JP6267903B2 - 樹木剪定等のための安全帯取付設備 - Google Patents

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Description

本発明は、樹木に対して剪定や農薬散布等の作業(以下においては「剪定等」又は「剪定等の作業」ともいうこととする)を行う際に、作業者の安全帯を取り付けるための設備に関するものである。
所定以上に高い樹木の剪定等を行う際には、作業者は地面より高い位置に立つ必要がある。
その場合、従来、一般的に、脚立が使用されている。すなわち、樹木の近傍に脚立が設置され、作業者は、その脚立のいずれかの高さ位置に登った状態で、その樹木の剪定を行うのである。
しかしながら、脚立を使用する場合は、労働安全衛生規則の規定から、基本的にその高さの限度は2メートルであり、それに対応する高さ以上の高さを有する樹木を剪定するのは不可能である。
また、樹木の近傍に足場を設けて、その足場に登った状態で、その樹木の剪定を行うということも考えられる。しかしながら、足場を設ける作業は煩雑であり、剪定の作業の効率が悪化することとなる。
また、労働安全衛生規則上、安全帯等を安全に取り付けるための設備等を設けて、安全帯を使用すれば、2メートル以上の脚立を使用することも可能である。
しかしながら、本来的に、樹木の近傍の高い位置に、安全帯等を安全に取り付けるための設備等は存在せず、基本的に、剪定等の作業のたびごとにそのような設備等を設けることは容易なことではない。
そこで、樹木の近傍の高い位置に安全帯を取り付けるための設備を容易に設けて、高い樹木に対して剪定等の作業を安全にかつ容易に行うことができる技術が模索されていた。
なお、本願発明に関連する先行技術として、特許文献1に開示されているものがある。
特開2002−065061号公報
本発明は、高い樹木に対して剪定等の作業を安全にかつ容易に行うことができる技術を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、樹木に対して剪定等の作業を行うため設備であって、前記樹木の幹の近傍に設置される支柱と、安全帯が結合されるロープと、前記支柱に対して取り付けられるロープ巻き取り装置と、前記支柱を当該支柱の長さ方向における複数の部位において前記樹木の幹に対して結合して当該支柱を当該樹木の幹に対して固定する複数の固定装置とを有し、前記ロープ巻き取り装置は、前記ロープを巻き取る方向に付勢しつつ当該ロープを引き出し可能に保持するとともに、当該ロープを引き出す方向に所定以上の力が加わった際に当該ロープの引き出しを阻止するロック機能を有するものである、樹木剪定等のための安全帯取付設備である。
この発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備は次のように使用され、次の作用効果が得られる。
支柱にロープ巻き取り装置が取り付けられるとともに、支柱が樹木の幹の近傍に設置され、複数の固定装置によって、支柱がその長さ方向における複数の部位において樹木の幹に対して結合されて、支柱が樹木の幹に対して固定される(各要素の結合はいずれの順でもよい)。
作業者は、ロープ巻き取り装置に保持されているロープに対して作業者が装着した安全帯が結合された状態で、高所における剪定等の作業を行う。その際、ロープは、ロープ巻き取り装置から引き出し可能であるため、作業者の高さ(正確には、ロープ巻き取り装置と作業者との距離)に応じて引き出される。また、作業者の高さがそれまでより高くなった(正確には、ロープ巻き取り装置と作業者との距離が短くなった)場合等においては、その分、ロープはロープ巻き取り装置に巻き取られる。
そして、ロープ巻き取り装置に保持されているロープに、当該ロープを引き出す方向に所定以上の力が加わった際には、ロープ巻き取り装置のロック機能によって、当該ロープの引き出しが阻止される。
このため、仮に作業者が高所から落下しようとする場合には、ロープを引き出す方向に所定以上の力が加わり、ロープの引き出しが阻止され、作業者が落下することが阻止される。
以上のため、この発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備では、作業者の安全が維持されつつ、作業者が高所において樹木の剪定等の作業を行うことができるのである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備であって、前記固定装置は、前記支柱に対して固定される支柱固定部と、前記樹木の幹に対して固定される幹固定部とを有するものである、樹木剪定等のための安全帯取付設備である。
この発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備では、請求項1に係る発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備の作用効果がより具体的に得られる。
すなわち、固定装置のうちの支柱固定部が支柱に対して固定され、固定装置のうちの幹固定部が樹木の幹に対して固定される。
こうして、支柱が樹木に対して固定されることとなる。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備であって、前記支柱固定部は、全体として前記支柱の断面に少なくともほぼ対応する複数の挟持部材を有し、その複数の挟持部材が前記支柱の断面を取り囲んだ状態で前記支柱を把持することによって前記支柱に対して固定されるクランプであり、前記幹固定部は、ベース部と、そのベース部の両端部から延び当該ベース部とともに環状をなし、その周方向の長さが調整可能なベルトとを有し、前記樹木の幹の断面を取り囲んで当該樹木の幹に対して固定されるものである、前記幹固定部のベース部と前記支柱固定部の一の挟持部材とが、当該両者を貫通する軸線回り方向に回動可能に連結されている、樹木剪定等のための安全帯取付設備である。
この発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備では、請求項2に係る発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備の作用効果がより具体的に得られる。
すなわち、固定装置のうちの支柱固定部(クランプ)は、全体として支柱の断面に少なくともほぼ対応する複数の挟持部材が支柱の断面を取り囲んだ状態で支柱を把持することによって、支柱に対して固定される。
また、固定装置のうちの幹固定部は、ベース部及びベルトが樹木の幹の断面を取り囲んで、幹に対して固定される。その際、ベルトは、その周方向の長さが調整可能なものであるため、各種の太さの幹に対応することができる。
また、幹固定部のベース部と支柱固定部の一の挟持部材とが、両者を貫通する軸線回り方向に回動可能に連結されているため、樹木の幹の断面を取り囲んだ状態の幹固定部と支柱の断面を取り囲んだ状態の支柱固定部とが、相互にその軸線回り方向に回動である。このため、支柱と幹とが平行ではない場合にも、幹に対して支柱を容易に固定することが可能である。
請求項4に係る発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに係る発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備であって、前記支柱は、その上端部が前記樹木の上端部よりも高い位置に位置するものであり、前記ロープ巻き取り装置は、前記支柱のうち前記樹木の上端部よりも高い位置において、当該支柱の軸回り方向に回転可能に取り付けられるものである、樹木剪定等のための安全帯取付設備である。
「前記支柱のうち前記樹木の上端部よりも高い位置」の一例として、「前記支柱の上端部」がある。
この発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備では、請求項1〜請求項3のいずれかに係る発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備では、支柱の上端部が樹木の上端部よりも高い位置に位置するとともに、ロープ巻き取り装置が支柱のうち樹木の上端部よりも高い位置において、支柱の軸回り方向に回転可能に取り付けられるため、ロープ巻き取り装置のロープ(正確には、ロープ巻き取り装置から露出した部分)が、ほぼ直線状のまま、樹木と干渉することなく支柱の軸回り方向に回転することが可能となり得る。
このため、その場合は、ロープをそのように支柱を中心に回転させることによって、樹木のうちの周方向のすべての部分について、容易に剪定等の作業を行うことができることとなる。
請求項5に係る発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに係る発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備であって、前記支柱は、その上端部が前記樹木の上端部よりも高い位置に位置するものであり、前記支柱には、当該支柱のうち前記樹木の上端部よりも高い位置において当該支柱から遠心方向成分を有する方向に延びるとともに当該支柱の軸回り方向に回転可能に張り出し部が設けられ、前記ロープ巻き取り装置は、前記張り出し部に取り付けられるものである、樹木剪定等のための安全帯取付設備である。
「前記支柱のうち前記樹木の上端部よりも高い位置」の一例として、「前記支柱の上端部」がある。
この発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備では、請求項1〜請求項3のいずれかに係る発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備では、支柱の上端部が樹木の上端部よりも高い位置に位置するとともに、支柱には、支柱のうち樹木の上端部よりも高い位置において支柱から遠心方向成分を有する方向に延びるとともに支柱の軸回り方向に回転可能に張り出し部が設けられ、その張り出し部にロープ巻き取り装置が取り付けられるため、ロープ巻き取り装置のロープ(正確には、ロープ巻き取り装置から露出した部分)が、ほぼ直線状のまま、樹木と干渉することなく支柱の軸回り方向に回転することが可能となり得る。
このため、その場合は、ロープをそのように支柱を中心に回転させることによって、樹木のうちの周方向のすべての部分について、容易に剪定等の作業を行うことができることとなる。
また、この発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備では、支柱から遠心方向成分を有する方向に延びる張り出し部にロープ巻き取り装置が取り付けられるため、支柱又はその近傍にロープ巻き取り装置が取り付けられる場合と比較して、より容易に、ロープ巻き取り装置のロープが、樹木と干渉することなく支柱の軸回り方向に回転させることが可能となり得る。このため、逆にいえば、支柱の高さが、その分低いものであっても足りることとなる。
請求項6に係る発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに係る発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備であって、前記支柱は、その下端部が地面より上に位置する状態で前記樹木に対して固定されるものである、樹木剪定等のための安全帯取付設備である。
この発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備では、請求項1〜請求項5のいずれかに係る発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備では、支柱の下端部が地面に当接しないため、地面が支柱の下端部を当接させるのに好適な状態でなくても、支柱に適切に樹木の幹に対して固定することが可能である。
また、一般的に、樹木の幹のうちの特に下端部の近傍は下方(地面)に向かうにつれて太くなるため、その部分にも支柱(特に直棒状の支柱)を結合することは困難であるが、この発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備では、それを回避することが可能となり、樹木の幹に対して容易に支柱を固定することが可能となる。
請求項7に係る発明は、請求項1〜請求項のいずれかに係る発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備であって、前記支柱は、その途中長さ部分において折り曲げ可能なものである、樹木剪定等のための安全帯取付設備である。
この発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備では、請求項1〜請求項のいずれかに係る発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この発明の樹木剪定等のための安全帯取付設備では、支柱がその途中長さ部分において折り曲げ可能なものであるため、樹木の幹が曲がっていたり、その長さ方向において太さが非直線的に変動したりする場合等でも、それに対応して支柱を折り曲げることによって、樹木の幹に対して容易に支柱を固定することが可能となる。
本発明の実施例1の樹木剪定等のための安全帯取付設備の全体を示す分解斜視図である。 本発明の実施例1の樹木剪定等のための安全帯取付設備のうちの固定装置を示す斜視図である。 本発明の実施例1の樹木剪定等のための安全帯取付設備のうちの固定装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施例1の樹木剪定等のための安全帯取付設備のうちの一部を示す分解斜視図である。 本発明の実施例1の樹木剪定等のための安全帯取付設備のうちの支柱等を示す分解斜視図である。 本発明の実施例1の樹木剪定等のための安全帯取付設備の使用状態を示す斜視図である。 本発明の実施例2の樹木剪定等のための安全帯取付設備のうちの一部を示す斜視図である。 本発明の実施例3の樹木剪定等のための安全帯取付設備のうちの一部を示す斜視図である。 本発明の実施例4の樹木剪定等のための安全帯取付設備の使用状態を示す斜視図である。
[実施例1]
次に、本発明の実施例1について、図1〜図5に基づいて説明する。
図1に示すように、この樹木剪定等のための安全帯取付設備は、高い樹木Tの剪定等を行うためのものであって、支柱10,複数(代表例として2つ)の固定装置30,ロープ巻き取り装置70を有している。そして、安全帯80,脚立90とともに使用される。
安全帯80は作業者Wに装着される。図3に示すように、安全帯80はロープ81を有し、ロープ81の先端部にはフック82が取り付けられている。
図1等に示すように、支柱10は、直棒状をしており、アルミニウム合金等の金属,炭素繊維強化樹脂等によって形成されており、中空の丸軸状をしている。なお、支柱10は、複数の分割支柱が長さ方向に結合されて形成されていてもよい。
図5に示すように、支柱10は、樹木Tの幹Mの近傍に設置される。
図1及び図5に示すように、支柱10の長さ(設置された際の高さ)は、樹木Tの高さより長い(高い)。すなわち、支柱10が樹木Tの幹Mに固定された状態で、支柱10の上端部は樹木Tの上端部よりも高い位置にある。支柱10としては、そのような高さを有するものが使用される。
支柱10のうちの下側部分は、次のように、折れ曲がり可能とされている。
図4に示すように、支柱10は、その部分で上下に分割されてメイン部11とベース部12とされており、両者間にはゴム等による介装材15が介装されている。
介装材15の上部及び下部は嵌合部16であり、各嵌合部16は支柱10の内径に対応した外径を有する円柱状をしている。介装材15の中央部分は可撓部17であり、可撓部17は支柱10とほぼ同径の円柱状をしている。そして、各嵌合部16が支柱10(メイン部11・ベース部12)の内部に嵌合されている。
こうして、図5に示すように、支柱10は、介装材15の可撓部17において、折れ曲がり可能とされている。
図1及び図4等に示すように、支柱10の下端部にはゴムボール20が取り付けられている。
図4に示すように、ゴムボール20は、中実のほぼ球状をしている。その上部は平面部21とされており、平面部21から下方に向けて円柱状の嵌合穴22が形成されている。
支柱10(ベース部12)の下端部の近傍には、フランジ19が設けられている。
そして、支柱10の下端部がゴムボール20の嵌合穴22に嵌合され、フランジ19が平面部21に当接している。
図2A及び図2Bに示すように、固定装置30は、支柱固定部40,幹固定部50を有している。
支柱固定部40は、クランプであり、金属によって形成され、一対の挟持部材(第1挟持部材41,第2挟持部材42)を有している。
各挟持部材41,42は、ともに、円弧状に湾曲している。詳細に述べると、各挟持部材41,42は、その上縁部の近傍及び下縁部の近傍においてフランジ状に内側方向に折り曲げられるとともに、その内縁部は円弧状をしている。両挟持部材41,42は、ヒンジ43によって回動(開閉)可能に連結されており、全体として支柱10の断面にほぼ対応している。前述と同様に詳細に述べると、両挟持部材41,42の上縁部及び下縁部の内縁部が、全体として支柱10の断面にほぼ対応している。
第1挟持部材41の先端部の近傍は上下方向に絞られ、ねじ軸45が回動可能に連結されている。それに対応して、第2挟持部材42には、嵌合溝46が形成されている。ねじ軸45にはナット47が螺合されている。
そして、第1挟持部材41及び第2挟持部材42において支柱10(その断面)を取り囲んだ状態で、ねじ軸45が嵌合溝46に嵌合され、ナット47が締められることによって、クランプは支柱10を把持する。こうして、支柱固定部40(固定装置30)は支柱10に対して固定される。
幹固定部50は、ベース部51,ベルト55を有している。
ベース部51は、金属板によって形成されており、中央板部52,右側板部53a,左側板部53bを有している。右側板部53a/左側板部53bは、中央板部52に対して鈍角状に折り曲げられて形成されている。なお、右側板部53a/左側板部53bは、中央板部52とは別体で、中央板部に対して蝶番を介して連結されていてもよい。
ベース部51は、次のように、中央板部52において、第1挟持部材41に対して回動可能に連結されている。
第1挟持部材41及び中央板部52には、各々、挿通孔32,33が形成されており、中央板部52(ベース部51)の側からボルト35が挿通孔33及び挿通孔32に挿通され、第1挟持部材41の側からボルト35に対してナット34が螺合されている。ナット34は締め付けられない状態でボルト35に対して溶着されている。こうしてボルト35の軸回り方向において、第1挟持部材41とベース部51は相対的に回動可能である。
なお、ボルト35は、その頭部(符号省略)の厚みが薄いものが使用される。また、中央板部52,右側板部53a,左側板部53bの内側の面には、各々、緩衝シート39が貼着されている(ボルト35の頭部は緩衝シート39によって被覆されている)。
ベルト55は、次のように、ベース部51に対して取り付けられている。
ベルト55は、第1ベルト部材56a及び第2ベルト部材56bからなっている。
右側板部53a及び左側板部53bには、各々、スリット54が形成されている(右側板部53aのスリットは図示されていない)。
右側板部53aのスリット(図示省略)に対して第1ベルト部材56a(その基端部)が取り付けられており、左側板部53bのスリットに対して第2ベルト部材56b(その基端部)が取り付けられている。
第2ベルト部材56bの先端部には、角リング57が取り付けられている。角リング57は四角環状をなしており、角リング57には、ベルト55の幅方向に延びる直棒材58が、直棒材58の両端部に形成された各孔部(符号省略)において、ベルト55の長さ方向に移動可能に取り付けられている。
そして、第1ベルト部材56a(その先端部)が角リング57のうち内側(第1ベルト部材56a及び第2ベルト部材56bが結合された状態の円環状のベルト55の内側)から角リング57のうちの直棒材58を基準に第2ベルト部材56bの側の空間に挿入されて、直棒材58において反転され、角リング57(そのうち第2ベルト部材56bとは反対側の部分)の内側を通って、角リング57から挿出される。こうして、ベルト55の長さが調整可能であり、ベルト55は所定の長さにおいて固定される。
このようにして、幹固定部50(ベース部51及びベルト55)は、樹木Tの幹Mの全周に応じて、ベース部51及びベルト55は樹木Tの幹Mを取り囲んで、樹木Tの幹Mに対して固定される。
図1及び図3等に示すように、支柱10の上端部には、回転張り出し材60が取り付けられる。
回転張り出し材60は、嵌合部61,張り出し部62を有している。
嵌合部61は有蓋円筒状をなしており、支柱10の上端部に対して回転可能に嵌合される、
張り出し部62は、嵌合部61からほぼ垂直に延びている。すなわち、支柱10が鉛直状態の際に、張り出し部62はほぼ水平に延びることとなる。張り出し部62の先端部の近傍には取付孔63が形成されている。
張り出し部62(その取付孔63)に対して、ロープ巻き取り装置70が取り付けられる。
ロープ巻き取り装置70は、周知のものであり、次の構造を有している。
ロープ巻き取り装置70には、ロープ75が、巻き取り方向に付勢されつつ、巻き取り状態で内蔵されている。ロープ75は、その巻き取り方向への付勢力に抗して引き出し可能である。
そして、ロープ75を所定の各引き出し位置でロックするとともに、ロープ75に対して引き出す方向に所定以上の力が加わった際にロープ75の引き出しを阻止するロック機能を有するものである。
ロープ巻き取り装置70には、取付孔71が設けられている。
ロープ75の先端にはフック76が取り付けられている。
次に、この樹木剪定等のための安全帯取付設備の使用方法及び作用効果について説明する。
まず、図3に示すように、支柱10の上端部に回転張り出し材60を取り付ける。
それと相前後して、張り出し部62(取付孔63)に対して、カラビナ78を介して、取付孔71においてロープ巻き取り装置70を取り付ける。その際、ロープ巻き取り装置70から、所定の長さだけロープ75を引き出しておく。
次に、図5に示すように、複数(代表例として2つ)の固定装置30を用いて、樹木Tの幹Mに対して支柱10を固定する。
支柱10の基端部のゴムボール20を樹木Tの根元の近傍の地面に対して設置し、支柱10のメイン部11のうちの下端部(介装材15のすぐ上)の近傍及び支柱10のうちの上部等において、固定装置30によって樹木Tの幹Mに対して支柱10を固定する。
その際、一般的に樹木Tの下端部は側方に張り出している(下方に向かうにつれて非直線的に、すなわち、加速度的に太くなる)ため、介装材15において支柱10を曲げることによって、支柱10の基端部(ゴムボール20)を地面に対して設置するとともに、支柱10のメイン部11を樹木Tの幹Mに対して近接した状態で、樹木Tの幹Mに対して固定することができる。
また、支柱10の基端部がゴムボール20であるため、地面に凹凸があったり、草が生えていたりしても、地面に対して支柱10を適切に設置することができる。
各固定装置30については、次のように使用する。
まず、予め、支柱10の各部位に対して、その支柱固定部40(クランプ)において、複数(代表例として2つ)の固定装置30を取り付けておく。すなわち、図2Aに示すように、第1挟持部材41及び第2挟持部材42によって支柱10を挟持し、ねじ軸45を嵌合溝46に嵌合させ、ラチェットレンチ等を用いてナット47を締め付ける。こうして、支柱10に対して固定装置30(クランプ)を取り付ける。
次に、図5に示すように、支柱10を樹木Tの根元(幹Mの下端部)の近傍の地面に設置するとともに、支柱10を樹木Tの幹Mに沿わせ、幹固定部50において、固定装置30を幹Mに固定する。
すなわち、図2Aに示すように、第1ベルト部材56a及び第2ベルト部材56bで樹木Tの幹Mを取り囲み、前述したように、第1ベルト部材56aと第2ベルト部材56bとを角リング57において結合させる。その際、ベルト55(第1ベルト部材56a及び第2ベルト部材56b)及びベース部51によって、できるだけ樹木Tの幹Mを締め付けるようにする。こうして、樹木Tの幹Mに対して固定装置30(幹固定部50)を取り付ける。
このようにして、図5に示すように、支柱10を、その各部位において、樹木Tの幹Mに対して固定する。
次に、作業者Wが、樹木Tの近傍に設置された脚立90に登り、前述したように予めロープ巻き取り装置70から引き出されたロープ75に対して安全帯80を連結させる。すなわち、ロープ75のフック76に対して安全帯80のフック82を係合させる。
その状態で、作業者Wは、樹木Tに対して剪定等の作業を行う。
作業者Wが高い位置から徐々に低い位置に移動する際には、ロープ75がロープ巻き取り装置70から自動的に引き出される。
そして、万が一、作業者Wが足を滑らせて脚立90から落ちた場合には、ロープ75に所定以上の引き出し力が加わることとなり、ロープ75がロックされ、それ以上引き出されないようになる。こうして、作業者Wが地面に対して激突することが防止され、作業者Wは安全に剪定等の作業を行うことができるのである。
また、回転張り出し材60は嵌合部61において支柱10の軸回り方向に回転可能であるため、回転張り出し材60を回転させることによって、樹木Tのすべての部分について、容易に剪定等の作業を行うことができる。
すなわち、支柱10の上端部は樹木Tの上端部よりも高い位置にあるとともに、回転張り出し材60が支柱10の上端部に設けられ、その張り出し部62の先端部の近傍にロープ巻き取り装置70が取り付けられている。
このため、回転張り出し材60とともにロープ75をほぼ直線状のまま支柱10の軸回り方向に回転させる際に、ロープ75が樹木Tと干渉することが防止され得る。すなわち、支柱10の高さ(樹木Tの上端部からの突出度合い),張り出し部62の長さ,樹木Tの形態等の条件にもよるが、ロープ75が樹木T(その枝や葉)と干渉することなく、ロープ75(正確にはロープ巻き取り装置70から露出した部分)をほぼ直線状のまま回転させることが可能となり得る。
このため、その場合は、ロープ75をそのように支柱10を中心に(すなわち、樹木Tの幹Mを中心に)回転させることによって、樹木Tのうちの周方向のすべての部分について、容易に剪定等の作業を行うことができるのである。
なお、上述と同様に、支柱10が、その途中長さ部分(1箇所のみでなく、複数箇所でもよい)において折り曲げ可能なものとされることによって、樹木Tの幹Mが曲がっている場合等や、幹Mの下端部に限らず、その長さ方向において非直線的に太さが変動する場合等においても、それに対応して、支柱10を樹木の幹Mに対して容易に固定することが可能である。
[実施例2]
次に、本発明の実施例2について、図6に基づいて説明する。実施例2は、実施例1の変形例であり、実施例1との相違点を中心に説明する(以下同様である)。実施例1と共通する要素については同一又は関連する(「100」を足した)符号を付して、説明を適宜省略する。
この樹木剪定等のための安全帯取付設備では、支柱110は直棒状をしてる。すなわち、実施例1(図4,図5)とは異なり、その下側部分が折れ曲がり可能とされてはいない。また、同じく、支柱110の基端部にはゴムボール20は取り付けられていない。
そして、この樹木剪定等のための安全帯取付設備(使用方法)においては、支柱110(その下端部)が地面に対して設置されない。すなわち、複数の固定装置30のうちの少なくとも一方(できれば下側の固定装置30)の幹固定部50のベルト55が樹木Tの枝Bのすぐ上に位置するように、支柱110を樹木Tの幹Mに固定する。
こうして、そのベルト55(固定装置30)が樹木Tの枝Bによって支持され、支柱110が下降することが防止される。なお、ベルト55と枝Bとの間に隙間がある場合は、その隙間が解消されるまで支柱110が多少下降する場合もあるが、その隙間が解消した後は支柱110が下降することが防止される。
この樹木剪定等のための安全帯取付設備では、次の特有の効果が得られる。
一般的に、樹木Tの幹Mはその根元に向かうにつれて側方に広がるとともに、地面には凹凸があったり草が生えていたりする場合が多い。このため、直棒状の支柱を地面に安定的に設置しつつ幹Mに固定するのは困難な場合が多い。
しかしながら、この樹木剪定等のための安全帯取付設備(使用方法)では、支柱110の下端部が宙に浮いている(地面よりも高い位置にある)ため、上述のような不具合は生じず、支柱110を幹Mに対して円滑に固定することができる。
すなわち、実施例1(図4,図5)の支柱10のように折れ曲がり可能とされたり、その基端部にゴムボール20が取り付けられたりする必要もない。
また、この樹木剪定等のための安全帯取付設備(使用方法)では、支柱110の長さが実施例1の支柱10(図5等)の長さよりも短くて済むこととなる。
[実施例3]
次に、本発明の実施例3について、図7に基づいて説明する。
実施例3も、実施例1の変形例であり、実施例1との相違点を中心に説明し、実施例1と共通する要素については同一又は関連する(「200」を足した)符号を付して、説明を適宜省略する。
この樹木剪定等のための安全帯取付設備では、支柱210(ベース部212)の下端部は、可傾支持材220に接続されている。
可傾支持材220は、平板状のベース板221を有し、ベース板221には、一対の支持板部223及びその両者をつなぐ連結板部224を有する立設部222が接続されている。一対の支持板部223にわたって支持軸225が設けられている。支柱210のベース部212の基端部及びその近傍は両支持板部223の間に配設され、支持軸225は、支柱210のベース部212の基端部の近傍に形成された一対の取付孔(符号省略)を相対的に摺動可能(その軸回り方向に摺動可能)に貫通している。
こうして、介装材15において支柱210を曲げるとともに、ベース板221を地面に対して安定的に設置することができる。
[実施例4]
次に、本発明の実施例4について、図8に基づいて説明する。
実施例4も実施例1の変形例であり、実施例1と共通する要素については同一又は関連する(「300」を足した)符号を付して、説明を適宜省略する。
この樹木剪定等のための安全帯取付設備では、ロープ巻き取り装置70が、支柱10のほぼ上端部に取り付けられている。
すなわち、支柱10の上端部には、回転支持材360が設けられる。回転支持材360は、嵌合部361,支持部362を有している。
嵌合部361は有蓋円筒状をなしており、支柱10の上端部に対して回転可能に嵌合される。この嵌合部361は、実施例1における回転張り出し材60の嵌合部61よりも短いもので足りるため、そのようにされている。
支持部362は、実施例1(図5)における回転張り出し材60の張り出し部62のように嵌合部61からほぼ垂直(水平)に延びるのではなく、嵌合部361に対して取付孔63を形成するために小片状をしているのみである。
支柱10の長さ(設置された際の高さ)は、樹木Tの高さより長く、支柱10の上端部は樹木Tの上端部よりも高い。その点は、実施例1と同様であるが、この実施例の樹木剪定等のための安全帯取付設備では、さらに高いものとされている。
以上のように、この樹木剪定等のための安全帯取付設備では、実施例1のような張り出し部62(図5)を有さない一方で、支柱10の高さがより高いものとされているため、実施例1の樹木剪定等のための安全帯取付設備と同様に、回転支持材360とともにロープ75をほぼ直線状のまま支柱10の軸回り方向に回転させる際に、ロープ75が樹木Tと干渉することが防止され得る。すなわち、支柱10の高さ(樹木Tの上端部からの突出度合い),樹木Tの形態等の条件にもよるが、ロープ75が樹木T(その枝や葉)と干渉することなく、ロープ75(正確にはロープ巻き取り装置70から露出した部分)をほぼ直線状のまま回転させることが可能となり得る。
このため、その場合は、ロープ75をそのように支柱10を中心に(すなわち、樹木Tの幹Mを中心に)回転させることによって、樹木Tのうちの周方向のすべての部分について、容易に剪定等の作業を行うことができるのである。
また、この樹木剪定等のための安全帯取付設備では、張り出し部62(実施例1)を有していないため、上述のようにロープ75を支柱10の軸回り方向に回転させる際に、その負担を張り出し部62が受けるということがなく、強度的にもより安定的なものとなり得る。
なお、上記のものはあくまで本発明の数例の実施例にすぎず、当業者の知識に基づいて種々の変更を加えた態様で本発明を実施できることはもちろんである。
10,110,210 支柱
30 固定装置
40 支柱固定部
41 第1挟持部材
42 第2挟持部材
50 幹固定部
51 ベース部
55 ベルト
62 張り出し部
70 ロープ巻き取り装置
75 ロープ
T 樹木T
M 幹M

Claims (7)

  1. 樹木に対して剪定等の作業を行うため設備であって、
    前記樹木の幹の近傍に設置される支柱と、
    安全帯が結合されるロープと、
    前記支柱に対して取り付けられるロープ巻き取り装置と、
    前記支柱を当該支柱の長さ方向における複数の部位において前記樹木の幹に対して結合して当該支柱を当該樹木の幹に対して固定する複数の固定装置とを有し、
    前記ロープ巻き取り装置は、前記ロープを巻き取る方向に付勢しつつ当該ロープを引き出し可能に保持するとともに、当該ロープを引き出す方向に所定以上の力が加わった際に当該ロープの引き出しを阻止するロック機能を有するものである、
    樹木剪定等のための安全帯取付設備。
  2. 請求項1に記載の樹木剪定等のための安全帯取付設備であって、
    前記固定装置は、
    前記支柱に対して固定される支柱固定部と、
    前記樹木の幹に対して固定される幹固定部と
    を有するものである、樹木剪定等のための安全帯取付設備。
  3. 請求項2に記載の樹木剪定等のための安全帯取付設備であって、
    前記支柱固定部は、全体として前記支柱の断面に少なくともほぼ対応する複数の挟持部材を有し、その複数の挟持部材が前記支柱の断面を取り囲んだ状態で前記支柱を把持することによって前記支柱に対して固定されるクランプであり、
    前記幹固定部は、ベース部と、そのベース部の両端部から延び当該ベース部とともに環状をなし、その周方向の長さが調整可能なベルトとを有し、前記樹木の幹の断面を取り囲んで当該樹木の幹に対して固定されるものである、
    前記幹固定部のベース部と前記支柱固定部の一の挟持部材とが、当該両者を貫通する軸線回り方向に回動可能に連結されている、
    樹木剪定等のための安全帯取付設備。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の樹木剪定等のための安全帯取付設備であって、
    前記支柱は、その上端部が前記樹木の上端部よりも高い位置に位置するものであり、
    前記ロープ巻き取り装置は、前記支柱のうち前記樹木の上端部よりも高い位置において、当該支柱の軸回り方向に回転可能に取り付けられるものである、
    樹木剪定等のための安全帯取付設備。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の樹木剪定等のための安全帯取付設備であって、
    前記支柱は、その上端部が前記樹木の上端部よりも高い位置に位置するものであり、
    前記支柱には、当該支柱のうち前記樹木の上端部よりも高い位置において当該支柱から遠心方向成分を有する方向に延びるとともに当該支柱の軸回り方向に回転可能に張り出し部が設けられ、
    前記ロープ巻き取り装置は、前記張り出し部に取り付けられるものである、
    樹木剪定等のための安全帯取付設備。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の樹木剪定等のための安全帯取付設備であって、
    前記支柱は、その下端部が地面より上に位置する状態で前記樹木に対して固定されるものである、
    樹木剪定等のための安全帯取付設備。
  7. 請求項1〜請求項のいずれかに記載の樹木剪定等のための安全帯取付設備であって、
    前記支柱は、その途中長さ部分において折り曲げ可能なものである、
    樹木剪定等のための安全帯取付設備。
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