JP2020038241A - 全光スイッチ及び光学装置 - Google Patents

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Yuya Shoji
雄哉 庄司
俊哉 村井
Toshiya Murai
俊哉 村井
哲弥 水本
Tetsuya Mizumoto
哲弥 水本
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Abstract

【課題】高いピークパワーの制御光を必要としない全光スイッチを提供する。【解決手段】全光スイッチ1は、信号光及び信号光よりも光パワーが大きい制御光が入力される入力ポート10と、入力ポート10に光学的に接続され、制御光が入力ポート10を介して入力されるときに共振して加熱されることで、共振波長がシフトする光共振器13と、光共振器13に光学的に接続され、光共振器13から入力された信号光を出力する第1出力ポート11とを有し、光共振器13は、信号光の波長が共振波長と一致するときに信号光を透過し、信号光の波長が共振波長と一致しないときに信号光を透過しない、信号光は、光共振器に透過したときに第1出力ポートから出力されず、光共振器に透過しないときに第1出力ポートから出力される。【選択図】図4

Description

本願は、全光スイッチ及び光学装置に関する。
電気的な制御を介さずに信号光を制御する素子である全光スイッチが知られている。全光スイッチは、電気的な制御を介さずに信号光を制御するため、100Gbpsオーダの高い転送レートで動作しても消費電力が増加するおそれがない。
特許文献1には、少なくとも一部が光学非線形性材料で構成されたマッハツェンダー系の両アームに制御光を導入して両アームの光学長を変化させることで、信号光を制御するマッハツェンダー型全光スイッチが記載されている。特許文献1に記載される全光スイッチは、両アームの非線形導波路を励起する時間をずらすことで光路長を変化させるので、動作速度が非線形材料の緩和時間により制限されないため、高速スイッチング動作が可能である。
特開平7−20510号公報
しかしながら、特許文献1に記載される全光スイッチは、両アームの一部に光学非線形性材料を配置するため、製造プロセスが複雑化して製造コストが上昇すると共に、素子が大型化するおそれがある。また、特許文献1に記載される全光スイッチの製造プロセスを簡素化するために、光導波路を単一の光学非線形性材料で構成する場合、不要な非線形光学効果が光導波路で発生することで、信号光の損失が増加して消光比が劣化するおそれがある。また、特許文献1に記載される全光スイッチは、非線形光学効果を発生させるために光ピークパワーが高い制御光を生成する光源が必要であり、製造コストの上昇及び装置の大型化を招くおそれがある。そして、特許文献1に記載される全光スイッチは、非線形光学効果の応答速度が速いため屈折率変化を定常的に誘起することは容易ではなく、光パケット等の連続した信号光パルスを制御することは容易ではない。
本発明は、高いピークパワーの制御光を必要としない全光スイッチを提供することを目的とする。
本発明に係る全光スイッチは、信号光及び信号光よりも光パワーが大きい制御光が入力される入力ポートと、入力ポートに光学的に接続され、制御光が入力ポートを介して入力されるときに共振して加熱されることで、共振波長がシフトする光共振器と、光共振器に光学的に接続され、光共振器から入力された信号光を出力する第1出力ポートと、を有し、光共振器は、信号光の波長が共振波長と一致するときに信号光を透過し、信号光の波長が共振波長と一致しないときに信号光を透過しない、信号光は、光共振器に透過したときに第1出力ポートから出力されず、光共振器に透過しないときに第1出力ポートから出力される。
さらに、本発明に係る全光スイッチは、光共振器に近接して配置された金属層を更に有することが好ましい。
さらに、本発明に係る全光スイッチは、信号光の波長が共振波長と一致するときに信号光が入力されるリング共振器であることが好ましい。
さらに、本発明に係る全光スイッチは、光共振器に光学的に接続されて、光共振器に入力された光を分岐する第2カプラと、第2カプラに光学的に接続された第2出力ポートとを更に有し、第2出力ポートは、光共振器に透過した信号光を出力することが好ましい。
さらに、本発明に係る全光スイッチでは、光共振器は、共振波長が互いに異なる複数のリング共振器を含み、入力ポートから入力された信号光を第1出力ポートと複数のリング共振器のそれぞれとに分岐する複数の第1カプラと、複数のリング共振器のそれぞれに入力された光を分岐する複数の第2カプラと、複数の第2カプラのそれぞれに接続された複数の第2出力ポートとを更に有することが好ましい。
さらに、本発明に係る光学装置は、信号光を放射する信号光源と、制御光を放射する制御光源と、信号光と制御光とを合波する信号カプラと、信号カプラに光学的に接続された全光スイッチと、を有し、全光スイッチは、信号光及び信号光よりも光パワーが大きい制御光が入力される入力ポートと、入力ポートに光学的に接続され、制御光が入力ポートを介して入力されるときに共振して加熱されることで、共振波長がシフトする光共振器と、光共振器に光学的に接続され、光共振器から入力された信号光を出力する第1出力ポートと、を有し、光共振器は、信号光の波長が共振波長と一致するときに信号光を透過し、信号光の波長が共振波長と一致しないときに信号光を透過しない、信号光は、光共振器に透過したときに第1出力ポートから出力されず、光共振器に透過しないときに第1出力ポートから出力される。
さらに、本発明に係る全光スイッチは、信号光及び信号光よりも光パワーが大きい制御光が入力される入力ポートと、入力ポートに光学的に接続され、制御光が入力ポートを介して入力されるときに共振して加熱されることで、共振波長がシフトする光共振器と、光共振器に光学的に接続され、光共振器から入力された信号光を出力する出力ポートと、を有し、光共振器は、信号光の波長が共振波長と一致するときに信号光を反射し、信号光の波長が共振波長と一致しないときに信号光を透過し、信号光は、光共振器に反射したときに出力ポートから出力されず、光共振器に透過したときに出力ポートから出力される。
さらに、本発明に係る全光スイッチは、信号光及び信号光よりも光パワーが大きい制御光が入力される入力ポートと、入力ポートに光学的に接続され、制御光が入力ポートを介して入力されるときに共振して加熱されることで、共振波長がシフトする光共振器と、光共振器に光学的に接続され、光共振器から入力された信号光を出力する出力ポートと、を有し、光共振器は、信号光の波長が共振波長と一致するときに信号光を透過し、信号光の波長が共振波長と一致しないときに信号光を反射し、信号光は、光共振器に反射したときに出力ポートから出力されず、光共振器に透過したときに出力ポートから出力される。
本発明に係る全光スイッチは、高いピークパワーの制御光を必要としない。
第1実施形態に係る全光スイッチのブロック図である。 図1に示すA−A線に沿う断面図である。 図1に示す全光スイッチの動作を説明するための第1の図であり、(a)は制御光が入力ポートに入力されていない非加熱状態を示し、(b)は制御光が入力ポートに入力されている加熱状態を示す。 図4は図1に示す全光スイッチの動作を説明するための第2の図である。 第2実施形態に係る全光スイッチのブロック図である。 図5に示す全光スイッチの動作を説明するための図である。 第3実施形態に係る全光スイッチのブロック図である。 図1に示す全光スイッチの変形例に係る動作を説明するための第1の図であり、(a)は制御光が入力ポートに入力されていない非加熱状態を示し、(b)は制御光が入力ポートに入力されている加熱状態を示す。 図1に示す全光スイッチ1の変形例に係る動作を説明するための第2の図である。 (a)はグレーティングの一例を示す図であり、図(b)は(a)に示すグレーティングの透過特性及び反射特性を示す図であり、(c)はフォトニック結晶共振器の一例を示す図であり、(d)は(c)に示すフォトニック結晶共振器の透過特性を示す図である。 実施形態に係る全光スイッチの実装例を示す図である。 (a)は実施例1に係る全光スイッチの平面図であり、(b)は(a)に示すに示すB−B線に沿う断面図であり、(c)は実装例を示す図ある。 (a)は実施例1に係る全光スイッチにおいて、制御光の光パワーを変化させたときの共振波長と光共振器への透過率との関係を示す図である。 (a)は実施例2に係る全光スイッチの平面図であり、(b)は図14(a)に示すに示すC−C線に沿う断面図であり、(c)は実装例を示す図ある。 (a)は実施例1に係る全光スイッチにおいて、制御光の光パワーを変化させたときの共振波長と光共振器への透過率との関係を示す図である。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る全光スイッチ及び光学装置を説明する。同様な又は対応する要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。理解を容易にするために、図の縮尺は変更されている場合がある。
(実施形態に係る全光スイッチの概要)
実施形態に係る全光スイッチは、一例ではリング共振器である光共振器において制御光を共振させることで、光吸収で生じる発熱による光導波路の屈折率変化を利用して光共振器の共振波長をシフトさせる。実施形態に係る全光スイッチでは、信号光の波長は、制御光が入力されない非加熱状態における光共振器の共振波長である第1波長、及び信号光を光共振器で共振させる加熱状態における光共振器の共振波長である第2波長光の何れかに一致させる。実施形態に係る全光スイッチは、信号光の波長が共振波長と一致するときに、信号光を出力せず、信号光の波長が共振波長と一致しないときに、信号光を第1出力ポートに出力する。
(第1実施形態に係る全光スイッチの構成及び機能)
図1は、第1実施形態に係る全光スイッチのブロック図である。
全光スイッチ1は、例えば、シリコン等で形成される光導波路基板上に形成された光学素子であり、入力ポート10と、第1出力ポート11と、第1カプラ12と、光共振器13と、金属層14とを有する。
入力ポート10及び第1出力ポート11は光導波路であり、入力ポート10は、例えばパケットデータを示す信号光と、信号光を第1出力ポート11から出力するか否かを制御する制御光が入力される。入力ポート10に入力される制御光の光パワーは、入力ポート10に入力される信号光の光パワーよりも大きい。また、入力ポート10に入力される制御光の波長帯域は、入力ポート10に入力される信号光の波長帯域よりも広い。第1出力ポート11は、入力ポート10に入力された信号光が出力される。第1カプラ12は、入力ポート10から入力された信号光及び制御光を分波する光学素子である。
光共振器13は、制御光により共振されるリング長を有するリング共振器である。光共振器13は、例えば光導波路で形成され、第1カプラ12を介して入力ポート10及び第1出力ポート11に光学的に接続される。光共振器13のリング長Lは、モード指数m、共振波長λm、実効屈折率neff及び次数から、
で示される。光共振器13は、制御光が入力ポート10から入力されると共振して加熱されることで、光共振器13を形成する光導波路の屈折率が変化して共振周波数が、第1波長から第1波長よりも長い第2波長にシフトする。また、光共振器13は、信号光の波長が共振波長と一致するときに信号光を透過し、信号光の波長が共振波長と一致しないときに信号光を透過しない。
金属層14は、例えばTi等の金属層であり、光共振器13に近接して配置される。金属層14は、光共振器13に近接して配置されることで、光共振器13から放射される光を吸収して発熱する発熱層として機能する。
図2は、図1に示すA−A線に沿う断面図である。
光共振器13は、シリコン基板130の表面に形成されるシリコン酸化膜層131の表面に配置され、周囲にシリコン酸化膜であるクラッド層132が形成される。金属層14は、光共振器13の上方にクラッド層132を介して配置される。
図3は全光スイッチ1の動作を説明するための第1の図であり、図4は全光スイッチ1の動作を説明するための第2の図である。図3(a)は制御光が入力ポート10に入力されていない非加熱状態を示し、図3(b)は制御光が入力ポート10に入力されている加熱状態を示す。図3(a)及び3(b)において、横軸は光の波長を示し、縦軸は入力ポート10に入力される信号光の光共振器13への透過率を示す。
図3及び4に示す例では、制御光が入力ポートに入力されない非加熱状態では、信号光の波長は、光共振器13が共振する第1波長とは一致しない。一方、制御光が入力ポートに入力されている加熱状態では、信号光の波長は、光共振器13が共振する第2波長と一致する。光共振器13の共振波長は、制御光が入力ポートに入力されて加熱されることで、第1波長から第1波長よりも長い第2波長にシフトする。
制御信号411〜412のそれぞれのピーク波長、波長帯域及び光パワーは、信号光401〜403の波長が第2波長と一致するように設定される。例えば、制御信号411〜412のピーク波長は第2波長に一致し、制御信号411〜412の波長帯域は第1波長及び第2波長の双方を含むように設定される。また、制御信号411〜412の光パワーは、共振により光共振器13の共振波長を第1波長から第2波長にシフト可能であり、共振により光共振器13の共振波長が第2波長から大きくシフトしない大きさに設定される。
また、制御信号411〜412のそれぞれの光ピークパワー及びパルス幅は、光共振器13の温度を所望の温度に上昇させるように設定される。
信号光401〜403のそれぞれは、パケットデータ等の一群のデータであり、所定の周期毎に入力ポート10に入力される。制御信号411〜412のそれぞれは、信号光401及び403のそれぞれに同期して入力ポート10に入力される。
信号光401及び403が制御信号411及び412と共に入力ポート10に入力されるとき、光共振器13の共振波長は、第1波長から第2波長にシフトしている。すなわち、光共振器13の共振波長は、信号光401及び403の波長である第2波長と一致しており、信号光401及び403は、第1カプラ12において光共振器13に透過する。信号光401及び403は、第1カプラ12において第1出力ポート11ではなく光共振器13に透過するので、第1出力ポート11には出力されない。
信号光402が入力ポート10に入力されるとき、制御信号411及び412は何れも入力ポート10に入力されないので、光共振器13の共振波長は、第1波長である。光共振器13の共振波長は、第1波長であり、信号光402の波長と一致せず、信号光402は、第1カプラ12において光共振器13に透過しない。信号光402は、第1カプラ12において光共振器13に透過しないので、第1出力ポート11に出力される。
(第1実施形態に係る全光スイッチの作用効果)
全光スイッチ1は、非線形光学効果を利用することなく、制御光で共振させて加熱することで熱光学効果を利用して、光共振器の共振周波数をシフトさせることで信号光を制御する。全光スイッチ1は、非線形光学効果を利用することなく熱光学効果を利用して光共振器の共振周波数をシフトさせるので、光学非線形性材料を光導波路に形成することなく低コストで製造可能であり且つ小型化が可能である。
また、全光スイッチ1は、光共振器13において制御光が繰り返し同一空間を通過するため、光吸収による発熱が光共振器13に効率的に蓄積されるので、制御光の光ピークパワーは高くする必要がない。また、光共振器13における熱の拡散速度は比較的緩慢であるため、制御光は、光ピークパワーが低く且つパルス幅を長くすることで、光共振器13の温度を所望の温度に上昇させることができる。
また、全光スイッチ1は、光共振器13から放射される光を吸収して発熱する発熱層として機能する金属層14が光共振器13に近接して配置されるので、光共振器13が共振するときに早急且つ効率よく光共振器13を加熱できる。
(第2実施形態に係る全光スイッチの構成及び機能)
図5は、第2実施形態に係る全光スイッチのブロック図である。
全光スイッチ2は、第2カプラ15及び第2出力ポート16を有することが全光スイッチ1と相違する。第2カプラ15及び第2出力ポート16以外の全光スイッチ2の構成要素の構成及び機能は、同一符号が付された全光スイッチ1の構成要素の構成及び機能と同一なので、ここでは詳細な説明は省略する。
第2カプラ15は、光共振器13に光学的に接続されて、光共振器13に入力された光を分岐して第2出力ポート16に出力する。第2出力ポート16は、第2カプラ15に光学的に接続されて、信号光が光共振器13に入力されたとき、すなわち信号光の波長が光共振器13の共振波長に一致するときに信号光を出力する。
図6は、全光スイッチ2の動作を説明するための図である。図6に示す全光スイッチ2の動作は、制御光が入力ポート10に入力されていない非加熱状態が図3(a)に対応し、制御光が入力ポート10に入力されている加熱状態が図3(b)に対応するときの動作を示す。
信号光601〜603のそれぞれは、信号光401〜403と同様にパケットデータ等の一群のデータであり、所定の周期毎に入力ポート10に入力される。制御信号611〜612のそれぞれは、制御信号411〜412と同様に信号光601及び603のそれぞれに同期して入力ポート10に入力される。信号光601及び603のそれぞれのピーク波長、波長帯域及び光パワーは、信号光601〜603の波長が光共振器13の共振条件を満たすように設定される。
信号光601及び603が制御信号611及び612と共に入力ポート10に入力されるとき、光共振器13の共振波長は、第1波長から第2波長にシフトしている。すなわち、光共振器13の共振波長は、信号光601及び603の波長である第2波長と一致しており、信号光601及び603は、第1カプラ12において光共振器13に透過して、第2カプラ15を介して第2出力ポート16から出力される。
信号光402が入力ポート10に入力されるとき、制御信号411及び412は何れも入力ポート10に入力されないので、光共振器13の共振波長は、第1波長である。光共振器13の共振波長は、第1波長であり、信号光402の波長と一致せず、信号光401及び403は、第1カプラ12において光共振器13に透過しない。光共振器13の共振波長は、第1カプラ12において光共振器13に透過しないので、第1出力ポート11に出力される。
(第2実施形態に係る全光スイッチの作用効果)
全光スイッチ2は、光共振器13に入力された光を分岐する第2カプラ15と、第2カプラ15に光学的に接続された第2出力ポートとを更に有するので、光スイッチとしての動作だけでなく、光分配器としても動作することができる。
また、全光スイッチ2は、信号光を光共振器13を介して第2出力ポートから出力できうるので、光スイッチとしての動作だけでなく、信号光の強度を変調する強度変調素子としても動作することができる。
(第3実施形態に係る全光スイッチの構成及び機能)
図7は、第3実施形態に係る全光スイッチのブロック図である。
全光スイッチ3は、第1カプラ12〜第2出力ポート16と同様な構成及び機能を有する第1カプラ22〜第2出力ポート26及び第1カプラ32〜第2出力ポート36を有することが全光スイッチ2と相違する。第1カプラ22〜第2出力ポート26及び第1カプラ32〜第2出力ポート36以外の全光スイッチ3の構成要素の構成及び機能は、同一符号が付された全光スイッチ2の構成要素の構成及び機能と同一なので、ここでは詳細な説明は省略する。
第1カプラ22及び32は、第1カプラ12と同様に、入力ポート10から入力された信号光及び制御光を分波する光学素子である。金属層24及び34は、金属層14と同様に、光共振器23及び33から放射される光を吸収して発熱する発熱層である。
第2カプラ25及び35は、第2カプラ15と同様に、光共振器23及び33に光学的に接続されて、光共振器23及び33のそれぞれに入力された光を分岐して第2出力ポート26及び36のそれぞれに出力する。第2出力ポート26及び36は、第2出力ポート16と同様に、第2カプラ25及び35のそれぞれに光学的に接続されて、信号光が光共振器23及び33に入力されたときに信号光を出力する。
光共振器23は、制御光が入力ポート10に入力されない非加熱状態での共振波長が光共振器13と共振波長が異なるように形成される。また、光共振器33は、制御光が入力ポート10に入力されない非加熱状態での共振波長が光共振器13及び33と共振波長が異なるように形成される。すなわち、光共振器13、23及び33の共振波長は、互いに異なる。
入力ポート10には、光共振器13、23及び33のそれぞれの共振波長に応じた信号光及び制御光が入力される。入力ポート10には、光共振器13、23及び33のそれぞれが加熱状態であるときの共振波長を有する3つの異なる信号光が入力されると共に、光共振器13、23及び33のそれぞれが加熱状態であるときの共振波長を有する3つの異なる制御光が入力される。
(第3実施形態に係る全光スイッチの作用効果)
全光スイッチ3は、共振波長が互いに異なる複数の光共振器を含むので、複数の光共振器のそれぞれの共振波長に応じた信号光及び制御光を入力することで、信号光を複数の出力ポートに分岐することができる。
(実施形態に係る全光スイッチの変形例)
全光スイッチ1及び2では、信号光の波長は、加熱状態における光共振器13の共振波長である第2波長と一致しているが、実施形態に係る全光スイッチでは、信号光の波長は、非加熱状態における光共振器13の共振波長である第1波長と一致していてもよい。
図8は全光スイッチ1の変形例に係る動作を説明するための第1の図であり、図9は全光スイッチ1の変形例に係る動作を説明するための第2の図である。図8(a)は制御光が入力ポート10に入力されていない非加熱状態を示し、図8(b)は制御光が入力ポート10に入力されている加熱状態を示す。図9(a)及び9(b)において、横軸は光の波長を示し、縦軸は入力ポート10に入力される信号光の光共振器13への透過率を示す。
図8及び9に示す例では、制御光が入力ポートに入力されない非加熱状態では、信号光の波長は、光共振器13が共振する第1波長とは一致する。一方、制御光が入力ポートに入力されている加熱状態では、信号光の波長は、光共振器13が共振する第2波長と一致しない。光共振器13の共振波長は、制御光が入力ポートに入力されて加熱されることで、第1波長から第1波長よりも長い第2波長にシフトする。
信号光901〜903のそれぞれは、パケットデータ等の一群のデータであり、所定の周期毎に入力ポート10に入力される。制御信号911〜912のそれぞれは、信号光901及び903のそれぞれに同期して入力ポート10に入力される。
信号光901及び903が制御信号911及び912と共に入力ポート10に入力されるとき、光共振器13の共振波長は、第1波長から第2波長にシフトしている。すなわち、光共振器13の共振波長は、信号光901及び903の波長である第2波長と一致せず、信号光901及び903は、第1カプラ12において光共振器13に透過しない。信号光901及び903は、第1カプラ12において光共振器13に透過しないので、第1出力ポート11に出力される。
信号光902が入力ポート10に入力されるとき、制御信号911及び912は何れも入力ポート10に入力されないので、光共振器13の共振波長は、第1波長である。光共振器13の共振波長は、第1波長であり、信号光902の波長と一致しており、信号光902は、第1カプラ12において光共振器13に透過する。信号光902は、第1カプラ12において第1出力ポート11ではなく光共振器13に透過するので、第1出力ポート11には出力されない。
また、全光スイッチ1〜3は、リング共振器である光共振器13を有するが、実施形態に係る全光スイッチは、共振して加熱されることで共振波長を第1波長から第2波長にシフトする光共振器であればよい。例えば、実施形態に係る全光スイッチは、回折格子とも称されるグレーティングであってもよく、フォトニック結晶共振器であってもよい。
図10(a)はグレーティングの一例を示す図であり、図10(b)は図10(a)に示すグレーティングの透過特性及び反射特性を示す図である。図10(c)はフォトニック結晶共振器の一例を示す図であり、図10(d)は図10(c)に示すフォトニック結晶共振器の透過特性を示す図である。
グレーティング及びフォトニック結晶共振器は、リング共振器と同様に、共振して加熱されることで共振波長を第1波長から第2波長にシフトする光共振器である。グレーティングは、信号光の波長が共振波長と一致するときに信号光を反射し、信号光の波長が共振波長と一致しないときに信号光を透過する。信号光は、グレーティングに反射したときに出力ポートから出力されず、グレーティングを透過したときに出力ポートから出力される。フォトニック結晶共振器は、信号光の波長が共振波長と一致するときに信号光を透過し、信号光の波長が共振波長と一致しないときに信号光を反射する。信号光は、フォトニック結晶共振器に反射したときに出力ポートから出力されず、フォトニック結晶共振器を透過したときに出力ポートから出力される。
また、全光スイッチ1〜3は、光導波路で形成されるが、実施形態に係る全光スイッチは、光ファイバ等の他の光伝送路によって形成されてもよい。
(実施形態に係る全光スイッチの実装例)
図11は、実施形態に係る全光スイッチの実装例を示す図である。
光学装置100は、全光スイッチ1と、信号光源101と、制御光源102と、信号光導波路103と、制御光導波路104と、信号カプラ105と、光ファイバなどの光信号ケーブル106とを有する。全光スイッチ1は、図1〜4等を参照して既に説明したので、ここでは詳細な説明は省略する。
信号光源101及び制御光源102は、例えば半導体レーザであり、GaAs/AlGaAs/InP等の半導体材料から形成され、例えば、自然光を発光する半導体光増幅器(Semiconductor Optical Amplifier、SOA)であってもよい。信号光源101は信号光を放射し、制御光源102は制御光を放射する。
信号光導波路103は、信号光源101に光学的に接続され、信号光源101から放射された信号光を信号カプラ105に伝送する。制御光導波路104は、制御光源102に光学的に接続され、制御光源102から放射された信号光を信号カプラ105に伝送する。信号カプラは、信号光導波路103及び制御光導波路104に光学的に接続され、信号光導波路103によって伝送された信号光と、制御光導波路104によって伝送された制御光とを合波して、信号ケーブル106を介して、入力ポート10に出力する。
図12(a)は実施例1に係る全光スイッチの平面図であり、図12(b)は図12(a)に示すに示すB−B線に沿う断面図であり、図12(c)は実装例を示す図ある。
実施例1に係る全光スイッチでは、入力ポート、第1出力ポート及び光共振器を形成する光導波路は、幅が450nmであり、高さが220nmであり、光導波路の上方に積層されるクラッドの厚さは3μmである。また、光共振器の直線部の長さは25μmであり、曲線部の曲率は20μmである。また、第1カプラのギャップ幅は、400nmである。なお、図12(c)に示す実装例では、全光スイッチは、第1カプラのギャップ幅が200nm、250nm、300nm、350nm、400nm、450nm、500nm、600nm、700nm及び800nmに変化するように形成される。
図13は、図12(a)は実施例1に係る全光スイッチにおいて、制御光の光パワーを変化させたときの共振波長と光共振器への透過率との関係を示す図である。図13において、横軸は波長を示し、縦軸は透過率を示す。また、制御光の光パワーは、図13において−6dbm、0dBm、6dBm、10dBm及び12dBmで示される0.25mW〜16mWまで変化させた。
実施例1に係る全光スイッチでは、入力される制御光の光パワーを増加させるに従って、光共振器への制御光の透過率が増加する。また、実施例1に係る全光スイッチでは、入力される制御光の光パワーを増加させるに従って、光共振器の共振波長が増加する。
実施例1に係る全光スイッチにおける制御光の光パワーの増加による光共振器の共振波長の増加は、光共振器を形成する導波路の屈折率が増加したことを示す。非線形光学効果により励起されたキャリアプラズマ効果では、屈折率の変化は減少するのに対し、温度が上昇することによる熱光学効果では、屈折率の変化は増加するので、図13に示される波長のシフトは熱光学効果によるものであると推察される。非線形光学効果が顕著になる光パワーは数百mWであるのに対して、実施例1に係る全光スイッチは、リング共振器における熱光学効果を使用することで、非線形光学効果よりも2桁以上低いmWオーダで導波路の屈折率を変化させることが可能になる。
なお、実施例1に係る全光スイッチは、時間応答が比較的遅い熱光学効果を使用するため、非線形光学効果を使用する技術のように高いビットレートの光パルス信号を1ビッ
トごとに抽出する全光スイッチングは容易ではない。しかしながら、光パケットは、光パケットが伝送されない時間帯であるガードタイムと交互に実用上の時間軸のスケールとして数μs〜数百μsオーダで伝送される。ガードタイムの長さは光パケットの長さより数倍長いので、実施例1に係る全光スイッチは、数百ns程度の光導波路の発熱と冷却過程の応答時間よりも十分に長く、パケット単位での光スイッチングに使用可能である。
図14(a)は実施例2に係る全光スイッチの平面図であり、図14(b)は図14(a)に示すに示すC−C線に沿う断面図であり、図14(c)は実装例を示す図ある。
実施例2に係る全光スイッチは、チタンで形成される金属層が光共振器の上部に配置されることが実施例1に係る全光スイッチと相違する。金属層の高さは22nmであり、長さは5μmである。
図15は、図14(a)は実施例1に係る全光スイッチにおいて、制御光の光パワーを変化させたときの共振波長と光共振器への透過率との関係を示す図である。図15において、横軸は波長を示し、縦軸は透過率を示す。また、制御光の光パワーは、図15において−6dbm、0dBm、6dBm、10dBm及び12dBmで示される0.25mW〜16mWまで変化させた。
実施例2に係る全光スイッチでは、実施例1に係る全光スイッチと同様に、入力される制御光の光パワーを増加させるに従って、光共振器への制御光の透過率が増加する。また、実施例1に係る全光スイッチでは、入力される制御光の光パワーを増加させるに従って、光共振器の共振波長が増加する。実施例2に係る全光スイッチは、実施例1に係る全光スイッチよりも制御光の光パワーが同一であるときの透過率の変化が大きくなる。
1〜3 全光スイッチ
10 入力ポート
11 第1出力ポート
12、22、32 第1カプラ
13、23、33 光共振器
14、24、34 金属層
15、25、35 第2カプラ
16、26、36 第2出力ポート

Claims (8)

  1. 信号光及び前記信号光よりも光パワーが大きい制御光が入力される入力ポートと、
    前記入力ポートに光学的に接続され、前記制御光が前記入力ポートを介して入力されるときに共振して加熱されることで、共振波長がシフトする光共振器と、
    前記光共振器に光学的に接続され、前記光共振器から入力された前記信号光を出力する第1出力ポートと、
    前記入力ポートから入力された信号光を前記第1出力ポートと前記光共振器とに分岐する第1カプラと、を有し、
    前記光共振器は、前記信号光の波長が共振波長と一致するときに前記信号光を透過し、前記信号光の波長が共振波長と一致しないときに前記信号光を透過しない、
    前記信号光は、前記光共振器に透過したときに前記第1出力ポートから出力されず、前記光共振器に透過しないときに前記第1出力ポートから出力される、ことを特徴とする全光スイッチ。
  2. 前記光共振器に近接して配置された金属層を更に有する、請求項1に記載の全光スイッチ。
  3. 前記光共振器は、前記信号光の波長が共振波長と一致するときに前記信号光が入力されるリング共振器である、請求項1又は2に記載の全光スイッチ。
  4. 前記光共振器に光学的に接続されて、前記光共振器に入力された光を分岐する第2カプラと、
    前記第2カプラに光学的に接続された第2出力ポートとを更に有し、
    前記第2出力ポートは、前記光共振器に透過した前記信号光を出力する、請求項3に記載の全光スイッチ。
  5. 前記光共振器は、共振波長が互いに異なる複数のリング共振器を含み、
    前記入力ポートから入力された信号光を前記第1出力ポートと前記複数のリング共振器のそれぞれとに分岐する複数の第1カプラと、
    前記複数のリング共振器のそれぞれに入力された光を分岐する複数の第2カプラと、
    前記複数の第2カプラのそれぞれに接続された複数の第2出力ポートと、
    を更に有する、請求項3に記載の全光スイッチ。
  6. 信号光を放射する信号光源と、
    制御光を放射する制御光源と、
    前記信号光と前記制御光とを合波する信号カプラと、
    前記信号カプラに光信号ケーブルを介して光学的に接続された全光スイッチと、を有し、
    全光スイッチは、
    信号光及び前記信号光よりも光パワーが大きい制御光が入力される入力ポートと、
    前記入力ポートに光学的に接続され、前記制御光が前記入力ポートを介して入力されるときに共振して加熱されることで、共振波長がシフトする光共振器と、
    前記光共振器に光学的に接続され、前記光共振器から入力された前記信号光を出力する第1出力ポートと、
    前記入力ポートから入力された信号光を前記第1出力ポートと前記光共振器とに分岐する第1カプラと、を有し、
    前記光共振器は、前記信号光の波長が共振波長と一致するときに前記信号光が透過され、前記信号光の波長が共振波長と一致しないときに前記信号光が透過されず、
    前記信号光は、前記光共振器に透過されたときに前記第1出力ポートから出力されず、前記光共振器に透過されないときに前記第1出力ポートから出力される、ことを特徴とする光学装置。
  7. 信号光及び前記信号光よりも光パワーが大きい制御光が入力される入力ポートと、
    前記入力ポートに光学的に接続され、前記制御光が前記入力ポートを介して入力されるときに共振して加熱されることで、共振波長がシフトする光共振器と、
    前記光共振器に光学的に接続され、前記光共振器から入力された前記信号光を出力する出力ポートと、を有し、
    前記光共振器は、前記信号光の波長が共振波長と一致するときに前記信号光を反射し、前記信号光の波長が共振波長と一致しないときに前記信号光を透過し、
    前記信号光は、前記光共振器に反射したときに前記出力ポートから出力されず、前記光共振器に透過したときに前記出力ポートから出力される、ことを特徴とする全光スイッチ。
  8. 信号光及び前記信号光よりも光パワーが大きい制御光が入力される入力ポートと、
    前記入力ポートに光学的に接続され、前記制御光が前記入力ポートを介して入力されるときに共振して加熱されることで、共振波長がシフトする光共振器と、
    前記光共振器に光学的に接続され、前記光共振器から入力された前記信号光を出力する出力ポートと、を有し、
    前記光共振器は、前記信号光の波長が共振波長と一致するときに前記信号光を透過し、前記信号光の波長が共振波長と一致しないときに前記信号光を反射し、
    前記信号光は、前記光共振器に反射したときに前記出力ポートから出力されず、前記光共振器に透過したときに前記出力ポートから出力される、ことを特徴とする全光スイッチ。
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