JP5622644B2 - 線状材取付具 - Google Patents

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Description

本発明は、電線等に紐状の線状材を取り付ける時に用いる線状材取付具に関する。
従来より、電線への鳥害を防止するため、合成樹脂製の紐状の線状材を電線に取り付けることがある。
この場合、電線には、線状材取付具が一定間隔毎に取り付けられ、線状材は、これら線状材取付具間を渡すことによって電線に取り付けられる。
この線状材取付具は、線状材取付具自身を電線に固定するための本体部と、線状材を留める留部とを備えている。このうち留部には、様々なタイプがあり、線状材を巻回して留めるもの、ネジを締めると、ネジの先端に設けられた平板と、固定された平板との間に線状材が挟み込まれ、線状材が固定されるものなどがある。
しかし、線状材を電線に取り付ける作業は高所での、かつ、保護用手袋をつけてでの作業となるため、線状材を留部に巻回したり、線状材を留めるためにネジを締める作業は、作業員に大きな負担がかかるものとなっていた。
そこで本発明は、紐状の線状材を電線に取り付ける作業員の作業負担を軽減することができる線状材取付具を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、電線に固定される本体部と、紐状の線状材を留める留部とを備える線状材取付具であって、留部は、本体部に固定され、線状材を架ける架空空間を形成する支柱部と、架空空間に挿入すると、支柱部に固定される固定部と、この支柱部に形成され、線状材を架空空間に架ける位置を位置決めする切込と、を備え、固定部は、切込によって位置決めされて架空空間に架けられた線状材について、この線状材を押し込むことが可能な位置で少なくとも挿入され、線状材を押し込んだ状態で支柱部に固定されることを特徴とする。
この発明の線状材取付具は、本体部を電線に対して固定すると、留部を介して電線に線状材を留めることが可能となる。
また、本発明の線状材取付具は、支柱部が形成する架空空間に切込で位置決めして架けた線状材を固定部で押し込み、そのまま固定部を支柱部に対して固定すると、線状材が固定部に押し込まれた状態でU字状に屈曲して留部に留まる。
つまり、本発明の線状材取付具によると、切込により線状材を位置決めして架空空間に架け、固定部を架空空間に押し込む操作をするだけの簡単な操作で線状材を留部に固定することができる。
従って、本発明の線状材取付具を用いれば、このような簡単な操作で線状材を電線に留めることができるので、線状材を電線に取り付ける高所での、かつ、保護用手袋をつけてでの作業員の作業負担を軽減することができる。
また、本発明の線状材取付具は、固定部を支柱部に固定するだけで線状材を固定できるので、各線状材取付具から線状材を外したり固定したりすることで、電線に所定の間隔毎に取り付けられた線状材取付具間に張られた線状材を緩めたり伸ばしたりする張り直し作業が容易に行える。
尚、支柱部及び固定部は、請求項2に記載の発明のように構成してもよい。具体的には、支柱部については、架空空間を形成するため一定の距離を置いて配置されるとともに、本体部から平行に延設された一対の支柱によって形成してもよい。そして、固定部については、一対の支柱の遊端側に、支柱に対して回動可能に取り付けてもよい。
ただし、これら支柱部と固定部の構成は、一例であり、これに限られるものではない。
例えば、支柱部を円形に構成し、架空空間を円の中心部分に形成し、固定部を、この円の中心に挿入可能な形状としてもよい。
次に、本発明の線状材取付具は、請求項3に記載したように、請求項1〜2のいずれか1項に記載の線状材取付具において、本体部は、コ字状に形成された筐体部と、筐体部の上端に回動可能に取り付けられ、筐体部のコの字を閉じる蓋部と、筐体部のうち下辺を貫通して螺入された軸部を有し、軸部の下端に設けられた操作部を操作して軸部を軸周りに回転させると、軸部の上端が、筐体部と蓋部とで囲まれた空間内を、筐体部の上辺に向かって移動する操作部と、操作部の軸部の上端に設けられるとともに、筐体部の上辺に対向する側の面が、電線の外周形状に沿った形状に形成された第1弾性部と、筐体部の上辺の内側に設けられるとともに、第1弾性部に対向する側の面が、電線の外周形状に沿った形状に形成された第2弾性部と、を備え、筐体部の内側を電線が通るように当該線状材取付具を電線に取り付けて蓋部を閉め、操作部を操作して、第1弾性部と第2弾性部との間に電線を挟むことによって、当該線状材取付具を電線に対して固定するようにしてもよい。
これによると、筐体部内を電線が通るように筐体部を電線に取り付けて蓋部を閉め、軸部が上下するように操作部を操作して、第1弾性部と第2弾性部との間に電線を挟むことによって、当該線状材取付具を電線に対して固定することができる。
つまり、本発明の線状材取付具は、筐体部を電線に通し、蓋部を閉め、軸部が上下するように操作部を操作するだけの簡単な作業で、電線に取り付けることができる。
従って、本発明の線状材取付具を用いれば、このような簡単な作業で線状材を電線に取り付けることができるので、線状材を電線に取り付ける高所での、かつ、保護用手袋をつけてでの作業員の作業負担を軽減することができる。
本実施形態の線状材取付具の正面図で、蓋部を開いて電線に取り付ける時の様子を示している。 (a)本実施形態の線状材取付具の正面図で、電線に固定され、線状材を留めている時の様子を示している。(b)は(a)の右側面図である。 本実施形態の線状材取付具の正面図で、蓋部が閉じられ、電線に固定される前の様子を示している(操作具操作前)。 本実施形態の線状材取付具の正面図で、電線に固定され、線状材を留める時の様子を示している。 図2(b)のA−A’断面図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[1.全体]
本実施形態の線状材取付具1は、図1に示すように、本体部2と、この本体部2に一体的に構成された留部5とからなる。
[2.本体部]
本体部2は、コ字状に形成された筐体部20と、蓋部21とを備えている。
このうち筐体部20について、コの字の下辺に相当する部分を下辺20a、中辺に相当する部分を中辺20b、上辺に相当する部分を上辺20cと呼ぶ。
蓋部21は、図2(b)に示すように、上部が略Yの字状に形成されており、図1に示すように、Yの字状に開いた両上端部分には、蓋部21が回動する円の径方向に沿って長尺な長孔21aが形成されている。
蓋部21は、この長孔21aを介して、筐体部20の上辺20cの端部であって、この端部の両脇に回動可能にピン留めされている。
また、蓋部21の下端には、蓋部21を筐体部20に対して閉じたときに筐体部20の下辺20aの端部に引っかかる鉤状の鈎部21bが形成されている。
このように構成された蓋部21により、ピンを中心に回動し、鈎部21bの筐体部20の下辺20aの端部に引っ掛けると、筐体部20が形作るコの字の開いた部分を閉じる態様で、筐体部20が閉じられる。
次に、本体部2は、操作部3を備え、この操作部3は、筐体部20のうちコの字の下辺20aを貫通して螺入された軸部30と、軸部30の上端に、軸部30に対し回転可能に固定された台座30aの上面に取り付けられた第1ゴム部材31と、軸部30の下端に形成されたネジヘッド部32とを有する。
この操作部3は、ネジヘッド部32を軸周りに回転させると、軸部30が回転し、下辺20aに対して上下に移動するとともに、第1ゴム部材31が、筐体部20と蓋部21とで囲まれた空間内を、筐体部20の上辺20cに向かい、中辺20bに沿って移動する。
また、台座30aのうち、筐体部20が開口する側には、先端がTの字状に形成された突起35が形成されており、一方、図2(b)に示すように、蓋部21のうち、蓋部21を閉めたときに突起35の先端が突き当たる部分には、軸部30の軸方向に沿って平行な案内孔21cが形成されている。
この案内孔21cは、台座30aが筐体部20の下辺に当接する位置まで降りているときに、蓋部21を閉めた場合に突き当たる部分が、突起35の先端35aを通すことができる大きさに形成されているが、その部分より上方は、突起35の軸部35bを通すことはできるが、先端35aは通すことができない大きさに形成されている。
そのため、図3に示すように、操作部3を操作して、台座30aが筐体部20の下辺に当接する位置まで下げ、このときに蓋部21を閉じると、突起35の先端35aが案内孔21cに通り、蓋部21を閉じることができるが、図4に示すように、この状態で操作部3を操作して、第1ゴム部材31を上昇させると、突起35の先端35aが蓋部21に引っかかって、突起35が案内孔21cから抜けることが防止される。これにより、蓋部21が筐体部20に対して開くことが防止される。
また、図1に示すように、筐体部20の上辺20cの下面側であって、第1ゴム部材31に対向する面には、第2ゴム部材22が取り付けられている。
第1ゴム部材31及び第2ゴム部材22については、互いに対向する側の面が、電線の外周面に沿った形状に形成されるとともに、これらの面には、図示しない滑り止め用の複数の凹凸が形成されている。
[3.留部]
留部5は、図2(b)に示すように、合成樹脂製の紐状の線状材を架ける架空空間を形成するため、一定の距離を置いて配置されるとともに、本体部から平行に延設された一対の支柱50a、50bと、支柱50a、50bの間の架空空間に挿入すると、支柱50a、50bに固定される固定具52とを備えている。固定具52は、一対の支柱50a、50bの遊端側に、支柱50a、50bに対して回動可能に取り付けられている。
また、各支柱50a、50bには、線状材を架空空間に架ける位置を位置決めする切込50c、50dが形成されている。この切込50c、50dは、各支柱50a、50bの長手方向に対して垂直に線状材を架けることができるように設けられており、鈎状に形成されている(図1参照)。
このうち第1切込50cは、各支柱50a、50bの長手方向の中程に設けられ、第2切込50dは、第1切込50cの上方であって、固定具52が回動可能に固定される部分の下方に設けられている。
固定具52は、図1に示すように、支柱50a、50bと同じ長さに形成されるとともに、回動軸に垂直な面で見て、支柱50a、50bの厚みとほぼ同じ厚みに形成され、また、図2(b)に示すように、支柱50a、50bの並び方向に沿った面で見て、各支柱50a、50bに隣接する側に遊びがある状態で架空空間に挿入可能な大きさに形成されている。
また、固定具52は、図1に示すように、支柱50a、50bの間の架空空間に挿入したとき、切込50c、50dに引っ掛けられて架空空間に架けられた線状材が当たる位置に窪み52aが設けられている。
また、固定具52の遊端であって、窪み52aが形成される側とは反対側の面には、図2(a)に示すように、固定具52を架空空間に押し込むときに、固定具52を押す力点となる押込部53が形成されている。
この押込部53は、架空空間に固定具52が配置されたとき、左右の端部が支柱50a、50bに重なる大きさに形成されている。
また、固定具52の遊端側であって、押込部53が設けられた部分の反対側には、架空空間に固定具52を挿入すると、支柱50a、50bに引っ掛かる鈎部55が形成されている。
[4.線状材取付具を用いて線状材を電線に取り付ける作業手順]
上述した本実施形態の線状材取付具1を用いて、線状材を電線に取り付ける方法について説明する。
以下に示す(1)〜(6)の作業は、数字の順に実行する。
(1)図1に示すように、蓋部21を筐体部20に対して開ける。
(2)第1ゴム部材31と第2ゴム部材22との間に電線が配置されるように、線状材取付具1を電線に取り付ける。
(3)図3に示すように、蓋部21を閉じる。このとき、蓋部21の先端の鈎部21bが筐体部20に引っかかり、また、突起35が案内孔21cに挿入される(図2(b)参照)。
(4)図4に示すように、ネジヘッド部32を軸周りに回転して、第1ゴム部材31を上昇させて、第1ゴム部材31を第2ゴム部材22に近づけ、これら第1ゴム部材31と第1ゴム部材22との間に、電線を挟み込む。すると、本実施形態の線状材取付具1が電線に固定される。
このとき、突起35が上昇して案内孔21cから抜けなくなり、蓋部21が筐体部20に対して固定される。
(5)固定具52を支柱50a、50bに対して開き、第1切込50c又は第2切込50dに線状材を引っ掛けて、架空空間に線状材を架ける。
(6)図2(a)に示すように、支柱50a、50bに対して回動して、押込部53を押し、固定具52を架空空間内に押し込みながら挿入する。
このとき線状材は、固定具52が、支柱50a、50bに対して回動する回動軸に垂直な面で見て、支柱50a、50bの厚みとほぼ同じ厚みに形成されているので、図5に示すように、固定具20に押されてU字状に曲がる。このとき、線状材は、窪み52aに嵌った状態で押し込まれる。
(7)固定具52が架空空間に完全に押し込まれると、固定具52の回転方向の先端に設けられた鈎部55が支柱50a、50bに引っかかり、支柱50a、50bを鈎部55と押込部53の間に挟み込むことで、固定具52が支柱50a、50bに対して固定される。
[5.効果]
以上説明した本実施形態の線状材取付具1を用いると以下のような効果がある。
この線状材取付具1は、本体部2を電線に対して固定すると、留部5を介して電線に線状材を留めることが可能となる。
また、本実施形態の線状材取付具1は、支柱50a,50bが形成する架空空間に切込50c、50bを利用して線状材を架け、この架空空間に架けられた部分の線状材を固定具52で押し、固定具52を支柱50a,50bに対して固定すると、線状材が固定具52に押された部分でU字状に屈曲して留部5に留まる(図5参照)。
つまり、本実施形態の線状材取付具1は、切込50c、50dを利用して線状材を架空空間に架け、固定具52を架空空間に押し込むだけの簡単な操作で線状材を留部に固定することができる。
従って、本実施形態の線状材取付具1を用いれば、このような簡単な操作で線状材を電線に取り付けることができるので、線状材を電線に取り付ける高所での、かつ、保護用手袋をつけてでの作業員の作業負担を軽減することができる。
また、本実施形態の線状材取付具1は、固定具52を支柱50a,50bに固定するだけで線状材を固定できるので、各線状材取付具1から線状材を外したり固定したりすることで、電線に所定の間隔毎に取り付けられた線状材取付具1間に張られた線状材を緩めたり伸ばしたりする作業が容易に行える。
次に、本実施形態の線状材取付具1は、筐体部20内を電線が通るように筐体部20を電線に取り付けて蓋部21を閉め、軸部30が上下するように操作部3を操作して、第1ゴム部材31と第2ゴム部材22との間に電線を挟むことによって、線状材取付具1を電線に対して固定することができる。
つまり、本実施形態の線状材取付具1は、筐体部20内に電線が通るように電線に取り付け、蓋部21を閉め、軸部30が上下するように操作部3を操作するだけの簡単な作業で、電線に取り付けることができる。
従って、本実施形態の線状材取付具1を用いれば、このような簡単な作業で線状材を電線に留めることができるので、線状材を電線に取り付ける高所での作業員の作業負担を軽減することができる。
また、本実施形態の線状材取付具1は、蓋部21を閉めた後、操作部3を操作すれば、突起35が案内孔21cに引っ掛かる蓋部21が開かないので、電線に取り付けた後、蓋部21が開いて、電線から外れてしまうことを防止できる。
また、本実施形態の線状材取付具1は、第1ゴム部材31及び第2ゴム部材22の互いに対向する側の面が、電線の外周面に沿った形状に形成されているので、ネジヘッド部32を回転して第1ゴム部材31と第2ゴム部材22との間に電線を挟み込むときに、第1ゴム部材31及び第2ゴム部材22の互いに対向する面が電線の外周面に沿って当接し、かつ、この当接が行われると、第1ゴム部材31及び第2ゴム部材22の互いに対向する面に凹凸が形成されているので、ネジヘッド部32を回転しても第1ゴム部材31及び第2ゴム部材22が電線に対して滑らない。
そのため、上述したようなネジヘッド部32を回転して電線に取り付けるような構造としても、本実施形態の線状材取付具1は、電線に固定する際、電線に対して回転することがないため、電線に対して容易に固定することができる。
(対応関係)
請求項中の固定部は固定具52に、第1弾性部は第1ゴム部材に、第2弾性部は第2ゴム部材に相当する。
(その他の実施形態)
上記実施形態ではこれら支柱部と固定部の構成は、一例であり、これに限られるものではない。例えば、支柱部は、円形に構成され、架空空間は、円の中心部分に形成し、固定部は、この円の中心に挿入される形状としてもよい。
尚、上記実施形態では、合成樹脂製の線状材を取り付ける例について説明したが、線状材の素材は、合成樹脂に限られるものではない。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1…線状材取付具、2…本体部、3…操作部、5…留部、20…筐体部、21…蓋部、21a…長孔、21b…鈎部、21c…案内孔、22…第2ゴム部材、30…軸部、30a…台座、31…第1ゴム部材、32…ネジヘッド部、35…突起、35a…先端、35b…軸部、50a、50b…支柱、50c…第1切込、50d…第2切込、52…固定具、52a…窪み。

Claims (3)

  1. 電線に固定される本体部と、
    紐状の線状材を留める留部と
    を備える線状材取付具であって、
    前記留部は、
    前記本体部に固定され、前記線状材を架ける架空空間を形成する支柱部と、
    前記架空空間に挿入すると、前記支柱部に固定される固定部と、
    該支柱部に形成され、線状材を前記架空空間に架ける位置を位置決めする切込と、
    を備え、
    前記固定部は、
    前記切込によって位置決めされて前記架空空間に架けられた線状材について、この線状材を押し込むことが可能な位置で少なくとも挿入され、線状材を押し込んだ状態で前記支柱部に固定されることを特徴とする線状材取付具。
  2. 請求項1に記載の線状材取付具において、
    前記支柱部は
    前記架空空間を形成するため一定の距離を置いて配置されるとともに、前記本体部から平行に延設された一対の支柱からなり、
    前記固定部は、
    前記一対の支柱の遊端側に、前記支柱に対して回動可能に取り付けられていることを特徴とする線状材取付具。
  3. 請求項1〜2のいずれか1項に記載の線状材取付具において、
    前記本体部は、
    コ字状に形成された筐体部と、
    前記筐体部の上端に回動可能に取り付けられ、前記筐体部のコの字を閉じる蓋部と、
    前記筐体部のうち下辺を貫通して螺入された軸部を有し、前記軸部の下端に設けられた操作部を操作して前記軸部を軸周りに回転させると、前記軸部の上端が、前記筐体部と前記蓋部とで囲まれた空間内を、前記筐体部の上辺に向かって移動する操作部と、
    前記操作部の軸部の上端に設けられるとともに、前記筐体部の上辺に対向する側の面が、電線の外周形状に沿った形状に形成された第1弾性部と、
    前記筐体部の上辺の内側に設けられるとともに、前記第1弾性部に対向する側の面が、電線の外周形状に沿った形状に形成された第2弾性部と、
    を備え、
    前記筐体部の内側を電線が通るように当該線状材取付具を電線に取り付けて前記蓋部を閉め、前記操作部を操作して、前記第1弾性部と前記第2弾性部との間に電線を挟むことによって、当該線状材取付具を電線に対して固定することを特徴とする線状材取付具。
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