JP5622644B2 - 線状材取付具 - Google Patents
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Description
この場合、電線には、線状材取付具が一定間隔毎に取り付けられ、線状材は、これら線状材取付具間を渡すことによって電線に取り付けられる。
また、本発明の線状材取付具は、支柱部が形成する架空空間に切込で位置決めして架けた線状材を固定部で押し込み、そのまま固定部を支柱部に対して固定すると、線状材が固定部に押し込まれた状態でU字状に屈曲して留部に留まる。
例えば、支柱部を円形に構成し、架空空間を円の中心部分に形成し、固定部を、この円の中心に挿入可能な形状としてもよい。
従って、本発明の線状材取付具を用いれば、このような簡単な作業で線状材を電線に取り付けることができるので、線状材を電線に取り付ける高所での、かつ、保護用手袋をつけてでの作業員の作業負担を軽減することができる。
[1.全体]
本実施形態の線状材取付具1は、図1に示すように、本体部2と、この本体部2に一体的に構成された留部5とからなる。
[2.本体部]
本体部2は、コ字状に形成された筐体部20と、蓋部21とを備えている。
蓋部21は、図2(b)に示すように、上部が略Yの字状に形成されており、図1に示すように、Yの字状に開いた両上端部分には、蓋部21が回動する円の径方向に沿って長尺な長孔21aが形成されている。
また、蓋部21の下端には、蓋部21を筐体部20に対して閉じたときに筐体部20の下辺20aの端部に引っかかる鉤状の鈎部21bが形成されている。
第1ゴム部材31及び第2ゴム部材22については、互いに対向する側の面が、電線の外周面に沿った形状に形成されるとともに、これらの面には、図示しない滑り止め用の複数の凹凸が形成されている。
[3.留部]
留部5は、図2(b)に示すように、合成樹脂製の紐状の線状材を架ける架空空間を形成するため、一定の距離を置いて配置されるとともに、本体部から平行に延設された一対の支柱50a、50bと、支柱50a、50bの間の架空空間に挿入すると、支柱50a、50bに固定される固定具52とを備えている。固定具52は、一対の支柱50a、50bの遊端側に、支柱50a、50bに対して回動可能に取り付けられている。
また、固定具52の遊端側であって、押込部53が設けられた部分の反対側には、架空空間に固定具52を挿入すると、支柱50a、50bに引っ掛かる鈎部55が形成されている。
[4.線状材取付具を用いて線状材を電線に取り付ける作業手順]
上述した本実施形態の線状材取付具1を用いて、線状材を電線に取り付ける方法について説明する。
(1)図1に示すように、蓋部21を筐体部20に対して開ける。
(2)第1ゴム部材31と第2ゴム部材22との間に電線が配置されるように、線状材取付具1を電線に取り付ける。
(5)固定具52を支柱50a、50bに対して開き、第1切込50c又は第2切込50dに線状材を引っ掛けて、架空空間に線状材を架ける。
このとき線状材は、固定具52が、支柱50a、50bに対して回動する回動軸に垂直な面で見て、支柱50a、50bの厚みとほぼ同じ厚みに形成されているので、図5に示すように、固定具20に押されてU字状に曲がる。このとき、線状材は、窪み52aに嵌った状態で押し込まれる。
[5.効果]
以上説明した本実施形態の線状材取付具1を用いると以下のような効果がある。
また、本実施形態の線状材取付具1は、支柱50a,50bが形成する架空空間に切込50c、50bを利用して線状材を架け、この架空空間に架けられた部分の線状材を固定具52で押し、固定具52を支柱50a,50bに対して固定すると、線状材が固定具52に押された部分でU字状に屈曲して留部5に留まる(図5参照)。
請求項中の固定部は固定具52に、第1弾性部は第1ゴム部材に、第2弾性部は第2ゴム部材に相当する。
上記実施形態ではこれら支柱部と固定部の構成は、一例であり、これに限られるものではない。例えば、支柱部は、円形に構成され、架空空間は、円の中心部分に形成し、固定部は、この円の中心に挿入される形状としてもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
Claims (3)
- 電線に固定される本体部と、
紐状の線状材を留める留部と
を備える線状材取付具であって、
前記留部は、
前記本体部に固定され、前記線状材を架ける架空空間を形成する支柱部と、
前記架空空間に挿入すると、前記支柱部に固定される固定部と、
該支柱部に形成され、線状材を前記架空空間に架ける位置を位置決めする切込と、
を備え、
前記固定部は、
前記切込によって位置決めされて前記架空空間に架けられた線状材について、この線状材を押し込むことが可能な位置で少なくとも挿入され、線状材を押し込んだ状態で前記支柱部に固定されることを特徴とする線状材取付具。 - 請求項1に記載の線状材取付具において、
前記支柱部は
前記架空空間を形成するため一定の距離を置いて配置されるとともに、前記本体部から平行に延設された一対の支柱からなり、
前記固定部は、
前記一対の支柱の遊端側に、前記支柱に対して回動可能に取り付けられていることを特徴とする線状材取付具。 - 請求項1〜2のいずれか1項に記載の線状材取付具において、
前記本体部は、
コ字状に形成された筐体部と、
前記筐体部の上端に回動可能に取り付けられ、前記筐体部のコの字を閉じる蓋部と、
前記筐体部のうち下辺を貫通して螺入された軸部を有し、前記軸部の下端に設けられた操作部を操作して前記軸部を軸周りに回転させると、前記軸部の上端が、前記筐体部と前記蓋部とで囲まれた空間内を、前記筐体部の上辺に向かって移動する操作部と、
前記操作部の軸部の上端に設けられるとともに、前記筐体部の上辺に対向する側の面が、電線の外周形状に沿った形状に形成された第1弾性部と、
前記筐体部の上辺の内側に設けられるとともに、前記第1弾性部に対向する側の面が、電線の外周形状に沿った形状に形成された第2弾性部と、
を備え、
前記筐体部の内側を電線が通るように当該線状材取付具を電線に取り付けて前記蓋部を閉め、前記操作部を操作して、前記第1弾性部と前記第2弾性部との間に電線を挟むことによって、当該線状材取付具を電線に対して固定することを特徴とする線状材取付具。
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