JP5627633B2 - 多芯型筆記具 - Google Patents

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Description

本発明は多芯型筆記具、より詳細には、1本の軸にシャープペン芯1本とインクの色の異なるボールペン芯を複数本組み込み、ノックの押下操作によってそのうちの1本を選択的に出没させて使用するノックボタン式の筆記具で、ノックボタンに特徴を持たせることができる多芯型筆記具に関するものである。
上記多芯型筆記具としては種々のものが出回っており、ボールペン芯のみのものと、ボールペン芯にシャープペン芯が混在するものとが存在する。例えば、特開平9−66696号公報(特許文献1)に記載のものや、特開2007−160634号公報(特許文献2)に記載のものがあり、これらは、筆記具本体の側面に、各芯に対応する、通例色分けされたスライド式ノックが配備され、所望の色のノックを下方へスライドさせることで、ペン先から所望の色の芯を突出させて筆記に供する。
これらの多芯型筆記具の場合、各芯は、軸筒の内周に沿って円弧状に配置され、軸筒内に没状態にあるときは、軸筒の内側面に沿って直線状態を維持するが、選択されてペン先から突出するに際しては、先細となっている軸筒の内側面に沿って進行するために、先端部が湾曲状態となる。ボールペン芯の場合は、このような湾曲状態となっても筆記等にさしたる問題は起こらないが、シャープペン芯の場合は、ある程度の弾性はあるものの、直線状態と湾曲状態とが頻繁に切り替えられることにより、鉛芯が折れやすくなり、また、先端の筆記部が軸筒に平行ではないために筆記に方向性が生じ、筆記圧の低下を招くが、従来このような問題を十分に解消し得る構造の提案はなされていない。
特開平9−66696号公報 特開2007−160634号公報
上述したように、従来、シャープペン芯を含む多芯型の筆記具において、シャープペン芯の先端部が繰り出し操作に際して湾曲することに起因する問題を十分に解消し得る構造の提案はなされていなかった。そこで本発明は、そのようなシャープペン芯の繰り出しに際して生じていた諸問題を解消し、シャープペン芯の繰り出し操作を反復しても芯が折れることがなく、また、シャープペン芯を軸筒に平行に出没させることができるために、筆記の方向性がなく、十分な筆記圧が得られ、良好な筆記感が得られ、更には、ノックボタンの形態に特徴を持たせることができるシャープペン芯を含む多芯型の筆記具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、軸筒内にシャープペン芯1本とボールペン芯を複数本収納し、ノックボタンの押下操作によって芯を選択的に出没させるノックボタン式の多芯型筆記具であって、前記複数のボールペン芯は前記軸筒の内周面に沿って配置され、前記シャープペン芯は、前記軸筒の内周面に沿って円形に配置された前記複数のボールペン芯の中心にできる空隙部に配置されることを特徴とする多芯型筆記具である。
そして、前記シャープペン芯は、前記軸筒に形成された前記シャープペン芯用のスリットに露出してスライドする係止突起を有し、前記係止突起は、前記シャープペン芯に対するノック操作に伴って、一部が前記スリット内に臨むバネ式クリップに設けられるストッパーを越えることにより、前記ストッパーによってロックされて筆記可能状態となり、前記バネ式クリップが操作されてそのロックが外れることにより、前記シャープペン芯は、それに纏装されているリターンスプリングの作用で軸筒内に引き込まれる。
また、一実施形態においては、前記係止突起は垂直面と傾斜面を有する直角三角形状に形成され、前記ストッパーは、前記係止突起の傾斜面に対応する傾斜面を有する2枚の三角形状板とその間に設けられる段部とから成り、前記係止突起は前記2枚の三角形状板の間に位置するようにされて前記段部に係止され、あるいは、前記係止突起は垂直面と傾斜面を有する直角三角形状に形成され、前記ストッパーは、前記係止突起の傾斜面に対応する傾斜面と垂直面を有する三角形状を呈し、前記係止突起は前記ストッパーの傾斜面を越えることによりその垂直面が前記ストッパーの垂直面により係止される。
また、一実施形態においては、前記シャープペン芯は、前記軸筒の中間部に嵌装された中間支持部材の中心部に穿設される円孔と、前記軸筒の端部に形成される縮径部の内底面に穿設される円孔とに挿通されることで、その軸方向への動きを支持され、好ましくは、前記円孔間に、各芯に纏装される前記リターンスプリング間の干渉を防止するためのスペーサが立設される。
更に、一実施形態においては、前記シャープペン芯はその中間軸に段差を有し、前記ボールペン芯のノックボタンは前記中間軸の周側面に摺接する引掛かり部を有し、
前記ノックボタンが押下操作されることにより前記引掛かり部が前記段差に係止され、以て、当該ボールペン芯による筆記が可能となり、前記ボールペン芯のノックボタンが押下操作されることにより、前記引掛かり部に対する前記段差による係止作用が解除され、以て、当該ボールペン芯はそれに纏装されているリターンスプリングの作用で前記軸筒内に引き込まれる。前記ボールペン芯のノックボタンは、前記軸筒に形成された前記ボールペン芯用のスリットを通して取り付け可能である。
本発明に係る多芯型筆記具は上記構成であって、シャープペン芯は軸筒の中心部に配置され、シャープペン芯は繰り出し操作に際して湾曲することがないので、繰り出し操作を反復しても芯が折れることがなく、また、筆記の方向性がなく、十分な筆記圧が得られるため、良好な筆記感が得られる効果がある。また、請求項8に係る発明においては、ボールペン芯のノックボタンとして種々の変化のある形状のものや、軸筒の径よりも大きなものを採用することができ、需要者の興味をそそり、購買意欲を促進する効果がある。
本発明に係る多芯型筆記具の一実施形態におけるシャープペン芯の出没状況を示す縦断面図(シャープペン芯が没状態)である。 本発明に係る多芯型筆記具の一実施形態におけるシャープペン芯の出没状況を示す縦断面図(シャープペン芯が出状態)である。 本発明に係る多芯型筆記具の一実施形態におけるボールペン芯の出没状況を示す縦断面図(ボールペン芯が出状態)である。 本発明に係る多芯型筆記具の一実施形態におけるボールペン芯の出没状況を示す縦断面図(ボールペン芯の没状態への移行時)である。 本発明に係る多芯型筆記具の他の実施形態におけるシャープペン芯のロック方法示す縦断面図(ボールペン芯の没状態及び出状態)である。 本発明に係る多芯型筆記具の一実施形態における中間支持部材の構成を示す図である。 本発明に係る多芯型筆記具の一実施形態におけるシャープペン芯の中間軸の構成を示す図である。 本発明に係る多芯型筆記具の一実施形態におけるボールペン芯のノック部の構成を示す図である。
本発明に係る筆記具を、添付図面に依拠して説明する。図1及び図2は、本発明に係る多芯型筆記具の一実施形態を示す縦断面図で、図1はシャープペン芯1が軸筒2に引き込まれた状態を示し、図2は鉛芯筆記に際してシャープペン芯1を繰り出した状態を示している。なお、以下の説明においては、芯先側を先端側又は下方側と表現し、ノックボタン側を後端側又は上方側と表現する。
本発明に係る多芯型筆記具は、シャープペン芯1を軸筒2の中央部に配置することを特徴としている。即ち、一般の多芯型筆記具の場合、各芯は、軸筒の内周に沿って円弧状に配置されるため、その中央部に空隙が生じるが、本発明においては、この空隙を利用し、そこにシャープペン芯1を配置することとしている。
軸筒2は、一般のものと同様の外観を呈するもので、芯を突出させる先端部側が先細にされ、その先端に芯を突出させるための芯出し用開口4が形成された先端側筒体3と、これにねじ付け一体化される後端側筒体5とから成り、後端側筒体5に、ボールペン芯6用のスリット15とシャープペン芯1用のスリット16とが形成される。後端側筒体5の先端側筒体3に対する螺着部側開口付近に、シャープペン芯1及び複数のボールペン芯6を挿通支持する中間支持部材7が嵌装される。
中間支持部材7は低い円筒形状を呈するもので、その天面の中心部にシャープペン芯1を挿通する円孔8が形成され、また、円孔8を囲むように、収納するボールペン芯6に対応する数の円孔9が形成される。図6に示す例では円孔9は6個形成されているが、そのうちの1つは、その上側に、後述する係止突起22が配置されるために使用されない。従って、図示した例におけるボールペン芯6は5本ということになる。
好ましい実施形態においては、その天面の各円孔8、9間、換言すれば、中心の円孔8を囲むように、近接して干渉し合う各芯1、6に纏装されるリターンスプリング12、32同士を離隔するための、棒状のスペーサ10が立設される。また、中間支持部材7の外周面に、後端側筒体5の内周面に軸方向に形成される突条が係合する縦溝11が形成される。この中間支持部材7は、各芯1、6に纏装されるリターンスプリング12、32を離隔支持すると共に、各リターンスプリング12、32の受座として機能する。
後端側筒体5の後端部は縮径化され、クリップ取付用キャップ17を嵌着するための縮径部13とされる。そして、この縮径部13の内底面にシャープペン芯1を挿通するための円孔14が形成される。また、後端側筒体5周側面の縮径部13より下の部分に、軸方向に伸びるスリット15が形成される。このスリット15は、各ボールペン芯6に取り付けられるノックボタン21を露出させてスライドさせるためのもので、そのスライド距離に対応する長さとされる。本発明の場合は更に、後述するようにシャープペン芯1に設けられる係止突起22を露出させるためのスリット16が、スリット15と同様にして形成される。
クリップ取付用キャップ17の上端面には、シャープペン芯1の後端部に取り付けられるノックボタン23を出没させるための開口18が形成される。図1乃至図4に示される実施形態のバネ式クリップ24は、バネとして板バネ25が用いられ、クリップ取付用キャップ17の外側面に設置されている。即ち、バネ式クリップ24は、一半部がそれに固定されているU字形の板バネ25の他半部を、クリップ取付用キャップ17の外側面に設けられた板バネ固定部26の差し込み溝に差し込むことにより、クリップ取付用キャップ17に固定される。なお、後述する実施形態におけるように、バネ式クリップ24のバネとして、板バネ25の代わりにねじりコイルバネを用いることもできる。
板バネ固定部26は、シャープペン芯1の係止突起22を露出させるためのスリット16の形成位置に対応するように配置されるため、バネ式クリップ24は、スリット16上に配置されることになる。バネ式クリップ24は、その先端側が板バネ25によって軸筒2側に付勢され、その先端部裏面に設けられたストッパー27がスリット16内に臨むようにされる。ストッパー27は、2枚の三角形状板と、それらの間に設けられる段部28とから成る。段部28の後面は2枚の三角形状板と面一の斜面にされ、係止突起22は2枚の三角形状板の間に位置するように配置され、後述するようにして段部28に係止される。
シャープペン芯1は、鉛芯を保持し、芯繰り出し機構が内蔵され、リターンスプリング12が纏装される芯保持軸31と、係止突起22を備えていて芯保持軸31に連結される中間軸32と、ノックボタン23が取り付けられていて中間軸32に連結される操作軸33とで構成される。これらのシャープペン芯1を構成する軸のうち、芯保持軸31と操作軸33の構成、並びに、先端から鉛芯を繰り出す機構は、一般のシャープペンシルにおけるものと基本的に差異はない。
しかるに、中間軸32の構成は、一般のシャープペンシルには見られないものである。即ち、上述したように中間軸32には、係止突起22が設けられ、また、係止突起22設置部付近に、ボールペン芯6の出没動作に関わる段差35が形成される(図7参照)。係止突起22は、後端側に位置する垂直面22aと傾斜面22bとを有する直角三角形状に形成される。
ボールペン芯6は、リターンスプリング30が纏装されるインク軸41と、インク軸41に連結されるノック部とから成り、ノック部は、ノック本体42とノック本体42に組み付けられるノックボタン21とから成る(図8参照)。ノックボタン21のノック本体42に対する組み付けは、ノック本体42に形成される係合用開口43に、ノックボタン21に形成される係合脚44を嵌合することによって行う。係合脚44の端部には上方及び下方に延びる引掛かり部45、46が設けられ、この引掛かり部45、46が係合用開口43の縁部に係止されることにより、ノックボタン21のノック本体42からの脱落が防止される。
ノック本体42とこれに組み付けられるノックボタン21はこのような構成であるため、予めノックボタン21を除くボールペン芯6を軸筒2内に組み込んでおき、後からスリット15を通してノックボタン21を組み付けることが可能であるので、組み立てが容易となる。また、ノックボタン21はこのように後付けが可能であるため、頭部のサイズ及び形状に制限がなく、軸筒2の内径以上の大きさにしたり、キャラクターを表現したりすることができる。後述するように、ノックボタン21の押下操作に伴い、引掛かり部45が中間軸32の段差35に係止されることにより、ノックボタン21が選択押下操作されたボールペン芯6による筆記が可能となる。
上記構成の本発明に係る多芯型筆記具においてシャープペン芯1を用いる場合は、ノックボタン23がクリップ取付用キャップ17から突出している図1の状態において、ノックボタン23をリターンスプリング12のバネ圧に抗して押し込むと、係止突起22の傾斜面が、対応するストッパー27の傾斜面、即ち、段部28の後面に当接し、そのまま板バネ25によるバネ圧を受けつつ摺動し、ストッパー27を押し上げていく。そして、係止突起22の頂部が段部28を越えた後ノックボタン23から指を離すと、係止突起22はリターンスプリング12の作用で戻ろうとするが、ストッパー27が板バネ25によるバネ圧によって軸筒2側に変位しているため、係止突起22の垂直面22aが段部28に係止される(図2の状態)。
かくして、シャープペン芯1は、その先端部が軸筒2の芯出し用開口4から突出した状態を維持し、以て、鉛芯による筆記が可能となる。鉛芯の繰り出しは、その状態においてノックボタン23をノックすることにより行う。筆記が終了してシャープペン芯1を軸筒2内に引き込む場合は、指先でバネ式クリップ24の先端部を引き上げ、あるいは、バネ式クリップ24の後端部を押し込むことによりストッパー27の先端側を浮かせる。そのようにすることにより、ストッパー27の段部28による係止突起22のロックが解除され、シャープペン芯1はリターンスプリング12の作用で軸筒2内に引き込まれる。
次いで、いずれかのボールペン芯6を選択して筆記する場合について説明する。ボールペン芯6の選択は、シャープペン芯1が軸筒2内に引き込まれている状態において行う。その状態において各ボールペン芯6のノックボタン21は、中間軸32の段差35よりも後ろ側の胴太部に接することにより押されるため、各ボールペン芯6の後端側は若干外方に湾曲した状態となっている。
その状態において選択したノックボタン21をスリット15に沿って押下操作すると、引掛かり部45が段差35を越えるに至り、後端側が若干外方に湾曲していたボールペン芯6の後端側がその復元力によって内方側に変位する結果、引掛かり部45が段差35に係止される(図3参照)。そのため、ノックボタン21から指を離すことによりリターンスプリング30の作用を受けても、ボールペン芯6はその先端が芯出し用開口4から突出した状態、即ち、筆記可能状態を維持する。
筆記が終了してボールペン芯6を軸筒2内に引き込む場合は、シャープペン芯1のノックボタン23を押し込み、強制的に引掛かり部45を段差35から外す。かくして、ボールペン芯6はリターンスプリング30の作用で後退し(図4参照)、軸筒2内に引き込まれていく。
図5に示す実施形態は、バネ式クリップ24の構成が上記実施形態と異なる以外は、上記実施形態と同じ構成のものである。この実施形態におけるバネ式クリップ24は、スリット16を挟むように配置される一対の軸支板26により軸支され、その先端側が、軸支板26の軸に設置されたねじりコイルバネ(図示してない)の作用で軸筒2側に付勢される。このバネ式クリップ24のストッパー27は、軸支板26の近くに形成される。この場合のストッパー27は、係止突起22の傾斜面に対応する傾斜面と垂直面を有する1枚の三角形状板であり、その頂点部がスリット16内に臨むように配備される。
この実施形態の場合、シャープペン芯1が押し込まれると、係止突起22の傾斜面がストッパー27の傾斜面に沿って摺動してその傾斜面を越えると、その垂直面がストッパー27の垂直面により係止され、鉛芯での筆記が可能となる(図5(B))。また、筆記が終了してシャープペン芯1を軸筒2内に引き込む場合は、指先でバネ式クリップ24の先端部を引き上げ、あるいは、バネ式クリップ24の後端部を押し下げることによりストッパー27を浮かせる。かくして、ストッパー27の垂直面による係止突起22のロックが解除され、シャープペン芯1はリターンスプリング12の作用で軸筒2内に引き込まれる。
なお、上記実施形態の場合は、バネ式クリップ24の先端部は係止突起22によって軸筒2から離隔させられるが、この実施形態におけるバネ式クリップ24の先端部は、その裏側に設けられる突子29によって軸筒2から離隔させられる。
なお、この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白である。従って、この発明は、添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
1 シャープペン芯
2 軸筒
4 芯出し用開口
6 ボールペン芯
7 中間支持部材
10 スペーサ
12 リターンスプリング
15 ボールペン芯用スリット
16 シャープペン芯用スリット
17 クリップ取付用キャップ
21 ノックボタン
22 係止突起
23 ノックボタン
24 バネ式クリップ
25 板バネ
26 軸支板
27 ストッパー
28 段部
30 リターンスプリング
32 中間軸
35 段差
45 引掛かり部
46 引掛かり部

Claims (7)

  1. 軸筒内にシャープペン芯1本とボールペン芯を複数本収納し、ノックボタンの押下操作によって芯を選択的に出没させるノックボタン式の多芯型筆記具であって、
    前記複数のボールペン芯は前記軸筒の内周面に沿って配置され、前記シャープペン芯は、前記軸筒の内周面に沿って円形に配置された前記複数のボールペン芯の中心にできる空隙部に配置され
    前記シャープペン芯は、前記軸筒に形成された前記シャープペン芯用のスリットに露出してスライドする係止突起を有し、前記係止突起は、前記シャープペン芯に対するノック操作に伴って、一部が前記スリット内に臨むバネ式クリップに設けられるストッパーを越えることにより、前記ストッパーによってロックされて筆記可能状態となり、前記バネ式クリップが操作されてそのロックが外れることにより、前記シャープペン芯は、それに纏装されているリターンスプリングの作用で軸筒内に引き込まれることを特徴とする多芯型筆記具。
  2. 前記係止突起は垂直面と傾斜面を有する直角三角形状に形成され、前記ストッパーは、前記係止突起の傾斜面に対応する傾斜面を有する2枚の三角形状板とその間に設けられる段部とから成り、前記係止突起は前記2枚の三角形状板の間に位置するようにされて前記段部に係止される、請求項に記載の多芯型筆記具。
  3. 前記係止突起は垂直面と傾斜面を有する直角三角形状に形成され、前記ストッパーは、前記係止突起の傾斜面に対応する傾斜面と垂直面を有する三角形状を呈し、前記係止突起は前記ストッパーの傾斜面を越えることによりその垂直面が前記ストッパーの垂直面により係止される、請求項に記載の多芯型筆記具。
  4. 前記シャープペン芯は、前記軸筒の中間部に嵌装された中間支持部材の中心部に穿設される円孔と、前記軸筒の端部に形成される縮径部の内底面に穿設される円孔とに挿通されることで、その軸方向への動きを支持される、請求項1乃至のいずれかに記載の多芯型筆記具。
  5. 前記円孔間に、各芯に纏装される前記リターンスプリング間の干渉を防止するためのスペーサが立設される、請求項に記載の多芯型筆記具。
  6. 前記シャープペン芯はその中間軸に段差を有し、前記ボールペン芯のノックボタンは前記中間軸の周側面に摺接する引掛かり部を有し、前記ノックボタンが押下操作されることにより前記引掛かり部が前記段差に係止され、以て、当該ボールペン芯による筆記が可能となり、前記ボールペン芯のノックボタンが押下操作されることにより、前記引掛かり部に対する前記段差による係止作用が解除され、以て、当該ボールペン芯はそれに纏装されているリターンスプリングの作用で前記軸筒内に引き込まれる、請求項1乃至5のいずれかに記載の多芯型筆記具。
  7. 前記ボールペン芯のノックボタンは、前記軸筒に形成された前記ボールペン芯用のスリットを通して取り付け可能である、請求項1乃至6のいずれかに記載の多芯型筆記具。
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