JP5658287B2 - 光信号検出回路および光受信器 - Google Patents

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Description

本発明は、光通信技術に関し、特に光信号の入力有無を的確に検出することができる光信号検出技術に関する。
光信号を受信して電気信号からなる受信出力を得る光受信器では、光信号がない状態において不要なノイズが光受信器から出力されるのを防ぐため、光信号の入力有無を判定する光信号検出回路(SD:Signal Detect)が用いられる。この光信号検出回路により、充分な信号強度の光信号を受信しているか否かを示す光信号検出信号を生成することによって、通信の異常検出や、無信号時にリミッティングアンプLAからノイズの出力を遮断するためのスケルチ(Squelch)制御が行われる。
図9は、従来の光受信器の構成を示すブロック図である(例えば、特許文献1等参照)。光受信器200において、パルス列からなる光信号Pinは、フォトダイオードPDによって光電流信号Iinに光電変換される。この光電流信号Iinは、プリアンプであるトランスインピーダンスアンプTIAによって増幅されて、電気信号Toutが出力される。このトランスインピーダンスアンプTIAから出力される電気信号Toutは、ポストアンプであるリミッティングアンプLAに入力される。リミッティングアンプLAは、電気信号Toutを増幅し、様々な強度の光信号Pinに対して一定振幅の受信出力Routを出力する。リミッティングアンプLAの後段には、通常、CDR(Clock Data Recovery)などの波形整形回路やタイミング調整回路が設けられ、受信出力Routに含まれるデータ信号からクロック信号を抽出したり、信号波形をデジタル信号として扱いやすい波形に整形したりしている。
また、トランスインピーダンスアンプTIAは、光信号検出回路20にAC結合されて、電気信号Toutの正相信号Tout+および逆相信号Tout−は、それぞれの結合コンデンサCを介して、光信号検出回路20に入力される。光信号検出回路20は、電気信号Toutを受信した場合にのみ比較出力信号Coutを出力するコンパレータ21と、この比較出力信号Coutを保持して、DC信号からなる光信号検出信号SDに変換するSRラッチ22を備えている。SRラッチ22は、リセット信号RESETによって、光信号検出信号SDの保持を解除する。例えばPONシステムに代表されるバースト通信では、PON制御ICが、バーストパケットの受信終了時にリセット信号RESETを出力することができる。
したがって、例えばスケルチ制御にこの光信号検出信号SDを用いて、リセット信号RESETを受信してから次のバースト信号を受信するまでの間、スケルチを閉じることによって、リミッティングアンプLAからノイズが出力されることを防ぐことができる。また、次のバースト信号を受信すると、スケルチを開いて通常の受信状態とすることができる。
図10は、従来技術にかかる光信号検出回路で用いられるコンパレータ21の構成を示す回路図である。このコンパレータ21は、初段バイアス回路21A、初段増幅回路21B、初段エミッタフォロア回路21C、次段増幅回路21Dから構成されている。
トランスインピーダンスアンプTIAとAC結合された初段バイアス回路21Aは、電源電位Vccを分圧する抵抗R21とR22および抵抗R23とR24からなる。初段バイアス回路21Aによって、それぞれの結合コンデンサCによってDC成分がカットされた電気信号Toutの正相信号Tout+および逆相信号Tout−に直流バイアスが与えられる。バイアスされた正相信号Tout+および逆相信号Tout−が初段増幅回路21Bの差動トランジスタ対Q21,Q22にそれぞれ入力される。
初段増幅回路21Bは、電気信号Toutの正相信号Tout+および逆相信号Tout−を差動増幅して、初段エミッタフォロワ回路21Cを介して次段増幅回路21Dに出力する。
ここで、初段増幅回路21Bにおいて、差動トランジスタ対Q21,Q22の負荷抵抗R25,R26の値を互いに異なる値にすれば、初段増幅回路21Bの出力のDCレベルはオフセット電圧を有することになる。
もし初段増幅回路21Bに入力される正相信号Tout+および逆相信号Tout−の振幅が小さければ、このオフセット電圧のために、トランジスタQ21からの反転出力とトランジスタQ22からの非反転出力は交差しない、すなわち、初段増幅回路21Bが差動信号を形成しない。この場合は、初段増幅回路21Bからの非反転出力および反転出力を入力とする次段増幅回路21Dからパルス状の比較出力信号Coutは出力されない。
一方、入力された正相信号Tout+および逆相信号Tout−の振幅が十分大きければ、オフセット電圧があっても、トランジスタQ21からの反転出力とトランジスタQ22からの非反転出力が交差する。この場合は、次段増幅回路21Dから出力される比較出力信号Coutには、その交差部分に応じたHighレベルとLowレベルが交互に現れることになる。
この比較出力信号CoutはSRラッチ22で保持される。その結果、例えば光信号Pinの受信開始とともに、光信号入力の有無を示す光信号検出信号SDとしてHighレベルが出力される。SRラッチ22の特徴は、ひとたび比較出力信号CoutとしてHighレベルが出力されればそのレベルが光信号検出信号SDとして保持出力される。したがって、信号受信に即座に応答する高速な光信号検出回路20を実現できる。
特開2009−044228号公報
ところで、光信号検出回路20においては、トランスインピーダンスアンプTIAからの電気信号Toutがある一定の値以上の振幅を持つ有意パルスを含むときだけ、コンパレータ21が比較出力信号Coutを出力するように、コンパレータ21において光信号Pinの入力有無に対する検出感度を調整する必要がある。
これは、検出感度が高すぎれば、バースト信号のない区間においても、混入したノイズを有意パルスとして誤まって検出してしまい、一方、検出感度が低すぎれば、バースト信号の入力があっても、検出遅れが生じてしまうからである。
また、温度や電源電位Vccが変動すると、フォトダイオードPDやトランスインピーダンスアンプTIAの特性が変動し、電気信号Toutの振幅も変動する。その結果、温度や電源電位Vccによってコンパレータ21の検出感度が影響を受けることになる。したがって、温度や電源電位Vccに応じてコンパレータ21の検出感度を調整する必要がある。
コンパレータ21の検出感度を調整する構成として、コンパレータ21内部に設けられた増幅回路の負荷抵抗値を、温度や電源電位Vccに応じて外部から自動調整する構成が考えられる。
図11は、コンパレータの検出感度を調整する回路の構成例を示している。ここでは、コンパレータ21内の次段増幅回路21Dの負荷抵抗R29,R30のうち負荷抵抗R29に、感度調整用の可変抵抗Radjが並列接続されている。すなわち、可変抵抗Radjの一端が次段増幅回路21DのトランジスタQ25のコレクタ端子に接続され、他端が電源電位Vccに接続されている。このトランジスタQ25および負荷抵抗R29は、初段エミッタフォロワ回路21Cから出力された初段出力信号Foutの逆相信号Fout−の増幅に用いられる。
この可変抵抗Radjの抵抗値を変化させると、R29とRadjの合成抵抗からなるQ25の負荷抵抗値が変化して、Q25のコレクタ端子から出力される比較出力信号Coutの直流レベルと振幅とが変化する。
したがって、例えばSRラッチ22は、入力端子Sにおけるしきい値電圧と比較出力信号Coutのパルス振幅との比較結果により比較出力信号Coutに対するラッチ有無を判断するので、SRラッチ22のしきい値電圧に対する比較出力信号Coutのパルス振幅を調整することによって、結果として、コンパレータ21の検出感度が調整される。
しかし、Q25の負荷抵抗値は、R29とRadjの合成抵抗値であることから、Radjと検出感度とのリニアリティが得られない。このため、光信号の検出感度を精度よく調整するのが難しいという問題点があった。
また、十分な大きさの振幅を持った比較出力信号Coutを得るため、前述した次段増幅回路21Dの後段にさらに差動増幅回路を配置し、この次段増幅回路21Dを構成するトランジスタQ25,Q26のコレクタ端子からそれぞれ得られる反転出力および非反転出力を、その後段に配置された差動増幅回路へ入力することがある。
このような回路構成に対して、図11の検出感度調整例を適用した場合、次段増幅回路21Dでは、逆相信号Fout−に対応するQ25からの出力信号の直流レベルのみならず振幅も調整される一方、正相信号Fout+に対応するQ26からの出力信号の振幅は調整されないため、後段に配置した差動増幅回路には、互いに振幅の異なる正相信号と逆相信号とが入力される。その結果、コンパレータ21の検出感度と温度や電源電位Vccとのリニアリティが得られず、光信号の検出感度を精度よく調整するのが難しいという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、光信号の検出感度を精度よく調整できる光信号検出技術を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明にかかる光信号検出回路は、パルス列からなる光信号を光電変換して得られた差動の電気信号に基づいて、光信号の入力有無を検出する光信号検出回路であって、結合コンデンサを介して入力された電気信号を差動増幅するとともに、電気信号のうち基準値以上の振幅を持つパルスを、差動の増幅出力信号として出力する増幅回路と、増幅出力信号の正相信号と逆相信号の電圧値を比較し、その比較結果を比較出力信号として出力するコンパレータと、比較出力信号に含まれる各パルスを保持コンデンサで充電するとともに、充電により得られた直流電圧を放電抵抗で放電することにより、光信号の入力有無に応じて変化する保持出力信号を生成するアナログ保持回路とを備え、増幅回路に、増幅出力信号の正相信号および逆相信号を差動増幅する際に用いるそれぞれの直流負荷電流を、外部の調整電圧源からの調整電圧値に応じて調整することにより、これら正相信号および逆相信号の直流バイアスを調整する電流加算回路を設けたものである。
これを換言するならば、本発明にかかる光信号検出回路は、光信号のパルス列に対応するパルスを含む電気信号の正相信号と逆相信号とを差動増幅して差動出力信号を出力する増幅回路と、前記差動出力信号の正相信号の電圧値と逆相信号の電圧値とを比較して、その比較結果に応じたパルス状の比較出力信号を出力するコンパレータと、前記パルス状の比較出力信号に基づいて前記光信号の入力有無を示す光信号検出信号を出力する保持回路とを備え、前記増幅回路は、一端がそれぞれ電源電位Vccに接続されて、前記差動出力信号の前記正相信号および前記逆相信号をそれぞれ生成する第1および第2の負荷抵抗と、前記第1および第2の負荷抵抗の少なくとも一方を流れる直流負荷電流を、外部の調整電圧源からの調整電圧値に応じて調整して、前記差動出力信号の前記正相信号の直流バイアスと前記逆相信号の直流バイアスとの差を調整する電流加算回路とを含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる光受信器は、パルス列からなる光信号を光電変換して光電流信号を出力する光電変換素子と、前記光電流信号を増幅して、前記パルス列に対応するパルスを含む電気信号を出力するトランスインピーダンスアンプと、前記電気信号を増幅して、一定振幅のパルスを含む受信出力を出力するリミッティングアンプと、前記電気信号に基づいて前記光信号の入力有無を検出する光信号検出回路とを備え、前記光信号検出回路は、前記電気信号の正相信号と逆相信号とを差動増幅して差動出力信号を出力する増幅回路と、前記差動出力信号の正相信号の電圧値と逆相信号の電圧値とを比較して、その比較結果に応じたパルス状の比較出力信号を出力するコンパレータと、前記パルス状の比較出力信号に基づいて前記光信号の入力有無を示す光信号検出信号を出力する保持回路とを備え、前記増幅回路は、一端がそれぞれ電源電位Vccに接続されて、前記差動出力信号の前記正相信号および前記逆相信号をそれぞれ生成する第1および第2の負荷抵抗と、前記第1および第2の負荷抵抗の少なくとも一方を流れる直流負荷電流を、外部の調整電圧源からの調整電圧値に応じて調整して、前記差動出力信号の前記正相信号の直流バイアスと前記逆相信号の直流バイアスとの差を調整する電流加算回路とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、電流加算回路によって第1および第2の負荷抵抗の少なくとも一方を流れる直流負荷電流を調整して、差動出力信号の正相信号の直流バイアスと逆相信号の直流バイアスとの差、すなわちオフセット電圧を調整することができる。このとき、正相信号の直流バイアスと逆相信号の直流バイアスとの差を調整することによっては、正相信号および逆相信号の振幅は変化しないので、光信号の検出感度を精度よく調整することができる。
図1は、第1の実施の形態にかかる光受信器および光信号検出回路の構成を示すブロック図である。 図2は、第1の実施の形態にかかる光受信器および光信号検出回路で用いられる増幅回路およびコンパレータの構成例を示す回路図である。 図3は、第1の実施の形態にかかる光受信器および光信号検出回路で用いられる保持回路の変形例を示す図である。 図4は、第1の実施の形態にかかる光受信器および光信号検出回路で用いられる増幅回路の要部を示す回路図である。 図5は、第1の実施の形態にかかる光信号検出回路の動作を示す信号波形図である。 図6は、第2の実施の形態にかかる光信号検出回路で用いられる増幅回路の構成例を示す回路図である。 図7は、第3の実施の形態にかかる光受信器および光信号検出回路の構成を示すブロック図である。 図8は、本発明の第4の実施の形態にかかる光信号検出回路で用いられる増幅回路の構成例を示す回路図である。 図9は、従来の光受信器の構成を示すブロック図である。 図10は、従来技術にかかる光信号検出回路で用いられるコンパレータの構成を示す回路図である。 図11は、コンパレータにおける光信号の検出感度調整例である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる光受信器および光信号検出回路について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる光受信器および光信号検出回路の構成を示すブロック図である。
光受信器100は、光ファイバを介して受信した光信号を電気信号に変換して出力する通信装置である。この光受信器100は、例えばFTTH(Fiber To The Home)システムに採用されているPON(Passive Optical Network)方式において、局側で複数ユーザを収容するOLT(Optical Line Terminal)で用いられる。
光受信器100は、主な回路構成として、フォトダイオードPD、トランスインピーダンスアンプTIA、リミッティングアンプLA、および光信号検出回路10を含んでいる。
フォトダイオードPDは、パルス列からなる光信号光信号Pinを光電変換して光電流信号Iinを出力する光電変換素子である。
トランスインピーダンスアンプTIAは、光電流信号Iinを増幅して、光信号Pinのパルス列に対応するパルスを含む電気信号Toutを出力する。
リミッティングアンプLAは、トランスインピーダンスアンプTIAから出力される電気信号Toutを増幅して、一定振幅のパルスを含む受信出力Routを出力する。リミッティングアンプLAによって、様々な強度の光信号Pinに対して一定振幅の受信出力Routが出力される。
光信号検出回路10は、トランスインピーダンスアンプTIAから出力される電気信号に基づいて光信号の入力有無を検出する。
光受信器100において、光ファイバを介して到達したパルス列からなる光信号Pinは、フォトダイオードPDで受信されて光電流信号Iinに変換される。この光電流信号Iinは、プリアンプであるトランスインピーダンスアンプTIAによって増幅されて、電気信号Toutが出力される。この電気信号Toutは、ポストアンプであるリミッティングアンプLAと光信号検出回路10とにそれぞれ入力される。
リミッティングアンプLAは、通常、多段の増幅回路で構成されており、レベル調整のため、エミッタフォロア回路を介して前段と後段の増幅回路が接続されることが多い。したがって、入力段は増幅回路であったり、エミッタフォロア回路であったりする。図1の例では、トランスインピーダンスアンプTIAからの電気信号Toutが、差動のエミッタフォロア回路EFを介して、主増幅回路群MAへ入力されている。
トランスインピーダンスアンプTIAの出力端子とリミッティングアンプLAの入力端子は、AC結合である場合もあればDC結合である場合もある。
なお、図1では省略してあるが、リミッティングアンプLAの後段には、通常、CDRなどの波形整形回路やタイミング調整回路が設けられている。これらの回路によって受信出力Routに含まれるデータ信号からクロック信号を抽出したり、信号波形をデジタル信号として扱いやすい波形に整形したりする。
[光信号検出回路]
一方、光信号検出回路10は、トランスインピーダンスアンプTIAに対して、リミッティングアンプLAと並列に接続されて、トランスインピーダンスアンプTIAからの電気信号に基づいて、光信号Pinの入力有無を検出する回路部である。
光信号検出回路10は、結合コンデンサCを介してトランスインピーダンスアンプTIAにAC結合されている。
光信号検出回路10は、主な回路部として、増幅回路11、コンパレータ12、アナログ保持回路13、および出力バッファ14を含む。
ここで、増幅回路11は、トランスインピーダンスアンプTIAからの電気信号Toutの正相信号Tout+と逆相信号Tout−とを差動増幅して、差動出力信号Aoutを出力する。後述するように、増幅回路11は、トランスインピーダンスアンプTIAからの電気信号Toutのうち、ある一定の値以上の振幅を持つ有意パルスに対応して、差動性を具備した出力信号(差動出力信号)Aoutを出力する。
トランスインピーダンスアンプTIAからの正相信号Tout+および逆相信号Tout−は、AC結合用の結合コンデンサCを介して増幅回路11に入力される。結合コンデンサCの容量は、受信信号のビットレートに応じて最適化すればよい。例えばビットレートが10Gbpsであれば、概ね1pF以下が望ましい。
コンパレータ12は、増幅回路11から出力される差動出力信号Aoutの正相信号Aout+および逆相信号Aout−を入力とし、差動出力信号Aoutの正相信号Aout+の電圧値と逆相信号Aout−の電圧値とを比較して、その比較結果に応じたパルス状の比較出力信号Coutを出力する。この比較出力信号Coutは、単相(シングルエンド)の信号である。比較出力信号Coutは、トランスインピーダンスアンプTIAからの電気信号Toutがある一定の値以上の振幅を持つ有意パルスを含んでいるときは、パルス状の信号を含む。
なお、増幅回路11およびコンパレータ12の内部構成の詳細については、図2を参照して後述する。
[保持回路]
アナログ保持回路13と出力バッファ14とは、パルス状の比較出力信号Coutに基づいて光信号Pinの入力有無を示す光信号検出信号SDを出力する保持回路を構成する。
アナログ保持回路13は、コンパレータ12から出力されたパルス状の比較出力信号Coutによって充電される保持コンデンサChと、この保持コンデンサChと並列に接続された放電抵抗Rhとを含み、保持コンデンサChに保持された電荷を放電抵抗Rhで放電することにより、光信号Pinの入力有無に応じて変化する保持出力信号Houtを出力する。
本実施の形態においては、アナログ保持回路13は、図1に示すように、コンパレータ12の出力端子に接続されたアノード端子を有するダイオードDhを含んでいる。保持コンデンサChの一端はこのダイオードDhのカソード端子に接続され、保持コンデンサChの他端は接地電位GNDに接続されている。同様に、放電抵抗Rhの一端はダイオードDhのカソード端子に接続され、放電抵抗Rhの他端は接地電位GNDに接続されている。
この構成により、コンパレータ12から出力された比較出力信号Coutに含まれる各パルスのうち、保持コンデンサChの端子間電圧よりダイオードDhの接合電圧分だけ高いパルスのみがダイオードDhで抽出される。アナログ保持回路13においては、ダイオードDhで整流されたこれらパルスによって保持コンデンサChが充電される一方、保持コンデンサChに充電された電荷が、放電抵抗Rhによって放電され、互いに並列に接続された保持コンデンサChおよび放電抵抗Rhの端子間電圧が保持出力信号Houtとして出力される。
コンパレータ12から出力される比較出力信号Coutに含まれるパルスは、パルス列からなる光信号の入力の有無に対応している。したがって、アナログ保持回路13の保持出力信号Houtは、光信号Pinの入力有無に応じて変化するアナログの直流電圧信号となる。具体的には、光信号Pinが信号有り状態の場合には、コンパレータ21から入力されるパルスによって保持コンデンサChが充電されて、保持出力信号Houtの電位は時間の経過とともに上昇し、光信号Pinが信号断状態となった場合には、コンパレータ21からパルスの入力が途絶えるので、保持コンデンサChが放電されて、保持出力信号Houtの電位は時間の経過とともに低下する。
出力バッファ14は、アナログ保持回路13で生成されたアナログの直流電圧からなる保持出力信号Houtを、例えばしきい値処理することによって、一般的な論理ゲートで用いられるデジタル論理信号へ整形して、光信号Pinの入力有無を示す光信号検出信号SDを出力する。
本実施の形態においては、コンパレータ12から出力されるパルス状の比較出力信号Coutに基づいて光信号Pinの入力有無を示す光信号検出信号SDを出力する保持回路を、アナログ保持回路13と出力バッファ14とから構成したことによって、光信号Pinの信号断を示す光信号検出信号SDが自律的に出力される。
アナログ保持回路13の保持コンデンサChと放電抵抗Rhで決まる時定数については、電気信号Tout+,Tout−として入力されるバースト信号の先頭を検出するための応答速度と、バースト信号内に含まれる同符号連続区間を信号断と誤判定しない同符号連続耐性との兼ね合いで決定される。
アナログ保持回路13の保持出力信号Houtは、原理的には、光信号Pinの受信時にトップホールドされるとともに、光信号断時にはLowレベルとなるため、光信号検出信号SDもこれに応じた論理とすることができる。この際、例えば、光信号検出信号SDにおいて信号断表示をHighレベルで表示する場合には、保持出力信号HoutがLowレベルであるとき、光信号検出信号SDがHighレベルとなるような論理構成にすればよい。
なお、本実施の形態における保持回路の変形例として、図3に示すように、出力バッファ14に代えてシュミットトリガインバータ14Aを用いてもよい。
アナログ保持回路13から出力される保持出力信号Houtのレベル変化は、比較出力信号Coutの変化に比べて緩慢であるため、1つの論理レベルで出力のレベルを切り替えると、その閾値付近で出力論理レベルが振動するいわゆるチャタリングを引き起こす危険がある。
シュミットトリガインバータ14Aを用いれば、保持出力信号Houtの出力レベルが充分低下しないとSDを表示せず、SDを表示した後は充分高いレベルの電位をアナログ保持回路13が出力しない限りSD表示を解除しないようにできる。
このようなヒステリシスは、オペアンプを用いたヒステリシスコンパレータによっても実現でき、シュミットトリガインバータ14Aの代わりに用いてもよい。しかし、一般にオペアンプのスルー・レート(Slew Rate:最大応答速度)は100V/ms以下と遅いため、SDの応答性を示すAssert/Deassert時間を増大することになり、高速応答を実現するには好ましくない。また、ヒステリシスコンパレータを用いる場合は、別途、参照電圧の入力が必要となる。
[増幅回路およびコンパレータ]
次に、図2および図4を参照して、本実施の形態にかかる光信号検出回路10で用いられる増幅回路11およびコンパレータ12の内部構成について詳細に説明する。
図2は、第1の実施の形態にかかる光信号検出回路10で用いられる増幅回路11およびコンパレータ12の構成例を示す回路図である。図4は、増幅回路12の要部を示す回路図である。
本発明の光信号検出回路では、正相信号と逆相信号に直流バイアスの差を与え、後段のコンパレータ回路を駆動できるか否かかによって受信信号の有無を判定する。そのため、検出感度の調整のためには、増幅回路11において検出対象信号の直流バイアスのみを可変させることが重要である。
増幅回路11は、一端がそれぞれ電源電位Vccに接続されて、差動出力信号Aoutの正相信号Aout+および逆相信号Aout−をそれぞれ生成する第1および第2の負荷抵抗R9、R10と、第1および第2の負荷抵抗R9、R10の少なくとも一方を流れる直流負荷電流を、外部の調整電圧源からの調整電圧値Vadjに応じて調整して、差動出力信号Aoutの正相信号Aout+の直流バイアスと逆相信号Aout−の直流バイアスとの差を調整する電流加算回路11Eとを含んでいる。
具体的には、増幅回路11は、初段バイアス回路11A、初段増幅回路(前側増幅回路)11B、初段エミッタフォロア回路11C、次段増幅回路(後側増幅回路)11D、電流加算回路11E、および次段エミッタフォロア回路11Fを備えている。これらの回路は、半導体チップ上にそれぞれ集積化されている。
初段バイアス回路11Aは、電源電位Vcc(第1の電源電位)にプルアップされた抵抗素子R1,R3と接地電位GND(第2の電源電位)にプルダウンされた抵抗素子R2,R4とから構成された抵抗分圧回路を含む。初段バイアス回路11Aは、結合コンデンサCを介して入力された電気信号Toutの正相信号Tout+および逆相信号Tout−に対して、それぞれR1,R3の抵抗比およびR2,R4の抵抗比に応じた直流バイアスを与える。実際には、R1,R3の抵抗比とR2,R4の抵抗比とを等しくして、電気信号Toutの正相信号Tout+および逆相信号Tout−に対して等しい直流バイアスを与える。
初段増幅回路11Bは、電気信号Toutの正相信号Tout+と逆相信号Tout−とを差動増幅して初段出力信号を出力する増幅回路である。
このような初段増幅回路11Bは、例えば、差動対をなすトランジスタQ1,Q2と、トランジスタQ1のコレクタ端子と電源電位Vccとの間に接続された抵抗素子R5と、トランジスタQ2のコレクタ端子と電源電位Vccとの間に接続された抵抗素子R6と、トランジスタQ1,Q2のエミッタ端子間に直列接続された抵抗素子R7,R8と、抵抗素子R7,R8の接続点と接地電位GNDとの間に接続された定電流源I1とで構成された差動増幅回路である。
ここで、抵抗素子R5,R6は、初段増幅回路11Bを構成する差動増幅回路の負荷抵抗に相当する。第1の実施の形態においては、抵抗素子R5,R6は互いに異なる抵抗値が設定されている。その結果、トランジスタQ1,Q2のコレクタ端子からそれぞれ出力される差動出力、すなわち、初段出力信号の逆相信号と正相信号との間にオフセット電圧を与えることができる。
初段エミッタフォロア回路11Cは、初段増幅回路11Bの出力インピーダンスよりも低い出力インピーダンスを有するとともに、初段増幅回路11Bからの初段出力信号を出力するインピーダンス調整回路である。
このような初段エミッタフォロア回路11Cは、例えば、初段増幅回路11Bの差動トランジスタQ1,Q2のコレクタ端子にそれぞれ接続されたベース端子と電源電位Vccにそれぞれ接続されたコレクタ端子とを有する2つのトランジスタQ3,Q4と、これらトランジスタQ3,Q4のエミッタ端子と接地電位GNDとの間にそれぞれ接続された定電流源I2,I3とから構成することができる。
初段エミッタフォロア回路11Cは、初段増幅回路11Bの出力インピーダンスよりも低い出力インピーダンスを有するとともに、トランジスタQ3,Q4のベース端子にそれぞれ入力された初段増幅回路11Bの初段出力信号の正相信号および逆相信号を出力する。以下、初段エミッタフォロワ回路11Cを介して出力される初段増幅回路11Bの初段出力信号を「初段出力信号Fout」という。
次段増幅回路11Dは、初段出力信号Foutの正相信号Fout+と逆相信号Fout−とを差動増幅して差動出力信号Noutを出力する増幅回路である。
このような次段増幅回路11Dは、例えば、差動対をなすトランジスタQ5,Q6と、トランジスタQ5のコレクタ端子と電源電位Vccとの間に接続された抵抗素子R9(第1の負荷抵抗)と、トランジスタQ6のコレクタ端子と電源電位Vccとの間に接続された抵抗素子R10(第2の負荷抵抗)と、トランジスタQ5,Q6のエミッタ端子の接続点と接地電位GNDとの間に接続された定電流源I4とで構成された差動増幅回路である。このような次段増幅回路11Dは、トランジスタQ5,Q6のベース端子に入力された、初段出力信号Foutの逆相信号Fout−と正相信号Fout+とを差動増幅し、次段増幅信号Noutを出力する。
電流加算回路11Eは、次段増幅回路11Dの第1および第2の負荷抵抗R9,R10の少なくとも一方を流れる直流負荷電流を、外部の調整電圧源からの調整電圧値Vadjに応じて調整して、差動出力信号Aoutの正相信号Aout+の直流バイアスと逆相信号Aout−の直流バイアスとの差、すなわちオフセット電圧を調整する回路である。
このような電流加算回路11Eは、例えば、次段増幅回路11Dの第1の負荷抵抗R9の他端、すなわち、次段増幅回路11DのトランジスタQ5のコレクタ端子に接続されたコレクタ端子(第1の入出力端子)と、所定の電圧値Vsetが入力されるベース端子(制御端子)とを有するトランジスタQ7(第1のトランジスタ)と、第2の負荷抵抗R10の他端、すなわちトランジスタQ6のコレクタ端子に接続されたコレクタ端子と、調整電圧値Vadjが入力されるベース端子と、第1のトランジスタQ7のエミッタ端子(第2の入出力端子)と接続されたエミッタ端子とを備え、第1のトランジスタQ7と差動対をなす第2のトランジスタQ8と、第1のトランジスタQ7のエミッタ端子(第2の入出力端子)と第2のトランジスタQ8のエミッタ端子との接続点に接続された定電流源I5とを含む。
より具体的には、このような電流加算回路11Eは、コレクタ端子がトランジスタQ5のコレクタ端子(正相信号Nout+)に接続されたトランジスタQ7(第1のトランジスタ)と、このトランジスタQ7と差動対をなし、コレクタ端子がトランジスタQ6のコレクタ端子(逆相信号Nout−)に接続されたトランジスタQ8(第2のトランジスタ)と、Q7,Q8のエミッタ端子の接続点と接地電位GNDとの間に接続された定電流源I5と、Q7のベース端子と接地電位GNDとの間に接続された設定電圧源Vsetと、Q8のベース端子と接地電位GNDとの間に外部接続された調整電圧源Vadjとから構成することができる。
この電流加算回路11Eは、調整電圧源Vadjと設定電圧源Vsetとの差に応じた電流を、次段増幅回路11Dの負荷抵抗R9,R10を流れる直流負荷電流にそれぞれ加算する。電流加算回路11Eにより、次段増幅回路11Dの負荷抵抗R9,R10に流れる直流負荷電流が増加すると、次段増幅信号Noutの正相信号Nout+と逆相信号Nout−の直流バイアスが低下する。
この電流加算回路11Eにおいては、差動対をなすトランジスタQ7,Q8のエミッタ端子に定電流源I5が共通接続されているので、トランジスタQ7,Q8に引き込まれる合計電流の大きさは一定であり、かつ、そのトランジスタQ7,Q8のそれぞれに引き込まれる電流は、設定電圧源Vsetと調整電圧源Vadjとの電圧差に応じて分配される。
したがって、調整電圧源Vadjを調整することによって、次段増幅信号Noutの正相信号Nout+の直流バイアスの低下量と逆相信号Nout−の直流バイアスの低下量との差、すなわちオフセット電圧の大きさを調整することができる。
次段エミッタフォロア回路11Fは、それぞれのエミッタ端子が電源電位Vccに接続されたトランジスタQ9,Q10と、これらQ9,Q10のコレクタ端子と接地電位GNDとの間にそれぞれ接続された定電流源I5,I6とからなるインピーダンス調整回路である。この次段エミッタフォロア回路11Fによって、トランジスタQ9,Q10のベース端子にそれぞれ入力された次段増幅回路11Dの次段増幅信号Noutの逆相信号Nout−と正相信号Nout+とは、逆相信号Aout−と正相信号Aout+とからなる差動出力信号Aoutとしてそれぞれ低インピーダンスで出力される。
なお、初段エミッタフォロア回路11Cおよび次段エミッタフォロア回路11Fは、出力インピーダンスの調整という、回路実装上の要請から設けられるものであり、本発明の目的を達成するために不可欠なものではない。
コンパレータ12は、例えば、それぞれのドレイン端子が電源電位Vccに接続され、互いのゲート端子が接続された差動対をなす2つのMOSFETM1,M2と、ゲート端子に正相信号Aout+が入力され、ドレイン端子がM1のソース端子およびM1,M2のゲート端子に接続されたMOSFETM3と、ゲート端子に逆相信号Aout−が入力され、ドレイン端子がM2のソース端子に接続されたMOSFETM4と、M3,M4のソース端子の接続点と接地電位GNDとの間に接続された定電流源I8とから構成された電圧比較回路である。
このコンパレータ12によって、増幅回路11の次段エミッタフォロア回路11Fから出力された差動出力信号Aoutの正相信号Aout+の電圧値と逆相信号Aout−の電圧値とが比較され、M4のドレイン端子からその比較結果を示す単相(シングルエンド)の比較出力信号Coutが出力される。
なお、第1の実施の形態においては、増幅回路11をバイポーラトランジスタで構成し、コンパレータ12をCMOSFETで構成した、いわゆるBiCMOS回路技術を用いた場合を例として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、増幅回路11の一部あるいはすべてをMOSFETで構成してもよい。
[第1の実施の形態にかかる光信号検出回路の動作]
次に、図1〜図4を参照して、本実施の形態にかかる光信号検出回路10の動作について説明する。
トランスインピーダンスアンプTIAから入力されたバースト信号(電気信号Tout)は、結合コンデンサCを介して微分波形となって増幅回路11に入力され、初段増幅回路11Bで差動増幅される。この際、抵抗素子R5,R6の抵抗値として、基準値に応じた互いに異なる抵抗値が予め設定されているため、初段出力信号Foutのうち逆相信号Fout−の直流バイアスと正相信号Fout+の直流バイアスとの間には、基準値に相当するオフセット電圧が与えられる。
このようにして得られた初段出力信号Foutは、初段エミッタフォロア回路11Cを介して次段増幅回路11Dへ入力されて差動増幅される。
次段増幅回路11Dにおいて、抵抗素子R9(第1の負荷抵抗)と抵抗素子R10(第2の負荷抵抗)の直流負荷電流には、電流加算回路11Eにより、設定電圧源Vsetと調整電圧源Vadjとの電圧差に応じた電流が加算されている。例えば、設定電圧源Vsetの設定電圧値より調整電圧源Vadjの調整電圧値を下げると、両電圧値の差に応じて抵抗素子R10に流れる直流負荷電流の増加量より抵抗素子R9に流れる直流負荷電流の増加量の方が大きくなる。したがって、正相信号Nout+の直流バイアスが逆相信号Nout−の直流バイアスよりも低下する。
このように電流加算回路11Eにより直流バイアスが調整された次段増幅信号Noutは、次段エミッタフォロワ回路11Fを介して差動出力信号Aoutとして出力される。
差動出力信号Aoutの正相信号Aout+と逆相信号Aout−とのオフセット電圧、すなわち両者の重なり具合は、電流加算回路11Eの設定電圧源Vsetと調整電圧源Vadjの電圧差に応じて変化する。
この後、差動出力信号Aoutは、コンパレータ12において、その交差期間が検出され、その交差期間に対応するパルスを持つ比較出力信号Coutがコンパレータ12からアナログ保持回路13へ出力される。
このとき、差動出力信号Aoutの振幅がオフセット電圧に比較して十分な大きさを有する場合は差動出力信号Aoutの正相信号Aout+と逆相信号Aout−が交差するので、正相信号Aout+の電位と逆相信号Aout−の電位が逆転している期間に応じて、コンパレータ12からはパルス状の比較出力信号Coutが出力される。
逆に、差動出力信号Aoutの振幅がオフセット電圧と比較して十分な大きさを有しない場合は、差動出力信号Aoutの正相信号Aout+と逆相信号Aout−が交差しないので、コンパレータ12からパルス状の比較出力信号Coutは出力されない。
このように、第1の実施の形態にかかる光信号検出回路によれば、電流加算回路11Eの調整電圧源Vadjの調整電圧値を調整することにより、差動出力信号Aoutの正相信号Aout+の直流バイアスと逆相信号Aout−の直流バイアスとの差、すなわちオフセット電圧を変化させることができる。これにより、両信号の重なり具合が変化して、両信号の交差期間が変化する。したがって、結果として、光信号Pinの検出感度を調整することができる。
すなわち、調整電圧源Vadjの調整電圧値を調整することによって、光信号Pinの検出感度を調整することができる。したがって、電気信号Toutがある一定の値以上の振幅を持つ有意パルスを含むときには、コンパレータ21がパルス状の比較出力信号Coutを出力する一方、バースト信号のない区間においてこの値に満たない振幅をもつノイズが混入しても、これを有意パルスとして誤まって検出することを避けることができる。
この際、正相信号Aout+の直流バイアスと逆相信号Aout−の直流バイアスは、調整電圧源Vadjの調整電圧値に対してリニアに変化する。また、この調整電圧値を変化させた場合、正相信号Aout+の直流バイアスと逆相信号Aout−の直流バイアスとが変化しても、これらの信号の振幅は変化しない。このため、温度や電源電位Vccに応じて外部から自動調整する場合、正相信号Aout+と逆相信号Aout−との直流バイアスを正確に調整することができる。
このようにして、コンパレータ12で生成された比較出力信号Coutは、アナログ保持回路13へ入力されて、比較出力信号Coutに含まれる各パルスのうち、保持コンデンサChの直流電圧よりダイオード接合電圧分だけ高い信号区間のみがダイオードDhで抽出されて、保持コンデンサChに充電される。
これにより、保持コンデンサChの直流電圧、すなわち保持出力信号Houtは、光信号Pinのバースト信号のうち、基準値以上の振幅を持つパルスにより充電されて電圧値が上昇し、バースト信号のない信号断区間、バースト信号のうちパルス信号のない同符号連続区間、および基準値に満たない振幅のパルス区間については、放電抵抗Rhにより放電されて電圧値が低下する。なお、バースト信号のない信号断区間において、保持出力信号Houtが接地電位GNDまで低下しないのは、比較出力信号Coutに直流バイアスが印加されているからである。
上述したように、保持コンデンサChと放電抵抗Rhの時定数は、バースト信号の先頭を検出するための応答速度と、バースト信号内に含まれる同符号連続区間を信号断と誤判定しない同符号連続耐性との兼ね合いで決定されている。
これにより、バースト信号が入力された際、このバースト信号に含まれるパルスによって、応答時間として規定された100ns以下の所要時間で、保持出力信号Houtがバースト信号のないLowレベルからバースト信号有りを示すHighレベルまで充電される。また、バースト信号に含まれる同符号連続区間が到来した際、このパルス断により保持出力信号Houtが放電されても、最大同符号連続区間である約13nsecだけ、バースト信号有りを示すHighレベル、すなわちしきい値Hth以上に保持される。
したがって、バースト信号が入力された際には、所定の応答時間内に光信号Pinの検出を示す光信号検出信号SDを出力することができ、バースト信号内に同符号連続区間が含まれている場合でも、誤って信号断を示す光信号検出信号SDを出力することもなく、光信号Pinの検出を示す光信号検出信号SDを保持出力することができる。
図5は、第1の実施の形態にかかる光信号検出回路の動作を示す信号波形図である。
ここでは、光信号検出回路10を含む光受信器100が適用されるシステムとして、10G−EPONを想定しており、バースト信号として入力される電気信号Toutは、ビットレートが10Gbpsで、PN7段の信号から構成されている。このバースト信号は、約10mVの振幅(差動で約20mVの振幅)を持っている。この10mVという振幅は、一般的なトランスインピーダンスアンプTIAにおける最小受信感度(−30dBm程度)のときの出力振幅に相当する。ここでは、信号断区間において、バースト信号へのノイズ混入を想定し、約2mVの振幅があるものとした。
このバースト信号には、例えば130bit、すなわち約13nsecの連続同符号区間が含まれるものとし、バースト信号の先頭検出に対する応答時間は100ns以下としている。これにより、アナログ保持回路13の保持コンデンサChの容量値を1pFとし、放電抵抗Rhの抵抗値を25kΩとした。なお、電源電位Vccは3.3Vであり、接地電位GNDは0Vである。
次段増幅信号Noutの正相信号Nout+と逆相信号Nout−には、約0.2V程度の直流オフセットが加えられている。また、図3に示すように、出力バッファ14に代えてシュミットトリガインバータ14Aが用いられている。
図5に示されているように、同符号連続期間は、コンパレータ12からの比較出力信号Coutが停止するが、アナログ保持回路13のドループ(放電)時間により、保持出力信号Houtは、シュミットトリガインバータ14Aの論理を反転させるまでには至らない。したがって、光信号検出信号SDは、Lowレベルを維持し、信号検出状態を表示し続けている。
この後、バーストOFF状態になると、アナログ保持回路13の保持出力信号Houtは低下を開始し、開始から約55ns後に光信号検出信号SDがHighレベルとなり、信号断が表示されている。
シュミットトリガインバータ14Aを用いた場合、光信号検出信号SDがLowレベルからHighレベルに変化するのは、保持出力信号Houtが約0.76Vになった時点であるが、逆に、Highレベルから再びLowレベルに変化するのは保持出力信号Houtが約1.76Vとなったときである。
このように、光信号検出信号SDの判定論理に1Vものヒステリシスを付与することで、連続同符号やノイズ入力に対して誤動作を防止することができる。
従来技術によれば、光信号断(LOS:Loss of Signal)の検出に数百ns〜数msの応答時間が必要であった。これに対し、本実施の形態にかかる光信号検出回路10によれば、10Gbpsという高速信号にもかかわらず、約55nsで光信号検出信号SDが光信号断を表示している。また、信号検出はさらに速く、約18nsで検出表示している。
この応答の俊敏さは、光信号検出回路10をアラームではなくセンサとして用いるために重要な特性となる。例えば10G−EPONの物理層におけるプリアンブル長の国際標準規格は1200nsである。これに比べて18nsの応答時間は充分短いため、スリープ状態から自律的に信号受信を検出し、回路を起動するトリガの発出などに用いることができる。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、光信号検出回路10において、結合コンデンサCを介して入力された電気信号Toutの正相信号Tout+と逆相信号Tout−とを差動増幅して差動出力信号Aoutを出力する増幅回路11に電流加算回路11Eを設けて、差動出力信号Aoutの正相信号Aout+および逆相信号Aout−をそれぞれ生成する第1および第2の負荷抵抗R9,R10を流れる直流負荷電流を、外部の調整電圧源Vadjからの調整電圧値に応じて調整することにより、これら正相信号Aout+の直流バイアスと逆相信号Aout−の直流バイアスとの差を調整するようにしたものである。
より具体的には、電流加算回路11Eに、コレクタ端子が差動出力信号Aoutのうち正相信号Aout+の増幅に用いる第1の負荷抵抗R9の一端に接続され、ベース端子に設定電圧源Vsetからの設定電圧値が入力される第1のトランジスタQ7と、この第1のトランジスタと差動対をなし、コレクタ端子が差動出力信号Aoutのうち逆相信号Aout−の増幅に用いる第2の負荷抵抗R10の一端に接続され、ベース端子に調整電圧源Vadjからの調整電圧値が入力される第2のトランジスタQ8と、これら第1および第2のトランジスタQ7,Q8のエミッタ端子の接続点に接続された定電流源I5とを設けたものである。
これにより、差動出力信号Aoutの正相信号Aout+の直流バイアスと逆相信号Aout−の直流バイアスとは、調整電圧源Vadjの調整電圧値に対してリニアに変化する。また、この調整電圧値を変化させた場合、正相信号Aout+と逆相信号Aout−との直流バイアスが調整されるものの、これら信号の振幅は変化しない。このため、温度や電源電位Vccに応じて外部から自動調整する場合、正相信号Aout+と逆相信号Aout−との直流バイアスを正確に調整することができる。これにより、高い精度で光信号Pinを検出することができる。
また、本実施の形態では、光信号検出回路10において、増幅回路11で、結合コンデンサを介して入力された差動のトランスインピーダンスアンプTIAからの電気信号Toutのうち、ある一定の値以上の振幅を持つ有意パルスを差動出力信号Aoutとして出力し、コンパレータ12で差動出力信号Aoutの正相信号Aout+と逆相信号Aout−の電圧値を比較し、その比較結果を比較出力信号Coutとして出力し、アナログ保持回路13で、比較出力信号Coutに含まれる各パルスを保持コンデンサで充電するとともに、充電により得られた直流電圧を放電抵抗で放電することにより、光信号の入力有無に応じて変化する保持出力信号Houtを生成するようにしたので、リセット信号などの外部からの制御信号を必要とすることなく自律的に動作して、光信号の入力有無を的確に検出することができる。
したがって、光信号検出回路10の外部から、リセット信号などの制御信号の入力を必要としないため、このような制御信号を出力する機能を持たない光受信器にも容易に適用でき、高い汎用性が得られる。また、光受信器から、このような制御信号を出力する回路部を削除することができ、低コスト化を実現できる。
また、本実施の形態では、アナログ保持回路13でバースト信号に含まれるパルスを充電することにより、光信号の入力有無を検出しているため、光信号Pinの信号断時にノイズ入力があった場合でも、これによる誤動作を回避でき、安定した光信号検出動作を実現できる。
また、本実施の形態では、比較出力信号Coutに含まれる各パルスを整流するダイオードDhと、整流されたこれらパルスを充電する保持コンデンサChと、充電により得られた直流電圧を放電する放電抵抗Rhとからアナログ保持回路13を構成しているため、極めて小さい回路規模で、光信号の入力有無に応じて変化する保持出力信号を生成することができる。この際、ChとRhの時定数については、対象となるFTTHシステムに応じて、バースト信号の先頭を検出するための応答速度と、バースト信号内に含まれる同符号連続区間を信号断と誤判定しない同符号連続耐性との兼ね合いで決定することができ、高速応答性を確保しつつ、十分なノイズ耐性を得ることができる。
また、本実施の形態では、増幅回路11に、カスケード接続された2つの差動増幅回路を設け、これら差動増幅回路のうち前段に位置する初段増幅回路11Bで、逆相信号Fout−および正相信号Fout+のそれぞれに対応した2つの負荷抵抗R5,R6であって、かつ基準値に応じた互いに異なる抵抗値を有する負荷抵抗R5,R6を用いて、これら逆相信号および正相信号を差動増幅することにより、当該逆相信号の直流バイアスと当該正相信号の直流バイアスとの間に基準値に応じたオフセット電圧を印加して出力し、初段増幅回路11Bより後側に位置する次段増幅回路11Dで、逆相信号Fout−と正相信号Fout+とを差動増幅して差動出力信号として出力するようにしたので、光信号Pinの信号断時にノイズ入力があった場合でも、基準値に満たない振幅のパルスについては除去することができる。
なお、本発明においては、初段増幅回路11Bの2つの負荷抵抗R5,R6を同じ抵抗値としてもよい。この場合であっても、電流加算回路11Eによる直流負荷電流の調整によって感度を調整することができる。
また、本実施の形態において、出力バッファ14の代わりにラッチ回路を接続しても良い。これにより、ラッチ回路をコンパレータ出力に直接接続する構成と比較して、ラッチ回路においてノイズの影響を受けにくくする効果が期待できる。ただし、保持出力信号HoutがLowレベルになってもラッチ出力は変化しないため、別途リセット信号が必要である。ラッチ回路を用いると別途リセット信号が必要となるが、判定結果が定まらない「チャタリング動作」は回避することができる。
[第2の実施の形態]
次に、図6を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる光信号検出回路10について説明する。図6は、第2の実施の形態にかかる光信号検出回路で用いられる増幅回路の構成例を示す回路図である。
第1の実施の形態では、増幅回路11の初段バイアス回路11Aにおいて、抵抗素子R1〜R4を用いた抵抗分圧回路で生成した直流バイアスを、電気信号Toutの正相信号Tout+および逆相信号Tout−のそれぞれに与える場合について説明した。
本実施の形態では、増幅回路11に次段バイアス回路11Gを設け、初段エミッタフォロワ回路11Cと次段増幅回路11Dとを直流的に遮断する場合について説明する。
なお、増幅回路11以外の回路については、第1の実施の形態と同一なので、これらの回路については同一の符号を用いて、その詳細な説明は省略する。
図6に示すように、本実施の形態にかかる光信号検出回路で用いられる増幅回路11は、電気信号Toutの正相信号Tout+と逆相信号Tout−とに直流バイアスを与える初段バイアス回路11Aと、バイアスされた正相信号Tout+と逆相信号Tout−とを差動増幅して初段出力信号Foutを出力する初段増幅回路11Bと、初段増幅回路11Bの出力インピーダンスよりも低い出力インピーダンスを有するとともに、初段増幅回路からの初段出力信号Foutを出力する初段エミッタフォロワ回路11Cと、初段エミッタフォロワ回路11Cと結合コンデンサC11,C12によってAC結合され、結合コンデンサC11,C12を介して入力される初段出力信号Foutの逆相信号Fout−および正相信号Fout+のそれぞれに直流バイアスを与えて出力する次段バイアス回路11Gと、次段バイアス回路11Gによって直流バイアスされた初段出力信号Foutの正相信号Fout+と逆相信号Fout−とを差動増幅して差動出力信号Aoutを出力する次段増幅回路11Eと、次段増幅回路11Eの負荷抵抗R9,R10を流れる直流負荷電流を、外部の調整電圧源Vadjからの調整電圧値に応じて調整して、差動出力信号Aoutの正相信号Aout+の直流バイアスと逆相信号Aout−の直流バイアスとの差、すなわちオフセット電圧を調整する電流加算回路11Eを含む。
本実施の形態において、初段バイアス回路11Aは、電源電位Vccにプルアップされた抵抗素子R11と接地電位GNDにプルダウンされた抵抗素子R12と、これらR11,R12からなる抵抗分圧回路の中点とトランジスタQ1のベース端子との間に接続された抵抗素子R13と、同じく中点とトランジスタQ2のベース端子との間に接続された抵抗素子R14とから構成されている。初段バイアス回路11Aによって、結合コンデンサCを介して入力された、トランスインピーダンスアンプTIAからの電気信号Tout+,Tout−に対して、R11,R12の抵抗比に応じた直流バイアスがそれぞれ与えられる。
また、次段バイアス回路11Gは、電源電位Vccにプルアップされた抵抗素子R15と接地電位GNDにプルダウンされた抵抗素子R16と、これらR15,R16からなる抵抗分圧回路の中点とトランジスタQ5のベース端子との間に接続された抵抗素子R17と、同じく中点とトランジスタQ6のベース端子との間に接続された抵抗素子R18と、トランジスタQ4のエミッタ端子とトランジスタQ5のベース端子との間に接続された結合コンデンサC11と、トランジスタQ3のエミッタ端子とトランジスタQ6のベース端子との間に接続された結合コンデンサC12とから構成されている。この次段バイアス回路11Gによって、結合コンデンサC11,C12を介して入力された、初段エミッタフォロワ回路からの初段出力信号Foutの逆相信号Fout−および正相信号Fout+に対して、分圧抵抗R15,R16の抵抗比に応じた直流バイアスがそれぞれ与えられる。
光信号検出回路10の増幅回路11は微弱な信号を増幅するため、電気信号Toutの正相信号Tout+の直流バイアスと逆相信号Tout−の直流バイアスとの差、すなわちオフセット電圧の大小が検出精度に強く影響する。したがって、抵抗分圧回路を構成する抵抗素子の抵抗値にバラツキがあると、電気信号Toutの正相信号Tout+の直流バイアスと逆相信号Tout−の直流バイアスとのバランスが崩れることがある。
本実施の形態では、図6に示すように、初段バイアス回路11Aでは、1組のR11,R12からなる抵抗分圧回路によって発生させた直流バイアス電圧を、R13,R14を介して電気信号Tout+,Tout−のそれぞれに与えている。これにより、抵抗素子のバラツキによる電気信号Toutの正相信号Tout+の直流バイアスと逆相信号Tout−の直流バイアスとのバランス崩れを抑制することができる。なお、この回路構成では、電気信号Toutの正相信号Tout+および逆相信号Tout−がR13,R14を介して短絡されるため、R13,R14の抵抗値は、充分大きな抵抗値、例えば10kΩ以上の抵抗値とすることが望ましい。
また、本実施の形態では、次段バイアス回路11Gで、初段エミッタフォロワ回路11Cと次段増幅回路11DとをAC結合し、初段バイアス回路11Aと同様にして、1組のR15,R16からなる1つの抵抗分圧回路によって発生させた直流バイアス電圧を、R17,R18を介して、初段出力信号Foutの逆相信号Fout−、正相信号Fout+のそれぞれに与えている。
これにより、初段増幅回路11Bにおいて生じた初段出力信号Foutの正相信号Fout+の直流バイアスと逆相信号Fout−の直流バイアスとのバランス崩れを抑制することができる。なお、この回路構成では、初段出力信号Foutの逆相信号Fout−、正相信号Fout+がそれぞれR17,R18を介して短絡されるため、R17,R18の抵抗値は、充分大きな抵抗値、例えば10kΩ以上の抵抗値とすることが望ましい。
[第2の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、初段エミッタフォロワ回路11Cと次段増幅回路11Dとの間に次段バイアス回路11Gを設け、初段エミッタフォロワ回路11Cからの初段出力信号Foutの逆相信号Fout−および正相信号Fout+をそれぞれ結合コンデンサC11およびC12を介して次段増幅回路11Dへ入力するものである。
これにより、初段増幅回路11Bを構成する素子にバラツキがあっても、次段増幅回路11Dに入力される初段出力信号Foutの正相信号Fout+と逆相信号のDC成分が除去されるので、素子のバラツキにより生じた初段出力信号Foutの正相信号Fout+の直流バイアスと逆相信号Fout−の直流バイアスとのバランス崩れを抑制することができる。
さらに、初段バイアス回路11Aおよび次段バイアス回路11Gにおいて、それぞれ1つの抵抗分割回路(ブリーダ抵抗)を用い、この抵抗分割回路で分圧した電圧を高抵抗を介して入力信号の正相信号および逆相信号にそれぞれ与えている。
これにより、バイアス回路においてオフセットの発生を抑えることができるので、初段増幅回路11Aの利得を大きくしても、安定しかつ精度の高い感度調整が可能となる。
[第3の実施の形態]
次に、図7を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかる光信号検出回路10について説明する。
第1および第2の実施の形態では、光信号検出回路10において、コンパレータ12から出力されるパルス状の比較出力信号Coutを、アナログ保持回路13で保持し、その保持出力信号Houtに基づき出力バッファ14で光信号検出信号SDを生成する場合を例として説明した。本実施の形態では、比較出力信号に基づいて光信号Pinの入力有無を示す光信号検出信号SDを出力する保持回路として、アナログ保持回路13および出力バッファ14に代えて、ラッチ回路13Aを用いる例について説明する。
なお、ラッチ回路13Aによって保持回路を構成することを除き、光信号検出回路10Aおよび光受信器100Aを構成する他の回路は、第1の実施の形態と同一なので、これらの回路については同一の符号を用い、その詳細な説明は省略する。
本実施の形態において、光信号検出回路10Aには、コンパレータ12の後段に、ラッチ回路13Aが設けられている。ラッチ回路13Aは、例えばSRラッチからなり、コンパレータ12から出力されるパルス状の比較出力信号Coutを保持して光信号検出信号SDとして出力する。この光信号検出信号SDは、外部から入力されたリセット信号RESETにより解除される。
コンパレータ12で得られたパルス状の比較出力信号Coutに含まれるパルス信号を保持したラッチ回路13Aは、リセット信号RESETが入力されるまで比較出力信号CoutとしてHighレベルが出力され続ける。したがって、ラッチ回路13Aは、例えば光信号Pinの受信開始直後から、比較出力信号CoutとしてHighレベルを出力し続ける。
本実施の形態にかかる光信号検出回路10Aを構成する増幅回路11およびコンパレータ12の構成については、第1の実施の形態と同様である。
したがって、第1の実施の形態と同様に、光信号検出回路10Aの増幅回路11に電流加算回路11Eが設けられて、差動出力信号Aoutの正相信号Aout+および逆相信号Aout−を差動増幅する際に用いるそれぞれの直流負荷電流が、外部の調整電圧源Vadjからの調整電圧値に応じて調整されて、これら正相信号Aout+の直流バイアスおよび逆相信号Aout−の直流バイアスが調整される。
このため、比較出力信号Coutをアナログ保持回路13で保持する回路構成と同様に、比較出力信号Coutをラッチ回路13Aでラッチする回路構成であっても、温度や電源電位Vccに応じて外部から自動調整する場合、正相信号Aout+と逆相信号Aout−との直流バイアスを正確に調整することができる。これにより、高い精度で光信号Pinを検出することができる。
[第4の実施の形態]
次に、図8を参照して、本発明の第4の実施の形態にかかる光信号検出回路について説明する。
光信号検出回路は、第1の実施の形態と同様に、増幅回路11とコンパレータ12を含む。図8に示すように、増幅回路11は、初段バイアス回路11A、初段増幅回路11B、初段エミッタフォロワ回路11C、次段増幅回路11D、電流加算回路11H、次段エミッタフォロワ回路11Fを含む。
ここで、第1の実施の形態においては、光信号検出回路10Bの増幅回路11に設けられる電流加算回路11Eは、差動対をなす2つのトランジスタQ7,Q8を含み、これらのトランジスタQ7,Q8のコレクタ端子が次段増幅回路11Dの差動トランジスタQ5,Q6のコレクタ端子に接続されていた。これに対し、本実施の形態にかかる光信号検出回路で用いられる増幅回路11の電流加算回路11Hは、次段増幅回路11Dの差動トランジスタQ5,Q6のいずれか一方のコレクタ端子に接続され、外部の調整電圧源Vadjからの調整電圧値に応じて電流値が制御される電流源I9を含む。
なお、電流加算回路11H以外の回路は、第1の実施の形態と同一なので、同一の符号を用い、その詳細な説明は省略する。
本実施の形態において、電流加算回路11Hを構成する電流源I9は、次段増幅回路11DのトランジスタQ6のコレクタ端子に接続されている。この電流源I9によって、次段増幅回路11Dの負荷抵抗R9,R10のうち、一方のR10を流れる直流負荷電流にのみ、一定の電流が加算される。したがって、次段増幅回路の差動出力信号Aoutの正相信号Aout+および逆相信号Aout−のうち、負荷抵抗R10によって生成される逆相信号Aout−の直流バイアスが低下する。
負荷抵抗R10を流れる直流負荷電流に加算される電流の大きさは、外部の調整電圧源Vadjからの調整電圧値に応じて調整できるので、逆相信号Aout−の直流バイアスを調整して、正相信号Aout+と逆相信号Aout−との差、すなわちオフセット電圧を変化させることができる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、これら実施の形態は、任意に組み合わせて実施してもよい。
100…光受信器、PD…フォトダイオード、TIA…トランスインピーダンスアンプ、LA…リミッティングアンプ、EF…エミッタフォロア回路、MA…主増幅回路群、10…光信号検出回路、11…増幅回路、11A…初段バイアス回路、11B…初段増幅回路、11C…初段エミッタフォロワ回路、11D…次段増幅回路、11E、11H…電流加算回路、11F…次段エミッタフォロワ回路、11G…次段バイアス回路、12…コンパレータ、13…アナログ保持回路、13A…ラッチ回路、14…出力バッファ、C,C11,C12…結合コンデンサ、Dh…ダイオード、Ch…保持コンデンサ、Rh…放電抵抗、Rs…可変抵抗、Q1〜Q10…トランジスタ、R1〜R18…抵抗素子、I1〜I9…定電流源、Pin…光信号、Iin…光電流信号、Tout…電気信号、Tout+…正相信号、Tout−…逆相信号、Fout…初段出力信号、Fout+…正相信号、Fout−…逆相信号、Nout…次段増幅信号、Nout+…正相信号、Nout−…逆相信号、Aout…差動出力信号、Aout+…正相信号、Aout−…逆相信号、Cout…比較出力信号、Hout…保持出力信号、SD…光信号検出信号、Rout…受信出力、電源電位Vcc…電源電位Vcc、接地電位GND…接地電位、Vset…設定電圧源、Vadj…調整電圧源。

Claims (7)

  1. 光信号のパルス列に対応するパルスを含む電気信号の正相信号と逆相信号とを差動増幅して差動出力信号を出力する増幅回路と、
    前記差動出力信号の正相信号の電圧値と逆相信号の電圧値とを比較して、その比較結果に応じたパルス状の比較出力信号を出力するコンパレータと、
    前記パルス状の比較出力信号に基づいて前記光信号の入力有無を示す光信号検出信号を出力する保持回路と
    を備え、
    前記増幅回路は、
    一端がそれぞれ電源電位に接続されて、前記差動出力信号の前記正相信号および前記逆相信号をそれぞれ生成する第1および第2の負荷抵抗と、
    前記第1および第2の負荷抵抗の少なくとも一方を流れる直流負荷電流を、外部の調整電圧源からの調整電圧値に応じて調整して、前記差動出力信号の前記正相信号の直流バイアスと前記逆相信号の直流バイアスとの差を調整する電流加算回路とを含み、
    前記保持回路は、
    前記パルス状の比較出力信号によって充電される保持コンデンサと、前記保持コンデンサと並列に接続された放電抵抗とを含み、前記保持コンデンサに保持された電荷を前記放電抵抗で放電することにより、前記光信号の入力有無に応じて変化する保持出力信号を出力するアナログ保持回路と、
    前記保持出力信号をデジタル論理信号へ整形して前記光信号検出信号を出力する出力バッファとを含む
    ことを特徴とする光信号検出回路。
  2. 請求項1に記載の光信号検出回路において、
    前記電流加算回路は、
    前記第1および第2の負荷抵抗のいずれか一方の他端に接続され、前記調整電圧値に応じて電流値が制御される電流源を含む
    ことを特徴とする光信号検出回路。
  3. 請求項1に記載の光信号検出回路において、
    前記電流加算回路は、
    前記第1および第2の負荷抵抗のいずれか一方の他端に接続された第1の入出力端子と、前記調整電圧値が入力される制御端子とを有する第1のトランジスタと、
    前記第1および第2の負荷抵抗のいずれか他方の他端に接続された第1の入出力端子と、所定の電圧値が入力される制御端子と、前記第1のトランジスタの第2の入出力端子と接続された第2の入出力端子とを備え、前記第1のトランジスタと差動対をなす第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタの第2の入出力端子と前記第2のトランジスタの第2の入出力端子との接続点に接続された定電流源とを含む
    ことを特徴とする光信号検出回路。
  4. 請求項に記載の光信号検出回路において、
    前記出力バッファは、
    前記アナログ保持回路で得られた前記保持出力信号を、ヒステリシス特性に基づいて整形出力するシュミットトリガインバータである
    ことを特徴とする光信号検出回路。
  5. 請求項1に記載の光信号検出回路において、
    前記保持回路は、前記パルス状の比較出力信号をラッチして前記光信号検出信号を出力するラッチ回路である
    ことを特徴とする光信号検出回路。
  6. 請求項1に記載の光信号検出回路において、
    前記増幅回路は、
    前記電気信号の正相信号と逆相信号とを差動増幅して初段出力信号を出力する初段増幅回路と、
    前記初段増幅回路の出力インピーダンスよりも低い出力インピーダンスを有するとともに、前記初段増幅回路からの前記初段出力信号を出力するインピーダンス調整回路と、
    前記インピーダンス調整回路と結合コンデンサによってAC結合され、前記結合コンデンサを介して入力される前記初段出力信号の正相信号および逆相信号のそれぞれに直流バイアスを与えて出力する次段バイアス回路と、
    前記次段バイアス回路によって直流バイアスされた前記初段出力信号の正相信号と逆相信号とを差動増幅して前記差動出力信号を出力する次段増幅回路と
    をさらに含み、
    前記次段増幅回路は、
    前記差動出力信号の前記正相信号および前記逆相信号をそれぞれ生成する前記第1および第2の負荷抵抗を含む
    ことを特徴とする光信号検出回路。
  7. パルス列からなる光信号を光電変換して光電流信号を出力する光電変換素子と、
    前記光電流信号を増幅して、前記パルス列に対応するパルスを含む電気信号を出力するトランスインピーダンスアンプと、
    前記電気信号を増幅して、一定振幅のパルスを含む受信出力を出力するリミッティングアンプと、
    前記電気信号に基づいて前記光信号の入力有無を検出する光信号検出回路と
    を備え、
    前記光信号検出回路は、
    前記電気信号の正相信号と逆相信号とを差動増幅して差動出力信号を出力する増幅回路と、
    前記差動出力信号の正相信号の電圧値と逆相信号の電圧値とを比較して、その比較結果に応じたパルス状の比較出力信号を出力するコンパレータと、
    前記パルス状の比較出力信号に基づいて前記光信号の入力有無を示す光信号検出信号を出力する保持回路と
    を備え、
    前記増幅回路は、
    一端がそれぞれ電源電位に接続されて、前記差動出力信号の前記正相信号および前記逆相信号をそれぞれ生成する第1および第2の負荷抵抗と、
    前記第1および第2の負荷抵抗の少なくとも一方を流れる直流負荷電流を、外部の調整電圧源からの調整電圧値に応じて調整して、前記差動出力信号の前記正相信号の直流バイアスと前記逆相信号の直流バイアスとの差を調整する電流加算回路と
    を含み、
    前記保持回路は、
    前記パルス状の比較出力信号によって充電される保持コンデンサと、前記保持コンデンサと並列に接続された放電抵抗とを含み、前記保持コンデンサに保持された電荷を前記放電抵抗で放電することにより、前記光信号の入力有無に応じて変化する保持出力信号を出力するアナログ保持回路と、
    前記保持出力信号をデジタル論理信号へ整形して前記光信号検出信号を出力する出力バッファとを含む
    ことを特徴とする光受信器。
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