JP3197003U - 自転車のサドル昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】走行中であっても、簡単な構造で、かつサドルが回動して左右に動く誤動作を防止して確実に昇降させることができる自転車のサドル昇降装置を提供する。【解決手段】自転車のサドル昇降装置10は、車体フレームの基幹部に立設されたシートポスト外筒11に、サドルを備えるシートポスト内筒13を昇降可能に挿入し、シートポスト内筒13を常時上方に付勢する内筒付勢手段と、シートポスト外筒11に対してシートポスト内筒13が昇降する際に回動を規制する回り止め機構と、を備え、シートポスト内筒13の外面に、球体受凹部13aを筒軸方向に沿って複数個形成し、シートポスト外筒11に、装置本体20を備え、装置本体20は、球体受凹部13aに出没可能な球体23と、球体23を球体受凹部13aに出没させる操作機構24と、を有し、操作機構24は、球体23を球体受凹部13aに没入させてシートポスト内筒13を保持し、球体23を球体受凹部13aから脱出させてシートポスト内筒13を昇降させる。【選択図】図3

Description

この考案は、運転者が自転車から降りることなく前後のブレーキを同時、または別々に操作し、あるいは前後のブレーキと独立してサドルを昇降させることができる自転車のサドル昇降装置に関するものである。
従来の自転車には、フレームの基幹部に立設されたシートポスト外筒に、サドルを備えるシートポスト内筒を摺動可能に挿入し、締め付けボルトを回してシートポスト内筒を外周から締め付ける構成のものがある。また、シートポスト外筒に対してシートポスト内筒をクランプにより所要の位置で固定する構成のもの、ブレーキ操作に関連してサドルを昇降させるものなどがある(特許文献1〜3)。
特開2003−104257号公報 特開平10−100978号公報 特開2000−72067号公報
ところで、自転車のサドルは、停車中に踵が無理なく地面につく高さで固定すると走行時は膝の曲がり角度がきつくなり脚力を充分に生かしてペダルを漕ぐことが出来ない。このように、走行中には高めに設定しておくとペダルを漕ぎやすく、停車時には低くしたほうが地面に足を着きやすいが、従来の昇降装置では、停車直前にサドルを低くすることはできないため、中度な高さで妥協せざるを得ず停車中はつま先たちとなるサドル高さで使用している乗員が多く見受けられる。
また、ブレーキ操作に関連してサドルを昇降させるものでは、走行中には高めに設定しておき、停車直前にサドルを低くして地面に足を着きやすくすることができるが、構造が複雑でかつ特に坂道や徐行時などでサドルが回動して左右動く誤動作するなどの不具合があり、実用的でなかった。
この考案は、かかる点に鑑みてなされたもので、サドルを簡単な構造で、かつ確実に昇降させることができる自転車のサドル昇降装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この考案は、以下のように構成した。
請求項1に記載の考案は、
車体フレームの基幹部に立設されたシートポスト外筒に、サドルを備えるシートポスト内筒を昇降可能に挿入し、前記シートポスト内筒を常時上方に付勢する内筒付勢手段と、
前記シートポスト外筒に対して前記シートポスト内筒が昇降する際に回動を規制する回り止め機構と、を備え、
前記シートポスト内筒の外面に、球体受凹部を筒軸方向に沿って複数個形成し、
前記シートポスト外筒に、装置本体を備え、
前記装置本体は、
前記球体受凹部に出没可能な球体と、
前記球体を前記球体受凹部に出没させる操作機構と、を有し、
前記操作機構は、
前記球体を前記球体受凹部に没入させて前記シートポスト内筒を保持し、
前記球体を前記球体受凹部から脱出させて前記シートポスト内筒を昇降させることを特徴とする自転車のサドル昇降装置である。
請求項2に記載の考案は、
前記回り止め機構は、
前記シートポスト内筒に、筒軸方向に形成された第1係止溝と、前記複数の球体受凹部に亘って筒軸方向に形成された第2係止溝と、を形成し、
前記第1係止溝に、係止球体を係合させてロックボルトで保持し、
前記第2係止溝に、前記球体を昇降時に係合させる構成であることを特徴とする請求項1に記載の自転車のサドル昇降装置である。
請求項3に記載の考案は、
前記操作機構は、
前記球体を前記球体受凹部に出没させる作動凹部を有するスライダと、
前記スライダの作動凹部を常時脱出させるように付勢するスライダ付勢手段と、
前記スライダを前記スライダ付勢手段の付勢力に抗して移動させる操作ワイヤと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の自転車のサドル昇降装置である。
請求項4に記載の考案は、
前記操作ワイヤは、ブレーキレバーの操作に連動して操作され、
ブレーキ開放時は、前記球体を前記球体受凹部に没入させて前記シートポスト内筒を保持し、
ブレーキ操作時は、前記球体を前記球体受凹部から脱出させて前記シートポスト内筒を昇降させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自転車のサドル昇降装置である。
請求項5に記載の考案は、
前記ブレーキ開放時及び前記ブレーキ操作時は、
前輪ブレーキ及び後輪ブレーキの同時、または別々にブレーキ開放時及びブレーキ操作時であることを特徴とする請求項4に記載の自転車のサドル昇降装置である。
請求項6に記載の考案は、
前記操作ワイヤは、ブレーキレバーと独立した操作レバーによって操作されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自転車のサドル昇降装置である。
請求項7に記載の考案は、
スイッチによって駆動される電磁石を備え、
前記操作ワイヤは、前記電磁石によって操作されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自転車のサドル昇降装置である。
前記構成により、この考案は、以下のような効果を有する。
請求項1乃至請求項7に記載の考案では、球体を球体受凹部に没入させてシートポスト内筒を保持し、球体を球体受凹部から脱出させてシートポスト内筒を昇降させることで、サドルを簡単な構造で、かつサドルが回動して左右に動く誤動作を防止して確実に昇降させることができ、走行時、停止時を問わずサドルに跨ったままでサドルの高さ変更が可能になることにより停車時の足つき性の向上が得られ停止中のふらつき、転倒事故の回避、乗り降りの容易性又は走行時の膝の最適曲がり角度の確保による走行安定性及び快適性の向上が得られる。
サドル昇降装置を備える自転車の側面図である。 サドル昇降装置の一部を断面した側面図である。 サドル昇降装置の昇降停止時の断面図である。 サドル昇降装置の昇降時の断面図である。 サドル昇降装置の斜視図である。 他の実施の形態のサドル昇降装置を備える自転車の側面図である。
以下、この考案の自転車のサドル昇降装置の実施の形態について説明する。この考案の実施の形態は、考案の最も好ましい形態を示すものであり、この考案はこれに限定されない。
この実施の形態の自転車のサドル昇降装置を、図1乃至図5に基づいて説明する。図1はサドル昇降装置を備える自転車の側面図、図2はサドル昇降装置の一部を断面した側面図、図3はサドル昇降装置の昇降停止時の断面図、図4はサドル昇降装置の昇降時の断面図、図5はサドル昇降装置の斜視図である。
この実施の形態の自転車1には、図1に示すように、車体フレーム2に前輪3と後輪4が支持され、前輪3を操舵するハンドル5には、前輪ブレーキレバー6aと後輪ブレーキレバー6bが設けられている。前輪ブレーキレバー6aによって前輪ブレーキワイヤ7aを介して前輪ブレーキ8aが操作され、後輪ブレーキレバー6bによって後輪ブレーキワイヤ7bを介して後輪ブレーキ8bが操作される。
この自転車1には、サドル昇降装置10が備えられている。このサドル昇降装置10は、図2乃至図4に示すように、車体フレーム2の基幹部に立設されたシートポスト外筒11に、サドル12を備えるシートポスト内筒13を摺動可能に挿入し、シートポスト内筒13を常時上方に付勢する内筒付勢手段14を備える。内筒付勢手段14には、スプリングが用いられ、シートポスト外筒11の内部に配置されている。シートポスト内筒13の下部には環状溝13bが形成され、この環状溝13bにガイドバンド50が設けられている。ガイドバンド50には、フッ素樹脂(4フッ化エチレン樹脂 等)が用いられているがこれに限定されない。サドル12を昇降させる際に、シートポスト内筒13の下部がガイドバンド50によってガイドされ、シートポスト内筒13のガタツキが防止される。よって、シートポスト内筒13の下部が斜めに当たらないようになり、シートポスト外筒11の内壁をかじることが防止される。
シートポスト内筒13の外面に、球体受凹部13aを筒軸方向に沿って複数個形成し、シートポスト外筒11に、装置本体20を備えている。この装置本体20は、シートポスト外筒11の上端部に装着し、締め付けボルト21により固定されている。また、シートポスト外筒11に対してシートポスト内筒13が昇降する際に回動を規制する回り止め機構Aを備えている。
回り止め機構Aは、シートポスト内筒13に、筒軸方向に形成された第1係止溝13cと、複数の球体受凹部13aに亘って筒軸方向に形成された第2係止溝13dと、を形成し、第1係止溝13cに、係止球体51を係合させて隙間調整ボルト52で保持し、第2係止溝13dに、球体23を昇降時に係合させる構成である。隙間調整ボルト52は、装置本体20に螺着され、その先端部は、シートポスト外筒11を貫通し、第1係止溝13cに係合する係止球体51のガタツキを抑えるように保持している。隙間調整ボルト52は、ロックナット53で緩み止めされている。このように、回り止め機構Aによってシートポスト外筒11に対してシートポスト内筒13が昇降する際に回動を規制することで、サドル12が回動して左右に動く誤動作を防止して確実に昇降させることができる。
この装置本体20は、球体受凹部13aに出没可能な球体23と、球体23を球体受凹部13aに出没させる操作機構24とを有する。操作機構24は、スライダ24aと、スライダ付勢手段24bと、操作ワイヤ24cとを含む。スライダ24aは、球体23を球体受凹部13aに出没させる作動凹部24a1を有し、装置本体20にスライド可能に配置されている。スライダ付勢手段24bには、スプリングが用いられ、ワイヤ取付ボルト25とスライダ24aとの間に配置され、スライダ24aの作動凹部24a1は押圧面24a11によって球体23を球体受凹部13aに付勢する。操作ワイヤ24cは、ブレーキレバーの操作に連動して操作され、先端24c1がワイヤ取付ボルト25を貫通してスライダ24aに連結され、スライダ付勢手段24bの付勢力に抗して移動させる。ワイヤ取付ボルト25は、ロックナット26で緩み止めされている。
操作ワイヤ24cは、図1乃至図5に示すように、ブレーキレバーの操作に連動して操作される。この実施の形態では、操作ワイヤ24cが、前輪操作ワイヤ24c1及び後輪操作ワイヤ24c2を介して前輪ブレーキまたは後輪ブレーキの少なくともいずれか一方が個別に操作されると、操作ワイヤ24cが連動して操作されるが、この実施の形態では、図5に示すように、連結体60に内臓された連結棒61の中央部に操作ワイヤ24cの先端部を回動可能に連結し、この連結棒61の中央部を挟んで両側に前輪操作ワイヤ24c1の先端部と後輪操作ワイヤ24c2の先端部を回動可能に連結し、前輪ブレーキ及び後輪ブレーキの両方が同時に操作されると、前輪操作ワイヤ24c1と後輪操作ワイヤ24c2が同時に操作されると、連結棒61を介して操作ワイヤ24cが引かれて連動して操作される。前輪操作ワイヤ24c1または後輪操作ワイヤ24c2のいずれかが引かれると連結棒61が回動して操作ワイヤ24cが引かれない。
操作ワイヤ24cが操作されないブレーキ開放時は、図3に示すように、スライダ付勢手段24bによってスライダ24aが付勢されており、スライダ24aは、球体23を球体受凹部13aに没入させて押圧面24a11によって球体23を球体受凹部13aに押してシートポスト内筒13を保持し、シートポスト内筒13を昇降させることができない。操作ワイヤ24cが操作されるブレーキ操作時は、図4に示すように、操作ワイヤ24cによってスライダ付勢手段24bの付勢力に抗してスライダ24aが引かれて移動し、球体23が作動凹部24a1に入り込み球体受凹部13aから脱出し、シートポスト内筒13を昇降させることができる。
このように、サドル昇降装置10を備えた自転車1では、サドル12から腰を浮かせ、ブレーキレバーを握ると、図4に示すように、操作ワイヤ24cによってスライダ付勢手段24bの付勢力に抗してスライダ24aが引かれて移動し、球体23が作動凹部24a1に入り込み球体受凹部13aから脱出し、内筒付勢手段14によってシートポスト内筒13を介してサドル12は上昇する。そして、ブレーキレバーを離すと、図3に示すように、スライダ付勢手段24bによってスライダ24aが付勢されて移動し、球体23を球体受凹部13aに没入させてシートポスト内筒13を介してサドル12がその位置で保持されるので、サドル12とペダルとの間に十分な間隔が得られ、ペダルに漕ぐ力を効率よく伝えることができる。
また、停車のためブレーキレバーを握ると、図4に示すように、操作ワイヤ24cによってスライダ付勢手段24bの付勢力に抗してスライダ24aが引かれて移動し、球体23が作動凹部24a1に入り込み球体受凹部13aから脱出するために、運転者の体重によりシートポスト内筒13を介してサドル12は下降し、地面に足を容易に着くことができる。
この場合、停車後ブレーキレバーを離すと、図3に示すように、スライダ付勢手段24bによってスライダ24aが付勢されて移動し、球体23を球体受凹部13aに没入させてシートポスト内筒13を介してサドル12がその位置で保持されるので、運転者が自転車から下りてもサドル12が下降位置に保持され、再度乗車する際、サドル12に容易に跨がることができる。
また、他の実施の形態として、図6に示すように、ブレーキレバーと独立した操作レバー30を設け、この操作レバー30によりサドル昇降装置10を操作させてもよい。あるいは、自転車1にスイッチによって駆動される電磁石を備え、スイッチが操作されると電磁石が駆動し、操作ワイヤ24cが引かれて操作されるようにしてもよい。
このように、サドルを簡単な構造で、かつサドルが回動して左右に動く誤動作を防止して確実に昇降させることができ、走行時、停止時を問わずサドルに跨ったままでサドルの高さ変更が可能になることにより停車時の足つき性の向上が得られ停止中のふらつき、転倒事故の回避、乗り降りの容易性又は走行時の膝の最適曲がり角度の確保による走行安定性及び快適性の向上が得られる。
この考案は、運転者が自転車から降りることなく前後のブレーキを同時、または別々に操作し、あるいは前後のブレーキと独立してサドルを昇降させることができる自転車のサドル昇降装置に適用され、サドルを簡単な構造で、かつサドルが回動して左右に動く誤動作を防止して確実に昇降させることができる。
1 自転車
2 車体フレーム
3 前輪
4 後輪
5 ハンドル
6a 前輪ブレーキレバー
6b 後輪ブレーキレバー
7a 前輪ブレーキワイヤ
7b 後輪ブレーキレバー
8a 前輪ブレーキ
8b 後輪前輪ブレーキ
10 サドル昇降装置
11 シートポスト外筒
12 サドル
13 シートポスト内筒
13a 球体受凹部
13b 環状溝
13c 第1係止溝
13d 第2係止溝
14 内筒付勢手段
20 装置本体
21 締め付けボルト
23 球体
24 操作機構
24a スライダ
24a1 作動凹部
24a11 押圧面
24b スライダ付勢手段
24c 操作ワイヤ
24c1 前輪操作ワイヤ
24c2 後輪操作ワイヤ
25 ワイヤ取付ボルト
26 ロックナット
30 操作レバー
50 ガイドバンド
51 係止球体
52 隙間調整ボルト
53 ロックナット
60 連結体
61 連結棒
A 回り止め機構
請求項4に記載の考案は、
前記操作ワイヤは、ブレーキレバーの操作に連動して操作され、
ブレーキ開放時は、前記球体を前記球体受凹部に没入させて前記シートポスト内筒を保持し、
ブレーキ操作時は、前記球体を前記球体受凹部から脱出させて前記シートポスト内筒を昇降させることを特徴とする請求項に記載の自転車のサドル昇降装置である。
請求項6に記載の考案は、
前記操作ワイヤは、ブレーキレバーと独立した操作レバーによって操作されることを特徴とする請求項に記載の自転車のサドル昇降装置である。
請求項7に記載の考案は、
スイッチによって駆動される電磁石を備え、
前記操作ワイヤは、前記電磁石によって操作されることを特徴とする請求項に記載の自転車のサドル昇降装置である。

Claims (7)

  1. 車体フレームの基幹部に立設されたシートポスト外筒に、サドルを備えるシートポスト内筒を昇降可能に挿入し、前記シートポスト内筒を常時上方に付勢する内筒付勢手段と、
    前記シートポスト外筒に対して前記シートポスト内筒が昇降する際に回動を規制する回り止め機構と、を備え、
    前記シートポスト内筒の外面に、球体受凹部を筒軸方向に沿って複数個形成し、
    前記シートポスト外筒に、装置本体を備え、
    前記装置本体は、
    前記球体受凹部に出没可能な球体と、
    前記球体を前記球体受凹部に出没させる操作機構と、を有し、
    前記操作機構は、
    前記球体を前記球体受凹部に没入させて前記シートポスト内筒を保持し、
    前記球体を前記球体受凹部から脱出させて前記シートポスト内筒を昇降させることを特徴とする自転車のサドル昇降装置。
  2. 前記回り止め機構は、
    前記シートポスト内筒に、筒軸方向に形成された第1係止溝と、前記複数の球体受凹部に亘って筒軸方向に形成された第2係止溝と、を形成し、
    前記第1係止溝に、係止球体を係合させてロックボルトで保持し、
    前記第2係止溝に、前記球体を昇降時に係合させる構成であることを特徴とする請求項1に記載の自転車のサドル昇降装置。
  3. 前記操作機構は、
    前記球体を前記球体受凹部に出没させる作動凹部を有するスライダと、
    前記スライダの作動凹部を常時脱出させるように付勢するスライダ付勢手段と、
    前記スライダを前記スライダ付勢手段の付勢力に抗して移動させる操作ワイヤと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の自転車のサドル昇降装置。
  4. 前記操作ワイヤは、ブレーキレバーの操作に連動して操作され、
    ブレーキ開放時は、前記球体を前記球体受凹部に没入させて前記シートポスト内筒を保持し、
    ブレーキ操作時は、前記球体を前記球体受凹部から脱出させて前記シートポスト内筒を昇降させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自転車のサドル昇降装置。
  5. 前記ブレーキ開放時及び前記ブレーキ操作時は、
    前輪ブレーキ及び後輪ブレーキの同時、または別々にブレーキ開放時及びブレーキ操作時であることを特徴とする請求項4に記載の自転車のサドル昇降装置。
  6. 前記操作ワイヤは、ブレーキレバーと独立した操作レバーによって操作されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自転車のサドル昇降装置。
  7. スイッチによって駆動される電磁石を備え、
    前記操作ワイヤは、前記電磁石によって操作されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自転車のサドル昇降装置。
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