS34に進む。S34では、タッチパネル制御部31からの情報に基づいて、マイクロコンピュータ20がタッチパネル130上で指の移動が有るか、無いかを判別する。マイクロコンピュータ20がタッチパネル130上での指の移動が無いと判断した場合は、処理はS36に進む。S36では、マイクロコンピュータ20がタッチパネル130上でのタッチ時間を計測し、タッチ時間が所定の閾値以上かどうかを判別する。タッチ時間が閾値以下の場合であれば、図7に示す分類から、ユーザのタッチ操作はクリック操作であると判別される。また、タッチ時間が閾値以上の場合であれば、図7に示す分類から、ユーザのタッチ操作は長押し操作であると判別される。
一方、S34でタッチパネル130上での指の移動が有るとマイクロコンピュータ20が判断した場合は、処理はS35に進む。S35では、振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、ユーザに振動A1が与えられる。ユーザは、タッチしている指から振動A1を感じることで、指がタッチパネル130に触れたことを認識できる。S35で振動A1が提示された後、処理はS37に進む。S37では、タッチパネル130上でのユーザのタッチ時間がマイクロコンピュータ20により計測される。そして、計測されたタッチ時間が、所定の閾値以上かどうかがマイクロコンピュータ20により判別される。タッチ時間が閾値以上の場合であれば、図7に示す分類から、スライド操作と判別され、閾値以下の場合であれば、図7に示す分類からフリック操作と判別される。
<クリック操作>
次に、ユーザの操作がクリック操作であると判別された場合の処理の流れについて説明する。
S36において、ユーザの操作がクリック操作であると判別されると、処理はS38に進む。S38では、振動制御部33により第1の振動部140の振動A1が停止するように制御される。そして、入力操作が終了する。
<長押し操作>
次に、ユーザの操作が長押し操作であると判別された場合の処理の流れについて説明する。
S36において、ユーザの操作が長押し操作と判別されると、処理はS39に進む。S39では、振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、ユーザに振動B1が与えられる。または、振動制御部33が第1の振動部140の振動を停止させる。その後、処理はS40に進む。S40では、振動制御部33が第2の振動部150を制御することで、ユーザに振動A2が与えられる。ユーザは、電子機器100の筐体105から振動A2を感じることで、前述のクリック操作とは違う操作が行われたと認識できる。
S40で振動A2が提示された後、処理はS41に進む。S41では、タッチパネル制御部31からの情報に基づいて、マイクロコンピュータ20が、タッチパネル130上でのユーザのタッチ入力が終了したかを判断する。タッチ入力が終了されていない場合には、タッチ入力が終了するまで待機する。
S41でタッチ入力が終了したと判断されると、処理はS48に進む。S48では、振動制御部33が第1の振動部140の振動を停止するように制御する。第1の振動部140の振動が停止されると、処理はS49に進む。S49では、振動制御部33が第2の振動部150の振動を停止するように制御する。第2の振動部150の振動が停止されると、マイクロコンピュータ20はユーザの入力操作が終了したと判断する。
<スライド操作>
次に、ユーザの操作がスライド操作であると判別された場合の処理の流れについて説明する。
S37において、ユーザの操作がスライド操作であると判別されると、処理はS42に進む。S42では、振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、ユーザに振動C1が与えられる。S42でユーザに振動C1が与えられると、処理はS43に進む。S43では、振動制御部33が第2の振動部150を制御することで、ユーザに振動B2が与えられる。ユーザは、電子機器100の筐体105から振動B2を感じることで、前述の長押し操作とは違う操作が行われたと認識できる。
S43で振動B2が提示された後、処理はS44に進む。S44では、タッチパネル制御部31からの情報に基づいて、マイクロコンピュータ20がタッチパネル130上でのユーザのタッチ入力が終了したかを判断する。タッチ入力が終了されていない場合には、タッチ入力が終了するまで待機する。
S44でタッチ入力が終了したと判断されると、処理はS48に進む。S48では、振動制御部33が第1の振動部140の振動を停止するように制御する。第1の振動部140の振動が停止されると、処理はS49に進む。S49では、振動制御部33が第2の振動部150の振動を停止するように制御する。第2の振動部150の振動が停止されると、マイクロコンピュータ20はユーザの入力操作が終了したと判断する。
<フリック操作>
次に、ユーザの操作がフリック操作であると判別された場合の処理の流れについて説明する。
S37において、ユーザの操作がフリック操作であると判別されると、処理はS45に進む。S45では、振動制御部33が第1の振動部140の振動を停止させるように制御する。第1の振動部140の振動が停止されると、処理はS46に進む。S46では、振動制御部33が第2の振動部150を制御することで、ユーザに振動C2が与えられる。ユーザは、電子機器100の筐体105から振動C2を感じることで、前述の長押し操作やスライド操作とは違う操作が行われたことを認識できる。
S46で振動C2が提示された後、処理はS47に進む。S47では、マイクロコンピュータ20が、所定時間経過したと判断した後、処理はS49に進む。S49では、振動制御部33が第2の振動部150の振動を停止するように制御する。第2の振動部150の振動が停止されると、マイクロコンピュータ20は、ユーザの入力操作が終了したと判断する。
なお、本実施形態では、第1および第2の振動部140、150の2つの振動部の振動の組み合わせによってユーザへの振動を与えているので、前述した4つのタッチ操作の差異が2つの振動部の組み合わせで提示できるのであれば、第1の振動部140の振動B1、C1は、振動A1と同じであってもよいし、第2の振動部150の振動B2、C2は、振動A2と同じであってもよい。
<タッチ操作時の振動提示例>
次に、図22を用いて、第2の実施形態の動作タイミングを説明する。
なお、図21のフローチャート上は、図7に示す4つのタッチ操作の場合があるが、ここでは、スライド操作の場合について説明する。
第2の実施形態におけるスライド操作時の振動タイミングについて、図22を用いて説明する。図22は、スライド操作時の動作タイミングチャートで、タッチ時間、タッチ位置移動と、第1の振動部140および第2の振動部150の駆動タイミングの関係を示す。
図22に示すように、第2の実施形態におけるスライド操作は、タッチパネル130に指でタッチしたときには、第1の振動部140および第2の振動部150は駆動されていない。タッチパネル130上で指の移動があったときに、第1の振動部140を駆動してタッチパネル130を振動させる。また。タッチパネル130上での指の移動が所定の移動量D0以上あった場合に、第2の振動部150を駆動して電子機器100の筐体を振動させる。そして、指がタッチパネル130から離れると、第1の振動部の140および第2の振動部150の駆動を停止させる。
このように、操作する表示対象物の情報に応じて、タッチ入力された瞬間にはタッチパネル130が振動せず、スライド操作を行っている最中でのみ、タッチパネル130の振動が発生するので、触覚提示における操作感の向上を図ることができる。
なお、本実施形態では、スライド操作を用いて操作の説明を行ったが、これに限定されることなく、他のタッチパネル操作であってもよい。
(実施形態3)
次に、第3の実施形態に係る電子機器について説明する。第3の実施形態の電子機器は、画面表示情報を使って、禁止操作を行った場合にアラート的な振動を提示することで、禁止操作を行ったことをユーザに触覚で与える点で、第1および第2の実施形態と異なる。以下、相違点について説明する。
<アラート操作例>
ユーザが禁止操作を行った場合の動作例について、図23を用いて説明する。
本願明細書において「禁止操作」とは、ユーザが行うことを許されない操作、電子機器が受け付けることができない操作などの、実行不可能な操作をいう。たとえば、権限を有しないユーザにとっては、権限が必要とされる操作は「禁止操作」に該当する。また、画面に表示されたページを送る操作に関連して、これ以上のページ送りができない位置でさらにページを送ろうとする操作は「禁止操作」に該当する。以下ではページ送り操作に関連して、禁止操作が行われたときの電子機器の動作を説明する。
図23は、図9に示す電子新聞250の操作模式図である。図23(a)は、ユーザがページ送りを行う前の状態を示す模式図であり、図23(b)は、ユーザがページ送りを行った場合の状態を示す模式図である。
図23(a)に示すように、電子新聞250のページ送りは、表示装置160に表示された電子新聞250の表示ページをスライドさせることで行われる。具体的には、ユーザがタッチパネル130にタッチし、ページを送りたい方向にスライドまたはフリック操作をすることで行われる。ここでは、ゆっくりページを送る場合として、スライド操作でページ送りを行う場合において説明する。また、ここで表示されているページの右側には次のページは存在しないとする。
図23(a)に示す状態から、矢印100A方向に指をスライド操作することによって、電子新聞250の表示ページが図の左側に送られ、図23(b)に示すような状態になる。
しかしながら、現在表示されている電子新聞250では右側に次ページが無いため、ユーザは、これ以上左にページを送ることができない。すなわち、タッチパネル130の操作としては正しいスライド操作を行っているが、画面に表示された情報によれば、ユーザはこれ以上のページ送りができない位置でさらにページを送ろうとする操作(禁止操作)を行っている状態が発生する。
この時に、図23(b)に示すように、マイクロコンピュータ20は画面の表示情報に基づいてユーザが禁止操作を行っていることを検出し、この禁止操作をもとに、例えば、第2の振動部150を駆動することによって、電子機器100の筐体105を振動させる。これにより、マイクロコンピュータ20は、ユーザに禁止操作が行われたことを触覚により伝えることができる。なお、禁止操作を受け付けたときは、振動制御部33は、第2の振動部150ではなく、第1の振動部140を振動させてもよい。さらに、禁止操作を受け付けたときは、振動制御部33は、クリック操作時、長押し操作時、スライド操作時、フリック操作時の振動よりも、強い強度で第1の振動部140または第2の振動部150を振動させてもよい。
また、禁止操作にレベルを設定し、マイクロコンピュータ20が禁止操作のレベルを判定して、判定結果に応じて、振動させる振動部を変化させてもよい。たとえば、権限を有しない者が行おうとする、権限が要求される操作(禁止操作)のレベルを10とし、これ以上ページ送りができない状況で行われる、ページを送ろうとする操作(禁止操作)のレベルを5とする。振動制御部33は、レベル10の禁止操作に対しては第1の振動部140および第2の振動部150を振動させ、レベル5の禁止操作に対しては振動制御部33は第2の振動部150のみを振動させる。
また、振動制御部33は、レベルに応じて振動の大きさを変化させてもよい。すなわち、振動制御部33は、レベルが高い禁止操作が行われたときほど、振動部を大きく振動させてもよい。振動制御部33は、第1の振動部140および第2の振動部150に与える電圧の大きさを制御することにより、振動の大きさを変化させることができる。
以下、このような画面表示情報を使って、ユーザが禁止操作を行った場合の処理の流れについて説明する。
<タッチ操作のフローチャート説明>
図24は、第3の実施形態におけるタッチ操作の流れを示すフローチャートである。ステップはSと略する。
入力動作がスタートした後、S51でタッチパネル制御部31からの情報に基づいてタッチパネル130上でのユーザユーザのタッチ入力の有無が、マイクロコンピュータ20により判断される。タッチされていない場合には、再度タッチが行われるまで待機する。
S51でタッチ入力有りと判断されると、処理はS52に進む。S52では、振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、ユーザに振動A1が与えられる。ユーザは、タッチしている指から振動A1を感じることで、指がタッチパネル130に触れたことを認識できる。
振動A1が提示された後、処理はS53に進む。S53では、タッチパネル130上でユーザの指の移動の有無が、マイクロコンピュータ20により判別される。マイクロコンピュータ20がタッチパネル130上での指の移動が無いと判断した場合は、処理はS54に進む。S54では、タッチパネル130上でのユーザのタッチ時間がマイクロコンピュータ20により計測される。そして、計測された時間がある所定の閾値以上かどうかがマイクロコンピュータ20により判別される。タッチ時間が閾値以下の場合であれば、図7に示す分類から、クリック操作と判別され、閾値以上の場合であれば、図7に示す分類から長押し操作と判別される。
一方、S53でタッチパネル130上での指の移動が有るとマイクロコンピュータ20が判断した場合は、処理はS55に進む。S55では、タッチパネル130上でのタッチ時間がマイクロコンピュータ20により計測される。そして、計測された時間がある所定の閾値以上かどうかがマイクロコンピュータ20により判別される。タッチ時間が閾値以上の場合であれば、図7に示す分類から、スライド操作と判別され、閾値以下の場合であれば、図7に示す分類からフリック操作と判別される。
<クリック操作>
次に、ユーザの操作がクリック操作であると判別された場合の処理の流れについて説明する。
S54において、ユーザの操作がクリック操作であると判別されると、処理はS56に進む。S56では、振動制御部33により第1の振動部140の振動A1が停止するように制御される。第1の振動部140の振動が停止されると、処理はS57に進む。S57ではまず、表示制御部32からマイクロコンピュータ20に表示画面に関する情報が送られる。マイクロコンピュータ20は、送られてきた表示情報に基づいて、アラート振動を提示する必要が有るか、無いかを判別する。
S57において、マイクロコンピュータ20がアラート振動を提示する必要があると判断した場合には、処理はS58に進む。S58では、振動制御部33が第2の振動部150を制御することで、ユーザに振動D2が与えられる。ユーザは、電子機器100の筐体105から振動D2を感じることで、現在のタッチ操作に対してアラート警告されたことを認識できる。S58において振動D2が提示された後、処理はS75に進む。
一方、S57においてマイクロコンピュータ20がアラート振動を提示する必要がないと判断した場合には、S58がスキップされ、処理はS75に進む。S75では、振動制御部33が第2の振動部150の振動を停止するように制御する。S75で第2の振動部150の振動が停止されると、マイクロコンピュータ20は、ユーザの入力操作が終了したと判断する。
<長押し操作>
次に、ユーザの操作が長押し操作であると判別された場合の処理の流れについて説明する。
S54において、ユーザの操作が長押し操作であると判別されると、処理はS59に進む。S59では、振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、ユーザに振動B1が与えられる。または、振動制御部33が第1の振動部140の振動を停止させる。その後、処理はS60に進む。S60では振動制御部33が第2の振動部150を制御することで、ユーザに振動A2が与えられる。ユーザは、電子機器100の筐体105から振動A2を感じることで、前述のクリック操作とは違う操作が行われたと認識できる。
S60において振動A2が提示された後、処理はS61に進む。S61ではまず、表示制御部32からマイクロコンピュータ20に表示画面に関する情報が送られる。マイクロコンピュータ20は、送られてきた表示情報に基づいて、アラート振動を提示する必要が有るか、無いかを判別する。
S61において、マイクロコンピュータ20がアラート振動を提示する必要があると判断した場合には、処理はS62に進む。S62では、振動制御部33が第2の振動部150を制御し、ユーザに振動D2が与えられる。ユーザは、電子機器100の筐体105から振動D2を感じることで、現在のタッチ操作に対してアラート警告されたことを認識できる。S62において振動D2が提示された後、処理はS63に進む。
一方、S61においてマイクロコンピュータ20がアラート振動を提示する必要がないと判断した場合には、S62がスキップされ、処理はS63に進む。S63では、タッチパネル制御部31からの情報に基づいて、マイクロコンピュータ20がタッチパネル130上のユーザのタッチ入力が終了したかを判断する。タッチ入力が終了されていない場合には、処理はS61に戻り、アラート振動を提示する必要があるか再び判断され、タッチ入力が終了するまで振動D2が与えられる。
S63でタッチ入力が終了したと判断されると、処理はS74に進む。S74では、振動制御部33が第1の振動部140の振動を停止するように制御する。第1の振動部140の振動が停止されると、処理はS75に進む。S75では、振動制御部33が第2の振動部150の振動を停止するように制御する。第2の振動部150の振動が停止されると、マイクロコンピュータ20は、ユーザの入力操作が終了したと判断する。
<スライド操作>
次に、ユーザの操作がスライド操作であると判別された場合の処理の流れについて説明する。
S55において、ユーザの操作がスライド操作であると判別されると、処理はS64に進む。S64では、振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、ユーザに振動C1が与えられる。S64で、ユーザに振動C1が与えられると、処理はS65に進む。S65では、振動制御部33が第2の振動部150を制御することで、ユーザに振動B2が与えられる。ユーザは、電子機器100の筐体105から振動B2を感じることで、前述の長押し操作とは違う操作が行われたと認識できる。
S65で振動B2が提示された後、処理はS66に進む。S66ではまず、表示制御部32からマイクロコンピュータ20に表示画面に関する情報が送られる。マイクロコンピュータ20は、送られてきた表示情報に基づいて、アラート振動を提示する必要が有るか、無いかを判別する。
S66において、マイクロコンピュータ20がアラート振動を提示する必要があると判断した場合には、処理はS67に進む。S67では、振動制御部33が第2の振動部150を制御することで、ユーザに振動D2が与えられる。ユーザは、電子機器100の筐体105から振動D2を感じることで、現在のタッチ操作に対してアラート警告されたことを認識できる。S67において振動D2が提示された後、処理はS68に進む。
一方、S66においてマイクロコンピュータ20がアラート振動を提示する必要がないと判断した場合には、S67がスキップされ、処理はS68に進む。S68では、タッチパネル制御部31からの情報に基づいて、マイクロコンピュータ20がタッチパネル130上のユーザのタッチ入力が終了したかを判断する。タッチ入力が終了されていない場合には、処理はS66に戻り、アラート振動を提示する必要があるか再び判断され、タッチ入力が終了するまで振動D2が与えられる。
S68でタッチ入力が終了したと判断されると、処理はS74に進む。S74では、振動制御部33が第1の振動部140の振動を停止するように制御する。第1の振動部140の振動が停止されると、処理はS75に進む。S75では、振動制御部33が第2の振動部150の振動を停止するように制御する。第2の振動部150の振動が停止されると、マイクロコンピュータ20は、ユーザの入力操作が終了したと判断する。
<フリック操作>
次に、ユーザの操作がフリック操作であると判別された場合の処理の流れについて説明する。
S55において、ユーザの操作がフリック操作であると判別されると、処理はS69に進む。S69では、振動制御部33が第1の振動部140の振動を停止するように制御する。第1の振動部140の振動が停止されると、処理はS70に進む。S70では、振動制御部33が第2の振動部150を制御することで、ユーザに振動C2が与えられる。ユーザは、電子機器100の筐体105から振動C2を感じることで、前述の長押し操作やスライド操作とは違う操作が行われたと認識できる。
S70で振動C2が提示された後、処理はS71に進む。S71では、まず、表示制御部32からマイクロコンピュータ20に表示画面に関する情報が送られる。マイクロコンピュータ20は、送られてきた表示情報に基づいて、アラート振動を提示する必要が有るか、無いかを判別する。
S71において、マイクロコンピュータ20がアラート振動を提示する必要があると判断した場合には、処理はS72に進む。S72では、振動制御部33が第2の振動部150を制御することで、ユーザに振動D2が与えられる。ユーザは、電子機器100の筐体105から振動D2を感じることで、現在のタッチ操作に対してアラート警告されたことを認識できる。S72で振動D2が提示された後、処理はS73に進む。
一方、S71においてマイクロコンピュータ20がアラート振動を提示する必要がないと場合には、S72がスキップされ、処理はS73に進む。S73で、マイクロコンピュータ20が、所定時間経過したと判断した後、処理はS75に進む。S75では、振動制御部33が第2の振動部150の振動を停止するように制御する。第2の振動部150の振動が停止されると、マイクロコンピュータ20は、ユーザの入力操作が終了したと判断する。
<タッチ操作時の振動提示例>
次に、図25を用いて、第3の実施形態の動作タイミングを説明する。
なお、図24のフローチャート上は、図7に示す4つのタッチ操作の場合があるが、ここでは、図23の操作例のスライド操作の場合について説明する。
第3の実施形態におけるスライド操作時の振動タイミングについて、図25を用いて説明する。
図25は、第3の実施形態におけるスライド操作時の動作タイミングチャートで、タッチ入力時間、タッチ位置移動と、表示画面情報と、第1の振動部140および第2の振動部150の駆動タイミングの関係を示す。表示画面情報が追加されている点が、第1および第2の実施形態と異なる点である。
図25に示すように、第3の実施形態におけるスライド操作は、ユーザがタッチパネル130を指でタッチしたときに、第1の振動部140を駆動してタッチパネル130が振動する。タッチパネル130上での指の移動が所定の移動量D0以上あった場合に、第2の振動部150を電圧V1で駆動して電子機器100の筐体105を振動させる。そして、スライド操作中に、表示画面情報から、例えば、禁止操作有りという情報があった場合、第2の振動部150を電圧V1とは異なる電圧V2で駆動して電子機器100の筐体105を振動させる。その後、指がタッチパネル130から離れると、第1の振動部の140および第2の振動部150の駆動を停止する。
このように本実施形態では、表示画面情報に応じて、通常操作時とは異なる振動をユーザに与えている。これにより、例えば、前述したような禁止操作を行った場合に、ユーザに対してアラート的な振動を提示することで、操作性の向上を図ることができる。
なお、本実施形態では、禁止操作を行った場合について説明を行ったが、禁止操作は実施形態の一例である。例えば、表示画面の特定の場所をタッチする、または特定の場所へ指を移動させるといった表示画面情報を用いて新たな振動を提示できれば、操作において、上述したような処理を行っても良い。
また、本実施形態では、スライド操作を用いて操作の説明を行ったが、これに限定されることなく、他のタッチパネル操作においても同様である。
また、本実施形態では、表示画面情報を用いて第2の振動部150の振動を変化させたが、第1の振動部140または、第1および第2の振動部140、150の両方であってもよい。
実施形態1〜3において、第1の振動部140として圧電素子を用いた構成、第2の振動部150として偏心モータを用いた構成としているが、第1および第2の振動部140、150はこれに限定されない。例えば、電磁力を用いて錘が往復運動するような構成でも良いし、第1、第2の振動部140、150の構成が逆でもよい。要するに、所望の振動パターンを発生させることができれば、その形態は本実施形態の限りではない。
また、上述した実施形態では、タッチパネル130として表示装置160の表示面の全面を覆うものを例示したが、これには限らない。例えば、表示面の中央部のみにタッチパネル機能を有し、周辺部はタッチパネル機能を有する部分が覆っていない状態でもよい。要するに、少なくとも表示部の入力操作領域を覆っていればよい。
上述の実施形態および変形例の説明では、タッチパネル130が表示装置160の表示面の少なくとも一部を覆っており、ユーザが操作する側からみてタッチパネル130が設けられ、その奥、すなわち電子機器100の内部に表示装置160が配置されているとした。このように配置した理由は、主として静電容量式のタッチパネル130を採用していることを想定していたからである。しかしながら、ユーザの操作を検出できるのであれば、ユーザが操作する側からみて表示装置160が配置され、その奥にタッチパネル130を配置してもよい。また、タッチペンを利用する電磁誘導式タッチパネルの場合には、ユーザが操作する側からみて表示装置160が配置され、その奥にタッチパネル130を配置することができる。その場合には、第1の振動部140を表示装置160に接触させ、表示装置160を振動させればよい。なお、第1の振動部140は、表示装置160およびタッチパネル130の少なくとも一方を振動させればよい。
また、本発明の実施形態において、操作画面の表示例として、オーディオ機器等の操作キーと、電子新聞の表示例を示して説明を行っているが、表示画面はこれに限定されることではなく、ユーザによるタッチパネルの操作を受け付けることが可能であれば、その表示画面は任意である。
以上のとおり、本実施形態に係る電子機器100は、筐体105と、操作領域を表示する表示装置160と、少なくとも操作領域を覆うように配置されたタッチパネル130と、タッチパネル130を振動させる第1の振動部140と、筐体105(下部筐体120)を振動させる第2の振動部150と、第1および第2の振動部の振動パターンを制御する振動制御部33と、を備える。振動制御部33は、ユーザによるタッチパネル130への操作に応じて、第1および第2の振動部の振動パターンを制御する。
このような構成により、電子機器100は、ユーザに様々な触覚を提示することができる。
また、振動制御部33は、ユーザによるタッチパネル130への操作中と操作終了後とで、振動パターンを変化させるように第1および第2振動手段を制御する。
このような構成により、電子機器100は、ユーザの操作中や操作終了後も様々な触覚を提示することができる。
また、振動制御部33は、ユーザによるタッチパネル130への操作中は、第2の振動部150を振動させるように制御し、ユーザによるタッチパネル130への操作終了後は第1の振動部を振動させるように制御する。
このような構成により、例えば、ユーザが左手で電子機器100を保持し、右手でタッチパネル130を操作していた場合、操作終了後にユーザの指がタッチパネル130から離れたとしても、筐体105が振動するので、電子機器100はユーザに様々な触覚を提示することができる。
上述の実施形態の説明では、タッチパネル130と表示装置160とは別体であったが、これには限定されない。例えば、タッチパネル130が表示装置160に接着されていてもよい。あるいは、表示装置160がタッチ位置を検出する機能を有していてもよい。要するに、タッチ位置を検出することができればよい。
上述の実施形態では、タッチパネル130を振動させていたが、これに限定されない。例えば、タッチパネル130の外側にカバーガラスが配置されている場合は、これを振動させてもよい。要するに、ユーザが接触する部材を振動させることができればよい。
上述の実施形態における振動制御部33による振動の制御動作は、ハードウエアによって実現されてもよいしソフトウエア(コンピュータプログラム)によって実現されてもよい。そのような振動制御動作を実行させるコンピュータプログラムは、例えばマイクロコンピュータ20の内蔵メモリやマイクロコンピュータ20とは別に設けられた記録媒体に記憶される。また、そのようなコンピュータプログラムは、それが記録された記録媒体(光ディスク、半導体メモリ等)から電気機器1へインストールしてもよいし、インターネット等の電気通信回線を介してダウンロードしてもよい。コンピュータプログラムは、電子機器100に実装されたマイクロコンピュータ20によって実行され、上述したとおり電子機器の各構成要素を動作させる。
本発明は、ユーザのタッチ操作に応じて振動を発生させるような電子機器に好適に用いられる。
15 カメラ
20 マイクロコンピュータ
21 圧電素子
22 シム板
31 タッチパネル制御部
32 表示制御部
33 振動制御部
100 電子機器
105 筐体
110 上部筐体
120 下部筐体
130 タッチパネル
140 第1の振動部
150 第2の振動部
160 表示装置

Claims (16)

  1. 筐体と、
    操作領域を表示する表示部と、
    少なくとも前記操作領域へのユーザの入力操作を検出するタッチパネルと、
    前記表示部および前記タッチパネルの少なくとも一方を振動させる第1振動部と、
    前記筐体を振動させる第2振動部と、
    前記ユーザによる前記タッチパネルへの入力操作に応じて、前記第1振動部および前記第2振動部の振動を制御する振動制御部と
    を備え、
    前記振動制御部は、
    前記操作領域上で前記ユーザのタッチ位置が移動し且つタッチ時間が予め定められた閾値よりも短いフリック操作において、前記ユーザが前記タッチパネルをタッチしているときに発生させる振動と、
    前記フリック操作において、前記ユーザの前記タッチパネルへのタッチが無くなった後に発生させる振動と
    を互いに異ならせる、電子機器。
  2. 前記振動制御部は、前記フリック操作時に発生させる振動と、前記操作領域上で前記ユーザのタッチ位置が移動し且つタッチ時間が前記閾値よりも長いスライド操作時に発生させる振動とを互いに異ならせる、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記振動制御部は、前記フリック操作時に発生させる振動と、前記操作領域上で前記ユーザのタッチ位置が移動せず且つタッチ時間が前記閾値よりも長い長押し操作時に発生させる振動とを互いに異ならせる、請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記振動制御部は、前記フリック操作時に発生させる振動と、前記操作領域上で前記ユーザのタッチ位置が移動せず且つタッチ時間が前記閾値よりも短いクリック操作時に発生させる振動とを互いに異ならせる、請求項1から3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 前記振動制御部は、前記フリック操作において、前記ユーザの前記タッチパネルへのタッチが無くなった後に、少なくとも前記筐体を振動させる、請求項1から4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 前記振動制御部は、前記第1振動部および前記第2振動部を異なる振動パターンで振動させる、請求項1から5のいずれかに記載の電子機器。
  7. 前記振動制御部は、前記ユーザの入力操作中、前記第1振動部を振動させ、かつ前記第2振動部を振動させない、請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記振動制御部は、前記ユーザの入力操作中、先に前記第1振動部を振動させ、その後前記第2振動部を振動させる、請求項6に記載の電子機器。
  9. 前記振動制御部は、前記第1振動部を振動させながら、さらに前記第2振動部を振動させる、請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記振動制御部は、前記第1振動部の振動を停止させた後、前記第2振動部を振動させる、請求項8に記載の電子機器。
  11. 前記振動制御部は、前記ユーザの入力操作中、少なくとも前記第1振動部を振動させ、
    前記ユーザの入力操作の終了後、前記第1振動部の振動を停止させる、請求項1から5のいずれかに記載の電子機器。
  12. 前記振動制御部は、前記ユーザの入力操作の終了後、前記第2振動部を振動させる、請求項1または11に記載の電子機器。
  13. 前記ユーザの入力操作は、前記操作領域上で前記ユーザのタッチ位置が移動し、かつ、
    タッチ時間が予め定められた閾値よりも短い操作である、請求項11に記載の電子機器。
  14. 前記ユーザの入力操作が禁止操作である場合に、前記振動制御部は、前記第1振動部および前記第2振動部の少なくとも一方を振動させる、請求項1から5のいずれかに記載の電子機器。
  15. 前記第1振動部は圧電素子を含み、前記第2振動部はモータを含む、請求項1から14のいずれかに記載の電子機器。
  16. 電子機器に実装されたコンピュータによって実行されるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータに対し、
    表示部上に操作領域を表示するステップと、
    タッチパネルからの信号に基づいて少なくとも前記操作領域へのユーザの入力操作を検出するステップと、
    前記表示部および前記タッチパネルの少なくとも一方を振動させる第1振動ステップと、
    前記電子機器の筐体を振動させる第2振動ステップと、
    前記ユーザによる前記タッチパネルへの入力操作に応じて、前記第1振動ステップおよび前記第2振動ステップにおける振動を制御するステップと、
    前記操作領域上で前記ユーザのタッチ位置が移動し且つタッチ時間が予め定められた閾値よりも短いフリック操作において、前記ユーザが前記タッチパネルをタッチしているときに発生させる振動と、前記ユーザの前記タッチパネルへのタッチが無くなった後に発生させる振動とを互いに異ならせるステップと
    を実行させる、コンピュータプログラム。
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