JP2016058806A - Onu、ponシステム、onu制御方法、およびonu制御プログラム - Google Patents

Onu、ponシステム、onu制御方法、およびonu制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 余計なコストをかけることなく、ONUで消費される電力を大幅に低減させる。
【解決手段】 PONを介してOLTと通信するONUは、PON LSIと、OLTからの受光状態を示すSD信号を出力するONU側光トランシーバと、PON LSIがスリープ状態にある場合、SD信号を監視し、SD信号上に、OLTの消光および発光動作に伴って発生するパルスを検出した際に、スリープ状態を解除するスリープ制御手段と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光アクセスネットワーク、例えば、PONに適用されるONU、PONシステム、ONU制御方法、およびONU制御プログラム関する。
FTTH(Fiber To The Home)サービスを高速かつ安価に提供する光アクセスシステムとして、近年、例えば、GE−PON(Gigabit Ethernet-Passive Optical Network)システムが注目を集めている。Ethernetは、登録商標である。GE−PONシステムは、PON(Passive Optical Network:受動光ネットワーク)技術とギガビットEthernet技術を融合させたPONシステムの一形態である。PONシステムは、基本的には、局側に設置されるOLT(Optical Line Terminal:光加入者線終端装置)と、加入者の宅内/構内に設置されるONU(Optical Network Unit:光加入者線ネットワーク装置)と、局から加入者宅まで敷設された光ファイバと、光ファイバを分岐する光スプリッタにて構成される。
通常、ONUは一旦設置されると、通信の有無に関わらず常時通電状態となり、電源がオフされることはほとんどない。しかしながら、加入者が就寝している間や外出している間などは、通常、データ通信が行われることはない。従って、このような期間中における無駄な待機電力が問題視されている。また、通信の高速化に伴い通信機器の消費電力は増加傾向にあり、消費電力の低減制御のニーズが高まっている。そこで、ONUで消費される電力を低減させるための様々な技術が提案されている。
例えば、ONUにおいて、OLTと通信するのに必要な機能ブロック(例えば、光トランシーバおよびPON LSI(Large Scale Integration))以外の機能ブロックを停止させる方法が考えられる。PON LSIは、例えば、OLTと加入者端末との間でのプロトコル変換等を実行する。このような構成とすることにより、OLTとの通信に悪影響を及ぼすことなくONUで消費される電力を低減させることができる。しかしながら、ONUの消費電力の多くはPON LSIが占めている。従って、このような方法では、ONUの消費電力を十分に低減させたとは言い難い。
そこで、PON LSIをスリープ状態とする方法が様々に提案されている。例えば、特許文献1には、ONUがOLTからの受光を確認し、受光がない場合にPON LSIをスリープ状態とする技術が記載されている。
特許文献2には、ONUのスリープ期間を一定期間に定め、ONUを周期的に通常モードに復帰させる技術が記載されている。
特許文献3には、主信号と、PON LSIがスリープ状態にあるONUを起動させるための起動信号とが多重された光信号を、OLTからONUへ送信する技術が記載されている。
特開2008−113193号公報(ページNo.4−7、図1) 特開2013−223226号公報(ページNo.6−7、図2) 特開2013−115600号公報(ページNo.6−8、図3−5)
PONにおいて、光通信サービスが正常に運用されている場合、OLTは常に発光状態にある。換言すれば、OLTからの受光がない状態が起こり得るのは、ONUが異常状態のときである。すなわち、特許文献1の制御は、異常が発生した際のONUの消費電力低減には効果を発揮するものの、正常動作中のONUの消費電力を低減させることはできない。
特許文献2の場合、間欠的ではあるがPON LSIがスリープ状態となるので、一定の消費電力低減効果は期待できる。しかしながら、通常モードに復帰した場合の全てにおいて通信の必要性があるとは限らない。すなわち、特許文献2において、通信の必要性が無い場合に起動した際に消費される電力は無駄な電力である。従って、特許文献2の場合も、ONUの消費電力を十分に低減させることは困難である。
特許文献3の場合、ONUは、OLTからの起動信号の受信処理を実行するのに必要な機能部を除く「他の機能部」を停止させることができる。この「他の機能部」は、PON LSIを含む。すなわち、特許文献3の場合、ONUで消費される消費電力の多くを占めるPON LSIを完全にスリープさせることができる。しかしながら、特許文献3の構成を実現させるには、起動信号を送信信号に多重するための専用の回路や配線をOLTに搭載する必要がある。従って、特許文献3の場合、ONUの消費電力を低減させる目的があるとは言え、本来関係の無いOLT自体の交換作業や改修作業が必要となる。適用対象となるOLTの数が多い場合、それらの作業コストは膨大となる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、余計なコストをかけることなく、ONUで消費される電力を大幅に低減することが可能なONU、PONシステム、ONU制御方法、およびONU制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明のPONは、PONを介してOLTと通信するONUであって、PON LSIと、前記OLTからの受光状態を示すSD信号を出力するONU側光トランシーバと、前記PON LSIがスリープ状態にある場合、前記SD信号を監視し、前記SD信号上に、前記OLTの消光および発光動作に伴って発生するパルスを検出した際に、前記スリープ状態を解除するスリープ制御手段と、を備える。
本発明のPONシステムは、OLTと、PONを介して前記OLTと通信し、PON LSIと、前記OLTからの受光状態を示すSD信号を出力するONU側光トランシーバと、を備えるONUと、を備え、前記PON LSIがスリープ状態にある場合、前記OLTは、消光および発光動作を実行し、前記PON LSIがスリープ状態にある場合、前記ONUは、前記SD信号を監視し、前記SD信号上に、前記消光および発光動作に伴って発生するパルスを検出した際に、前記スリープ状態を解除する。
本発明のONU制御方法は、PONを介してOLTと通信し、PON LSIと、前記OLTからの受光状態を示すSD信号を出力するONU側光トランシーバと、を備えるONUを制御するためのONU制御方法であって、前記PON LSIがスリープ状態にある場合、前記SD信号を監視し、前記SD信号上に前記OLTの消光および発光動作に伴って発生するパルスを検出した際に、前記スリープ状態を解除する、ことを特徴とする。
本発明のONU制御プログラムは、PONを介してOLTと通信し、PON LSIと、前記OLTからの受光状態を示すSD信号を出力するONU側光トランシーバと、を備えるONUのコンピュータに、前記PON LSIがスリープ状態にある場合、前記SD信号を監視し、前記SD信号上に前記OLTの消光および発光動作に伴って発生するパルスを検出した際に、前記スリープ状態を解除する機能を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、余計なコストをかけることなく、ONUで消費される電力を大幅に低減することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るONUの構成例を示すブロックである。 本発明の第2の実施形態に係るPONシステムの構成例を示すブロック図である。 図2に示されるスリープ制御部の詳細構成例を示すブロック図である。 図2に示されるONUの第1の動作例(PON LSIを通常状態からスリープ状態へ移行させる場合の動作例)を説明するためのフローチャートである。 図2に示されるONUの第2の動作例(PON LSIをスリープ状態から通常状態へ移行させる場合の動作例)を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るONUの構成例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係るPONシステムの構成例を示すブロック図である。 図7に示されるスリープ制御部の詳細構成例を示すブロック図である。 図7に示されるOLTによる消光および発光制御によって、SD信号上に発生するデータパターンの一例を示す図である。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るONU100の構成例を示すブロック図である。ONU100は、PONを介してOLT(図1において不図示)と通信する。OUN100は、ONU側光トランシーバ101と、PON LSI102と、スリープ制御部103(スリープ制御手段)と、を備える。
ONU側光トランシーバ101は、PON LSI102との間においては電気信号を送受し、OLT側光トランシーバ(図1において不図示)との間においては光信号を送受する。すなわち、ONU側光トランシーバ101は、電気/光変換モジュールとして機能する。また、ONU側光トランシーバ101は、OLT側光トランシーバからの受光状態を示すSD(Signal Detect)信号104を出力する。SD信号104は、本来、受光の喪失をONU100側で検出するための信号であり、ONU側光トランシーバ101が標準的に出力する信号である。
PON LSI102は、入力した電気信号のプロトコル変換等を実行する。
スリープ制御部103は、PON LSI102の状態が「スリープ状態」にある場合、SD信号104を監視し、OLT側光トランシーバの消光および発光に伴って発生するパルスをSD信号104上で検出した際にPON LSI102のスリープ状態を解除する。上記において、スリープ状態とは、PON LSI102の動作が停止した状態である。
以上説明した第1の実施形態によれば、PON LSI102が完全に停止した状態(スリープ状態)にあっても、OLT側光トランシーバの消光および発光に伴ってSD信号104上に発生するパルスをトリガとしてPON LSI102を起動させることができる。しかも、SD信号104自体は、ONU側光トランシーバ101が標準的に出力する信号である。
従って、第1の実施形態の場合、特許文献1や特許文献2のように、PON LSI102が無駄に起動することはなく、しかも、特許文献3のように、本来関係の無いOLT自体の交換作業や改修作業は基本的に不要である。なお、厳密には、OLT側に、意図的に行われる消光/発光を実行するための機能を追加する必要がある。しかしながら、この追加作業は、ソフトウェアの変更など比較的簡単な作業で済み、作業量としては無視できるレベルである。さらに、ONU100にて追加される構成は、基本的には、スリープ制御部103のみである。
すなわち、第1の実施形態によれば、余計なコストをかけることなく、ONU100で消費される電力を大幅に低減することが可能となる。
[第2の実施形態]
(構成の説明)
図2は、本発明の第2の実施形態に係るPONシステム200の構成例を示すブロック図である。
PONシステム200は、通信サービス事業者が管理する局舎内に設置される1台のOLT300と、通信サービス加入者宅に設置される複数のONU310−1〜310−n(nは、自然数)と、を備える。OLT300とONU310−1〜310−nは、光ファイバケーブル330と光カプラ331を介して接続される。なお、ONU310−1〜310−nの構成は、同一である。従って、以下の説明では、代表して、ONU310−1の構成についてのみ説明する。
OLT300は、PON LSI301と、OLT側光トランシーバ302と、を備える。
OLT側光トランシーバ302は、PON LSI301との間においては電気信号を送受し、ONU側光トランシーバ311との間においては光信号を送受する。すなわち、OLT側光トランシーバ302は、電気/光変換モジュールとして機能する。OLT側光トランシーバ302は、PON LSI301からの発光制御信号303に基づいて、発光および消光を制御する。
OUN310−1は、ONU側光トランシーバ311と、PON LSI312と、PHY(物理層機能部)313と、スリープ制御部314(スリープ制御手段)と、を備える。
ONU側光トランシーバ311は、PON LSI312との間においては電気信号を送受し、OLT側光トランシーバ302との間においては光信号を送受する。すなわち、ONU側光トランシーバ311は、電気/光変換モジュールとして機能する。また、ONU側光トランシーバ311は、OLT側光トランシーバ302からの受光状態を示すSD信号315を出力する。SD信号315は、本来、受光の喪失をONU310−1側で検出するための信号であり、ONU側光トランシーバ311が標準的に出力する信号である。ONU側光トランシーバ311から出力されたSD信号315は、PON LSI312とスリープ制御部314に入力する。
PON LSI312は、入力した電気信号のプロトコル変換等を実行する。PON LSI312は、SD信号315に基づいて、OLT300からの受光の喪失を検出する。PON LSI312は、スリープ制御部314に対して、PON LSI312をスリープ状態(後述)とさせるためのスリープ要求信号317を出力する。PON LSI312は、スリープ制御部314から、Reset信号316を受信する。Reset信号316のアサート(有効)期間中、PON LSI312は、Resetされている(この状態を、“スリープ状態”と呼ぶ)。一方、Reset信号316のディアサート(無効)期間中、PON LSI312は、起動している(この状態を、“通常状態”と呼ぶ)。
PHY313には、パソコンなどの加入者端末が接続される。
スリープ制御部314は、PON LSI312から出力されるスリープ要求信号317と、ONU側光トランシーバ311から出力されるSD信号315とに基づいて、Reset信号316のアサート/ディアサートを制御する。
例えば、スリープ状態に移行する場合、PON LSI312は、スリープ要求信号317をアサートし、スリープ制御部314に対して、スリープ状態への移行を要求する。スリープ要求信号317がアサートされると、スリープ制御部314は、Reset信号316をアサートする。Reset信号316がアサートされると、PON LSI312は、Resetされる(すなわち、“スリープ状態”となる)。
一方、通常状態に復帰させる場合、OLT300側において、PON LSI301からの発光制御信号303に基づいて、OLT側光トランシーバ302は、消光し、一定期間が経過した後に発光する。すると、ONU側光トランシーバ311から出力されるSD信号315上には、この消光/発光に呼応したパルスが発生する。このパルスを検出したスリープ制御部314は、PON LSI312のスリープ状態を解除するために、Reset信号316をディアサートする。Reset信号316がディアサートされると、PON LSI312は、再起動する(すなわち、“通常状態”となる)。
PON LSI312が通常状態にある場合、スリープ制御部314は、スリープ要求信号317を監視するが、SD信号315を監視する必要はない。一方、PON LSI312がスリープ状態にある場合、スリープ制御部314は、SD信号315を監視するが、スリープ要求信号317を監視する必要はない。
なお、SD信号315を使用するにあたっては、以下の2点について留意することが好ましい。
一つ目の留意点は、SD信号315の応答速度である。応答速度は、ONU側光トランシーバ311の仕様によって決まっている。例えば、応答速度が100μsecに設定されている場合、OLT側光トランシーバ302は、消光後に100μsec以上あけてから発光しなければならない。消光から発光までの期間が100μsec未満である場合、ONU側光トランシーバ311が応答できずにSD信号315上にパルスが発生しない虞がある。従って、OLT側光トランシーバ302の消光/発光の間隔を応答速度(例えば、100μsec)以上とすることが好ましい。
二つ目の留意点は、SD信号315の本来の用途である。本来、SD信号315は、ONU310−1側において、OLT側光トランシーバ302からの受光の有無の認識に使用される。正常な状態において、OLT側光トランシーバ302が消光することはない。従って、例えば、SD信号315がディアサートされた場合、PON LSI312が受光喪失と判断してアラームを報知するなどの対策が施されている場合がある。一方、本実施形態の場合、PON LSI312のスリープ状態を解除するために、OLT側光トランシーバ302は、意図的に消光される。このままでは、スリープ状態解除のための消光が受光喪失と判断される虞がある。そこで、PON LSI312の設定を、SD信号315がディアサートされても短時間でアサートされた場合には、OLT側光トランシーバ302が意図的に消光されたと判断し、これを受光喪失として扱わないような設定に変更することが好ましい。例えば、SD信号315がディアサートされた状態が1sec以上続いた場合には受光喪失とし、それ未満の場合には受光喪失としない設定とする。すなわち、この場合、OLT側光トランシーバ302の消光/発光の間隔は、1sec未満に設定される。
図3は、図2に示されるスリープ制御部314の詳細構成例を示すブロック図である。
スリープ制御部314は、第1アサートエッジ検出部354と、第2アサートエッジ検出部355と、Reset信号制御部356と、を備える。
第1アサートエッジ検出部354には、スリープ要求信号317が入力される。第2アサートエッジ検出部355には、SD信号315が入力される。第1アサートエッジ検出部354および第2アサートエッジ検出部355の各検出結果は、Reset信号制御部356へ送られる。Reset信号制御部356は、これらの検出結果からReset信号316を制御する。
以上説明したように、スリープ制御部314は、非常に簡単な構成である。従って、スリープ制御部314を、PON LSI312と比較して安価且つ低消費電力なデバイス(例えば、小型のマイコンやPLD(Programmable Logic Device)等)で構成することができる。また、マイコンやPLDで実現する場合、スリープ要求信号317およびSD信号315の信号論理は、アクティブハイ、アクティブローのどちらであってもよく、例えば、接続される機器の信号論理に合わせて任意に設定される。
(動作の説明)
図4は、ONU310−1の第1の動作例(PON LSI312を通常状態からスリープ状態へ移行させる場合の動作例)を説明するためのフローチャートである。
ONU310−1(すなわち、PON LSI312)を通常状態からスリープ状態へ移行させる場合、OLT300のPON LSI301は、ONU用PON LSI312に対して、スリープ状態への移行を指示する制御データを送信する(ステップS1)。ONU用PON LSI312は、この制御データを受信する(ステップS2)。PON LSI312は、スリープ要求信号317をアサートする(ステップS3)。
スリープ制御部314は、通常状態において、スリープ要求信号317を常に監視している。スリープ要求信号317のアサートエッジが検出されると(ステップS4)、スリープ制御部314は、Reset信号316をアサートする(ステップS5)。Reset信号316がアサートされると、PON LSI312は、Resetされてスリープ状態へと移行する(ステップS6)。
図5は、ONU310−1の第2の動作例(PON LSI312をスリープ状態から通常状態へ移行させる場合の動作例)を説明するためのフローチャートである。
PON LSI312をスリープ状態から通常状態へ移行させる場合、OLT300のPON LSI301は、発光制御信号303をディアサートする(ステップS10)。発光制御信号303がディアサートされると、OLT側光トランシーバ302は、消光する(ステップS11)。OLT側光トランシーバ302の消光が検出されると、ONU側光トランシーバ311は、SD信号315をディアサートする(ステップS12)。
SD信号315が消灯している期間が応答速度(例えば、100μsec)以上となった場合、OLT300のPON LSI301は、発光制御信号303をアサートする(ステップS13)。発光制御信号303がアサートされると、OLT側光トランシーバ302は、発光する(ステップS14)。OLT側光トランシーバ302の発光が検出されると、ONU側光トランシーバ311は、SD信号315をアサートする(ステップS15)。
スリープ制御部314は、スリープ状態において、SD信号315を常に監視している。SD信号315のアサートエッジが検出されると(ステップS16)、スリープ制御部314は、Reset信号316をディアサートする(ステップS17)。Reset信号316がディアサートされると、Resetが解除されて、PON LSI312は、通常状態へ移行する(ステップS18)。
(効果の説明)
以上説明した第2の実施形態によれば、PON LSI312が完全に停止した状態(スリープ状態)にあっても、OLT側光トランシーバ302の消光および発光に伴ってSD信号315上に発生するパルスをトリガとしてPON LSI312を起動させることができる。しかも、SD信号315自体は、ONU側光トランシーバ311が標準的に出力する信号である。
従って、第2の実施形態の場合、特許文献1や特許文献2のように、PON LSI312が無駄に起動することはなく、しかも、特許文献3のように、本来関係の無いOLT300自体の交換作業や改修作業は基本的に不要である。なお、厳密には、OLT300側に、意図的に行われる消光/発光を実行するための機能を追加する必要がある。しかしながら、この追加作業は、ソフトウェアの変更など比較的簡単な作業で済み、作業量としては無視できるレベルである。
さらに、ONU310−1にて追加される構成は、基本的には、スリープ制御部314のみである。しかも、スリープ制御部314は、図3に示されるように、極めて簡単な構成である。従って、例えば、PON LSI312と比較して安価且つ低消費電力なデバイス(例えば、小型のマイコンやPLD)で実現可能である。すなわち、本実施形態を実現させるために、ONU310−1側で実施される変更は、安価且つ容易に行われる。
以上を纏めると、第2の実施形態によれば、余計なコストをかけることなく、ONU310−1で消費される電力を大幅に低減することが可能となる。
さらに、第2の実施形態の場合、ONU310−1を通常状態へと復帰させるための機能をONU側光トランシーバ311とスリープ制御部314のみとし、PON LSI312やPHY313などの他の機能部を完全に停止することが可能である。ONU側光トランシーバ311やスリープ制御部314で消費される電力は、PON LSI312で消費される電力に比べて僅かであるため、ONU310−1で消費される電力を大幅に削減することができる。
さらに、第2の実施形態ではSD信号315を利用して通常状態に復帰させるため、通信可能な状態にないONUも制御することが可能となる。
さらに、第2の実施形態において、OLT300が消光している時間(SD信号315のディアサート期間)を、受光喪失と判断される期間(例えば、1sec)よりも短く設定することにより、通常状態で通信可能な状態にある他のONUのリンクが切断される事態を回避することができる。
(変形例等の説明)
なお、以上の説明では、PON LSI312のみをResetする場合が例示されているが、他のデバイスも同時にResetすることも可能である。例えば、他のデバイスがPHY313である場合、具体的には、Reset信号316は、PHY313のReset入力端子に接続される。
また、以上の説明では、ONU310−1についてのみ説明されているが、他のONU310−2〜310−nは、ONU310−1と同様に構成される。
[第3の実施形態]
図6は、本発明の第3の実施形態に係るONU360の構成例を示すブロック図である。
ONU360の、第2の実施形態のONU310−1に対する変更点は、電源部362が追加された点と、スリープ制御部314からのReset信号316がPON LSI312ではなく電源部362に入力される点にある。上記変更点以外のONU360の構成は、ONU310−1と同一である。従って、以下の説明では、上記変更点についてのみ説明する。
電源部362は、少なくともPON LSI312に電力を供給している。なお、図6には示されないが、ONU側光トランシーバ311およびスリープ制御部314は、電源部362とは別の電源から電力を受けている。
スリープ制御部314は、通常状態において、スリープ要求信号317を常に監視している。スリープ要求信号317のアサートエッジが検出されると、スリープ制御部314は、Reset信号316をアサートする。Reset信号316がアサートされると、電源部362は、電力の供給を停止する。これにより、電源部362から電源供給を受けているPON LSI312は、完全に停止しスリープ状態となる。この場合、電源部362から電力供給されていないONU側光トランシーバ311およびスリープ制御部314は、停止することはない。
一方、スリープ制御部314は、スリープ状態において、SD信号315を常に監視している。SD信号315のアサートエッジが検出されると、スリープ制御部314は、Reset信号316をディアサートする。Reset信号316がディアサートされると、電源部362は、電力の供給を再開する。これにより、電源部362から電源供給を受けているPON LSI312は、通常状態へ移行する。
なお、以上の説明では、PON LSI312のみが電源部362から電力供給を受けている場合が例示されているが、他のデバイス(例えば、PHY313)も電源部362から電力供給されてもよい。このようにすることにより、複数のデバイスを同時にスリープ状態とすることができる。
また、以上の説明では、電源部362をReset信号316で直接制御する場合を例に挙げたが、電源部362のON/OFF制御の論理とReset信号316の信号論理が逆の場合には、例えば、電源部362の入力直前にNOT回路を挿入するか、論理が反転したReset信号316を出力すればよい。また、第3の実施形態では、電源部362を制御するための信号の名称をReset信号としたが、これはあくまで一例であり、例えば、「電源制御信号」とすることもできる。
以上説明した第3の実施形態によれば、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、第3の実施形態は、電源部362からの電力供給を停止することによりデバイスをスリープ状態にする構成を採用しているので、特に、スリープ状態とするデバイスが複数ある場合には基板上の配線をよりシンプルなものにすることができる。
[第4の実施形態]
図7は、本発明の第4の実施形態に係るPONシステム390の構成例を示すブロック図である。
本実施形態の特徴は、OLT400がOLT側光トランシーバ302の消光および発光の制御を工夫することで、PON LSI312がスリープ状態にある複数のONU410−1〜410−n(nは自然数)を個別に制御する点にある。PONシステム390の構成と第2の実施形態のPONシステム200の構成の大部分は共通であり、上記特徴に関する構成のみが異なる。従って、以下では、上記特徴に関する構成についてのみ説明する。また、以下では、説明をより明りょうなものとするために、PON LSI312がスリープ状態にあるONU410−1〜410−nのモードを“低消費電力モード”と呼び、PON LSI312が通常状態にあるONU410−1〜410−nのモードを“通常モード”と呼ぶ場合がある。
OLT400は、OLT300(図2参照)の構成に加え、さらに情報記憶部404を備える。情報記憶部404は、低消費電力モードに設定したONUの固有情報を記憶する。
一方、ONU410−1〜410−nのスリープ制御部414は、ID(Identification)記憶部418を備える。ID記憶部418は、ONU410−1〜410−n毎に割り当てられたIDを記憶する。なお、本実施形態では、ID記憶部418がスリープ制御部414内に設けられている場合が例示されているが、これに限定されない。ID記憶部418は、たとえば、ONU410−1〜410−n内に設けられてもよく、あるいは、スリープ制御部414がアクセス可能であるならばONU410−1〜410−n外に設けられてもよい。
第2の実施形態の制御は、ONUを通常モードに復帰させる際に、低消費電力モードに設定されたONUが複数台存在した場合、これらを一括で復帰させるものである。
一方、第4の実施形態は、低消費電力モードに設定された複数のONU410−1〜410−nから特定のONUだけを通常モードに復帰させる制御である。
OLT400は、ONU410−1〜410−nが接続されて認証する際に、個別にIDを割り当てる。このIDはOLT400に接続されたONU410−1〜410−nを区別するものであり、低消費電力モードに設定した複数のONU410−1〜410−nを個別に制御する際に使用される。IDの割り当て方法は、あくまで任意であり、例えば、ONU410−1〜410−nが認証された順番に1からインクリメントするように割り当てていく方法を採用することができる。OLT400に接続できるONU410−1〜410−nが、例えば、最大64台であるPONシステムの場合、64種類のIDは、2進数で6ビットとなる。OLT400は、各ONU410−1〜410−nに割り当てたIDと、ONU410−1〜410−nを認証する際に取得したONU410−1〜410−nのMACアドレス情報とを紐付けし、情報記憶部404に記憶すると共に、割り当てたIDをONU410−1〜410−nに通知する。自らに割り当てられたID情報を受信したONU410−1〜410−nのPON LSI312は、スリープ制御部414のID記憶部418にその情報を記憶する。
ONU410−1〜410−nを通常モードから低消費電力モードに移行させる場合、OLT400は、情報記憶部404に、ONU410−1〜410−nを低消費電力モードに移行させたことを記憶しておく。
低消費電力モードに移行したONU410−1〜410−nを低消費電力モードから通常モードに移行させる場合、OLT400は、情報記憶部404に記憶されている情報からONU410−1〜410−nに割り当てIDを読み出し、OLT側光トランシーバ302の消光および発光を複数回実施することで、ONU410−1〜410−nのSD信号315上にこのIDに相当するデータパターンを発生させる。
図8は、図7に示されるスリープ制御部414の詳細構成例を示すブロック図である。
スリープ制御部414は、アサートエッジ検出部454と、ID情報復元部455と、Reset信号制御部456と、を備える。
アサートエッジ検出部454は、スリープ要求信号317を入力する。ID情報復元部455は、SD信号315を入力する。アサートエッジ検出部454およびID情報復元部455の各処理結果は、Reset信号制御部456へ送られる。Reset信号制御部456は、これらの検出結果からReset信号316を制御する。
図9は、OLT400による消光および発光制御によって、SD信号315上に発生するデータパターンの一例を示す図である。(a)は、SD信号315がアクティブハイの場合の波形を示し、(b)は、SD信号315がアクティブローの場合の波形を示す。(a)(b)いずれの場合も、消光および発光の切り替え制御の周期は、SD信号315の応答速度に合わせ設定される。図9において、切り替え制御の周期は、100μsecに設定されている。まず、OLT400は、ID情報を送信するために、OLT側光トランシーバ302を消光することで、SD信号315をディアサートさせる。次に、OLT400は、OLT側光トランシーバ302を発光させ、SD信号315上に100μsecのアサート区間を生成する。この時のアサートエッジが、ONU410−1〜410−nがデータを取り込むためのトリガとなる。次の100μsecの区間で、発光もしくは消光することで6ビットのID情報のうち1ビット分のデータを送信する。その後、100μsecのディアサート区間が生成される。このように、送信したい1ビットのID情報の前後に、必ず100μsecのアサート区間および100μsecのディアサート区間が生成される切り替え制御を実行する。すなわち、1ビットのデータを送信するために、300μsecが一つの固まりとして取り扱われる。
1ビットのID情報のデータ送信が完了するとSD信号315は必ずディアサート状態にあるため、次のID情報を送信するためにアサートさせれば、必ずアサートエッジが発生するような仕組みとなっている。
6ビット分のID情報の送信が完了した場合、OLT400は、OLT側光トランシーバ302を発光させたままにする。これにより、SD信号315はアサート状態に戻る。6ビット分のデータを送信するために必要な時間は、2000μsecである。この間は、OLT400は通常モードで運用されている他のONUと通信できない状態となるが、リンクが切れてしまうことはない。
ここで、図8を用いて、ONU410−1〜410−nにおける、SD信号315上に発生したデータパターンの受信動作について説明する。
ONU410−1〜410−nが低消費電力モードに設定されている間(すなわち、Reset信号制御部456がReset信号453をアサートしている間)、ID情報復元部455は、SD信号315を常に監視している。SD信号315からアサートエッジを検出すると、ID情報復元部455は、これをトリガに内部タイマ(図9において不図示)の計時を開始する。内部タイマは、アサートエッジを基準にSD信号315からID情報が送信されているタイミングに合わせて100〜200μsecに設定される。内部タイマの計時が完了すると、ID情報復元部455は、SD信号315の信号レベルをID情報の1ビットとして取得する。1ビットのID情報を取得したID情報復元部455は、次のアサートエッジの入力を待ち、アサートエッジを検出すると、同様な動作でID情報を取得する。この動作を繰り返し実行することで、ID情報復元部455は、6ビット分のID情報を取得する。
ID情報復元部455は、SD信号315から取得したID情報と、ID記憶部418に記憶されているID情報とを照合する。
ID情報同士が一致した場合、ID情報復元部455は、通常モードへの復帰指示が自ONU宛であると判断する。この場合、ID情報復元部455は、判断結果を、Reset信号制御部456に通知する。通知を受けたReset信号制御部456は、Reset信号316をディアサートし、PON LSI312のResetを解除する(すなわち、ONUのモードは、通常モードに移行する)。
ID情報同士が一致しなかった場合、ID情報復元部455は、自ONU宛の指示ではないと判断する。この場合、ID情報復元部455は、Reset信号制御部456への通知は行わない。従って、PON LSI312は、Resetされたままである(すなわち、ONUのモードは、低消費電力モードのままである)。
以上説明した第4の実施形態によれば、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、第4の実施形態によれば、OLT400が消光、発光の動作によりID情報を通知することで、遠隔から個別にONUを通常モードに復帰させる制御が可能となる。
以上説明した各実施形態の全部又は一部の機能を実現するためのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。そして、この記録媒体に記録されたプログラムは、コンピュータシステムによって読み込まれ、実行される。
「コンピュータシステム」の例としては、例えば、CPU(Central Processing Unit)を挙げることができる。
「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」は、例えば、非一時的な記憶装置である。非一時的な記憶装置の例としては、例えば、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、不揮発性半導体メモリ等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクを挙げることができる。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」は、一時的な記憶装置であってもよい。一時的な記憶装置の例としては、例えば、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線、あるいは、コンピュータシステム内部の揮発性メモリを挙げることができる。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、更に前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、各実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は、上記各実施形態の記載に限定されない。上記各実施形態に多様な変更又は改良を加えることが可能であることは当業者にとって自明である。従って、そのような変更又は改良を加えた形態もまた本発明の技術的範囲に含まれることは説明するまでもない。また、以上説明した各実施形態において使用される、数値や各構成の名称等は例示的なものであり適宜変更可能である。
100 OUN
101 ONU側光トランシーバ
102 PON LSI
103 スリープ制御部
104 SD信号
200 PONシステム
300 OLT
301 PON LSI
302 OLT側光トランシーバ
303 発光制御信号
310−1〜310−n ONU
311 ONU側光トランシーバ
312 PON LSI
313 PHY
314 スリープ制御部
315 SD信号
316 Reset信号
317 スリープ要求信号
330 光ファイバケーブル
331 光カプラ
354 第1アサートエッジ検出部
355 第2アサートエッジ検出部
356 Reset信号制御部
360 ONU
362 電源部
390 PONシステム
400 OLT
404 情報記憶部
410−1〜410−n ONU
414 スリープ制御部
418 ID記憶部
454 アサートエッジ検出部
455 ID情報復元部
456 Reset信号制御部

Claims (10)

  1. PONを介してOLTと通信するONUであって、
    PON LSIと、
    前記OLTからの受光状態を示すSD信号を出力するONU側光トランシーバと、
    前記PON LSIがスリープ状態にある場合、前記SD信号を監視し、前記SD信号上に、前記OLTの消光および発光動作に伴って発生するパルスを検出した際に、前記スリープ状態を解除するスリープ制御手段と
    を備えることを特徴とするONU。
  2. 前記スリープ状態は、前記PON LSIがリセットされている状態であることを特徴とする請求項1記載のONU。
  3. 前記スリープ状態は、前記PON LSIへの電力供給が停止される状態であることを特徴とする請求項1記載のONU。
  4. 前記消光から前記発光までの間隔は、前記SD信号の応答速度よりも長く、前記OLTからの受光が喪失されたと判断される時間よりも短いことを特徴とする請求項1−3のいずれか1項に記載のONU。
  5. 前記スリープ制御手段は、前記OLTによる複数回の前記消光および発光動作により前記SD信号上に発生したデータパターンを取得し、前記データパターンと自ONUを一意に識別するために予め割り当てられる自己IDとを比較し、前記データパターンと前記自己IDとが一致した場合に前記スリープ状態を解除することを特徴とする請求項1−4のいずれか1項に記載のONU。
  6. 前記データパターンと前記自己IDとが一致しない場合、前記スリープ制御手段は、前記スリープ状態を解除しないことを特徴とする請求項5記載のONU。
  7. OLTと、
    PONを介して前記OLTと通信し、PON LSIと、前記OLTからの受光状態を示すSD信号を出力するONU側光トランシーバと、を備えるONUと、
    を備え、
    前記PON LSIがスリープ状態にある場合、前記OLTは、消光および発光動作を実行し、
    前記PON LSIがスリープ状態にある場合、前記ONUは、前記SD信号を監視し、前記SD信号上に、前記消光および発光動作に伴って発生するパルスを検出した際に、前記スリープ状態を解除する
    ことを特徴とするPONシステム。
  8. 前記OLTは、前記消光および発光動作を複数回繰り返すことにより、所定の前記ONUのIDに相当するデータパターンを前記SD信号上に発生させ、
    前記スリープ制御手段は、前記SD信号上に発生した前記データパターンを取得し、前記データパターンと自ONUを一意に識別するために予め割り当てられる自己IDとを比較し、前記データパターンと前記自己IDとが一致した場合に前記スリープ状態を解除することを特徴とする請求項7記載のPONシステム。
  9. PONを介してOLTと通信し、PON LSIと、前記OLTからの受光状態を示すSD信号を出力するONU側光トランシーバと、を備えるONUを制御するためのONU制御方法であって、
    前記PON LSIがスリープ状態にある場合、前記SD信号を監視し、前記SD信号上に前記OLTの消光および発光動作に伴って発生するパルスを検出した際に、前記スリープ状態を解除する
    ことを特徴とするONU制御方法。
  10. PONを介してOLTと通信し、PON LSIと、前記OLTからの受光状態を示すSD信号を出力するONU側光トランシーバと、を備えるONUのコンピュータに、
    前記PON LSIがスリープ状態にある場合、前記SD信号を監視し、前記SD信号上に前記OLTの消光および発光動作に伴って発生するパルスを検出した際に、前記スリープ状態を解除する機能を
    実行させるためのONU制御プログラム。
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