JP5346129B1 - ブレーキ作動装置一体式ハンドルグリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】
グリップを回すことでブレーキ制動ができて歩行者の飛び出しなどの緊急時に素早く対応でき、且つブレーキレバーの無いシンプルで見栄えの良い自転車を提供する。
【解決手段】 グリップを軸心周りに回転自在とし、且つグリップまたはグリップと一体で回転する連続体の一部にブレーキワイヤーの先端を係止し、グリップを回すことでブレーキワイヤーが引かれブレーキが作動するブレーキ作動装置一体式のグリップとした。
【選択図】図1
グリップを回すことでブレーキ制動ができて歩行者の飛び出しなどの緊急時に素早く対応でき、且つブレーキレバーの無いシンプルで見栄えの良い自転車を提供する。
【解決手段】 グリップを軸心周りに回転自在とし、且つグリップまたはグリップと一体で回転する連続体の一部にブレーキワイヤーの先端を係止し、グリップを回すことでブレーキワイヤーが引かれブレーキが作動するブレーキ作動装置一体式のグリップとした。
【選択図】図1
Description
本発明は、ハンドルグリップおよびブレーキ作動装置の改良に関するものである。
従来の自転車はハンドルグリップとブレーキレバーが別体となっており、グリップに手をかけた状態でブレーキレバーを引いて制動するのが一般的である。例外として、グリップを回してブレーキ制動するものが特許出願されている。以下にブレーキ制動方法が記載された文献の一例を示す。
文献1は、グリップとブレーキレバーが別体構成でグリップに手をかけた状態でブレーキレバーを引いて制動する一般的ものである。文献2は、グリップを回すことでブレーキワイヤーを引いて制動するものであるが、ワイヤーがハンドルパイプの内部に配索されているため整備性に難があり、またワイヤーの引き代がグリップ回転によるネジのリード分しかない為その引き量は微少でありブレーキの遊び調整が難しい機構である。
本発明の狙いは、グリップを回すことでブレーキが制動し、且つワイヤー配索やブレーキの遊び調整が従来一般的なものと同様に容易なものとすることである。
本発明の狙いは、グリップを回すことでブレーキが制動し、且つワイヤー配索やブレーキの遊び調整が従来一般的なものと同様に容易なものとすることである。
グリップを中心軸周りに回転自在とし、且つグリップの一部にブレーキワイヤーの先端を係止し、グリップを回すことでその回転方向にブレーキワイヤーが引かれブレーキが作動する、ブレーキ作動装置一体式のグリップとした。
本案発明によれば、走行中常に握っているグリップを回すことでブレーキがかかるため歩行者の飛び出しなどの緊急時にも素早く対応できる。
以下、本発明の実施例について図を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施例であり、後方から見た図である。図2は図1のグリップ(3)を軸心で切った断面を横方向から見た図である。ハンドルバー(1)にグリップ軸(2)が略上下を向くように固定されており、グリップ軸(2)には玉状のグリップ(3)が回転自在に挿入されている。またハンドルバー(1)にはアウターケーブル端係止具(4)が固定されており、アウターケーブル端係止具(4)にはアウターケーブル(5)の端部が係止されている。アウターケーブル(5)から出ているブレーキワイヤー(6)の先端はグリップ(3)と一体となったワイヤー端係止具(7)に係止されている。
図1は本発明の第1の実施例であり、後方から見た図である。図2は図1のグリップ(3)を軸心で切った断面を横方向から見た図である。ハンドルバー(1)にグリップ軸(2)が略上下を向くように固定されており、グリップ軸(2)には玉状のグリップ(3)が回転自在に挿入されている。またハンドルバー(1)にはアウターケーブル端係止具(4)が固定されており、アウターケーブル端係止具(4)にはアウターケーブル(5)の端部が係止されている。アウターケーブル(5)から出ているブレーキワイヤー(6)の先端はグリップ(3)と一体となったワイヤー端係止具(7)に係止されている。
図3は図1のグリップ軸をハンドルバーの直上で切り、下方から見た図である。グリップ(3)はグリップ軸(2)を中心に回転自在であり、グリップ(3)を回すことでワイヤー端係止具(7)も回転しブレーキワイヤー(6)が引かれる。
図4は図3に対し、グリップ(3)を回した状態の図であり、アウターケーブル(5)はアウターケーブル端係止具(4)で係止されて動かないが、ブレーキワイヤー(6)はグリップ(3)を回した分だけ引かれブレーキが作動する。
本実施例では、グリップ軸(2)を略上下を向くように設定し、グリップ(3)を玉状としているが、これにより上方からグリップ(3)を掴んで操作できることで手首の自由度が増し、特許文献2のような棒状で左右に向いたものよりもグリップ(3)が回しやすくなっている。
図4は図3に対し、グリップ(3)を回した状態の図であり、アウターケーブル(5)はアウターケーブル端係止具(4)で係止されて動かないが、ブレーキワイヤー(6)はグリップ(3)を回した分だけ引かれブレーキが作動する。
本実施例では、グリップ軸(2)を略上下を向くように設定し、グリップ(3)を玉状としているが、これにより上方からグリップ(3)を掴んで操作できることで手首の自由度が増し、特許文献2のような棒状で左右に向いたものよりもグリップ(3)が回しやすくなっている。
図5は本発明の第2実施例であり、第1実施例に対しアウターケーブル端係止具(4)をグリップ軸(2)に固定したものである。
図6は図5のグリップ軸(2)をハンドルバー(1)の直上で切り、下方向から見た図である。グリップ(3)を回すことでブレーキを作動させる機構は第1実施例と同様である。
図7はグリップ(3)に突起(8)を設けたものである。ブレーキを強く効かせる場合に突起(8)に指をかけて回すことでグリップ(3)を回し易くなる。
図6は図5のグリップ軸(2)をハンドルバー(1)の直上で切り、下方向から見た図である。グリップ(3)を回すことでブレーキを作動させる機構は第1実施例と同様である。
図7はグリップ(3)に突起(8)を設けたものである。ブレーキを強く効かせる場合に突起(8)に指をかけて回すことでグリップ(3)を回し易くなる。
図8は本発明の第3実施例を後方から見た図である。図9は、図8のグリップを軸心で切った断面を横方向から見た図である。
ハンドルバー(1)にはグリップ心棒保持具(10)が固定され、グリップ(2)にはグリップ心棒(9)が一体に結合されており、グリップ心棒(9)はグリップ心棒保持具(10)の穴に回転自在に挿入され、抜け防止具(11)で抜け出さないように係止されている。また、抜け防止具(11)にはワイヤー端係止具(7)が一体に結合されており、第1の実施例同様、グリップ(3)を回すことでブレーキワイヤー(6)が引かれる。
ハンドルバー(1)にはグリップ心棒保持具(10)が固定され、グリップ(2)にはグリップ心棒(9)が一体に結合されており、グリップ心棒(9)はグリップ心棒保持具(10)の穴に回転自在に挿入され、抜け防止具(11)で抜け出さないように係止されている。また、抜け防止具(11)にはワイヤー端係止具(7)が一体に結合されており、第1の実施例同様、グリップ(3)を回すことでブレーキワイヤー(6)が引かれる。
本発明は、自転車や電動バイクなどグリップ部にブレーキ作動装置を有する乗り物に適用される。
1 ハンドルバー
2 グリップ軸
3 グリップ
4 アウターケーブル端係止具
5 アウターケーブル
6 ブレーキワイヤー
7 ワイヤー端係止具
8 突起
9 グリップ心棒
10 グリップ心棒保持具
11 抜け防止具
2 グリップ軸
3 グリップ
4 アウターケーブル端係止具
5 アウターケーブル
6 ブレーキワイヤー
7 ワイヤー端係止具
8 突起
9 グリップ心棒
10 グリップ心棒保持具
11 抜け防止具
Claims (1)
- グリップを、略上下方向を向くように配した軸心周りに回転自在とし、且つグリップまたはグリップと一体で回転する連続体の一部にブレーキワイヤーの先端を係止し、一方ハンドルバー側にはアウターケーブルの端部を係止し、グリップを回すことでその回転方向にアウターケーブルから出ているブレーキワイヤーが引かれブレーキが作動するようにした、ブレーキ作動装置一体式のグリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013035228A JP5346129B1 (ja) | 2013-02-25 | 2013-02-25 | ブレーキ作動装置一体式ハンドルグリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013035228A JP5346129B1 (ja) | 2013-02-25 | 2013-02-25 | ブレーキ作動装置一体式ハンドルグリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5346129B1 true JP5346129B1 (ja) | 2013-11-20 |
JP2014162365A JP2014162365A (ja) | 2014-09-08 |
Family
ID=49764873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013035228A Expired - Fee Related JP5346129B1 (ja) | 2013-02-25 | 2013-02-25 | ブレーキ作動装置一体式ハンドルグリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5346129B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101551883B1 (ko) * | 2014-07-29 | 2015-09-18 | 경성대학교 산학협력단 | 차량용 핸드 브레이크 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB524615A (en) * | 1939-02-03 | 1940-08-09 | Thomas Arthur Tisdell | Improvements in or relating to twist grip controls for bowden transmission mechanism |
JPH08239075A (ja) * | 1995-03-06 | 1996-09-17 | Masahaya Yamamoto | 競技用自転車のエアロブレーキ |
DE10117532A1 (de) * | 2001-04-07 | 2001-08-16 | Horst Franke | Vorderradbremsvorrichtung für Miniroller (Kickboard) |
US20020005619A1 (en) * | 2000-07-07 | 2002-01-17 | Cote Gary P. | Wheelbarrow braking system |
-
2013
- 2013-02-25 JP JP2013035228A patent/JP5346129B1/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB524615A (en) * | 1939-02-03 | 1940-08-09 | Thomas Arthur Tisdell | Improvements in or relating to twist grip controls for bowden transmission mechanism |
JPH08239075A (ja) * | 1995-03-06 | 1996-09-17 | Masahaya Yamamoto | 競技用自転車のエアロブレーキ |
US20020005619A1 (en) * | 2000-07-07 | 2002-01-17 | Cote Gary P. | Wheelbarrow braking system |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101551883B1 (ko) * | 2014-07-29 | 2015-09-18 | 경성대학교 산학협력단 | 차량용 핸드 브레이크 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014162365A (ja) | 2014-09-08 |
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