JP5648717B1 - 苗移植機 - Google Patents

苗移植機 Download PDF

Info

Publication number
JP5648717B1
JP5648717B1 JP2013135393A JP2013135393A JP5648717B1 JP 5648717 B1 JP5648717 B1 JP 5648717B1 JP 2013135393 A JP2013135393 A JP 2013135393A JP 2013135393 A JP2013135393 A JP 2013135393A JP 5648717 B1 JP5648717 B1 JP 5648717B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leveling
seedling
leveling device
planting
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013135393A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015008658A (ja
Inventor
弘和 仲
弘和 仲
亨 福井
亨 福井
岡田 卓也
岡田  卓也
清家 理伯
清家  理伯
野村 勝
野村  勝
小佐野 光
光 小佐野
加藤 哲
哲 加藤
山口 信
信 山口
龍之 鳥津
龍之 鳥津
大介 今泉
大介 今泉
直岐 堀田
直岐 堀田
高橋 学
学 高橋
孝行 藤代
孝行 藤代
英希 山下
英希 山下
修平 川上
修平 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2013135393A priority Critical patent/JP5648717B1/ja
Priority to KR1020140065109A priority patent/KR101654094B1/ko
Priority to MYPI2014701456A priority patent/MY169369A/en
Priority to CN201410242614.0A priority patent/CN104206082B/zh
Priority to TW103119333A priority patent/TWI584722B/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP5648717B1 publication Critical patent/JP5648717B1/ja
Publication of JP2015008658A publication Critical patent/JP2015008658A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Soil Working Implements (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

【課題】整地装置が破損することなく、圃場の表面を確実に均すことができる苗移植機を提供する。【解決手段】苗移植機1は、圃場を走行する走行車体2の後部に装着され苗を植え付ける苗植付部30と、苗植付部30を昇降させる昇降リンク機構32と、圃場を均す整地装置5と、整地装置5を支持する整地装置支持機構6とを備える。苗植付部30の植付フレーム35には整地支持フレーム39が取り付けられている。整地装置支持機構6は、一端が整地支持フレーム39に回転自在でかつ他端が整地装置5に回転自在に連結されて、整地装置5を支持する整地回動アーム60,61と、整地装置5の走行車体2の前後方向の姿勢を水平に維持する水平維持機構63とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、圃場への苗の植え付けなどの作業を行う苗移植機に関する。
苗移植機としての苗移植機は、圃場を走行する走行車体と、この走行車体の後部に取り付けた苗植付装置などを有している。この種の苗移植機については、例えば、下記の特許文献1に開示されている。
特開2012−179014号公報
ところで、特許文献1などに示される苗移植機には、センターロータと、左右一対のサイドロータとで構成された整地装置が設けられている。苗移植機は、整地装置のセンターロータ及びサイドロータで圃場の凹凸を均すことにより、苗の植付深さを一定に安定させている。
しかしながら、特許文献1の苗移植機の整地装置では、サイドロータを苗植付装置から吊り下げられたロータ吊下げフレームで支持し、センターロータをロータ伝動ケースを介してサイドロータから支持している。このように構成されているために、整地装置は、ロータ同士の連結が弱く、ロータが圃場に深く潜り込む状況において、破損しやすいという問題がある。
特に、センターロータが苗植付装置に設けられる吊下げスプリングに連結されているものの苗植付装置を上昇させた際に、センターロータが下方に垂れ下がり、圃場に深く潜り込んでしまうことがある。特に、旋回時などにセンターロータが圃場に接触していると、センターロータが圃場に深く潜り込んで破損する問題が生じるとともに、センターロータが圃場の表面、圃場の隅、即ち枕地を荒らし、苗の植付深さを一定に安定させることができないという問題が生じる。
また、特許文献1の苗移植機の整地装置では、センターロータと一対のサイドロータのうちいずれかが圃場の大きな凸部を通過する際に上昇すると、他のロータが圃場の表面から上方に離間して整地しなくなる。このために、圃場の表面の凹凸を均すことができず、特に、凸部に苗を植え付けると、苗の植付深さが深くなりすぎ、成育不良が生じるという問題がある。
あるいは、特許文献1の苗移植機の整地装置では、センターロータと一対のサイドロータのうちいずれかが圃場の凹部を通過する際に下降すると、他のロータが圃場内に潜り込み、圃場の表面を荒らすとともに、巻き上げた土で圃場の状態を視認しにくくする。また、圃場との接触抵抗で整地装置の伝動系が破損するという問題が生じる。
そこで、本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、整地装置が破損することなく、圃場の表面を確実に均すことができる苗移植機を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、請求項1に記載の発明は、走行車体(2)の後部に昇降リンク機構(32)を介して昇降する苗植付部(30)を設け、圃場を整地する整地装置(5)を備えた苗移植機において、該整地装置(5)を支持する整地支持フレーム(39)を設け、該整地支持フレーム(39)よりも機体前側に整地装置(5)を配置し、前記整地装置(5)は、前記走行車体(2)の左右方向の中央に設けるセンターロータ(50)と、該センターロータ(50)の左右両側で且つ機体後側に設ける左右のサイドロータ(51)と、該センターロータ(50)とサイドロータ(51)を連結する連結伝動機構(52)で構成し、前記連結伝動機構(52)を上方に付勢する付勢部材(70)を設け、前記連結伝動機構(52)に水平維持部材(71)を設け、付勢部材(70)の付勢で該水平維持部材(71)が接触することにより整地装置(5)の姿勢を水平に維持する接触突起(69)を設け、前記整地装置(5)を昇降させる整地昇降機構(62)を設け、該整地昇降機構(62)により、前記整地装置(5)を吊下げ支持する吊下げアーム(66)が昇降する構成とし、該吊下げアーム(66)に前記接触突起(69)を設けることを特徴とする苗移植機である。
また、請求項2に記載の発明は、該吊下げアーム(66)と前記連結伝動機構(52)を前記付勢部材(70)で連結したことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機である。
また、請求項3に記載の発明は、前記接触突起(69)に前記水平維持部材(71)が接触する接触面(69a)を形成し、前記水平維持部材(71)に前記接触面(69a)上を転動可能な回転体(73)を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の苗移植機である。
また、請求項4に記載の発明は、前記連結伝動機構(52)の前記吊下げアーム(66)よりも機体前側位置に接触部材(100)を設け、該接触部材(100)に接触回転体(101)を回転自在に設け、該接触回転体(101)が前記昇降リンク機構(32)に接触した状態で前記苗植付部(30)がさらに上昇すると、前記センターロータ(50)が前記左右のサイドロータ(51)よりも下方に位置することを特徴とする請求項に記載の苗移植機である。
また、請求項5に記載の発明は、前記整地装置(5)と整地支持フレーム(39)の左右両側を連結する左右の第1整地回動アーム(60)を設け、該左右の第1整地回動アーム(60)の左右間に第2整地回動アーム(61)を設け、該第2整地回動アーム(61)に前記吊下げアーム(66)の一側端部を連結し、前記左右のサイドロータ(51)と整地支持フレーム(39)の左右両外側を左右の第1整地回動アーム(60)で連結すると共に、左右のサイドロータ(51)と整地支持フレーム(39)を連結する第2整地回動アーム(61)を設けたことを特徴とする請求項に記載の苗移植機である。
(削除)
請求項1に記載の発明によれば、整地支持フレーム(39)が整地装置(5)を機体後側から支持することにより、整地装置(5)が圃場面から受ける抵抗を整地支持フレーム(39)で吸収することができるので、整地装置(5)が抵抗に負けて浮き上がることが防止され、確実に圃場面の凹凸が均される。
また、付勢部材(70)の付勢により、水平維持部材(71)が接触すると整地装置(5)の姿勢を水平に維持する接触突起(69)を設けたことにより、整地装置(5)の一部が圃場の凸部などに潜り込んで破損することが防止されると共に、圃場を確実に均すことができる。
(削除)
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、整地昇降機構(62)と整地装置(5)を吊下げアーム(66)を介して連結したことにより、整地昇降機構(62)の昇降操作に合わせて整地装置(5)の作業高さを変更することができるので、圃場面の整地性や苗の植付精度が向上する。
また、非整地作業時には整地装置(5)を圃場面から十分に離間させることができるので、圃場面を荒らしたり、整地装置(5)が圃場面と接触して破損したりすることが防止される。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加えて、接触突起(69)に接触面(69a)を形成したことにより、整地装置(27)の水平姿勢が確実に維持され、整地装置(27)が土中に入り込んで破損することが防止される
請求項4に記載の発明によれば、請求項に記載の発明の効果に加えて、接触部材(100)に接触回転体(101)を回転自在に設けたことにより、接触回転体(101)が昇降リンク機構(3)に接触したときの負荷を抑制することができるので、昇降リンク機構(3)の破損が防止される。
また、接触回転体(101)と昇降リンク機構(3)が接触したときに、異音が発生することを防止できる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項に記載の発明の効果に加えて、センターロータ(50)及び左右のサイドロータ(51)が、第1整地回動アーム(60)及び第2整地回動アーム(61)によって左右方向の複数個所で支持されるので、圃場との接地抵抗によりセンターロータ(50)及び左右のサイドロータ(51)が持ち上がることが防止され、整地性や苗の植付精度が従来より向上する。
また、第2整地回動アーム(61)に吊下げアーム(66)の一側端部を取り付けたことにより、左右方向の中央寄りの箇所で整地装置(5)を昇降させることができるので、整地装置(5)を左右水平姿勢で昇降させることができ、整地装置(5)が圃場に接触して破損することが防止される。
(削除)
(削除)
実施形態に係る苗移植機を表す側面図である。 実施形態に係る苗移植機を表す上面図である。 実施形態に係る苗移植機の苗植付部及び整地装置の側面図である。 実施形態に係る苗移植機の整地装置の上面図である。 実施形態に係る苗移植機の整地装置の側面図である。 図5に示された整地装置が上昇した状態の側面図である。 図5に示された整地装置が最上方の位置まで上昇した状態の側面図である。 図6に示された整地装置と苗植付部の側面図である。 図7に示された最上方の位置まで上昇した整地装置と苗植付部の側面図である。 実施形態に係る苗移植機の苗植付部を上昇させたときの整地装置の要部などを示す側面図である。 実施形態に係る苗移植機の植付伝動部の要部を上方からみた断面図である。 実施形態に係る苗移植機の苗植付部の苗植付機構の要部の断面図である。 (a)は、実施形態に係る苗移植機のホイールキャップの平面図であり、(b)は、図13(a)中のXIIIb−XIIIb線に沿う断面図であり、(c)は、図13(a)中のXIIIc−XIIIc線に沿う断面図である。 (a)は、実施形態に係る苗移植機のホイールキャップの変形例の平面図であり、(b)は、図14(a)中のXIVb−XIVb線に沿う断面図であり、(c)は、図14(a)中のXIVc方向からみた一部の側面図である。 (a)は、実施形態に係る苗移植機のホイールキャップの他の変形例の斜視図であり、(b)は、図15(a)中のXVb方向からみた一部の側面図であり、(c)は、(a)に示されたホイールキャップが前輪に取り付けられた状態を示す正面図であり、(d)、実施形態に係る苗移植機のホイールキャップの更に他の変形例の一部の側面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る苗移植機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、これらの実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。さらに、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
[実施形態]
本発明の実施形態に係る苗移植機1を、図1から図13に基いて説明する。図1は、実施形態に係る苗移植機を表す側面図である。図2は、実施形態に係る苗移植機を表す上面図である。図3は、実施形態に係る苗移植機の苗植付部及び整地装置の側面図である。図4は、実施形態に係る苗移植機の整地装置の上面図である。図5は、実施形態に係る苗移植機の整地装置の側面図である。図6は、図5に示された整地装置が上昇した状態の側面図である。図7は、図5に示された整地装置が最上方の位置まで上昇した状態の側面図である。図8は、図6に示された整地装置と苗植付部の側面図である。図9は、図7に示された最上方の位置まで上昇した整地装置と苗植付部の側面図である。図10は、実施形態に係る苗移植機の苗植付部を上昇させたときの整地装置の要部などを示す側面図である。図11は、実施形態に係る苗移植機の植付伝動部の要部を上方からみた断面図である。図12は、実施形態に係る苗移植機の苗植付部の苗植付機構の要部の断面図である。図13(a)は、実施形態に係る苗移植機のホイールキャップの平面図である。図13(b)は、図13(a)中のXIIIb−XIIIb線に沿う断面図である。図13(c)は、図13(a)中のXIIIc−XIIIc線に沿う断面図である。
実施形態に係る苗移植機1は、走行しながら圃場に苗を植え付けるものである。なお、以下では、苗移植機1の前進方向を前方側(図1および図2の左側)とし、苗移植機1の後退方向を後方側(図1および図2の右側)とし、苗移植機1の前後方向に直交する直交方向を左右方向とし、苗移植機1の前後方向に直交する鉛直方向を上下方向としている。
図1および図2に示すように、苗移植機1は、走行車体2と、走行車体2の後部(後方側)に装着された苗植付装置3と、動力伝達機構4と、整地装置5と、整地装置支持機構6(図3に示す)と、制御装置(図示せず)を備えている。
走行車体2は、左右一対の前輪12a,12aおよび左右一対の後輪(走行輪)12b,12bからなる4つの車輪12を有し、該4つの車輪12を駆動輪とする4輪駆動車となっている。走行車体2は、メインフレーム10と、メインフレーム10に搭載されたエンジン11などを有している。この苗移植機1において、エンジン11の駆動力は、走行車体2を前進または後退させるために使用されるだけでなく、苗植付装置3を駆動させるためにも使用される。
エンジン11は、ディーゼル機関やガソリン機関等の熱機関であって、出力軸から駆動を出力する。出力軸は、走行車体2の左側方から突出している。エンジン11は、走行車体2の左右方向における略中央で、且つ、作業者が乗車時に足を載せるフロアステップ20よりも上方に突出させた状態で配置されている。このとき、エンジン11の出力軸は、フロアステップ20の床面よりも下方に位置している。
ここで、フロアステップ20は、走行車体2の前部(前方側)とエンジン11の後部(後方側)との間に渡って設けられており、メインフレーム10上に取り付けられている。フロアステップ20は、その一部が格子状となっており、靴に付いた泥を圃場に落とせるようにしている。また、フロアステップ20の後方には、後輪12b,12bのフェンダを兼ねたリアステップ21が設けられている。このリアステップ21は、後方に向うに従って上方に向う方向に傾斜した傾斜面を有しており、エンジン11の左右それぞれの側方に配置されている。
エンジン11は、これらのフロアステップ20とリアステップ21とから上方に突出しており、これらのステップから突出している部分には、エンジン11を覆うエンジンカバー14が配設されている。即ち、エンジンカバー14は、フロアステップ20とリアステップ21とから上方に突出した状態で、エンジン11を覆っている。
また、走行車体2には、エンジンカバー14の上部に操縦席22が設置されており、操縦席22の前方で、且つ、走行車体2の前部には、フロントカバー23が配設されている。このフロントカバー23は、フロアステップ20の床面から上方に突出した状態で配置されており、フロアステップ20の前方側を左右に分断している。
このフロントカバー23の内部には、図示しない制御装置、操作パネル等の操作装置、ステアリング機構およびエンジン用燃料の燃料タンク等が配設されている。また、フロントカバー23の上部には、各種操作レバー等や計器類、ハンドル24が配設されている。このハンドル24は、作業者が回転操作することにより、前輪12a,12aをステアリング操舵する操舵部材として設けられており、フロントカバー23内のステアリング機構等を介して前輪12a,12aをステアリング操舵(転舵)させることが可能になっている。
また、フロントカバー23の上部に設けられた各種操作レバーとしては、走行車体2の前後進、停止及び移動速度を切り替える走行操作レバー(図示せず)が配設されている。また、フロントカバー23の上部に設けられた各種操作レバーとしては、走行車体2が路上を走行する「路上走行モード」と、走行車体2が走行しながら圃場に苗を植え付ける「作業走行モード」等とを切替える副変速操作レバー(図示せず)が配設されている。また、フロントカバー23の上部に設けられた各種操作レバーとしては、苗植付装置3が圃場に植え付ける苗の間隔(走行車体2の進行方向における苗の植付間隔)を変更する株間変更ダイヤル(図示せず)が配設されている。実施形態では、株間変更ダイヤルは、苗の株間(植付間隔)を、坪当たりの株数を37株とする状態と、42株とする状態と、47株とする状態と、50株とする状態と、60株とする状態と、70株とする状態と、80株とする状態と、90株とする状態とのいずれかに変更する。
さらに、フロントカバー23の上部に設けられた各種操作レバーとしては、整地装置5の高さ調整する整地高さ調整レバー(図示せず)が配設されている。なお、フロントカバー23内には、整地高さ調整レバーの操作位置を検知する検知センサ(図示せず)が配設されている。
また、フロアステップ20におけるフロントカバー23の左右それぞれの側方に位置する部分には、補給用の苗を載せておく予備苗載台25が配置されている。この予備苗載台25は、フロアステップ20の床面から突出した支持軸(鉛直軸)によって回転自在に支持されており、作業者の手によって回動させることが可能になっている。
また、走行車体2の操縦席22の後方に施肥装置26(図1に示す)が設けられている。施肥装置26は、肥料ホッパ27に貯留されている粒状の肥料を植付作業中に一定量ずつ圃場に放出する。
苗植付装置3は、走行車体2の後部に装着され、かつ苗を圃場に植え付ける苗植付部30と、苗植付部30を走行車体2に対して昇降させる苗植付部昇降機構31とを備えている。苗植付部昇降機構31は、昇降リンク機構32を有しており、苗植付部30は、この昇降リンク機構32を介して走行車体2に取り付けられている。昇降リンク機構32は、走行車体2の後部と苗植付部30とを連結させる上リンクと下リンクとを有しており、これらのリンクが、メインフレーム10の後部端に立設した背面視門型のリンクベースフレーム33に回動自在に連結され、各リンクの他端側が苗植付部30に回転自在に連結されることにより、苗植付部30を昇降可能に走行車体2に連結している。
また、苗植付部昇降機構31は、エンジン11の駆動力により発生する油圧によって伸縮する油圧昇降シリンダ34を有しており、油圧昇降シリンダ34の伸縮動作によって、昇降リンク機構32が苗植付部30を昇降させることが可能になっている。苗植付部昇降機構31は、その昇降動作によって、苗植付部30を非作業位置まで上昇させたり、対地作業位置(苗の植付位置)まで下降させたりすることが可能になっている。
苗植付部30は、苗の植付範囲を複数の区画あるいは複数の列で、苗を圃場に植え付けることができる。実施形態に係る苗移植機1は、苗を6つの区画で植え付ける、いわゆる6条植のものである。苗植付部30は、昇降リンク機構32により昇降自在に設けられた植付フレーム35(図3に示す)と、植付機構36と、苗載せ台37と、フロート38とを備えている。
植付フレーム35は、昇降リンク機構32の上リンクと下リンクの後端が取り付けられている。苗載せ台37は、植付フレーム35に重ねられるなどして設けられ、植付フレーム35などを介して走行車体2の後部に苗植付部昇降機構31により昇降自在に配置されている。苗載せ台37は、走行車体2の左右方向において仕切られた植付条数分の苗載せ面37aを有しており、それぞれの苗載せ面37aに土付きのマット状苗を積載することが可能になっている。これにより、苗載せ台37に積載した苗が植え付けられて無くなるたびに、圃場外に用意している苗を取りに戻る必要が無く、連続した作業を行えるので、作業能率が向上する。
植付機構36は、苗載せ台37の下方に配置されかつ苗載せ台37に積載された苗を圃場に植え付ける。この植付機構36は、2条毎に一つずつ配設されており、2条分の複数の植込杆36cを備えている。本実施形態では、植付機構36は、合計三つ設けられ、各植付機構36は、1条につき植込杆36cを二つ備えている。また、植付機構36は、植付フレーム35の下端部に取り付けられかつ左右方向に直線状に延びた整地支持フレーム39(図3に示す)から後方に延びた伝動ケース36aと、中央部を中心に伝動ケース36aに回転自在に設けられた回転支持部36bを備えている。回転支持部36bは、各条に対応した二つの植込杆36cを両端部それぞれに回転自在に支持している。回転支持部36bは、エンジン11からの駆動力により中央部を中心として回転されるとともに、エンジン11からの駆動力により二つの植込杆36cを回転させる。
回転支持部36bは、図12に示すように、植付ケース36dと、植付ケース36d内に収容された複数の駆動ギヤ36e(本実施形態では図示は省略するが、回転支持部36bと共に駆動回転するサンギヤ36eと、一対の植付軸36f,36fを所定の軌跡で回動させる一対のプラネタリギヤ36e,36eと、サンギヤ36eから一対のプラネタリギヤ36e,36eに各々駆動力を伝達する一対のカウンタギヤ36e,36eである。なお、サンギヤ36e、一対のプラネタリギヤ36e,36e、一対のカウンタギヤ36e,36eは、非円形ギヤである)と、植付ケース36dの両端部に取り付けられた植付軸36fとを備えている。複数の駆動ギヤ36eは、植付ケース36d内に回転自在に設けられており、植付ケース36dの長手方向に並べられて、隣り合うもの同士が噛み合っている。複数の駆動ギヤ36eのうち中央の駆動ギヤ36e(サンギヤ36e)がエンジン11からの駆動力により回転支持部36bと共に回転される。植付軸36fは、軸受36jにより植込杆36cに回転自在に支持されており、複数の駆動ギヤ36eのうちの両端に位置する駆動ギヤ36e(プラネタリギヤ36e,36e)内に通されて、植付ケース36dに取り付けられている。
また、植付ケース36dには、植込杆取り付け用のフランジ部材36gが取り付けられている。フランジ部材36gには、植込杆36cに向かって凸の突起36hが設けられ、植込杆36cには、突起36hが嵌合する凹部36iが設けられている。これらの突起36hと凹部36iは、植込杆36cの植付ケース36dに対する回転中心と同軸的に設けられている。フランジ部材36gの突起36hが植込杆36cの凹部36iに嵌合して、植込杆36cの心出しを行うとともに、植付ケース36dの両端部に植込杆36cを取り付ける。
植込杆36cは、植付軸36fに取り付けられた押し出しカム36kと、押し出しカム36kにより植込杆36cの回転に連動して突没される押し出しアーム36l(図1に示す)とを備えている。
植付機構36は、回転支持部36bが中央部を中心として回転されながら、植込杆36cが回転支持部36bの両端部で回転されるとともに、押し出しアーム36lが突没されることで、植込杆36cが苗載せ台37に積載された苗を圃場に植え付ける。
また、フロート38は、走行車体2の移動と共に、圃場上を滑走して整地するものである。フロート38は、走行車体2の左右方向における苗植付部30の中央に設けられた一つのセンターフロート38aと、該センターフロート38aの左右両側にそれぞれ設けられたサイドフロート38b,38bとの3枚で構成されている。
また、各フロート38a,38bは、圃場表土面の凹凸に応じて前端側が上下動するように回動自在に取り付けられている。苗植付装置3は、センターフロート38aの上下動を検知する迎角制御センサ(図示しない)を設けている。苗植付装置3は、植付作業時にはセンターフロート38aの前部の上下動が迎角制御センサにより検知され、その検知結果に応じて制御装置により油圧昇降シリンダ34を制御する油圧バルブを切り替えて苗植付部30を昇降させることにより、苗の植付深さを常に一定に維持する。
動力伝達機構4は、主変速機としての油圧式無段変速機15と、この油圧式無段変速機15にエンジン11からの駆動力を伝えるベルト式動力伝達機構16と、植付伝動機構17(図12に一部示す)とを有している。先ず、油圧式無段変速機15について説明する。
油圧式無段変速機15は、HST(Hydro Static Transmission)と呼ばれる静油圧式の無段変速機として構成されている。油圧式無段変速機15は、エンジン11からの駆動力で駆動する油圧ポンプと、油圧ポンプによって発生させた油圧により機械的な力(回転力)を出力する油圧モータとを有している。なお、油圧ポンプによって発生させた油圧は、油圧モータを作動させるだけでなく、後述する苗植付部昇降機構31の油圧昇降シリンダ34を作動させるために用いられる。また、油圧式無段変速機15は、エンジン11の駆動力が入力される油圧ポンプの入力軸に対して傾斜可能な図示しない斜板と、走行車体2の目標とする走行速度に応じて斜板の傾斜角を変更させるサーボモータとを有している。斜板は、油圧ポンプの入力軸に対して傾斜させることで、油圧ポンプから油圧モータへ向けて供給される作動油の流量を可変させる。
斜板の傾斜角を変更させるサーボモータは、制御装置に接続されており、制御装置は、走行車体2の目標とする走行速度に応じて、サーボモータにより斜板の傾斜角を変更している。具体的に、走行車体2を停止させる停止位置の場合、制御装置は、サーボモータにより斜板を中立状態とする。ここで、斜板の中立状態とは、斜板と入力軸とがなす角度が90°となる状態である。そして、制御装置は、サーボモータにより斜板を中立状態とすると、油圧ポンプは、油圧モータへ向けて供給する作動油の流量をゼロとする。
一方で、走行車体2を前進させる前進位置の場合、制御装置は、サーボモータにより斜板の傾斜角が正側に大きくなるように変更させる。すると、油圧ポンプは、油圧モータの出力軸が正回転するように、油圧モータへ向けて供給する作動油の流量を多くする。他方で、走行車体2を後退させる後退位置の場合、制御装置は、サーボモータにより斜板の傾斜角が負側に大きくなるように変更させる。すると、油圧ポンプは、油圧モータの出力軸が逆回転するように、油圧モータへ向けて供給する作動油の流量を多くする。なお、油圧モータは、供給される作動油の流量が多ければ多いほど、出力軸の回転数が大きくなる。
このため、油圧式無段変速機15は、エンジン11の駆動力を、走行車体2が前進方向に駆動する駆動力として出力したり、走行車体2を停止させる制動力として出力したり、走行車体2が後退方向に駆動する駆動力として出力可能となっている。
再び、図1を参照するが、この油圧式無段変速機15は、エンジン11よりも前方で且つフロアステップ20の床面よりも下方に配置される。実施形態では、走行車体2の上面から見て、エンジン11の前方に油圧式無段変速機15を配置している。また、油圧式無段変速機15は、エンジン11の出力軸が走行車体2の左側方から突出しているため、走行車体2の左側に寄せて配置され、その入力軸15aが走行車体2の左側方から突出している。
ベルト式動力伝達機構16は、エンジン11の出力軸に取り付けたプーリ41と、油圧式無段変速機15の入力軸15aに取り付けたプーリ42と、双方のプーリ41,42に巻き掛けたベルト43と、を備えている。これにより、ベルト式動力伝達機構16は、エンジン11で発生した駆動力を、ベルト43を介して油圧式無段変速機15に伝達する。
さらに、動力伝達機構4は、エンジン11からの駆動力がベルト式動力伝達機構16と油圧式無段変速機15とを介して伝達されるミッションケース(図示せず)などを有している。ミッションケースは、メインフレーム10の前部に取り付けられている。ミッションケースは、ベルト式動力伝達機構16と油圧式無段変速機15とを介して伝達されたエンジン11からの駆動力を、当該ミッションケース内の副変速機で変速して、前輪12a,12aと後輪12b,12bへの走行用動力と、苗植付装置3への植付用動力などに分けて出力する。
このうち、走行用動力は、走行車体2に設けられた後輪12bに駆動力を供給するドライブシャフト(図示せず)及び左右の後輪ギヤケース29を介して後輪12bに伝達される。また、走行用動力は、図示しない前輪用デフ装置に伝達された後、左右の前輪ファイナルケース28を介して前輪12aに伝達される。
なお、左右の前輪ファイナルケース28は、ミッションケースの左右それぞれの側方に配設されており、左右一対の前輪12aは、前輪側車軸を介して左右の前輪ファイナルケース28に連結されている。また、この前輪ファイナルケース28は、ハンドル24の操舵操作に応じて駆動し、前輪12aをステアリング操舵させることが可能になっている。同様に、左右それぞれの後輪ギヤケース29には、後輪側車軸を介して後輪12bが連結されている。
また、植付用動力は、走行車体2の後部に設けた植付伝動機構17の植付クラッチ(図示せず)に伝達され、この植付クラッチの係合時に植付装置6へ伝達される。
植付伝動機構17は、エンジン11からの駆動力を苗植付装置3へ植付用動力として伝達するものである。植付伝動機構17は、図11に示すように、エンジン11からの駆動力が伝達されるミッション18と、伝動ケース36a内に設けられて回転支持部36b及び植込杆36cを回転させる無端チェーン19(図12に示す)などを備えている。ミッション18は、エンジン11からの駆動力を、副変速機18aなどで変速して、無端チェーン19を介して苗植付装置3へ植付用動力として出力する。ミッション18は、左右方向に分割された一対のミッションケース18b,18bと、ミッションケース18b,18b内に収容された副変速機18aなどの各種の伝動部品とを備えている。ミッションケース18b,18bは、互いに組み付けられて、走行車体2に取り付けられる。ミッションケース18b,18b内に収容された副変速機18aなどの各種の伝動部品は、一方のミッションケース18bに取り付けられている。このために、他方のミッションケース18bが走行車体2に取り付けられた状態で、一方のミッションケース18bを他方のミッションケース18bや走行車体2から取り外すことで、植付伝動機構17の分解組立を容易に行うことができる。また、動力伝達機構4は、エンジン11からの駆動力を整地装置5へ整地用動力として伝達するものである。
整地装置5は、苗植付装置3の苗植付部30及び整地支持フレーム39の前方に設けられて、圃場を整地するものである。整地装置5は、整地支持フレーム39に支持されている。即ち、苗移植機1は、整地装置5の後方に設けられかつ整地装置5を支持するための整地支持フレーム39を備える。
整地装置5は、フロート38a,38bと同様に、図4に示すように、走行車体2の左右方向の中央に設けられたセンターロータ50と、センターロータ50の左右両側でセンターロータ50よりも後方に設けられた一対のサイドロータ51と、センターロータ50の左右両端と一対のサイドロータ51とを連結する一対の連結伝動機構52とを備える。
センターロータ50と一対のサイドロータ51の長手方向は、左右方向と平行に配置されており、連結伝動機構52により軸心回りに回転自在に支持されている。一対の連結伝動機構52は、センターロータ50と一対のサイドロータ51とを軸心回りに連動させて回転させる。一対の連結伝動機構52には、エンジン11からの駆動力が伝達される駆動入力軸53が設けられている。これにより、センターロータ50とサイドロータ51とは、共にエンジン10からの出力によって回転可能になっている。
整地装置支持機構6は、整地装置5を走行車体2に支持するものである。整地装置支持機構6は、図4に示すように、整地回動アームとしての一対の第1整地回動アーム60と、一対の第1整地回動アーム60間に設けられた整地回動アームとしての第2整地回動アーム61と、整地昇降機構62(図3に示す)と、水平維持機構63と、を備える。
第1整地回動アーム60及び第2整地回動アーム61は、一端が整地支持フレーム39に回転自在に連結され、他端が整地装置5のサイドロータ51に回転自在に連結されて、整地装置5を後方から支持するものである。即ち、整地装置5は、整地回動アーム60,61によって植付フレーム35即ち苗植付装置3の苗植付部30に支持されており、苗植付部昇降機構31によって苗植付部30とともに昇降する。第1整地回動アーム60の一端は、整地支持フレーム39の左右端に回転自在に連結されている。第1整地回動アーム60は、図3に示すように、苗移植機1の側方からみて、整地支持フレーム39から整地装置5に向かって延びている。第1整地回動アーム60の他端は、サイドロータ51の左右方向の外側の端に回転自在に連結されている。こうして、第1整地回動アーム60は、整地装置5のサイドロータ51の左右両端と整地支持フレーム39の左右両端とを連結している。
第2整地回動アーム61は、本実施形態では、一対設けられている。一対の第2整地回動アーム61の他端は、サイドロータ51の左右方向の内側の端に回転自在に連結されている。こうして、サイドロータ51は、第1整地回動アーム60と第2整地回動アーム61により支持されている。
整地昇降機構62は、図3に示すように、歯車部材64と、回転駆動源としてのモータ65と、吊下げアーム66とを備えている。歯車部材64は、苗植付装置3の苗植付部30の植付フレーム35に固定された支持板67に回転自在に取り付けられている。支持板67は、その両表面が上下方向及び前後方向と平行に形成されている。支持板67は、植付フレーム35の昇降リンク機構32の下リンクの取付箇所に設けられている。
歯車部材64は、扇形に形成され、円弧状の外縁部に設けられた歯部64aよりも回転中心が後方に配置されている。モータ65は、植付フレーム35に固定された支持板67に取り付けられている。モータ65は、支持板67に回転自在に設けられかつ歯車部材64の歯部64aに噛み合った歯車68を回転させる。このために、モータ65は、歯車68を介して歯車部材64を回転させる。
吊下げアーム66は、棒状に形成され、一端が歯車部材64にスライド自在に取り付けられ、他端が一方の第2整地回動アーム61の中央部に回転自在に取り付けられている。即ち、整地昇降機構62は、一方の第2整地回動アーム61に取り付けられている。吊下げアーム66は、苗植付装置3の苗植付部30の植付フレーム35から第2整地回動アーム61を介して整地装置5を吊り下げる。
整地昇降機構62は、モータ65が歯車部材64を回転させることで、吊下げアーム66を昇降させ、第2整地回動アーム61を介して整地装置5を昇降させる。整地昇降機構62は、図5に示す最下方の位置と、図7に示す最上方の位置とに亘って、整地装置5を昇降させる。整地昇降機構62は、苗植付部昇降機構31とは独立しており、整地装置5のみを苗植付部30に対して相対的に昇降させる。
なお、最下方の位置では、整地装置5は、苗移植機1の側方からみてフロート38と水平方向に並ぶ。また、最上方の位置では、整地装置5は、図9に示すように、苗移植機1の側方からみてフロート38よりも上方に位置する。また、図9に示す最下方の位置よりも若干上方寄りの位置では、整地装置5は、図8に示すように、苗移植機1の側方からみてフロート38と水平方向に並ぶとともにフロート38よりも若干上方に位置する。
水平維持機構63は、整地装置5の走行車体2の前後方向の姿勢を水平に、即ち、整地装置5の連結伝動機構52が側方からみて前後方向と平行となるように、維持するものである。水平維持機構63は、図3に示すように、接触突起69と、付勢部材としてのコイルばね70と、水平維持部材71とを備える。
接触突起69は、吊下げアーム66の下端部の左右方向の外側の面に取り付けられて、吊下げアーム66に設けられている。接触突起69は、吊下げアーム66から前方に向かって凸に形成されている。接触突起69は、上下方向の中央の吊下げアーム66からの前方側の突出量が上下方向の両端の突出量よりも大きく形成されている。また、接触突起69は、例えば、金属、硬質樹脂、炭素繊維などの硬質材料で構成されている。なお、硬質材料とは、炭化物、窒化物、ホウ化物、ある種の酸化物には硬さの非常に高い性質を利用した物質を総称したものをいう。接触突起69の水平維持部材71の後述するローラ73が接触する接触面69aが、苗移植機1の側方から見て円弧状に形成されている。
コイルばね70は、一端が、整地装置5の一対の連結伝動機構52のうちの吊下げアーム66と上下方向に重なる一方の連結伝動機構52の前端部に設けられた接触部材100に取り付けられている。コイルばね70は、一端が、吊下げアーム66の上端部に取り付けられている。こうして、コイルばね70は、一方の連結伝動機構52の前端部と吊下げアーム66の上端部とを連結し、かつ一方の連結伝動機構52即ち整地装置5の前端部を上方でかつ後方に付勢する。
また、一方の連結伝動機構52の前端部に設けられた接触部材100は、一方の連結伝動機構52の吊下げアーム66よりも前方の位置に設けられ、一方の連結伝動機構52から上方に突出している。また、接触部材100の上端に左右方向の軸心を中心として回転自在な接触回転体としての接触ローラ101が設けられている。即ち、苗移植機1は、接触部材100と、接触ローラ101とを備える。
接触部材100は、苗植付部昇降機構31が苗植付部30を上昇させることにより、整地装置5が苗植付部30とともに上昇すると、接触ローラ101が昇降リンク機構32の下リンクに接触する。そして、接触ローラ101が昇降リンク機構32の下リンクに接触した状態から、さらに、苗植付部昇降機構31が苗植付部30を上昇させることにより整地装置5とともに苗植付部30がさらに上昇されると、接触部材100は、接触ローラ101が昇降リンク機構32の下リンクに接触することで、図10に示すように、整地装置5を後端部を中心として回転させて、センターロータ50をサイドロータ51よりも下方に位置させる。こうすることで、接触部材100は、苗植付部昇降機構31が苗植付部30を上昇させることにより整地装置5が苗植付部30とともに上昇しても、整地装置5が昇降リンク機構32の下リンクなどに接触して破損することを抑制する。
水平維持部材71は、一方の連結伝動機構52に取り付けられている。水平維持部材71は、接触突起69に接触して、サイドロータ51即ち整地装置5の前後方向の姿勢を水平に維持するものである。水平維持部材71は、図3に示すように、一方の連結伝動機構52の左右方向の内側の一端から上方に突出する突出部材72と、突出部材72の上端に左右方向の軸心を中心として回転自在な回転体としてのローラ73とを備える。ローラ73は、整地装置5が最下方の位置に位置付けられると、外周面が接触突起69の接触面69aに接触して、接触面69a上を転動可能である。また、ローラ73は、整地装置5が図5に示す最下方の位置又は図6及び図8に示す最下方の位置よりも若干上方寄りに位置付けられると、接触突起69の接触面69aの中央よりも下方の位置に接触する。さらに、ローラ73は、整地装置5が最上方の位置に位置付けられると、図7に示すように、接触突起69よりも上方に位置付けられる。
制御装置は、苗移植機1を構成する上述した構成要素をそれぞれ制御するものである。制御装置は、例えば、油圧式無段変速機15を制御する変速制御、苗植付部昇降機構31による苗植付部30の昇降制御、エンジン11を制御するエンジン制御、整地昇降機構62による整地装置5の昇降制御等を実行している。制御装置は、整地装置5の昇降制御では、検知センサが検知した整地高さ調整レバーの操作位置に基いて、モータ65を駆動し、整地装置5の高さ調整を行う。即ち、制御装置は、整地装置5の高さが整地高さ調整レバーにより設定された高さとなるように、整地昇降機構62のモータ65を制御する。
また、苗移植機1の前輪12a,12aおよび後輪12b,12bには、図13(a)〜図13(c)に示されたホイールキャップ110が取り付けられている。なお、前輪12a,12aに取り付けられるホイールキャップ110と後輪12b,12bに取り付けられるホイールキャップ110とは、大きさが異なるが、構成が略等しい。
ホイールキャップ110は、図13(a)に示すように、円板状に形成されている。ホイールキャップ110は、図13(b)に示すように、中央に前輪12a,12aおよび後輪12b,12bのハブが侵入する円形の中央孔111が設けられ、中央孔111の外周に周方向に延びた周孔112が複数設けられている。中央孔111と周孔112とは、ホイールキャップ110を貫通している。
さらに、ホイールキャップ110は、図13(b)及び図13(c)に示すように、中央孔111の周りに前輪12a,12aおよび後輪12b,12bのスポーク12c(図13(c)に点線で示す)の外側に係合するスポーク係合部113が複数設けられている。スポーク係合部113は、ホイールキャップ110から前輪12a,12aおよび後輪12b,12bに向かって凸に形成され、その中央にスポーク12cが侵入して係合する係合溝114が設けられている。
ホイールキャップ110は、スポーク係合部113が前輪12a,12aおよび後輪12b,12bのスポーク12cに係合して、前輪12a,12aおよび後輪12b,12bの外側に取り付けられる。そして、ホイールキャップ110は、スポーク係合部113がスポーク12cの外側に係合して、スポーク12cが変形することを抑制する。
前述した苗移植機1は、圃場に苗を植え付ける際には、作業者の各種操作レバーの操作により苗植付装置3が対地作業位置(苗の植付位置)まで下降される。また、苗移植機1は、作業者の整地高さ調整レバーの操作により整地装置5が図5に示す最下方の位置又は図6及び図8に示す最下方の位置よりも若干上方寄りに位置付けられる。そして、苗移植機1は、圃場内を走行しながら整地装置5のロータ50,51が回転することで圃場の表面を均す。そして、苗移植機1は、苗植付部30の回転支持部36bが中央部を中心として回転しながら回転支持部36bの両端部で植込杆36cが回転して、苗を圃場に植え付ける。
苗移植機1が圃場に苗を植え付ける際には、整地装置5が図5に示す最下方の位置又は図6及び図8に示す最下方の位置よりも若干上方寄りに位置付けられて、ローラ73が接触突起69の接触面69aの中央よりも下方の位置に接触する。苗移植機1が圃場に苗を植え付ける際にセンターロータ50が圃場の凸部などに潜り込んで、センターロータ50がサイドロータ51よりも下方に向かうように整地装置5が回転しようとすると、ローラ73が接触面69a上を上方に向かって転動しようとする。このとき、ローラ73が接触突起69の接触面69aの中央よりも下方の位置に接触しているので、ローラ73の転動即ちセンターロータ50がサイドロータ51よりも下方に向かう整地装置5の回転が、接触突起69の接触面69aにより規制される。
また、苗移植機1が圃場に苗を植え付ける際にセンターロータ50が圃場の凸部などにより上方に押し上げられても、ローラ73が接触突起69の接触面69aに接触しているので、センターロータ50が上方に向かう方向の整地装置5の回転がローラ73や接触突起69などにより規制される。こうして、水平維持機構63は、苗移植機1が圃場に苗を植え付ける際に、整地装置5の前後方向の姿勢を水平に維持する。
また、苗移植機1は、圃場に苗を植え付けを終了すると、作業者の整地高さ調整レバーの操作により整地装置5が図7及び図9に示す最上方の位置に位置付けられた後、苗植付部昇降機構31により苗植付部30とともに整地装置5が非作業位置まで上昇される。そして、苗移植機1は、圃場間を移動したり、圃場外に移動する。
以上のように、本実施形態の苗移植機1の構成によれば、整地支持フレーム39が整地回動アーム60,61を介して、整地装置5を後方から支持する。このために、整地装置5が圃場の凸部に接触した際に圃場の凸部から押される力を、整地回動アーム60,61を介して整地支持フレーム39が支持して、整地装置5の前後方向の姿勢を維持することとなる。このために、苗移植機1は、整地装置5が圃場の凸部などに潜り込むことを抑制できるので、整地装置5が破損することを抑制できる。
また、苗移植機1は、整地支持フレーム39が整地装置5全体を後方から支持するので、整地装置5が圃場の凸部から押される力などによって一部だけが上昇することを抑制でき、圃場全体、特に圃場の凸部を確実に均すことができる。
さらに、苗移植機1は、水平維持機構63が整地装置5の姿勢を水平に維持するので、苗植付部30を昇降させても、整地装置5の姿勢が水平に保たれ、一部が圃場の凸部などに潜り込むことを抑制できる。したがって、苗移植機1は、整地装置5を破損させることなく、圃場の表面を確実に均すことができ、苗の植付深さが安定する。
また、苗移植機1は、整地回動アームとしての一対の第1整地回動アーム60と、一対の第1整地回動アーム60間に設けられた第2整地回動アーム61とを備えている。このために、苗移植機1は、整地装置5を左右方向の複数個所で支持することとなり、圃場の凸部から押される力などによって、整地装置が圃場に潜り込んだり一部だけが持ち上げられたりすることを確実に抑制できる。
また、苗移植機1は、第2整地回動アーム61に整地昇降機構62を取り付けているので、走行車体2の左右方向の中央寄りの箇所で整地装置5を昇降させる。このために、苗移植機1は、整地装置5を左右方向に水平となる姿勢に維持したまま昇降できる。したがって、苗移植機1は、整地装置5が破損することなく、圃場の表面を確実に均すことができる。
また、苗移植機1は、整地昇降機構62が第2整地回動アーム61に取り付けられ、整地装置5を植付フレーム35に吊り下げた吊下げアーム66を備えているので、整地昇降機構62により整地装置5の高さを確実に変更することができる。よって、整地作業時以外では、整地装置5を上昇させて、圃場の表面が荒れることを確実に抑制することができる。
また、苗移植機1は、整地装置5を下降させると、水平維持機構63の中央が最も突出した接触突起69に水平維持部材71のローラ73が接触する。このために、整地装置5を下降させると、センターロータ50が下方に向かう方向に整地装置5が移動することが、接触突起69に水平維持部材71のローラ73が接触することで規制される。
さらに、苗移植機1は、水平維持機構63が、連結伝動機構52を上方に付勢するコイルばね70を備えている。このために、吊下げアーム66とコイルばね70によって整地装置5を吊り下げることとなる。したがって、苗移植機1は、整地装置5全体を前後方向に水平となる姿勢に維持でき、整地装置5を破損させることなく圃場の表面を均すことができ、苗の植付深さが安定する。
苗移植機1は、センターロータ50とサイドロータ51とを連結伝動機構52により連結しているので、接触突起69と水平維持部材71とを一組のみ設けることで、整地装置5の水平を維持することができ、部品点数の増加を抑制することができる。
苗移植機1は、接触部材100を硬質材料で構成しているので、接触部材100の変形を抑制でき、整地装置5の姿勢を確実に水平に維持することができる。また、接触部材100の接触面69aを円弧状に形成しているので、整地装置5を下降させると、水平維持部材71のローラ73が接触突起69から離間することを抑制でき、整地装置5の姿勢を確実に水平に維持することができる。
また、苗移植機1は、接触部材100に回転自在に設けられた接触ローラ101を備えているので、接触ローラ101が昇降リンク機構32に接触したときの負荷を抑制でき、昇降リンク機構32の破損を抑制することができる。また、苗移植機1は、接触ローラ101が昇降リンク機構32に接触したときの異音を抑制することができる。
苗移植機1は、接触ローラ101が昇降リンク機構32に接触した状態から昇降リンク機構32により苗植付部30を更に上昇させると、センターロータ50がサイドロータ51よりも下方に位置するので、センターロータ50や昇降リンク機構32が破損することを抑制することができる。
また、苗移植機1の前輪12a,12a及び後輪12b,12bに取り付けられるホイールキャップ110−1,110−2は、図14及び図15に示すように構成されてもよい。図14(a)は、実施形態に係る苗移植機のホイールキャップの変形例の平面図である。図14(b)は、図14(a)中のXIVb−XIVb線に沿う断面図である。図14(c)は、図14(a)中のXIVc方向からみた一部の側面図である。図15(a)は、実施形態に係る苗移植機のホイールキャップの他の変形例の斜視図である。図15(b)は、図15(a)中のXVb方向からみた一部の側面図である。図15(c)は、図15(a)に示されたホイールキャップが前輪に取り付けられた状態を示す正面図である。図15(d)は、実施形態に係る苗移植機のホイールキャップの更に他の変形例の一部の側面図である。なお、図14及び図15において、実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
図14に示されたホイールキャップ110−1では、図14(a)、図14(b)及び図14(c)に示すように、スポーク係合部113が前輪12a,12a及び後輪12b,12bから離れる方向に凸に形成され、係合溝114が前輪12a,12a及び後輪12b,12bに対向する面に設けられている。図14に示されたホイールキャップ110−1のスポーク係合部113は、係合溝114内にスポーク12cが侵入して係合する。
図15に示されたホイールキャップ110−2では、図15(a)及び図15(b)に示すように、スポーク係合部113の係合溝114が、前輪12a,12a及び後輪12b,12bに対向する面から凹に形成されている。係合溝114は、前輪12a,12a及び後輪12b,12bに対向する面に直交する直交部114aと、直交部114aの端に連なり前輪12a,12a及び後輪12b,12bに対向する面に平行な平行部114bとを備えている。図15に示されたホイールキャップ110−2のスポーク係合部113は、直交部114a内にスポーク12cを進入させた後、ホイールキャップ110−2を回転させて、平行部114b内にスポーク12cを侵入して係合する。また、図15に示されたホイールキャップ110−2では、係合溝114は、図15(d)に示すように、直交部114aのみを備えてもよい。この場合、直交部114aの中央部の幅が最も狭くなるように構成するのが望ましい。
図14及び図15に示されたホイールキャップ110−1,110−2は、実施形態と同様に、スポーク係合部113が前輪12a,12aおよび後輪12b,12bのスポーク12cに係合して、前輪12a,12aおよび後輪12b,12bの外側に取り付けられる。そして、ホイールキャップ110−1,110−2は、スポーク係合部113がスポーク12cの外側に係合して、スポーク12cが変形することを抑制する。
なお、本発明は上記実施形態や変形例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
2 走行車体
5 整地装置
30 苗植付部
32 昇降リンク機構
39 整地支持フレーム
50 センターロータ
51 サイドロータ
52 連結伝動機構
60 第1整地回動アーム
61 第2整地回動アーム
66 吊下げアーム
69 接触突起
69a 接触面
70 コイルばね(付勢部材)
71 水平維持部材
73 ローラ(回転体)
100 接触部材
101 接触ローラ(接触回転体)

Claims (5)

  1. 走行車体(2)の後部に昇降リンク機構(32)を介して昇降する苗植付部(30)を設け、圃場を整地する整地装置(5)を備えた苗移植機において、
    該整地装置(5)を支持する整地支持フレーム(39)を設け、該整地支持フレーム(39)よりも機体前側に整地装置(5)を配置し、
    前記整地装置(5)は、前記走行車体(2)の左右方向の中央に設けるセンターロータ(50)と、該センターロータ(50)の左右両側で且つ機体後側に設ける左右のサイドロータ(51)と、該センターロータ(50)とサイドロータ(51)を連結する連結伝動機構(52)で構成し、
    前記連結伝動機構(52)を上方に付勢する付勢部材(70)を設け、前記連結伝動機構(52)に水平維持部材(71)を設け、付勢部材(70)の付勢で該水平維持部材(71)が接触することにより整地装置(5)の姿勢を水平に維持する接触突起(69)を設け
    前記整地装置(5)を昇降させる整地昇降機構(62)を設け、
    該整地昇降機構(62)により、前記整地装置(5)を吊下げ支持する吊下げアーム(66)が昇降する構成とし、
    該吊下げアーム(66)に前記接触突起(69)を設けることを特徴とする苗移植機。
  2. 吊下げアーム(66)と前記連結伝動機構(52)を前記付勢部材(70)で連結したことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機。
  3. 前記接触突起(69)に前記水平維持部材(71)が接触する接触面(69a)を形成し、前記水平維持部材(71)に前記接触面(69a)上を転動可能な回転体(73)を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の苗移植機。
  4. 前記連結伝動機構(52)の前記吊下げアーム(66)よりも機体前側位置に接触部材(100)を設け、該接触部材(100)に接触回転体(101)を回転自在に設け、該接触回転体(101)が前記昇降リンク機構(32)に接触した状態で前記苗植付部(30)がさらに上昇すると、前記センターロータ(50)が前記左右のサイドロータ(51)よりも下方に位置することを特徴とする請求項2に記載の苗移植機。
  5. 前記整地装置(5)と整地支持フレーム(39)の左右両側を連結する左右の第1整地回動アーム(60)を設け、該左右の第1整地回動アーム(60)の左右間に第2整地回動アーム(61)を設け、該第2整地回動アーム(61)に前記吊下げアーム(62)の一側端部を連結し、前記左右のサイドロータ(51)と整地支持フレーム(39)の左右両外側を左右の第1整地回動アーム(60)で連結すると共に、左右のサイドロータ(51)と整地支持フレーム(39)を連結する第2整地回動アーム(61)を設けたことを特徴とする請求項2に記載の苗移植機。
JP2013135393A 2013-06-04 2013-06-27 苗移植機 Active JP5648717B1 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013135393A JP5648717B1 (ja) 2013-06-27 2013-06-27 苗移植機
KR1020140065109A KR101654094B1 (ko) 2013-06-04 2014-05-29 모종 이식기
MYPI2014701456A MY169369A (en) 2013-06-04 2014-06-03 Seedling transplanter
CN201410242614.0A CN104206082B (zh) 2013-06-04 2014-06-03 秧苗移植机
TW103119333A TWI584722B (zh) 2013-06-04 2014-06-04 Seedling transplant machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013135393A JP5648717B1 (ja) 2013-06-27 2013-06-27 苗移植機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5648717B1 true JP5648717B1 (ja) 2015-01-07
JP2015008658A JP2015008658A (ja) 2015-01-19

Family

ID=52302458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013135393A Active JP5648717B1 (ja) 2013-06-04 2013-06-27 苗移植機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5648717B1 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3356942B2 (ja) * 1996-11-15 2002-12-16 株式会社クボタ 水田作業機の昇降制御装置
JPH10295126A (ja) * 1997-04-24 1998-11-10 Kubota Corp 乗用型田植機の昇降制御装置
JP5134283B2 (ja) * 2007-04-23 2013-01-30 株式会社クボタ 水田作業機
JP5276545B2 (ja) * 2009-07-29 2013-08-28 株式会社クボタ 水田作業車
JP2011160750A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Iseki & Co Ltd 苗移植機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015008658A (ja) 2015-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017000095A (ja) 作業車両
JP5703593B2 (ja) 苗移植機
JP2017153430A (ja) 作業車
JP2017099324A (ja) 作業車両
JP2007252319A5 (ja)
JP5648717B1 (ja) 苗移植機
JP2015123046A (ja) 苗移植機
JP2008005744A (ja) 苗植機
JP6142749B2 (ja) 苗移植機
JP2014108080A (ja) 苗移植機
JP2017153429A (ja) 乗用作業車
JP6115463B2 (ja) 苗移植機
JP6176499B2 (ja) 移植機
JP2020000065A (ja) 田植機
JP2014227132A (ja) 作業車両
JP2013198464A (ja) 苗移植機
JP6024635B2 (ja) 苗移植機
JP6337928B2 (ja) 作業機
JP5867558B2 (ja) 乗用田植機
JP2015116143A5 (ja)
JP6020487B2 (ja) 苗移植機
JP2018093790A (ja) 作業車両
JP2015116142A (ja) 作業車両
JP2011167202A (ja) 乗用田植機
JP2016136933A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141014

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5648717

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150