JP2008113193A - 加入者側装置及びその消費電力制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】待機状態を検出し、機能ブロック単位で消費電力の制御を行う加入者側装置を得る。
【解決手段】光送受信器21への光信号の入力の有無、PON LSI22により論理リンクが確立されているか否か、及びPHY23とTE3との接続の有無のうちの少なくとも1つを判定する待機情報収集判定部25を有し、判定処理部の判定結果に基づいてPON LSI低消費電力化制26がPON LSI22の消費電力を制御し、PHY低消費電力化制御部27がPHY23の消費電力を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】光送受信器21への光信号の入力の有無、PON LSI22により論理リンクが確立されているか否か、及びPHY23とTE3との接続の有無のうちの少なくとも1つを判定する待機情報収集判定部25を有し、判定処理部の判定結果に基づいてPON LSI低消費電力化制26がPON LSI22の消費電力を制御し、PHY低消費電力化制御部27がPHY23の消費電力を制御する。
【選択図】図1
Description
この発明は、Ethernet(登録商標;以下省略)技術を用いたPON(Passive Optical Network)システムに関し、IEEE802.3ahにおけるGE−PON(Gigabit Ethernet−Passive Optical Network )システムにおける加入者側装置(ONU:Optical Network Termination)の低消費電力化に関するものである。
Ethernetの分野では、GE−PONの技術が台頭しFTTH(Fiber To The Home)の考え方が主流になり各家庭にONUが取り付けられるようになった。
ここでGE−PONの構成を説明する。ONUは複数の光フィイバに信号出力を分岐させる光スプリッタを介して、局側装置(OLT: Optical Line Termination)と接続される。さらにONUにはLANケーブルを介してTE(Terminal Equipment)が接続される。TEはHGWやVoIP−TA(Voice over Internet Protocol-Terminal adaptor)、PCなどが該当する。
ここでGE−PONの構成を説明する。ONUは複数の光フィイバに信号出力を分岐させる光スプリッタを介して、局側装置(OLT: Optical Line Termination)と接続される。さらにONUにはLANケーブルを介してTE(Terminal Equipment)が接続される。TEはHGWやVoIP−TA(Voice over Internet Protocol-Terminal adaptor)、PCなどが該当する。
ONUは通常各加入者宅に設置されているが、加入者宅では家電製品が複数使用されているため、近年家電製品の低消費電力化のニーズが高まっている。しかし、OLTとTEの接続が確立されていない場合には、Ethernet通信ができない状態であるにもかかわらず、ONUは定常動作状態であるため、無駄な電力を消費している状態で放置されることとなる。このように、加入者宅に設置される加入者側装置は待機時の低消費電力化のニーズが高まっており、消費電力を低減することが重要な課題となっている。
これらの対策として特許文献1は、無線通信装置の一部分を低消費電力状態または全体をパワー・シャット・ダウン状態の何れかに置くことにより低消費電力化を実現する無線通信装置を開示している。この無線通信装置は、無線通信装置の回路構成部分の動作を低消費電力のスタンバイ・モードまたは動作モードの何れかで動作させるように制御するステップを含んでいる方法が、無線通信装置を低消費モードで動作させるために提供されている。
また、特許文献2は、伝送速度を調節するためにダミーセルを生成して挿入し、端末から一定時間信号入力がされないことが確認された場合には、ダミーセルを周期的に間引き、動作時間が短くなる省エネルギーモードにすることで光加入者線終端装置の低消費電力を実現する低消費電力化システムを開示している。
しかしながら、上述した特許文献1に開示された技術では、低消費電力スタンバイ・モードにする条件を無線通信装置の回路構成を前提にしているため、回路構成や低消費電力とすべき条件が異なるGE−PONシステム等の光通信システムに対してそのまま適用するのが困難である。
また特許文献2に開示された技術は、動作時間を短縮して低消費電力化をしているが、装置の機能ブロック単位で電力の供給の遮断及び低消費電力化ができないという課題があった。
また特許文献2に開示された技術は、動作時間を短縮して低消費電力化をしているが、装置の機能ブロック単位で電力の供給の遮断及び低消費電力化ができないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、加入者側装置に接続されているOLTまたはTEとの接続状態、OLTとの論理リンク確立状態を検出して、機能ブロック単位で低消費電力化を実現する加入者側装置および消費電力制御システムを得ることを目的とする。
この発明に係る加入者側装置は、局側装置との間で光信号を送受信する光送受信部と、上記局側装置との間の論理リンクの確立を制御する論理リンク確立制御部と、物理層として機能する物理層機能部とを備えた加入者側装置において、上記光送受信部への光信号の入力有無、上記論理リンク確立制御部により論理リンクが確立されているか否か、及び上記物理層機能部と下位ネットワーク側装置との接続有無のうちの少なくとも1つを判定する判定処理部と、上記判定処理部による判定結果に基づいて上記論理リンク確立制御部の消費電力を制御する第1の制御部と、上記判定処理部による判定結果に基づいて上記物理層機能部の消費電力を制御する第2の制御部とを備えるものである。
この発明によれば、ONUとOLTまたはTEとの接続状態を監視して、ONUの機能ブロックを低消費電力モードに設定することにより、効率よく消費電力を抑制する加入者側装置を得ることができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る光加入者側装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態1に係る光加入者側装置の低消費電力化システムはGE−PON装置の規格であるIEEE802.3ahに規定された手順にて、上位ネットワークAからのEthernetパケットを各ONU2にデータ送信し、各ONU2からのデータを受信し上位ネットワークAへ送信するOLT(局側装置)1、光加入者側装置であるONU(加入者側装置)2、HGW、VoIP−TA及びPC等であるTE(下位ネットワーク側装置)3、1台のOLT1と複数のONU2を接続する光スプリッタ4、接続する媒体である基幹光ファイバ5及び支線光ファイバ6、外部機器と接続する媒体であるLANケーブル7を備えて構成される。
データの通信方向は、上位ネットワークAからOLT1及びONU2を経由した後、TE3に送信される方向を下り方向と定義し、逆にTE3からONU2及びOLT1を経由した後、上位ネットワークAへ送信される方向を上り方向と定義する。
図1はこの発明の実施の形態1に係る光加入者側装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態1に係る光加入者側装置の低消費電力化システムはGE−PON装置の規格であるIEEE802.3ahに規定された手順にて、上位ネットワークAからのEthernetパケットを各ONU2にデータ送信し、各ONU2からのデータを受信し上位ネットワークAへ送信するOLT(局側装置)1、光加入者側装置であるONU(加入者側装置)2、HGW、VoIP−TA及びPC等であるTE(下位ネットワーク側装置)3、1台のOLT1と複数のONU2を接続する光スプリッタ4、接続する媒体である基幹光ファイバ5及び支線光ファイバ6、外部機器と接続する媒体であるLANケーブル7を備えて構成される。
データの通信方向は、上位ネットワークAからOLT1及びONU2を経由した後、TE3に送信される方向を下り方向と定義し、逆にTE3からONU2及びOLT1を経由した後、上位ネットワークAへ送信される方向を上り方向と定義する。
ONU2は光スプリッタ4、基幹光ファイバ5及び支線ファイバ6を経由してOLT1と接続される。ONU2は光送受信器(光送受信部)21、PON LSI(論理リンク確立制御部)22、PHY(物理層機能部)23、LANコネクタ24、待機情報収集部(判定処理部)25、PON LSI低消費電力化制御部(第1の制御部)26およびPHY低消費電力化制御部(第2の制御部)27から構成されている。
光送受信器21は、OLT1からの光信号を電気信号に変換してPON LSI22へ出力するとともに、PON LSI22からの電気信号を光信号に変換してOLT1に出力する。また、光送受信器21はOLT1から出力される光信号を適切な光入力レベルで受信できているかを検出する機能も有している。
光送受信器21は、OLT1からの光信号を電気信号に変換してPON LSI22へ出力するとともに、PON LSI22からの電気信号を光信号に変換してOLT1に出力する。また、光送受信器21はOLT1から出力される光信号を適切な光入力レベルで受信できているかを検出する機能も有している。
PON LSI22は、光送受信器21からの電気信号にIEEE802.3ahに規定された処理を実行し、OLT1との論理的リンクを確立する。また、光送受信器21からの電気信号にIEEE802.3ahに規定された処理を実行してPHY23へ出力するとともに、PHY23からの電気信号にIEEE802.3ahに規定された処理を実行して光送受信器21へ出力する。
PHY23はONU2の物理層として機能する構成であり、PON LSI22からの信号をEthernet信号に変換してLANコネクタ24に出力するとともに、LANコネクタ24からのEthernet信号をPON LSI22が処理できるインタフェースの信号に変換してPON LSI22へ出力する。
LANコネクタ24は、LANケーブル7を介してTE3と接続され、PHY23からのEthernet信号をTE3へ出力するとともに、TE3からのEthernet信号をPHY23へ出力する。またLANコネクタ24はRJ−45のポート形状を持ち、LANケーブル7が物理的に接続された場合には、接続されたことを検知する構造を有している。
図2はLANコネクタ24の構造を示す図であり、図2(a)はLANコネクタ24の断面図、図2(b)はLANコネクタ24の接続検知構造を示す図である。
図2(a)において囲みで示す部分に、LANケーブル7の接続を検出するスイッチ24aが設けられている。図2(b)に示すように、LNAコネクタ24内にLANケーブル7が矢印方向に挿入されると、スイッチ24aが押されON状態となり、LANケーブル7の接続を検知する。このLANケーブル接続検知情報は待機情報収集判定部25に通知される。
図2(a)において囲みで示す部分に、LANケーブル7の接続を検出するスイッチ24aが設けられている。図2(b)に示すように、LNAコネクタ24内にLANケーブル7が矢印方向に挿入されると、スイッチ24aが押されON状態となり、LANケーブル7の接続を検知する。このLANケーブル接続検知情報は待機情報収集判定部25に通知される。
待機情報収集判定部25は、光送受信器21から通知される光信号受信情報、PON LSI22から通知される論理リンク確立情報及びLANコネクタ24から通知されるLANケーブル接続検知情報を収集し、各機能ブロックの状態をモニタすることにより、どの機能ブロックを低消費電力モードに移行させることができるか否かを判定する。
PON LSI低消費電力化制御部26は、待機情報収集判定部25の判定結果を元に、PON LSI22が低消費電力モードに移行可能である場合には、PON LSI22を低消費電力モードに制御する。PON LSI22を低消費電力モードに制御する方法としては、次のようなものが考えられる。
PON LSI22をReset状態に設定して保持する、PON LSI22への電力供給を停止する、または、PON LSI22が低消費電力モード設定用ピンを有している場合、該ピンをPON LSI低消費電力化制御部26より低消費電力モードに制御する。
PON LSI22をReset状態に設定して保持する、PON LSI22への電力供給を停止する、または、PON LSI22が低消費電力モード設定用ピンを有している場合、該ピンをPON LSI低消費電力化制御部26より低消費電力モードに制御する。
PHY低消費電力化制御部27は、待機情報収集判定部25の判定結果を元に、PHY23が低消費電力モードに移行可能である場合には、PHY23を低消費電力モードに制御する。PHY23を低消費電力モードに制御する方法としては、次のようなものが考えられる。
PHY23に該当するIEEE802.3ahに準拠したデバイスは、通常低消費電力モード設定用ピンを有しているため、該ピンをPHY低消費電力化制御部27より低消費電力モードに制御する。上記ピンを有していない場合には、PHY23をReset状態に設定し保持する、または、PHY23への電力供給を停止する。
PHY23に該当するIEEE802.3ahに準拠したデバイスは、通常低消費電力モード設定用ピンを有しているため、該ピンをPHY低消費電力化制御部27より低消費電力モードに制御する。上記ピンを有していない場合には、PHY23をReset状態に設定し保持する、または、PHY23への電力供給を停止する。
次に動作について説明する。図3は、この実施の形態1の光加入者側装置の動作を示すフローチャートであり、以下、このフローチャートに従って説明する。
先ず、ONU2の電源が投入される(ステップST1)。このとき、待機情報収集判定部25は低消費電力モードに設定された状態で起動し、光送受信器21はOLT1から光信号が入力されているか監視をする(ステップST2)。このステップST2において、OLT1から光信号が入力されていない場合には、光送受信器21が待機情報収集判定部25にOLT1からの光信号の入力が停止していることを通知する(ステップST3)。
先ず、ONU2の電源が投入される(ステップST1)。このとき、待機情報収集判定部25は低消費電力モードに設定された状態で起動し、光送受信器21はOLT1から光信号が入力されているか監視をする(ステップST2)。このステップST2において、OLT1から光信号が入力されていない場合には、光送受信器21が待機情報収集判定部25にOLT1からの光信号の入力が停止していることを通知する(ステップST3)。
次に、待機情報収集判定部25はPON LSI低消費電力化制御部26に対して、PON LSI22を低消費電力モードに制御するように要求する。PON LSI低消費電力化制御部26はPON LSI22が低消費電力モードで動作していない場合には、低消費電力モードで動作するように制御し、PON LSI22が既に低消費電力モードで動作している場合には、低消費電力モードでの動作継続を制御する(ステップST4)。
また、待機情報収集判定部25はPHY低消費電力化制御部27に対して、PHY23を低消費電力モードに制御するように要求する。PHY低消費電力化制御部27はPHY23が低消費電力モードで動作していない場合には、低消費電力モードで動作するように制御し、PHY23が既に低消費電力モードで動作している場合には、低消費電力モードでの動作継続を制御する(ステップST5)。
その後、シーケンスはステップST2の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。
その後、シーケンスはステップST2の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。
上記ステップST2において、OLT1から光信号が入力されている場合は、光送受信器21が待機情報収集判定部25にOLT1から光信号が入力されていることを通知する(ステップST6)。
次に、待機情報収集判定部25はPON LSI低消費電力化制御部26に対してPON LSI22を低消費電力モード解除に制御するように要求する。PON LSI低消費電力化制御部26はPON LSI22が低消費電力モードで動作している場合には、低消費電力モードの解除を実行し、既にPON LSI22の低消費電力モードが解除されている場合には、低消費電力モード解除状態を継続するように制御する(ステップST7)。
次に、待機情報収集判定部25はPON LSI低消費電力化制御部26に対してPON LSI22を低消費電力モード解除に制御するように要求する。PON LSI低消費電力化制御部26はPON LSI22が低消費電力モードで動作している場合には、低消費電力モードの解除を実行し、既にPON LSI22の低消費電力モードが解除されている場合には、低消費電力モード解除状態を継続するように制御する(ステップST7)。
次に、PON LSI22は、ステップST7において低消費電力モードが解除されて通常モードに戻るため、IEEE802.3ahに規定された処理を実行し、OLT1との論理リンクを実行する。PON LSI22はOLT1との論理リンクが確立しているか監視を行う(ステップST8)。
ステップST8において、OLT1とPON LSI22との間で論理リンクが確立していない場合には、PON LSI22は待機情報収集判定部25にOLT1との論理リンクが切断されていることを通知する(ステップST9)。
ステップST8において、OLT1とPON LSI22との間で論理リンクが確立していない場合には、PON LSI22は待機情報収集判定部25にOLT1との論理リンクが切断されていることを通知する(ステップST9)。
次に、待機情報収集判定部25はPHY低消費電力化制御部27に対してPHY23を低消費電力モードに制御するように要求する。PHY低消費電力化制御部27はPHY23が低消費電力モードで動作していない場合には、低消費電力モードで動作するように制御し、PHY23が既に低消費電力モードで動作している場合には、低消費電力モードでの動作継続を制御する(ステップST10)。
その後、シーケンスはステップST2の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。
その後、シーケンスはステップST2の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。
上記ステップST8において、OLT1とPON LSI22との間で論理リンクが確立している場合は、PON LSI22は待機情報収集判定部25にOLT1との論理リンクが確立していることを通知する(ステップST11)。
次に、LANコネクタ24はLANケーブル7が接続されているか監視する(ステップST12)。ステップST12において、LANケーブル7がLANコネクタ24に接続されていない場合には、LANコネクタ24は待機情報収集判定部25にLANケーブル7が接続されていないことを通知する(ステップST13)。
次に、LANコネクタ24はLANケーブル7が接続されているか監視する(ステップST12)。ステップST12において、LANケーブル7がLANコネクタ24に接続されていない場合には、LANコネクタ24は待機情報収集判定部25にLANケーブル7が接続されていないことを通知する(ステップST13)。
次に、待機情報収集判定部25はPHY低消費電力化制御部27に対して、PHY23を低消費電力モードに制御するように要求する。PHY低消費電力化制御部27はPHY23が低消費電力モードで動作していない場合には、低消費電力モードで動作するように制御し、PHY23が既に低消費電力モードで動作している場合には、低消費電力モードでの動作継続を制御する(ステップST14)。
その後、シーケンスはステップST2の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。
その後、シーケンスはステップST2の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。
上記ステップST12において、LANケーブル7がLANコネクタ24に接続されている場合は、LANコネクタ24は待機情報収集判定部25にLANケーブル7が接続されていることを通知する(ステップST15)。
待機情報収集判定部25はPHY低消費電力化制御部27に対して、PHY23を低消費電力モード解除に制御するように要求する。PHY低消費電力化制御部27はPHY23が低消費電力モードで動作している場合には、低消費電力モードの解除を実行し、既にHY23の低消費電力モードが解除されている場合には、低消費電力モード解除の状態を継続するように制御する(ステップST16)。このステップST16が実行されると、全ての機能ブロックにおいて低消費電力モードが解除される。
その後、シーケンスはステップST2の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。
待機情報収集判定部25はPHY低消費電力化制御部27に対して、PHY23を低消費電力モード解除に制御するように要求する。PHY低消費電力化制御部27はPHY23が低消費電力モードで動作している場合には、低消費電力モードの解除を実行し、既にHY23の低消費電力モードが解除されている場合には、低消費電力モード解除の状態を継続するように制御する(ステップST16)。このステップST16が実行されると、全ての機能ブロックにおいて低消費電力モードが解除される。
その後、シーケンスはステップST2の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。
以上のように、実施の形態1によれば、光信号の入力状態、論理リンクの確立状態及び、LANケーブルの接続状態を監視するように構成したので、監視結果に基づいて低消費電力モードに設定する機能ブロックを選択することができ、効率よく消費電力を抑制することができる。
なお、ONU2におけるPHY23とLANコネクタ24の構成として、上記実施の形態1で示した内容に加え、図4に示す光加入者側装置のようにPHY23とLANコネクタ24を複数設けるようにしてもよい。この構成においても、図3に示したフローチャートに従って動作させることにより、ONU2の消費電力を抑制することができる。
また、上述した実施の形態1では、ONU2内に待機情報収集判定部25、PON LSI低消費電力化制御部26及びPHY低消費電力化制御部27を設ける例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、外部装置中に待機情報収集判定部25、PON LSI低消費電力化制御部26及びPHY低消費電力化制御部27を設け、この外部装置からONU2の低消費電力化を制御する消費電力制御システムであってもよい。
1 OLT(局側装置)、2 ONU(加入者側装置)、3 TE(下位ネットワーク側装置)、4 光スプリッタ、5 基幹光ファイバ、6 支線光ファイバ、7 LANケーブル、21 光送受信器(光送受信部)、22 PON LSI(論理リンク確立制御部)、23 PHY(物理層機能部)、24 LANコネクタ、25 待機情報収集判定部(判定処理部)、26 PON LSI低消費電力化制御部(第1の制御部)、27 PHY低消費電力化制御部(第2の制御部)、A 上位ネットワーク。
Claims (7)
- 局側装置との間で光信号を送受信する光送受信部と、上記局側装置との間の論理リンクの確立を制御する論理リンク確立制御部と、物理層として機能する物理層機能部とを備えた加入者側装置において、
上記光送受信部への光信号の入力有無、上記論理リンク確立制御部により論理リンクが確立されているか否か、及び上記物理層機能部と下位ネットワーク側装置との接続有無のうちの少なくとも1つを判定する判定処理部と、
上記判定処理部による判定結果に基づいて上記論理リンク確立制御部の消費電力を制御する第1の制御部と、
上記判定処理部による判定結果に基づいて上記物理層機能部の消費電力を制御する第2の制御部とを備えたことを特徴とする加入者側装置。 - 第1の制御部は、判定処理部により光送受信部に光信号の入力がないと判定されると、
上記論理リンク確立制御部を低消費電力モードに制御し、
第2の制御部は、上記判定処理部により上記光送受信部に光信号の入力がないと判定されると、上記物理層機能部を低消費電力モードに制御することを特徴とする請求項1記載の加入者側装置。 - 第2の制御部は、判定処理部により論理リンクが確立されていないと判定されると、物理層機能部を低消費電力モードに制御することを特徴とする請求項1または請求項2記載の加入者側装置。
- 第2の制御部は、判定処理部により物理層機能部と下位ネットワーク側装置とが接続されていないと判定されると、上記物理層機能部を低消費電力モードに制御することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の加入者側装置。
- 物理層機能部と下位ネットワーク側装置との接続を検知する検知処理部を備え、
判定処理部は、上記検知処理部による検知結果に基づいて、上記物理層機能部と上記下位ネットワーク側装置との接続有無を判定することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の加入者側装置。 - 検知処理部は、物理層機能部に接続するコネクタに設けられ、下位ネットワーク側装置に接続する通信ケーブルのプラグの上記コネクタへの挿抜により開閉して上記物理層機能部と上記下位ネットワーク側装置との接続を検知するスイッチから構成されることを特徴とする請求項5記載の加入者側装置。
- 局側装置との間で光信号を送受信する光送受信部と、上記局側装置との間の論理リンクの確立を制御する論理リンク確立制御部と、物理層として機能する物理層機能部とを備えた加入者側装置の消費電力を制御する消費電力制御システムにおいて、
上記光送受信部への光信号の入力有無、上記論理リンク確立制御部により論理リンクが確立されているか否か、及び上記物理層機能部と下位ネットワーク側装置との接続有無のうちの少なくとも1つを判定する判定処理部と、
上記判定処理部による判定結果に基づいて上記論理リンク確立制御部の消費電力を制御する第1の制御部と、
上記判定処理部による判定結果に基づいて上記物理層機能部の消費電力を制御する第2の制御部とを備えたことを特徴とする消費電力制御システム。
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