JP2014072619A - 通信装置および通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 スリープモードのときに上位側装置に対する応答性を確保しつつ、通信装置の省電力効果を高める。
【解決手段】 通信装置は、上位側装置の下位側に通信回線を介して接続される。通信装置は、上位側装置から信号を受信する受信部と、上位側装置に信号を送信する送信部と、受信部および送信部への電力供給を制御する電力制御部と、を備える。また、通信装置は、受信部および送信部の少なくとも一方を休止させる省電力期間と、受信部および送信部を動作させる通常動作期間とを交互に切り替えるスリープモードを有する。また、電力制御部は、スリープモードの省電力期間のとき、受信部および送信部への電力供給を停止する第1状態と、受信部に電力を供給する一方で送信部への電力供給を停止する第2状態とを周期的に切り替える。
【選択図】 図1
【解決手段】 通信装置は、上位側装置の下位側に通信回線を介して接続される。通信装置は、上位側装置から信号を受信する受信部と、上位側装置に信号を送信する送信部と、受信部および送信部への電力供給を制御する電力制御部と、を備える。また、通信装置は、受信部および送信部の少なくとも一方を休止させる省電力期間と、受信部および送信部を動作させる通常動作期間とを交互に切り替えるスリープモードを有する。また、電力制御部は、スリープモードの省電力期間のとき、受信部および送信部への電力供給を停止する第1状態と、受信部に電力を供給する一方で送信部への電力供給を停止する第2状態とを周期的に切り替える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、通信装置および通信システムに関する。
近年のインターネット普及に伴って、様々な場所で多数の伝送装置が使用される一方、環境保護の観点からかかる伝送装置の省電力化が重要な課題となっている。例えば、加入者側装置の機能別に消費電力を抑制する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、光通信を用いたネットワーク技術の一つであるPON(Passive Optical Network)システムでは、局側装置と加入者側装置との間で論理的な接続が確立されると、その後は送受信するデータがない状態でも両者の論理的な接続が維持される。
しかし、加入者側装置が省電力モード(スリープモード)のときに、上位側の局側装置からの要求に対する加入者側装置の応答性を高めると、加入者側装置の省電力効果が低下してしまう。
本発明の一例としての通信装置は、上位側装置の下位側に通信回線を介して接続される。通信装置は、上位側装置から信号を受信する受信部と、上位側装置に信号を送信する送信部と、受信部および送信部への電力供給を制御する電力制御部と、を備える。また、通信装置は、受信部および送信部の少なくとも一方を休止させる省電力期間と、受信部および送信部を動作させる通常動作期間とを交互に切り替えるスリープモードを有する。また、電力制御部は、スリープモードの省電力期間のとき、受信部および送信部への電力供給を停止する第1状態と、受信部に電力を供給する一方で送信部への電力供給を停止する第2状態とを周期的に切り替える。
スリープモードのときに上位側装置に対する応答性を確保しつつ、通信装置の省電力効果を高めることができる。
<一の実施形態の説明>
図1は、一の実施形態のPON通信システムの構成例を示す図である。
図1は、一の実施形態のPON通信システムの構成例を示す図である。
PON通信システムは、通信システムの一例であって、サービスを提供する側に配置される局側装置1(以下、OLT(Optical Line Termination)と称する)と、サービスを提供する側に配置される複数の加入者側装置2(以下、ONU(Optical Network Unit)と称する)との2種類の通信装置を有している。
PON通信システムにおいて、OLT1には、基幹光ファイバ3、スターカプラ4、支線光ファイバ5を介して複数のONU2がツリー状に接続される。各ONU2は、それぞれコンピュータ(COM(computer))6と接続されている。一般的に、ONU2およびCOM6はユーザ宅に設置される。PON通信システムでは、例えばIEEE802.3ahの規格に準拠して、ONU2とOLT1との間で時分割多重方式の通信が行われる。
なお、本明細書でのデータの通信方向は、上位ネットワークから、OLT1およびONU2を経由してコンピュータ6に送信される方向を下り方向(下位側の方向)と定義する。逆に、コンピュータ6から、ONU2およびOLT1を経由して上位ネットワークに送信される方向を上り方向(上位側の方向)と定義する。
まず、OLT1の構成例を説明する。OLT1は、光送受信器11と、OLT制御部12と、上位側I/F部13とを備えている。ここで、光送受信器11は、下位側のONU2から受信した光信号を電気信号に変換してOLT制御部12へ出力する。また、光送受信器11は、OLT制御部12からの電気信号を光信号に変換して下位側のONU2に出力する。
例えば、OLT制御部12は、OLT1の動作を統括的に制御するプロセッサである。OLT制御部12は、通信制御部14と、ONU管理部15と、例えば不揮発性の記憶媒体である記憶部16とを含む。
通信制御部14は、ONU2側から受信したデータフレームを上位側I/F部13を介して上位ネットワークに出力する。また、通信制御部14は、上位ネットワークから受信したデータフレームを上位側I/F部13を介してONU2側に送信する。また、通信制御部14は、ONU2側から受信したフレームの中に存在する制御フレームを、ONU管理部15に出力する。また、通信制御部14は、ONU管理部15が出力する制御フレームをONU2側に送信する。なお、ONU2からOLT1が受信するデータフレームおよび制御フレームには、ONU2に固有のLLID(ロジカルリンクID(IDentification))情報が含まれている。上記のLLIDは、OLT1がONU2を登録する際にONU管理部15が各ONU2に割り当てたものである。そのため、ONU管理部15は、受信したフレームがどのONU2から送信されたかをLLIDによって判別できる。
ONU管理部15は、ONU2からの上り方向のデータの送信タイミングを管理する。例えば、ONU管理部15は、或るONU2から送信要求の制御フレームを受信した場合、その制御フレームに含まれる送信バッファ容量(ONU2の送信バッファ27に蓄積された送信予定のユーザデータ量)を抽出する。そして、ONU管理部15は、送信バッファ容量と、当該ONU2の通信速度と、上位ネットワークの通信速度とを用いて、当該ONU2に割り当てるデータ送出量を算出する。その後、ONU管理部15は、データ送出量の情報を含む送信許可フレームをONU2側に送信する。
ここで、データ送出量の情報は、上り回線で複数のONU2の送信信号を時分割多重するための情報であって、データの送信を開始する時刻であるデータの送信開始時刻の情報と、データの送信を継続する時間であるデータ送信継続時間の情報とを含む。上記の情報を用いることで、ONU2は、データ送信開始時刻の時点から指定されたデータ送信継続時間だけデータを送信する。したがって、PON通信システムでは、複数のONU2の送信データを衝突させることなく時分割多重することができる。なお、各ONU2の上り方向の通信速度は、ONU2のLLID情報に関連付けて記憶部16に記憶される。
また、一の実施形態でのONU管理部15は、各ONU2について、後述する動作モード(通常動作モード/スリープモード)の状態を管理する。動作モードに関する情報は、ONU2のLLID情報に関連付けて記憶部16に記憶される。
次に、ONU2の構成例を説明する。ONU2は、光受信器21、光送信器22、ONU制御部23、LAN(Local Area Network)コネクタ24を備えている。
光受信器21は、受信部の一例であって、上位側のOLT1から受信した光信号を電気信号に変換してONU制御部22へ出力する。
光送信器22は、送信部の一例であって、ONU制御部22からの電気信号を光信号に変換して上位側のOLT1に出力する。
例えば、ONU制御部23は、ONU2の動作を統括的に制御するプロセッサである。ONU制御部23は、通信制御部25と、物理層機能部26と、送信バッファ27と、電力制御部28と、タイマ29とを含む。
通信制御部25は、例えばIEEE802.3ahの規格に準拠してデータの送受信を制御する。例えば、通信制御部は、IEEE802.3ahに規定された処理により、OLT1との論理的リンクを確立する。また、通信制御部25は、光受信器21からの電気信号にIEEE802.3ahに規定された処理を実行し、処理後の信号を物理層機能部26へ出力する。また、通信制御部25は、物理層機能部26からの電気信号にIEEE802.3ahに規定された処理を実行し、処理後の信号を光送信器22へ出力する。また、通信制御部25は、送信バッファ27に蓄積されているOLT1側へ送信予定のデータ量を取得して、送信要求を示す制御フレームを作成する。作成された制御フレームは、OLT1側に送信される。一方、通信制御部25は、ONU2からOLT1側への送信許可を示す制御フレームをOLT1側から受信すると、受信した制御フレームに含まれるデータ送出量(データ送信開始時刻およびデータ送信継続時間)を参照する。そして、通信制御部25は、データ送信開始時刻からOLT1側が割り当てたデータ送信継続時間だけ、送信データをOLT1側に送信する。
物理層機能部26は、ONU2の物理層として機能する。物理層機能部26は、通信制御部25を介して受けるOLT1側からの信号をEthernet(登録商標)信号に変換してLANコネクタ24に出力する。また、物理層機能部26は、OLT1側に出力するLANコネクタ24からのEthernet信号を所定のインタフェースの信号に変換して通信制御部25へ出力する。
電力制御部28は、ONU2の動作モードに応じて装置各部への電力供給を制御する。ここで、一の実施形態でのONU2は、通常動作モードと、スリープモードとの2種類の動作モードを有している。
通常動作モードにおいて、電力制御部28はONU2の各部に電力を供給する。したがって、通常動作モードでは、ONU2の全ての機能を動作させることができる。
一方、スリープモードは、上記の通常動作モードよりもONU2を省電力で動作させる動作モードである。図2は、スリープモードでのONU2の動作状態の例を示す図である。
一の実施形態でのスリープモードは、ONU2の全ての機能を動作させることのできる通常動作期間と、ONU2の少なくとも一部の機能(例えば光送信器21によるデータ送信機能)を休止させる省電力期間とを有している。そして、スリープモードでの電力制御部28は、通常動作期間と省電力期間とを交互に切り替える制御を行う。また、スリープモードの省電力期間は、光受信器21への電力供給がそれぞれ異なる第1状態(「TRx」とも表記する)と第2状態(「Tx」とも表記する)とを有している。上記の省電力期間において、電力制御部28は第1状態TRxと第2状態Txとを周期的に切り替える制御を行う。
図3(a)は、スリープモードの通常動作期間の電力供給例を示す図である。通常動作期間において、電力制御部28は、光受信器21および光送信器22のいずれにも電力を供給する(ON)。つまり、通常動作期間のときには、光受信器21および光送信器22で消費電力が発生する。また、通常動作期間のときには、光受信器21および光送信器22がいずれも動作するので、ONU2は、OLT1に対する制御フレームの送受信を行うことができる。
また、図3(b)は、スリープモードの省電力期間の電力供給例を示す図である。電力制御部28は、省電力期間の第1状態TRxのときに、光受信器21および光送信器22への電力供給を停止する(OFF)。省電力期間の第1状態TRxでは、光受信器21および光送信器22への電力供給が停止されるため、光受信器21および光送信器22がいずれも動作しなくなる。よって、省電力期間の第1状態TRxのときには、ONU2は、OLT1に対する制御フレームの送受信がいずれもできなくなる。また、省電力期間の第1状態TRxのときには、光受信器21および光送信器22での消費電力がなくなるため、通常動作期間と比べてONU2の消費電力が抑制される。
一方、電力制御部28は、省電力期間の第2状態Txのときに、光受信器21に電力を供給する(ON)一方で、光送信器22への電力の供給を停止する(OFF)。省電力期間の第2状態Txでは、光受信器21へ電力が供給される一方で光送信器22への電力の供給が停止される。すなわち、省電力期間の第2状態Txでは、光受信器21は動作するが、光送信器22は動作しなくなる。よって、省電力期間の第2状態Txのときには、ONU2は、OLT1からの制御フレームを受信できるが、OLT1への制御フレームを送信できなくなる。また、省電力期間の第2状態Txのときには光送信器22での消費電力がなくなるため、通常動作期間と比べてONU2の消費電力が抑制される。しかし、省電力期間の第2状態Txのときには光受信器21で消費電力が発生するため、第1状態TRxと比べて消費電力が多くなる。
上記のように、省電力期間の第1状態TRxおよび第2状態Txは、光受信器21または光送信器22が継続的に動作している通常動作モードの場合よりも、光受信器21または光送信器22での消費電力が少ない。よって、スリープモードでは、省電力期間がある分、通常動作モードよりも消費電力を抑制できることが分かる。
また、PON通信システムでは、OLT1が、例えば、1秒程度の間隔でONU2との間で制御フレームを送受信することで、回線の接続状態を定期的に確認する。ONU2での省電力期間が1秒よりも長いと、省電力期間には制御フレームの送信ができないため、OLT1側で回線の接続状態を確認できなくなる。そのため、スリープモードのときにOLT1との回線の遮断を避けるため、1回の省電力期間の長さは、例えば1秒以内に設定されている。
ここで、省電力期間において第1状態TRxの継続時間が長い程、省電力期間のONU2の消費電力が抑制される。したがって、一の実施形態での電力制御部28は、スリープモードの省電力期間のとき、第1状態TRxの継続時間を第2状態Txの継続時間よりも長く設定している(図2参照)。
一方、スリープモードのときにOLT1からの制御フレーム(後述のSLEEP_ALLOW(Wakeup))がONU2に送信される場合を考える。第1状態TRxの継続時間が長くなるほど、省電力期間にONU2がOLT1に対して無応答となるおそれが高くなる。特に、IP (Internet Protocol) 電話などの音声通信の場合にはリアルタイムでの応答性を要求されるので、無応答による遅延時間の発生を避ける必要がある。例えば、IP電話の音声品質を保つために、許容しうる音声データの遅延時間は250ミリ秒以下が望ましい。よって、一の実施形態での電力制御部28は、第1状態TRxの継続時間が250ミリ秒以下となる範囲で、第1状態の継続時間TRxを第2状態Txの継続時間よりも長く設定している(図2参照)。
図1に戻って、タイマ29は、スリープモードにおける通常動作期間と、省電力期間と、第1状態TRxの継続時間および第2状態Txの継続時間をそれぞれカウントする。なお、タイマ29は、例えばリアルタイムクロック回路である。
LANコネクタ23は、LANケーブルを介してコンピュータ6と接続される。LANコネクタ23は、物理層機能部26からのEthernet信号をコンピュータ6へ出力するとともに、コンピュータ6からのEthernet信号を物理層機能部25へ出力する。
以下、図4〜図5を参照しつつ、一の実施形態でのPON通信システムの動作例を説明する。なお、図4〜図5の例では、簡単のため、OLT1と特定のONU2との間でのデータ送受信のみを示す。
図4は、スリープモードの事前処理の動作例を示す。例えば、図4の処理は、OLT1がONU2を登録する際に実行される。
まず、OLT1側のOLT制御部12は、ONU2が対応しているスリープモードの情報(capability)の取得要求をONU2に対して行う(#1;eOAM-GetReq(capability))。上記#1の取得要求に応じて、ONU2側の電力制御部28は、ONU2がサポートするスリープモードや現在の設定値などをONU2に対して応答する(#2;eOAM-GetRes(capability))。
OLT1側のOLT制御部12は、上記#2の応答に基づいて、スリープモードの設定(eOAM-GetReq(configuration))の指示をONU2に対して行う(#3)。上記#3の指示では、スリープモードの通常動作期間および省電力期間の設定情報が含まれる。
そして、ONU2側の電力制御部28は、上記#3でのスリープモードの設定を実行するとともに、スリープモードの設定指示を受信したことを示す制御フレームをOLT1に対して応答する(#4;eOAM-GetRes(configuration))。
また、図5は、ONU2をスリープモードで動作させるときのPON通信システムの動作例を示す。図5の例では、ONU2側からの要求をトリガとしてONU2がスリープモードで動作する場合を示している。
まず、ONU2側の電力制御部28は、スリープモードへの移行要求(SLEEP_INDICATION)をOLT1に対して送信する(#11)。上記#11の移行要求に応じて、OLT1側のOLT制御部12は、スリープモードへの移行許可(SLEEP_ALLOW)を送信する(#12)。そして、ONU2側の電力制御部28は、上記#12での移行許可に応じて、ONU2をスリープモードで動作させるとともに、スリープモードへの移行通知(SLEEP_ACK)をOLT1に対して応答する(#13)。なお、OLT1は、#13での通知のタイミングを基準として、ONU2の通常動作期間と省電力期間のタイミングを判断する。
一方、スリープモードのONU2側の電力制御部28は、図3に示したconfigurationでの設定に基づいて、通常動作期間と省電力期間とを一定周期で切り替える。また、電力制御部28は、省電力期間において第1状態TRxと第2状態Txを交互に切り替える。また、OLT1は、通常動作期間に合わせてONU2へ制御フレーム(GATE)を送信する(#14)。そして、ONU2は、上記#14の受信に応じて、OLT1に対して制御フレーム(REPORT)を送信する(#15)。上記#15の受信により、ONU2との回線が接続状態にあることをOLT1が確認できる。
ところで、スリープモードの途中で、ONU2に送信するデータをOLT1が上位ネットワークから受信した場合、OLT1は通常動作モードへの復帰要求(SLEEP_ALLOW(Wakeup))をONU2に対して送信する(#16)。ONU2は上記#16の復帰要求に応じて通常動作モードに移行する。このとき、OLT制御部12は、通常動作モードへの移行通知(SLEEP_ACK(Wakeup))をOLT1に対して送信する(#17)。その後、ONU2は、通常動作モードでOLT1からデータを受信する(#18)。
一の実施形態において、スリープモードの通常動作期間のときには光受信器21が動作しているので、ONU2は上記#16の復帰要求を受信することができる。また、スリープモードの省電力期間では、光受信器21が動作している第2状態Txが、例えば250ミリ秒以下の間隔で周期的に現れる。よって、スリープモードの省電力期間においても、無応答による遅延時間はIP電話での許容範囲に収まる。
以上のように、一の実施形態でのONU2は、スリープモードの省電力期間に、OLT1からデータを受信できないが第2状態Txよりも電力消費が少ない第1状態TRxと、OLT1からデータを受信できる第2状態Txとを交互に切り替える。したがって、一の実施形態のONU2は、上記の省電力期間において、OLT1に対する応答性を第1状態TRxで確保しつつ、ONU2の省電力効果を第2状態Txで高めることができる。
<実施形態の補足事項>
なお、図5の例では、ONU2側からの要求(#11)をトリガとしてONU2が省電力モードで動作する場合を説明したが、上記の例に限定されることはない。例えば、ONU2側からの要求によらず、OLT1側からの指示(#12)をトリガとしてONU2がスリープモードで動作してもよい。
なお、図5の例では、ONU2側からの要求(#11)をトリガとしてONU2が省電力モードで動作する場合を説明したが、上記の例に限定されることはない。例えば、ONU2側からの要求によらず、OLT1側からの指示(#12)をトリガとしてONU2がスリープモードで動作してもよい。
以上の詳細な説明により、実施形態の特徴点および利点は明らかになるであろう。これは、特許請求の範囲が、その精神および権利範囲を逸脱しない範囲で前述のような実施形態の特徴点および利点にまで及ぶことを意図する。また、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、あらゆる改良および変更に容易に想到できるはずであり、発明性を有する実施形態の範囲を前述したものに限定する意図はなく、実施形態に開示された範囲に含まれる適当な改良物および均等物によることも可能である。
1…局側装置(OLT)、2…加入者側装置(ONU)、3…基幹光ファイバ、4…スターカプラ、5…支線光ファイバ、6…コンピュータ(COM)、11…光送受信器、12…OLT制御部、13…上位側I/F部、14…通信制御部、15…ONU管理部、16…記憶部、21…光受信器、22…光送信器、23…ONU制御部、24…LANコネクタ、25…通信制御部、26…物理層機能部、27…送信バッファ、28…電力制御部、29…タイマ
Claims (5)
- 上位側装置の下位側に通信回線を介して接続される通信装置であって、
前記上位側装置から信号を受信する受信部と、
前記上位側装置に信号を送信する送信部と、
前記受信部および前記送信部への電力供給を制御する電力制御部と、を備え、
前記通信装置は、前記受信部および前記送信部の少なくとも一方を休止させる省電力期間と、前記受信部および前記送信部を動作させる通常動作期間とを交互に切り替えるスリープモードを有し、
前記電力制御部は、前記省電力期間のとき、前記受信部および前記送信部への電力供給を停止する第1状態と、前記受信部に電力を供給する一方で前記送信部への電力供給を停止する第2状態とを周期的に切り替えることを特徴とする通信装置。 - 請求項1に記載の通信装置において、
前記電力制御部は、前記省電力期間のとき、前記第1状態の継続時間を前記第2状態の継続時間よりも長く設定することを特徴とする通信装置。 - 請求項2に記載の通信装置において、
前記電力制御部は、前記第1状態の継続時間を250ミリ秒以下に設定することを特徴とする通信装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の通信装置において、
前記省電力期間の1回の長さは、1秒以内に設定されることを特徴とする通信装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の通信装置と、
通信回線を介して前記通信装置の上位側に接続される上位側装置と、を備えることを特徴とする通信システム。
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