JP5633252B2 - 波長多重光伝送システムの波長多重部及び波長多重方法 - Google Patents

波長多重光伝送システムの波長多重部及び波長多重方法 Download PDF

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Description

本発明は、光通信に用いられる波長多重光伝送システムの波長多重部及び波長多重方法に関する。
図8は、関連技術の波長多重光伝送システムの波長多重部を示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。
波長多重光伝送システムの波長多重部90は、互いに異なる波長の信号光911〜91nを出力する複数の送信器921〜92nと、送信器921〜92nから出力された信号光911〜91nを多重化する波長多重器94と、を備えている。送信器921〜92nは、波長多重器94のポート(接続口)951〜95nに接続されている。波長多重器94は、信号光911〜91nを多重化して波長多重光93を出力する。図8において、λは波長である。
一般の波長多重(周波数多重)光伝送システムでは、各チャンネルに波長(周波数)の帯域が割り当てられている。そのチャネルに帯域外のスペクトルを放出することは、そのチャネルへの妨害となるためできる限り避けるべきである。関連技術の波長多重部90では、割り当てられたチャンネル帯域外へのスペクトル放出を避けるため、フィルタ効果を持つ波長多重器が94が用いられている。その種の波長多重器94は、通過させるべきチャネル帯域でロスが小さく、それ以外の帯域でロスが大きくなっている。したがって、通過すべき信号は低ロスに合波することができ、また、帯域外のスペクトルは除去される。
このように、波長多重器94では、送信器921〜92nからの信号光911〜91nの帯域に、ポート951〜95nの帯域が一対一に固定化されている。つまり、波長多重器94は、ポート951〜95nごとに、異なる帯域を有するバンドパスフィルタを内蔵している。この種の波長多重器94は、「波長選択性ありタイプ」と呼ばれることもある。
次に、下記特許文献について説明する。
特許文献1には、フィルタ特性を有する波長多重器(「波長合波器」ともいう。)が開示されている。また、特許文献1では、波長多重器において、あるポートから入力できる波長が、そのフィルタ特性によって複数(ただし有限)である、という意味で「カラーレス(colorless)」という言葉を用いている。これに対し、本願明細書では、波長多重器において、あるポートから入力できる波長に制限はない(すなわちフィルタ特性を有しない波長多重器)、という意味で「カラーレス(すなわち真のカラーレス)」という言葉を用いている。更に、特許文献1には、「インタリーバ(Interleaver)」という名称のデバイスを、2対1の波長合波器として用いることが開示されている。
特許文献2には、光ファイバブラッググレーティングについて開示されている。
特許文献3には、AWG(Arrayed Waveguide Grating)、マッハ−ツェンダ(Mach-Zehnder)干渉計又はリング共振器をヒータで加熱する波長可変フィルタが開示されている。
特許文献4には、誘電体多層膜を用いた波長可変フィルタが開示されている。
特許文献5には、反射波長の異なる複数種のグレーティングが光ファイバの長さ方向に直列に形成されたグレーティング部品が開示されている。
特開2008−227556号公報(段落0027〜0031、図2) 特開2001−296418号公報(図10、図12) 特開2010‐054624号公報(図7、図9、図22、図24、図34) 特許2874439号公報(図1) 特開2002‐122747号公報(段落0066、図1)
図8の波長多重部90において、送信器921〜92nが波長固定タイプである場合は、その品種数が膨大になるので、管理が煩雑となる。一方、送信器921〜92nが波長可変タイプである場合は、出力波長をコマンドに応じて任意に設定できることにより、品種数を削減できるので、品種管理の問題を解消できる。
しかしながら、波長可変タイプの送信器921〜92nの波長を遠隔で変更できても、送信器921〜92nと波長多重器94との接続を遠隔で切り替えられないので、人間が手動でその接続を切り替えなければならい、という問題があった(仮想線96参照)。なぜなら、波長多重器94では、ポート951〜95nと通過波長とが固定的に関連付けられているからである。
この問題を解決するため、大規模な光マトリックススイッチを用いて接続を切り替える技術が考えられる。しかし、この技術は、波長多重器94をそのまま使うことができるものの、大規模な光マトリックススイッチの構成が複雑で高価であるため非現実的と言える。
そこで、本発明の目的は、波長可変送信器の波長を遠隔で変更する場合に、波長可変送信器と波長多重器とを遠隔で接続可能にすることを、簡単な構成で実現する波長多重光伝送システムの波長多重部及び波長多重方法を提供することにある。
本発明に係る波長多重光伝送システムの波長多重部は、
互いに異なる波長の信号光を出力するとともに、当該波長を変える機能を有する複数の送信器と、
これらの送信器ごとに設けられ、前記送信器から出力された前記信号光から帯域外の光を除去するとともに、当該帯域の中心波長を変える機能を有する複数の帯域制限フィルタと、
波長多重の対象となるどの波長の光でも入力可能な複数のポートを有するとともに、前記複数の帯域制限フィルタで前記帯域外の光が除去された複数の前記信号光をそれぞれ前記複数のポートから入力し、これらの信号光を多重化する波長多重器と、
を備えたものである。
本発明に係る波長多重方法は、
波長を変える機能を有する複数の送信器から、前記波長の互いに異なる信号光を出力し、
前記送信器ごとに設けられ帯域の中心波長を変える機能を有する複数の帯域制限フィルタによって、前記送信器から出力された前記信号光から前記帯域外の光を除去し、
波長多重の対象となるどの波長の光でも入力可能な複数のポートを有する波長多重器によって、前記複数の帯域制限フィルタで前記帯域外の光が除去された複数の前記信号光を、それぞれ前記複数のポートから入力し、これらの信号光を多重化する、
ものである。
本発明によれば、資材コスト面、運用管理コスト面、構成の簡素さの面で優位性の高い、波長可変タイプの光送信器と波長選択性のない波長多重器との組み合わせによる波長多重部を用いる場合に課題であった、本来その波長チャネルに流れ込むべきでない余計な光が混入することを防止できる。その結果、この波長多重部の長所を十分に享受できるようになる。
実施形態1の波長多重光伝送システムの波長多重部を示すブロック図である。 図1における帯域制限フィルタの一例を示すブロック図である。 図2における帯域制限フィルタの更に具体的な例を示すブロック図であり、図3[1]は光ファイバブラッググレーティング(以下「FBG(Fiber Bragg Grating)という。)を用いた例であり、図3[2]はマッハツェンダ干渉計(以下「MZI(Mach-Zehnder Interferometer)」という。)を用いた例であり、図3[3]はリング共振器を用いた例である。 図1における帯域制限フィルタで帯域制限する前後の信号光スペクトルを示すグラフであり、図4[1]は帯域制限する前の一例であり、図4[1]は帯域制限した後の一例である。 実施形態2における帯域制限フィルタを示し、図5[1]はFBGを示す模式図であり、図5[2]はそのフィルタ特性を示すグラフである。 実施形態2におけるFBGの複峰性のフィルタ特性を示すグラフである。 実施形態3における帯域制限フィルタを示し、図7[1]はインタリーバを示す模式図であり、図7[2]はそのフィルタ特性の一例を示すグラフであり、図7[3]はインタリーバ及び光スイッチを用いた例を示す模式図である。 関連技術の波長多重光伝送システムの波長多重部を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という。)について説明する。
<実施形態1>
図1は、実施形態1の波長多重光伝送システムの波長多重部を示すブロック図である。図2は、図1における帯域制限フィルタの一例を示すブロック図である。図3は、図2における帯域制限フィルタの更に具体的な例を示すブロック図である。以下、これらの図面に基づき説明する。
本実施形態1の波長多重光伝送システムの波長多重部10は、互いに異なる波長の信号光111〜11nを出力するとともに、当該波長を変える機能を有する送信器121〜12nと、送信器121〜12nごとに設けられ、送信器121〜12nから出力された信号光111〜11nから帯域外の光を除去するとともに、当該帯域の中心波長を変える機能を有する帯域制限フィルタ131〜13nと、波長多重の対象となるどの波長の光でも入力可能なポート141〜14nを有するとともに、帯域制限フィルタ131〜13nで帯域外の光が除去された信号光151〜15nをそれぞれポート141〜14nから入力し、信号光151〜15nを多重化する波長多重器16と、を備えたものである。
送信器121〜12nは、一般的な構成からなり、それぞれ波長多重器16のポート141〜14nに接続されている。波長多重器16は、例えばパッシブなスターカプラであり、信号光151〜15nを多重化して波長多重光17を出力する。換言すると、送信器121〜12nは波長可変タイプであり、帯域制限フィルタ131〜13nは中心波長可変バンドパスフィルタである。
帯域制限フィルタ131の一例を、図2に示す。帯域制限フィルタ131は、信号光111から帯域外の光を除去するフィルタ部21と、フィルタ部21の帯域の中心波長を変える波長可変部22と、帯域の中心波長が設定値になるように波長可変部22を制御する制御部23とを有する。他の帯域制限フィルタ132〜13nも、帯域制限フィルタ131と同様の構成である(以下同じ)。
フィルタ部21は、複数の帯域について各帯域外の光を除去する複峰性のフィルタ特性を有するものとしてもよい。換言すると、フィルタ部21は、同一形状のフィルタ特性が周波数軸上に繰り返し現れるフィルタ特性であって、それら全体のオフセットを変えることにより、波長可変とする構成としてもよい。
フィルタ部21として、帯域の中心波長が温度によって変化する特性を有するものを用いることができる。この場合、波長可変部22として、フィルタ部21を加熱するヒータを用いることができる。そして、制御部23として、フィルタ部21が中心波長の設定値に対応する温度になるように、波長可変部22(ヒータ)へ電力を供給する温度コントローラを用いることができる。
帯域の中心波長が温度によって変化する特性を有するフィルタ部21としては、例えばFBGや、平面光波回路(以下「PLC(Planar Lightwave Circuit)という。」として形成されたMZI又はリング共振器を用いることができる。これらを用いた帯域制限フィルタ131の例を、図3に示す。図3[1]はFBG211を用いた例であり、図3[2]はMZI212を用いた例であり、図3[3]はリング共振器213を用いた例である。そして、各例に共通に、ヒータ221及び温度コントローラ231を用いている。ヒータ221は例えば薄膜ヒータである。温度コントローラ231は、例えばマイクロコンピュータを有し、帯域の中心波長とヒータ221へ供給する電力との関係をテーブルに記憶し、入力した設定値に従いオープン制御又はフィードバック制御を実行する。フィードバック制御を実行する温度コントローラ231は、FBG211等の温度を測定する温度センサも有する。
換言すると、FBG211の他に、矩形に近いBPF特性(図4[2]参照)を示すデバイスには、石英導波路やシリコン導波路を利用したPLCに組まれた、多段のMZI212やリング共振器213がある。PLCの場合、帯域の中心波長を変化させる方法としては、ヒータ221などによる熱光学効果(屈折率が温度によって変わる効果)を用いる方法が一般的である。
図4は、帯域制限フィルタで帯域制限する前後の信号光スペクトルを示すグラフであり、図4[1]は帯域制限する前の一例であり、図4[1]は帯域制限した後の一例である。図4において、横軸fは周波数(すなわち波長の逆数)であり、縦軸Pは信号光のパワーである(他の図面でも同様)。以下、図1乃至図4に基づき、波長多重部10の作用及び効果について説明する。
例えば、送信器121から出力された信号光111(図4[1]参照)は、帯域制限フィルタ131で帯域外の光が除去される。帯域制限フィルタ131から出力された信号光151(図4[2]参照)は、ポート141に入力され波長多重器16で他の信号光152〜15nとともに多重化される。ここで、送信器121の波長を遠隔で変更したとする。これに伴い、帯域制限フィルタ131の帯域を遠隔で変えることにより、送信器121はポート141に接続したまま使えることになる。なぜなら、送信器121の変更後の波長に帯域制限フィルタ131の帯域を合わすことができ、かつ、ポート141はどの波長の光でも入力できるからである。よって、送信器121を手作業で接続し直す必要がない。
波長多重部10によれば、送信器121〜12nと波長多重器16との間に帯域制限フィルタ131〜13nを設けることにより、送信器121〜12nの波長を遠隔で変更すると同時に送信器121〜12nと波長多重器16とを遠隔で接続することを、簡素な構成ひいては低価格で実現できる。簡素な構成にできる理由は、大規模な光マトリックススイッチを用いることなく、しかも簡素である波長選択性のない波長多重器16を用いることができるからである。
次に、本実施形態1の波長多重方法について説明する。
本実施形態1の波長多重方法は、波長多重部10の動作を方法の発明として捉えたものであり、次のような手順を含む。まず、波長を変える機能を有する送信器121〜12nから、波長の互いに異なる信号光111〜11nを出力する。続いて、送信器121〜12nごとに設けられ帯域の中心波長を変える機能を有する帯域制限フィルタ131〜13nによって、送信器121〜12nから出力された信号光111〜11nから帯域外の光を除去する。最後に、波長多重の対象となるどの波長の光でも入力可能なポート141〜14nを有する波長多重器16によって、帯域制限フィルタ131〜13nで帯域外の光が除去された信号光151〜15nを、それぞれポート141〜14nから入力し、これらの信号光151〜15nを多重化する。本実施形態1の波長多重方法によっても、波長多重部10と同様の作用及び効果を奏する。
次に、本実施形態1について更に詳しく説明する。
波長選択性のない波長多重器、簡単に言えばパッシブなスターカプラの利用は、以前はロスが大きいため敬遠されていたものの、光増幅器が安価になった現在では現実的と考えられるようになってきた。このような、波長選択性のない波長多重器は、カラーレスな波長多重器と呼ばれる。カラーレスな波長多重器を使う場合、送信器からの出力光に、アサインされた帯域を外れるスペクトルが含まれていると、これが波長多重器で除去されないため、干渉妨害を引き起こすという問題がある。一方、現在の光通信では、大容量化及び高速化の要求に応えるため、より高い周波数利用効率が求められている。その結果、アサインされた帯域をギリギリまで広く使うようになってきたため、特に隣接チャネルへの漏れ光が生じやすくなっており、この問題解決の重要度は増している。
そこで、本実施形態1の波長多重部10では、送信器121〜12nと波長多重器16との間に、帯域制限フィルタ131〜13nを備える。つまり、カラーレスな波長多重器16を用いた送信部において、信号光111〜11nの波長多重をする前に、その信号光111〜11nを帯域制限フィルタ131〜13nに通す、ということが重要である。その理由は、フィルタ効果を併せ持った波長多重器であれば、本発明は不要であるためである。換言すると、送信器121〜12nを用いた波長多重部10において、波長(周波数)多重を行う前段に帯域制限フィルタ131〜13nを備え、その帯域制限フィルタ131〜13nによって信号光111〜11nの帯域を絞ることを特徴とする。
本実施形態1によれば、波長無依存の波長多重器16を用いる場合に、送信器121〜12nから出力され波長多重器16に到達した信号光151〜15nに、本来その波長チャネルに割り当てられていない波長の光が含まれることを防止できる。これにより、波長選択性のないカラーレス波長多重器16の実用性を飛躍的に向上できる。
<実施形態2>
図5は実施形態2における帯域制限フィルタを示し、図5[1]はFBGを示す模式図であり、図5[2]はそのフィルタ特性の一例を示すグラフである。図6は実施形態2におけるFBGの複峰性のフィルタ特性を示すグラフである。以下、これらの図面に基づき説明する。
本実施形態2は、帯域制限フィルタ131にFBG211を用いたことを特徴とする。帯域制限フィルタ131は、FBG211の他に、光サーキュレータ31に加え、例えば図3[1]に示すヒータ221及び温度コントローラ231を有する。
FBG211は、光ファイバの、ゲルマニウムなどがドープされたコア部に紫外線を照射して屈折率を変化させることにより、光ファイバの長手方向に沿って周期的な屈折率変化を起こさせ、回折格子を形成したものである。FBG211は、特定の波長(帯域)の光を反射し、それ以外の光を透過させる性質がある。図5[2]に示すように、FBG211の反射光33に対するフィルタ特性は、ほぼ矩形であり、BPFとして理想に近い。そこで、図5[1]に示すように、FBG211の反射光33を利用するために、FBG211に光サーキュレータ31を組み合わせて用いる。図5[1]に示す構成によれば、
信号光111=透過光32+反射光33
信号光151=反射光33
という関係式が成り立つ。
FBG211は、図5[2]に示すフィルタ特性では単峰性であるが、図6に示すように、複数のフィルタを重ね合わせ合成した複峰性のフィルタ特性も実現可能である。複峰性のフィルタ特性を有するFBG211は、同一のフィルタ特性の形状(以下「一つ一つのフィルタカーブ」という。)が周波数軸上に繰り返し現れるように作られている。
更に、FBG211は、回折格子のピッチすなわち屈折率変化の周期を変化させることにより、中心波長を変化させることができる。変化を起こす作用としては、温度、応力(張力、曲げ)、などが使われる。このFBG211を用いた帯域制限フィルタ131を、波長可変送信器の出力側に挿入することにより、帯域外へ漏れた光を除去するという本発明の目的の基本部分が達せられる。
今日一般に市販されている波長可変送信器の波長可変範囲は、約40[nm]程度である。これは、光アンプの増幅帯域が約40[nm]程度であることに起因する。これに対し、温度や張力などによるFBGの波長可変範囲は大きいものでも10[nm]程度しかない。そのような場合は、複峰性のフィルタ特性を有するFBG211を用いて、一つのフィルタカーブあたりの波長可変範囲を狭めればよい。そのような使用例を図6に示す。図6は、複峰性のフィルタ特性を有するFBG211に対して、温度又は応力(張力)を作用させて中心波長を変化させる様子を示している。図6において、矢印34(←→)が一つのフィルタカーブあたりの波長可変範囲である。
本実施形態2の他の構成は、実施形態1と同様である。本実施形態2も、実施形態1と同様の作用及び効果を奏する。
<実施形態3>
図7は実施形態3における帯域制限フィルタを示し、図7[1]はインタリーバを示す模式図であり、図7[2]はそのフィルタ特性の一例を示すグラフであり、図7[3]はインタリーバ及び光スイッチを用いた例を示す模式図である。以下、これらの図面に基づき説明する。
本実施形態3は、図7[3]に示すように、帯域制限フィルタ131にインタリーバ40を用いたことを特徴とする。多段のMZIによるフィルタの実用例としては、図7[1]に示すインタリーバ40がよく知られている。インタリーバ40は、一つの入力ポート41と二つの出力ポート42,43とを有する。光44は、入力ポート41に入力され、その波長に応じて出力ポート42,43のどちらか一方から出力される。出力ポート42から出力された光45と、出力ポート43から出力された光46との関係は、図7[2]に示すようになる。つまり、インタリーバ40は、複峰性のフィルタ特性を交互に配置したフィルタ特性を持つ。
インタリーバ40は、このような周期的なフィルタ特性を持っているので、前述の複峰性のフィルタ特性を持つFBGと同様に、帯域制限フィルタ131として利用可能である。帯域制限フィルタ131として利用するには、例えば図7[3]に示すように、光スイッチ47と組み合わせて、信号光151a,151bのどちらか一方を選択するようにしてもよい。このとき光スイッチ47を制御する主体は、例えば図2に示す制御部23である。また、光スイッチ47を設けずに、信号光151a,151bのどちらか一方を固定的に用いるようにしてもよい。帯域制限フィルタ131は、インタリーバ40の他に、例えば図3[2]に示すヒータ221及び温度コントローラ231を有する。
なお、図7[3]の構成において、温度制御をせずに、信号光151a,151bのどちらか一方を選択するだけの、帯域の中心波長を変化させない構成としてもよい。
多段のMZIのフィルタ特性は、インタリーバのように二つのポートのフィルタ特性が波長シフトしたときに交互に重なる形状に限らず、例えば図6のような形状も設計可能である。多段干渉計型のフィルタとしては、MZIのほかに多段リング共振器も知られている。多段リング共振器についても、設計上の考慮により、同様な帯域制限フィルタを実現可能である。
本実施形態3の他の構成は、実施形態1、2と同様である。本実施形態3も、実施形態1、2と同様の作用及び効果を奏する。
次に、他の実施形態の概要について説明する。
本発明で用いる帯域制限フィルタに、光フィルタとして最も広く使用されている誘電体多層膜フィルタを使用してもよい。ただし、誘電体多層膜フィルタは、一般にフィルタ特性の裾野が広いため、隣接チャネルへの漏れ光を除去できるようにするには高度な設計・製造技術が必要となる。かつ、誘電体多層膜フィルタは、一般に中心波長を変化させることが難しい。特に、この二つの要求を同時に満たすことが極めて難しい。そのため、波長可変範囲が狭くてよい場合や、漏れ光成分の主体が隣接チャネル付近の波長ではなく隣接チャネルから離れた波長である場合に限って、適用可能である。
本発明で用いる帯域制限フィルタの挿入位置は、波長可変送信器と波長多重器との間であればどこでもよい。ただし、波長可変送信器の出力波長と、帯域制限フィルタの中心波長とを合わせる制御が必要という観点から、波長可変送信器に組み込んで一体化することが望ましい。なお、波長可変部としてヒータを例示したが、ヒータに代えて又はヒータとともに例えばペルチェ(Peltier)素子などを用いてもよい。
以上、上記各実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細については、当業者が理解し得るさまざまな変更を加えることができる。また、本発明には、上記各実施形態の構成の一部又は全部を相互に適宜組み合わせたものも含まれる。
上記の実施形態の一部又は全部は以下の付記のようにも記載され得るが、本発明は以下の構成に限定されるものではない。
(付記1)互いに異なる波長の信号光を出力するとともに、当該波長を変える機能を有する複数の送信器と、
これらの送信器ごとに設けられ、前記送信器から出力された前記信号光から帯域外の光を除去するとともに、当該帯域の中心波長を変える機能を有する複数の帯域制限フィルタと、
どの波長の光でも入力可能な複数のポートを有するとともに、前記複数の帯域制限フィルタで前記帯域外の光が除去された複数の前記信号光をそれぞれ前記複数のポートから入力し、これらの信号光を多重化する波長多重器と、
を備えた波長多重光伝送システムの波長多重部。
(付記2)付記1記載の波長多重光伝送システムの波長多重部において、
前記帯域制限フィルタは、前記信号光から前記帯域外の光を除去するフィルタ部と、前記フィルタ部の前記帯域を変える波長可変部と、前記帯域の中心波長が設定値になるように前記波長可変部を制御する制御部とを有する、
波長多重光伝送システムの波長多重部。
(付記3)付記2記載の波長多重光伝送システムの波長多重部において、
前記フィルタ部は、複数の前記帯域について各帯域外の光を除去する複峰性のフィルタ特性を有する、
波長多重光伝送システムの波長多重部。
(付記4)付記2又は3記載の波長多重光伝送システムの波長多重部において、
前記フィルタ部は、前記中心波長が温度によって変化する特性を有し、
前記波長可変部は、前記フィルタ部を加熱するヒータであり、
前記制御部は、前記フィルタ部が前記中心波長の前記設定値に対応する温度になるように、前記ヒータへ電力を供給する温度コントローラである、
波長多重光伝送システムの波長多重部。
(付記5)付記2乃至4のいずれか一項に記載の波長多重光伝送システムの波長多重部において、
前記フィルタ部が光ファイバブラッググレーティングである、
波長多重光伝送システムの波長多重部。
(付記6)付記2乃至4のいずれか一項に記載の波長多重光伝送システムの波長多重部において、
前記フィルタ部がマッハツェンダ干渉計である、
波長多重光伝送システムの波長多重部。
(付記7)付記2乃至4のいずれか一項に記載の波長多重光伝送システムの波長多重部において、
前記フィルタ部がリング共振器である、
波長多重光伝送システムの波長多重部。
(付記8)付記2乃至4のいずれか一項に記載の波長多重光伝送システムの波長多重部において、
前記フィルタ部がインタリーバである、
波長多重光伝送システムの波長多重部。
(付記9)付記1乃至8のいずれか一項に記載の波長多重光伝送システムの波長多重部において、
前記波長多重器は、波長依存性が少なく設計されている光カプラ(例えばスターカプラ)である、
波長多重光伝送システムの波長多重部。
(付記10)波長を変える機能を有する複数の送信器から、前記波長の互いに異なる信号光を出力し、
前記送信器ごとに設けられ帯域の中心波長を変える機能を有する複数の帯域制限フィルタによって、前記送信器から出力された前記信号光から前記帯域外の光を除去し、
どの波長の光でも入力可能な複数のポートを有する波長多重器によって、前記複数の帯域制限フィルタで前記帯域外の光が除去された複数の前記信号光を、それぞれ前記複数のポートから入力し、これらの信号光を多重化する、
波長多重方法。
(付記11)互いに異なる波長の信号光を出力するとともに、当該波長を変える機能を有する複数の送信器と、
これらの送信器ごとに設けられ、前記送信器から出力された前記信号光から帯域外の光を除去するとともに、当該帯域の中心波長を変える機能を有する複数の帯域制限フィルタと、
帯域制限フィルタを有しない多重波長器であって、前記複数の帯域制限フィルタで前記帯域外の光が除去された複数の前記信号光をそれぞれ複数のポートから入力し、これらの信号光を多重化する波長多重器と、
を備えた波長多重光伝送システムの波長多重部。
(付記12)波長を変える機能を有する複数の送信器から、前記波長の互いに異なる信号光を出力し、
前記送信器ごとに設けられ帯域の中心波長を変える機能を有する複数の帯域制限フィルタによって、前記送信器から出力された前記信号光から前記帯域外の光を除去し、
帯域制限フィルタを有しない多重波長器によって、前記複数の帯域制限フィルタで前記帯域外の光が除去された複数の前記信号光を、それぞれ複数のポートから入力し、これらの信号光を多重化する、
波長多重方法。
本発明は、波長可変送信器を用いた光通信などに利用可能である。
10 波長多重光伝送システムの波長多重部
111〜11n 信号光
121〜12n 送信器(波長可変タイプ)
131〜13n 帯域制限フィルタ(中心波長可変バンドパスフィルタ)
141〜14n ポート
151〜15n 信号光
16 波長多重器
17 波長多重光
21 フィルタ部
211 FBG
212 MZI
213 リング共振器
22 波長可変部
221 ヒータ
23 制御部
231 温度コントローラ
31 光サーキュレータ
32 透過光
33 反射光
34 矢印
40 インタリーバ
41 入力ポート
42,43 出力ポート
44,45,46 光
47 光スイッチ
90 波長多重光伝送システムの波長多重部
911〜91n 信号光
921〜92n 送信器
93 波長多重光
94 波長多重器
951〜95n ポート
96 仮想線

Claims (7)

  1. 互いに異なる波長の信号光を出力するとともに、当該波長を変える機能を有する複数の送信器と、
    これらの送信器ごとに設けられ、前記送信器から出力された前記信号光から帯域外の光を除去するとともに、当該帯域の中心波長を変える機能を有する複数の帯域制限フィルタと、
    波長多重の対象となるどの波長の光でも入力可能な複数のポートを有するとともに、前記複数の帯域制限フィルタで前記帯域外の光が除去された複数の前記信号光をそれぞれ前記複数のポートから入力し、これらの信号光を多重化する波長多重器と、
    を備え
    前記帯域制限フィルタは、複数の前記帯域について各帯域外の光を除去する複峰性のフィルタ特性を有し、かつ、前記複峰性のフィルタ特性を構成する一つのフィルタカーブの波長可変範囲が隣接する他のフィルタカーブの波長可変範囲に接している、
    波長多重光伝送システムの波長多重部。
  2. 請求項記載の波長多重光伝送システムの波長多重部において、
    前記帯域制限フィルタは、前記信号光から前記帯域外の光を除去する光ファイバブラッググレーティングを有する、
    波長多重光伝送システムの波長多重部。
  3. 請求項記載の波長多重光伝送システムの波長多重部において、
    前記帯域制限フィルタは、前記信号光から前記帯域外の光を除去するマッハツェンダ干渉計を有する、
    波長多重光伝送システムの波長多重部。
  4. 請求項記載の波長多重光伝送システムの波長多重部において、
    前記帯域制限フィルタは、前記信号光から前記帯域外の光を除去するリング共振器を有する、
    波長多重光伝送システムの波長多重部。
  5. 請求項記載の波長多重光伝送システムの波長多重部において、
    前記帯域制限フィルタは、前記信号光から前記帯域外の光を除去するインタリーバを有する、
    波長多重光伝送システムの波長多重部。
  6. 請求項1乃至いずれか一項に記載の波長多重光伝送システムの波長多重部において、
    前記波長多重器は、波長多重の対象となるどの波長の光でも入力可能な複数のポートを有する光カプラである、
    波長多重光伝送システムの波長多重部。
  7. 波長を変える機能を有する複数の送信器から、前記波長の互いに異なる信号光を出力し、
    前記送信器ごとに設けられ帯域の中心波長を変える機能を有する複数の帯域制限フィルタによって、前記送信器から出力された前記信号光から前記帯域外の光を除去し、
    波長多重の対象となるどの波長の光でも入力可能な複数のポートを有する波長多重器によって、前記複数の帯域制限フィルタで前記帯域外の光が除去された複数の前記信号光を、それぞれ前記複数のポートから入力し、これらの信号光を多重化
    前記帯域制限フィルタは、複数の前記帯域について各帯域外の光を除去する複峰性のフィルタ特性を有し、かつ、前記複峰性のフィルタ特性を構成する一つのフィルタカーブの波長可変範囲が隣接する他のフィルタカーブの波長可変範囲に接している、
    波長多重方法。
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