JP5994689B2 - 電力制御装置、電力制御プログラム及び通信装置 - Google Patents

電力制御装置、電力制御プログラム及び通信装置 Download PDF

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Description

本発明は、電力制御装置、電力制御プログラム及び通信装置に関し、例えば、光通信システムにおいて、終端端末の消費電力制御を行う電力制御装置、電力制御プログラム及び通信装置に適用し得るものである。
近年、一般個人宅へ高速・広帯域ブロードバンドサービスを提供するために、伝送路で光ファイバを用いたFTTH(Fiber To The Home)が普及している。FTTHによるブロードバンドサービスの提供には、光アクセスシステムとしてPON(Passive Optical Network)が多く利用されている。
例えば、光アクセスシステムの1つとしてPON技術にギガビットイーサネット(登録商標)技術を採用したGE−PONシステムがある。
GE−PONシステムでは、局側光回線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)が、複数の加入者側光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)の上り通信(ONUからOLT方向のデータ通信)を管理している。
つまり、ONUはReportフレームでOLTに対して上り信号の送出要求を行い、OLTが各ONUの上り方向の送信時刻や送信許可量等の帯域制御を行い、OLTはGateフレームで各ONUの送信許可に関する情報を各ONUに通知している。
また、OLT及び各ONUは、それぞれの光通信区間のOAM(Operation Administration and Maintenance)レイヤにおけるリンク維持のために、定期的(例えば、1秒周期等)にOAMフレームを送信している。
ネットワーク装置全体の消費電力量の大半をONUの消費電力量が占めており、ネットワーク全体の省電力化を図るためには、ONUの消費電力量を低減させることが求められている。従来、ONUの消費電力の低減を図る技術として特許文献1に記載される技術が開示されている。
IEEE P1904.1(SIEPON:Standard for Service Interoperability in Ethernet(登録商標) Passive Optical Networks)には、GE−PONシステムにおける省電力化技術が規格化されており、ONUがOLTと通信を行うことができる時間(以下、Awakeともいう)と、ONUがOLTとの通信を行わない時間(以下、Sleepともいう)とがある。そのAwakeとSleepとの時間切替は、OLTとONUとの間で予め決められた時間で周期的に行われる。
Sleepの期間、ONUはPON送信機能部分(光送信部分)又はPON送受信部分(光送信部分及び光受信部分)の電力供給を行わない省電力モードとする。これにより、ONUの消費電力を低減することができる。
特開2011−114383号公報
しかしながら、上述したAwakeとSleepとの時間切替は、各種フレーム(例えば、OLTからONUへのGateフレームや、ONUからOLTへのReportフレーム等)の送信中であるか否かの判断を伴わず、時間制御で行なわれている。そのため、フレームの送信途中で、AwakeからSleepへの切替時刻に達してしまった場合、各種フレームが途切れてしまう可能性が生じ得る。この場合、OAMフレームが破棄されることが生じ得るため、OLTとONUとの間のリンク断となってしまうおそれが生じ得る。
そのため、省電力モードで動作中に、Awake(起動状態)からSleep(スリープ状態)への移行の際に、送出途中のフレームの破棄によりリンク断となることを回避することができる電力制御装置、電力制御プログラム及び通信装置が求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明は、対向装置に送信するフレームの送信制御を行うフレーム送信制御手段と、フレーム送信制御手段から送出されたフレームを含む光信号を送信する光送信手段とを備える通信装置の電力制御装置において、少なくとも、光送信手段の光送信機能の電力供給制御を行って光送信機能のアウェイク状態とスリープ状態とを周期的に繰り返し行なうものであって、アウェイク状態からスリープ状態に移行する際に、フレーム送信制御手段におけるフレームの送出状態を監視し、フレームが送出未完了の場合、フレームの送出完了後にスリープ状態に移行させる電力制御手段を備えることを特徴とする電力制御装置である。
第2の本発明は、対向装置に送信するフレームの送信制御を行うフレーム送信制御手段と、フレーム送信制御手段から送出されたフレームを含む光信号を送信する光送信手段とを備える通信装置の電力制御プログラムにおいて、コンピュータを、少なくとも、光送信手段の光送信機能の電力供給制御を行って光送信機能のアウェイク状態とスリープ状態とを周期的に繰り返し行なうものであって、アウェイク状態からスリープ状態に移行する際に、フレーム送信制御手段におけるフレームの送出状態を監視し、フレームが送出未完了の場合、フレームの送出完了後にスリープ状態に移行させる電力制御手段として機能させることを特徴とする電力制御プログラムである。
第3の本発明は、(1)対向装置に送信するフレームの送信制御を行うフレーム送信制御手段と、(2)フレーム送信制御手段から送出されたフレームを含む光信号を送信する光送信手段と、(3)少なくとも、光送信手段の光送信機能の電力供給制御を行って光送信機能のアウェイク状態とスリープ状態とを周期的に繰り返し行なうものであって、アウェイク状態からスリープ状態に移行する際に、フレーム送信制御手段におけるフレームの送出状態を監視し、フレームが送出未完了の場合、フレームの送出完了後にスリープ状態に移行させる電力制御手段とを備えることを特徴とする通信装置である。
本発明によれば、省電力モードで動作中に、Awake(起動状態)からSleep(スリープ状態)への移行の際に、送出途中のフレームの破棄によりリンク断となることを回避することができる。
実施形態に係るONUの内部構成を示す内部構成図である。 実施形態に係る光アクセスシステムの全体構成を示す全体構成図である。 実施形態の電力制御部におけるパワーダウン解除処理を説明するフローチャートである。 実施形態の電力制御部におけるパワーダウン設定処理を説明するフローチャートである。 実施形態の電力制御処理の動作を説明する説明図である。
(A)主たる実施形態
以下では、本発明の電力制御装置、電力制御プログラム及び通信装置の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施形態では、例えばGE−PONシステムを採用する光アクセスシステムを構成するONUに本発明を適用する実施形態を例示する。なお、光アクセスシステムはGE−PONシステムに限定されるものではなく、PONシステムにも広く適用することができる。
(A−1)実施形態の構成
(A−1−1)全体構成
図2は、この実施形態に係る光アクセスシステム10の全体構成を示す全体構成図である。図2において、実施形態に係る光アクセスシステム10は、OLT2と、複数のONU1−1〜1−n(nは整数)と、分配多重器3とを有する。なお、ONU1−1〜1−nは同様の構成を備えるものであり、以下では、ONUに共通する構成及び処理機能を説明する場合には、ONU1と表現して説明する。
光アクセスシステム10は、OLT2と複数のONU1−1〜1−nとを、例えば光スプリッタ等の分配多重器3を用いて1本の光ケーブル4を分岐させて1対多に接続する構成である。このように、光ファイバや伝送装置を複数の加入者で共有することにより経済的なFTTHサービスを提供することができる。
なお、図2では、説明を容易にするために、最も簡単なネットワークトポロジーを例示するが、光アクセスシステム10のネットワークトポロジーは様々な構成を採用することができる。例えば、光アクセスシステム10は複数の分配多重器3を備えて更に多段的な分岐を可能とするツリー構成としても良い。
光アクセスシステム10は、OLT2からONU1への通信(下り通信)と、ONU1からOLT2への通信(上り通信)には、それぞれ異なる波長を用いたWDM(Wavelength Division Multiplexing)方式を利用している。また、1本の光ファイバ4を複数のONU1−1〜1−nで共用しているため、ONU1からOLT2への上り通信は、例えばTDMA(Time Division Multiple Access)方式を用いて、各ONU1からの信号の衝突を回避している。
分配多重器3は、OLT2から送信される下り信号をONU1−1〜1−nに分配したり、ONU1−1〜1−nから送信される上り信号を多重してOLT2に与えたりするものである。分配多重器3は、例えば、光スプリッタ等を適用することができる。
OLT2は、局側の光回線終端装置であり、光ファイバ4を通じて分配多重器3と接続すると共に、上位ネットワーク6と接続するものである。OTL2は、各ONU1のTDMAによるアクセス制御を行うために、Multi−point MAC Control(MPCP)と呼ばれる制御機能を有する。つまり、OLT2は、各ONU1との間でMAC Controlフレームを送受信することによりMPCP制御を実現している。
ここで、OLT2は、各ONU1との間の通信に先立ち、ディスカバリープロセスと呼ばれる手順を行い、各ONU1との間の通信リンクを確立する。このディスカバリープロセスでは、TDMA制御のために、OLT2が全てのONU1との間で時刻同期を行っている。
また、OLT2は、通信リンクの確立後、各ONU1が送信するデータ量(送信要求量)をReportフレームで通知を受ける。これにより、OLT2は、データ送信を要求する全てのONU1の送信要求量に基づいて、それぞれのONU1に上り通信の送信帯域を割り当て、各ONU1の送信許可量(Grant値)及び送信開始時刻を含むGateフレームを各ONU1に通知する。なお、OLT2による送信帯域の割当制御方法(DBA:Dynamic Bandwidth Allocation)は、本発明と関係するものではないため、詳細な説明を省略するが、特に限定されるものではなく種々の方法を広く適用することができる。
各ONU1は、ユーザ側の光回線終端装置であり、光ファイバ4を通じて分配多重器3と接続すると共に、ユーザ端末5と接続するものである。なお、図2では、1台のONU1が1台のユーザ端末5と接続する場合を例示するが、1台のONU1が複数台のユーザ端末5と接続するようにしても良い。
各ONU1は、OLT2との間のディスカバリープロセスによりOLT2との間のリンクを確立する。ディスカバリープロセスにおいて、各ONU1がOLT2との間でリンクが確立すると、各ONU1は、上述したReportフレームにより、自身の送信要求量をOLT2に通知する。そして、各ONU1は、OLT2から通知されたGateフレームを解析し、OLT2から指示された送信開始時刻に、送信許可量の送信データ(データフレーム)を送信する。
また、各ONU1は、OLT2との間の通信リンクの運用・管理・保守のために、定期的(例えば1秒周期)にOAMフレームと呼ばれる制御フレームをOLT2との間で送受信する。
さらに、各ONU1は、OLT2と連携してONUの消費電力を制御するパワーセービング機能を有している。このパワーセービング機能は、例えば、IEEE P1904.1において規格化されている標準化技術を適用することができる。
つまり、通常時はONU1が通常モード(Active状態)で動作しており、OLT2がONU1をパワーダウンさせる省電力モードに移行できると判断すると、OLT2はスリープ許可フレームをONU1に送信する。スリープ許可フレームを受信したONU1は、自身を省電力モードに移行できると判断した場合、スリープ応答フレームをOLT2に返信して、自身を省電力モードに移行する。なお、スリープ応答フレームがOLT2に与えられることにより、OLT2は当該ONU1が省電力モードに移行にしたことを認識できる。
ここで、ONU1の省電力モードには、ONU1のPON送信機能部分(光送信部分)をパワーダウンさせる動作モード(以下、Txモードとも呼ぶ)と、ONU1のPON送受信機能部分(光送信部分及び光受信部分)をパワーダウンさせる動作モード(以下、TRxモードとも呼ぶ)とがある。なお、省電力モードとしていずれの動作モードで動作させるかは、光アクセスシステム10の運用において任意に設定又は設定変更することができる。
また、ONU1が省電力モードに移行すると、ONU1は、タイマー管理により、予め決められた時間のAwakeと、予め決められた時間のSleepとを繰り返す省電力モードで動作する。このAwakeとSleepの設定時間について、両者が同じ時間で設定されているものであっても良いし、又は両者が異なる時間で設定されているものであっても良い。
Awakeの場合、ONU1はPON送信機能部分又はPON送受信機能部分に電力を供給するようにして、OLT2との間のデータ通信を可能とする。また、Sleepの場合、ONU1はPON送信機能部分又はPON送受信機能部分をパワーダウンさせる。
ONU1は、AwakeからSleepに移行させる際、OLT2に送出すべきフレームの有無を判断し、送出すべきフレームがある場合には、フレーム送出が完了するまでSleepの期間を延長するものである。これにより、ONU1は、AwakeからSleepに移行する時点で送出すべきフレームの送出を実現するものである。これにより、ONU1とOLT2との間のリンクを確保することができる。
なお、ONU1はAwakeの期間を延長する場合でも、延長後のAwakeの期間及びSleepの期間(以下、スリープサイクルともいう)のずれが生じないように、予め決められたスリープサイクルを保持するようにする。つまり、送出すべきフレームを送出するために、Awakeを延長することにより、延長した時間だけ後倒しとならないようにする。これにより、OLT2とONU1との間で、予め決められたスリープサイクルを維持することができるので、OLT2がONU1の動作モードを同調することができる。
ユーザ端末5は、ユーザが利用する通信端末であり、通信機能を有するものであれば様々な端末を適用することができる。例えば、ユーザ端末5は、パーソナルコンピュータ(デスクトップ型、ノート型、タブレット型等のパーソナルコンピュータ)、携帯端末(例えば、携帯電話機、スマートフォン、PDA端末等)、電子書籍端末、ゲーム端末、TV、ネットワーク通信機能を有する家庭向け電化製品等を適用できる。
(A−1−2)ONU1の内部構成
次に、この実施形態に係るONU1の内部構成を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施形態に係るONU1の内部構成を示す内部構成図である。図1において、実施形態に係るONU1は、光受信部21、光送信部22、PON信号処理部23、フレーム送信制御部24、電力制御部25、ユーザネットワークインタフェース部26を有する。
光受信部21は、入力された光信号を電気信号に変換してPON信号処理部23に与えるものである。
光送信部22は、PON信号処理部23からの電気信号を光信号に変換して送信するものである。
光受信部21及び光送信部22は、電力制御部25により消費電力制御される対象となるものである。例えば、光送信部22の光送信モジュールは、省電力モードのSleepの期間に、電力制御部25からパワーダウン制御によりレーザ発振をスタンバイ状態にする。また例えば、PON信号処理部23の上り送信機能部又は下り受信機能部も、クロック供給を停止させたりすることにより消費電力制御対象となり得る。
PON信号処理部23は、光受信部21からの信号に基づいて受信フレームのフレーム種別(例えば、PON制御フレーム、認証フレーム、ユーザデータフレーム等の種別)を認識し、受信した各種フレームに対応する処理を行うものである。また、PON信号処理部23は、フレーム送信制御部24から送信すべきフレーム(例えば、PON制御フレーム、認証フレーム、ユーザデータフレーム等)を受け取り、受け取ったフレームを含む送信信号を形成して光送信部22に与えるものである。
PON信号処理部23は、例えばGateフレームやOAMフレーム等のPON制御フレームを受信するとMPCP制御を行うものである。例えば、PON信号処理部23は、Gateフレームを受信すると、Gateフレームに含まれるGrant情報(上りフレームの送信開始時刻、Grant値)を抽出し、そのGrant情報をフレーム送信制御部24に与えたり、時刻同期のために、Gtant情報に含まれる時刻情報をローカルタイマー255にセットしたりするものである。
また、PON信号処理部23は、OLT2からスリープ許可フレームを受信すると、電力制御部25に対して省電力モードへの移行を指示するものである。これにより、電力制御部25が省電力モードへの移行が可能である場合、ONU1自身を省電力モードへ移行させることができる。
フレーム送信制御部24は、ONU1自身が送信すべき各種フレームの送信制御を行うものである。フレーム送信制御部24は、送信すべきフレームを一時的保持するバッファを有している。
フレーム送信制御部24は、PON信号処理部23からGrant情報を取得すると、Grant情報のGrant値に相当するデータ量のフレームをバッファから読み出し、その読み出したフレームを送信開始時刻に送信するように制御する。なお、送信すべきフレームは、例えば、Reportフレーム、OAMフレーム、認証フレーム、ユーザインタフェース部26から受け取ったユーザデータフレーム等がある。
また、フレーム送信制御部24は、送信要求量をOLT2に通知するために、送信要求量を含むReportフレームの送信制御を行う。Reportフレームは、OLT2からのGrant情報の送信開始時刻に基づいて送信される。また、ONU1自身が省電力モードで動作する場合、例えば、フレーム送信制御部24は、Sleepの期間にReportフレームが発生した場合、Awakeの期間まで待ってから当該Reportフレームを送信する。
ユーザネットワークインタフェース部26は、ユーザ端末5に接続するネットワークと接続するインタフェース部である。ユーザネットワークインタフェース部26は、フレーム送信制御部24からユーザ端末5宛のフレームを受け取ると、所定の通信パケットを形成してユーザ端末5に向けて送信したり、又ユーザ端末5から受信パケットを受信すると、そのユーザデータフレームをフレーム送信制御部24に与えたりするものである。
電力制御部25は、ONU1の動作モードを通常の動作モード又は省電力モードに切り替え制御を行うものである。また、電力制御部25は、省電力モードに移行後、Awake時間とSleep時間の切替制御を行うものである。AwakeからSleepに切り替える際、電力制御部25は、消費電力制御の対象とする光送信部22及び光受信部21、若しくは、光送信部22の光通信モジュールへの電力制御を行うことで、Sleepの期間の光送受信機能若しくは光送信機能を停止させる。
また、電力制御部25は、AwakeからSleepに移行する際、フレーム送信制御部24にフレームの送出状態を監視し、送出すべきフレームが残っている場合には、Awakeの期間を延長するものである。
電力制御部25は、図1に示すように、パワーダウン制御部251、パワーダウン解除時刻設定部252、パワーダウン時刻設定部253、タイマー比較部254、ローカルタイマー部255を有する。
なお、電力制御部25は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、入出力インタフェース部を有するものであり、CPUが、ROMに格納される処理プログラム(電力制御プログラム)を実行することにより、電力制御部25の機能を実現するものである。また、処理プログラムはネットワークを通じてダウンロードされインストール可能なものである。この場合でも、処理プログラムは、コンピュータにより読み取り可能なものであり、コンピュータを図1に示す機能ブロックとして機能させるものである。
ローカルタイマー部255は、PON信号処理部23からGrant情報の時刻情報を受け取り、時刻情報に基づいてOLT2との間の時刻同期をとり、ONU1内の時刻を計時するものである。
パワーダウン制御部251は、OLT2からスリープ許可フレームを受信すると、通常の動作モードから省電力モードに移行させるため、消費電力制御対象である光送信部22、光受信部21への供給電力をパワーダウンさせるものである。
パワーダウン制御部251は、省電力モードの際にAwake状態とSleep状態とを切り替えるためのAwake時間とSleep時間とを有する。上述したように、Awake及びSleep時間はOLT2との間で予め設定されているものである。このAwake及びSleep時間は、光送信用と光受信用とを備えるようにしても良い。
また、パワーダウン制御部251は、フレーム監視部31、Awake延長部32を有する。
フレーム監視部31は、AwakeからSleepに移行する際、送信フレームの送出状態を監視するものである。例えば、送信フレームの送出状態の監視方法は、フレーム監視部31が、タイマー比較部254からパワーダウン時刻になった旨の通知を受けた際、送信フレームがフレーム送信制御部24のバッファに残っているか否かを判断する。
Awake延長部32は、フレーム監視部31により送信フレームが送信途中であると判断された場合、光送信部22及び光受信部21のパワーダウンを行わない。すなわち、Awake延長部32は、所定の時間長だけAwake時間を延長させるものである。
ここで、パワーダウン時刻設定部253に延長させる時間長は、送信フレームの送信又は受信フレームの受信が完了するまでの時間であれば良い。例えば、Awake延長部32は、イーサネットフレームの1フレームの最大フレーム長の時間だけAwake時間を延長させるようにすることで実現できる。
パワーダウン時刻設定部253及びパワーダウン解除時刻設定部252は、省電力モードで動作中に、パワーダウンを開始するパワーダウン設定時刻及びパワーダウンを解除するパワーダウン解除時刻を設定するものである。
この実施形態では、Sleepの期間を決定するためにパワーダウン設定時刻及びパワーダウン解除時刻を設定する場合を例示する。しかし、換言すると、これは、Awakeの期間を決定するために電力供給開始時刻及び電力供給解除時刻とも言い換えることができる。
例えば、パワーダウン時刻設定部253は、省電力モードに移行すると、現在時刻にAwake時間だけ加算してパワーダウン設定時刻を設定する。その後、現在設定しているパワーダウン設定時刻になると、パワーダウン時刻設定部253は、今回のパワーダウン設定時刻にスリープサイクル時間(すなわち、Awake時間とSleep時間との和)だけ加算して、次回のパワーダウン設定時刻を設定する。このように、パワーダウン時刻設定部253は、パワーダウン設定時刻になるたびに、今回のパワーダウン設定時刻に、スリープサイクル時間を加算して、次回のパワーダウン設定時刻の設定を繰り返し行う。
また例えば、パワーダウン解除時刻設定部252は、省電力モードに移行すると、現在時刻にスリープサイクル時間だけ加算してパワーダウン解除時刻を設定する。その後、現在設定しているパワーダウン解除時刻になるたびに、今回のパワーダウン解除時刻スリープサイクル時間だけ加算して、次回のパワーダウン解除時刻の設定を繰り返し行う。
上記のように、Awake時間とSleep時間の設定値の切替を時間制御するのではなく、パワーダウン設定時刻とパワーダウン解除時刻とを別々に独立に設定する。
これは、Sleep移行の際に、フレームが送信途中又は受信途中である場合Awake時間を延長することになるが、その場合でも、次回のパワーダウン解除時刻を別個で設定することができるため、スリープサイクルを保持することができる。
また、Awake時間を延長する場合でも、パワーダウン時刻設定部253は、今回のパワーダウン設定時刻に、スリープサイクル時間を加算して、次回のパワーダウン設定時刻を設定する。そのため、Awake時間を延長した場合でも、スリープサイクルのズレを生じさせないで、次回のパワーダウン時刻を設定することができる。
タイマー比較部254は、ローカルタイマー部255が計時する現在時刻と、パワーダウン解除時刻設定部252のパワーダウン解除時刻(設定値)又はパワーダウン時刻設定部253のパワーダウン設定時刻(設定値)とを比較し、ローカルタイマー(現在時刻)がパワーダウン解除時刻又はパワーダウン時刻に一致した場合に、パワーダウン制御部251にその旨(パワーダウン解除時刻の旨又はパワーダウン時刻の旨)を通知するものである。
(A−2)実施形態の動作
次に、この実施形態のONU1における電力制御処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図3は、実施形態の電力制御部25におけるパワーダウン解除処理を説明するフローチャートである。
まず、電力制御部25は、PON信号処理部23からスリープ許可フレームを受信すると、ONU1自身の動作モードを省電力モードに切り替える(S101)。なお、スリープ許可フレームが受信されるまでは、電力制御部25はパワーダウン制御を行わず、ONU1は通常の動作モードで光通信処理を行う。
省電力モードに切り替えられると、パワーダウン解除時刻設定部252は、パワーダウン制御部251の制御により、パワーダウン解除時刻を設定する(S102)。このとき、パワーダウン解除時刻設定部252は、省電力モードに移行した時刻に、スリープサイクル時間を加算した値(時刻)をパワーダウン解除時刻として設定する。
タイマー比較部254はローカルタイマー部255の現在時刻と監視しており、現在時刻がパワーダウン解除時刻と一致すると(S103)、タイマー比較部254はパワーダウン解除時刻である旨をパワーダウン制御部251に通知する。
そして、パワーダウン制御部251は、光送信部22及び光受信部21に対するパワーダウンを解除する(S104)。
その後、電力制御部25は、処理をS102に移行させる。つまり、パワーダウン解除時刻設定部252は、今回のパワーダウン解除時刻に、スリープサイクル時間を加算した値(時刻)を次回のパワーダウン解除時刻として設定し、電力制御部25はこれ以降の処理を繰り返す。
図4は、実施形態の電力制御部25におけるパワーダウン処理を説明するフローチャートである。
まず、電力制御部25は、PON信号処理部23からスリープ許可フレームを受信すると、ONU1自身の動作モードを省電力モードに切り替える(S201)。なお、スリープ許可フレームが受信されるまでは、電力制御部25はパワーダウン制御を行わず、ONU1は通常の動作モードで光通信処理を行う。
省電力モードに切り替えられると、パワーダウン時刻設定部253は、パワーダウン制御部251の制御により、パワーダウン設定時刻を設定する。このとき、パワーダウン時刻設定部253は、省電力モードに移行した時刻に、Awake時間を加算した値(時刻)をパワーダウン設定時刻として設定する(S202)。
タイマー比較部254はローカルタイマー部255の現在時刻と監視しており、現在時刻がパワーダウン設定時刻と一致すると(S203)、タイマー比較部254はパワーダウン設定時刻である旨をパワーダウン制御部251に通知する。
パワーダウン設定時刻の旨がパワーダウン制御部251に与えられると、パワーダウン制御部251は、送信フレームが送出中であるか否かを判断する(S204)。
送信フレームの送出が完了しておらずフレーム送出中の場合、パワーダウン制御部251は、送出途中のフレームの送出が完了するまで光送信部22のパワーダウンを行わない。そして、フレームの送出が完了すると、パワーダウン制御部251は、光送信部22に対してパワーダウンを行う(S205)。すなわち、パワーダウン制御部251は上り通信のパワーダウンを行う。
次に、パワーダウン制御部251は、パワーダウン設定時刻から1フレーム分の時間が経過しているか否かを判断する(S206)。つまり、今回のパワーダウン設定時刻から1フレーム分の時間だけAwake時間が延長されたか否かを確認する。
今回のパワーダウン設定時刻から1フレーム分の時間が経過していない場合、パワーダウン制御部251は、今回のパワーダウン設定時刻から1フレーム分の時間が経過するまでパワーダウンを行わず待機する。これは、送信フレームだけでなく、受信フレームが受信途中である場合でも、受信フレームの受信が完了されるまでフレーム受信を可能とするためである。
そして、今回のパワーダウン設定時刻から1フレーム分の時間が経過した場合、パワーダウン制御部251は、光受信部21に対してパワーダウンを行う(S207)。すなわち、パワーダウン制御部251は下り通信のパワーダウンを行う。
その後、パワーダウン時刻設定部253は、パワーダウン制御部251の制御により、パワーダウン設定時刻を設定する。このとき、パワーダウン時刻設定部253は、今回のパワーダウン設定時刻に、スリープサイクル時間を加算した値(時刻)を次回のパワーダウン設定時刻として設定する(S208)。
その後、電力制御部25は、処理をS203に移行させる。つまり、パワーダウン時刻設定部253が次回のパワーダウン設定時刻を設定した後、電力制御部25はパワーダウン設定時刻になるたびに、これ以降の処理を繰り返す。
図5は、実施形態に係る電力制御処理の動作を説明する説明図である。図5の動作例において、省電力モードで動作中は、ONU1が、「Awake」、「Sleep」、「Awake」、「Sleep」、「Awake」、・・・というように、Awake時間とSleep時間とが所定周期で繰り返される。
図5において、最初の「Awake#1」中に、ONU1は「Report1」フレーム及び「Report2」フレームを送信し、電力制御部25は「パワーダウン設定時刻」になるとパワーダウン設定を行い、ONU1は「Sleep#1」に移行する。
続いて、「パワーダウン解除時刻」になると、電力制御部25はパワーダウン解除を行い、ONU1は「Awake#2」に移行する。
「Awake#2」では、ONU1は、「Report3」フレームと「Report4」フレームとを送信するが、「パワーダウン設定時刻」のときに「Report4」フレームが送出途中であるため、電力制御部25は「Report4」フレームの送出完了を待ってから、「パワーダウン設定」を行う。
したがって、この場合は、「Awake#2」の時間が通常より長くなり、「Sleep#2」の時間が通常より短くなるが、電力制御部25はパワーダウン解除時刻を独立に設定しているため、「Sleep#2」から「Awake#3」への移行時刻である「パワーダウン解除時刻」に変更は無い。
その後、「パワーダウン解除時刻」になると、電力制御部25は「パワーダウン解除設定」を行う。その後、ONU1は「Awake#3」に移行し、ONU1は「Report5」フレームと「Report6」フレームとを出力する。
(A−3)実施形態の効果
以上のように、この実施形態によれば、省電力モードで動作しているONUが、AwakeからSleepへの移行の際に、上りフレームを送出しているか否か監視することで、上りフレームが破棄されることがなくなり、OLTとONUの間のリンクを維持することができる。
(B)他の実施形態
上述した実施形態においても種々の変形実施形態を説明したが、本発明は、以下の変形実施形態にも適用することができる。
上述した実施形態では、電力制御部が、上り通信(光送信機能)と下り通信(光受信機能)とをパワーダウンさせる場合を例示した。しかし、本発明は、上り通信(光送信機能)のみをパワーダウンさせる場合にも適用できる。つまり、本発明は、TRxモードの場合にも、Txモードの場合にも適用することができる。
上述した実施形態では、GE−PONシステムを構成するONUに適用する場合を例示したが、Awake(起動状態)とSleep(非起動状態)とを交互に切り替える省電力モードが採用されるONUであれば、本発明を広く適用することができる。例えば、E−PONシステム、G−PONシステム等を構成するONUであって、Awake(起動状態)とSleep(スリープ状態)とを交互に切り替える省電力モードを行うONUにも広く適用することができる。
10…光アクセスシステム、1−1〜1−n…ONU、2…OLT、
21…光受信部、22…光送信部、23…PON信号処理部、24…フレーム送信制御部、26…ユーザネットワークインタフェース部、
25…電力制御部、251…パワーダウン制御部、252…パワーダウン解除時刻設定部、253…パワーダウン時刻設定部、254…タイマー比較部、255…ローカルタイマー部。

Claims (8)

  1. 対向装置に送信するフレームの送信制御を行うフレーム送信制御手段と、上記フレーム送信制御手段から送出されたフレームを含む光信号を送信する光送信手段とを備える通信装置の電力制御装置において、
    少なくとも、上記光送信手段の光送信機能の電力供給制御を行って光送信機能のアウェイク状態とスリープ状態とを周期的に繰り返し行なうものであって、アウェイク状態からスリープ状態に移行する際に、上記フレーム送信制御手段におけるフレームの送出状態を監視し、フレームが送出未完了の場合、フレームの送出完了後にスリープ状態に移行させる電力制御手段を備えることを特徴とする電力制御装置。
  2. 上記電力制御手段が、
    少なくとも上記光送信機能のアウェイク時間とスリープ時間と切替周期を管理する切替管理部と、
    上記切替管理部からの切替通知に基づいて上記光送信機能の電力供給制御を行うものであって、上記切替管理部からスリープ時間への切替通知を受けたときにフレームの送出状態を監視し、フレームが送出未完了の場合に、上記アウェイク時間を所定時間だけ延長させる制御部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の電力制御装置。
  3. 上記制御部が、1フレームの時間長だけ上記アウェイク状態を延長させるものであることを特徴とする請求項2に記載の電力制御装置。
  4. 上記切替管理部が、上記光送信機能をスリープ状態に移行させる移行時刻と、上記光送信機能のスリープ状態を解除する解除時刻とをそれぞれ別々に設定して、上記移行時刻と上記解除時刻とを別々に管理するものであることを特徴とする請求項2又は3に記載の電力制御装置。
  5. 上記切替管理部が、
    当該通信装置内の時刻を計時するタイマー部と、
    上記光送信機能をスリープ状態への移行時刻を設定するスリープ状態移行時刻設定部と、
    上記光送信機能のスリープ状態を解除する解除時刻を設定するスリープ状態解除時刻設定部と、
    上記スリープ状態移行時刻設定部により設定された上記移行時刻及び上記スリープ状態解除時刻設定部により設定された解除時刻と、上記タイマー部の計時時刻とを比較して、上記移行時刻又は上記解除時刻とを上記制御部に通知するタイマー比較部と
    を有するものであることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の電力制御装置。
  6. 上記通信装置が、光信号を受信する光受信手段を備え、
    上記電力制御手段が、更に上記光受信手段の光受信機能の電力供給制御を行って光受信機能のアウェイク状態とスリープ状態とを周期的に繰り返し行なうものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電力制御装置。
  7. 対向装置に送信するフレームの送信制御を行うフレーム送信制御手段と、上記フレーム送信制御手段から送出されたフレームを含む光信号を送信する光送信手段とを備える通信装置の電力制御プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    少なくとも、上記光送信手段の光送信機能の電力供給制御を行って光送信機能のアウェイク状態とスリープ状態とを周期的に繰り返し行なうものであって、アウェイク状態からスリープ状態に移行する際に、上記フレーム送信制御手段におけるフレームの送出状態を監視し、フレームが送出未完了の場合、フレームの送出完了後にスリープ状態に移行させる電力制御手段として機能させることを特徴とする電力制御プログラム。
  8. 対向装置に送信するフレームの送信制御を行うフレーム送信制御手段と、
    上記フレーム送信制御手段から送出されたフレームを含む光信号を送信する光送信手段と、
    少なくとも、上記光送信手段の光送信機能の電力供給制御を行って光送信機能のアウェイク状態とスリープ状態とを周期的に繰り返し行なうものであって、アウェイク状態からスリープ状態に移行する際に、上記フレーム送信制御手段におけるフレームの送出状態を監視し、フレームが送出未完了の場合、フレームの送出完了後にスリープ状態に移行させる電力制御手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
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