JP6414406B2 - 局側装置、宅側装置、ponシステム及び光通信方法 - Google Patents
局側装置、宅側装置、ponシステム及び光通信方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6414406B2 JP6414406B2 JP2014149921A JP2014149921A JP6414406B2 JP 6414406 B2 JP6414406 B2 JP 6414406B2 JP 2014149921 A JP2014149921 A JP 2014149921A JP 2014149921 A JP2014149921 A JP 2014149921A JP 6414406 B2 JP6414406 B2 JP 6414406B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- event
- home
- pon
- station
- oam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Description
具体的には、本発明は、局側の光回線終端装置を余分に有する冗長構成の局側装置と、宅側の光回線終端装置である宅側装置と、局側装置と宅側装置を含むPONシステムと、冗長構成の局側装置と宅側装置が行う光通信方法に関する。
PONでは、OSUと複数台のONUがPON回線を共有するので、光ファイバの断線やOSUの故障で通信サービスが止まると、影響が多数の加入者に及ぶ。従って、通信サービスの安定のためには、OSUやPON回線を冗長化することが重要である。
例えば、特許文献1には、OSUを余分に有する冗長構成の局側装置(OLT:Optical Line Terminal)が記載されている。このOLTは、冗長OSUへの切り替え期間中に、光スイッチの切り替えタイミングと各ONUの送信タイミングを適切に制御することにより、PONプロテクションに伴う通信の瞬断を防止する。
また、非特許文献1では、EPONで用いるアクセス制御プロトコル(MPCP:Multi-Point Control Protocol)と、通信機器の保守管理に関するOAM(Operations, Administration and Maintenance)のプロトコルも規定されている。
非特許文献1では、OAM機能の1つとして、所定のOAMイベントを検知した装置が対向装置にその旨を通知することも規定されている。この検知を通知するイベントには、例えば、「フレームエラーイベント」、「シンボルエラーイベント」、「リンクフォルト」、及び「クリティカルイベント」などが含まれる。
非特許文献1には、PONプロテクションに関する規約は存在しないが、非特許文献2には、GE−PON及び10GE−PONについてPONプロテクションに関する規約が含まれている。
このため、OLTがPONプロテクションを行う場合には、切り替え元OSUの配下であったONUが、上記のリンクフォルトやクリティカルイベントなどのOAMイベントを検知する可能性が高くなる。
また、PONプロテクションに伴ってOAMイベントを検知し易くなったONUが多数のOAMフレームを送信すると、切り替え先OSUが、切り替え直後の短時間に受信した多くのOAMフレームに対応せねばならず、不要な処理負荷が増えるという問題もある。
また、本発明は、PONプロテクションの完了後における切り替え先OSUの処理負荷を軽減することを目的とする。
(b) 宅側装置が、宅側主導の冗長切り替えの遷移期間を含むマスク期間に検知したOAMイベントを無効とするマスク処理
(c) 宅側装置が、宅側主導の冗長切り替えの完了後におけるOAMイベントを検知し難くする検知感度の調整処理
また、上記の特徴的な処理部(制御部など)は、それが行う処理の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現することもできる。
また、本発明によれば、PONプロテクションの完了後における切り替え先OSUの処理負荷を軽減することができる。
以下、本発明の実施形態の概要を列記して説明する。
(1) 本実施形態の局側装置は、局側の光回線終端装置を余分に有する冗長構成の局側装置であって、局側主導の冗長切り替えの制御指令に応じて、前記局側の光回線終端装置を運用系から待機系に切り替える光スイッチと、前記局側主導の冗長切り替えの遷移期間を含むマスク期間に、宅側の光回線終端装置である宅側装置から受信したOAMフレームに含まれるOAMイベントを無効とする制御部と、を備える。
このため、第1のPONプロテクションの完了後における切り替え先OSUの処理負荷を軽減することができる。
この場合、制御部が、イベントの種別に応じて個別に設定されたマスク期間によりOAMイベントの無効を判定するので、マスク期間を一律に設定する場合に比べて、OAMイベントの種別ごとに柔軟にマスク処理を行うことができる。
このため、第2のPONプロテクションの完了後における切り替え先OSUの処理負荷を軽減することができる。
この場合、制御部が、イベントの種別に応じて個別に設定されたマスク期間によりOAMイベントの無効を判定するので、マスク期間を一律に設定する場合に比べて、OAMイベントの種別ごとに柔軟にマスク処理を行うことができる。
このため、第2のPONプロテクションの完了後における切り替え先OSUの処理負荷を軽減することができる。
(a) 局側装置が、局側主導の冗長切り替えの遷移期間を含むマスク期間に宅側装置から受信したOAMフレームに含まれるOAMイベントを無効とするマスク処理
(b) 宅側装置が、宅側主導の冗長切り替えの遷移期間を含むマスク期間に検知したOAMイベントを無効とするマスク処理
(c) 宅側装置が、宅側主導の冗長切り替えの遷移期間の完了後におけるOAMイベントを通常の運用期間よりも検知し難くする検知感度の調整処理
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の詳細を説明する。なお、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
本実施形態では、局側(通信事業者側)の光回線終端装置の集合体(OLT)を「局側装置」といい、宅側(加入者側)の光回線終端装置を「宅側装置」という。
なお、本実施形態に共通の前提として、PONはイーサネットベースのPON(EPON)であり、IEEE802.3ahで定義されたMPCPフレームによってONUの登録、離脱、ONUへの帯域割当及びONUからの帯域要求などが行なわれるものとする。
図1は、本実施形態の局側装置1の構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の光通信システムは、局側装置(OLT)1と、複数の宅側装置(ONU)2と、複数のPON回線3とを含むPONシステムである。
PON回線3は、光カプラ4等よりなる受動光分岐ノードによって光ファイバ5を分岐させたツリー構造の光ファイバ網である。
局側装置1の上位側は、コア網等よりなる上位網に通じている。宅側装置2の下位側は、LAN(Local Area Network)等よりなる下位網に通じている。
局側装置1は、余分な数(図1ではN+1個)のOSU13が筐体に収容されたOSU13の集合体であり、OSU13に関してN:1の冗長構成となっている。すなわち、N+1個のOSU13のうち、1〜N番目が運用系(現用)のOSU13であり、N+1番目のOSU13が待機系(予備)のOSU13である。
また、1〜N番目の上位側ポートに対応する1〜N番目の下位側ポートに、それぞれPON回線3が接続されている。
例えば、上位側ポートのポート番号を「i」(=1〜N+1)とし、下位側ポートのポート番号を「j」(=1〜N)とすると、光スイッチ14は、管理制御部12から制御指令がない場合は、ポート番号i=ポート番号jとなるように光伝送経路を設定している。
同様に、i=2〜Nのいずれかの運用系OSU13に代えて、N+1番目の待機系OSU13を動作させる制御指令を受けると、光スイッチ14は、ポート番号j=2〜Nのいずれかの下位側ポートの接続先を、ポート番号i=N+1の上位側ポートに切り替える。
従って、管理制御部12は、各OSU13と個別に情報交換を行うことができ、各OSU13は、他のOSU13と直接的にあるいは管理制御部12を介して間接的に情報交換を行うことができる。
制御指令を受信した光スイッチ14は、切り替え対象となるOSU13に関して上述のポートの切り替えを行う。制御指令を受信した切り替え先OSU13は、内部の各回路をウェイクアップさせて動作を開始する。制御指令を受信した切り替え元OSU13は、内部の各回路をスリープダウンさせて動作を休止する。
ユーザは、管理装置17に操作情報を入力することができる。管理装置17は、入力された操作情報を管理制御部12に送信する。管理制御部12は、操作情報にPONプロテクションの実行が含まれる場合には、冗長切り替えの制御指令を生成する。
本実施形態のPONプロテクションは、局側装置1が主導するプロテクション(以下、「第1のプロテクション」という。)と、宅側装置2が主導するプロテクション(以下、「第2のプロテクション」という。)の2つの方式がある。
「第1のプロテクション」には、ユーザによる操作が契機となるプロテクションと、局側装置1による故障検知が契機となるプロテクションがある。
後者のプロテクションは、運用系OSU13の故障が検出された場合や、運用系OSU13が上り光信号を一定期間受信しない場合(「Optical LoSイベント」の検出)に行われるプロテクションである。なお、「LoS」は「Loss of Signal」の意味である。以下において、Optical LoSイベントを「LoSイベント」ともいう。
制御指令を受信した切り替え元OSU13は、光スイッチ14の切り替えに先立ち、配下の宅側装置2の管理情報を切り替え先OSU13に転送する。
その後、切り替え先OSU13は、切り替え元OSU13から転送された宅側装置2の管理情報に基づいて、PON回線3に繋がる配下の宅側装置2と光通信を行う。
1)ONUの種別情報
この種別情報は、例えば、ONUが1GONU、10G非対称ONU又は10G対称ONUのいずれかを示す情報である。
2)ONUのMACアドレス
4)QoS(Quality of Service)パラメータ
このパラメータは、当該ONUに設定する優先度クラス、最低保証帯域及び最大許容帯域を定義するためのパラメータである。
5)上位ネットワークにおけるVLANモード
宅側装置2は、LoSイベントを検出すると、このイベントを含むOAMフレームをOSU13に送信する。このイベントを取得した運用系OSU13は、管理制御部12にその旨を伝え、管理制御部12はこれを契機に第2のプロテクションを実施する。
制御指令を受信した切り替え元OSU13は、光スイッチ14の切り替えに先立ち、配下の宅側装置2の管理情報を切り替え先OSU13に転送する。
その後、切り替え先OSU13は、切り替え元OSU13から転送された宅側装置2の管理情報に基づいて、PON回線3に繋がる配下の宅側装置2と光通信を行う。
すなわち、宅側装置2(具体的には、図3のPON制御部24)は、自装置においてLoSイベントを検知した後に、切り替え先OSU13から所定の制御フレーム(例えば、MPCPフレーム、拡張MAC制御フレーム及び拡張OAMフレームなど)を受信したことにより、局側装置1による冗長切り替え(PONプロテクション)が完了したことを察知する。
図2は、OSU13の構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、OSU13は、上位側(図2の左側)から下位側に向かって順に、上位網IF(インタフェース)部31、PON制御部32、受信処理部33、送信処理部34、及びPON送受信部35を備えている。また、OSU13は、上りバッファ36及び下りバッファ37を備えている。
PON送受信部35は、送信処理部34から入力される電気信号を1.577μm帯の光信号に変換し、その光信号を光スイッチ14に出力する。
受信処理部33は、フレーム種別がユーザフレームであれば、それを上りバッファ36へ出力する。
送信処理部34は、PON制御部32から入力されるフレームを、電気信号としてPON送受信部35に出力するとともに、下りバッファ37にフレームがあれば、PON制御部32からのフレームの合間にそれを下りバッファ37から取り出し、電気信号としてPON送受信部35に出力する。
PON制御部32は、ONU2から送られるMPCPフレーム及びOAMフレームなどの制御フレームを、受信処理部33を介して受信し、受信した制御フレームの内容に対応する処理を行う。
例えば、ONU2から通知されたOAMイベントがLoSイベントである場合には、PON制御部32は、通知されたLoSイベントを管理制御部12に転送する。ONU2からのLoSイベントの通知は、第2のプロテクションの契機となるからである。
すなわち、PON制御部32は、所定期間中に取得した所定種別のイベントを無視する「マスク処理部41」としての機能を有する。なお、OSU13のマスク処理部41が実行するマスク処理(図5〜図7)の詳細については後述する。
管理制御部12が送信する冗長切り替えの制御指令には、切り替え先の識別番号と切り替え元の識別番号が含まれる。
PON制御部32は、制御指令に含まれる切り替え先の識別番号が自装置の識別番号に該当する場合には、自装置がPONプロテクション切り替え先に指定されたと判断し、OSU13内の各部31,33,34,35にウェイク指示を送信する。
図3は、ONU2の構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、ONU2は、上位側(図3の左側)から下位側に向かって順に、PON送受信部21、送信処理部22、受信処理部23、PON制御部24及び下位網IF(インタフェース)部25を備えている。また、ONU20は、2種類の上りバッファ26,27と、1種類の下りバッファ28を備えている。第1上りバッファ26は制御フレーム用であり、第2上りバッファ27はユーザフレーム用である。
PON送受信部21は、送信処理部22から入力される電気信号を1.3μm帯の光信号に変換し、その光信号をPON回線3に出力する。なお、光信号は、送信処理部22から入力されるバーストイネーブル信号がオフの期間は発光しないバースト信号となる。
受信処理部23は、廃棄されなかったフレームについてはフレーム種別を調べ、それが制御フレームであれば、その制御フレームをPON制御部24へ出力し、ユーザフレームであれば、そのユーザフレームを下りバッファ28へ出力する。
また、下位網IF部25は、下位網から上り信号を受信すると、その上り信号を内部信号へ変換した後でフレームを再構成し、第2上りバッファ27へ出力する。
PON制御部24からの送信指示には、フレームの対象(レポートフレームか否か)、送信開始時刻及び送信期間などが含まれる。
上記各バッファ26,27からのフレームの取り出しは、第1上りバッファ26の方が第2上りバッファ27よりも高い優先順位で行われる。
送信処理部22は、フレームを電気信号に変換する際に、登録要求フレームに対してはブロードキャストのLLIDを付与し、その他のフレーム対しては当該ONU2のLLIDを付与する。
PON制御部24は、その応答あるいは自ら生成するMPCPフレーム及びOAMフレームを、送信処理部22を介してOSU13へ送信する。
1)フレームエラーイベント
2)シンボルエラーイベント
3)リンクフォルト
4)クリティカルイベント
5)Optical LoSイベント
シンボルエラーイベントとは、所定期間に受信した受信信号に含まれるシンボル(符号)に所定数以上のエラーがあることを意味する。
リンクフォルトとは、ある程度の受光強度は得られているが、光電変換後の増幅信号の電圧が所定値より低い状態(無信号状態)が所定期間以上継続することを意味する。
Optical LoSイベントとは、前述の通り、光信号(ONU2の場合には下り光信号)を一定期間受信しないことを意味する。
イベント検知部43は、上記のいずれかのイベントを検知すると、それらのイベントをPON制御部24に通知する。
例えば、イベント検知部43から通知されたOAMイベントがLoSイベントである場合には、PON制御部32は、LoSイベントを含むOAMフレームを生成し、生成したOAMフレームを第1上りバッファ26に出力する。ONU2からのLoSイベントの通知は、第2のプロテクションの契機となるからである。
すなわち、PON制御部24は、所定期間中に取得した所定種別のイベントを対向装置に通知しない「マスク処理部42」としての機能を有する。なお、ONU2のマスク処理部42が実行するマスク処理(図8及び図9)の詳細については後述する。
図4は、イベント検知部43の構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、イベント検知部43は、イベント通知部50、フレームエラー検知部51、及びシンボルエラー検知部52を備えている。
光トランシーバ21の光受信部56が出力する電気信号は、図示しない物理層符号化部にて符号化されてシンボルエラー判定部201に入力される。シンボルエラー判定部201は、電気信号をMACフレームに生成してフレームエラー判定部101に出力する。
フレームエラー判定部101は、シンボルエラー判定部201から入力されたMACフレームのエラーを検出すると、検出信号をエラーカウンタ102に出力する。
観測タイマー103は、PON制御部24から指示された観測周期C1を計測し、観測周期C1の経過ごとにエラーカウンタ102にカウントのリセット信号を出力する。
エラー数判定部104は、取得した検出信号の数がPON制御部24から指示された閾値Th1以上である場合にフレームエラーありと判定し、その判定結果(フレームエラーイベント)をイベント通知部50に出力する。
シンボルエラー判定部201は、光受信部56から入力されたデジタル信号の符号エラーを検出すると、検出信号をエラーカウンタ202に出力する。
観測タイマー203は、PON制御部24から指示された観測周期C2を計測し、観測周期C2の経過ごとにエラーカウンタ202にカウントのリセット信号を出力する。
エラー数判定部204は、取得した検出信号の数がPON制御部24から指示された閾値Th2以上である場合にシンボルエラーありと判定し、その判定結果(シンボルエラーイベント)をイベント通知部50に出力する。
受信異常検知部53は、増幅後の電気信号がPON制御部24から指示された閾値Th3以下である状態(無信号状態)が、所定期間以上継続した場合にリンクフォルトの発生と判定し、その判定結果(リンクフォルト)をイベント通知部50に出力する。
故障判定部54は、レーザー素子の駆動電圧がPON制御部24から指示された閾値Th4以下である状態が、所定期間以上継続した場合にクリティカルイベントの発生と判定し、その判定結果(クリティカルイベント)をイベント通知部50に出力する。
受光強度測定部55は、下り光信号が所定の閾値以下である状態(無光状態)が、所定期間以上継続した場合にLoSイベントの発生と判定し、その判定結果(LoSイベント)をイベント通知部50に出力する。
イベント通知部50は、上述の各部51〜55から所定のOAMイベントが入力されると、入力されたOAMイベントをPON制御部24に通知する。
図5は、OLT1が主導する第1のプロテクションと、その際にOLT1が行うマスク処理の一例を示すシーケンス図である。
なお、以下の説明では、処理主体がOSU13になっているが、実際の処理主体は、OSU13に搭載されたPON制御部32(図2のマスク処理部41)である。図6及び図7のフローチャートについても同様である。
局側主導の冗長切り替えである第1プロテクションにおいては、開始時点tsから完了時点teまでの期間を、当該冗長切り替えの「遷移期間」とする。
具体的には、図5に記載の通り、イベントE1は「フレームエラーイベント」を示し、イベントE2は「シンボルエラーイベント」を示し、イベントE3は「リンクフォルト」を示し、イベントE4は「クリティカルイベント」を示す。
各マスク期間M1〜M4は、少なくともts〜teまでの期間を含み、添え字の数値が大きい方のマスク期間は添え字の数値が小さい方のマスク期間を包含する時間長となるように設定されている。すなわち、マスク期間Mの添え字をm,nとし、n>mとすると、マスク期間Mnはマスク期間Mmを包含する。
また、マスク期間M1〜M4の完了時点te以後の事後期間を、それぞれTaft_1〜Taft_4とすると、マスク期間M1〜M4の事後期間Taft_1〜Taft_4には、次の不等式が成立する。Taft_1≦Taft_2≦Taft_3≦Taft_4
この場合、イベントE1を含む最初のOAMフレームの受信時は、イベントE1に対応するマスク期間M1から外れているので、切り替え元OSU13は、取得したイベントE1(フレームエラーイベント)を有効とする。
イベントE3を含む3番目のOAMフレームの受信時は、イベントE3に対応するマスク期間M3の期間内であるので、切り替え元OSU13は、取得したイベントE3(リンクフォルト)を無効とする。
イベントE1を含む5番目のOAMフレームの受信時は、イベントE1に対応するマスク期間M1の期間内であるので、切り替え元OSU13は、取得したイベントE1(フレームエラーイベント)を無効とする。
逆に、マスク期間M1〜M4の事前期間Tbef_1〜Tbef_4の開始後に、各マスク期間M1〜M4に対応するイベントE1〜E4が通知された場合には、切り替え元OSU13は通知されたイベントE1〜E4を無効とする。
この期間中においては、切り替え元OSU13と切り替え先OSU13は、受信したOAMフレームに含まれるすべての種別のイベントを無効とする。その理由は、冗長切り替えの遷移期間中は、切り替え先OSU13へのONU2の管理情報の提供が未完了の可能性が高く、適切なPON通信を保証できないからである。
この場合、イベントE1を含む最初のOAMフレームの受信時は、イベントE1に対応するマスク期間M1内であるので、切り替え先OSU13は、取得したイベントE1(フレームエラーイベント)を無効とする。
イベントE3を含む3番目のOAMフレームの受信時は、イベントE3に対応するマスク期間M3の期間内であるので、切り替え先OSU13は、取得したイベントE3(リンクフォルト)を無効とする。
イベントE1を含む5番目のOAMフレームの受信時は、イベントE1に対応するマスク期間M1から外れているので、切り替え先OSU13は、取得したイベントE1(フレームエラーイベント)を有効とする。
逆に、マスク期間M1〜M4の事後期間Taft_1〜Taft_4の終了後に、各マスク期間M1〜M4に対応するイベントE1〜E4が通知された場合には、切り替え先OSU13は通知されたイベントE1〜E4を有効とする。
図6に示すように、切り替え元OSU13は、所定のイベントE1〜E4を含むOAMフレームを受信すると(ステップS10)、まず、自装置が切り替え処理中であるか否かを判定する(ステップS11)。この判定は、具体的には、冗長切り替えの開始時点tsを経過しているか否かによって行われる。
上記の判定結果が否定的である場合には、切り替え元OSU13は、イベントE1〜E4を含むOAMフレームの受信から、各イベントE1〜E4に対応する事前期間Tbef_1〜Tbef_4が経過するまでの間に、冗長切り替えが開始されたか否かを判定する(ステップS12)。
上記の判定結果が肯定的である場合には、切り替え元OSU13は、OAMフレームに含まれるイベントE1〜E4を無効と判定する(ステップS15)。
図7に示すように、切り替え先OSU13は、所定のイベントE1〜E4を含むOAMフレームを受信すると(ステップS20)、まず、自装置が切り替え完了前であるか否かを判定する(ステップS21)。この判定は、具体的には、冗長切り替えの完了時点teの経過前か否かによって行われる。
上記の判定結果が否定的である場合には、切り替え先OSU13は、完了時点te後の経過時間が、各イベントE1〜E4に対応する事後期間Taft_1〜Taft_4よりも大きいか否かを判定する(ステップS22)。
上記の判定結果が肯定的である場合には、切り替え先OSU13は、OAMフレームに含まれるイベントE1〜E4を有効と判定する(ステップS25)。
第1実施形態のOLT1によれば、OSU13のPON制御部32が、局側主導の冗長切り替え(第1のPONプロテクション)の遷移期間(図5のts〜te)を含むマスク期間にONU2から受信したOAMフレームに含まれるOAMイベントE1〜E4を無効とするので、第1のPONプロテクションの後にONU2と通信する切り替え先OSU13が、ONU2の論理リンクを切断するのを防止することができる。従って、ONU2に継続した通信サービスを提供できる。
このため、第1のPONプロテクションの完了後における切り替え先OSU13の処理負荷を軽減できるという利点もある。
このため、イベントE1〜E4の種別に関係なくマスク期間M1〜M4を一律の同じ期間に設定する場合に比べて、OAMイベントE1〜E4の種別ごとに柔軟にマスク処理を行うことができる。
図8は、ONU2が主導する第2のプロテクションと、その際にONU2が行うマスク処理の一例を示すシーケンス図である。
図8に示すように、第2のプロテクションは、LoSイベントを含むOAMフレームを切り替え元OSU13が受信することによって実施される。また、ONU2は、プロテクション完了後に切り替え先OSU13が送信する制御フレームを受信することにより、第2のプロテクションの完了を検知する。
宅側主導の冗長切り替えである第2プロテクションにおいては、検知時点tsから検知時点teまでの期間を、当該冗長切り替えの「遷移期間」とする。
具体的には、図8に記載の通り、イベントE1は「フレームエラーイベント」を示し、イベントE2は「シンボルエラーイベント」を示し、イベントE3は「リンクフォルト」を示し、イベントE4は「クリティカルイベント」を示す。
各マスク期間M1〜M4は、少なくともts〜teまでの期間を含み、添え字の数値が大きい方のマスク期間は添え字の数値が小さい方のマスク期間を包含する時間長となるように設定されている。すなわち、マスク期間Mの添え字をm,nとし、n>mとすると、マスク期間Mnはマスク期間Mmを包含する。
また、マスク期間M1〜M4の検知時点te以後の事後期間を、それぞれTaft_1〜Taft_4とすると、マスク期間M1〜M4の事後期間Taft_1〜Taft_4には、次の不等式が成立する。Taft_1≦Taft_2≦Taft_3≦Taft_4
この場合、最初のイベントE1の取得時は、イベントE1に対応するマスク期間M1から外れているので、PON制御部24(具体的にはマスク処理部42。以下、同様。)は、イベント検知部43から通知されたイベントE1(フレームエラーイベント)を有効とし、イベントE1を含むOAMフレームを切り替え元OSU13に送信する。
3番目のイベントE3の取得時は、イベントE3に対応するマスク期間M3の期間内であるので、PON制御部24は、イベント検知部43から通知されたイベントE3(リンクフォルト)を無効とする。
5番目のイベントE1の取得時は、イベントE1に対応するマスク期間M1の期間内であるので、PON制御部24は、イベント検知部43から通知されたイベントE1(フレームエラーイベント)を無効とする。
逆に、マスク期間M1〜M4の事前期間Tbef_1〜Tbef_4の開始後に、各マスク期間M1〜M4に対応するイベントE1〜E4が通知された場合には、PON制御部24は通知されたイベントE1〜E4を無効とする。
この期間中においては、ONU2のPON制御部24は、取得したすべての種別のイベントを無効とする。その理由は、冗長切り替えの遷移期間中は、切り替え先OSU13へのONU2の管理情報の提供が未完了の可能性が高く、適切なPON通信を保証できないからである。
この場合、最初のイベントE1の取得時は、イベントE1に対応するマスク期間M1の期間内であるので、PON制御部24は、イベント検知部43から通知されたイベントE1(フレームエラーイベント)を無効とする。
3番目のイベントE3の取得時は、イベントE3に対応するマスク期間M3の期間内であるので、PON制御部24は、イベント検知部43から通知されたイベントE3(リンクフォルト)を無効とする。
5番目のイベントE1の取得時は、イベントE1に対応するマスク期間M1からはずれているので、PON制御部24は、イベント検知部43から通知されたイベントE1(フレームエラーイベント)を有効とし、イベントE1を含むOAMフレームを切り替え先OSU13に送信する。
逆に、マスク期間M1〜M4の事後期間Tbef_1〜Tbef_4の終了後に、各マスク期間M1〜M4に対応するイベントE1〜E4が通知された場合には、PON制御部24は通知されたイベントE1〜E4を有効とする。
図9に示すように、ONU2のPON制御部24は、所定のイベントE1〜E4が通知されると(ステップS30)、まず、第2のプロテクションの契機となるLoSイベントが検出済みか否かを判定する(ステップS31)。
従って、この場合、PON制御部24は、所定のイベントE1〜E4が通知された後、各イベントE1〜E4に対応する事前期間Tbef_1〜Tbef_4が経過するまでの間に、LoSイベントの通知がないか否かを判定する(ステップS32)。
上記の判定結果が肯定的である場合は、PON制御部24は、通知されたイベントE1〜E4を有効と判断し、そのイベントE1〜E4を含むOAMフレームを送信する(ステップS34)。
従って、この場合、PON制御部24は、第2のプロテクションが完了済みか否かを判定する(ステップS33)。この判定は、切り替え先OSU13から制御フレームを受信したか否かによって行われる。
上記の判定結果が肯定的である場合は、PON制御部24は、更に、検知時点te後の経過時間が、各イベントE1〜E4に対応する事後期間Taft_1〜Taft_4よりも大きいか否かを判定する(ステップS37)。
上記の判定結果が肯定的である場合には、PON制御部24は、通知されたイベントE1〜E4を有効と判断し、そのイベントE1〜E4を含むOAMフレームを送信する(ステップS39)。
第2実施形態のONU2によれば、PON制御部24が、宅側主導の冗長切り替え(第2のPONプロテクション)の遷移期間(図8のts〜te)を含むマスク期間M1〜M4に検知したOAMイベントE1〜E4を無効とするので、第2のPONプロテクションの後にONU2と通信する切り替え先OSU13が、ONU2の論理リンクを切断するのを防止することができる。従って、ONU2に継続した通信サービスを提供することができる。
このため、第2のPONプロテクションの完了後における切り替え先OSU13の処理負荷を軽減できるという利点もある。
このため、イベントE1〜E4の種別に関係なくマスク期間M1〜M4を一律の同じ期間に設定する場合に比べて、OAMイベントE1〜E4の種別ごとに柔軟にマスク処理を行うことができる。
図10は、ONU2が主導する第2のプロテクションと、その際にONU2が行う検出感度の調整処理の一例を示すシーケンス図である。
ここで、ONU2が行う検出感度の調整処理とは、第2のPONプロテクションに際して不要と考えられるイベントE1〜E4についての検出感度を、通常の運用期間よりも低下させる調整処理のことをいう。
このため、宅側主導の第2のPONプロテクションを行う際に、OLT1から指示されることなく、ONU2が自律的にイベントE1,E2の検出感度を低下させれば、不要なイベントE1,E2そのものの検出頻度が低下し、切り替え先OSU13が不要なイベントE1,E2を含むOAMフレームを受信する可能性を低減できる。
このようにすれば、切り替え先OSU13がONU2と新たにPON通信を確立する前に、冗長切り替えの完了までに検出されたフレームエラーやシンボルエラーの回数がクリアされるので、それらのイベントE1,E2が検出され難くなる。
第3実施形態のONU2によれば、PON制御部24が、宅側主導の冗長切り替え(第2のPONプロテクション)の遷移期間(図10のts〜te)の完了後におけるOAMイベントE1〜E4を検知し難くするので、第2のPONプロテクションの後にONU2と通信する切り替え先OSU13が、ONU2の論理リンクを切断する可能性が低減する。従って、ONU2に継続した通信サービスを提供することができる。
このため、第2のPONプロテクションの完了後における切り替え先OSU13の処理負荷を軽減できるという利点もある。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
(1)第1のプロテクションにおいてマスク処理を行う第1実施形態のOLT
(2)第2のプロテクションにおいてマスク処理を行う第2実施形態のONU
(3)第2のプロテクションにおいて検出感度の調整処理を行う第3実施形態のONU
同様に、ONU2が実行するマスク処理は、マスク期間M1〜M4に検知したOAMイベントのうちの「一部」を無効にする処理であってもよいし、「全部」を無効にする処理であってもよい。
2 宅側装置(ONU)
3 PON回線
4 光カプラ
5 光ファイバ
11 集線部
12 管理制御部(制御部)
13 局側の光回線終端装置(OSU)
14 光スイッチ
15 操作IF
16 管理ネットワーク
17 管理装置
21 PON送受信部(光トランシーバ)
22 送信処理部
23 受信処理部
24 PON制御部(制御部)
25 下位網IF部
26 上りバッファ
27 上りバッファ
28 下りバッファ
31 上位網IF部
32 PON制御部(制御部)
33 受信処理部
34 送信処理部
35 PON送受信部(光トランシーバ)
36 上りバッファ
37 下りバッファ
41 OSUのマスク処理部
42 ONUのマスク処理部
43 イベント検知部
50 イベント通知部
51 フレームエラー検知部
52 シンボルエラー検知部
53 受信異常検知部
54 故障判定部
55 受光強度測定部
56 光受信部
101 フレームエラー判定部
102 エラーカウンタ
103 観測タイマー
104 エラー数判定部
201 シンボルエラー判定部
202 エラーカウンタ
203 観測タイマー
204 エラー数判定部
Claims (7)
- 局側の光回線終端装置を余分に有する冗長構成の局側装置であって、
局側主導の冗長切り替えの制御指令に応じて、前記局側の光回線終端装置を運用系から待機系に切り替える光スイッチと、
前記局側主導の冗長切り替えの遷移期間を含むマスク期間に、宅側の光回線終端装置である宅側装置から受信したOAMフレームに含まれるOAMイベントを無効とする制御部と、を備える局側装置。 - 前記制御部は、前記OAMイベントを無効とするか否かの判定を、前記OAMフレームの受信時点が当該OAMイベントの種別に応じて個別に設定された前記マスク期間に入っているか否かによって行う請求項1に記載の局側装置。
- 局側の光回線終端装置を余分に有する冗長構成の局側装置とPON回線を用いて光通信する、宅側の光回線終端装置である宅側装置であって、
宅側主導の冗長切り替えの契機となる制御フレームを送信するPON送受信部と、
前記宅側主導の冗長切り替えの遷移期間を含むマスク期間に検知したOAMイベントを無効とする制御部と、を備える宅側装置。 - 前記制御部は、前記OAMイベントを無効とするか否かの判定を、前記OAMイベントの取得時点が当該OAMイベントの種別に応じて個別に設定された前記マスク期間に入っているか否かによって行う請求項3に記載の宅側装置。
- 局側の光回線終端装置を余分に有する冗長構成の局側装置とPON回線を用いて光通信する、宅側の光回線終端装置である宅側装置であって、
宅側主導の冗長切り替えの契機となる制御フレームを送信するPON送受信部と、
前記宅側主導の冗長切り替えの遷移期間の完了後におけるOAMイベントを通常の運用期間よりも検知し難くする制御部と、を備える宅側装置。 - 局側の光回線終端装置を余分に有する冗長構成の局側装置と、前記局側装置とPON回線を用いて光通信する宅側装置とを含むPONシステムであって、
請求項1又は請求項2に記載の局側装置もしくは請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の宅側装置が採用されている、あるいは、
請求項1又は請求項2に記載の局側装置と請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の宅側装置の双方が採用されているPONシステム。 - 局側の光回線終端装置を余分に有する冗長構成の局側装置と、宅側の光回線終端装置である宅側装置とがPON回線を用いて行う光通信方法であって、
下記の(a)〜(c)に定義する少なくとも1つの処理が実行される光通信方法。
(a) 局側装置が、局側主導の冗長切り替えの遷移期間を含むマスク期間に宅側装置から受信したOAMフレームに含まれるOAMイベントを無効とするマスク処理
(b) 宅側装置が、宅側主導の冗長切り替えの遷移期間を含むマスク期間に検知したOAMイベントを無効とするマスク処理
(c) 宅側装置が、宅側主導の冗長切り替えの遷移期間の完了後におけるOAMイベントを通常の運用期間よりも検知し難くする検知感度の調整処理
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014149921A JP6414406B2 (ja) | 2014-07-23 | 2014-07-23 | 局側装置、宅側装置、ponシステム及び光通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014149921A JP6414406B2 (ja) | 2014-07-23 | 2014-07-23 | 局側装置、宅側装置、ponシステム及び光通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016025575A JP2016025575A (ja) | 2016-02-08 |
JP6414406B2 true JP6414406B2 (ja) | 2018-10-31 |
Family
ID=55271968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014149921A Active JP6414406B2 (ja) | 2014-07-23 | 2014-07-23 | 局側装置、宅側装置、ponシステム及び光通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6414406B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018182414A (ja) * | 2017-04-05 | 2018-11-15 | 住友電気工業株式会社 | 局側装置、光通信ユニット、局側装置のプロテクション方法、及び局側装置の制御方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5200912B2 (ja) * | 2008-12-18 | 2013-06-05 | 住友電気工業株式会社 | 通信制御方法および局側装置 |
JP5226900B2 (ja) * | 2010-11-25 | 2013-07-03 | 三菱電機株式会社 | 通信回線切替方法、通信装置、局側通信装置、通信システム並びに制御装置 |
JP2012142698A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 局側装置、通信システムおよび通信制御方法 |
JP5767183B2 (ja) * | 2012-09-25 | 2015-08-19 | 日本電信電話株式会社 | Ponシステム及びそのリンク断防止方法 |
JP5932627B2 (ja) * | 2012-12-19 | 2016-06-08 | 日本電信電話株式会社 | Ponシステム、コントローラ、osu及びonu |
-
2014
- 2014-07-23 JP JP2014149921A patent/JP6414406B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016025575A (ja) | 2016-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9432114B2 (en) | Method for identifying the optical network unit power off reason | |
US9712241B2 (en) | Communication system, master station device, slave station device, control unit, and communication control method | |
US20160241335A1 (en) | Relay device, relay method, and optical communication system which uses relay device | |
JP5483593B2 (ja) | 受動網光システム及びスリープタイム決定方法 | |
JP5460886B2 (ja) | 論理リンク管理方法および通信装置 | |
WO2010111923A1 (zh) | 无源光网络保护方法、主备切换控制设备和系统 | |
CN108476082B (zh) | 多信道无源光网络中信道控制方法及光线路终端和光网络单元 | |
JP4913865B2 (ja) | 光通信ネットワークシステム、親局光通信装置、光通信方法および通信プログラム | |
JP2004096734A (ja) | ギガビットイーサネット(登録商標)受動型光ネットワークシステムの二重化装置及び方法、及びその制御のためのフレームフォーマット | |
WO2010006549A1 (zh) | 一种延长器、数据传输方法及无源光网络系统 | |
US9680575B2 (en) | Relay device, station side device, and communication system and communication method using relay device | |
JP5068594B2 (ja) | 光ネットワーク終端装置、光アクセスシステムおよび通信サービスシステム | |
WO2010031326A1 (zh) | 光网络系统数据链路切换方法、光线路终端及系统 | |
CN102132529A (zh) | Pon系统以及冗余化方法 | |
JP2009065341A (ja) | Ponシステム | |
JP2011217298A (ja) | Ponシステムとその局側装置及び宅側装置、rttの補正方法 | |
JP2012142698A (ja) | 局側装置、通信システムおよび通信制御方法 | |
JP6414406B2 (ja) | 局側装置、宅側装置、ponシステム及び光通信方法 | |
US9584249B2 (en) | Station-side terminal apparatus, optical access network, and communication method | |
US11012257B2 (en) | Home side device and method of clearing management table | |
US20180359235A1 (en) | Transmission apparatus and communication method | |
JP2012129942A (ja) | 光通信システム | |
JP2016143950A (ja) | Ponシステム | |
JP2009171434A (ja) | Asonシステムとこれに使用する光スイッチ装置及び局側装置 | |
JP2016096458A (ja) | PON(PassiveOpticalNetwork)システム及び通信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170213 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180724 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180822 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180905 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180918 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6414406 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |