JP6484115B2 - ハイブリッド集積型光送信器 - Google Patents

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Description

本発明は、小型なハイブリッド集積型光送信器に関する。
光送信器は、その伝送性能についてはもちろんの事、モジュールのサイズが小型である事が強く求められている。光送信器は一般に、半導体レーザに代表される光源素子と、電界吸収光変調器やマッハツェンダ干渉型変調器に代表されるような光源から出力された光に情報を乗せる変調器とから構成される。
変調器については、従来、特にコア系ネットワークなどの長距離・大容量な光回線において、ニオブ酸リチウムなどに代表される強誘電体を材料として用いた素子が主流であった。しかし近年、光送信器はますますの小型化や低消費電力化が求められてきており、最近では従来の強誘電体による変調器よりも低消費電力・小型化が可能な化合物半導体による変調器が注目されている。
化合物半導体の小型性等の利点を活かした変調器の代表として、入力光を2分岐する分波器と、2分岐したそれぞれの光に対して個別の光を変調する2つの変調器と、2つの変調器で変調された変調光を合波する合波器と、が同一基板上にモノリシック集積された偏波多重変調器が挙げられる。偏波多重変調器では、同一偏波の2つの被変調光の内の一方の光の偏波を変調器で回転させた上でそれらを合波器で合波する事により、直交した2つの偏波に独立な信号を乗せた偏波多重信号を生成することができる。このような化合物半導体で構成されたモノリシック型の変調器により、小さなモジュールにおいて、偏波多重送信器を構成することができるという利点がある。
更に、化合物半導体により変調器を構成する大きな利点としては、同一基板上に光学活性な組成の半導体材料を成長させる事で変調器内において光を増幅させる光増幅器や、光増幅器に加えて更に適当な波長選択機構(フィルタ)を集積化する事でレーザ素子をも同一基板にて実現する高機能化が達成できる所にある。
Nobuhiro Kikuchi 他, "80-Gbitls InP DQPSK modulator with an n-p-i-n structure", in Proc. of ECOC 2007, 10.3.1, 2007. Yuta Ueda他, "Very-low-voltage operation of Mach-Zehnder interferometer-type electroabsorption modulator using asymmetric couplers", Opt. Express, vol. 22, issue 12, pp. 14610-14616, 2014.
以上の様に、化合物半導体を用いた光変調器は多くの利点があるが、一方で化合物半導体を用いた光デバイスの共通の課題として、一般に化合物半導体は受動光回路で良く用いられるガラスやシリコンと比較して加工が難しいと言った点が挙がる。例えば上述の偏波多重送信器においては、理想的には偏波回転子や偏波合波器をも変調器と同一基板上にモノリシック集積ができれば、送信器モジュールの一層の小型化が期待できるが、化合物半導体の加工の困難性から、これらの偏波制御素子を化合物半導体基板上に作製する事は困難である。また、レーザ集積型変調器においても、単一波長発振・発振波長制御のための可変波長選択フィルタが必要であるが、これも一般に化合物半導体基板上に作製するには高いプロセス技術が要求される。
本発明は、化合物半導体による変調器の更なる小型化・高性能化のために、化合物半導体基板を用いた光変調器が集積された光送信器において、偏波制御や波長制御のための受動光素子を簡易に実現する手法を提供する。
このような目的を達成するために、請求項1に記載のハイブリッド集積型光送信器は、光増幅変調器及び波長・偏波制御回路を含むハイブリッド集積型光送信器であって、前記光増幅変調器は、第1の入出力導波路と、前記第1の入出力導波路から入力された光を増幅する光増幅器と、前記光増幅器から出力された増幅光の一部を反射して前記第1の入力導波路側へ戻す反射器と、前記反射器を介して前記光増幅器に接続され、前記光増幅器から前記反射器を通過して入力した増幅光を2分岐する1×2カプラと、前記1×2カプラから出力された一方の分岐光を変調することにより第1の被変調光を生成する第1の光変調器と、前記1×2カプラから出力された他方の分岐光を変調することにより第2の被変調光を生成する第2の光変調器と、前記第1の光変調器で生成された前記第1の被変調光を出力する第1の出力導波路と、前記第2の光変調器で生成された前記第2の被変調光を出力する第2の出力導波路と、が第1の基板上にモノリシック集積されてなり、前記波長・偏波制御回路は、前記第1の入出力導波路との間で光を入出力する第2の入出力導波路と、前記第2の入出力導波路から入射された光の波長に対して、特定の波長を有する光を選択的に反射して当該反射光を前記第2の入出力導波路に出力する波長フィルタ回路と、前記第1の出力導波路から出力された前記第1の被変調光を入力する第1の入力導波路と、前記第2の出力導波路から出力された前記第2の被変調光を入力する第2の入力導波路と、前記第1の入力導波路から入力された前記第1の被変調光の偏波を回転して偏波回転光を生成する偏波回転子と、前記第2の被変調光と前記偏波回転光を合波する偏波合波器と、前記偏波合波器で合波された合波光を出力する合波光出力導波路と、が第2の基板上にモノリシック集積されてなり、前記光増幅変調器及び前記波長・偏波制御回路は、同一の光モジュール内に集積されており、前記光増幅器から放出された自然発生光のうち、前記波長フィルタ回路の特性を反映した特定波長の光のみを選択的に発振する単一波長発振レーザ部を構成するように、前記光増幅器、前記反射器及び前記波長フィルタ回路が設計され、前記第1の基板は、光学利得を有する化合物半導体材料で構成されており、前記第2の基板は、前記第1の基板とは異なる材料で構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載のハイブリッド集積型光送信器は、請求項1に記載のハイブリッ集積型光送信器であって、前記第2の基板は、シリコン又はガラス系材料で構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載のハイブリッド集積型光送信器は、請求項1又は2に記載のハイブリッ集積型光送信器であって、前記第1の入出力導波路、前記第1の出力導波路及び前記第2の出力導波路は、それぞれ前記第1の基板の同一カット面に配置されており、前記第2の入出力導波路、前記第1の入力導波路及び前記第2の入力導波路は、それぞれ前記第2の基板の同一カット面に配置されていることを特徴とする。
請求項4に記載のハイブリッド集積型光送信器は、請求項1乃至3のいずれかに記載のハイブリッ集積型光送信器であって、前記第1の入出力導波路及び前記第2の入出力導波路を光学的に結合する第1のレンズと、前記第1の出力導波路及び前記第1の入力導波路を光学的に結合する第2のレンズと、前記第2の出力導波路及び前記第2の入力導波路を光学的に結合する第3のレンズと、をさらに含むことを特徴とする。
請求項5に記載のハイブリッド集積型光送信器は、請求項1乃至3のいずれかに記載のハイブリッド集積型光送信器であって、前記第1の入出力導波路、前記第1の出力導波路及び前記第2の出力導波路の各々の端面、及び/又は前記第2の入出力導波路、前記第1の入力導波路及び前記第2の入力導波路の各々の端面に設けられた、導波路を導波するモード分布を変化させるスポットサイズ変換器をさらに含むことを特徴とする。
請求項6に記載のハイブリッド集積型光送信器は、請求項1乃至5のいずれかに記載のハイブリッド集積型光送信器であって、前記波長フィルタ回路は、入力した電気信号に対して反射波長が変化する機構を有することを特徴とする。
請求項7に記載のハイブリッド集積型光送信器は、請求項1乃至6のいずれかに記載のハイブリッド集積型光送信器であって、前記波長・偏波制御回路は、前記第1の被変調光及び前記第2の被変調光の光強度をモニタリングするためのモニタフォトディテクタをさらに含むことを特徴とする。
請求項8に記載のハイブリッド集積型光送信器は、請求項1乃至7のいずれかに記載のハイブリッド集積型光送信器であって、前記波長・偏波制御回路は、前記波長フィルタ回路及び前記第1の入力導波路に接続され、前記単一波長発振レーザ部から出力された発振光の一部を前記波長フィルタ回路を通して入力するとともに前記第1の被変調光を入力し、当該入力した発振光の一部と前記第1の被変調光を合波する第1の光ハイブリッド回路と、前記波長フィルタ回路及び前記第2の入力導波路に接続され、前記単一波長発振レーザ部から出力された発振光の一部を前記波長フィルタ回路を通して入力するとともに前記第2の被変調光を入力し、当該入力した発振光の一部と前記第2の被変調光を合波する第2の光ハイブリッド回路、をさらに含むことを特徴とする。
本発明によれば、化合物半導体による変調器が集積された光送信器の更なる小型化・高性能化を簡易な手法により実現可能とし、光通信の一層の普及に寄与することができる。
本発明に係る光送信器の概略図である。 本発明の実施例1に係る光送信器を構成する光増幅器集積変調器の模式図である。 本発明の実施例1に係る光送信器を構成する波長・偏波制御回路の模式図である。 実施例1に係る波長フィルタ回路の具体的な構成例を示す図である。 本発明の実施例1に係る光送信器の構成を例示する図である。 本発明の実施例2に係る光送信器の構成を例示する図である。 本発明の実施例3に係る光送信器における波長フィルタ回路の構成を例示する図である。 本発明の実施例4に係る光送信器の構成を例示する図である。 本発明の実施例5に係る光送信器の構成を例示する図である。
図1は、本発明に係る光送信器の概略図を示す。図1には、光増幅器および光変調器などの能動素子がモノリシック集積された光増幅器集積変調器10と、入射された光の波長に対して選択的に光を反射させる波長フィルタ回路、入射された光の偏波を回転させる偏波回転子および異なる経路から入射された異なる偏波の光を合波する偏波合波器などの受動素子がモノリシック集積された波長・偏波制御回路20と、を同一の光モジュール内に別種の基板に分けてハイブリッ集積した光送信器が示されている。
以下、図面を用いて、本発明の各実施例について説明する。
(実施例1)
実施例1では、光増幅器集積変調器と波長・偏波制御回路とをハイブリッド集積した光送信器の構成例について例示する。図2は、本発明の実施例1に係る光送信器における光増幅器集積変調器100の構成を例示する。図2には、第1の入出力導波路102と、第1の入出力導波路102に接続された光増幅器(SOA)103と、SOA103に接続された反射器104と、反射器104に接続された1×2カプラ105と、1×2カプラ105の出力端の一方に接続された第1の光変調器1061と、1×2カプラ105の出力端の他方に接続された第2の光変調器1062と、第1の光変調器1061に接続された第1の出力導波路1071と、第2の光変調器1062に接続された第2の出力導波路1072と、が第1の基板101上にモノリシック集積された光増幅器集積変調器100が示されている。
第1の入出力導波路10から入射された光は、SOA10において増幅される。SOA10で増幅された光の一部は反射器104により反射されて再びSOA10を通過して第1の入出力導波路10から出射される。一方で、反射器104を透過した光は1×2カプラ105によりに2分岐されて、第1の光変調器1061及び第2の光変調器1062にそれぞれ出力される。第1の光変調器1061及び第2の光変調器1062でそれぞれ変調されて生成された第1の被変調光及び第2の被変調光は、それぞれ第1の出力導波路1071及び第2の出力導波路1072を介して第1の基板101から出射される。
図3は、本発明の実施例1に係る光送信器における波長・偏波制御回路200の構成を例示する。図3には、第2の入出力導波路202と、第2の入出力導波路202に接続された波長フィルタ回路203と、第1の入力導波路2041と、第2の入力導波路2042と、第1の入力導波路2041に接続された偏波回転子205と、第2の入力導波路2042及び偏波回転子205に接続された偏波合波器206と、偏波合波器206に接続された合波光出力導波路207と、が第2の基板201上にモノリシック集積された波長・偏波制御回路200が示されている。
第1の出力導波路1071から出力されて、第1の入力導波路2041を介して偏波回転子205に入力された第1の被変調光は、偏波回転子205により偏波が回転する。一般に偏波多重送信器では直交する偏波を用いるため、その偏波回転量は90°とした。偏波回転子205により偏波が回転された光及び第2の入力導波路2042から入射された光は偏波合波器206に入力されて合波され、その合波光は合波光出力導波路207を介して第2の基板201から出射される。
出力導波路10から出力されて、第2の入出力導波路202に入射した光は、波長フィルタ回路203に入力される。波長フィルタ回路203は、入力した光のうち、特定波長を有する光を選択して再び第2の入出力導波路202側に戻し、他の波長の光は透過するように設計されている。
図4は、波長フィルタ回路203の具体的な構成例を示す。図4には、第2の入出力導波路202と、第2の入出力導波路202近傍に設けられたリング共振器208と、リング共振器208近傍に設けられた導波路209と、導波路209近傍に設けられたリング共振器210と、リング共振器210近傍に設けられた導波路211と、導波路211の一端に接続された反射器212と、を備えた波長フィルタ回路203が示されている。図4に示されるように、本実施例では、波長フィルタ回路203として、二つのリング共振器208及び210を集積したリング共振器型の波長フィルタを用いた。
第2の入出力導波路202から波長フィルタ回路203に入力された光は、第2の入出力導波路202を伝搬し、リング共振器208の特性を反映して特定波長を有する一部の光のみが導波路209に結合し、残りの波長の光は波長フィルタ回路203を通過する。更に、導波路209に結合した光はリング共振器210の特性を反映して特定波長を有する一部の光のみが導波路211に結合する。導波路211に結合した光は反射器212により反射されて、これまでの経路を戻って再び第2の入出力導波路202から出力される。従って、二つのリング共振器の共振波長周期が異なる場合、共振波長が合致した波長を有する光が選択的に第2の入出力導波路202へ反射される事になる。
本実施例では、波長フィルタとして図4に示したようにリング共振器を選択したが、分布反射器などの回折格子によるものでも構わない。
第1の基板101は、SOA10がモノリシック集積されている必要があるため、光学利得を有する材料であるならば例えばGaAsなどの他の化合物半導体でも良いが、本実施例では、レーザ発振波長が光ファイバにおいて損失が最も小さい1.55μmになるInPを選択した。
また、第2の基板201は偏波制御や波長選択フィルタなどの受動素子を精度よく、また小型に作製できる材料が好ましい。本実施例では、第2の基板201としては、近年のシリコンフォトニクスに代表されるように洗練されたシリコンプロセスにより高い加工精度で、かつその高い屈折率により小型に受動素子が作製できるシリコンを選んだが、受動素子を非常に低損失・高性能に作製可能なガラス系材料でも構わない。
反射器104としては、本実施例では、作製の簡便さから、半導体導波路の途中をエッチングにより切断する事で光に一部のパワーを反射させるようなエッチドミラー型の反射器を採用するが、後述の単一波長発振レーザLDにおける発振波長を有する光を1×2カプラ105へ透過し、他の波長の光を反射する機能が実現できるならばその機構は問わない。
第1の光変調器1061及び第2の光変調器1062としては、本実施例では、非特許文献1に記載の様な、光変調器として二つのマッハツェンダ干渉導波路が集積されたネスト型の光変調器を採用する。ただし、非特許文献2に記載の様な、光の透過・吸収で光強度のオン・オフを実現する電界吸収光変調器など他の光変調器など光に対して信号を乗せられる変調器ならばその構成はどういったものでも構わない。ネスト型の光変調器は光の電界ベクトルの位相を変調できる、いわゆる光ベクトル変調器として機能し、電界吸収光変調器は小型性が利点であり、いずれも化合物半導体上で作製が可能である。
図5は、光増幅器集積変調器100と波長・偏波制御回路200とをハイブリッド集積した実施例1に係る光送信器の構成を例示する。図5には、光増幅器集積変調器100と、波長・偏波制御回路200と、第1乃至第3のレンズ3011乃至3013と、が同一の光モジュール内にハイブリッド集積された光送信器が示されている。図5に示されるように、光増幅器集積変調器100の第1の入出力導波路102と波長・偏波制御回路200の第2の入出力導波路202との間には、第1の入出力導波路102と第2の入出力導波路202とを光学的に結合する第1のレンズ3011が設けられている。また、光増幅器集積変調器100の第1の出力導波路1071と波長・偏波制御回路200の第1の入力導波路2041との間には、第1の出力導波路1071と第1の入力導波路2041とを光学的に結合する第2のレンズ3012が設けられており、光増幅器集積変調器100の第2の出力導波路1072と波長・偏波制御回路200の第2の入力導波路2042との間には、第2の出力導波路1072と第2の入力導波路2042とを光学的に結合する第3のレンズ3013が設けられている。
一般に、SOA103は光を増幅するだけでなく自然放出光として一定の波長域の光をレーザ発振のためのいわゆる種光として放出するため、第1の入出力導波路102と第2の入出力導波路202とが光学的に結合されていれば、上述の種光の内の特定の波長の光に正帰還がかかる事で、第1の基板101上のSOA103及び反射器104と、第2の基板201上の波長フィルタ回路203とにより、単一波長発振レーザLDが構成される事になる。
同様に、第1の出力導波路1071及び第1の入力導波路2041、並びに第2の出力導波路1072及び第2の入力導波路2042が、それぞれ第2のレンズ3012及び第3のレンズ3013を介して光学的に結合していれば、第1の光変調器1061から出力された第1の被変調光の偏光が偏波回転子205により90°回転された後に、当該偏光が回転された第1の被変調光と第2の光変調器1062から出力された第2の被変調光とを偏波合波器206で合波させる事で偏波多重信号を合波光出力導波路207から出射できる。
ここで、第1の入出力導波路102、第1の出力導波路1071及び第2の出力導波路1072は、第1の基板101の同一カット面に配置することができる。それにより、第1の入出力導波路102における入出力光と、第1の出力導波路1071及び第2の出力導波路1072から出力される第1の被変調光及び第2の被変調光のそれぞれの光軸は同じ方向を向くことになる。同様に、第2の入出力導波路202、第1の入力導波路2041及び第2の入力導波路2042は、第2の基板201の同一カット面に配置することができる。それにより、第2の基板201のそれぞれの導波路から入出力される光の光軸は同じ方向を向くことになる。従って、第1の基板101及び第2の基板201を並べれば、ぞれぞれの導波路からの光の光軸が結合するように各導波路を配置する事が可能となる。
また、本実施例では、図5に示すように、光学結合のための第1乃至第3のレンズ3011乃至3013としてそれぞれに光軸に対して一つの、1レンズ系を仮定しているが、作製精度などの観点から必要に応じて2枚以上のレンズを用いても構わない。
以上のように、本発明では、化合物半導体材料を用いた第1の基板101上で光変調器及び光増幅器を形成する一方で、比較的加工が容易なシリコン又はガラス系材料を用いた第2の基板201上で波長フィルタ回路203、偏波回転子205及び偏波合波器206を形成して、これらが形成された第1の基板101及び第2の基板201を同一モジュール上にハイブリッド集積している。それにより、化合物半導体を用いた光変調器が集積された光送信器において、従来と比較して簡易な方法により偏波制御や波長制御のための受動光素子を形成することができるため、化合物半導体による変調器の更なる小型化・高性能化を実現することができる。
(実施例2)
図6は、本発明の実施例2に係る光送信器の構成を例示する。図6には、光増幅器集積変調器100と、波長・偏波制御回路200と、第1乃至第3のスポットサイズ変換器4011乃至4013と、が同一の光モジュール内にハイブリッド集積された光送信器が示されている。図6に示されるように、光増幅器集積変調器100の第1の入出力導波路102の端部と波長・偏波制御回路200の第2の入出力導波路202の端部には、第1の入出力導波路102と第2の入出力導波路202とを光学的に結合する第1のスポットサイズ変換器4011が設けられている。また、光増幅器集積変調器100の第1の出力導波路1071の端部と波長・偏波制御回路200の第1の入力導波路2041の端部には、第1の出力導波路1071と第1の入力導波路2041とを光学的に結合する第2のスポットサイズ変換器4012が設けられており、光増幅器集積変調器100の第2の出力導波路1072の端部と波長・偏波制御回路200の第2の入力導波路2042の端部には、第2の出力導波路1072と第2の入力導波路2042とを光学的に結合する第3のスポットサイズ変換器4013が設けられている。
実施例1では、光増幅器集積変調器100及び波長・偏波制御回路200を第1乃至第3のレンズ3011乃至3013を用いて光学的に結合していた。本実施例2では、第1の基板101及び第2の基板201に導波路を導波するモード分布を変化させるスポットサイズ変換器401がそれぞれ集積されている事で、レンズを介さずに直接、第1の基板101及び第2の基板201の各導波路を光学結合する、いわゆるバットカップリングさせる事が可能となる。
この時、それぞれのスポットサイズ変換器401は光学結合を形成する導波路同士の光の界分布が近くなるように設計されている必要がある。本構成により、レンズが不要な更なる小型なハイブリッド集積型光送信器が実現できる。
ここで、本実施例2では、第1の基板101及び第2の基板201の全ての導波路にスポットサイズ変換器401が設けられた構成としたが、第1の基板101及び第2の基板201のいずれか一方における導波路にスポットサイズ変換器401が設けられた構成としてもよい。
(実施例3)
図7は、本発明の実施例3に係る光送信器における波長フィルタ回路の構成を例示する。図7には、第2の入出力導波路202と、第2の入出力導波路202近傍に設けられたリング共振器208と、リング共振器208近傍に設けられた導波路209と、導波路209近傍に設けられたリング共振器210と、リング共振器210近傍に設けられた導波路211と、導波路211の一端に接続された反射器212と、リング共振器208上に設けられたマイクロヒータ213と、リング共振器210上に設けられたマイクロヒータ214と、を備えた波長フィルタ回路203’が示されている。
本実施例3では、波長フィルタ回路203’には、波長フィルタ回路203’に入力した電気信号に対する反射波長を変化させる機構である第1及び第2のマイクロヒータ213及び214が設けられている。第1及び第2のマイクロヒータ213及び214の発熱温度を調整して屈折率を変調することにより、単一波長発振レーザ部LDを可変波長レーザとする事ができる。本実施例3に示されるように、リング共振器208及び210にそれぞれマイクロヒータ213及び214を設けて屈折率を変調すれば、リング共振器の共振波長の変化に応じて単一波長発振レーザ部LDの発振波長を制御する事ができる。
(実施例4)
図8は、本発明の実施例4に係る光送信器の構成を例示する。図8には、光増幅器集積変調器100と、波長・偏波制御回路800と、スポットサイズ変換器4011乃至013と、が同一の光モジュール内にハイブリッド集積された光送信器が示されている。図8に示されるように、本実施例4に係る波長・偏波制御回路800は、第の入力導波路20に設けられ、第の入力導波路20を導波する光の強度をモニタリングするモニタフォトディテクタ80と、偏波回転子205と偏波合波器20との間に設けられ、偏波回転子205と偏波合波器20との間を導波する第1の被変調光の強度をモニタリングするモニタフォトディテクタ80と、第2の入力導波路2042に設けられ、第2の入力導波路2042を導波する第2の被変調光の強度をモニタリングするモニタフォトディテクタ80と、をさらに備える。
光送信器は応用上、送信器内における光の強度をモニタリングすることが多くの場合で必要となる。本実施例4に係る光送信器において、特に第2の基板201の材料をシリコン材料とした場合、比較的容易に波長・偏波制御回路800内にモニタフォトディテクタ801乃至803を集積する事ができる。従って、波長・偏波制御回路800に集積化されたモニタフォトディテクタ801乃至803により、光増幅器集積変調器100から出力された光の光強度をモニタリングすることができる。
本実施例4では、モニタフォトディテクタ801乃至803によりそれぞれ第1の被変調光、第2の被変調光、波長フィルタ回路203から光増幅器集積変調器100への戻り光の強度をモニタリングしているが、必要に応じて必要な箇所と数のフォトディテクタを配置して良い。また、例えば第1の被変調光を光増幅器集積変調器100側で分波して、波長・偏波制御回路800の適当な導波路に結合させた上でモニタフォトディテクタにより受光するといった様に、モニタフォトディテクタまでの光の経路も必要に応じて変更して良い。
(実施例5)
図9は、本発明の実施例5に係る光送信器の構成を例示する。図9には、光増幅器集積変調器100と、波長・偏波制御回路900と、スポットサイズ変換器4011乃至013と、が同一の光モジュール内にハイブリッド集積された光送信器が示されている。図9に示されるように、本実施例5に係る波長・偏波制御回路900は、波長フィルタ回路203及び第1の入力導波路2041に接続された光ハイブリッド回路901と、波長フィルタ回路203及び第2の入力導波路2042に接続された光ハイブリッド回路902とが設けられている。
上記実施例1乃至4に係る光送信器では、光増幅器103と反射器104と波長フィルタ回路203とから構成される単一波長発振レーザ部LDを光が往復する光路は、光増幅器103より出力側、すなわち1×2カプラ105から第1及び第2の入力導波路2041及び2042を通る光路に対して光学的な機能としては分離されていた。
しかしながら、本実施例5に係る光送信器では、比較的複雑な受動素子の構成が容易なシリコンなどからなる第2の基板201において、これら二つの光路を結合させる事で新たな機能を実現する事ができる。
例えば図9に示されるように、光ハイブリッ回路901及び902は、それぞれ単一波長発振レーザ部LDにおける発振光の一部を波長フィルタ回路203を通して取り出して入力するとともに、第1及び第2の光変調器1061及び1062から出力された第1及び第2の被変調光を入力して、発振光の一部と被変調光をそれぞれ合波している。
二つの光ハイブリッド回路901及び902へそれぞれ入射される、単一波長発振レーザ部LDから入射した光の波長と、第1及び第2の被変調光の波長は原理的に全く同一のものである。従って、例えば、第1及び第2の被変調光が四位相偏移変調(QPSK)であった場合、光ハイブリッ回路901及び902として2×4ポートの多モード干渉導波路などの適当な干渉素子を用いて、さらにその先にフォトディテクタを集積すれば、それぞれの被変調光の位相情報を単一波長発振レーザ部LDから出力された光との干渉によって知る事ができる。すなわち、第1及び第2の被変調光の状態をモニタリングする事が可能となる。
光増幅器集積変調器 10、100
波長・偏波制御回路 20、200
基板 101、201
導波路 102、107、202、204、207、209、211
SOA 103
反射器 104、212
1×2カプラ 105
光変調器 106
波長フィルタ回路 203
偏波回転子 205
偏波合波器 206
リング共振器 208、210
マイクロヒータ 213、214
レンズ 301
スポットサイズ変換器 401
モニタフォトディテクタ 801、802、803
光ハイブリッド回路 901、902

Claims (8)

  1. 光増幅変調器及び波長・偏波制御回路を含むハイブリッド集積型光送信器であって、
    前記光増幅変調器は、
    第1の入出力導波路と、
    前記第1の入出力導波路から入力された光を増幅する光増幅器と、
    前記光増幅器から出力された増幅光の一部を反射して前記第1の入出力導波路側へ戻す反射器と、
    前記反射器を介して前記光増幅器に接続され、前記光増幅器から前記反射器を通過して入力した増幅光を2分岐する1×2カプラと、
    前記1×2カプラから出力された一方の分岐光を変調することにより第1の被変調光を生成する第1の光変調器と、
    前記1×2カプラから出力された他方の分岐光を変調することにより第2の被変調光を生成する第2の光変調器と、
    前記第1の光変調器で生成された前記第1の被変調光を出力する第1の出力導波路と、
    前記第2の光変調器で生成された前記第2の被変調光を出力する第2の出力導波路と、
    が第1の基板上にモノリシック集積されてなり、
    前記波長・偏波制御回路は、
    前記第1の入出力導波路との間で光を入出力する第2の入出力導波路と、
    前記第2の入出力導波路から入射された光の波長に対して、特定の波長を有する光を選択的に反射して当該反射光を前記第2の入出力導波路に出力する波長フィルタ回路と、
    前記第1の出力導波路から出力された前記第1の被変調光を入力する第1の入力導波路と、
    前記第2の出力導波路から出力された前記第2の被変調光を入力する第2の入力導波路と、
    前記第1の入力導波路から入力された前記第1の被変調光の偏波を回転して偏波回転光を生成する偏波回転子と、
    前記第2の被変調光と前記偏波回転光を合波する偏波合波器と、
    前記偏波合波器で合波された合波光を出力する合波光出力導波路と、
    が第2の基板上にモノリシック集積されてなり、
    前記光増幅変調器及び前記波長・偏波制御回路は、同一の光モジュール内に集積されており、
    前記光増幅器から放出された自然発生光のうち、前記波長フィルタ回路の特性を反映した特定波長の光のみを選択的に発振する単一波長発振レーザ部を構成するように、前記光増幅器、前記反射器及び前記波長フィルタ回路が設計され、
    前記第1の基板は、光学利得を有する化合物半導体材料で構成されており、前記第2の基板は、前記第1の基板とは異なる材料で構成されていることを特徴とするハイブリッド集積型光送信器。
  2. 前記第2の基板は、シリコン又はガラス系材料で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド集積型光送信器。
  3. 前記第1の入出力導波路、前記第1の出力導波路及び前記第2の出力導波路は、それぞれ前記第1の基板の同一カット面に配置されており、
    前記第2の入出力導波路、前記第1の入力導波路及び前記第2の入力導波路は、それぞれ前記第2の基板の同一カット面に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のハイブリッド集積型光送信器。
  4. 前記第1の入出力導波路及び前記第2の入出力導波路を光学的に結合する第1のレンズと、
    前記第1の出力導波路及び前記第1の入力導波路を光学的に結合する第2のレンズと、
    前記第2の出力導波路及び前記第2の入力導波路を光学的に結合する第3のレンズと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のハイブリッド集積型光送信器。
  5. 前記第1の入出力導波路、前記第1の出力導波路及び前記第2の出力導波路の各々の端面、及び/又は前記第2の入出力導波路、前記第1の入力導波路及び前記第2の入力導波路の各々の端面に設けられた、導波路を導波するモード分布を変化させるスポットサイズ変換器をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のハイブリッド集積型光送信器。
  6. 前記波長フィルタ回路は、入力した電気信号に対して反射波長が変化する機構を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のハイブリッド集積型光送信器。
  7. 前記波長・偏波制御回路は、前記第1の被変調光及び前記第2の被変調光の光強度をモニタリングするためのモニタフォトディテクタをさらに含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のハイブリッド集積型光送信器。
  8. 前記波長・偏波制御回路は、
    前記波長フィルタ回路及び前記第1の入力導波路に接続され、前記単一波長発振レーザ部から出力された発振光の一部を前記波長フィルタ回路を通して入力するとともに前記第1の被変調光を入力し、当該入力した発振光の一部と前記第1の被変調光を合波する第1の光ハイブリッド回路と、
    前記波長フィルタ回路及び前記第2の入力導波路に接続され、前記単一波長発振レーザ部から出力された発振光の一部を前記波長フィルタ回路を通して入力するとともに前記第2の被変調光を入力し、当該入力した発振光の一部と前記第2の被変調光を合波する第2の光ハイブリッド回路
    をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のハイブリッド集積型光送信器。
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