JP5994991B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本開示は、ユーザによるタッチ操作に応じて振動等を発生させる電子機器に関する。
表示画面上にタッチパネルが配置された電子機器において、ユーザへの操作性向上のために、タッチパネルを振動させ、ユーザに触覚を与える技術が知られている。タッチパネルに固着した圧電素子に電圧を印加して、タッチパネルに振動を発生させることによってユーザに触覚を与える(例えば特許文献1参照)。タッチパネル操作において電子機器が入力を完了したかどうか、ユーザは視覚だけでなく触覚でも感じることができるため、入力状態の認識を高め、安定した入力が可能となる。
特開2005−222326公報
本開示は、複数の指でタッチパネルを操作するときにおけるリアルな操作感を実現した電子機器を提供する。
本開示のある実施形態に係る電子機器は、ユーザがタッチするタッチパネルと、タッチパネルを振動させる振動部と、振動部の振動を制御する振動制御部とを備える。ユーザが複数の指でタッチパネルに接触した後、複数の指の少なくとも1本をタッチパネルから離し、且つ、複数の指の他の少なくとも1本がタッチパネルに接触し続けているとき、振動制御部は振動部の振動を変更する。
本開示のある実施形態に係る電子機器によれば、ユーザが複数の指でタッチパネルに接触した後、複数の指の少なくとも1本をタッチパネルから離し、且つ、複数の指の他の少なくとも1本がタッチパネルに接触し続けているとき、タッチパネルの振動を変更する。これにより、複数の指でタッチパネルの操作を行うときに、操作に応じたリアルな操作感をユーザに提供することができる。
実施の形態に係る電子機器の外観斜視図である。 実施の形態に係る電子機器の部品展開図である。 実施の形態に係る電子機器の断面図である。 実施の形態に係る振動部の外観斜視図である。 実施の形態に係る電子機器の構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る振動部の振動パターンの一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における表示画面を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における操作状態を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における操作状態を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における操作状態を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における振動部の振動パターンの一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における振動部の振動パターンの一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における操作状態を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における操作状態を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における操作状態を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における表示画面を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における操作状態を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における操作状態を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における操作状態を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における振動部の振動パターンの一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における振動部の振動パターンの一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における操作状態を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における操作状態を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における操作状態を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における振動部の振動パターンの一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチ操作例における振動部の振動パターンの一例を示す図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者らは、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
従来のタッチパネルを振動させる電子機器においては、表示画面に表示されたアイコンやキーボードなどにタッチしたときに振動を発生させるというような、単純な操作に対して振動を発生させていた。そのため、ユーザが複数の指で操作するなど、複雑な操作に応じたリアルな操作感をユーザに提供できていなかった。
本開示の実施形態に係る電子機器は、複数の指での操作のような複雑な操作に応じたリアルな操作感をユーザに提供する。以下、図面を用いて実施形態について説明する。
<電子機器の全体構成>
図1、図2、図3、図4、図5を用いて実施形態に係る電子機器10の全体構成を説明する。
図1は、電子機器10の外観を示す斜視図である。図2は、電子機器10の部品展開図である。図3は電子機器10の断面図である。図4は振動部13の外観斜視図である。図5は電子機器10の構成を示すブロック図である。
図1と図2に示すように、電子機器10は、上カバー14、タッチパネル11、振動部13、スペーサ17、表示部18、固定金具16、基板19、下カバー15を備える。タッチパネル11は、表示部18を覆うように配置されている。振動部13は、タッチパネル11を振動させる。
図3に示すように、タッチパネル11の下側には振動部13として振動部13aおよび13bが取り付けられている。表示部18と基板19は固定金具16に保持されており、固定金具は下カバー15に取り付けられている。タッチパネル11はスペーサ17を介して固定金具16に取り付けられている。スペーサ17は、例えば、シリコンゴムやウレタンゴム等の緩衝部材である。上カバー14と下カバー15はビスもしくは接着で連結されている。
図4に示すように、振動部13は圧電素子21とシム板22とベース23で構成される。シム板22の裏表に圧電素子21が貼り付けられており、シム板22の両端がベース23に貼り付けられている。ベース23はタッチパネル11に貼り付けられている。
圧電素子21は、チタン酸ジルコン酸鉛等の圧電セラミックやニオブ酸リチウム等の圧電単結晶である。圧電素子21は、電圧を印加することにより伸縮する。シム板22の両側に貼り付けられた圧電素子21の片方が伸びて、片方が縮むように制御することで、シム板22にたわみ振動を発生させることができる。振動の周波数としては、100〜400Hz程度の周波数が望ましい。
シム板22は、リン青銅等のバネ部材である。シム板22の振動はベース23を通じてタッチパネル11を振動させ、タッチパネル11を操作しているユーザはタッチパネル11の振動を感知することができる。ベース23は、アルミや真鍮等の金属や、PETやPP等のプラスチックである。
なお、本実施の形態では、圧電素子21をシム板22に貼り付けているが、圧電素子21を直接タッチパネル11に貼り付けてもよい。また、表示部18、上カバー14、下カバー15など、電子機器10を構成するいずれかの部材に圧電素子21を直接貼り付けてもよい。また、スパッタリング等の方法によりタッチパネル11に薄膜の透明圧電部材を形成して振動部13として用いてもよい。また、タッチパネル11の上にカバー部材等がある場合は、圧電素子21をカバー部材に貼り付けてもよい。なお、タッチパネル11上にカバー部材がある場合は、タッチパネル11とカバー部材の両方を含めて、タッチ位置を検出するパネル部材とよぶ。また、振動部13として振動モータを用いてもよい。
図5に示すように電子機器10は、表示部18の表示を制御する表示制御部32、タッチパネル11の制御を行うタッチパネル制御部31、振動部13の振動を制御する振動制御部33を備える。また電子機器10は、各種の制御を行うマイクロコンピュータ20、各種入出力部37を備える。
<個別構成の説明>
表示部18には、文字や数字、アイコンやキーボード等、ユーザからの入力を受け付けるためのものが表示される。ユーザは、表示部18にキーボードが表示されたとき、キーボードの任意の位置をタッチ操作することにより、文字入力等を行うことができる。表示部18として、例えば、液晶方式、有機EL方式、電子ペーパー方式、プラズマ方式などの公知の表示装置を用いることができる。
表示制御部32は、マイクロコンピュータ20によって生成される制御信号に基づいて、表示部18の表示内容を制御する。
タッチパネル11は、ユーザのタッチ位置を検知することができる。ユーザのタッチ位置の情報は、タッチパネル制御部31を介してマイクロコンピュータ20に送られる。タッチパネル11として、例えば、静電式、抵抗膜式、光学式、超音波方式、電磁式などのタッチパネルを用いることができる。
また、この例では、タッチパネル11と表示部18とが別々の構成要素になっているが、タッチパネル11と表示部18とは一体に形成されていてもよい。例えば、タッチパネル機能を液晶パネルの内部に一体化するインセル型タッチパネルや、タッチパネル機能を液晶パネルの表面に一体化するオンセル型タッチパネル等の方式であってもよい。
振動部13は、タッチパネル11を振動させる。振動制御部33は、振動部13の振動パターンを制御する。
図6は、振動パターンの一例を示す図である。マイクロコンピュータ20の命令により、振動制御部33は、振動部13へ図6に示すような波形の電圧を印加し、タッチパネル11を振動させることで、ユーザに振動A1を与える。振動A1を与えるための電圧は正弦波で、150Hz、33Vrms、2周期である。このときのタッチパネル11上の振幅は、約5μmである。なお、タッチパネル11上の振動振幅が約5〜50μmとなるように周波数および電圧を設定すると、人間の指に心地良い触覚(振動)を提示することができる。
次に、タッチ操作例を説明する。実施形態に係る電子機器10では、ユーザが複数の指でタッチパネル11に接触した後、複数の指の少なくとも1本をタッチパネル11から離し、且つ、複数の指の他の少なくとも1本がタッチパネル11に接触し続けていることをマイクロコンピュータ20が検出したとき、振動制御部33は振動部13の振動を変更する。また、ユーザがタッチパネル11から少なくとも1本の指を離す動作に応じて、表示部18は表示内容を変更する。複数の指での操作のような複雑な操作に応じてタッチパネル11の振動を変更することにより、リアルな操作感をユーザに提供することができる。タッチパネル11の振動を変更する方法としては、振動が無い状態と振動が有る状態との間で変化させることであってもよいし、ある振動から別の振動へ変化させることであってもよい。例えば、ある振動の状態から、振幅および/または周波数を変更してもよいし、振動を発生させる周期を変更してもよい。
<タッチ操作例1>
図7にタッチ操作例1の表示画面を示す。電子機器10の表示部18には、弓41から矢42を放って、リンゴ43に当てるゲーム画面が表示されている。
図8Aから図8Cはタッチ操作例1における操作状態を示した図である。図8Aにおいて弓41と矢42の後尾部42aを指でタッチする。図8Bにおいて矢42の後尾部42aをタッチしたまま下側に指をスライドさせる。このときの指の移動量をLとする。移動量Lは、弓41をタッチしている左手の指と矢42の後尾部42aをタッチしている右手の指の間隔の変化量でもある。図8Cにおいて矢42の後尾部42aをタッチしている指がタッチパネル11から離れると矢42が放たれ、振動部13が振動し、弓41をタッチしている指に触覚を与える。
このように、複数の指でタッチパネル11を操作し、少なくとも1本の指がタッチパネル11から離れたときに、タッチパネル11を振動させる。指が離れる前の複数の指の移動状態に応じてタッチパネル11の振動を変化させることで、指が離れるときの入力状態をユーザは触覚で感じることができ、リアルな操作感を実現することができる。
図9Aおよび図9Bにタッチ操作例1の振動パターンの一例を示す。指の移動量Lに応じて振動制御部33は振動部13の振動を制御する。図9Aに指の移動量がL1のときの振動パターンを示す。振動部13は2パルスの振動を発生する。図9Bに指の移動量がL2のときの振動パターンを示す。指の移動量はL1よりもL2の方が大きく、L1<L2の関係にある。図9Bに示すように指の移動量がL1のときに比べて振幅が大きな振動が発生する。このとき指の移動量Lが大きくなるほど矢42の放たれるスピードが速くなるとともに、矢42が放たれる音が大きくなることでユーザは、さらにリアルな操作感を得ることができる。
<タッチ操作例2>
図7から図8Cを参照して説明したゲーム操作を用いてタッチ操作例2について説明する。図10Aから図10Cはタッチ操作例2における操作状態を示す。図10A、図10Bは弓41の弦を引いた後にタッチパネル11から指が離れた状態を示す。図10Cは電子機器10の断面図を示す。図10Bは弦を引く方向を変えて矢42が飛ぶ方向を変えた状態である。このときタッチパネル11から離れた指の位置から弓41をタッチし続けている指の方向、すなわち矢印Dの方向に伝わる振動が発生する。タッチパネル11が2本の指の位置を検出した結果を元にマイクロコンピュータ20が振動の進行方向を算出し、振動制御部33に指令を送る。振動制御部33は振動部13a、13bの振動の位相、振幅、周波数を制御することで矢印Dの方向に進行する振動を発生させる。例えば、タッチパネル11上の振動の腹と節の位置を変化させることにより、矢印Dの方向に振動する位置を変化させることができる。このような振動を発生することで弓41を押さえた指に矢42の飛ぶ方向の触角を感じることでリアルな操作感を実現する。
<タッチ操作例3>
図11にタッチ操作例3の表示画面を示す。表示部18には、弦52を弾いて演奏できるギター51が表示されている。図12Aから図12Cはタッチ操作例3における操作状態を示した図である。図12Aにおいて弦52の2箇所を指でタッチする。図12Bにおいて、弦52の中央付近をタッチしている右手の指を下方向にスライドする。このときの指の移動量をLとする。移動量Lの変化に応じて、弦52をタッチしている指同士の間隔も変化する。図12Cにおいて弦52の中央をタッチしていた指をタッチパネル11から離すと、弦52の音が再生されるとともに振動部13が振動して、弦52を押さえ続けている左手の指に触覚を与える。
図13Aおよび図13Bにタッチ操作例3の振動パターンの一例を示す。指の移動量Lに応じて振動制御部33は振動部13の振動を制御する。図13Aに指の移動量がL1の振動パターンを示す。振動部13は徐々に減衰する振動を発生する。図13Bは指の移動量がL2の振動パターンを示す。指の移動量はL1よりもL2の方が大きく、L1<L2の関係にある。図13Bにおいて振動部13の振動は徐々に減少する振動であるが、図13Aよりも初期の振幅が大きく減衰するまでの時間が長い振動が発生する。すなわち弦52をより大きく弾くほど大きな音が再生されると同時に振動部13は、振幅が大きく長時間の振動を発生させる。このように、表示部18の弦52の振動の様子や弦52の響く音と同期したタッチパネル振動をユーザが感じることで、よりリアルな操作感を得ることができる。
なお、弦52の中央付近をタッチしている右手の指を下方向にスライドした後、全ての指をタッチパネル11から離したときは、タッチパネル11に接触し続ける指があるときとは別の振動を発生させてもよい。また、全ての指を離したときは、振動をさせなかったり、振動を停止させたりしてもよい。また、ある指を離した後にタッチパネル11に接触し続ける指の本数やそれぞれの位置に応じて振動を変化させてもよい。これにより、複数の指による操作に応じた、よりリアルな操作感を実現することができる。
<タッチ操作例4>
図11で示したギター51を演奏するタッチ操作を用いてタッチ操作例4を説明する。図14Aから図14Cにタッチ操作例4における操作状態を示した図を示す。図14Aにおいて弦52の2箇所を指でタッチする。図14Bにおいて、弦52の中央をタッチしている右手の指を下方向にスライドする。このときの指の移動速度(単位時間あたりの移動量)をVとする。移動速度Vの変化に応じて、弦52をタッチしている指同士の間隔の単位時間あたりの変化量も変化する。図14Cにおいて弦52の中央をタッチしていた指をタッチパネル11から離すと、弦52の音が再生されるとともに振動部13が振動して、弦52を押さえている指に触覚を与える。
図15Aおよび図15Bにタッチ操作例3の振動パターンの一例を示す。指の移動速度Vに応じて振動制御部33は振動部13の振動を制御する。図15Aに指の移動速度がV1のときの振動パターンを示す。振動部13は徐々に減衰する振動を発生する。図15Bは指の移動速度V2のときの振動パターンを示す。指の移動速度はV1よりもV2の方が大きく、V1<V2の関係にある。図15Bにおいて振動部13の振動は徐々に減少する振動であるが、図15Aよりも初期の振幅が大きく、減衰するまでの時間が長い振動が発生する。すなわち弦52をより速く弾くほど大きな音が再生されると同時に振動部13は、振幅が大きく長時間の振動を発生させる。このように、表示部18の弦52の振動の様子や弦52の響く音と同期したタッチパネル振動をユーザが感じることで、よりリアルな操作感を得ることができる。
(その他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術はこれらに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態も可能である。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
以下、他の実施の形態を例示する。
上述の実施の形態では、各構成を制御する制御部がそれぞれ設けられていたが、実施の形態はこれに限らない。振動制御部33等の各種制御部は、マイクロコンピュータ20が兼ねる構成であってもよい。
上述の実施の形態では、電子機器10の一例として、タブレット型の電子機器を用いて説明したが、電子機器10はこれには限らない。例えば、携帯電話、PDA、ゲーム機、カーナビゲーション、ATMなど、タッチパネル11を備える電子機器であってもよい。
上述の実施の形態では、タッチパネル11として表示部18の表示面の全面を覆うものを例示したが、実施の形態はこれには限らない。例えば、表示面の中央部のみにタッチパネル機能を有し、周辺部はタッチパネル機能を有する部分が覆っていない状態でもよい。
上述の実施の形態の説明で示した振動パターンの周波数、電圧、周期数は一例であり、矩形波、のこぎり波などの別の波形や、間欠的な波形や、連続的に周波数や振幅が変化する波形などでもよい。
また、ユーザがタッチするパネルとして、表示部18の表示面側に設けられたタッチパネル11を例示して説明したが、パネルはこれに限られない。例えば、タッチパッドのようなポインティングデバイスでもよい。この場合、振動部13は、タッチパッドに設けられており、複数の指の操作に応じてタッチパッドを振動させる。
また、上述の実施形態では、振動を発生することで触覚を提示したが、本開示の技術はこれに限られない。振動以外にも、例えば、静電気による摩擦の変化や、電流による皮膚の刺激、液体による画面形状の変化など、他の方法で触覚を呈示してもよい。触覚の呈示だけでなく、画面表示、音、光、熱などを適宜組み合わせてもよい。
なお、上述した電子機器の動作は、ハードウエアによって実現されてもよいしソフトウエアによって実現されてもよい。そのような制御動作を実行させるコンピュータプログラムは、例えばマイクロコンピュータ20の内蔵メモリーに記憶される。また、そのようなコンピュータプログラムは、それが記録された記録媒体(光ディスク、半導体メモリー等)から電子機器10へインストールしてもよいし、インターネット等の電気通信回線を介してダウンロードしてもよい。
(まとめ)
実施形態に係る電子機器10は、ユーザがタッチするタッチパネル11と、タッチパネル11を振動させる振動部13と、振動部13の振動を制御する振動制御部33とを備える。ユーザが複数の指でタッチパネル11に接触した後、複数の指の少なくとも1本をタッチパネル11から離し、且つ、複数の指の他の少なくとも1本がタッチパネル11に接触し続けているとき、振動制御部33は振動部13の振動を変更する。これにより、複数の指での操作のような複雑な操作に応じたリアルな操作感をユーザに提供することができる。
また、実施形態に係る電子機器10において、例えば、ユーザが複数の指でタッチパネル11に接触した後、複数の指の少なくとも1本をタッチパネル11から離し、且つ、複数の指の他の少なくとも1本がタッチパネル11に接触し続けているとき、振動制御部33は振動部13に振動を発生させる。これにより、複数の指での操作のような複雑な操作に応じたリアルな操作感をユーザに提供することができる。
また、実施形態に係る電子機器10において、例えば、ユーザが複数の指でタッチパネル11に接触した後、指の間隔を変更し、複数の指の少なくとも1本をタッチパネル11から離し、且つ、複数の指の他の少なくとも1本がタッチパネル11に接触し続けているとき、振動制御部33は振動部13の振動を変更する。これにより、複数の指での操作のような複雑な操作に応じたリアルな操作感をユーザに提供することができる。また、例えば、指の間隔の変化量に応じて、振動制御部33は振動を変更する。また、例えば、振動制御部33が、複数の指の少なくとも1本をタッチパネル11から離したときに振動部13に発生させる振動の大きさは、指の間隔の変化量が小さいときよりも大きいときの方が大きい。また、例えば、単位時間当たりの指の間隔の変化量に応じて、振動制御部33は振動を変更する。また、例えば、振動制御部33が、複数の指の少なくとも1本をタッチパネル11から離したときに振動部13に発生させる振動の大きさは、単位時間当たりの指の間隔の変化量が小さいときよりも大きいときの方が大きい。これらにより、複数の指での操作のような複雑な操作に応じたリアルな操作感をユーザに提供することができる。
また、実施形態に係る電子機器10において、例えば、振動制御部33は、指の間隔を変化させた方向に応じて、タッチパネル11上の振動を発生させる位置を変更する。また、例えば、振動制御部33は、タッチパネル11上の指を離した位置から、タッチパネル11に接触し続けている指の接触位置の方向に向かって、振動を発生させるタッチパネル11上の位置を変更する。これらにより、複数の指での操作のような複雑な操作に応じたリアルな操作感をユーザに提供することができる。
また、実施形態に係る電子機器10は、情報を表示する表示部18をさらに備えてもよい。ユーザがタッチパネル11から少なくとも1本の指を離す動作に応じて、表示部18は表示内容を変更し、振動制御部33は振動部13の振動を変更する。これにより、複数の指での操作のような複雑な操作に応じたリアルな操作感をユーザに提供することができる。
また、実施形態に係るコンピュータプログラムは、電子機器10に振動動作を実行させる。コンピュータプログラムは、ユーザのタッチパネル11へのタッチ操作を検出するステップと、ユーザが複数の指でタッチパネル11に接触した後、複数の指の少なくとも1本をタッチパネル11から離し、且つ、複数の指の他の少なくとも1本がタッチパネル11に接触し続けているとき、パネルの振動を変更するステップとを電子機器10のマイクロコンピュータ20に実行させる。これにより、複数の指での操作のような複雑な操作に応じたリアルな操作感をユーザに提供することができる。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、例えばユーザによるタッチ操作が可能な電子機器に有用である。
10 電子機器
11 タッチパネル
13a、13b 振動部
14 上カバー
15 下カバー
16 固定板金
17 スペーサ
18 表示部
19 基板
20 マイクロコンピュータ
21 圧電素子
22 シム板
23 ベース
31 タッチパネル制御部
32 表示制御部
33 振動制御部
37 各種入出力部
41 弓
42 矢
43 リンゴ
51 ギター
52 弦

Claims (10)

  1. ユーザがタッチするパネルと、
    前記パネルを振動させる振動部と、
    前記振動部の振動を制御する振動制御部と、
    を備え、
    前記ユーザが複数の指で前記パネルに接触した状態において、前記複数の指の少なくとも1本の指を前記パネルから離すときまでは、前記振動部は振動せず、
    前記ユーザが前記複数の指の少なくとも1本の指を前記パネルから離し、且つ、前記複数の指の他の少なくとも1本の指が前記パネルに接触しているとき、前記振動制御部は前記振動部振動するように制御する、電子機器。
  2. 前記ユーザが前記複数の指で前記パネルに接触した後、前記指の間隔を変更し、前記複数の指の少なくとも1本の指を前記パネルから離し、且つ、前記複数の指の他の少なくとも1本の指が前記パネルに接触しているとき、前記振動制御部は前記振動部振動するように制御する、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記指の間隔の変化量に応じて、前記振動制御部は前記振動部の振動の大きさを変更する、請求項に記載の電子機器。
  4. 前記振動制御部が、前記複数の指の少なくとも1本の指を前記パネルから離したときに前記振動部に発生させる振動の大きさは、前記指の間隔の変化量が小さいときよりも大きいときの方が大きい、請求項に記載の電子機器。
  5. 単位時間当たりの前記指の間隔の変化量に応じて、前記振動制御部は前記振動部の振動の大きさを変更する、請求項に記載の電子機器。
  6. 前記振動制御部が、前記複数の指の少なくとも1本の指を前記パネルから離したときに前記振動部に発生させる振動の大きさは、前記単位時間当たりの前記指の間隔の変化量が小さいときよりも大きいときの方が大きい、請求項に記載の電子機器。
  7. 前記振動制御部は、前記指の間隔を変化させた方向に応じて、前記パネル上の振動を発生させる位置を変更する、請求項1からのいずれかに記載の電子機器。
  8. 前記振動制御部は、前記パネル上の指を離した位置から、前記パネルに接触し続けている指の接触位置の方向に向かって、振動を発生させる前記パネル上の位置を変更する、請求項1からのいずれかに記載の電子機器。
  9. 情報を表示する表示部をさらに備え、
    前記ユーザが前記パネルから少なくとも1本の指を離す動作に応じて、前記表示部は表示内容を変更し、前記振動制御部は前記振動部の振動を制御する、請求項1からのいずれかに記載の電子機器。
  10. 電子機器に振動動作を実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、
    ユーザのパネルへのタッチ操作を検出するステップと、
    前記ユーザが複数の指で前記パネルに接触した状態において、前記複数の指の少なくとも1本の指を前記パネルから離すときまでは、前記パネルは振動させず、
    前記ユーザが前記複数の指の少なくとも1本の指を前記パネルから離し、且つ、前記複数の指の他の少なくとも1本の指が前記パネルに接触しているとき、前記パネル振動させるステップと、
    を前記電子機器のコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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