JP5648786B2 - 自動給送装置、該自動給送装置を備えた記録装置 - Google Patents
自動給送装置、該自動給送装置を備えた記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5648786B2 JP5648786B2 JP2010173537A JP2010173537A JP5648786B2 JP 5648786 B2 JP5648786 B2 JP 5648786B2 JP 2010173537 A JP2010173537 A JP 2010173537A JP 2010173537 A JP2010173537 A JP 2010173537A JP 5648786 B2 JP5648786 B2 JP 5648786B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording material
- feeding
- roller
- feeding roller
- retracted position
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
<本発明の第1の態様>
本発明の第1の態様は、被記録材が収容され、挿抜可能に設けられる被記録材収容部と、駆動力源の駆動力で回転する給送ローラーと、前記被記録材収容部に進入して被記録材に当接可能な進入位置、前記被記録材収容部の挿抜に干渉しない退避位置をとり得るように、前記給送ローラーを変位可能に支持するローラー支持機構と、駆動力源の駆動力で前記給送ローラーを変位させるローラー変位機構と、前記被記録材収容部が挿入されるとき又は抜き出されるときに、あるいは前記被記録材収容部が挿入されるとき及び抜き出されるときに、前記給送ローラーが前記退避位置にある状態を維持する制御装置と、を備えた自動給送装置である。
本発明の第2の態様は、前述した第1の態様に記載の自動給送装置において、前記被記録材収容部の挿抜状態を検出する挿抜検出装置を含み、前記制御装置は、前記挿抜検出装置の出力信号に基づいて前記ローラー変位機構を制御する、ことを特徴とした自動給送装置である。
<本発明の第3の態様>
本発明の第3の態様は、被記録材が収容され、挿抜可能に設けられる被記録材収容部と、駆動力源の駆動力で回転する給送ローラーと、前記被記録材収容部に進入して被記録材に当接可能な進入位置、前記被記録材収容部の挿抜に干渉しない退避位置をとり得るように、前記給送ローラーを変位可能に支持するローラー支持機構と、駆動力源の駆動力で前記給送ローラーを変位させるローラー変位機構と、前記給送ローラーの回転による被記録材の給送動作を行うときには前記給送ローラーを前記進入位置へ変位させ、前記給送動作を行うとき以外は、前記給送ローラーが前記退避位置にある状態を維持する制御装置と、を備えた自動給送装置である。
本発明の第4の態様は、前述した第3の態様に記載の自動給送装置において、前記制御装置は、前記被記録材収容部が挿入されるとき又は抜き出されるときに、あるいは前記被記録材収容部が挿入されるとき及び抜き出されるときに、前記給送ローラーが前記退避位置にある状態を維持する、ことを特徴とした自動給送装置である。
本発明の第5の態様は、前述した第1〜第4の態様のいずれかに記載の自動給送装置において、前記ローラー変位機構は、弾性部材の弾性を利用して前記給送ローラーが前記退避位置にある状態を維持する機構を含む、ことを特徴とした自動給送装置である。
本発明の第6の態様は、前述した第1〜第5の態様のいずれかに記載の自動給送装置において、前記被記録材収容部は、被記録材が収容され、挿抜可能に設けられる第1収容部と、被記録材が収容され、前記給送ローラーが進退する領域へ移動可能に前記第1収容部に支持される第2収容部と、を含み、前記制御装置は、前記第2収容部の移動操作時に、前記給送ローラーが前記退避位置にある状態を維持する、ことを特徴とした自動給送装置である。
本発明の第7の態様は、前述した第1〜第6の態様のいずれかに記載の自動給送装置を備え、前記自動給送装置から給送される被記録材に記録を実行する記録装置である。
本発明の第7の態様に記載の発明によれば、自動給送装置から給送される被記録材に記録を実行する記録装置において、前述した第1〜第6の態様のいずれかに記載の発明による作用効果を得ることができる。
<第1実施例>
本発明の第1実施例について、図1〜図5を参照しながら説明する。まずインクジェットプリンター1の全体構成について図1〜図3を参照しながら説明した後、本発明の第1実施例に係る自動給送装置20の詳細な構成について図4及び図5を参照しながら説明する。
「記録装置」としてのインクジェットプリンター1は、搬送駆動ローラー11、搬送従動ローラー12、記録紙支持部材13、排出駆動ローラー14、排出従動ローラー15、キャリッジ16及び記録ヘッド17を備えている。
制御装置100は、ROM101、RAM102、ASIC(特定用途向け集積回路)103、CPU(中央処理装置)104、不揮発性メモリー105、PFモータードライバー106、CRモータードライバー107、ヘッドドライバー108、ASFモータードライバー109及びREモータードライバー110を含む。
尚、「弾性部材」は、特にコイルバネ213に限定されるものではなく、例えば板バネや弾性ゴムからなる部材等、給送ローラー22が退避位置にある状態を維持可能な弾性を有する部材であれば、どのような部材でもよい。他方、「弾性部材」を用いない構成を採用する場合には、例えばローラー支持部材21を自重で揺動させて、退避位置から進入位置へ給送ローラー22を変位させることが可能になるという点でメリットがある。
尚、給送ローラー22の位置検出は、例えばローラー支持部材21の揺動位置を検出可能な位置にセンサーを設けてもよいし、あるいはREモーター44の電流値の変化等に基づいて給送ローラー22が記録紙Pに当接した状態(進入位置にある状態)を検出するようにしてもよい。
本発明の第2実施例について、図6を参照しながら説明する。
図6は、第2実施例における自動給送装置20の制御手順を図示したフローチャートである。
ここで、第2実施例のインクジェットプリンター1の全体構成、制御装置100の構成については、いずれも第1実施例と同じであるため説明を省略する。また第2実施例の自動給送装置20の構成は、第2実施例においては給送カセット31の挿抜を検出する必要がないため、カセットセンサー47は設けられていない点で相違するが、それ以外の構成は第1実施例と同じであるため説明を省略する。
本発明の第3実施例について、図7〜図9を参照しながら説明する。
図7は、第3実施例における給送カセット30の要部を図示した斜視図である。図8は、第3実施例における自動給送装置20の一部を拡大図示した要部側断面図である。
ここで、第3実施例のインクジェットプリンター1の全体構成、制御装置100の構成については、いずれも第1実施例と同じであるため説明を省略する。また第3実施例の自動給送装置20の構成は、以下に説明する部分以外の部分については、第1実施例の自動給送装置20と同じであるため説明を省略する。
第3実施例において制御装置100は、図9に図示したフローチャートの手順により、第2給送カセット部32のスライド移動操作時に、給送ローラー22が退避位置にある状態を維持する制御を実行する。当該手順は、インクジェットプリンター1の電源がオンである間、定周期で繰り返し実行される手順である。以下、詳細に説明する。
尚、ステップS22及びステップS23は、図5に図示したフローチャート(第1実施例)のステップS2及びステップS3と同じであるため詳細な説明は省略する。
本発明は、上記説明した実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
Claims (5)
- 被記録材が収容され、挿抜可能に設けられる被記録材収容部と、
駆動力源の駆動力で回転する給送ローラーと、
前記被記録材収容部に進入して被記録材に当接可能な進入位置、前記被記録材収容部の挿抜に干渉しない退避位置をとり得るように、前記給送ローラーを変位可能に支持するローラー支持機構と、
駆動力源の駆動力で前記給送ローラーを変位させるローラー変位機構と、
前記被記録材収容部が抜き出されるときに、あるいは前記被記録材収容部が挿入されるとき及び抜き出されるときに、前記給送ローラーが退避位置にあるかどうか判定して、退避位置にない場合は前記給送ローラーを退避位置に移動させ、その状態を維持する制御装置と、を備え、
前記被記録材収容部の挿抜状態を検出する挿抜検出装置を含み、
前記制御装置は、前記挿抜検出装置の出力信号に基づいて前記ローラー変位機構を制御し、
前記被記録材収容部は、被記録材が収容され、挿抜可能に設けられる第1収容部と前記第1収容部に収容される被記録材のサイズよりも小さいサイズの被記録材が収容され、前記給送ローラーが進退する領域へ移動可能に前記第1収容部に支持される第2収容部と、を含み、
前記第1収容部および前記第2収容部に収容されている被記録材は、共通する前記給送ローラーによって給送され、
前記挿抜検出装置は、第1収容部の挿抜状態を検出する第1収容部挿抜検出装置と第2収容部の挿抜状態を検出する第2収容部挿抜検出装置を備えていることを特徴とした自動給送装置。 - 被記録材が収容され、挿抜可能に設けられる被記録材収容部と、
駆動力源の駆動力で回転する給送ローラーと、
前記被記録材収容部に進入して被記録材に当接可能な進入位置、前記被記録材収容部の挿抜に干渉しない退避位置をとり得るように、前記給送ローラーを変位可能に支持するローラー支持機構と、
駆動力源の駆動力で前記給送ローラーを変位させるローラー変位機構と、
前記給送ローラーの回転による被記録材の給送動作を行うときには前記給送ローラーを前記進入位置へ変位させ、前記給送動作を行うとき以外は、前記給送ローラーが前記退避位置にある状態を維持する制御装置と、を備えており、
前記被記録材収容部の挿抜状態を検出する挿抜検出装置を含み、
前記制御装置は、前記挿抜検出装置の出力信号に基づいて前記ローラー変位機構を制御し、前記被記録材収容部が抜き出されるときに、あるいは前記被記録材収容部が挿入されるとき及び抜き出されるときに、前記給送ローラーが退避位置にあるかどうか判定して、退避位置にない場合は前記給送ローラーを退避位置に移動させ、その状態を維持し、
前記被記録材収容部は、被記録材が収容され、挿抜可能に設けられる第1収容部と前記第1収容部に収容される被記録材のサイズよりも小さいサイズの被記録材が収容され、前記給送ローラーが進退する領域へ移動可能に前記第1収容部に支持される第2収容部と、を含み、
前記第1収容部および前記第2収容部に収容されている被記録材は、共通する前記給送ローラーによって給送され、
前記挿抜検出装置は、第1収容部の挿抜状態を検出する第1収容部挿抜検出装置と第2収容部の挿抜状態を検出する第2収容部挿抜検出装置を備えていることを特徴とした自動給送装置。 - 請求項1または2に記載の自動給送装置において、前記ローラー変位機構は、弾性部材の弾性を利用して前記給送ローラーが前記退避位置にある状態を維持する機構を含む、ことを特徴とした自動給送装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動給送装置において
前記制御装置は、前記第2収容部の移動操作時に、前記第2収容部挿抜検出装置の出力信号に基づいて前記給送ローラーが退避位置にあるかどうか判定して、前記退避位置にない場合は、前記給送ローラーを退避位置に移動させ、その状態を維持する、ことを特徴とした自動給送装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動給送装置を備え、前記自動給送装置から給送される被記録材に記録を実行する記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010173537A JP5648786B2 (ja) | 2010-08-02 | 2010-08-02 | 自動給送装置、該自動給送装置を備えた記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010173537A JP5648786B2 (ja) | 2010-08-02 | 2010-08-02 | 自動給送装置、該自動給送装置を備えた記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012030956A JP2012030956A (ja) | 2012-02-16 |
JP5648786B2 true JP5648786B2 (ja) | 2015-01-07 |
Family
ID=45844862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010173537A Active JP5648786B2 (ja) | 2010-08-02 | 2010-08-02 | 自動給送装置、該自動給送装置を備えた記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5648786B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6260249B2 (ja) * | 2013-12-13 | 2018-01-17 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
JP6440472B2 (ja) | 2014-12-03 | 2018-12-19 | キヤノン株式会社 | 給送装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06199442A (ja) * | 1992-12-30 | 1994-07-19 | Canon Inc | 給紙装置及び給送用シート材積載装置 |
JP3264625B2 (ja) * | 1996-08-09 | 2002-03-11 | 東芝テック株式会社 | カード発行装置の動作制御方法 |
JP2001080759A (ja) * | 1999-09-17 | 2001-03-27 | Matsushita Graphic Communication Systems Inc | 記録装置 |
JP2008297097A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置 |
JP5168647B2 (ja) * | 2008-07-11 | 2013-03-21 | 株式会社リコー | 引き込み装置および画像形成装置 |
-
2010
- 2010-08-02 JP JP2010173537A patent/JP5648786B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012030956A (ja) | 2012-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9694605B2 (en) | Liquid ejecting apparatus | |
JP5392479B2 (ja) | 用紙反転装置、該用紙反転装置を備えた電子機器 | |
JP5262471B2 (ja) | 記録装置及び記録装置におけるトレイ制御方法 | |
JP2009173390A (ja) | 給送装置、記録装置 | |
US8843054B2 (en) | Inkjet recording apparatus | |
US8690315B2 (en) | Image recording apparatus and image recording method | |
JP5648786B2 (ja) | 自動給送装置、該自動給送装置を備えた記録装置 | |
US9346292B2 (en) | Recording apparatus | |
JP2005041627A (ja) | 被記録媒体戻し装置及び該装置を備える記録装置並びに被噴射媒体戻し装置及び該装置を備える液体噴射装置 | |
JP2013209179A (ja) | 記録装置 | |
JP6135567B2 (ja) | 搬送装置 | |
JP2007237710A (ja) | 記録装置、記録制御プログラム | |
JP6561613B2 (ja) | 搬送装置及びインクジェット記録装置 | |
JP2009132526A (ja) | 給紙装置及びそれを備えた画像記録装置 | |
JP2009262357A (ja) | 記録装置 | |
JP2005169744A (ja) | 記録装置及び液体噴射装置 | |
JP2009208272A (ja) | 画像記録装置 | |
JP2009107179A (ja) | 記録装置 | |
JP6458938B2 (ja) | 記録装置 | |
JP4006597B2 (ja) | 自動給紙装置、該自動給紙装置を備えた記録装置 | |
JP4947313B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP6083517B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2008184323A (ja) | 用紙仕分け装置及びそれを備えた画像記録装置 | |
JP2014195903A (ja) | 記録装置 | |
JP2006088678A (ja) | 記録装置及び液体噴射装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140319 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140515 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140611 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140910 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140918 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141015 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141028 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5648786 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |