JP5636223B2 - マットレス - Google Patents

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Description

この発明は、クッションやマットレスなどに関連するものであり、特に体圧の集中を回避して分散可能なマットレスを製造、提供する分野は勿論のこと、その輸送、保管、組み立ておよび設置に必要となる設備、器具類を提供、販売する分野から、それら資材や機械装置、部品類に必要となる素材、例えば、木材、石材、各種繊維類、プラスチック、各種金属材料等を提供する分野、それらに組み込まれる電子部品やそれらを集積した制御関連機器の分野、各種計測器の分野、当該設備、器具を動かす動力機械の分野、そのエネルギーとなる電力やエネルギー源である電気、オイルの分野といった一般的に産業機械と総称されている分野、更には、それら設備、器具類を試験、研究したり、それらの展示、販売、輸出入に係わる分野、将又、それらの使用の結果やそれを造るための設備、器具類の運転に伴って発生するゴミ屑の回収、運搬等に係わる分野、それらゴミ屑を効率的に再利用するリサイクル分野などの外、現時点で想定できない新たな分野までと、関連しない技術分野はない程である。
(着目点)
病院、家庭のベッド上や敷き布団下などに用いて、クッション性能を高め、良質な睡眠が得られるようにするマットレスは、一般に発泡ウレタン樹脂や天然ゴムなどの柔軟性に富み、弾発性能に秀れた素材製のものとし、さらに、より快適に利用できるものを提供しようと、蒸れを防止できるよう通気性を高めたり、介護中の汚れを簡単に拭き取ることができるよう防水性を与えたもの、一層衛生的な利用を実現化可能とするよう防ダニ、滅菌性能を付与したものなど、様々な改良がなされている。
近年では、健常者は勿論のこと、腰痛や身体に障害をもつ人々が、腰や肩などの体圧を分散し、身体の一部に体重が集中するのを防止可能とするよう、ゲル状のクッション材を内臓したものや、エアや水などの流体、または、粒状体や粉体などの流動性の粒子を充填してなるものなど様々なマットレスが開発済みとなっているが、それらの使用感や快適性は、利用者各人の体質や健康状態、あるいは容態などによって様々であり、例えば、使用開始直後は良好であるが、長時間に渡って利用すると、やはり身体の一部に圧迫感が生じたりすることがあり、さらに、体圧を均質に分散することができるマットレスが求められている。
(従来の技術)
(従来の技術)
こうした状況を反映し、その打開策となるような提案もこれまでに散見されない訳ではない。
例えば、下記の特許文献1(1)に提案されているものに代表されるように、マットレスの表面部に、人の頭部、胸部、腰部および脚部に対応する4つの支持区画を設定し、夫々の支持区画毎に、人の頭部、胸部、腰部および脚部の各重量割合に比例する矩形面積に分割するよう、長手方向および幅方向の溝を刻設し、人体の部位毎に適度の体圧分散を可能とするようにしてなるものや、特許文献1(2)に見られるような、中わた間に配した中芯部に、長手方向または幅方向に貫通する凸条部の複数本を適宜間隔置き毎に平行するよう形成し、通気性を高めると共に体圧分散機能を付加してなるもの、または、同特許文献1(3)に開示されているもののように、柔軟性基材部の片面に山部分と谷部分とを規則的に形成し、谷部分の底部に貫通孔を穿設し、同柔軟性基材部の2枚を、互いの各山部分の先端同士を当接するよう重ね合わせて接着、結合してなるものなどが散見される。
しかし、前者特許文献1(1)に示されているようなマットレスは、その表面を縦横の溝で小さな矩形ブロック状に区画してなるものであって、各ブロック状部分は、当該マットレスの長手方向および/または幅方向に倒れ(撓み)易く、それ以外の方向には倒れ(撓み)にくく、荷重位置や向きによって体圧分散性能にムラが発生してしまうという欠点があり、特許文献1(2)の中芯部に複数本の凸状部を形成し、通気性を高めたものは、人体による荷重の方向に関わらず、平行に突設した各凸条部に直交する水平方向に、各突条部が倒れて体圧を分散するものであり、特に凸条部真上からの荷重を各凸条の長手方向に分散することができず、集中荷重を生じてしまうという致命的な欠点があり、同特許文献1(3)に開示されたものに代表するようなマットレスは、各山部分の先端同士を接着したものであるが、接着工程中の接合圧力などの作業条件によって各接着面積にムラを生じ易く、マットレス全体の厚みやクッション性能を安定させるよう生産するのが難しく、しかも各山部分の先端同士の接着面積が小さ過ぎる場合には、各山部分が、それら各垂直軸心回りの360°方向に容易に傾いてしまうものとなって、充分な耐圧性能および体圧分散性能を確保できなくなってしまうという致命的な欠点を生じる虞があった。
(1)特開平11−318646号公報 (2)実用新案登録第3080514号公報 (3) 実開昭55−171262号公報
(問題意識)
上述したとおり、従前までに提案のある各種体圧分散型のマットレスは、何れも体圧の分散性能にムラを生じ易く、生産工程を厳しく管理しなければならず、高品質を維持しながら効率的に大量生産するのが困難であるという欠点を残すものであり、永年、様々な利用者に対し、柔軟に対応して高い体圧分散性能を確保可能なマットレスの開発、提供にに携わり、既に自らにおいて特許第4346066号(特願2003−202832)を完成し、好評を博し続けてきている中、それらから得られた様々な知見、およびユーザーからの情報などに基づき、体圧分散機能上からは勿論のこと、製造工程上からも、その体圧分散機能を正確且つ効率的に実現可能とするための構成につき、更なる改善の可能性を痛感するに至ったものである。
(発明の目的)
そこで、この発明は、利用者の体形や体重などの違いにも広く、柔軟に対応可能であり、一段と体圧分散性能に秀れる共に、その体圧分散機能を正確且つ効率的に大量生産可能な新たなマットレス技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造のマットレスを実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
(発明の構成)
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明のマットレスは、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、2枚の弾性シート体の中の少なくとも何れか一方の弾性シート体は、その平板状主体部の貼着がわ平坦面から複数個の短柱状突部を、均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型したものとなし、何れか他方の弾性シート体平板状主体部の長手方向寸法の中央寄りの幅寸法方向に渡る適宜帯状範囲に、台状肉厚部を形成し、且つ、同長手方向寸法の該台状肉圧部を形成した中央寄り帯状範囲を除く、同長手方向寸法の両端寄りとなる、幅寸法方向に渡る貼着がわ平坦面適宜帯状範囲から複数個の短柱状突部を、均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型したものとなし、何れか他方の弾性シート体平板状主体部の台状肉厚部および各短柱状突部の各先端平坦面に対し、何れか一方の弾性シート体各短柱状突部の先端平坦面を夫々当接、接着し、両弾性シート体を積層状に一体化してなるものとした構成からなるマットレスである
そして、これら基本的な構成によるマットレスには、2枚の弾性シート体の各平板状主体部の長手方向寸法の中央寄りの幅寸法方向に渡る適宜帯状範囲に、台状肉厚部を形成し、且つ、同長手方向寸法の該台状肉厚部を形成した中央寄り帯状範囲を除く、同長手方向寸法の両端寄りとなる、幅寸法方向に渡る貼着がわ平坦面適宜帯状範囲から複数個の短柱状突部を、均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型したものとなし、各弾性シート体のそれら各短柱状突部および台状肉厚部の各先端平坦面を夫々当接、接着し、両弾性シート体を積層状に一体化してなるものとした構成からなるマットレスを包含する。
より具体的には、2枚の弾性シート体の中の少なくとも何れか一方の弾性シート体は、その平板状主体部の貼着がわ平坦面から複数個の短柱状突部を、均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型したものとなし、何れか他方の弾性シート体平板状主体部の貼着がわ平坦面に、同他方の弾性シート体の肉厚中に収まる深さの垂直な柱状凹部の複数個を、当該短柱状突部に嵌合しない均等配置で穿設し、該他方の弾性シート体平板状主体部の貼着がわ平坦面に対し、当該一方の弾性シート体各短柱状突部の先端平坦面を夫々当接、接着し、両弾性シート体を積層状に一体化してなるものとした構成からなるマットレスとなる。
また、2枚の弾性シート体の中の少なくとも何れか一方の弾性シート体は、その平板状主体部の貼着がわ平坦面から複数個の短柱状突部を、均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型したものとなし、何れか他方の弾性シート体平板状主体部の、長手方向寸法の中央を除く両端寄りとなる、幅寸法方向に渡る貼着がわ平坦面適宜帯状範囲に、同他方の弾性シート体の肉厚中に収まる深さの垂直な柱状凹部の複数個を、当該短柱状突部に嵌合しない均等配置で穿設し、該他方の弾性シート体平板状主体部の貼着がわ平坦面に対し、当該一方の弾性シート体各短柱状突部の先端平坦面を夫々当接、接着し、両弾性シート体を積層状に一体化してなるものとした構成からなるマットレスと云うことができる。
さらにまた、2枚の弾性シート体の中の少なくとも何れか一方の弾性シート体は、その平板状主体部の長手方向寸法の中央寄りの幅寸法方向に渡る適宜帯状範囲に台状肉厚部を形成し、且つ、同長手方向寸法の該台状肉厚部を形成した中央寄り帯状範囲を除く、同長手方向寸法の両端寄りとなる、幅寸法方向に渡る貼着がわ平坦面適宜帯状範囲から複数個の短柱状突部を、均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型したものとなし、何れか他方の弾性シート体平板状主体部の、長手方向寸法の中央寄りであって、当該台状肉厚部に対応する範囲を除く両端寄りの幅寸法方向に渡る貼着がわ平坦面適宜帯状範囲に、同他方の弾性シート体の肉厚中に収まる深さの垂直な柱状凹部の複数個を、当該短柱状突部に嵌合しない均等配置で穿設し、該他方の弾性シート体平板状主体部の貼着がわ平坦面に対し、当該一方の弾性シート体各短柱状突部および台状肉厚部の各先端平坦面を夫々当接、接着し、両弾性シート体を積層状に一体化してなるものとした構成からなるマットレスと云うことが可能である。
以上のとおり、この発明のマットレスによれば、従前までのものとは違い、上記したとおりの固有の特徴ある構成から、2枚の弾性シート体の中の少なくとも何れか一方の弾性シート体平板状主体部の貼着がわ平坦面から複数個突設した各短柱状突部が、それら自体の弾性圧縮変形に加え、剪断変形状の変形を分担可能となすものであって、この短柱状突部以外の、例えば円錐状のものなど高さ方向各部位における水平断面を異にするような突起部に依るもの場合のように、変形方向に自由度があり過ぎて全体に柔らか過ぎ、人体曲面に合わせた正常な耐圧分散を実現し難くしてしまうということもなく、且つ、密集状に林立する各短柱状突部間を通気、流動する空気の抵抗が、より一層の緩衝機能を発揮するものとなって、それら2枚の弾性シート体各平板状主体部の局部的な変形を極力分散状にし、利用者の体形や体重などの違いにも広く、柔軟に対応可能であり、一段と体圧分散性能に秀れたものとすることができる上、各短柱状突部が平板状主体部の貼着がわ平坦面から一体に突出する如く成型してなるものであって、上記した機能を正確に発揮し得るものとして効率的且つ高品質で大量生産するのに適し、耐久強度に秀れたマットレスを経済的なものとして提供可能にするという秀れた特徴が得られるものである。
加えて、何れか他方の弾性シート体平板状主体部の長手方向寸法の中央寄りとなる適宜帯状範囲に、台状肉厚部を形成してなるマットレスは、利用者が同マットレス上に仰臥位姿勢となった場合に、最も体重の集中する腰部付近が、当該台状肉厚部上に載るものとなって腰部や背部の沈み込みを阻止して、充分な強度で支持することができ、体重の集中をより確実に防止できるものとなり、しかも頭部や脚部を各短柱状突部が支持して全体の体圧分散を促進するものとなる。
さらに、2枚の弾性シート体双方の各平板状主体部の長手方向寸法の中央寄りとなる位置に台状肉厚部を形成してなるマットレスは、台状肉厚部配設範囲の耐圧強度を大幅に高めるものとなり、体重の重い利用者であっても、腰部周辺の沈み込みを阻止して、充分な体圧分散性能を発揮可能なものとすることができる。
そして、何れか他方の弾性シート体平板状主体部に、その肉厚中に収まる深さの垂直な柱状凹部の複数個を均等配置で穿設してなるマットレスは、それら各柱状凹部が、何れか一方の弾性シート体に形成した複数個の短柱状突部とは、また異なる柔軟性、体圧分散機能、および、各柱状凹部に流入または流出する空気抵抗が、衝撃緩衝機能を発揮するものとなり、2枚の弾性シート体同士が互いに複合的作用を発揮するだけではなく、柱状凹部同士を突き合わせ状にいったい化し、独立した柱状空間部が多数均等分散状に配されるものとも違い、全面に亘って空気抵抗が繋がり状となるために、体重が外力として加わった場合のクッション性は面状に分散して作用することも手伝い、一層効果的なクッション性能が得られるものになる。
さらに、何れか他方の弾性シート体の長手方向寸法の中央寄りに配した各柱状凹部の配設密度を、それ以外の範囲に配した各柱状凹部よりも低く設定してなるマットレス、または、何れか他方の弾性シート体平板状主体部の、長手方向寸法の中央を除く両端寄りとなる範囲にのみ複数個の柱状凹部を穿設してなるマットレス、あるいは、何れか一方の弾性シート体平板状主体部の長手方向寸法の中央寄りの幅寸法方向に渡る適宜帯状範囲に台状肉厚部を形成し、且つ、同長手方向寸法の該台状肉厚部を除く、同長手方向寸法の両端寄りとなる範囲から複数個の短柱状突部を突設し、何れか他方の弾性シート体平板状主体部の長手方向寸法中央寄りの当該台状肉厚部に対応する範囲を除く両端寄りの範囲に、柱状凹部の複数個を穿設してなるマットレスは、何れも仰臥位になる利用者の腰部周辺荷重を、一層強い支持力をもって受け止めるものとなり、様々な体形や体重の利用者に何れかのマットレスを提供することで、一段と高い顧客満足度を得ることができるものとなる。
そして、2枚の弾性シート体の中の少なくとも何れか一方の弾性シート体が、何れか他方の弾性シート体よりも軟質な素材製か、または、硬質な素材製かの何れか一方に設定してなるマットレスは、前述の様々な特徴を格段に強めて、商品展開を大幅に広げることができる。
上記したとおりの構成からなるこの発明の実施に際し、その最良もしくは望ましい形態について説明を加えることにする。
弾性シート体は、2枚が互いの貼着がわ平坦面がわ同士を当接、接着して積層状に一体化し、当該マットレスを形成する機能を担うものであり、2枚の弾性シート体の中の少なくとも何れか一方の弾性シート体は、その平板状主体部の貼着がわ平坦面から複数個の短柱状突部を、均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型したものとしなければならず、隣接する複数個の短柱状突部が、それら外周壁同士を互いに接するよう密に配置したものや、それら外周壁間に僅かな隙間を確保してなるもの、または、平板状主体部長手方向に隣接するもの同士の外周壁のみを接する配置としたもの、あるいは平板状主体部幅寸法方向に隣接するもの同士の外周壁のみを接する配置としたものなどとすることができ、後述する実施例に示すように、例えば一方の弾性シート体の平板状主体部貼着がわ平坦面の全体に短柱状突部が分布するよう配したものや、仰臥位に利用する人の頭部や脚部などに対応する範囲に短柱状突部を均等に配置し、腰部周辺に対応する範囲に台状肉厚部を形成したものとすることができる外、例えば、他方の弾性シート体平板状主体部の貼着がわ平坦面に、同他方の弾性シート体の肉厚中に収まる深さの垂直な柱状凹部の複数個を、当該短柱状突部に嵌合しない均等配置で穿設したものなどとすることができ、各短柱状突部や台状肉厚部などは、生産性を高めるために平板状主体部に一体に成型されたものとしなければならず、その素材は、独立発泡または連続発泡の発泡ウレタン樹脂や天然ゴムなどとするのが望ましく、介護中の汚れを簡単に拭き取ることができるよう表層に防水皮膜などを形成または着脱自在に被着して防水性を与えたものや、一層衛生的な利用を実現化可能とするよう防ダニ、滅菌性能を付与したものなどとすることができる。
また、実施例には取り上げていないもの、一方の弾性シート体の平板状主体部貼着がわ平坦面の全体に短柱状突部が分布するよう配したものとした上、他方の弾性シート体平板状主体部の貼着がわ平坦面に、先の短柱状突部が浅く嵌合状となるよう、それら短柱状突部の配置具合と全く同一の配置で、同短柱状突部の先端平坦面から一部を受け入れてしまえるようにした浅い深さの凹部を穿設したものとし、双方の当接、一体化が正確且つ効率的に実施可能となるようにしたものなどとしてもよく、この場合にも、それら浅い凹部の奥と、短柱状突部の先端平坦面とは、かん強情となった上に接着剤に依って一体化されて双方が確実に一体化されてなるものとする。
短柱状突部は、複数個が均等状に林立して、それら自体の圧縮状および剪断状の変形を分担可能となし、各平板状主体部の局部的な変形を極力分散状にし、利用者の体圧を分散可能とする機能を果たすものであり、平板状主体部の貼着がわ平坦面から複数個、均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型してなるものとしなければならず、水平断面形を正多角形または真円形に形成し、所望するクッション性能が得られるよう、適宜直径および適宜高さに設定し、適宜間隔を隔てるか、または、互いに接するよう配列してなるものと、該正多角形の水平断面形状は、正三角形や正四角形とするよりも、より角数の多い正五角形、正六角形、正七角形、正八角形以上のものとすべきである。
台状肉厚部は、平板状主体部の貼着がわ平坦面であって、集中的な荷重を受ける範囲の支持強度を高めて、不要な沈み込みを防止可能とする機能を果たし、周囲の各短柱状突部と同等の高さ寸法に設定したものとしなければならず、平板状主体部の貼着がわ平坦面に一体成型したものとすべきであるが、別体に成型した硬さの異なる(または同一素材製の)台状肉厚部を貼着がわ平坦面の要部に積層状に貼着、一体化したものとすることができる。
柱状凹部は、何れか他方の弾性シート体に、複数の短柱状突部を突設したものとは異なる性質の、体圧分散機能を付与可能とする機能を担い、他方の弾性シート体の肉厚中に収まる深さの垂直な有底穴として均等配置する如く形成したものとしなければならず、何れか一方の弾性シート体の各短柱状突部に嵌合しない配置関係となるよう形成すべきであり、後述する実施例に示すように、短柱状突部よりも直径の小さな垂直穴からなるものとするのが望ましい。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
図1の貼着する2枚の弾性シート体の斜視図、図2のマットレスの斜視図、図3の弾性シート体の斜視図、図4の弾性シート体の平面図、図5のマットレスの断面図、図6の1枚を平板形とし貼着する2枚の弾性シート体の斜視図、図7の1枚を平板形弾性シート体としたマットレスの断面図、図8の各短柱状突部間の通気状態の斜視図、図9の台状肉厚部を形成した弾性シート体の平面図、図10の1枚の弾性シート体に台状肉厚部を有するマットレスの断面図、図11の双方の弾性シート体に台状肉厚部を有するマットレスの断面図、図12の1枚に柱状凹部を有する2枚の弾性シート体要部の斜視図、図13の1枚に柱状凹部を有するマットレスの断面図、図14の柱状凹部の配設密度を変えたマットレスの断面図、図15の腰部対応範囲の柱状凹部を廃止したマットレスの断面図、および、図16の台状肉厚部対応範囲の柱状凹部を廃止したマットレスの断面図に示す事例は、2枚中の一方の弾性シート体2の平板状主体部20貼着がわ平坦面21から複数個の短柱状突部3,3,……を突出し、他方の弾性シート体5平板状主体部50の貼着がわ平坦面51に対し、当該弾性シート体2のそれら各短柱状突部3,3,……先端平坦面30,30,……を夫々当接、接着し、両弾性シート体2,5を積層状に一体化してなるものとした、この発明のマットレスにおける代表的な一実施例を示すものである。
それら図1ないし図5各図からも明確に把握できるとおり、この発明のマットレス1は、所定の長手方向寸法Lおよび幅寸法Wの矩形肉厚板状の独立発泡ウレタン樹脂製の2枚の弾性シート体2,5同士を積層状に組み合わせてなるものであって、それら2枚の弾性シート体2,5を、互いに同一形状、寸法に設定したものであり、各弾性シート体2,5は、それら各平板状主体部20,50の貼着がわ平坦面21,51から複数個の円柱型、短柱状突部3,3,……を均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型したものとなし、各短柱状突部3,3,……の隣接するもの同士は、互いに数mmないし数cmの間隔を隔てて配してなるものとしてあり、各弾性シート体2,5は、互いの貼着がわ平坦面21,51の各短柱状突部3,3,……同士の、対応する先端平坦面30,30,……を接着剤を用いるなどして当接、接着し、両弾性シート体2,5同士を積層状に一体化してなるものとしてある。
図6および図7に示すように、当該マットレス1は、何れか一方の弾性シート体2を前記したものと同様に、貼着がわ平坦面21から複数個の短柱状突部3,3,……を均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型したものとし、他方の弾性シート体5を矩形肉厚板状の平板状主体部50からなるものとし、当該一方の弾性シート体2のそれら各短柱状突部3,3,……の先端平坦面30,30,……を他方の弾性シート体5の貼着がわ平坦面51の対応箇所夫々に、当接、接着してなるものとすることができる。
図9および図10に示すように、何れか他方の弾性シート5体平板状主体部50の長手方向寸法Lの中央C寄りの所定長さL1に相当する幅寸法W方向に渡る適宜帯状範囲Pに、平面矩形状の台状肉厚部4を形成し、且つ、同長手方向寸法Lの該台状肉圧部4を形成した中央C寄り帯状範囲Pを除く、同長手方向寸法Lの両端寄りとなる、幅寸法W方向に渡る貼着がわ平坦面51適宜帯状範囲E,Eから複数個の短柱状突部3,3,……を、均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型したものとなし、それら台状肉圧部4および各短柱状突部3,3,……の先端平坦面40,30,30,……を一方の弾性シート体2平板状主体部20貼着がわ平坦面21の各短柱状突部3,3,……先端平坦面30,30,……に当接、接着してなるものとすることができ、また、図11に示すように、2枚の弾性シート2,5の双方に、前述と同様の台状肉圧部4を形成し、それら台状肉圧部4,4および各短柱状突部3,3,……の先端平坦面40,40,30,30,……を当接、接着してなるものとすることができる。
図12および図13に示すように、何れか一方の弾性シート体2は、前述のものと同様に、貼着がわ平坦面21から複数個の短柱状突部3,3,……を均等配置で突設したものとし、何れか他方の弾性シート5体平板状主体部50の貼着がわ平坦面51に、同他方の弾性シート体5の肉厚中に収まる深さで、前記短柱状突部3の直径よりも小さな内径とした垂直な柱状凹部6,6,……の複数個を、当該短柱状突部3,3,……に嵌合しない均等配置で穿設してなり、一方の弾性シート体2の各短柱状突部3,3,……先端平坦面30,30,……を他方の弾性シート体5貼着がわ平坦面51に当接、接着してなるものとすることが可能である。
図12および図13に示すマットレス1は、図14に示すように、何れか他方の弾性シート体5の長手方向寸法L中央C寄りの所定長さL1に相当する、幅寸法(W:図9に示す)方向に渡る貼着がわ平坦面51適宜帯状範囲P内に配した各柱状凹部6,6,……の配設密度を、同長手方向寸法Lの両端寄りとなる、幅寸法W方向に渡る貼着がわ平坦面51適宜帯状範囲E,E内に配した各柱状凹部6,6,……よりも低く設定してなるものとすることができる。
また、図15に示すように、何れか他方の弾性シート体5の長手方向寸法L中央C寄りの所定長さL1に相当する、幅寸法(W)方向に渡る貼着がわ平坦面51適宜帯状範囲P内の柱状凹部6,6,……を廃止し、同長手方向寸法Lの両端寄りとなる、幅寸法W方向に渡る貼着がわ平坦面51適宜帯状範囲E,E内にのみ、複数個の柱状凹部6,6,……を均等配置したものとすることが可能である外、さらに、図16に示すように、何れか一方の弾性シート体2平板状主体部20の長手方向寸法Lの中央C寄りの所定長さL1に相当する幅寸法(W)方向に渡る適宜帯状範囲Pに台状肉厚部4を形成し、且つ、同長手方向寸法Lの該台状肉厚部4を形成した中央寄り帯状範囲Pを除く、同長手方向寸法Lの両端寄りとなる、幅寸法W方向に渡る貼着がわ平坦面21適宜帯状範囲E,Eから複数個の短柱状突部3,3,……を均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型したものに置き換えたものとすることができる。
(実施例1の作用・効果)
以上のとおりの構成からなるこの発明のマットレス1は、図1ないし図5中に示すように、2枚の弾性シート体2,5の各平板状主体部20,50貼着がわ平坦面21,51の全面に均等配置した複数個の短柱状突部3,3,……が、夫々圧縮状変形および剪断状変形を分担可能となっており、利用者が仰臥位に載った場合に、腰部や背部などの沈み込みを防止して正常な睡眠姿勢を得ることができると共に、それら2枚の弾性シート体2,5各平板状主体部20,50の局部的な変形を極力分散状にして体圧を効果的に分散し、長時間安楽に就眠できるものとなる。
図6および図7に示すように、何れか他方の弾性シート体5平板状主体部50の貼着がわ平坦面51を平滑面に仕上げ、何れか一方の弾性シート体2の各短柱状突部3,3,……先端平坦面30,30,……を当接、接着してなるものは、各短柱状突部3,3,……の高さを適宜設定したものとすることにより、前述の図1ないし図5に示したマットレス1と略同等の体圧分散性能を得るものとすることができる。
図8に示すように、互いに外周壁を接して隣接する短柱状突部3,3は、就寝中の利用者の体の動きに応じて生じる隙間を通じて、同図8中の矢印に示すように、各短柱状突部3,3,……間にある空気Aが自動的に流出および流入するものとなり、また、互いの外壁間に隙間をもって林立する短柱状突部3,3の場合にもまた、就寝中の利用者の体の動きに応じて、同図8中の矢印に示すように、各短柱状突部3,3,……間にある空気Aが自動的に流出および流入するものとなり、こうした空気Aの流動抵抗を含めて高い緩衝機能を発揮するものとなり、さらに、連続発泡樹脂製の弾性シート体2,5からなるマットレス1とした場合には、各短柱状突部3,3,……間に形成された流路がポンプの役目を果たし、利用者の体の動きに応じてマットレス1肉厚内外の空気(A)を自動的に入れ換えて、湿度および温度の調節を可能なものとすることができる。
図9ないし図11に示すように、弾性シート体2(,5)平板状主体部20(,50)貼着がわ平坦面21(,51)の長手方向寸法Lの中央C寄りの所定長さL1に対応する中央C寄り帯状範囲Pに、台状肉厚部4(,4)を形成してなるものは、利用者が仰臥位に載ったときに、腰部に相当する台状肉厚部4(,4)が、それ以外の両端寄り帯状範囲E,Eよりも高い支持強度を発揮するものとなり、しかも何れか他方の弾性シート体5のみに台状肉厚部4を形成した場合(図10)と、双方の弾性シート体2,5に夫々台状肉厚部4,4を形成した場合(図11)とでは、支持強度に変化を与えることができるから、様々な体重の利用者毎に最適な支持強度のマットレス1を選択的に提供することが可能となり、体重が集中し易い腰部周辺の沈み込みを阻止して、誰でも正しい睡眠姿勢を実現化できる。
図12および図13に示すように、平板状主体部50の貼着がわ平坦面51に複数個の柱状凹部6,6,……を穿設してなる何れか他方の弾性シート体5を、平板状主体部20の貼着がわ平坦面21に複数個の短柱状突部3,3,……を突設した何れか一方の弾性シート体2に積層状に当接、接着してなるマットレス1は、各短柱状突部3,3,……夫々の弾性圧縮変形および剪断変形状の変形にて体圧分散性能を高めるものとなる上、各柱状凹部6,6,……が、他方の弾性シート体5平板状主体部20の柔軟性、可撓性を高めて、一段としなやかなクッション性を達成可能なものとすることができる。
図14ないし図16に示すように、何れか他方の弾性シート体5平板状主体部50の長手方向寸法Lの中央C寄りの所定長さL1に相当する、幅寸法(W)方向に渡る貼着がわ平坦面51適宜帯状範囲P内に配した各柱状凹部6,6,……の配設密度を、同長手方向寸法Lの両端寄りとなる、幅寸法(W)方向に渡る貼着がわ平坦面51適宜帯状範囲E,E内に配した各柱状凹部6,6,……よりも低く設定してなるもの(図14)、平板状主体部50長手方向寸法Lの中央C寄りの所定長さL1に相当する貼着がわ平坦面51帯状範囲P内に柱状凹部6を全く設けないもの(図15)、さらに、何れか一方の弾性シート体2平板状主体部20の帯状範囲P内に台状肉厚部4を形成したものなどは夫々、柱状凹部6,6,……の配設密度や、台状肉厚部4の有無に応じて平板状主体部50帯状範囲Pの柔軟性、支持強度を変更したものとなり、様々な体重、体形の利用者毎に、最適なクッション性能を有するマットレス1を一層きめ細かく品揃えして提供できるものとすることができる。
(結 び)
叙述の如く、この発明のマットレスは、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からのマットレスの体圧分散技術に比較して格段に効率的、安定的に大量生産し、高品質で提供可能なものとなり、軽量且つ低廉化して遥かに経済的なものとすることができる上、様々な体格、体重の利用者に応じて最適なクッション性能を選択できるよう、支持強度の異なるものの大量生産が容易であり、安眠を求める一般家庭の健常者や腰痛や身体に障害をもつ人々は勿論のこと、病院やホテル、旅館その他の各種宿泊施設、および、良質な睡眠が得られる寝具の提供に日夜努力している寝具業界や家具業界においても高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
図面は、この発明のマットレスの技術的思想を具現化した代表的な幾つかの実施例を示すものである。
貼着する2枚の弾性シート体を示す斜視図である。 マットレスを示す斜視図である。 弾性シート体を示す斜視図である。 弾性シート体を示す平面図である。 マットレスを示す断面図である。 1枚を平板形とし貼着する2枚の弾性シート体を示す斜視図である。 1枚を平板形弾性シート体としたマットレスを示す断面図である。 各短柱状突部間の通気状態を示す斜視図である。 台状肉厚部を形成した弾性シート体を示す平面図である。 1枚の弾性シート体に台状肉厚部を有するマットレスを示す断面図である。 双方の弾性シート体に台状肉厚部を有するマットレスを示す断面図である。 1枚に柱状凹部を有する2枚の弾性シート体要部を示す斜視図である。 1枚に柱状凹部を有するマットレスを示す断面図である。 柱状凹部の配設密度を変えたマットレスを示す断面図である。 腰部対応範囲の柱状凹部を廃止したマットレスを示す断面図である。 台状肉厚部対応範囲の柱状凹部を廃止したマットレスを示す断面図である。
1 マットレス
2 一方の弾性シート体
20 同 平板状主体部
21 同 貼着がわ平坦面
3 短柱状突部
30 同 先端平坦面
4 台状肉厚部
40 同 先端平坦面
5 他方の弾性シート体
50 同 平板状主体部
51 同 貼着がわ平坦面
6 柱状凹部
L 長手方向寸法
L1 同 中央寄りの所定長さ
C 中央線
P 中央寄り帯状範囲
E 両端寄り帯状範囲
W 幅寸法

Claims (7)

  1. 2枚の弾性シート体の中の少なくとも何れか一方の弾性シート体は、その平板状主体部の貼着がわ平坦面から複数個の短柱状突部を、均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型したものとなし、何れか他方の弾性シート体平板状主体部の長手方向寸法の中央寄りの幅寸法方向に渡る適宜帯状範囲に、台状肉厚部を形成し、且つ、同長手方向寸法の該台状肉厚部を形成した中央寄り帯状範囲を除く、同長手方向寸法の両端寄りとなる、幅寸法方向に渡る貼着がわ平坦面適宜帯状範囲から複数個の短柱状突部を、均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型したものとなし、何れか他方の弾性シート体平板状主体部の台状肉厚部および各短柱状突部の各先端平坦面に対し、何れか一方の弾性シート体各短柱状突部の先端平坦面を夫々当接、接着し、両弾性シート体を積層状に一体化してなるものとしたことを特徴とするマットレス。
  2. 2枚の弾性シート体の各平板状主体部の長手方向寸法の中央寄りの幅寸法方向に渡る適宜帯状範囲に、台状肉厚部を形成し、且つ、同長手方向寸法の該台状肉厚部を形成した中央寄り帯状範囲を除く、同長手方向寸法の両端寄りとなる、幅寸法方向に渡る貼着がわ平坦面適宜帯状範囲から複数個の短柱状突部を、均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型したものとなし、各弾性シート体のそれら各短柱状突部および台状肉厚部の各先端平坦面を夫々当接、接着し、両弾性シート体を積層状に一体化してなるものとしたことを特徴とするマットレス。
  3. 2枚の弾性シート体の中の少なくとも何れか一方の弾性シート体は、その平板状主体部の貼着がわ平坦面から複数個の短柱状突部を、均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型したものとなし、何れか他方の弾性シート体平板状主体部の貼着がわ平坦面に、同他方の弾性シート体の肉厚中に収まる深さの垂直な柱状凹部の複数個を、当該短柱状突部に嵌合しない均等配置で穿設し、該他方の弾性シート体平板状主体部の貼着がわ平坦面に対し、当該一方の弾性シート体各短柱状突部の先端平坦面を夫々当接、接着し、両弾性シート体を積層状に一体化してなるものとしたことを特徴とするマットレス。
  4. 何れか他方の弾性シート体の長手方向寸法の中央寄りとなる、幅寸法方向に渡る貼着がわ平坦面適宜帯状範囲内に配した各柱状凹部の配設密度を、同長手方向寸法の両端寄りとなる、幅寸法方向に渡る貼着がわ平坦面適宜帯状範囲内に配した各柱状凹部よりも低く設定してなる、請求項3記載のマットレス。
  5. 2枚の弾性シート体の中の少なくとも何れか一方の弾性シート体は、その平板状主体部の貼着がわ平坦面から複数個の短柱状突部を、均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型したものとなし、何れか他方の弾性シート体平板状主体部の、長手方向寸法の中央を除く両端寄りとなる、幅寸法方向に渡る貼着がわ平坦面適宜帯状範囲に、同他方の弾性シート体の肉厚中に収まる深さの垂直な柱状凹部の複数個を、当該短柱状突部に嵌合しない均等配置で穿設し、該他方の弾性シート体平板状主体部の貼着がわ平坦面に対し、当該一方の弾性シート体各短柱状突部の先端平坦面を夫々当接、接着し、両弾性シート体を積層状に一体化してなるものとしたことを特徴とするマットレス。
  6. 2枚の弾性シート体の中の少なくとも何れか一方の弾性シート体は、その平板状主体部の長手方向寸法の中央寄りの幅寸法方向に渡る適宜帯状範囲に台状肉厚部を形成し、且つ、同長手方向寸法の該台状肉厚部を形成した中央寄り帯状範囲を除く、同長手方向寸法の両端寄りとなる、幅寸法方向に渡る貼着がわ平坦面適宜帯状範囲から複数個の短柱状突部を、均等配置で垂直且つ一体に突出する如く成型したものとなし、何れか他方の弾性シート体平板状主体部の、長手方向寸法の中央寄りであって、当該台状肉厚部に対応する範囲を除く両端寄りの幅寸法方向に渡る貼着がわ平坦面適宜帯状範囲に、同他方の弾性シート体の肉厚中に収まる深さの垂直な柱状凹部の複数個を、当該短柱状突部に嵌合しない均等配置で穿設し、該他方の弾性シート体平板状主体部の貼着がわ平坦面に対し、当該一方の弾性シート体各短柱状突部および台状肉厚部の各先端平坦面を夫々当接、接着し、両弾性シート体を積層状に一体化してなるものとしたことを特徴とするマットレス。
  7. 2枚の弾性シート体の中の少なくとも何れか一方の弾性シート体が、何れか他方の弾性シート体よりも軟質な素材製か、または、硬質な素材製かの何れか一方に設定してなるものとした、請求項1ないし6何れか一項記載のマットレス。
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