JP5634890B2 - 椅子 - Google Patents

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Description

本発明は椅子に関するものである。
従来、図18〜20に示すように、椅子の後部に固定した支軸101により椅子の前後方向に回転可能に背フレーム102を備え、該背フレーム102の下端と座フレーム103の後端とを、回転軸108により前後方向に回転可能に連結し、前記背フレーム102に背クッション材と表皮材等を取り付けて背もたれ104とし、前記座フレーム103に座クッション材と表皮材等を取り付けて座105とし、前記背もたれ104を、前記支軸101を中心として起倒可能に備えた椅子110が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許第3618443号 特許第3914020号
前記従来の椅子110は、図18に示すように、背もたれ104を起立した状態においては、その座105の上面後部111と背もたれ104の前面下部112とは接点Gで接している。
しかし、座フレーム103の上部に座クッション材が設けられて座105が形成され、背フレーム102の前面に背クッション材が設けられて背もたれ104が形成されていることから、前記接点Gは、座フレーム103と背フレーム102との回転軸108の中心よりもかなり前方上部に位置する。
そのため、図18の背もたれ104が起立した状態から、図19,20に示すように、背もたれ104を徐々に後方へ倒していくと、座105の上面後部111と、背もたれ104の前面下部112とが徐々に離れ、その隙間は徐々に大きくなっていく。
これにより、着座者121が、背もたれ104を起立した状態の椅子110に着座し、背もたれ104にもたれた状態で、背もたれ104を倒伏すると、座105の上面後部111と背もたれ104の前面下部112とが徐々に離れる。これにより、背もたれ104が起立していた状態では、図20の点線で示す位置に位置していた着座者121の頭部が、背もたれ104を倒伏した状態では、図20の鎖線で示す位置に移動する。このように、背もたれ104を倒した際に、着座者121の上半身が、背もたれ104に対して下方に移動することにより、着座者121の上着が上方に引き上げられるという問題点がある。
また、背もたれ104の起倒の際に、着座者121の着衣と背もたれ104の表皮とがこすれたりすることで、背もたれ104の表皮が痛む虞がある。
そこで、本発明は、前記問題点を解消した椅子を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、椅子フレームと、該椅子フレームに対して起倒可能に備えた背フレーム該背フレームに対して前後方向に回転可能に連結した座フレームを有し、前記背フレームが倒れるほど前記座フレームが前方に移動し、前記背フレームが起きるほど前記座フレームが後方に移動する椅子において、
前記背フレームが、一対の側枠を有し、該側枠に沿って移動可能なスライドフレームを設け、該スライドフレームに背クッション材を設け、前記座フレームに座クッション材を設け、
前記スライドフレームは、前記背フレームが倒れるほど、前記側枠に沿って該背フレームに対して座方向に移動し、前記背フレームが起きるほど、前記側枠に沿って該背フレームに対して前記座と反対側方向に移動し、
前記背クッション材と座クッション材間の隙間が、前記背フレームが倒れるほど小さく、前記背フレームが起きるほど大きくなり、
1又は複数の部材で構成されたリンクを備え、該リンクの一端が前記スライドフレームの下部に前後に回動可能に連結され、前記リンクの他端が、前記椅子フレームに対し前後に回動可能に連結され、
前記リンクにより前記スライドフレームを、背フレームに対して移動するようにしたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、背フレームを倒伏した際に、前記リンクの他端が、前記座フレームと背フレームの回動連結部より上方で、かつ、後方に位置することを特徴とするものである。
請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記背フレームを、椅子フレームの後部に設けた支軸により椅子の前後方向に回転可能に設けたことを特徴とするものである。
本発明は、背フレームが倒れるほど座フレームが前方に移動し、背フレームが起きるほど座フレームが後方に移動するようにし、また、背フレームの側枠に沿って移動可能なスライドフレームを設け、該スライドフレームに背クッション材を設け、座フレームに座クッション材を設け、前記スライドフレームは、前記背フレームが倒れるほど、該背フレームに対して座方向に移動し、前記背フレームが起きるほど、該背フレームに対して前記座と反対側方向に移動させることで、前記従来技術の椅子110においては、背もたれ104を倒すほど座105の上面後部111と、背もたれ104の前面下部112とが、離間するのとは逆に、前記背クッション材と座クッション材間の隙間が、前記背フレームが倒れるほど小さく、前記背フレームが起きるほど大きくなるようにした。
これにより、使用者が、本発明の椅子の背もたれにもたれた状態で、背もたれを起倒しても、背もたれにより着衣が移動することを防止でき、着衣を直したり、座り直したりする必要がなく、快適に椅子を使用することができる。
本発明の実施例1における椅子の背もたれを起立した状態を示す斜視図で、説明上、フレーム部分を示し、クッション材や表皮材は省略している。 図1の右側面図。 図1の正面図。 図1の上面図。 図4のE−E線側断面図。 図5の状態から背フレームを倒伏した状態の側断面図。 図6の状態から、更に背フレームを倒した状態の側断面図。 図5のF−F線断面図。 本発明の実施例1において、椅子の背クッション材と座クッション材の関係を示すもので、図5の状態のE−E線側断面図。 図9の状態から背もたれを倒した状態のE−E線側断面図、なお、ヘッドレストは図9の状態に固定して示す。 図10の状態から、更に背もたれを倒した状態のE−E線側断面図、なお、ヘッドレストは図9の状態に固定して示す。 本発明の実施例2における椅子の背もたれを起立した状態を示す側面図で、説明上、フレーム部分を示し、クッション材や表皮材は省略している。 図12の状態から背もたれを倒した状態の側面図。 図13の状態から、更に背もたれを倒した状態の側面図。 本発明の実施例3における椅子の背もたれを起立した状態を示す側面図で、説明上、フレーム部分を示し、クッション材や表皮材は省略している。 図15の状態から背もたれを倒した状態の側面図。 図16の状態から、更に背もたれを倒した状態の側面図。 従来技術における椅子の背もたれと座の関係を示す側面図。 図18の状態から背もたれを倒した状態の側面図。 図19の状態から、更に背もたれを倒した状態の側面図。
本発明を実施するための形態を図1乃至図17に示す実施例に基づいて説明する。
図1乃至図11は、実施例1を示す。
本発明の実施例1の椅子1は、図1〜4に示すように、台座2を有する。該台座2上には、その上下方向(垂直方向)を回転軸として、該台座2に対して回転可能に回転台3が備えられている。該回転台3には椅子フレーム4が固設されている。以下において、椅子1の着席側、すなわち、背もたれ28と反対側を前Aとし、背もたれ28側を後Bとし、図3の左側を左C、右側を右Dとして説明する。
前記椅子フレーム4は、図1〜4に示すように、両側枠4a,4bと、該両側枠4a,4bの下端間に架設した下枠4cを有し、両側枠4a,4bと下枠4cは一体に形成されている。前記下枠4cの下部中央には、前記回転台3が固設され、該回転台3は、図2に示すように、前方Aから後方Bに向うほど、下方に傾斜するように形成されている。該回転台3の後部には、上下方向(垂直方向)に立設する円筒状の基部3aが設けられている。該基部3aは、前記台座2に対して回転可能に連結されている。
両側枠4a,4bの上端部には、肘部を構成する部材、本実施例においては板状の肘フレーム5,5が、椅子1の前後(A−B)方向に固設されている。
前記両側枠4a,4bの上部後方には、図5〜7に示すように、その内面から内側方向に水平(C−D方向)に突出する支軸7,7が固設されている。該支軸7には、この支軸7を中心軸として、背フレーム8が前後に回転可能に備えられている。
この背フレーム8は、図1,3に示すように、左右に一対の側枠(以下、背の側枠という)8a,8bを有し、本実施例1においては、該背の側枠8a,8bを円筒で中空状の金属製のパイプで構成した。該両背の側枠8a,8bは、その軸方向が、椅子1の左右(C−D)方向に対して直交するように設けられている。また、前記各背の側枠8a,8bの軸方向中間部には、前記支軸7,7が挿通され、該支軸7,7を中心として、背の側枠8a,8bが、前後に回転可能に備えられている。前記両背の側枠8a,8bの上部間には、連結棒8cが架設されている。
前記両背の側枠8a,8bの下端部には、図1に示すように、座フレーム10が前後(A−B)方向に回転可能に連結されている。該座フレーム10は、左右に一対の側枠(以下、座の側枠という)10a,10bを有し、本実施例1においては、該座の側枠10a,10bを円筒で中空状の金属製のパイプで構成した。この座の側枠10a,10bは、その軸方向が椅子1の前後(A−B)方向に位置するように設けられている。前記両座の側枠10a,10bの前端部間には座前枠10cが架設され、両座の側枠10a,10bの後端部間には座後枠10dが架設されている。該座後枠10dの両側部には、図1に示すように、座後枠10dから後B方向に突出する連結片10e,10eが設けられ、該夫々の連結片10e,10eには、前記両背の側枠8a,8bの下端部が、左右(C−D)方向に水平に設けた連結軸10fを中心に、前後に回転可能に連結されている。
前記椅子フレーム4の両側枠4a,4bの内面には、図1、5〜7に示すように、座案内部材11,11が設けられ、該座案内部材11は、図5〜7に示すように、前A方から後B方に向うほど緩やかに下降する湾曲状に形成されている。該座案内部材11,11には、該座案内部材11,11に沿って移動可能な案内受け部材12,12が備えられている。該案内受け部材12,12の内側には、前記両座の側枠10a,10bの軸方向中間部が、左右(C−D)方向に水平に設けた座軸12aで連結され、該座軸12aを中心として、座の側枠10a,10bが、前後に回転可能に備えられている。これにより、座フレーム10は、座軸12aを中心に回転可能で、かつ、案内部材11に沿って前後に移動することができるようになっている。
前記両背の側枠8a,8bの上端部には、夫々ヘッド案内部材14,14が設けられている。該各ヘッド案内部材14,14は、板状部材14a,14aを有し、該板状部材14a,14aの長手方向の一端部(下端部)が、両背の側枠8a,8bに固設され、前記板状部材14a,14aの長手方向の他端部(上端部)には、ピン14b,14bが設けられている。該ピン14bは、図3,4に示すように、板状部材14aの外面から左右(C−D)方向の外側に突出するように設けられている。
前記両背の側枠8a,8bには、スライドフレーム15が、背の側枠8a,8bの軸方向に沿って摺動可能に備えられている。前記スライドフレーム15は、図1,5〜7に示すように、前記背フレーム8よりも前A側に位置して配置されている。前記スライドフレーム15は、図1,3に示すように、左右に1対のスライド側枠15a,15bと、連結部材20を有している。前記スライド側枠15a,15bを、本実施例1においては、円筒で中空状の金属製のパイプで構成した。このスライド側枠15a,15bは、その軸方向が、前記背の側枠8a,8bと略平行に設けられている。
前記両スライド側枠15a,15bの上部の後側間には連結棒17が架設され、両スライド側枠15a,15bの下部の後側間には連結棒18が架設されている。また、右スライド側枠15aの上部と下部の後B側(背フレーム8側)には、図5〜7に示すように、連結部材20,20が固定部材20aにより固設されている。また、左スライド側枠15bの上部と下部の後B側(背フレーム8側)にも、図5〜7に示すように、連結部材20,20が固定部材20aにより固設されている。該右側連結部材20,20は、右背の側枠8aに対して、その軸方向、すなわち、背フレーム8の上下軸方向に摺動可能に遊嵌されている。また、左側連結部材20,20も、左背の側枠8bに対し、その軸方向に摺動可能に遊嵌され、スライドフレーム15が、前記両背の側枠8a,8bの軸方向に沿って摺動可能に備えられている。すなわち、スライドフレーム15が、背の側枠8a,8bの軸方向に沿って移動可能となっている。
前記連結部材20としては、プラスチック、金属、木材等固体状で成形可能な材質であれば任意の材質を使用でき、本実施例においては、ポリアセタール(POM)を使用した。
前記連結部材20の後B側には、図5〜8に示すように、背バックパネル21が固設され、スライドフレーム15と背バックパネル21が一体として、背の側枠8a,8bの軸方向に沿って移動可能となっている。
前記背バックパネル21は、背板21aと、該背板21aの両側に設けた両側板21b,21bで構成されている。該右側板21bは、右スライド側枠15aと椅子フレーム4の右側枠4aとの間に、左側板21bは、左スライド側枠15bと椅子フレーム4の左側枠4bとの間に設けられている。前記両側板21b,21bには、その表裏を貫通する長穴21cが、その長手方向が、背の側枠8a,8bの軸方向となるように形成され、前記長穴21cには、前記支軸7が貫通している。
前記両スライド側枠15a,15bの上端部には、図5〜7に示すように、ヘッドフレーム22が設けられている。該ヘッドフレーム22は、左右に一対のヘッドカム22a,22aを有し、これらの下部に設けた左右(C−D)方向に水平のヘッド軸22b,22bを、前記スライド側枠15a,15bの上端部に回転可能に連結し、ヘッドフレーム22が前後に回動可能に備えられている。該ヘッドカム22aは、板状に形成され、その内側には、少なくともその内面に開口する案内溝23が形成されている。該案内溝23は、ヘッドカム22aの外側面まで貫通する貫通穴で形成してもよいし、ヘッドカム22aの外側面には開口しない有底溝で形成してもよい。前記ヘッドカム22aの後部には、ヘッドバックパネル25が設けられている。
前記案内溝23は、本実施例1においては、図5〜7に示すように、ヘッドカム22aの下部から上方に向うほど後B側に傾斜する第1案内溝23aと、該第1案内溝23aの上部に円弧状に形成された円弧溝23bと、該円弧溝23bの上部にヘッドカム22aの下方から上方に向うほど前A側に傾斜する第2案内溝23cとが連続する「く」字状に形成されている。
前記案内溝23内には、前記背フレーム8のピン14bが、案内溝23に沿って移動可能に遊嵌している。
前記両スライド側枠15a,15bの下端部には、図1,5〜7に示すように、リンク27の一端部(下端部)が、左右(C−D)方向に水平に設けた回転軸27aにより、これを中心として、前後に回転可能に連結されている。前記リンク27の他端部(上端部)は、椅子フレーム4の両側枠4a,4bの上部後B側の内面に、左右(C−D)方向に水平に設けた回転軸27bにより、これを中心として、前後に回転可能に連結されている。リンク27は、その他端側回転軸27bが、図5,9に示すように、背フレーム8が起立した状態において、一端側回転軸27aよりも前方Aの上部に位置するように設けられている。
前記リンク27は、板状に形成され、その側面形状は弧状に形成されるとともに、その弧の中心側が前側Aに位置するように設けられている。なお、前記リンク27の側面形状は、前記のような弧状以外にも、直線状等任意の形状とすることができる。
前記両スライド側枠15a,15bの間、及び、両ヘッドカム22a,22aの間には、第1布バネ(図示せず)が設けられ、その両側が、付勢手段(図示せず)を介してスライド側枠15a,15bとヘッドカム22a,22aに取り付けられている。該第1布バネの上端が、前記ヘッドカム22a,22aの上端部間に設けられた連結棒(図示せず)に固定され、第1布バネの下端が、スライドフレーム15の下連結棒18に固定されている。前記第1布バネの両側は、前記付勢手段によりスライド側枠15a(15b)方向に付勢されている。該付勢手段として、本実施例においては、バネを使用した。
前記スライド側枠15a,15b間に設けた第1布バネの前面には、背ウレタン材28aが接着剤等により固設され、ヘッドカム22a,22a間に設けた第1布バネの前面には、ヘッドウレタン材30aが接着剤等により固設されている。
第1表皮材(図示せず)は、前記スライドフレーム15と、背フレーム8と、第1布バネと、背ウレタン材28aと、ヘッドウレタン材30aと、背バックパネル21と、ヘッドバックパネル25の外周部全体を覆うようにして設けられている。該第1表皮材は、スライドフレーム15、背フレーム8、第1布バネ、背ウレタン材28a、ヘッドウレタン材30a、背バックパネル21、ヘッドバックパネル25の何れかに固定しても良いし、何れにも固定しなくてもよい。
前記スライド側枠15a,15b間に設けた第1布バネと、背ウレタン材28aとで、背クッション材28bが構成されているが、該背クッション材28bとしては、布バネやウレタン材以外にも任意のクッション材を使用することができる。また、スライドフレーム15と、背フレーム8と、背クッション材28bと、背バックパネル21と、第1表皮材により、背もたれ28が構成されている。
前記ヘッドカム22a,22a間に設けた第1布バネと、ヘッドウレタン材30aとで、ヘッドクッション材30bが構成さているが、該ヘッドクッション材30bとしては、布バネやウレタン材以外にも任意のクッション材を使用することができる。また、ヘッドフレーム22と、ヘッドクッション材30bと、ヘッドバックパネル25と、第1表皮材により、ヘッドレスト30が構成されている。
また、座フレーム10には、第2布バネ(図示せず)が設けられ、その両側が、それぞれ座の側枠10a,10bに固定され、第2布バネの前端が座前枠10cに固定されている。また、第2布バネの後端部は、座後枠10dに付勢手段(図示せず)を介して固定されており、前記第2布バネの後端部は、前記付勢手段により座フレーム10の後側方向に付勢されている。この付勢手段として、本実施例においてはバネを使用した。
前記第2布バネの上部には、座ウレタン材29aが接着剤等により固設されている。第2布バネと、座ウレタン材29aとで、座クッション材29bが構成されているが、座クッション材29bとしては、布バネやウレタン以外にも任意のクッション材を使用することができる。
第2表皮材(図示せず)は、前記座フレーム10と、座クッション材29bの外周部全体を覆うようにして設けられている。該第2表皮材は、座フレーム10、第2布バネ、座ウレタン29aの何れかに固定しても良いし、何れにも固定しなくてもよい。前記座フレーム10と、座クッション材29bと、第2表皮材により、座29が構成されている。
次に、椅子1の動きについて説明する。
図5,9に示すように、椅子1の背フレーム8(背もたれ28)が起立した状態において、背クッション材28bの下端と座クッション材29bと後部上面との間は離間し、隙間が形成されている。この椅子1の背フレーム8が起立した状態から、背フレーム8を、支軸7を中心として徐々に後方Bに倒していくと、図6,10に示すように、リンク27は、椅子フレーム4側の回転軸27bを中心として、そのスライドフレーム15側が前方に回動するとともに、回転軸27aに連結されたスライドフレーム15が、背の側枠8a,8bに沿って、下側方向(座29方向)に移動する。
なお、図9〜11において、図が煩雑となるため、背クッション材28b、座ウレタン29a、ヘッドクッション材30bにはハッチングが入れていない。また、背もたれ28の倒れにおける、背クッション材28b、座ウレタン29aと着座者40との相対関係を示すために、図9〜11において、ヘッドフレーム22は、前後方向に起倒することなく、図9の起立した状態に固定して図示してある。
前記のように、スライドフレーム15が移動するとともに、背クッション材28bと第1表皮材も、座29の座クッション材29b方向に徐々に移動し、背クッション材28bと座クッション材29bとの間の隙間が徐々に狭くなる。
また、座フレーム10は、背フレーム8が徐々に倒れるに従い、背フレーム8の下端部により前方へ押されて、座案内部材11に沿って徐々に前部上方に移動する。
また、ヘッドフレーム22は、スライドフレーム15の上端に回動可能に連結されているので、図6に示すように、ヘッドフレーム22が、スライドフレーム15と共に、下側(座29方向)に移動する。この時、ヘッド案内部材14が、ヘッドカム22a(案内溝23)に対して相対的に上方(座29と反対側方向)に移動する。すなわち、ピン14bが、下部から上部に向うほど後方Bに傾斜する第1案内溝23a内を上方に向かって徐々に移動する。これにより、背の側枠8a,8bの軸(背フレーム8の上下方向の軸)と、ヘッドフレーム22(ヘッドカム22a)の前面との角度αが徐々に大きくなり、ヘッドレスト30(ヘッドフレーム22)が、背もたれ28(背フレーム8)に対して、徐々に起上がる。
そして、ピン14bが、円弧溝23bの中央に位置した時に、ヘッドフレーム22(ヘッドカム22a)の前面の、背フレーム8の上下方向の軸(背の側枠8a,8bの軸)に対する角度αが、最大(所定値)となる。
図7に示すように、更に、背フレーム8を徐々に倒していくと、リンク27の回動により、スライドフレーム15が更に下側(座29)方向に移動するとともに、ピン14bが、ヘッドカム22aにおける下部から上部に向うほど前方Aに傾斜する第2案内溝23c内を上方に向かって徐々に移動する。これにより、背の側枠8a,8bの軸と、ヘッドカム22aの前面との角度αが徐々に小さくなり、ヘッドフレーム22(ヘッドレスト30)が、背フレーム8(背もたれ28)に対して、徐々に後方へ倒れ、図7に示すように、背フレーム8を最大に倒した時に、背の側枠8a,8bの軸と、ヘッドカム22aの前面との角度αは略零となる。
また、上記の動きとは逆に、図7に示すように、椅子1の背もたれ28(背フレーム8)を倒した状態から、背フレーム8を徐々に起していくと、リンク27の前記とは逆方向の回動により、スライドフレーム15が、背の側枠8a,8bに沿って、上側方向(座29と反対側方向)に移動する。これに伴い、ヘッドフレーム22が、背フレーム8を起こすほど、背フレーム8に対して徐々に起上がり、ヘッドフレーム22の前面の、背フレーム8の上下方向の軸に対する角度αが、所定値となった後に、更に、背フレーム8を起こすと、背フレーム8が起上がるほど、ヘッドフレーム22が、背フレーム8に対して徐々に後方へ倒れ、図5に示す状態となる。
すなわち、背フレーム8が、図5に示すように起立した状態から、ヘッドフレーム22の前面の、背フレーム8の上下方向の軸に対する角度αが最大値となるまでは、背フレーム8を倒すほど、ヘッドフレーム22が背フレーム8に対して起上がり、背フレーム8を起すほど、ヘッドフレーム22が背フレーム8に対して倒れる。
また、背フレーム8が、前記角度αが最大値となる状態から、図7に示す背フレーム8が倒伏した状態となるまでは、背フレーム8を倒すほど、ヘッドフレーム22が背フレーム8に対して倒れ、背フレーム8を起すほど、ヘッドフレーム22が背フレーム8に対して起き上がる。
以上の構成により、本発明の実施例1における椅子1は、次のような作用、効果を発揮する。
本発明は、背フレーム8(背もたれ28)を倒すほど、スライドフレーム15とスライドフレームに設けた背クッション材28bと第1表皮材とが、共に座29方向に移動し、背フレーム8(背もたれ28)を起すほど、スライドフレーム15と背クッション材28bと第1表皮材とが、共に座29と反対側方向に移動するようにした。これにより、図9に示す背もたれ28の起立状態と、図11に示す背もたれ28の倒伏状態との背もたれ28の起倒動作において、図9〜11に示すように、背クッション材28bと座クッション材29bとの間隔(隙間)が変化する。また、背もたれ28を後方に倒すほど、座29が前方に移動する。
これにより、着座者40が、背もたれ28を起した状態の椅子1に着座し、背もたれ28にもたれた状態で、背もたれ28を倒したり、起したりしても、図11に示すように、従来技術における図20と比較して、着座者40の移動量が大きく減少していることがわかる。この図11は、着座者40の大腿部と骨盤の接合部が、図9の着座者40の着座位置から、座29に対して移動しないように着座した状態を示し、図9に示す背もたれ28を起立した状態における着座者40の頭の位置を点線で示す。この図11からも明らかなように、着座者40の背と背もたれ28との位置関係が図9から大きくずれず、背もたれ28により着衣が上方に引き上げられたりして移動することを抑制することができ、背もたれ28を起倒した場合にも、着衣を直したり、座り直したりすることが少なくなり、快適に椅子1を使用することができる。
また、背もたれ28の起倒の際に、着座者40と背もたれ28の表皮とがこすれたりすることを低減でき、背もたれ28の表皮の痛みを従来技術の椅子110と比較して少なくすることができる。
また、背フレーム8を起立した状態から徐々に倒して、ヘッドフレーム22の前面の、背フレーム8の上下方向の軸に対する角度αが所定値となるまでは、背フレーム8(背もたれ28)を徐々に倒すほど、ヘッドフレーム22(ヘッドレスト30)が、背フレーム8(背もたれ28)に対して、徐々に起上がるようにしたことにより、着座者40が、椅子1の背もたれ28を少し倒して、前方のテレビ等を視る場合には、図5,9に示した状態よりも、ヘッドレスト30が背もたれ28に対して起上がっていることで、着座者40の視線を前方に保持し易くなる。
また、ヘッドフレーム22の前面の、背フレーム8の上下方向の軸に対する角度αが所定値となった後は、背フレーム8(背もたれ28)を倒すほど、ヘッドフレーム22(ヘッドレスト30)が、背フレーム8(背もたれ28)に対して、徐々に倒れるようにしたことにより、着座者40が、椅子1の背もたれ28を大きく倒して寝姿勢等をとる場合には、着座者40の首が疲れることなく、楽な姿勢をとることができる。
図12乃至図14は、実施例2を示す。
前記実施例1においては、スライド側枠15a,15bの下端部と、椅子フレーム4の両側枠4a,4bとを1本のリンク27で連結したが、本実施例2においては、スライド側枠15a,15bの軸方向中間部と、椅子フレーム4の両側枠4a,4bとを複数からなるリンク31で連結し、背もたれ28(背フレーム8)を後方へ倒すほど、スライドフレーム15が下側(座29側)方向に移動して背クッション材28bと座クッション材29bとの隙間が狭くなるようにしたものである。また、背もたれ28(背フレーム8)を起すほど、スライドフレーム15が上側(座29と反対側)方向に移動して、背クッション材28bと座クッション材29bとの隙間が大きくなるようにしたものである。
前記リンク31は、図12〜14に示すように、第1リンク32と第2リンク33と第3リンク34の3つのリンクで構成されている。
前記第1リンク32の一端(上端)は、スライド側枠15a,15bの軸方向の中間部に、左右(C−D)方向に水平に設けた回転軸32aを中心として、前後に回転可能に連結され、第1リンク32の他端(下端)は、第2リンク33の一端(上端)に、左右(C−D)方向に水平に設けた回転軸32bを中心として、前後に回転可能に連結されている。該第2リンク33の軸方向の中間部他端側寄り部は、背の側枠8a,8bに左右(C−D)方向に水平に設けた連結軸33aを中心として、前後に回転可能に連結されている。該連結軸33aは、支軸7の後部近傍に位置するように設けられている。
前記第2リンク33の他端(下端)は、第3リンク34の一端(後端)に、左右(C−D)方向に水平に設けた回転軸33bを中心として、前後に回転可能に連結されている。該第3リンク34の他端(前端)は、椅子フレーム4の両側枠4a,4bの後部上方に、左右(C−D)方向に水平に設けた回転軸34aを中心として、前後に回転可能に連結されている。
その他の構造、構成は、前記実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
次に、第2実施例の椅子1の動きについて説明する。
図12に示すように、椅子1の背フレーム8を起立した状態から、背フレーム8を徐々に後方へ倒していくと、第2リンク33の下端側が、図13,14に示すように、支軸7近傍の連結軸33aを中心として上部後方向に回動する。また、この第2リンク33の回動により、第1リンク32の他端回転軸32bが下方向へ移動する。これにより、図12〜14に示すように、該第1リンク32の一端側回転軸32aに連結されたスライド側枠15a,15bが、背の側枠8a,8bに沿って下側(座29)方向へ移動して、背クッション材28bと座クッション材29bとの隙間が狭くなる。
また、上記と反対に図14に示すように、椅子1の背フレームが倒伏した状態から、背フレーム8を起上がらせると、前記と逆の動作により、スライドフレーム15が、背の側枠8a,8bに沿って、座29と反対側方向に移動して、背クッション材28bと座クッション材29bとの隙間が大きくなるようにしたものである。
その他の動きは、前記実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
本実施例2においても、前記実施例1と同様の作用、効果を発揮することができる。
図15乃至図17は、実施例3を示す。
前記実施例1においては、スライド側枠15a,15bの下端部と、椅子フレーム4の両側枠4a,4bとをリンク27で連結したが、本実施例3においては、スライド側枠15a,15bの軸方向中間部と、座フレーム10の座の側枠10a,10bとをリンク41で連結し、背もたれ28(背フレーム8)を倒すほど、スライドフレーム15が座29側方向に移動して、背クッション材28bと座クッション材29bとの隙間が大きくなるようにし。また、背もたれ28(背フレーム8)を起すほど、スライドフレーム15が座29と反対側方向に移動して、背クッション材28bと座クッション材29bとの隙間が大きくなるようにしたものである。
前記リンク41は、図15〜17に示すように1本のリンクで形成されている。また、該リンク41は、板状に形成され、その側面形状は弧状に形成されるとともに、その弧の中心側が前側Aに位置するように設けられている。該リンク41の一端(上端)は、スライド側枠15a,15bの軸方向の中間部に、左右(C−D)方向に水平に設けた回転軸41aを中心として、前後に回転可能に連結され、リンク41の他端(下端)は、座の側枠10a,10bの中間部に、左右(C−D)方向に水平に設けた回転軸41bを中心として、前後に回転可能に連結されている。なお、前記リンク41の側面形状は、前記のような弧状以外にも、直線状等任意の形状とすることができる。
その他の構造、構成は、前記実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施例3の椅子1の動きについて説明する。
図15に示すように、椅子1の背フレーム8を起立した状態から、図16,17に示すように、背フレーム8を徐々に後方へ倒していくと、座フレーム10が、座案内部材11に沿って徐々に前部上方に移動する。これに伴い、座フレーム10と連結した他端側回転軸41bが前方上部に移動し、リンク41は、その両回転軸41a,41bを中心として回動しつつ、この回転軸41aが下側(座29)方向に移動する。それとともに、リンク41の回転軸41aに連結されたスライドフレーム15が、背の側枠8a,8bに沿って、座29方向に移動する。
また、上記と反対に、図17に示すように、背フレーム8を倒伏した状態から、背フレーム8を徐々に起こすと、スライドフレーム15を、背の側枠8a,8bに沿って、座29と反対側方向に移動する。
その他の動きは、前記実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
本実施例3においても、前記実施例1,2と同様の作用、効果を発揮することができる。
前記実施例1乃至3においては、背フレーム8を、支軸7を中心にして回動させ、リンク27,31,41により、スライドフレーム15を、背フレーム8の起倒に応じて背の側枠8a,8bの軸方向に移動するようにしたが、前記支軸7をスライド側枠15a,15bに設け、リンクにより、背フレーム8を、スライドフレーム15が後方へ倒れるほど上方(座29と反対側方向)に移動するようにしたものである。
椅子フレーム4に固定された支軸7を、スライドフレーム15の中間部に連結し、該支軸7を中心として、スライドフレーム15を前後に回転可能に設ける。また、スライドフレーム15と背フレーム8とは、前記実施例1乃至3と同様に、連結部材20を介して連結されるとともに、背フレーム8は、スライド側枠15a,15bの軸方向に沿って摺動可能に備える。
そして、スライドフレーム15が、支軸7を中心として後方へ倒れるほど、リンクにより背フレーム8が、スライド側枠15aの軸方向に沿って上方(座29と反対側方向)に移動し、それとともに座フレーム10も、スライドフレーム15の下端に対して後方に移動し、座フレーム10の後端とスライドフレームの下端とが徐々に近づき、背クッション材28bと座クッション材29bとの隙間が小さくなるようになっている。
また、スライドフレーム15が支軸を中心として前方へ起き上がるほど、リンクにより背フレーム8は、スライド側枠15aの軸方向に沿って下方(座29方向)に移動し、それとともに座フレーム10もスライドフレーム15の下端に対して前方に移動し、座フレーム10の後端とスライドフレーム15の下端とが徐々に遠ざかるようになっている。
すなわち、背フレーム8が倒れるほど、スライドフレーム15は、背フレーム8に対して座29方向に移動する。また、背フレーム8が起上がるほど、スライドフレーム15は、背フレーム8に対して座29と反対側方向に移動し、背クッション材28bと座クッション材29bとの隙間が大きくなるようになっている。
その他の構造、構成は、前記実施例1乃至3と同様であるので、その説明を省略する。
本実施例4においても、前記実施例1乃至3と同様の作用、効果を発揮することができる。
前記実施例1乃至4においては、スライドフレーム15を、背フレーム8よりも前方Aに位置して設けたが、スライドフレーム15を、背フレーム8よりも後方Bに位置して設けてもよい。
その他の構造、構成は、前記実施例1乃至4と同様であるので、その説明を省略する。
本実施例5においても、前記実施例1乃至4と同様の作用、効果を発揮することができる。
1 椅子
4 椅子フレーム
7 支軸
8 背フレーム
8a,8b 背の側枠
10 座フレーム
15 スライドフレーム
27,31,41 リンク
28b 背クッション材
29b 座クッション材

Claims (3)

  1. 椅子フレームと、該椅子フレームに対して起倒可能に備えた背フレーム該背フレームに対して前後方向に回転可能に連結した座フレームを有し、前記背フレームが倒れるほど前記座フレームが前方に移動し、前記背フレームが起きるほど前記座フレームが後方に移動する椅子において、
    前記背フレームが、一対の側枠を有し、該側枠に沿って移動可能なスライドフレームを設け、該スライドフレームに背クッション材を設け、前記座フレームに座クッション材を設け、
    前記スライドフレームは、前記背フレームが倒れるほど、前記側枠に沿って該背フレームに対して座方向に移動し、前記背フレームが起きるほど、前記側枠に沿って該背フレームに対して前記座と反対側方向に移動し、
    前記背クッション材と座クッション材間の隙間が、前記背フレームが倒れるほど小さく、前記背フレームが起きるほど大きくなり、
    1又は複数の部材で構成されたリンクを備え、該リンクの一端が前記スライドフレームの下部に前後に回動可能に連結され、前記リンクの他端が、前記椅子フレームに対し前後に回動可能に連結され、
    前記リンクにより前記スライドフレームを、背フレームに対して移動するようにしたことを特徴とする椅子。
  2. 背フレームを倒伏した際に、前記リンクの他端が、前記座フレームと背フレームの回動連結部より上方で、かつ、後方に位置することを特徴とする請求項1記載の椅子。
  3. 前記背フレームを、椅子フレームの後部に設けた支軸により椅子の前後方向に回転可能に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の椅子。
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