JP5651850B1 - カットテープ付きチャックテープ、及びカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋 - Google Patents

カットテープ付きチャックテープ、及びカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋 Download PDF

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Abstract

【課題】袋体に接着するパーツの数及び面積を少なくすることができ、不良品の発生を減少することができ、更に、所定の位置で確実に袋を開封することができるカットテープ付きチャックテープ、及びカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋を提供する。【解決手段】雄部材が設けられた第1帯状基部31a、及び前記雄部材に咬み合う雌部材が設けられた第2帯状基部31bを含み、前記第1帯状基部又は前記第2帯状基部の一方の帯状基部が、カットテープを積層する積層部及び該積層部に積層されたカットテープを含み、前記積層部が、隣接する部分より相対的に薄肉に形成され、他方の帯状基部には、該帯状基部の端部に袋体2bに接着する凸部37が形成されていることを特徴とするカットテープ付きチャックテープ。【選択図】図11

Description

本発明は、カットテープ付きチャックテープ、及び該カットテープ付きチャックテープを具備した包装袋に関するものであって、特に、チャックテープと包装袋の接着部品数及び面積を少なくすることで製造工程での不良品の発生を抑えることができ、更に、包装袋を正確に開封することができるカットテープ付きチャックテープ、及び該カットテープ付きチャックテープを具備した包装袋に関する。
カットテープ付きチャックテープを具備した包装袋は、開閉操作が容易で密封性にも優れていることから、食品の保存をはじめとし、薬品、衣料品、工業部品、雑貨等の各種物品を包装するための包装袋として広く採用されている。
このようなカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋は、チャックテープの上部がシールされることによって密封されており、カットテープで包装袋の袋体フィルムを引き裂いて開封することができるようになっている。
上記のようなカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋としては、突条を有する帯状シート、前記突条に嵌め合う凹溝を有する帯状シート、カットテープを袋体に接着した包装袋が知られている(特許文献1参照)。しかしながら、特許文献1に記載されている発明は、2つの帯状シート及びカットテープを袋体にそれぞれ接着しているため、開封の際、カットテープで袋体を引き裂く際に袋体に伸び等が生じると突条と凹溝のずれが生じ、チャックテープの開閉がし難くなるという問題がある。また、合計3か所で袋体に部材を接着する必要があることから、接着不良による不良品の発生率が高まるという問題がある。
また、カットテープを一体的に設けた第1基材と該第1基材に形成された部材に咬み合う部材を設けた第2基材とで形成されたカットテープ付きチャックテープを接着した袋も知られている(特許文献2参照)。特許文献2に記載されている発明は、袋体に接着するのは第1基材のみであることから、接着不良による不良品の発生率を低減することができる。しかしながら、特許文献2に記載されているチャックテープでは、カットテープは第1基材に一体的に設けられているので、カットテープの切り離しに要する力を調整し難いという問題がある。更に、特許文献2に記載されているチャックテープは、第2基材の端部を第1基材のカットテープが形成された部分からずらした位置で接着する必要があるが、第2基材の端部が第1基材のカットテープ部分に重ならないように接着又は融着し、且つ第1基材及び第2基材に設けられた咬合部が位置ずれを起こさないようにするためには、接着工程が煩雑になるという問題がある。
特開2004−155446号公報 特開2013−227068号公報
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされた発明であり、鋭意研究を行ったところ、雄部材が設けられた第1帯状基部、及び前記雄部材に咬み合う雌部材が設けられた第2帯状基部を含み、一方の帯状基部がカットテープを積層する積層部及び該積層部に積層されたカットテープを含み、前記積層部が、隣接する部分より相対的に薄肉に形成され、他方の帯状基部の端部には、袋体に接着する凸部が形成されたカットテープ付きチャックテープを袋体に接着することで、(1)カットテープ及び積層部を切り離す力を調整することができること、(2)袋体への接着パーツ数を少なくできること、(3)凸部を積層部が形成されている帯状基部の端部に当接又は係止して袋体に接着すること、ができ、その結果、少ない力で所定の形状で包装袋を開封することができ、更に、製造工程の不良品の発生率を減少させることができることを新たに見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の目的は、カットテープ付きチャックテープ、及びカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋を提供することである。
本発明は、以下に示す、カットテープ付きチャックテープ、及びカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋に関する。
(1)雄部材が設けられた第1帯状基部、及び前記雄部材に咬み合う雌部材が設けられた第2帯状基部を含み、
前記第1帯状基部又は前記第2帯状基部の一方の帯状基部が、カットテープを積層する積層部及び該積層部に積層されたカットテープを含み、前記積層部が、隣接する部分より相対的に薄肉に形成され、
他方の帯状基部の端部には、袋体に接着する凸部が形成されており、前記凸部の高さは、積層部が形成されている帯状基部の積層部側の端部の厚さ以上であることを特徴とするカットテープ付きチャックテープ。
(2)前記積層部が、積層部以外の帯状基部より薄い薄肉部として形成されていることを特徴とする上記(1)に記載のカットテープ付きチャックテープ。
(3)前記積層部に隣接する帯状基部が、積層部より肉厚の第1厚肉部及び第2厚肉部として形成されていることを特徴とする上記(1)に記載のカットテープ付きチャックテープ。
(4)前記積層部が帯状基部より薄い薄肉部として形成され、前記積層部に隣接する部分が帯状基部より肉厚の第1厚肉部及び第2厚肉部として形成されていることを特徴とする上記(1)に記載のカットテープ付きチャックテープ。
(5)前記積層部が帯状基部の端部に形成され、前記積層部の一端に隣接する帯状基部より薄い薄肉部として形成されていることを特徴とする上記(1)に記載のカットテープ付きチャックテープ。
(6)前記積層部が帯状基部の端部に形成され、前記積層部の一端に隣接する部分が帯状基部より肉厚の第1厚肉部として形成されていることを特徴とする上記(1)に記載のカットテープ付きチャックテープ。
(7)前記積層部が帯状基部の端部に形成され、前記積層部の一端に隣接する部分が帯状基部より肉厚の第1厚肉部として形成され、前記積層部が帯状基部より薄い薄肉部として形成されていることを特徴とする上記(1)に記載のカットテープ付きチャックテープ。
(8)前記積層部を含む帯状基部の積層部が設けられている側の端部に、他方の帯状基部の凸部を当接した際に、雄部材と雌部材が咬み合う位置に、凸部、雄部材及び雌部材が形成されていることを特徴とする上記(1)〜(7)の何れか一に記載のカットテープ付きチャックテープ。
(9)前記積層部を含む帯状基部の端部と他方の帯状基部の凸部を係止することができる係止部材が設けられていることを特徴とする上記(1)〜(8)の何れか一に記載のカットテープ付きチャックテープ。
(10)前記係止部材が、前記積層部を含む帯状基部の端部と他方の帯状基部の凸部を係止した際に、前記積層部を含む帯状基部及び凸部の袋体への接着面が平面となる位置に設けられていることを特徴とする上記(9)に記載のカットテープ付きチャックテープ。
(11)前記積層部と隣接する部分の境界に切込み線が設けられていることを特徴とする上記(1)〜(10)の何れか一に記載のカットテープ付きチャックテープ。
(12)前記雄部材及び前記雌部材からなる対が、少なくとも2以上設けられていることを特徴とする上記(1)〜(11)の何れか一に記載のカットテープ付きチャックテープ。
(13)上記(1)〜(12)の何れか一に記載のカットテープ付きチャックテープが接着していることを特徴とするカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋。
(14)前記カットテープ付きチャックテープの積層部及び該積層部に隣接する部分、並びに凸部が少なくとも包装袋に接着していることを特徴とする上記(13)に記載のカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋。
(15)積層部が設けられている帯状基部の積層部とは反対側の帯状基部の端部と、凸部が設けられている帯状基部の凸部とは反対側の帯状基部の端部とが接着していることを特徴とする上記(13)又は(14)に記載のカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋。
本発明のカットテープ付きチャックテープは、隣接する部分より相対的に薄肉に形成した積層部にカットテープが積層されている。そのため、本発明のカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋のカットテープを引っ張ると、積層部は帯状基部との境界に沿って切断される。更に、積層部及び積層部に隣接する部分、並びに凸部が袋体に接着していることから、積層部が帯状基部から切り離される際、袋体の積層部に接着している部分は積層部と共に袋体から切り離されるが、袋体の他の部分は積層部の隣接する部分と接着しているので、積層部と共に切り離され難い。したがって、所定の位置で、確実に袋を開封することができる。また、帯状基部の端部に積層部を設け、該積層部に隣接するように他の帯状基部の凸部を袋体に接着した場合も、袋体2と凸部が接着していることから、所定の位置で確実に袋を開封することができる。
本発明のカットテープ付きチャックテープは、隣接する部分より相対的に薄肉に形成した積層部にカットテープが積層されている。そのため、カットテープを引き切る力を調整することができる。
本発明のカットテープ付きチャックテープは、袋体に接着するのは2か所のみであるので、接着不良の発生率を下げることができる。また、積層部を含む帯状基部の積層部が設けられている側の端部に、他方の帯状基部の凸部を当接した際に、雄部材及び雌部材が咬み合う位置に、凸部、雄部材及び雌部材を設けることで、積層部が設けられている帯状基部と凸部の袋体への接着が位置ずれを起こすことなく簡単に接着することができるので、不良品の発生率を低減することができる。更に、前記積層部を含む帯状基部の端部と他方の帯状基部の凸部を係止することができる係止部材を設けることで、より不良品の発生率を低減することができる。
図1は、本発明のカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋の正面図である。 図2は、本発明のカットテープ付きチャックテープ3の一例の断面図である。 図3は、図2に示すチャックテープ3のカットテープ4付近を拡大した断面図である。 図4は、チャックテープ3のカットテープ4付近の他の実施形態を示す断面図である。 図5は、チャックテープ3のカットテープ4付近の他の実施形態を示す断面図である。 図6は、チャックテープ3のカットテープ4付近の他の実施形態を示す断面図である。 図7は、チャックテープ3のカットテープ4付近の他の実施形態を示す断面図である。 図8は、チャックテープ3のカットテープ4付近の他の実施形態を示す断面図である。 図9は、本発明のチャックテープ3を使用する際の位置関係を示す図である。 図10は、チャックテープ3のカットテープ4付近の他の実施形態を示す断面図である。 図11は、図1に示す包装袋1のa−a断面図である。 図12は、本発明の包装袋1の他の実施形態のa−a断面図である。
以下に、本発明のカットテープ付きチャックテープ、及びカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋について詳しく説明する。
図1は、本発明のカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋1(以下、「包装袋」と記載することがある。)の正面図である。包装袋1は、袋体2、チャックテープ3、チャックテープ3の積層部に積層され積層部も一緒に切り離すことができるカットテープ4を含んでおり、袋体2の外周はシール5をすることで、密閉状態になっている。
袋体2は、当分野において一般的に用いられている材料であれば特に制限は無い。例えば、ポリプロピレンフィルム、ナイロンフィルム、低密度ポリエチレン(LDPE)フィルム、高密度ポリエチレン(HDPE)フィルム、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、アルミ等の金属を蒸着したフィルムなど任意の合成樹脂材、紙などの繊維及び生分解性プラスチック等、袋体を形成できる材料であればよい。袋体2は、単層であっても積層であってもよい。また、袋体2の形状は、図1に示す上下2枚のフィルムを合わせ袋の周囲(3か所)をシールした三方シールタイプに限定されず、一枚のフィルムを半分に折り接合部をシールした半折タイプ、一枚のフィルムを左右から折り込みシールしたセンターシールタイプ、一枚のフィルムをシールしながら切って造る溶断タイプ、底が平らな角底袋タイプ等、袋体であれば特に制限は無い。
袋体2を積層にする場合は、主にプラスチックを主体とする積層フィルムを用いることができる。積層フィルムを用いる場合、最内層にシーラント層が積層された積層フィルムが一般的には用いられるが、充填される内容物や使用条件などに応じて種々の構成の積層フィルムを使用することができる。例えば、要求される性能に応じて、基材フィルム層とシーラント層との間に、中間層として、水蒸気その他のガスバリヤー層や、遮光層、強度向上層などを積層して構成することができる。上記基材フィルム層、中間層、シーラント層は、それぞれを単独の層で形成してもよいが、複数の層を積層して形成してもよい。
上記基材フィルム層には、二軸延伸ポリプロピレンフィルムのほか、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、二軸延伸ポリエチレンナフタレートフィルムなどの二軸延伸ポリエステルフィルムや、ナイロン6、ナイロン66、MXD6(ポリメタキシリレンアジパミド)などのフィルムを二軸延伸した二軸延伸ポリアミドフィルムなどを好適に使用することができる。これらは単独で使用してもよく、また、複数を組み合わせて積層して使用してもよい。
中間層をガスバリヤー層とする場合、中間層には、エチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリアクリロニトリル(PAN)、MXD6などのフィルムのほか、アルミニウム箔などの金属箔、或いは、シリカ、アルミナ、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、ITO、アルミニウムなどの無機酸化物や金属の蒸着層、またはポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリアクリル酸(PAA)などの塗膜層を設けた二軸延伸ナイロンフィルム(ONフィルム)、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(PETフィルム)、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPPフィルム)などを使用することができる。これらのうち、アルミニウム箔またはアルミニウムの蒸着層を設けたフィルムは、不透明で遮光性を有するため遮光層を兼ねることもできる。中間層を強度向上層とする場合は、前記基材フィルムのいずれかを適宜追加して積層してもよく、また、二軸延伸高密度ポリエチレンフィルムなどを防湿層も兼ねて積層してもよい。上記基材フィルム層と中間層の積層には、公知のドライラミネーション法または押し出しラミネーション法(サンドイッチラミネーション法)を用いることができる。
最内層のシーラント層には、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(L・LDPE)のほか、シングルサイト触媒を用いて重合したエチレン・α−オレフィン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン・アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン・メタクリル酸のランダム共重合体(EMAA)、そして、エチレン・アクリル酸メチル共重合体(EMA)、エチレン・アクリル酸エチル共重合体(EEA)などのエチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、ポリプロピレンまたはその共重合体などのポリオレフィン系樹脂を使用することができ、これらの中から、充填される内容物に応じて、好適なものを適宜選択して使用することができる。シーラント層の積層は、上記の樹脂をフィルム状に製膜し、そのフィルムをドライラミネーション法または押し出しラミネーション法で積層する方法、或いは、上記の樹脂を押し出しコートして積層する方法などを採ることができるが、例えば、内容物がシーラント層に浸透しやすいものを含むような場合は、接着強度に優れたドライラミネーション法で積層することが好ましい。
図2は、本発明のカットテープ4が付いているチャックテープ3の一例の断面図である。図2に示すチャックテープ3は、第1帯状基部31a及び第2帯状基部31bから構成されている。第1帯状基部31aは、雄部材32、第1帯状基部31aの端部に形成された積層部36、該積層部36に積層されたカットテープ4、及び該カットテープ4に隣接する部分の帯状基部31を肉厚にした第1厚肉部34を含んでいる。また、第2帯状基部31bは、前記雄部材32と咬合部を形成する雌部材33、及び袋体2に接着する凸部37を含んでいる。前記雄部材32、雌部材33、第1厚肉部34、積層部36、凸部37及びカットテープ4は、長手方向(図1の横方向)に連続的に設けられている。
雄部材32及び雌部材33の形状は、互いに咬み合い、又離すことができれば形状に特に制限は無い。前記雄部材32及び雌部材33が咬み合い又離れることで、チャックテープ3を具備した包装袋1を、開封又は再封することができる。
図3は、チャックテープ3のカットテープ4付近を拡大した断面図である。図3に示すチャックテープ3では、カットテープ4を積層する積層部36が、第1帯状基部31aと同じ厚さで端部に形成され、積層部36に隣接する帯状基部31aが、積層部36より肉厚の第1厚肉部34として形成されている。カットテープ4が積層されている積層部36は、隣接する第1厚肉部34より相対的に薄肉となっているので、カットテープ4を引っ張ると、積層部36と第1厚肉部34の境界部分で、カットテープ4及び積層部36を一緒にチャックテープ3から切り離すことができる。第1帯状基部31aの厚さは積層部36が切断できる範囲であれば特に制限は無いが、一般的には、150μm〜170μmであればよい。帯状基部31aが薄すぎると全体的な強度が不足し、帯状基部31aが厚すぎると積層部36が切断し難くなり、また、チャックテープ3をドラムロールなどに巻きつけた場合、曲がった状態のまま形状が維持されてしまい、包装袋1に接着した後も曲がった形状になってしまうので好ましくない。第1厚肉部34の厚さは、境界部分で積層部36が切り離される厚さであれば特に制限は無いが、第1帯状基部31aの厚さの2〜3倍程度が好ましい。カットテープ4及び積層部36の幅、並びに第1厚肉部34の幅は、具備する包装袋1の大きさに応じて適宜調整すればよい。
図4は、チャックテープ3のカットテープ4付近の他の実施形態を示す断面図である。図4に示すチャックテープ3では、カットテープ4を積層する積層部36が、第1帯状基部31aより薄い薄肉部として形成されている。図3に示す実施形態と同様に、カットテープ4が積層されている積層部36(薄肉部)は、隣接する第1帯状基部31aより相対的に薄肉となっているので、カットテープ4を引っ張ると、積層部36(薄肉部)と第1帯状基部31aとの境界部分で、カットテープ4及び積層部36(薄肉部)を一緒にチャックテープ3から切り離すことができる。本実施形態においても、第1帯状基部31aの厚さは積層部36が切断できる範囲であれば特に制限は無いが、一般的には、150μm〜170μmであればよい。また、積層部36(薄肉部)の厚さは、所望とする力で切り離しができ、また、成形不良が出ない厚さとなるように適宜調整すればよく、例えば、帯状基部31aの1/3程度にすればよい。本実施形態のチャックテープ3は、図3に示す実施形態と比較して、カットテープ4と一緒に切り離す積層部36(薄肉部)が薄いことから、より小さな力で切り離すことができる。
図5は、チャックテープ3のカットテープ4付近の他の実施形態を示す断面図である。図5に示すチャックテープ3では、カットテープ4を積層する積層部36が、第1帯状基部31aより薄い薄肉部として形成され、且つ、積層部36(薄肉部)に隣接する部分が第1帯状基部31aより肉厚の第1厚肉部34として形成されている。カットテープ4が積層されている積層部36(薄肉部)は、隣接する第1厚肉部34より相対的に薄肉となっているので、カットテープ4を引っ張ると、積層部36(薄肉部)と第1厚肉部34との境界部分で、カットテープ4及び積層部36(薄肉部)を一緒にチャックテープ3から切り離すことができる。本実施形態では、第1帯状基部31aの厚さ、及び第1帯状基部31aに対する第1厚肉部34の厚さは、図3に示す実施形態と同様でよい。また、第1帯状基部31aに対する積層部36(薄肉部)の厚さは、図4に示す実施形態と同様でよい。本実施形態のチャックテープ3は、カットテープ4と一緒に切り離す積層部36(薄肉部)と隣接する第1厚肉部34との相対厚さを、図3及び図4に示す実施形態より広い範囲で調整することができる。
なお、図3〜図5に示すチャックテープ3において、カットテープ4及び積層部36の切り離しを容易にするために、積層部36と、第1帯状基部31a又は第1厚肉部34の境界部分の角度は約90度にすることが好ましい。また、必要に応じて、境界部分にガスレーザー等を用いて切込み等形成してもよい。なお、切込みを入れる場合は、積層部36(薄肉部)の厚さの半分程度が好ましい。半分より少ないと切込みの効果が得られず、半分より大きいと製造工程の途中で第1帯状基部31aから切れやすくなり好ましくない。切込みは、積層部36の袋体2に接着する面に形成してもよいし、カットテープ4を積層する面に形成してもよい。或いは、両方の面からそれぞれ積層部36の厚さの約1/4程度、切込みを形成してもよい。
上記図3〜図5に示したチャックテープ3は、第1帯状基部31aの端部に積層部36を設け、積層部36の一端のみが第1帯状基部31aに繋がっている例を示しているが、図6〜図8に示すように、積層部36を第1帯状基部31aの端部ではなく、積層部36の両端が第1帯状基部31aに繋がるようにしてもよい。
図6は、チャックテープ3のカットテープ4付近の他の実施形態を示す断面図である。図6に示す実施形態では、図3に示す実施形態の積層部36の端部に、第1厚肉部と同様の厚さ・幅の第2厚肉部35を形成している。
図7は、チャックテープ3のカットテープ4付近の他の実施形態を示す断面図である。図7に示す実施形態では、図4に示す実施形態の積層部36の端部にも、第1帯状基部31aが形成されている。形成されている第1帯状基部31aの長さは、後述するように、積層部36に接着している袋体2が安定的に切り離される長さであれば特に制限は無く、例えば、積層部36と同じ長さであればよい。
図8は、チャックテープ3のカットテープ4付近の他の実施形態を示す断面図である。図8に示す実施形態では、図5に示す実施形態の積層部36の端部に、第1厚肉部と同様の厚さ・幅の第2厚肉部35を形成している。
図6〜図8に示す実施形態の場合も図3〜図5に示す実施形態と同様に、カットテープ4及び積層部36の切り離しを容易にするため、積層部36の境界部分の角度を約90度にすることが好ましく、また、必要に応じて、境界部分にレーザー等を用いて切込み等形成してもよい。
第2帯状基部31bに設けられる凸部37の高さは、少なくとも凸部37を袋体2に接着できる高さであればよく、例えば、図3〜図5に示す実施形態の場合は、積層部36及びカットテープ4の厚さ以上の高さであればよい。また、図6及び図8に示す実施形態の場合は第2厚肉部35の厚さ以上の高さであればよく、図7に示す実施形態の場合は、第1帯状基部31aの厚さ以上の高さであればよい。
第1帯状基部31aが図3〜5に示す実施形態の場合は、積層部36が第1帯状基部31aに繋がっているのは一方のみである。したがって、第2帯状基部の凸部を、カットテープ4を積層した積層部36に当接するように袋体2に接着することで、カットテープ4及び積層部36を切り離す際のガイドの役割を果たすことになり、且つ、小さな力で切り離すことができる。また、凸部37が袋体2に接着していることで、カットテープ4と共に積層部36を切り離す際に、積層部36に接着している袋体2は凸部37が接着している部分を超えて切り離され難くなるので、袋体2の開封面の形状を安定化することもできる。凸部37の横幅は、前記のガイド及び開封面の形状を安定化できる幅であれば特に制限は無く、例えば、図3及び図5に示す実施形態では、第1厚肉部と同じ幅でよく、図4に示す実施形態の場合は、積層部36と同じ幅が挙げられる。
第1帯状基部31aが図6〜8に示す実施形態の場合は、第1帯状基部31aの端部側の第2厚肉部35又は第1帯状基部31aが前記のガイド及び開封面の形状の安定化の役割を果たすので、凸部37の幅は、安定的に袋体2に接着できれば特に制限は無い。
また、本発明のチャックテープ3に設けられる雄部材32及び雌部材33は一対に限定されず、例えば、2対、3対、4対等、複数対形成してもよい。また、図2に示す実施形態では、第1帯状基部31aに雄部材32を形成し、第2帯状基部31bに雌部材33を形成したが、逆であってもよい。
図9は、本発明のチャックテープ3を使用する際の位置関係を示す図である。第2帯状基部31bの端部に形成されている凸部37を第1帯状基部31aの端部に当接した際に、雄部材32と雌部材33が咬み合う位置関係となるように、雄部材32、雌部材33及び凸部を設ける位置を調整することが望ましい。前記位置関係にすることで、凸部37及び後述する第1帯状基部31aを接着する際に、凸部37を第1帯状基部31aに当接させて袋体2に接着することで、雄部材32及び雌部材33の位置ずれが起こりにくくなり、不良品の発生率を低減することができる。
図10は、チャックテープ3のカットテープ4付近の他の実施形態を示す断面図である。図10に示す実施形態では、第1帯状基部31a及び第2帯状基部31bの凸部37が係止できるように一対の係止部材38(図中の白丸)が設けられている。前記係止部材38により、凸部37と第1帯状基部31aを係止した状態で、凸部37及び第1帯状基部31aを袋体2に接着できるので、接着の際の位置ずれによる不良品の発生率をより低減することができる。また、係止部材38を、袋体2に接着する凸部37及び第1帯状基部31aが平面となる位置に設けると、凸部37及び第1帯状基部31aを袋体2に接着する際の段差がなくなる。したがって、例えば、熱融着する際に、段差に起因する袋体2の溶融破損等の不良品の発生率を更に低減することができる。
係止部材38は、凸部37と第1帯状基部31aを係止することができれば、形状、設ける部材及びその位置、並びに個数に特に制限は無い。例えば、形状としては、図10に示すように、積層部36の端部に先鋭部を設け凸部37に当該先鋭部に係合する形状の部材を設ける他、凸部と凹部、雄部材と雌部材としてもよい。また、それらの部材は、凸部37又は第1帯状基部31aのどちらに設けてもよい。更に、図10に示す実施形態では、係止部材38は第1帯状基部31の積層部36と凸部37に設けられているが、例えば、カットテープ4と凸部37が係止できる位置に設けてもよい。或いは、係止部材38は一対に限らず、積層部36及び凸部37、カットテープ4及び凸部37のように、複数対の係止部材38を設けてもよい。
また、第1帯状基部31aの端部が、図6及び図8に示す実施形態の場合は、第2厚肉部35と凸部37との間に係止部材38を設け、図7に示す実施形態の場合は、第1帯状基部31aと凸部37との間に係止部材38を設ければよい。
図3〜10に示す実施形態のチャックテープ3は、当該実施形態の第1帯状基部31a及び第2帯状基部31bの形状の金型を用いた押出形成方法により、一体的に製造することができる。製造したチャックテープ3に、別途製造したカットテープ4を積層することで、本発明のカットテープ付きチャックテープを製造することができる。
第1帯状基部31a及び第2帯状基部31b、並びに帯状基部に設けられている、雄部材32、雌部材33、第1厚肉部34、第2厚肉部35、積層部36、凸部37及び係止部材38を形成する材料は、成形性や袋体2との接着性となる熱溶着性を考慮して、例えば、低密度ポリエチレンなどのポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、あるいはこれらの共重合体などのポリオレフィン系樹脂などにて形成することが好ましい。ポリプロピレン系樹脂としては、ホモポリプロピレン、ブロックポリプロピレン、ランダムポリプロピレン(RPP)、プロピレン−エチレン−ブテン1ランダム三元共重合体、ポリオレフィン系特殊軟質樹脂(TPO樹脂。例えばプライムポリマーTPO)等の熱可塑性樹脂や、これらの樹脂を混合した混合物を使用することができる。
また、カットテープ4を形成する材料は、例えば、延伸したポリエチレンテレフタレート(OPET)、延伸したポリプロピレン(OPP)、延伸した高密度ポリエチレン(HDPE)などのチャックテープ3とは異質かつ非相溶性の樹脂で形成される。カットテープ4は、例えば、メタロセンLL等の接着剤を積層し、チャックテープ3の積層部36に接着すればよい。
なお、包装袋1に食品や医薬品等、人体に取り込まれる内容物を入れる場合は、内容物が接着剤に触れることは好ましくない。その場合、チャックテープ4及びカットテープ3に、比較的融点が低い同種の樹脂を含ませることで融着させてもよい。例えば、融点の低い熱可塑性樹脂としてポリエチレン(PE)を用い、チャックテープ3をポリエチレン(PE)で作製し、カットテープ4をポリエチレン(PE)とポリプロピレン(PP)の混合物で作製することで、接着剤を使用することなく、カットテープ4をチャックテープ3の積層部36に融着・積層することができる。具体的には、(1)金型を通じて押し出されたチャックテープ3を水槽で冷却する、(2)金型を通じて押し出されたカットテープ4を、チャックテープ3の積層部36に乗せ水槽にて冷却する、手順で接着することができる。接着力の強さは、カットテープ4に含まれるポリエチレン(PE)の含有量で調整することができる。
図11は、図1に示す包装袋1のa−a断面図である。図11に示す包装袋1は、第1帯状基部31aの少なくとも積層部36を含む面及び第2帯状基部31bの凸部37が、袋体2の一方の面2bに接着している。包装袋1に内容物を封入する場合は、例えば、袋体2を構成するフィルム2bにチャックテープ3を接着し、袋体2を構成する2a及び2bのチャックテープ3を接着している部分以外の周辺部をポリエステル/イソシアネート系2液等の接着剤又は熱融着等の手段によりシールし、開口している部分から内容物を包装袋1に投入した後、最後に開口している部分を上記と同様の手段によりシールすればよい。また、図1に示すように、カットテープ4の一端には、例えば、金型を押し付けることで、袋体2及び第1帯状基部31aを貫通する切込みによってタブ41が形成されている。該タブ41をつまんで袋体2から分離するように引っ張ると、タブ41に連続するカットテープ4が引き離され、カットテープ4の引き離しに伴い、積層部36及び袋体2が切り離され、包装袋1を開封することができる。なお、内容物として食品や医薬品等の人体に取り込まれる物を封入する場合は、必要に応じて、チャックテープ3の袋体2への接着及び包装袋1の周辺部のシールは、熱融着により行えばよい。
第1帯状基部31の袋体2bへの接着は、少なくとも積層部36及び積層部36に隣接する部分が接着していることが好ましい。隣接する部分が袋体2と接着していないと、切開される袋体2は積層部36に接着している部分のみではなく、積層部36に接着していない袋体2部分も切開されていまい、開封面の形状が安定しなくなり好ましくない。なお、本発明において「隣接する部分」とは、積層部36に接着している袋体2が安定的に切り離されるために必要な部分を意味し、例えば、図3及び図5に示す実施形態では、第1厚肉部34が挙げられ、図4に示す実施形態では、積層部36と同じ長さが挙げられる。また、図6及び図8に示す実施形態では、更に図面左側の第2厚肉部35、図7に示す実施形態では、図面左側の第1帯状基部31a部分が挙げられる。勿論、袋体2を切開する形状が一定であれば、上記の長さより長くても、短くてもよい。
図12は、本発明の包装袋1の他の実施形態のa−a断面図である。図12に示す実施形態では、第1帯状基部31aの積層部36が設けられていない側の端部及び第2帯状基部31bの凸部37が設けられていない側の端部が接着39している。従来の包装袋1では、内容物が液体などの場合、上下逆さまにするとチャックの咬合部が濡れてしまい、更に、咬合部の密閉がしっかりとされていない場合、未開封の包装袋1であっても、咬合部より開口側のカットテープ4を積層した部分まで濡れてしまう可能性がある。したがって、カットテープ4を引いて開封した際、開封した部分が液体で濡れていた場合、消費者は液漏れが起きていた、つまり、不良品と認識してしまうという問題があった。
図12に示す実施形態の包装袋1では、内容物側の第1帯状基部31a及び第2帯状基部31bの端部同士が接着39しているので、内容物が液体であっても逆流することがなく、咬合部や開封面が液体で濡れることはない。なお、接着39部分は、カットテープ4を引き、最初に包装袋1を開封してチャックテープ4を広げると同時に、接着39部分が容易に剥離する強度となるように接着することで、利便性を妨げない。
図12に示す実施形態の包装袋1は、図11に示す実施形態と同様の手順で包装袋1を作製した後、内容物を封入する前に、前記端部同士を熱融着等により接着すればよい。
本発明のカットテープ付きチャックテープは、カットテープを構成する一方の帯状基部にカットテープを積層する積層部を相対的に薄肉に形成し、更に、他方の帯状基部に凸部を設け、該凸部を一方の帯状基部に当接させて袋体に接着することができる。したがって、本発明のカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋は、カットテープの袋体への接着が2か所で済み、且つ、製造工程も簡単であるので、不良品の発生を低減することができる。したがって、開閉可能な包装袋等の分野において有用である。

Claims (15)

  1. 雄部材が設けられた第1帯状基部、及び前記雄部材に咬み合う雌部材が設けられた第2帯状基部を含み、
    前記第1帯状基部又は前記第2帯状基部の一方の帯状基部が、カットテープを積層する積層部及び該積層部に積層されたカットテープを含み、前記積層部が、隣接する部分より相対的に薄肉に形成され、
    他方の帯状基部の端部には、袋体に接着する凸部が形成されており、前記凸部の高さは、積層部が形成されている帯状基部の積層部側の端部の厚さ以上であることを特徴とするカットテープ付きチャックテープ。
  2. 前記積層部が、積層部以外の帯状基部より薄い薄肉部として形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカットテープ付きチャックテープ。
  3. 前記積層部に隣接する帯状基部が、積層部より肉厚の第1厚肉部及び第2厚肉部として形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカットテープ付きチャックテープ。
  4. 前記積層部が帯状基部より薄い薄肉部として形成され、前記積層部に隣接する部分が帯状基部より肉厚の第1厚肉部及び第2厚肉部として形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカットテープ付きチャックテープ。
  5. 前記積層部が帯状基部の端部に形成され、前記積層部の一端に隣接する帯状基部より薄い薄肉部として形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカットテープ付きチャックテープ。
  6. 前記積層部が帯状基部の端部に形成され、前記積層部の一端に隣接する部分が帯状基部より肉厚の第1厚肉部として形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカットテープ付きチャックテープ。
  7. 前記積層部が帯状基部の端部に形成され、前記積層部の一端に隣接する部分が帯状基部より肉厚の第1厚肉部として形成され、前記積層部が帯状基部より薄い薄肉部として形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカットテープ付きチャックテープ。
  8. 前記積層部を含む帯状基部の積層部が設けられている側の端部に、他方の帯状基部の凸部を当接した際に、雄部材と雌部材が咬み合う位置に、凸部、雄部材及び雌部材が形成されていることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のカットテープ付きチャックテープ。
  9. 前記積層部を含む帯状基部の端部と他方の帯状基部の凸部を係止することができる係止部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載のカットテープ付きチャックテープ。
  10. 前記係止部材が、前記積層部を含む帯状基部の端部と他方の帯状基部の凸部を係止した際に、前記積層部を含む帯状基部及び凸部の袋体への接着面が平面となる位置に設けられていることを特徴とする請求項9に記載のカットテープ付きチャックテープ。
  11. 前記積層部と隣接する部分の境界に切込み線が設けられていることを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載のカットテープ付きチャックテープ。
  12. 前記雄部材及び前記雌部材からなる対が、少なくとも2以上設けられていることを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載のカットテープ付きチャックテープ。
  13. 請求項1〜12の何れか一項に記載のカットテープ付きチャックテープが接着していることを特徴とするカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋。
  14. 前記カットテープ付きチャックテープの積層部及び該積層部に隣接する部分、並びに凸部が少なくとも包装袋に接着していることを特徴とする請求項13に記載のカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋。
  15. 積層部が設けられている帯状基部の積層部とは反対側の帯状基部の端部と、凸部が設けられている帯状基部の凸部とは反対側の帯状基部の端部とが接着していることを特徴とする請求項13又は14に記載のカットテープ付きチャックテープを具備した包装袋。
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