JP6060405B1 - 弓形スライドブレーキ - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレーキレバーの一部が回動、スライドすることができることにより、支点と力点間の長さが延長できて、延長操作時にブレーキワイヤー以外の操作が出来て、人指し指一本でも適宜な制動効果が得られ、緊急時にも充分な制動力を得ることが出来るブレーキ機構を提供する。【解決手段】小弓形部と連結部と大弓形部とスライド基部と基台部とを備え、小弓形部は連結部を中心として大弓形部に弾性的に回動自在に連結され、大弓形部はスライド基部に対し、半包み状、または鞍乗り状に支持され、弾性的に、スライド自在であることにより支点と力点間の長さを延長することが出来て、小弓形部内円に人差し指を掛けた状態で他の指でハンドルを握って操向できて、適宜な制動力から、強力な制動力まで幅広く、場面、状況に応じた制動力を得ることが出来る。【選択図】図3

Description

本発明は自転車、自動自転車、車椅子等の手動ブレーキに関するものである。詳しくは、支点から力点までの長さを延長することが出来て、延長機能操作時に他の機能も作動させることが出来て、さらには弱い制動力から強い制動力まで、適宜に、対応する車輪を、加減、調整して制動できるブレーキに関するものである。
一般的な自転車、自動自転車、介助用車椅子等のブレーキレバーは、支点から力点間の長さが決まっており、この長さを延長することが出来ない。
一般的な自転車、自動自転車、介助用車椅子等のブレーキレバーの機構は1レバー一操作であり、複数の操作をするためには複数のレバーまたは部品を取り付ける必要がある。
ブレーキレバーの一部を回動させる、あるいはスライドさせることにより支点と力点間の長さが延長できて、人指し指一本で適宜な制動力が得られる、という特徴を持つブレーキレバーもまた、現在のところ、市販のものには見当たらない。
さらには、前項記載の操作時にブレーキワイヤーを作動させる以外の操作が出来る機能を持つブレーキ機構も市販のものには見当たらない。
握力が弱い高齢者用の歩行機具や、弱くても適宜な制動力が必要な介助用車椅子のブレーキや、手動クランクを回転させながらグリップを放さず、対応する車輪を制動できるブレーキ機構は現在のところ、市販のものには見当たらない。
レースに出場するための自転車、自動自転車、等のブレーキ機構はそれなりの強力な制動力が必要であるが、高齢者、障害者、病弱者の方々の為の各種機具や、手動クランクで走行する車椅子や、被介助者を乗せて運ぶための介助用車椅子等のブレーキ機構は使用場面、状況において、安全、確実で、適宜な制動力を得られることが望まれる。
特開2014−162365号公報 特開2013−184693号公報 特開2011−194993号公報 登録実用新案 第3010352号公報
特許文献1及び特許文献2の構造は、いずれもブレーキワイヤーを一本だけ牽引する構造である。
特許文献3には、ブレーキレバーの中ほどにウインカスイッチが取り付けられた構造が示されており、特許文献4にはブレーキレバーとクラッチレバーとが重ねられて設置されているが、1レバー、または一部品に付き一操作である。
いずれの特許文献に記載された発明も、制動力の強弱を加減、調整できるものではないし、一部品に付き一操作であり、他の機能を備えていない。
また、前記段落(0006)(0007)項記載のような手動クランクで走行する型の機具や介助用車椅子に適合する、安全、確実で、場面、状況に応じた適宜な制動力を得ることができるブレーキ機構も必要と思われる。
本発明は以上の点に鑑みて創案されたものであり、安全で、確実に、弱い制動力から強い制動力まで、場面、状況に応じて、加減、調整された制動力で、対応する車輪を制動することが出来て、ブレーキレバーがブレーキワイヤーを作動させる以外の機能を持つこともできるブレーキ機構を提供することを目的とする。
語句、及び、形状の説明として、小弓形部は円弧の張り出す部分が使用者の親指側、または、小指側を向く形状で設置され、回動の後、手前側を向く形状で使用され、大弓形部とスライド基部の形状は、円弧の張り出す部分が使用者の手先側を向く形状で設置され、使用される。
複数の操作が出来て、複数の機能を持ち、複数の作動効果を得ることが出来て、弱い制動力から強い制動力まで、幅広く、しかも、適宜な制動力を得ることが出来るブレーキ機構を提供する。
本発明の弓形スライドブレーキは、小弓形部と連結部と大弓形部とスライド基部とを備え、組み合わされ、一体化されたブレーキレバーを備える。
本発明の弓形スライドブレーキは、大弓形部外円に各指用凹部が設けられており、設けられた各指用凹部に人指し指から小指までの四指を配置することができる。
本発明の弓形スライドブレーキの小弓形部は、連結部を介し大弓形部に連結されており、小弓形部は連結された大弓形部に対し連結部を中心として略同じ平面内で弾性的に回動自在に取り付けられるものとする。
本発明の弓形スライドブレーキの大弓形部は、半包み状、または、鞍乗り状で、スライド基部に支持され、大弓形部はスライド基部上をスライド基部と略同じ平面内で略直線状に、または、略同心円弧状にスライドすることができる構造とする。
本発明の弓形スライドブレーキは、小弓形部と大弓形部とを連結する連結部の回動軸を小弓形部と一体となり回動する構造とし、回動軸の一部に係止用鉤爪を設け、スライド基部の親指側端に鉤爪用係止孔が開けられ、小弓形部の回動前には大弓形部がスライド基部に係止されるが、小弓形部の回動時に係止が解除され、大弓形部が弾性的にスライド可能になるようにすることもできる。
尚、この形状及び機能は本発明の弓形スライドブレーキの機構に採用されてもよいし、採用されなくてもよい。
本発明の弓形スライドブレーキは、前記(0019)項記載の大弓形部がスライド可能となる構造により、大弓形部尾部にスライドワイヤー、または、歯車を回転させるための鉤爪を取り付けることが出来て、大弓形部がスライド基部上をスライドする時に、大弓形部尾部に取り付けられたスライドワイヤー、または、鉤爪を作動させ、ブレーキ機能以外の他の機能を作動させることができる。
尚、この形状及び機能は本発明の弓形スライドブレーキの機構に採用されてもよいし、採用されなくてもよい。
本発明の弓形スライドブレーキは、変更改良することにより、設置されるハンドルパイプの小指側にも親指側にも設置することができる構造であり、取り付けられたハンドルパイプと略同じ平面内で支点を中心として弾性的に回動可能であり、作用点に係止され、係動されるブレーキワイヤーの他端に取り付けられたブレーキシューを作動させ、
対応する車輪を制動することができる。
本発明の弓形スライドブレーキの連結部の径を大きくする変更改良をし、連結部の中心となる回動軸が小弓形部と一体となり回動する構造とし、同回動軸に回動軸ワイヤー取り付け部を設け、回動軸ワイヤーを取り付け、小弓形部の回動により取り付けられた回動軸ワイヤーを巻き上ることができる構造とすれば、回動軸ワイヤーの作動により他の機能を作動させることができる。
尚、この形状及び機能は本発明の弓形スライドブレーキの機構に採用されてもよいし、採用されなくてもよい。
本発明の弓形スライドブレーキは、小弓形部が回動することにより支点と力点間の長さを延長することができて、親指、中指、薬指、小指の四指でグリップを掴んだ状態で、回動させた小弓形部内円に人指し指を常時配置することができて、配置された人指し指一本の操作で、即時に、適宜な、制動力を得ることが出来る。
本発明の弓形スライドブレーキは、大弓形部をスライド基部上でスライドさせることができて、この操作により、前項同様に支点と力点間の長さをさらに延長することができて、ブレーキ作動時の制動効果をより大きくすることができる。
本発明の弓形スライドブレーキは、小弓形部を回動させて小弓形部内円に人指し指を配置し、さらに、大弓形部をスライドさせて、力点と作用点間の長さを延長させ、中指、薬指、小指を、前記段落(0024)項記載の状態から握り替えて、大弓形部外円に力点として設けられた凹部に、中指、薬指、小指の各指を掛けて、親指と小弓形部内円に掛けられた人指し指と共に強く加力すれば、強い制動力を得ることができる。
本発明の弓形スライドブレーキは、前記段落(0020)項、および、(0023)項記載の構造を採用せず、前記段落(0019)項、および、(0021)項記載の機能を採用し、大弓形部をスライド基部上でスライドさせる操作をすることで、大弓形部尾部に取り付けられたスライドワイヤー、または、鉤爪を作動させることができて、ブレーキ機能以外のスライドワイヤーの作動による機能だけを作動させることもできる。
尚、この構造を採用する場合、大弓形部は弾性的にスライド可能とすることもできる。
前記段落(0024)(0025)(0026)項記載の構造により、本発明の弓形スライドブレーキは確実で適宜な制動力から、強くて確実な制動力まで、幅広く、安全、確実な、制動力を得ることができる。
前記段落(0027)項記載の操作により、ギアチェンジやクラッチ操作などのブレーキを作動させる以外の機能を操作することができて、作動させることができる。
また、本発明の弓形スライドブレーキは、支点と作用点を変更改良し、作用点が、取り付けられたグリップ内パイプの小指側開口部に位置することもできて、介助用の手押しの車椅子等のハンドルに取り付けることができて、被介助者が高齢者や病弱者の方々である場合でも、特段の安全性、確実性と、場面、状況に応じて、適宜で、柔らかく優しい制動力を得ることができる。
本発明の弓形スライドブレーキは、略水平に握って略垂直に回転させる型の手動クランクのグリップ内パイプにも取り付けることができて、手動クランクを回転させながらでもブレ−キを作動させて制動効果を得ることができる。
本発明の弓形スライドブレーキは、支点と作用点が変更改良され、作用点が取り付けられたハンドルパイプの小指側開口部に位置することにより、略垂直に握って略垂直に回転させる型の手動クランクのグリップ内パイプに取り付けることができて、手動クランクを回転させながらでもブレ−キを作動させることができる。
本発明の弓形スライドブレーキは、曲がった型のハンドルパイプにも取り付けることができて、人指し指だけで、または、人指し指と中指で、あるいは人指し指から小指までの四指で、ブレーキレバーを操作することができる。
本発明の弓形スライドブレーキは、小弓形部を回動させず、大弓形部もスライドさせず、大弓形部外円に設けられた各指用凹部に人指し指から小指までの四指を配置し、同四指と親指を合せた五指で大弓形部に加力し、ブレーキ機能だけを機能させることもできる。
本発明の弓形スライドブレーキは、大弓形部外円に設けられた各指用凹部に人指し指から小指までの四指を配置し、大弓形部だけをスライドさせ、スライドワイヤーだけを作動させることができる。
小弓形部と大弓形部を連結する連結部を大きくし、小弓形部と回動軸が一体となり回動する構造とし、回動軸の一部に回動軸ワイヤー取り付け部を設け、同回動軸ワイヤー取り付け部に係止され、係動される回動軸ワイヤーを取り付けることができて、小弓形部の回動時に操作、作動できるようにすることができる。
この構造が採用される場合は大弓形部がスライドされなくてもスライドワイヤーが作動される効果と同じ効果を得ることが出来るし、また、スライドワイヤーと回動軸ワイヤーは別々の機能を持たせることも出来る。
尚、本発明の弓形スライドブレーキの機構は、前記段落(0036)項記載の機構が採用されてもよいし、採用されなくてもよい。
また、本発明の弓形スライドブレーキは、大弓形部に対し、小弓形部が略同じ平面内で連結部を中心として弾性的に回動可能であれば、必ずしもスライド基部を備えなくてもよい。
また、本発明の弓形スライドブレーキは、スライド基部を備え、大弓形部がスライド基部に対し略同じ平面内でスライド可能であれば、大弓形部に対し、小弓形部は略同じ平面内で連結部を中心として必ずしも弾性的に回動可能でなくてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記された発明の効果の説明における機構要素を周知の機構要素に置き換えることは適宜可能であり、又、前述の変更改良例も含み、適宜組み合わせても良いし、機械的構造、機能と操作、作動効果を、矛盾しない範囲で組み合わせても良い。
本発明の弓形スライドブレーキの、当初の状態の支点から力点間長さをAで示し、弓形スライドブレーキが略水平型ハンドルパイプに取り付けられた場合の使用者側から見た俯瞰概略平面図である。 本発明の弓形スライドブレーキの小弓形部が、大弓形部に対し回動することができて、支点から力点間長さがBで示される部分だけ延長されることを示す俯瞰概略平面図である。 本発明の弓形スライドブレーキの小弓形部が、大弓形部に対し回動することができて、大弓形部がスライド基部に対しスライドできることを示し、(図2)のA+Bに示される支点から力点間長さがCで示される部分だけさらに延長されるとともに、大弓形部尾部に取り付けられたスライドワイヤーが作動されることを示す俯瞰概略平面図である。 本発明の弓形スライドブレーキの小弓形部が、大弓形部に対し、回動することができて、小弓形部内円に配置された人指し指で、弓形スライドブレーキのブレーキ機能を作動させることができることを破線の手形図により示す俯瞰概略平面図である。 本発明の弓形スライドブレーキの小弓形部が大弓形部に対し、回動することができて、大弓形部がスライド基部に対しスライドできることを示し、小弓形部内円に人指し指を、大弓形部外円に中指、薬指、小指をかけることができて、親指との五指で強い加力を加えることができることを破線の手形図で示した俯瞰概略平面図である。 本発明の弓形スライドブレーキの大弓形部尾部に、鉤爪を取り付けることができることを示した俯瞰概略平面図である。 本発明の弓形スライドブレーキが、グリップを略水平に握って略垂直に回転させる型の手動クランクのハンドルのグリップ内パイプに取り付けることができて、使用者は、手動クランクも、弓形スライドブレーキも、共に、操作できることを破線の手形で示した俯瞰概略平面図である。 本発明の弓形スライドブレーキが、グリップを略水平に握って略垂直に回転させる型の手動クランクのハンドルのグリップ内パイプに取り付けることができて、使用者は、手動クランクも、弓形スライドブレーキも、共に、操作できることを破線の手形図で示した概略正面図である。 支点と作用点が変更改良された本発明の弓形スライドブレーキが、介助用車椅子のハンドルパイプに取り付けられ、ハンドルを押しながら、親指、中指、薬指、小指で車椅子のグリップを握りながら、人指し指で弓形スライドブレーキを操作することができることを破線の手形図で示した概略側面図である。 支点と作用点が移設改良された本発明の弓形スライドブレーキが、グリップを略垂直に握って略垂直に回転させる型の手動クランクのグリップ内パイプに取り付けることができて、使用者は、手動クランクも、スライドブレーキも、共に、操作できることを破線の手形図で示した概略側面図である。 支点と作用点が移設改良された本発明の弓形スライドブレーキが、グリップを略垂直に握って略垂直に回転させる型の手動クランクのグリップ内パイプに取り付けることができて、使用者は、手動クランクも、弓形スライドブレーキも、共に、操作することができることを破線の手形図で示した概略正面図である。 支点と作用点が使用者の親指側に変更改良された本発明の弓形スライドブレーキは、ハンドルパイプの親指側に取り付けることができて、使用者は通常の形で操作できることを示した俯瞰概略平面図である。 支点と作用点が使用者の親指側に変更改良された本発明の弓形スライドブレーキは、ハンドルパイプの親指側に取り付けることができて、小弓形部も大弓形部も、使用者は、ハンドルパイプの小指側に取り付けられた形での操作と同じように操作できることを破線の手形図で示した俯瞰概略平面図である。 本発明の弓形スライドブレーキの、小弓形部と大弓形部間の連結部が大型に変更改良され、小弓形部の回動と共に一体として回動する回動軸に回動軸ワイヤーを取り付けることができることを示す部分拡大概略図である。 本発明の弓形スライドブレーキの、小弓形部と大弓形部間の連結部が大型に変更改良され、小弓形部の回動時に回動軸に取り付けられた回動軸ワイヤーを作動させることができることを示す部分拡大概略図である。
以下、本発明の弓形スライドブレーキ1を、図面を参照しながら説明する。
本発明の弓形スライドブレーキ1は、小弓形部2と連結部5と大弓形部6とスライド基部10と基台部11で構成されるブレーキレバー26を備え、ブレーキレバー26は支点12を軸心として弾性的に回動自在である構造となる。(図1参照。)
本発明の弓形スライドブレーキ1は、当初の状態である図1の支点12と力点間長さA27に加えて、小弓形部2が回動することにより、小弓形部内円4が新たに力点となり、延長長さB28で示される分だけ、支点12と力点間長さが延長される構造となる。(図1、図2参照。)
大弓形部6はスライド基部10に対しスライド可能であり、支点12と力点間長さA27+延長長さB28に加えて、延長長さC29で示される分だけ支点12と力点間長さをさらに延長することができて、大弓形部6がスライド基部10に対しスライドすることにより、スライドワイヤー18を作動させることができる構造となる。
尚、大弓形部は弾性的にスライド可能とすることもできる。(図3参照。)
本発明の弓形スライドブレーキ1の、ブレーキレバー26の一部である小弓形部内円4に人差し指を掛けて、人指し指一本でブレーキレバー26を作動させることができる構造となる。(図4参照。)
本発明の弓形スライドブレーキ1の、小弓形部内円4に人指し指を配置し、大弓形部6外円に設けられた各指用凹部9に、中指、薬指、小指を配置し、親指と共に強く加力することにより、強い制動力を得ることが出来る構造となる。(図5参照。)
本発明の弓形スライドブレーキ1の、ブレーキレバー26の一部である大弓形部尾部8に鉤爪22を設置することもできる構造となる。(図6参照。)
本発明の弓形スライドブレーキ1は、グリップ20を略水平に握って略垂直に回転させる型の手動クランクのハンドルのグリップ内パイプ21に取り付けることができて、使用者は、手動クランクも、弓形スライドブレーキ1も、共に、操作できる構造となる。(図7、図8参照。)
本発明の弓形スライドブレーキ1は、支点12と作用点13を変更改良することにより、介助用車椅子のハンドルパイプ31に取り付けることができて、親指、中指、薬指、小指で介助用車椅子のグリップ20を握って車椅子を押しながら、人指し指で弓形スライドブレーキ1を操作することができる構造となる。(図9参照。)
支点12と作用点13が変更改良された本発明の弓形スライドブレーキ1は、グリップ20を略垂直に握って略垂直に回転させる型の手動クランクのグリップ内パイプ21に取り付けることができて、使用者は、手動クランクも、スライドブレーキ1も、共に、操作できる構造となる。(図10、図11参照。)
図12に示されるように、支点12と作用点13が変更改良された本発明の弓形スライドブレーキ1は、ハンドルパイプ31の親指側に取り付けることができて、使用者は通常の形で操作できる構造となる。(図12参照。)
本発明の弓形スライドブレーキ1は、ハンドルパイプ31の親指側に取り付けることができて、小弓形部2も大弓形部6も、使用者は、ハンドルパイプ31の小指側に取り付けられた形での操作と同じように操作できる構造となる。(図13参照。)
小弓形部2と大弓形部6とを連結する連結部5を大きくし、回動軸を小弓形部2の回動とともに回動する構造とし、回動軸の一部に回動軸ワイヤー取り付け部32を設け、同部32に係止され、係動される回動軸ワイヤー33を取り付けることができて、小弓形部2の回動時に、操作、作動できるようにすることができる。
この構造が採用される場合は、大弓形部6がスライドされなくても同じ効果を得ることが出来るし、また、スライドワイヤー18と回動軸ワイヤー33は別々の機能を持たせることも出来る。(図14、図15参照。)
尚、この形状及び機能は本発明の弓形スライドブレーキ1の機構に採用されてもよいし、採用されなくてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記された実施形態の説明における機構要素を、周知の機構要素に置き換えることは適宜可能であり、又、前述の変更改良例も含み、適宜組み合わせても良いし、機械的構造、機能と操作、作動効果を、矛盾しない範囲で組み合わせても良い。
本発明の弓形スライドブレーキは、略水平型のハンドルパイプの小指側に取り付けることができて、ハンドルパイプに巻かれたグリップを、親指、中指、薬指、小指の四指で握った状態で、人指し指をブレーキレバーの一部である小弓形部内円に掛けておくことができて、必要な場合は人指し指に加力すれば対応する車輪を制動することができる。
また、支点と作用点を親指側に変更改良すれば、ハンドルパイプの親指側に取り付けることができる。
本発明の弓形スライドブレーキは、グリップを略水平に握って略垂直に回転させて推進力を得る型の手動クランクのグリップ内パイプに取り付けることができる。
本発明の弓形スライドブレーキは、グリップを略垂直に握って略垂直に回転させて推進力を得る型の手動クランクのグリップ内パイプに取り付けることができる。
前記(0050)項記載のように、支点と作用点の位置が変更改良された本発明の弓形スライドブレーキは、介助用車椅子のハンドルパイプに取り付けることができる。
同じく、一般的な略水平型のハンドルの自転車や車椅子に、作用点がハンドルパイプの小指側開口部に位置するように変更改良された本発明の弓形スライドブレーキが取り付けられた場合、ブレーキワイヤーと保護するアウターケーブルが、ハンドルパイプの小指側開口部を導入部として、各車躯体を構成するフレームパイプの中空部を経由し、作動部に到達される構造とすることができて、外部に露出されないので、アウターケーブルの絡み事故率が軽減される。
本発明の弓形スライドブレーキは、大弓形部が弾性的にスライド可能であれば、大弓形部をスライドさせ、また、戻ることにより、クラッチ操作やギアチェンジ操作ができる。
本発明の弓形スライドブレーキの小弓形部と大弓形部を連結する連結部を大きくし、小弓形部と回動軸が一体として回動する構造とし、小弓形部の回動により回動する回動軸の一部に回動軸ワイヤー取り付け部を設け、回動軸ワイヤーを取り付けることができて、小弓形部の回動時に操作、作動できるようにすることができる。
この構成が採用された場合は、大弓形部がスライドされなくても同じ効果を得ることが出来るし、回動軸ワイヤーとスライドワイヤーとは別々の機能を持たせることも出来る。
また、本発明の弓形スライドブレーキの機構は、本段落項記載の構造が採用されてもよいし、採用されなくてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記された利用可能性の説明における機構要素を周知の機構要素に置き換えることは適宜可能であり、又、前述の変更改良例も含み、適宜組み合わせても良いし、機械的構造、機能と操作、作動効果を、矛盾しない範囲で組み合わせても良い。
1.弓形スライドブレーキ
2.小弓形部
3.小弓形部尾部
4.小弓形部内円
5.連結部
6.大弓形部
7.大弓形部頭部
8.大弓形部尾部
9.各指用凹部
10.スライド基部
11.基台部
12.支点
13.作用点
14.ブレーキワイヤー係止部
15.ブレーキワイヤー
16.緊結係止部
17.スライドワイヤー係止部
18.スライドワイヤー
19.アウターケーブル
20.グリップ
21.グリップ内パイプ
22.鉤爪
23.歯車
24.クランクシャフト
25.クランクギア
26.ブレーキレバー
27.支点と力点間長さA
28.延長長さB
29.延長長さC
30.駆動力伝道部
31.ハンドルパイプ
32.回動軸ワイヤー取り付け部
33.回動軸ワイヤー
34.回動軸ワイヤー作動範囲












































Claims (3)

  1. 円弧の張り出す方向が使用者の手前方向である状態で使用される小弓形部と、略円形で回動自在である連結部と、円弧の張り出す方向が使用者の手先方向である状態で使用される大弓形部とを備えるブレーキレバーであり、小弓形部は連結部を介して大弓形部に取り付けられており、取り付けられた大弓形部に対し、小弓形部は略同じ平面内で連結部を中心として弾性的に回動可能であり、各部を含むブレーキレバーは取り付けられたハンドルパイプと略同じ平面内で支点を中心として弾性的に回動可能である弓形スライドブレーキ。
  2. 請求項1記載の弓形スライドブレーキにおいて、大弓形部を支持するスライド基部を備え、大弓形部はスライド基部に半包み状、または、鞍乗り状で支持され、スライド基部上をスライド基部と略同じ平面内で略直線状に、または、略同心円弧状にスライド可能である弓形スライドブレーキ。
  3. 円弧の張り出す方向が使用者の手前方向である状態で使用される小弓形部と、略円形で回動自在である連結部と、円弧の張り出す方向が使用者の手先方向である状態で使用される大弓形部と、大弓形部を支持するスライド基部とを備え、大弓形部はスライド基部に対し略同じ平面内で略直線状に、または、略同心円弧状に、弾性的にスライド可能であり、各部を含むブレーキレバーは取り付けられたハンドルパイプと略同じ平面内で支点を中心として弾性的に回動可能である弓形スライドブレーキ。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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