JP3413597B2 - 剛性植裁法枠及びその植設方法 - Google Patents

剛性植裁法枠及びその植設方法

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JP3413597B2 JP2000269359A JP2000269359A JP3413597B2 JP 3413597 B2 JP3413597 B2 JP 3413597B2 JP 2000269359 A JP2000269359 A JP 2000269359A JP 2000269359 A JP2000269359 A JP 2000269359A JP 3413597 B2 JP3413597 B2 JP 3413597B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は剛性植裁法枠及びそ
の植設方法、殊に、林道、一般道路、築提、それ他の法
面の掘削孔へ、主しとして樹木を植設するための剛性植
裁法枠及びその植設方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来のこの種の技術としては、例え
ば、図18、19に略示すような剛性植裁法枠及びその
法面への植設方法が知られている(実願平5−5944
2号:実開平7−23033号:のCD−ROM参
照)。このものは、通水穴4Dを備える植裁法枠本体2
を、長方形状鋼板を半円筒状に湾曲させると共に、その
上縁部に略三角形状で、通水穴4Dのある鋼板を頂部の
傾斜する半円筒状に湾曲させ、両者を継合せ部2ABで
溶接等により継合せて植裁法枠本体2Aを構成する一
方、この植裁法枠本体2Aの後部中央の外側にU状ボル
ト4、4で長いアンカー3の中央部を取付け、同アンカ
ー3の尖端部3CBを植裁法枠本体2Aより下方へ、そ
の上端をその上方へそれぞれ突出させたものである。
【0003】この剛性植裁法枠2は、法面8の適所に設
けた掘削孔9の底部9Aを水平状に均した後、同剛性植
裁法枠2を、そのアンカー3を取付けた高い側(図19
の右側)を、当該法面8の上側(同図右側)に配置し、
長いアンカー3の頂部3Bを図示しないハンマ等で打込
んで植設する。次いで、この剛性植裁法枠2内の掘削穴
9に施肥し、樹木(本件発明の実施例を示す図2の符号
28付与部参照)を植裁した後、その樹幹部(同符号2
9付与部参照)の頂部近傍をアンカー3の頂部3Bに結
んで植裁樹木(28)の直立姿勢を確保し、植裁樹木の
根元まわりへの法面8の土崩れ、同法面8上部からの落
石等の植裁樹木への衝突や、法面に沿って移動する雪
の、当該樹木への衝突等を阻止しようとするものであ
る。
【0004】この従来例の剛性植裁法枠2にあっては、
その中央の高い頂面を当該法面8よりやや高く設置する
ことにより、法面8の掘削孔9に植裁した樹木まわり
の、法面8の崩壊発生を一応防止できる外、仮に、当該
剛性植裁法枠2を設置した法面8上方からの落石等があ
っても、剛性植裁法枠2の高い上部周壁に当接して、植
裁樹木への衝突を一応阻止でき、また、剛性植裁法枠2
の設置部より上方からの積雪の落下、移動等が、前記ア
ンカー3の当該剛性植裁法枠2の周壁上縁より上方へ突
出する頂部3Bにより阻止ないし緩和され、当該植裁樹
木の早期成長効果を一応期待できる。また、この剛性植
裁法枠2を構成する半円筒状鋼板2Aのほぼ全面に設け
た多数の通水穴2Dにより、剛性植裁法枠2を設置した
法面8上部からの浸透湧水の流路を大きく変えることな
く、植裁時の施肥、脚土等と地山土壌との馴染が促進さ
れ、植裁樹木の地山への早期根をおろしを期待できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、この従来例
の剛性植裁法枠2にあっては、その半円筒状植裁枠板2
Aの高い後部外側に長大なアンカー3の中央部3Aを、
その上下2個所でU形ボルト4、4により取付けるもの
であったため、剛性植裁法枠2を法面8に長大なアンカ
ーを、当該掘削孔まわりの作業の困難な法面で、ハンマ
ー等により所定深さまで打込むか、又は、U形ボルト4
を緩めた後、長大なアンカー3を前記と同様に所定深さ
まで打込んだ後、剛性植裁法枠2をその外側のアンカ3
にU形ボルト4、4で取付け、固定する必要があったた
め、前記掘削孔9を前記半円筒状の剛性植裁法枠板2A
よりかなり大きく掘削する必要があり、しかも、U形ボ
ルト4を半円筒状植裁法枠板2Aの穴に通して同アンカ
ー3の中央部に締付け、固定する作業が面倒であった
【0006】また、当然のことながら、同じ大きさの植
裁法枠2に対する掘削孔9が大きい程、仮に、その傾斜
する頂面(傾斜辺)2BC、2ACの、当該法面8から
の高さ(横方向における)Kを高くしても、掘削孔9ま
わりの頂部(図18では右側)が、上昇する傾斜辺2B
Cの上端よりさらにL高くなる結果、この剛性植裁法枠
2の傾斜辺2BCの法面8からの高さKを更に高くする
必要があり、ひいては、所要の機能を奏する剛性植裁法
枠2及びアンカー3等の大型化を招き、その設置の困難
性が増加すると言う問題があった。
【0007】この発明は、前記のような従来例における
問題点に着目してなされたもので、中央部の高い傾斜状
頂面12を有する剛性植裁樹法枠の半筒状鋼板の内側下
部に、周方向に適宜間隔を存して複数の枠体支持杭の頂
部を固着し、この複数の枠体支持杭の頂部を直接又は前
記半筒状鋼板を介して法面の掘削孔へ打込んで植設した
後、適宜長さの樹木支柱の基部を前記半筒状鋼板の内側
下部に固着した中央の枠体支持杭の頂部に取付けること
により、また、前記剛性樹植裁枠の半筒状鋼板の内側下
部に固着した複数のコ状法枠支持杭の複数の頂部を同一
水平面上に配設して、例えば、パワショベルの上部旋回
体上で起伏シリンダにより起伏するブーム先端に軸着さ
れ、第1、第2シリンダにより操作される第1アームを
介する第2アーム上の第3シリンダのピストンロッド
の、前記掘削孔上に配した半筒状鋼板の中心との位置及
び方向の合せにより、又はウインチを備える3支脚頂部
のシーブ、ワイヤ等を介して垂下する吊環、若しくは、
当該法面より上方へ適度に離間する位置に張設した横張
索又は縦張索を走行する横送又は縦送 植裁法枠植設車
から垂下するワイヤの吊環に吊索を介して吊下した、円
板状、又は小判状重錘、若しくは、傾斜頂面を有する半
円筒状のU状重錘等の中心及び昇降方向合せをした後、
前記重錘の昇降による繰返し打撃により簡易、迅速で、
能率的植設のできる剛性植裁法枠及びその植設方法を提
供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】 この発明は、前記のよ
うな課題を解決するため、中央部の高い傾斜状頂部とほ
ぼ水平状底部を有する半筒状鋼板の内側下部に、周方向
に適宜間隔を存して所要長さの、複数の法枠支持杭の頂
部を固着し、前記中央の法枠支持杭の頂部に適宜長さの
樹木支持柱の基部を着脱可能に装着し、少なくとも前記
半筒状鋼板内側下部の周方向に適宜間隔を存して設けた
複数の法枠支持杭の、中央以外の複数法枠支持杭の頂部
を略同一水平面上に位置する被打撃面として構成した剛
性植裁法枠である。
【0009】また、前記半筒状鋼板の内側下部に頂部を
固着した複数の法枠支持杭の、中央の法枠支持杭の上方
へ延長した頂部、又は同中央の法枠支持杭頂部の直上
に、同中央の法枠支持杭の頂部とほぼ同形、同心のガイ
ドを、前記半筒状鋼板の内側上部に固着し、かつ、該中
央の法枠支持杭の延長頂部又はガイド頂面を、前記他の
法枠支持杭の頂面とほぼ平行する水平状の被打撃面とし
て構成したものであり、また、前記中央部の高い半筒状
鋼板の傾斜状頂部を、当該半筒状鋼板の傾斜状頂部と略
同形状の傾斜状打撃面を内側頂部に備え、その内外側壁
が当該半筒状鋼板の内外側に沿って昇降するU状重錘に
よる、当該剛性植裁法枠の被打撃面として構成したもの
である。
【0010】さらに、中央部の高い傾斜状頂部とほぼ水
平状底部を有する半筒状鋼板の内側下部の周方向に、適
宜間隔を存して所要長さの複数の法枠支持杭の頂部を固
着した剛性植裁法枠を、その複数の法枠支持杭の尖端部
を法面適所の掘削孔の底部に載置してほぼ鉛直状にし、
該剛性植裁法枠をその半筒状鋼板に沿って昇降する円板
状、小判状又は半筒状重錘による打撃、若しくは、該剛
性植裁法枠をパワーショベルの第2アーム上の第3シリ
ンダにより押圧することにより、前記掘削孔にほぼ鉛直
状に植設し、次いで、前記半筒状剛性植裁法枠の内側中
央の法枠支持杭の頂部に所要長さの樹木支柱の基部を取
付ける剛性植裁法枠の植設方法である。
【0011】また、パワーショベルの起伏シリンダによ
るブームの起伏、第1、2シリンダによる前記起伏ブー
ムに対する第1アームを介する第2アームのほぼ鉛直状
を確保すると共に、同第2アーム上の第3シリンダの前
記掘削穴上に載置した前記剛性植裁法枠の中心線との位
置及び方向合せ、又は三支脚の前記掘削孔まわりの法面
との関連における開度調整等による、当該三支脚頂部の
シーブから垂下するワイヤ端部の吊環、若しくは、当該
法面の上方へ適度に離間するように張架した横張索又は
縦張索に沿って走行、停止する横送又は縦送植裁法枠植
設車から垂下するワイヤ端部の吊輪と、前記剛性植裁法
枠の中心位置との位置及び方向合せにより、前記パワー
ショベルの第2アーム上の第3シリンダのピトンロッド
端部に設けた、又は前記三支脚頂部のシーブ若しくは前
記横張索又は縦張索上を走行する横送又は縦送植裁法枠
植設車から垂下するワイヤ端部の吊輪に吊索を介して吊
下した円板状重錘、小判状重錘の下面又は半筒状のU状
重錘の内側壁の水平状底部、若しくは前記円板状又は小
判状重錘から立上がる第2受部の下面、前記半筒状のU
状重錘の内側壁の切欠上部の第2受面、或いは前記半筒
状重錘の傾斜状頂部下側の傾斜状打撃面の何れか又はそ
れらの組合せにより、前記法枠支持杭の頂部を直接、又
は同頂部とその中央の法枠支持杭の延長頂部又は前記ガ
イド頂部、さらには、前記半筒状鋼板の傾斜状頂面を繰
返し打撃することにより、当該剛性植裁法枠を前記掘削
孔に植設する方法である。
【0012】
【作用】 この発明は、前記のような構成を有するか
ら、林道、一般道路、築堤まわり、その他の法面に、剛
性植裁法枠の半筒状鋼板の外径よりやや大きく、その最
大高さよりやや浅い孔を堀削し、この掘削孔に前記半筒
状鋼板の内側下部の周方向に適宜間隔を存して頂部を固
着した複数の法枠支持杭の尖端を載置し、適宜手段によ
り、前記法枠支持杭を直接又は前記半筒状鋼板を介して
繰返し打撃することにより、前記剛性植裁法枠を掘削穴
に植設した後、前記半筒状鋼板の内側中央の枠体支持杭
の頂部に適宜長さの樹木支柱の基部を取付け、しかる
後、当該剛性植裁法枠内の掘削孔に樹木を植裁し、その
頂部を樹木支柱で支承する。
【0013】また、前記半筒状鋼板の内側下部に固着し
た複数の枠体支持杭の、中央の枠体支持杭の上方への延
長頂部、又は同中央の枠体支持杭頂部の直上に、当該中
央の枠体支持杭頂部と同形、同心のガイドを、前記半筒
状鋼板の上部内側に固着し、該延長頂部又はガイドに、
所要長さの樹木支柱の基部を強固に取り付け、当該半筒
状剛性植裁法枠に取付けた樹木支柱により植裁樹木を支
承する。
【0014】さらに、傾斜状頂部とぼほ水平状底部を有
する半筒状鋼板の内側下部に、周方向に適宜間隔を存し
て下方に延びる複数の適宜長さの法枠支持杭を、少なく
とも中央以外の複数の法枠支持杭の頂部を同一水平面状
に配して固着した剛性植裁法枠を、当該法枠支持杭の尖
端部を当該法面の掘削孔の水平状底部に載置した後、例
えば、パワーショベルのブームの起伏、同ブーム先端に
揺動可能に設けられ、第1、第2シリンダの伸縮によ
り、第1アームを介して第2アームの位置及び鉛直性を
確保し、前記第2アーム上の第3シリンダのピストンロ
ッド端部に設けられ、又は、3支脚の前記掘削孔まわり
の法面に対する開閉、位置換等による、その頂部のシー
ブからワイヤを介して垂下する吊環、若しくは、当該法
面から上方へ適度に離間張架された横張索又は縦張索上
を走行、停止する横送又は縦送植裁法枠植設車からワイ
ヤを介して垂下する吊環に吊索を介して吊下され、前記
半筒状鋼板に沿って昇降する円板状重錘、小判状重錘又
は半筒状重錘等により、前記半筒状剛板の内側下部に頂
部を固着した複数の法枠支持杭の頂部を、直接又は前記
半筒状鋼板を介して繰返し打撃し、又は押圧することに
より、前記剛性植裁法枠を前記掘削孔へ鉛直状に植設し
た後、同剛性植裁法枠内又はその頂部から前記重錘を排
出し、前記半筒状鋼板の内側中央の法枠支持杭の頂部又
はその延長頂部若しくはその直上のガイドへ所要長さの
樹木支柱の基部を取付け、しかる後、当該剛性植裁法枠
内の掘削孔に樹木を植裁し、該植裁樹木の頂部を樹木支
持管等を介して樹木支柱で支承する。
【0015】
【実施例】 以下、本発明に係る剛性植裁法枠及びその
植設方法の実施例を、添付の図1ないし図17を参照し
て説明する。図1〜5はこの発明に係る剛性植裁法枠の
第1実施例の要部を、その高さの低い開口部14側のや
や上方から見た模式斜視説明図で、図1では樹木支柱1
7の一部(上部)を切除して略示した。図2は法面(2
5)の掘削孔26へ剛性植裁法枠10を植設すると共に
樹木28を植裁し、樹木支柱17により樹木支持管18
を介して樹幹部29の頂部をクランプ19、19Bした
状態の模式斜視説明図、図3は法面25への植裁樹木2
8の植裁状態の模式縦断説明図、図4は図1のA−A線
に沿う模式横断面図で、半円筒状鋼板11の内側下部に
固着した中央の法枠支持杭15頂部の中空孔15B
に、樹木支柱17の基部を挿入し、角頭付ボルト16で
固定した状態を略示する。図5は樹木支持管17の頂部
を樹幹部29の頂部へ取付けた状態の模式横断説明図で
ある。
【0016】図1〜5において、11はその半筒状鋼板
としての半円筒状鋼板、12及び13は半円筒状鋼板1
1の傾斜状頂面(傾斜状頂部)及び水平状底面(水平状
底部)、14は半円筒状鋼板11の開口部で、開口部1
4は半円筒状鋼板11の低い周壁部の欠落により構成さ
れる。15は法枠支持杭としてのコ状支持杭で、コ状支
持枠15〜15の個数は、鋼性植裁法枠10の半円
筒状鋼板11の大きさ如何により増減する。15Aはコ
状法枠支持杭15〜15の尖端部で、その頂部が半
円筒状鋼板11の内側下部に、両者間に断面がほぼ長方
形状の中空孔15Bを構成するように溶着する。
【0017】16は複数の法枠支持杭15〜15
中央の法枠支持杭15の頂部に設けた角頭付ボルト
で、この角頭付ボルト16は中央の法枠支持杭15
部に設ける外、法面26の地形如何等より、隣接する法
枠支持杭15又は15の何れかの頂部に設けること
ができる。17は樹木支柱で、その基部は中空孔15B
とほぼ同形の角筒状に構成され、中空孔15Bに挿入し
て角頭付ボルト16で固定する。18は樹木支持管、1
9は樹木支柱17と樹木支持管18とのクランプ、19
Bは樹木支持管18と植裁樹木18の樹幹部31とのク
ランプ、20はゴム板、21は内側止金具、22は外側
止金具、23は杉皮、25は法面、26は法面26の適
所を掘削した掘削孔で、掘削孔26は半円筒状鋼板11
の高さよりやや浅い孔として掘削される。26Bは水平
状に均した掘削孔26の底部、28は植裁樹木、29は
植裁樹木28の樹幹部である。
【0018】
【第1実施例の作用】 この第1実施例の剛性植裁法枠
10は、角頭付ボルト16を緩めて樹木支柱17を半円
筒状鋼板11から外してコンパクト化し、適宜手段で目
的とする林道、一般道路、築堤等まわりの法面25近傍
に搬送し、その法面25に掘削した、当該剛性植裁法枠
10よりやや大きく、その半円筒状鋼板11の高さより
やや低く、底部をほぼ水平状に均した掘削孔26に、こ
の剛性植裁法枠10の複数(5個)の法枠支持杭15
〜15の尖端部15Aを載せ、軽く押し込んも、この
半円筒状鋼板11をほぼ鉛直状に起立させる。
【0019】次いで、例えば、図8の模式斜説明図に略
示する通常のパワーショベル30の上部旋回体31上
で、起伏シリンダ34により起伏する起伏ブーム33、
同ブーム33端部に軸着された第1アーム35の第1シ
リンダ36の伸縮による回動、第1アームに軸着された
第2アーム37の第2シリンダ38の伸縮による回動に
より、第2アーム37の垂直性(正確には、同第2アー
ム上の第3シリンダ39のピストンロッド)及び前記半
円筒状鋼板11の中心を通る鉛直線との合致状態を確保
し(図3における植裁樹木28、樹木支柱17、樹木支
持管18等の欠落する状態参照)、その際、必要があれ
ばクローラ31によりパワーショベル30自体を適度に
移動させる。
【0020】第3シリンダ39によりピストンロッド3
9Aを鉛直方向に往復動させ、その下端に角頭付ボルト
40C等で取付けた円板状重錘40を、半円筒状鋼板1
1の内側に沿って昇降させ、その下面により同半円筒状
鋼板11の内側下部に、頂部上面が同一水平面上に配設
された法枠支持杭15〜15の頂部を同時に繰返し
打撃し、剛性植裁法枠10を掘削孔26に、その傾斜状
頂面12が当該掘削孔26まわりの法面25よりやや高
く(図3のL)なるように植設する。なお、高さL
は当該掘削孔26まわりの法面25の土質、同法面25
の当該掘削孔26より上方(図3では左側)の状態如何
等により、適度に調整する。
【0021】掘削孔26に植設した剛性植裁法枠10内
から円板状重錘40を排除した後、半円筒状鋼板11の
内側下部に溶着した中央の法枠支持杭15頂部の中空
孔15Bに樹木支柱17の基部を挿入し、有頭ボルト1
等で固定する。
【0022】次いで、この剛性植裁法枠10内の掘削孔
26を水平状に均し、適度の施水、施肥等をして樹木2
8を植裁した後、その樹幹部29頂部と樹木支柱27の
頂部とを樹木支持管18等を介してクランプ19、19
Aして支持する。
【0023】なお、図8の模式斜視説明図に略示するパ
ワーショベル30の第2アーム37部分には、通常はバ
ケット、クリッパ、アスファルト打孔具等の各種作業用
機器(図示省略)が取付けられ、この第2アーム37部
分に、例えば、図示しないバケットを取付けることによ
り、法面25の適所に掘削孔26を掘削できる。
【0024】
【樹木支柱の変形等】 仮に、前記剛性植裁法枠10の
半円筒状鋼板11の直径を大きくし、又は、その内側下
部に頂部を固着する第2、第4法枠支持杭15〜15
を長くし、若しくは半円筒状鋼板11の開口部14が
比較的狭い場合において、樹木支柱17を半円筒状鋼板
11の内側中央の第3法枠支持杭15頂部の中空孔1
5Bに樹木支柱17を設ける外、隣接する第2、第4法
枠支持杭15、15の一方又は双方の頂部に設ける
ことができ、この場合には、それらの頂部にも前記中空
孔15Bと同様な中空孔(図示省略)を形成すると共
に、前記角頭付ボルト16と同様な角頭付ボルト(図省
略)等を設けて固定可能にする。
【0025】なお、この場合には、植設後の当該剛性植
裁法枠10に掛かる衝撃力の増大(例えば、台風の風
圧、当該法面25に沿って移動する積雪の移動圧等の樹
木支柱27への作用:植裁樹木28を介するものを含
む)に耐えられるようにするため、前記法枠支持杭15
〜15の一部又は全部を長くし、又はその本数を増
す等の対策を構ずる(図示省略)のがよい。
【0026】
【第2剛性植裁法枠】 図6は本発明に係る剛性植裁法
枠の実施例の第2剛性植裁法枠10Bの模式斜視説明図
で、この第2剛性植裁法枠10Bは、半円筒状鋼板11
の内側下部に、第1、2、4、5コ状法枠支持杭1
、15、15、15の頂面が同一水平面上に
位置するように設け、中央の第3コ状法枠支持杭15
の頂部15Bを上方へ高さH延長し、その頂面を第
1、2、4、5コ状法枠支持杭15、15、1
、15の頂面と平行の水平状にしたもので、第3
コ状法枠支持杭15の延長頂部15B外側は、半円
筒状鋼板11の内側に溶着され、同半円筒状鋼板11の
内側面との間に断面がほぼ長方形状(当該第3コ状法枠
支持杭15とほぼ同形状)の中空孔15BBが構成さ
れる。
【0027】第2剛性植裁法枠10Bの半円筒状鋼板1
1の内側上部には、第1、2、4、5法枠支持杭1
、15、15、15の頂面よりH高い頂部1
5Bが構成され、この円板状重錘40は、例えば、図
12の模式平面説明図及び図13の模式側面説明図(図
12のB−B矢視図)に略示すように、第2受部48の
ある円板状重錘45の一部(第3法枠支持杭15の延
長頂部15Bに対応する部分)を切欠46し、この切
欠部46に前記延長頂部15Bを収容し、当該円板状
重錘45のスムーズな昇降を可能にする。切欠部46ま
わりの円板状重錘45からの立上部47を介する、円板
状重錘45の底面から第2受部48の下面までの高さh
(図13)上昇可能に構成され、第2受部48下面で第
3法枠支持杭15の延長頂部15Bの頂面を、同円
板状重錘45の下面による前記第1、2、4、5法枠支
持杭15、15、15、15の頂面と同時に押
打する。
【0028】この第2受部48付円板状重錘45は、前
記パワーショベル30の第2アーム37上の第3シリン
ダ39のピストンロッド39Aの下部に、図8の円板状
重錘40に代えて、それとほぼ同様に取付けられる外、
図14、15に略示するウインチ52を備える3支脚5
1頂部のシーブ53から、ワイヤ54を介して垂下する
吊環55に、2本又は3本の吊索56又は57、若しく
は、図14の2本吊索56を、同図14の吊索56と直
交するように配設する4本吊索(図示省略)により吊下
し、ウインチ52によるワイヤ54の昇降により、掘削
孔26内の第2剛性植裁法枠10Bを繰返し打撃して植
設できる。
【0029】その際、第2剛性植裁法枠10Bの半円筒
状鋼板11の内側下部に頂部を固着した法枠支持杭15
〜15の尖端15Aを、掘削穴26の水平状底部2
6Bにやや強く押込んでその鉛直性を維持することによ
り、前記第3法枠支持杭15のH高い頂部15B
(第2被打撃面)があるものも、第2剛性植裁法枠1
0Bの鉛直方向を維持しながら植設できる。
【0030】円板状重錘45により第2剛性植裁法枠1
0Bを掘削穴26へ植設した後、第3法枠支持杭15
の延長頂部15Bの中空孔15BBに、樹木支柱17
の基部を深く挿入し、上下の角頭付ボルト16、16B
により固定した後、掘削穴26に樹木28を植裁し、植
裁樹木28の頂部と樹木支柱17の頂部を樹木支持管1
8を介してクランプ19、19Bして植裁樹木28を支
承する。この実施例では、第3法枠支持杭15の延長
頂部15Bの全領域(高さHの中空孔15BB部)に
樹木支柱17の基部が挿入されるから、その取付安定性
が増す外、2個の角頭部付ボルト16、16Bにより、
強固に取付けられる。
【0031】なお、中空孔15BBを緩い傾斜の先細状
にすると共に、樹木支柱17の基部をそれとほぼ同傾斜
の先細状に構成すれば、樹木支柱17の基部を中空孔1
5BBに強く差込むだけで、両者間に発生する摩擦力に
より強力に固定でき、この場合には角頭付ボルト16、
16Bを使用することなく、両者を固定きる。その余の
構造及び作用等は前記第1実施例とほぼ同様である。
【0032】
【第3剛性植裁法枠】 図7は第3剛性植裁法枠10C
の模式斜視説明図で、半円筒状鋼板11の内側下部に溶
着した中央の第3コ状法枠支持杭15の頂部直上で、
高さH(同図)離間する位置に樹木支持柱17基部のコ
状ガイド24を配し、その脚部を半円筒状鋼板11の内
側上部に溶着し、両者間の中空孔24Cを前記中空孔1
5Cとほぼ同形、同心状に構成する。
【0033】第3剛性植裁法枠10Cは、樹木支柱17
の基部を第3法枠支持杭15頂部の中空孔15Cと、
その直上位置のコ状ガイド24の中空孔24Cにより同
時に支承できると共に、2個の角頭付ボルト16、24
Cで同時に固定できる点で、前記第2剛性植裁法枠10
Bとほぼ同様な機能を奏するが、第3剛性植裁法枠10
Cでは、第3法枠支持杭15を、その頂部を含め、第
1、2、4、5法枠支持杭15、15、15、1
と同形に構成できる。また、コ状ガイド24Cを半
円筒状鋼板11の内側頂部へ溶着等により強固に固着
し、同コ状ガイド24C頂面を、図12、13に略示す
る高さHの第2受部48付円板状重錘45の切欠部46
を第3法枠支持杭15の頂部及びコ状ガイド24の通
過可能に構成することにより、第2剛性植裁法枠10B
とほぼ同要領で、第3剛性植裁法枠10Cを掘削穴26
に植設する。
【0034】なお、中空孔15Cと中空孔24Cを同
形、同心で、緩やかな先細状に構成すると共に、前記樹
木支柱17の基部をそれとほぼ同形、同心に構成すれ
ば、樹木支柱17の基部を前記中空孔15Cと中空孔2
4Cへやや強く差込むことにより、僅かなテーパに基づ
いて発生する大きな摩擦力により両者が強固に固定さ
れ、この場合も前例とほぼ同様に、角頭付ボルト16、
24Dなしでも両者を固定できる。
【0035】
【張索型植裁法枠植設装置】 図16は、この発明に係
る剛性植裁法枠10(10B、10Cも同様)を、広い
法面25の多数の掘削孔26、26・・・へ順次植設す
るのに好適な、張索型植裁法枠植設装置70の模式斜視
説明図で、同図16右側に、そのジョイスティックレバ
ー74(76)の模式平面説明図を略示した。
【0036】この張索型植裁法枠植設装置70は、法面
25から上方へ、例えば、1〜3m程度高く横張索71
(実線)又は縦張索72(破線)を張架し、横張索71
又は縦張索72に沿って走行、停止する横送植裁法枠植
設車73又は縦送植裁法枠植設車75を、それぞれのジ
ョイステックレバー74又は76の操作により、又は図
示しない遠隔操作手段により前進又は後進走行させ、何
れかの掘削孔26の中心{正確には同掘削孔26内に載
置した剛性植裁法枠10(10B、10Cも同様)の中
心}に合致させて停止、ブレーキを掛けした後、ジョイ
ステックレバー74又は76の昇降操作により、横送植
裁法枠植設車73又は縦送植裁法枠植設車75に載置し
た図示しないホイスト等からのワイヤ54の繰出し又は
繰入れにより、その下端の吊輪55に吊策56を介して
吊下した円板状重錘40(他の重錘も同様)を繰返し昇
降させ、その下面により前記半円筒状鋼板11の内側下
部に固着した法枠支持杭15〜15の頂部を押打
し、又は第2、第3剛性植裁法枠10B、10Cの中央
の法枠支持杭15Bの延長頂部、又は中央の法枠支持
杭15Cの直上のコ状ガイド24の頂面を同時に押打
することにより、掘削穴26の水平状底部26Bに剛性
植裁法枠10(10B、10C)を植設する。
【0037】なお、図16では、横張索71、横送植裁
法枠植設車73及びそのジョイステックレバー74を実
線で、縦張索72、縦送植裁法枠植設車75及びそのジ
ョイステックレバー76を破線でそれぞれ略示し、横送
植裁法枠植設車73又は縦送り植裁法枠植設車75は、
それぞれ横張索71又は縦張索72に沿う横又は縦走行
及び前記各掘削孔26のほぼ中心上で停車、ブレーキ掛
けし、当該停車位置におけるホイスト等によるワイヤ5
4の繰出し又は巻き込みによる吊輪55の昇降で、吊索
56を介して吊下した円板状重錘40(他の重錘も同
様)を昇降させ、剛性植裁法枠10(10B、10C)
の半円筒状鋼板11を繰返し押打して、順次植設する。
【0038】
【半円筒状のU状重錘】 図17は、この発明に係る剛
性植裁法枠植設用の他の重錘としての、半円筒状のU状
重錘60の模式斜視説明図である。61A、61BはU
状重錘60の(逆)U状溝62を構成する内側板、外側
板、63は傾斜状打撃面で、傾斜状頂部64の内側(下
面)、即ち、(逆)U状溝62の頂部に当る。この傾斜
状打撃面63は半円筒状鋼板11の傾斜頂面12の傾斜
及びその半円筒形とほぼ一致するように構成され、この
U状重錘60は半筒状鋼板11の両側面に沿って昇降
し、傾斜状打撃面63でその全傾斜頂面12を同時に打
撃する。
【0039】65は内側壁61Aの水平状底部で、この
水平状底部65は半円筒状鋼板11の内側下部に頂部を
溶着した第1〜5法枠支持杭15〜15の頂面を同
時に打撃し、同時に前記傾斜状打撃面63により半円筒
状鋼板11の傾斜頂面12が同時に打撃される。
【0040】66はU状重錘60の開口部で、開口部6
6は半円筒状鋼板11の開口部14とほぼ同形に構成さ
れる。67、67はU状重錘60の傾斜頂部64の3個
所に設けた取付環で、取付環67には図15と同様な3
本索が取付けられ、ウインチ53等によるワイヤ54の
巻込み、巻戻しにより、同図の円板状重錘40に代え
て、半円筒状のU状重錘60を昇降させ、半円筒状鋼板
11の傾斜状頂面12を打撃し、同時にその内側壁61
Aの水平状底部65で、前記第1〜5法枠支持杭15
〜15の頂部を打撃し、剛性植裁法枠10を掘削穴2
6に植設する。
【0041】
【U状重錘の変形例】 図17に破線で示す61AB
は、その内側板61Aの中央の上下方向に設けた高さh
の切欠で、同切欠61ABの巾(同図では左右方向)
は、前記第3法枠支持杭15の頂部の巾とほぼ等巾
で、このU状重錘60が同切欠61ABに沿って昇降す
る。切欠61AB頂部の第2受面61ABBは、図6の
第3法枠支持杭15の延長頂部15Bの長さH及び
その頂面の形状とほぼ一致する。
【0042】内側板61Aに係る切欠61ABを設けれ
ば、第3法枠支持杭15の延長頂部15Bの頂面
と、第1、2、4、5法枠支持杭15、15、15
、15の頂面とに、前記切欠61ABの頂部の第2
受面61ABBと内側板61Aの水平状底部65とが同
時に当接、打撃される。
【0043】U状重錘60の内側壁61Aの中央部の破
線で示す高さhの切欠61ABを備える変形例は、前記
第2、第3剛性植裁法枠10B、10Cに対して、その
切欠61ABの巾を第2剛性植裁法枠10Bの第3法枠
支持杭15の高さHの頂部15Bの巾、又は第3剛
性植裁法枠10Cの第3法枠支持杭15の頂部及びそ
の直上位置のコ状ガイド24巾とほぼ同巾にし、そのま
ま適用する。
【0044】なお、この半円筒状のU状重錘60のU状
受溝62は、半円筒状鋼板11とほぼ同形の半円筒状
で、このU状重錘60のU状受溝62、即ち、その内外
側壁61A、61Bが半円筒状鋼板11の内側に沿って
昇降し、U状重錘60の内側壁61Aの中央部の高さh
の切欠61ABが、第2、第3剛性植裁法枠10B、1
0Cの第3法枠支持杭15の延長頂部15B又はコ
状ガイド24に沿って昇降し、半円筒状鋼板11の傾斜
頂面12及び第1、2、4、5法枠支持杭15、15
、15、15の頂面と、第3法枠支持杭15の延
長頂部15B頂面とを、傾斜状打撃面63、内側壁6
1Aの水平状底部65、及び切欠61ABの頂部の第2
2受部61ABBにより同時に打撃し、第2、第3剛性
植裁法枠10B、10Cを掘削孔26へ能率的に植設す
る。
【0045】U状重錘60は、図14、15に例示する
3支脚式昇降手段のシーブ53を介するウインチ52の
ワイヤ54端部の吊環55に、吊索57により吊下した
円板状重錘40に代えて吊下することにより、それとほ
ぼ同様な作用をする。なお、4本吊索は図示しないが、
図14における吊環55から吊下した2本吊索を、それ
と直交状に吊環55から吊下させるもので、各索の長さ
を揃えることにより当該重錘を水平状に支承し、図1
4、15の図示例と同様な作用をする。
【0046】
【U状重錘の変形例2:半多角筒化】 この半円筒状の
U状重錘60は、半多角筒(多角筒の周壁の1部が欠落
するもの)状のU状重錘としても構成することができる
(図示省略)が、この場合には剛性植裁法枠の半円筒状
鋼板11を、それと同形の半多角筒状に構成する。
【0047】
【頂部の傾斜する半筒状重錘】 図示しないが、図17
の半円筒状のU状重錘60の内側壁61Aを取除き、そ
の頂部全体を傾斜頂部64と同様な傾斜頂面(図示省
略)、即ち、その下面を傾斜打撃面63と同形(ただ
し、打撃部自体は変らない)に構成すれば、この半筒状
重錘は、剛性植裁法枠10の半円筒状鋼板11の外周に
沿って昇降する。なお、この半円筒状重錘は半多角筒状
重錘としても構成できる。
【0048】
【半円筒状剛板の変形例】 この発明に係る半筒状剛性
法枠10、10B、10Cの半円筒状剛板11は、図示
例のように半円筒状に構成する外、図1、2、6、7に
例示したように、中央部の高い傾斜状頂部と水平状底部
とを備える半円筒状に変えて、傾斜状頂部と水平状底部
とを備える、例えば、8〜10角筒の底い周壁部の欠落
する半多角筒状(8〜10角筒状)剛性鋼板として構成
することもできる(図示省略)。この場合、頂部の傾斜
する8〜10角筒状鋼板の周壁のうち、高さの低い2〜
4辺相応部の周壁が欠落する開放部となる外、前記半円
筒状鋼板11とほぼ同様な機能を奏する。
【0049】この場合には、円板状重錘40、小判状重
錘42の円板状又は小判状部及びU状重錘60の半円筒
状部を、半多角筒状鋼板等の内側形状に沿うように、即
ち、半多角形状の重錘又は半多角筒状のU状重錘として
構成することにより、半多角筒状重錘又は半多角筒状の
U状重錘に第2受部を設けることを含め、実質上、前記
各実施例の他の構造を変えることなく、そのまま実施で
きる。
【0050】また、前記半円筒状鋼板11に代わる半多
角筒状鋼板の内側下部とコ形支持杭15頂部又は同コ状
支持杭15の延長頂部15Bとの溶接部間に、前記実施
例とほぼ同様に形成される中空孔15B、15BB、若
しくは、同頂部15の直上位置に設けるコ状ガイド24
の中空孔24Cに樹木支柱27の基部を挿入し、角頭付
ボルト16、16B、16、24Dにより、前記と同様
に固定しする等、その余の構造及び作用は前記実施例と
ほぼ同様である。
【0051】仮に、この半円筒状のU状重錘60を、図
8に略示したパワーショヘル30の第2アーム37上の
第3シリンダ39のピトンロッド39Aに、前記吊索5
7を介することなく、例えば、当該半円筒状のU状重錘
60の取付けに適するアタッチメントの併用により直接
取付可能な構成(図示省略)にすれば、この半円筒状の
U状重錘60の内側壁61Aの、例えば、上下方向の中
央部ないし下部に、当該半円筒状のU状重錘60の内側
壁61Aに切欠61ABがない場合は、同切欠61AB
形成部近傍に、また、同切欠61ABが形成される場合
は、同切欠61ABの左右両側部に、当該内側壁61A
を越えて、その先端部がその内側に進出し、又は後退す
る角頭付ボルト等の固定手段を設けることにより(この
際、必要があれば、当該角頭付ボルト植設部の内側壁6
1Aを補強する)、前記パワーショベル30の第3シリ
ンダ39のピストンロッド39Aにより、前記剛性植裁
法枠10(10B、10Cも同様)を直接植設可能に構
成でき、角頭付ボルトを緩めて植設後の剛性植裁法枠1
0から半円筒状のU状重錘60を引き抜き、次の操作に
備える。
【0052】
【法枠支持杭の変形例】 半円筒状剛性鋼板11の内側
下部に頂部を溶着等により固着する法枠支持杭15
15は、図1〜4、6、7に例示するように断面形を
コ状に構成する外、丸棒状のものとして構成することも
できる(図示省略)。なお、前記コ状ガイド24もこれ
と同様で、その延長頂部15B及びコ状ガイド24も
円筒状に構成できる(図示省略)。
【0053】半円筒状剛性鋼板11に、その強度を損な
わない範囲で適度の大きさの透水穴15Dを図6のよう
に複数個設ければ、掘削孔26の植裁樹木28へ当該半
円筒状鋼板11(半多角筒状鋼板も同様)上側の法面2
5地下の透水が、その流路を大きく変えることなく同透
水穴15Dを介して半円筒状鋼板11内に流入し、同掘
削孔26の植裁樹木28の育成が促進される。
【0054】また、剛性植裁法枠10、10B、10C
が半筒状で、その半円筒状鋼板11低い周壁部が欠落
し、この剛性植裁法枠10、10B、10Cを法面26
の植設した際、当該法面26の低下側が常時開放される
ことになるから、当該半円筒状鋼板11に透水孔15D
を設けるか否かに係わらず、法面26の掘削孔26に植
設した剛性植裁法枠10、10B、10C内に地水等の
残留する恐れはない。
【0055】
【発明の効果】 この発明の剛性植植裁法枠及びその植
設方法は前記のような構成を有し、作用をするから、同
種の従来例と同様な効果を奏する外、次のような特有の
効果を奏する。
【0056】(1) 傾斜状頂部と水平状底部とを有す
る剛性植裁法枠の半筒状鋼板の内側下部の周方向に適宜
間隔を存して複数の法枠支持杭の頂部を固着したから、
この剛性植裁法枠を法面に植設する掘削孔を、例えば、
アンカーをその外側に設ける同種の従来例より比較的小
さく掘削すれば足り、しかも、従来例のような長大なア
ンカーを、足場の悪い法面の掘削孔まわりで打込む必要
がなく、その能率的な植設を行なえる。
【0057】(2) 傾斜状頂部と水平状底部とを有す
る剛性植裁法枠の半筒状鋼板の内側下部に適宜間隔を存
して、複数の法枠支持杭の頂部を同一水平面上に配設、
固着したから、当該複数の法枠支持杭の頂部を同時に打
撃して、この剛性植裁法枠を目的とする法面の掘削孔へ
強個に、しかも、能率的な植設できる外、この剛性植裁
法枠を当該掘削孔まわりの法面よりやや高く植設するの
が容易となり、したがって、当該掘削孔まわりの法面上
方からの落石等の当該剛性植裁法枠内への落下や、掘削
孔まわりの法地崩落を効率的に阻止でき、また、当該剛
性植裁法枠まわりの土圧が植裁樹木の根本部にかから
ず、植樹根本部の安定化を図れ、ひいては、当該掘削孔
内に植設した樹木の根本まわりを長期間に旦って保護で
きる。
【0058】(3) 傾斜状頂部の高い中央部の内側に
樹木支柱を設けるから、樹木を強風等に対して支持でき
る外、仮に、法面上側からの落石や雪崩れ、雪の移動圧
が発生しても、当該樹木支柱により支承でき、当該植裁
樹木を保護できる。
【0059】(4) 剛性植裁法枠をほぼ半筒状鋼板の
内側下部に複数の法枠支持杭の頂部を固定したものと、
樹木支柱とを分離可能に構成したから、品質、工程等の
管理の容易な工場において、品質が均一強個な製品を効
率的に生産でき、ひいては量産によるコストメリットを
期待でき、しかも、樹木支柱と他の部分とを分離して保
管、搬送できるから、デッドスペースの発生が少なく、
コストメリットを期待でき、また、植設後の半筒状鋼板
の内側中央の法枠支持杭の頂部に、樹木支柱の基部を角
頭付ボルト等の適宜固定手段で、簡易、迅速に取付られ
る。
【0060】(5) 剛性植裁法枠の半筒状鋼板の内側
下部ないしその中央部上部に、やや長い中空孔を構成す
ると共に、該中空孔に樹木支柱のやや長い基部を、前記
中空孔及びそれに挿入する樹木支柱の基部をわずかなテ
ーパー状に構成すれば、角頭付ボルト等の取付具を併用
することなく、単に差込むだけの簡易な操作により、強
固に取付られるものを容易に提供できる。
【0061】(6) ほぼ円板状重錘、小判状重錘又は
半筒状のU形重錘により、半筒状鋼板の傾斜状頂部及び
その内側下部の複数の法枠支持杭の頂部等の同時打撃に
より、効率的な植設を行なえる。
【0062】(7) 剛性植裁法枠の半筒状鋼板の内側
下部の周方向に適宜間隔を存して設けたコ状法枠支持杭
の複数個の頂部を同一水平面上に配設したから、例え
ば、パワーショベルのブーム起伏シリンダ、第1、第2
アームの第1、2シリンダによる回動により第2アーム
の鉛直性を確保し、同第2アーム上の第3シリンダのピ
ストンロッド端部へ板状重錘、小判状重錘、若しくは、
U状重錘等を、前記半筒状鋼板の内側に沿って昇降させ
ることにより、仮に、前記中央の法枠支持杭の頂部に、
上方へ延長された第2被衝撃面が形成されても、それぞ
れの重錘の対応部に切欠き及び第2受部を設けることに
より、効率的植設を行なえる。
【0063】(8) ウインチ付3支脚頂部のシーブか
ら吊下されるワイヤ下部の吊環に、複数の吊索を介して
重錘を吊下し、この重錘の位置及び方向と掘削孔内に載
置した剛性植裁法枠の半筒状鋼板の中心及びその植設方
向合せを、前記法面に対する前記3支脚の開度調節、位
置ずらし等により行なうと共に、前記重錘の繰返し昇降
による打撃により、能率的植設を行なえる。
【0064】(9) 剛性植裁法枠を植設する法面の上
方へ適度に離間する位置に張設した横張索又は縦張索
に、走行、停止及び重錘の昇降手段とその操作手段を備
える横送又は縦送植裁法枠植設車を設ければ、同一法面
の多数の掘削孔への剛性植裁法枠の植設を、当該剛性植
裁法枠の中心と横送植裁法枠植設車又は縦送植裁法枠植
設車の走行、停止及び昇降装置から垂下する重錘との位
置及び方向合せ及びその後の重錘の繰返し昇降による打
撃により、剛性植裁法枠を掘削孔内へ能率的に植設でき
る植設方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る剛性植裁法枠の第1実施例の
要部の模式斜視説明図である。
【図2】 この剛性植裁法枠を用いた法面への樹木植裁
状態の模式斜視説明図である。
【図3】 この剛性植裁法枠を用いた法面への樹木植裁
状態の模式縦断説明図である。
【図4】 この剛性植裁法枠の支持杭頂部の中空孔に、
樹木支柱の基部を挿入して、角頭付ボルトで固定した状
態における、図1のA−A線に沿う模式縦断説明図であ
る。
【図5】 樹木支柱に取付ける樹木支持管部の拡大模式
横断説明図である。
【図6】 この発明に係る剛性植裁法枠の変形例(コ状
法枠支持杭の頂部を延長した第2剛性植裁法枠)の模式
斜視説明図である。
【図7】 この発明に係る剛性植裁法枠の他の変形例
(コ状法枠支持杭の頂部直上に、当該コ状法枠支持杭の
頂部とほぼ同形、同心のコ状ガイドを設けた第3剛性植
裁法枠)の模式斜視説明図である。
【図8】 この発明に係る剛性植裁法枠を、法面の掘削
孔に植設するのに好適なパワーショベルの模式斜視説明
図である。
【図9】 この発明に係る剛性植裁法枠の法面への打込
みに好適な円板状重錘の模式平面説明図である。
【図10】 この発明に係る剛性植裁法枠の法面への打
込みに好適な円板状重錘の模式側面説明図である。
【図11】 この発明に係る剛性植裁法枠の法面への打
込みに好適な小判状重錘の模式平面説明図である(な
お、その側面図は図10とほぼ同形となる)。
【図12】 この発明に係る剛性植裁法枠の打込みに好
適な円板状重錘の1部を起立さて第2受部を構成したも
のの模式平面説明図である。
【図13】 この発明に係る剛性植裁法枠の打込みに好
適な円板状重錘の1部を起立さて第2受部を構成したも
のの図12のB−B線に沿う模式側面説明図である。
【図14】 ウインチ付の3支脚の頂部シーブから垂下
する吊環で、2本吊索を介して円板状重錘を昇降される
3支脚装置の模式斜視説明図である。
【図15】 ウインチ付の3支脚の頂部シーブから垂下
する吊環で、3吊索を介して円板状重錘を昇降させる3
支脚装置の要部の模式斜視説明図である。
【図16】 この発明に係る張索型植裁法枠植設装置の
模式斜視説明図で、ジョイステックレバーにより操作可
能な横送り植裁法枠植設車、及び縦送り植裁法枠植設車
を備えるものを略示する。
【図17】 この発明に係る剛性植裁法枠の法面への打
込みに好適な半円筒状のU状重錘の模式斜視説明図であ
る。
【図18】 従来例の鋼製植裁法枠の模式平面説明図で
ある。
【図19】 従来例の鋼製植裁法枠の模式側面説明図で
ある。
【符号の説明】
2……剛性植裁法枠 2A……植裁法枠板 2AC、2BC……傾斜辺 2B……三角形状植裁法枠 2D……通水穴 3……アンカー 4……Uボルト 8……法面 9……掘削孔 10……剛性植裁法枠 10B……第2剛性植裁法枠 10C……第3剛性植裁法枠 11……半円筒状鋼板 12……傾斜状頂面 13……水平状底面 14……開口部 15……(コ状)法枠支持杭 15A……尖端部(法枠支持杭) 15B、15BB、15C……中空孔 15D……透水穴 16……角頭付ボルト 16C……角頭付ボルト 17……樹木支柱 18……樹木支持管 19……クランプ 19B……クランプ 20……ゴム板 21……内側止金具 22……外側止金具 23……杉皮 24……コ状ガイド 24B……角頭付ボルト 24C……中空孔 25……法面 26……掘削孔 26B……水平状底部 28……植裁樹木 29……樹幹部 30……パワーショベル 31……下部走行体 31A……キャタピラ 32……上部旋回体 33……ブーム 34……起伏シリンダ 35……第1アーム 36……第1シリンダ 37……第2アーム(作業機取付部) 38……第2シリンダ 39……第3シリンダ(上下動シリンダ) 39A……ピストンロッド 40……円板状重錘 40B……ブラケット 40C……角頭付ボルト 40D……取付穴 42……小判形重錘 45……円板状重錘(第2受部付) 46……欠落部 47……起立部 48……第2受部 51……支脚(3本支脚) 52……ウインチ 53……シーブ 54……ワイヤ 55……吊環 56……吊索(2本式) 57……吊索(3本式) 60……U状重錘 61A……内側壁 61AB……切欠 61ABB……第2受部 61B……外側壁 62……U状受溝 63……傾斜状打撃面 64……傾斜状頂部 65……水平状底部 66……開口部 67……取付環 70……張索型植裁法枠植設装置 71……横張索 72……縦張索 73……横送植裁法枠植設車 74、76……ジョイステックレバー(走行、停止、昇
降操作) 75……縦送植裁法枠植設車 H……第3法枠支持杭の延長頂部高さ h……円板状重錘の第2受部高さ L……剛性植裁法枠の後側壁頂部と掘削孔の後側壁頂部
との高さ差 M……剛性植裁法枠の最後側面と掘削孔の最後側壁の間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 17/20 102 E02D 17/20 103 A01G 23/04 503

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部の高い傾斜状頂部とほぼ水平状底
    部を有する半筒状鋼板の内側下部に、周方向に適宜間隔
    を存して所要長さの、複数の法枠支持杭の頂部を固着
    し、前記中央の法枠支持杭の頂部に適宜長さの樹木支持
    柱の基部を着脱可能に装着し、少なくとも前記半筒状鋼
    板内側下部の周方向に適宜間隔を存して設けた複数の法
    枠支持杭の、中央以外の複数法枠支持杭の頂部をほぼ同
    一水平面上に位置する被打撃面として構成したことを特
    徴とする剛性植裁法枠。
  2. 【請求項2】 前記半筒状鋼板の内側下部に頂部を固着
    した複数の法枠支持杭の、中央の法枠支持杭の上方へ延
    長した頂部、又は同中央の法枠支持杭頂部の直上に、同
    中央の法枠支持杭の頂部とほぼ同形、同心のガイドを、
    前記半筒状鋼板の内側上部に固着し、かつ、該中央の法
    枠支持杭の延長頂部又はガイド頂面を、前記他の法枠支
    持杭の頂面とほぼ平行する水平状の被打撃面として構成
    したことを特徴とする請求項1記載の剛性植裁法枠。
  3. 【請求項3】 前記中央部の高い半筒状鋼板の傾斜状頂
    部を、当該半筒状鋼板の傾斜状頂部と略同形状の傾斜状
    打撃面を内側頂部に備え、その内外側壁が当該半筒状鋼
    板の内外側に沿って昇降するU状重錘による、当該剛性
    植裁法枠の被打撃面として構成したことを特徴とする請
    求項1又は2記載の剛性植裁法枠。
  4. 【請求項4】 中央部の高い傾斜状頂部とほぼ水平状底
    部を有する半筒状鋼板の内側下部の周方向に、適宜間隔
    を存して所要長さの複数の法枠支持杭の頂部を固着した
    剛性植裁法枠を、その復数の法枠支持杭の尖端部を法面
    適所の掘削孔の底部に載置してほぼ鉛直状にし、該剛性
    植裁法枠をその半筒状鋼板に沿って昇降する円板状、小
    判状又は半筒状重錘による打撃、若しくは、該剛性植裁
    法枠をパワーショベルの第2アーム上の第3シリンダに
    より押圧することにより、前記掘削孔にほぼ鉛直状に植
    設し、次いで、前記半筒状剛性植裁法枠の内側中央の法
    枠支持杭の頂部に、所要長さの樹木支柱の基部を取付け
    ることを特徴とする剛性植裁法枠の植設方法。
  5. 【請求項5】 パワーショベルの起伏シリンダによるブ
    ームの起伏、第1、2シリンダによる前記起伏ブームに
    対する第1アームを介する第2アームのほぼ鉛直状を確
    保すると共に、同第2アーム上の第3シリンダの前記掘
    削穴上に載置した前記剛性植裁法枠の中心線との位置及
    び方向合せ、又は三支脚の前記掘削孔まわりの法面との
    関連における開度調整等による、当該三支脚頂部のシー
    ブから垂下するワイヤ端部の吊環、若しくは、当該法面
    の上方へ適度に離間するように張架した横張索又は縦張
    索に沿って走行、停止する横送又は縦送植裁法枠植設車
    から垂下するワイヤ端部の吊輪と、前記剛性植裁法枠の
    中心位置との位置及び方向合せにより、前記パワーショ
    ベルの第2アーム上の第3シリンダのピトンロッド端部
    に設けた、又は前記三支脚頂部のシーブ若しくは前記横
    張索又は縦張索上を走行する横送又は縦送植裁法枠植設
    車から垂下するワイヤ端部の吊輪に吊索を介して吊下し
    た円板状重錘、小判状重錘の下面又は半筒状のU状重錘
    の内側壁の水平状底部、若しくは前記円板状又は小判状
    重錘から立上がる第2受部の下面、前記半筒状のU状重
    錘の内側壁の切欠上部の第2受面、或いは前記半筒状重
    錘の傾斜状頂部下側の傾斜状打撃面の何れか又はそれら
    の組合せにより、前記法枠支持杭の頂部を直接、又は同
    頂部とその中央の法枠支持杭の延長頂部又は前記ガイド
    頂部、さらには、前記半筒状鋼板の傾斜状頂面を繰返し
    打撃することにより、当該剛性植裁法枠を前記掘削孔に
    植設することを特徴とする請求項4記載の剛性植裁法枠
    の植設方法。
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