JP5643459B1 - 自転車のブレーキ力設定装置 - Google Patents

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【課題】、咄嗟の判断によるブレーキ操作でも、一方のブレーキレバーを操作することで前後輪を所望に設定したブレーキ力で停止させることを可能とする。【解決手段】一対のブレーキワイヤーに保持され、一側内面がストッパー面となった対向部材に各ブレーキワイヤーが挿通した集結基体と、該対向部材との間に位置して一方のインナーワイヤーに軸方向に変位可能に取着され、先端面がストッパー面に当接する当接面を備えたブレーキ力設定機材は、他方のインナーワイヤーを貫通する貫通孔を備え、当接面とストッパー面との間に所望の長さのブレーキ力を設定し、貫通孔は該貫通孔を形成する周縁部材で他方のアウターチューブ端部に取着したブレーキ力伝達部材を設定した所望の長さのブレーキ力に押動する。【選択図】図1

Description

本発明は、自転車のブレーキ力設定可能なブレーキ力設定装置に関するものである。
自転車のブレーキ装置は、そのブレーキ力をブレーキレバーの握り感覚で作動装置に即座に伝え微妙な調整ができる利点があり実用的である。
実用のブレーキ装置は、一般自転車、スポーツ車、子供用自転車などにごく普通に装備されたブレーキ装置である。そして、ブレーキ力の調整はハンドルの左右に配置したブレーキレバーを手の握り感覚により操作するのみで実用上十分であった。
しかし、非常時において通常走行時のようなブレーキ操作はできないことに問題がある。ブレーキレバーをしっかりと握ることで車輪をロック状態にするのが一般的なブレーキ力の設定であり、非常時において微妙な調整をする余裕はなく、危険を回避することはできないという欠点があった。
非常時のブレーキ操作において、この欠点は安全性に関して大きな障害である。具体的には、前輪をロック状態にすることでハンドル操作ができなくなるばかりか前転する恐れがあり、後輪をロック状態にすることでスリップ状態となるなどの問題があった。
この改善策として、何れか一方のブレーキレバーを操作するだけで、2つのブレーキを作動させることが可能で、しかも、インナーワイヤーの先端がブレーキレバーから抜け出すことのない遠隔操作装置として特許文献1がある。図9はこの遠隔操作装置を概略的に示す図であって、イ図は左右のレバーを解放状態とした図であり、ロ図はレバー5をしっかりと握った状態を示す図である。
図9のロ図は左のブレーキレバー5をしっかりと握って前後輪1、2をロックした状態を示す図である。左のブレーキレバー5に連結したブレーキワイヤー11と、右のブレーキレバー6に連結したブレーキワイヤー12とを設定部材及び伝達部 (移動体) の16、17に係合させて、これらの設定部材及び伝達部 (移動体) の16、17のいずれかが移動した場合でも、ブレーキワイヤー13、14を介して両方のブレーキ3、4が作動するように構成したものである。しかし、この方法は咄嗟の判断でブレーキレバーを握った際に前後輪がロック状態となることを回避するものではなく、咄嗟の判断時における危険を回避することはできないという欠点がある。
特開2007−045340号公報
解決しようとする問題点は、咄嗟の判断を必要とする走行時において通常走行時のような微妙なブレーキ操作はできないという点にある。
本発明は、咄嗟の判断によるブレーキ操作でも一方のブレーキレバーを操作することで前後輪をあらかじめ所望に設定したブレーキ力で停止させることを最も主要な特徴とする。
本発明が解決するための手段は、前後輪のブレーキレバーと前後輪のブレーキ装置との間に夫々張設される一対のブレーキワイヤーの途中に設ける自転車のブレーキ力設定装置において、
前記一対のブレーキワイヤーに保持され、一側内面がストッパー面となった対向部材に各ブレーキワイヤーを挿通する挿通孔を備えた集結基体と、
該集結基体に内蔵するブレーキ力設定機材は、前記対向部材との間に位置して、一方のインナーワイヤーに軸方向に変位可能に取着され、先端面が前期ストッパー面に当接する当接面を備え、
さらに、他方のインナーワイヤーを貫通する貫通孔を、該他方のインナーワイヤーを挿通する前記挿通孔と同じ軸線上に備えて形成し、
前期ブレーキ力設定機材の当接面と前期ストッパー面との間に、ブレーキ力を設定する所望の長さを設け、
前期貫通孔は、前期他方のインナーワイヤーに被覆したアウターチューブ端部のブレーキ力伝達部材を、該貫通孔を形成する周縁部材に係合させて前期所望の長さのブレーキ力に押動するとよい。
集結基体は、一側内面をストッパー面とし、一方のアウターチューブを固定するキャップと、他方のアウターチューブ端部のブレーキ力伝達部材を挿通する挿通管を備え、
他側の対向部材には、双方のアウターチューブ端部を固定するキャップを備えて構成するとよい。
ブレーキ力設定機材は、本体フレームをニ分するようにして蝶番状に形成し、
蝶番の軸を一方のインナーワイヤーとし、蝶番の軸芯をずらして前記本体フレームを重ね合わせ、前記一方のインナーワイヤーにしっかりと固定すると共に、
他方のインナーワイヤーを貫通する貫通孔は、他方の挿通孔と同じ軸線上にストッパー面との長さを少なくとも当接面より長く設け、
該貫通孔を形成する周縁部材で他方のアウターチューブ端部に取着したブレーキ力伝達部材を押動するとよい。
ブレーキ力伝達部材は、他方のアウターチューブ端部を挿通する挿通口に、挿通管の挿通口に係合して係止する返し部を備えるとよい。
他方のインナーワイヤーは、ブレーキ力設定部材に備えられた貫通孔による制御を不可としたことで、
他方のブレーキレバーは、独自にブレーキ操作可能とするとよい。
ブレーキ力の設定は、ブレーキ力設定機材と前期ストッパー面との間に、あらかじめブレーキ力を設定する所望の長さを設け、ブレーキ力設定機材が所望の長さ変位することにより、連動して貫通孔の周縁部材に係合させたブレーキ力伝達部材を所望の長さのブレーキ力に押動させるとよい。
請求項1〜5のいずれか1項に記載のブレーキ力設定装置を自転車に搭載するとよい。
本発明のブレーキ力設定装置は、一対のブレーキワイヤーに保持され、一側内面がストッパー面となった対向部材に各ブレーキワイヤーが挿通した集結基体と、該集結基体に内蔵するブレーキ力設定機材は、対向部材との間に位置して、一方のインナーワイヤーに軸方向に変位可能に取着され、先端面が前期ストッパー面に当接する当接面を備え、
さらに、他方のインナーワイヤーを貫通する貫通孔を該他方のインナーワイヤーを挿通する挿通孔と同じ軸線上に備えて形成し、ブレーキ力設定機材とストッパー面との間に、ブレーキ力を設定する所望の長さを設け、ブレーキ力設定機材が変位することで貫通孔は、他方のアウターチューブ端部のブレーキ力伝達部材を、該貫通孔を形成する周縁部材に係合させて所望の長さのブレーキ力に押動するという簡素で少数の部品で構成し、一方のブレーキレバーを操作することでブレーキ力設定機材を所望の長さ変位させて、設定したブレーキ力に達したときにストッパー面に当接するように取着し、他方のアウターチューブ端部のブレーキ力伝達部材は、ブレーキ力設定機材の貫通孔を形成する周縁部材に連動して所望の長さのブレーキ力に押動するものであり、咄嗟の判断によるブレーキ操作でも、一方のブレーキレバーを操作することで前後輪をあらかじめ所望に設定したブレーキ力で停止するという利点がある。
そして、他方のインナーワイヤーは、ブレーキ力設定機材に備えられた貫通孔による制御を不可としたことで、
他方のブレーキレバーは、独自にブレーキ操作可能である。
さらに、連動して押動する他方のブレーキワイヤーは、アウターチューブごと変位するのでインナーワイヤーが撓むことなく、他方のブレーキレバーに直接連動するので追加のレバー操作に遊びが生じない。
また、特許願2014−55812のブレーキ装置を併用することによって双方に夫々の利点を付加することができる。
本発明の実施の形態に係る自転車の右側面図である。 同自転車の正面図である。 同自転車に設けられたブレーキ力設定装置を概略的に示す図である。 同自転車右のブレーキレバーをしっかりと握った状態を示す図である。 同自転車左のブレーキレバーをしっかりと握った状態を示す図である。 同自転車左右のブレーキレバーをしっかりと握った状態を示す図である。 ブレーキ力設定機材を、軸心を中心に二分して拡大した平面図である。 ブレーキ力設定機材を当接面の方向から見た平面図である。 従来の自転車のブレーキ装置における問題点を示す図である。
咄嗟の判断によるブレーキ操作でも、一方のブレーキレバーを操作することにより、前後輪をあらかじめ所望に設定したブレーキ力で停止するという目的を、少数の部品による簡素な構成で実現した。
以下、本発明の実施の形態に係るブレーキ力設定装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、左右とは進行方向に向かった状態で左右となる向きを示している。
図1及び図2は、本発明の実施の形態に係るブレーキ力設定装置を装備した1実施例の自転車の右側面図及び正面図である。なお、設定機構20は本体フレームC及びC´に固定することも可能である。図3は同自転車に装備したブレーキ力設定装置を概略的に示す図であり、図3〜図6においては、ブレーキ力設定装置を背面から前方に見た状態(ブレーキ力設定装置についてはユニットカバーを外した状態)を簡略的に示している。
図1及び図2において、1は前輪であり、2は後輪であり、3は前輪ブレーキ(作動部)であり、4は後輪ブレーキ(作動部)である。7はハンドルであり、左ハンドル7Aの5は左ブレーキレバー(操作部)であり、右ハンドル7Bの6は右ブレーキレバー(操作部)である。
各ブレーキ3、4を作動させることで自転車の走行中に制動操作を行うことができるように構成されている。なお、この実施の形態においては、前後輪ブレーキ3、4のいずれもサイドプル形のキャリパーブレーキを用いている場合を図示しているが、これに限るものではない。
図3〜図6に示すように、前後輪のブレーキレバー5及び6と、前後輪のブレーキ3及び4との間に夫々張設される一対の可撓性伝達線材からなるブレーキワイヤー11及び12の途中に設ける自転車のブレーキ力設定装置であって、一対のブレーキワイヤー11及び12に保持され、一側内面がストッパー面イとなった対向部材イ及びロに各インナーワイヤー11A及び12Aが挿通した集結基体15は、対向部材イ及びロとの間に位置して一方(右レバー6)のインナーワイヤー12Aに軸方向に変位可能にしっかりと取着され、先端面がストッパー面イに当接する当接面ハになったブレーキ力設定機材16は、他方のインナーワイヤー11Aを貫通する貫通孔ニと、該貫通孔ニを形成する周縁部材ルをもって、他方(左レバー5)のインナーワイヤー11Aに被覆したアウターチューブ端部11Bのブレーキ力伝達部材17を、ブレーキ力設定機材16が変位することにより連動して押動するブレーキ力伝達部材17を備えて設定機構20を構成する。なを、ブレーキ力伝達部材17は他方のアウターチューブ端部11Bに取着する先端部の保護を兼ねたキャップであって、挿通する入り口に挿通管ホの入り口で係合して係止する返し部Dを備えることでアウターチューブ端部11Bを固定し、ブレーキ力設定機材の貫通孔ニを形成する周縁部材ルで押動することを可能とした。
集結基体15は、一側内面をストッパー面イとする対向部材イ及びロで形成し、ストッパー面イの対向部材に、一方(右レバー6)のアウターチューブ12Bを固定する固定管(キャップ)トと、他方(左レバー5)のアウターチューブ端部11Bの伝達部材17を挿通する挿通管ホを備え、対向部材ロにはアウターチューブ11B、12Bを固定する固定管(キャップ)へ及びチを備える。
図7及び図8はブレーキ力設定機材16の軸心リを中心に二分して拡大した図を示し、ブレーキ力設定機材16は一方のインナーワイヤー12Aを支軸とし、この支軸を中心に左右に開閉するように形成し、ずらした軸心リを重ね合わせ固定部材ヌを用いて締め付けることでしっかりとこのインナーワイヤー12Aに固定すると同時に、他方のインナーワイヤー11Aを貫通する貫通孔ニと、この他方のインナーワイヤー11Aに被覆したアウターチューブ11B端部の伝達部材を押動するための周縁部材ルを形成する。
詳細には、軸心リをずらした状態でブレーキ力設定部材16のA、Bを重ね合わせることにより、一方のインナーワイヤー12Aを軸心としてしっかりと固定すると同時に、他方のインナーワイヤー11Aを貫通する貫通孔二をブレーキ力設定部材16に形成するものであって、他方のインナーワイヤー11Aを貫通する貫通孔は、該他方のインナーワイヤーを挿通する挿通孔と同じ軸線上にストッパー面との長さを少なくとも当接面より長く設ける。該貫通孔ニはA方の貫通孔上部の部材ルと、B方の貫通孔下部の部材ル´とを重ね合わせて貫通孔二とし、その周縁部材ルを形成しインナーワイヤー11Aは貫通可能とするけれどもアウターチューブ11Bは貫通不可とすることで伝達部材17を押動するための貫通孔ニを形成する。なお、固定部材を嵌め込む孔ヌはボルトのワ及びナットのオ、又は固定ネジなどの固定部材で固定するものであるがこれに限定するものではない。
図3は同自転車の左右のブレーキレバーを解放した状態を示す図であって、前後輪のブレーキ力の設定は、一方(右レバー6)のインナーワイヤー12Aに、ブレーキ力設定機材16の当接面ハとストッパー面イとの間に、ブレーキ力を設定する所望の長さを設け、軸方向に所望の長さ変位させて設定したブレーキ力に達したときにストッパー面イに当接面ハが当接するように取着する。すなわち、ブレーキ力設定機材16の当接面ハとストッパー面イとの間隔を広げることによりブレーキ力は強くなり、間隔を狭くすることによりブレーキ力は弱くなるので、ブレーキ力設定機材16を前輪がロック状態に到達しないブレーキ力で当接面ハがストッパー面イに当接するように取着し、他方(左レバー5)の挿通管ホを挿通するアウターチューブ端部11Bに取着したブレーキ力伝達部材17は、ブレーキ力設定機材16の貫通孔ニを形成する周縁部材ル、ル´に連動して押動することにより、所望の長さのブレーキ力になるようにして行う。なお、本発明においては前輪のロック状態を回避するために設定部材を前輪のブレーキワイヤーに取着したものであるが、これに限定するものではなく設定部材を後輪のブレーキワイヤーに取着することも可能である。
図4は同自転車右のブレーキレバーをしっかりと握った状態を示す図である。インナーワイヤー12Aに取着したブレーキ力設定機材のストッパー当接面ハは、ストッパー面イとの長さ(間隔)を、前輪をロックする手前のブレーキ力で当接するようにして取着することにより、アウターチューブ端部11Bに取着したブレーキ力伝達部材17は、ブレーキ力設定機材の貫通孔ニを形成する周縁部材ル、ル´に連動して同じ長さ(間隔)を押動することにより、後輪は同時にロックする手前のブレーキ力で停止する。
図5は同自転車左のブレーキレバーをしっかりと握った状態を示す図である。左レバー5のインナーワイヤー11Aはブレーキ力設定機材16の貫通孔ニによる制御不可であるため独自にブレーキ操作が可能である。
図6は同自転車左右のブレーキレバーをしっかりと握った状態を示す図である。右レバー6のインナーワイヤー12Aに取着したブレーキ力設定機材のストッパー当接面ハは、ストッパー面イとの間隔を、前輪をロックする手前のブレーキ力で当接するように取着しても、左レバー5のインナーワイヤーブ11Aはブレーキ力設定機材16の貫通孔ニによる制御を受けないのでしっかりと握ることでロック状態とすることができる。
このようなブレーキ力設定装置としたことで、右レバー(前輪ブレーキ)のブレーキ操作は、前後輪をロックすることなく、あらかじめ設定したブレーキ力で停止することができるので、咄嗟の判断によるブレーキ操作でも前後輪をロックすることによる危険を回避することができる。なお、通常の走行時はごく普通のブレーキ操作をすればよく、しっかりとしたロックの状態が必要な時には、左レバー(後輪ブレーキ)は常にロック状態を可能とすることができる。また、左レバー(後輪ブレーキ)のインナーワイヤーの撓みはアウターチューブごと変位させるので生じることはなく、ブレーキ力はブレーキレバーに直結した状態のままを保持することができる。
簡素で少数の部品で構成された設定機構は、一方のブレーキレバーを操作することで前後輪はあらかじめ設定したブレーキ力で停止することができ、前後輪がロックすることによる危険を回避することができる。
1 前輪
2 後輪
3 前輪ブレーキ
4 後輪ブレーキ
5 左ブレーキレバー
6 右ブレーキレバー
11 左ブレーキワイヤー(可撓性伝達線材)
11A インナーワイヤー
11B アウターチューブ
12 右ブレーキワイヤー(可撓性伝達線材)
12A インナーワイヤー
12B アウターチューブ
15 集結基体
16 ブレーキ力設定機材
17 ブレーキ力伝達部材
20 設定機構
イ ストッパー面
ロ 対向部材
ハ ストッパー当接面
ニ 貫通孔
ホ 17の挿通管
へ 11の固定管 (キャップ)
ト 12の固定管 (キャップ)
チ 12の固定管 (キャップ)
リ 軸心
ヌ 孔
ル 周縁部材
C 固定部
D 返し部

Claims (6)

  1. 前後輪のブレーキレバーと前後輪のブレーキ装置との間に夫々張設される一対のブレーキワイヤーの途中に設ける自転車のブレーキ力設定装置において、
    前記一対のブレーキワイヤーに保持され、一側内面がストッパー面となった対向部材に各ブレーキワイヤーを挿通する挿通孔を備えた集結基体と、
    該集結基体に内蔵するブレーキ力設定機材は、前記対向部材との間に位置して、一方のインナーワイヤーに軸方向に変位可能に取着され、先端面が前期ストッパー面に当接する当接面を備え、
    さらに、他方のインナーワイヤーを貫通する貫通孔を、該他方のインナーワイヤーを挿通する前記挿通孔と同じ軸線上に備え、
    前期ブレーキ力設定機材の当接面と前期ストッパー面との間に、ブレーキ力を設定する所望の長さを設け、
    前期貫通孔は、前期他方のインナーワイヤーに被覆したアウターチューブ端部のブレーキ力伝達部材を、該貫通孔を形成する周縁部材に係合させて前記所望の長さのブレーキ力に押動することを特徴とする自転車のブレーキ力設定装置。
  2. 集結基体は、一側内面をストッパー面とし、一方のアウターチューブを固定するキャップと、他方のアウターチューブ端部のブレーキ力伝達部材を挿通する挿通管を備え、
    他側の対向部材には、双方のアウターチューブ端部を固定するキャップを備えて構成したことを特徴とする請求項1記載の自転車のブレーキ力設定装置。
  3. ブレーキ力設定機材は、本体フレームをニ分するようにして蝶番状に形成し、
    蝶番の軸を一方のインナーワイヤーとし、蝶番の軸芯をずらして前記本体フレームを重ね合わせ、前記一方のインナーワイヤーにしっかりと固定すると共に、
    他方のインナーワイヤーを貫通する貫通孔は、他方の挿通孔と同じ軸線上にストッパー面との長さを少なくとも当接面より長く設け、
    該貫通孔を形成する周縁部材で他方のアウターチューブ端部に取着したブレーキ力伝達部材を押動することを特徴とする請求項1又は2記載の自転車のブレーキ力設定装置。
  4. ブレーキ力伝達部材は、他方のアウターチューブ端部を挿通する挿通口に、挿通管の挿通口に係合して係止する返し部を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自転車のブレーキ力設定装置。
  5. 他方のインナーワイヤーは、ブレーキ力設定機材に備えられた貫通孔による制御を不可としたことで、
    他方のブレーキレバーは、独自にブレーキ操作可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の自転車のブレーキ力設定装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のブレーキ力設定装置を搭載したことを特徴とする自転車。
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