JPH07107813A

JPH07107813A - 畝用穴掘り装置

Info

Publication number: JPH07107813A
Application number: JP8605593A
Authority: JP
Inventors: Katsuto Nakanishi; 克仁中西
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1993-04-13
Filing date: 1993-04-13
Publication date: 1995-04-25

Abstract

(57)【要約】【目的】穴掘り作業の労力を軽減できる畝用穴掘り装
置を提供する。【構成】車体２の左右両端部に車輪支持部材３を介し
て車輪６を畝を跨ぐ状態に設ける。車体２に設けられた
水平レール１１によりスライドベース１２を水平方向に
移動自在に支持し、スライドベース１２に設けられた垂
直レール１４によりエンジン支持フレーム１５を垂直方
向に移動自在に支持する。エンジン支持フレーム１５に
エンジン１６およびハンドル１８を設け、エンジン１６
に回転駆動される掘削スクリュー１７を設ける。スライ
ドベース１２に取り付けた滑車１９に掛けたロープの一
端をエンジン支持フレーム１５に、他端をバランス錘に
連結する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、畑の畝にポット苗など
を植え付ける穴を掘るための畝用穴掘り装置に関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】庭木用の花木を育成するため、花木の苗
を畑に植える場合は、畑に設けた畝に穴を掘り、この穴
に育苗用ポットに植えられた状態の苗をポットごと植え
付けるのが通例である。この際、穴を掘る作業は、従来
はほとんどスコップを使用して人手により行われていた
が、これでは穴を掘るのに多大な労力を要するので、い
わゆる車輪付きオーガーが用いられることもあった。

【０００３】車輪付きオーガーは、例えば図１０に示す
ように、下部にスパイク５１と車輪５２とを有する本体
フレーム５３に、エンジン支持フレーム５４を垂直方向
に移動自在に外嵌し、エンジン支持フレーム５４にはエ
ンジン５５とハンドル５６とを設け、エンジン５５によ
り回転駆動される掘削スクリュー５７を備え、また、本
体フレーム５３にはエンジン支持フレーム５４を押し上
げるバネ５８を巻装したものである。

【０００４】この車輪付きオーガーは、手でハンドル５
６を支持し、車輪５２が地面に接するよう装置全体をハ
ンドル５６側に傾斜させた状態で押したり引いたりする
ことにより穴を掘る場所まで移動させる。また、装置全
体を立ててスパイク５１を地面に突き刺した状態でハン
ドル５６を押し下げ、回転する掘削スクリュー５７の先
端を地面に押し付けることにより穴を掘る。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
車輪付きオーガーでは、スコップで穴を掘るのに比べて
労力が軽減されるとはいえ、装置を移動させるときに
は、その重量のかなりの部分が作業者の手に加わること
になり、また、穴を掘るときには装置が倒れないように
支持する必要があるとともに、バネ５８の反発力に抗し
てハンドル５６を押し下げなければならないので、その
ための労力を要し、多数の穴を掘る場合は作業者の肉体
的負担が大きいという欠点があった。さらに、作業者が
疲れてきたりすると穴を掘るとき装置が傾きがちとな
り、その結果、穴が斜めに掘られることになって、ポッ
ト苗の植え付けに支障を来すという欠点もあった。

【０００６】本発明は以上のような欠点を解消し、穴掘
り作業の労力を軽減することのできる畝用穴掘り装置を
提供することを目的としている。

【０００７】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る畝用穴掘り装置は、畝を跨ぐ状態に設
けられた複数の車輪を有する車体に、動力によって回転
駆動される掘削スクリューを水平方向に移動自在に設け
るとともに、掘削スクリューを垂直方向に移動させる昇
降装置を設けたことを特徴とするものである。

【０００８】また、車体の左右両端部の少なくともいず
れか一方にピボット装置を設けたり、車輪間隔を可変と
したり、さらに、掘削スクリューの周囲に上部に土吐出
口を有する円筒形のスクリュー外筒を設けたりしたもの
である。

【０００９】

【作用】本発明に係る畝用穴掘り装置においては、車輪
が畝を跨ぐ状態に設けられているため、車輪を畝の両側
の畝溝に入れれば、車体は畝の上方に位置することにな
る。この状態で畝用穴掘り装置を畝と平行な方向に移動
させて、所望の位置で畝用穴掘り装置を停止させたの
ち、掘削スクリューを水平方向に移動させて、所望の位
置で掘削スクリューを下降させれば、動力によって回転
駆動される掘削スクリューにより畝上の任意の位置に穴
を掘ることができる。なお、昇降装置により、掘削スク
リューを垂直方向へ移動させるための労力が軽減され
る。また、車輪が畝を跨ぐため、畝に車輪による損傷を
与えることがない。

【００１０】また、車体の左右両端部の少なくともいず
れか一方にピボット装置を設けたものでは、このピボッ
ト装置を支点として畝用穴掘り装置を水平方向に１８０
°回動させることができる。さらに、車輪間隔を可変と
したものでは、畝の幅に応じた車輪間隔とすることがで
きる。

【００１１】そして、掘削スクリューの周囲に上部に土
吐出口を有する円筒形のスクリュー外筒を設けたもので
は、畝に穴を掘り、この穴にポット苗を挿入したのち、
前記の穴の近傍に次の穴を掘ることにより、掘削スクリ
ューによって掘り出された土を土吐出口から吐出させて
自動的にポット苗の上に掛けることができる。

【００１２】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。（実施例１）図１は実施例１に係る畝用穴掘り装置の正
面図、図２は図１の畝用穴掘り装置の側面図、図３は図
１の畝用穴掘り装置のＡ−Ａ線断面図、図４は図１の畝
用穴掘り装置の使用状態を示す正面図である。これらの
図において、畝用穴掘り装置１の車体２の左右両端部に
は一対の車輪支持部材３がボルトおよびナット４により
取り付けられている。このボルトを挿通する車体２側の
孔は長孔５になっており、車輪支持部材３の取り付け位
置が上下に調節可能となっている。左右の車輪支持部材
３にはそれぞれ２個ずつの車輪６が回動自在に軸支さ
れ、また、それぞれ２個ずつの把手７が地面と水平の角
度まで揺動自在に枢支されている。なお、左右の車輪６
は、畝を跨ぐことのできる間隔（例えば１３００ｍｍ）
とする。

【００１３】車体２の前端にはステップ８が固設され、
その右端付近にはスパイク式のストッパ９が設けられて
いる。車体２の後端にはオーガー支持部１０が立設さ
れ、オーガー支持部１０には断面円形の２本の平行な水
平レール１１が固設され、水平レール１１によりスライ
ドベース１２が支持されている。すなわち、スライドベ
ース１２の後面に周面が弧状に凹んだ回動自在なローラ
１３が、上下に２個ずつ、計４個取り付けられており、
このローラ１３により２本の水平レール１１を上下から
挟み付けることにより、スライドベース１２が水平方向
に移動自在に水平レール１１に支持されている。

【００１４】スライドベース１２の前面には断面円形の
２本の平行な垂直レール１４が固設され、垂直レール１
４にはエンジン支持フレーム１５が垂直方向に移動自在
に外嵌されている。エンジン支持フレーム１５にはエン
ジン１６が取り付けられ、エンジン１６にはエンジン１
６によって回転駆動される掘削スクリュー１７が着脱交
換自在に取り付けられている。また、エンジン支持フレ
ーム１５の上方にはハンドル１８が延設されている。

【００１５】スライドベース１２の上部には、２個の滑
車１９を備えた支柱２０が取り付けられ、滑車１９に掛
けられたロープ２１の一端はエンジン支持フレーム１５
に、他端はバランス錘２２に連結されている。バランス
錘２２の重量は、エンジン支持フレーム１５，エンジン
１６，掘削スクリュー１７およびハンドル１８の重量の
合計よりやや重い程度とする。なお、本実施例では、垂
直レール１４，エンジン支持フレーム１５，滑車１９，
ロープ２１およびバランス錘２２等により掘削スクリュ
ー１７の昇降装置が構成されている。

【００１６】スライドベース１２の後方には、上下２本
のステー２３を介して円筒形状の保護筒２４が取り付け
られ、バランス錘２２は保護筒２４の内部を上下するよ
うになっている。また、ピン２５を、上側のステー２３
に開設された孔（不図示）からオーガー支持部１０に穿
設された穴（不図示）に向けて挿通することにより、ス
ライドベース１２が水平方向に任意の位置で固定可能と
なっている。

【００１７】本実施例の畝用穴掘り装置１の車輪６は、
畝を跨ぐ状態に設けられているので、図４に示すように
畝Ｂの両側の畝溝Ｃに車輪６を入れれば、車体２は畝Ｂ
の上方に位置することになる。この状態で作業者はステ
ップ８の側から車体２を押して畝用穴掘り装置１を畝Ｂ
と平行な方向に移動させる。そして、所望の位置でスト
ッパ９の先端を地面に突き刺して車体２を固定する。

【００１８】次に作業者はステップ８に乗り、ハンドル
１８を左右に動かして掘削スクリュー１７を所望の位置
まで移動させたのち、ハンドル１８を押し下げ、エンジ
ン１６によって回転駆動される掘削スクリュー１７によ
り畝Ｂに穴を掘る。穴を掘り終わるとハンドル１８から
手を放せば、バランス錘２２の重量によりエンジン支持
フレーム１５はその移動範囲の上端まで引き上げられる
ので、さらに掘削スクリュー１７を水平方向に移動させ
るか、もしくは畝用穴掘り装置１を畝Ｂと平行な方向に
移動させて、次の穴を掘る。

【００１９】このように穴を掘りながら畝用穴掘り装置
１を畝Ｂと平行に移動させていき、畝Ｂの終端に達した
ときには、左右いずれかの側の把手７を持って畝用穴掘
り装置１の片側を持ち上げ、別の側の車輪６を支点とし
て畝用穴掘り装置１を水平方向に１８０°回動させて、
畝用穴掘り装置１を隣の畝Ｂの上に移動させる。

【００２０】本実施例の畝用穴掘り装置１では、掘削ス
クリュー１７が水平方向に移動できるので、畝Ｂに２列
以上の穴を掘ることも、千鳥状の穴を掘ることも可能で
ある。穴を１列に掘る場合は、掘削スクリュー１７が水
平方向に動かないよう、ピン２５によりスライドベース
１２を固定すればよい。なお、本実施例では、エンジン
支持フレーム１５，エンジン１６，掘削スクリュー１７
およびハンドル１８の重量の合計よりやや重い程度のバ
ランス錘２２が設けられているので、掘削スクリュー１
７を上下させるのに、従来の車輪付きオーガーの場合の
ような大きな力を必要としない。また、本実施例では、
車輪支持部材３を上下に移動させることにより、車体２
の高さを、畝Ｂの高さに応じて調節することもできる。

【００２１】なお、本実施例では掘削スクリュー１７の
昇降装置は重力を利用したものとしたが、昇降装置とし
てはこれ以外に、人力または動力により回動するスクリ
ュー軸を利用したものや、油圧を利用したものなども考
えられる。同様に、掘削スクリュー１７の水平方向の移
動を、動力により行わせることも考えられる。また、例
えば、車体２に車輪６にギヤ等を介して接続された走行
用ハンドル（不図示）を設けることにより、作業者がス
テップ８に乗って走行用ハンドルを回せば畝用穴掘り装
置１が畝Ｂと平行に走行するよう構成してもよく、さら
に、車輪６を動力駆動することにより、畝用穴掘り装置
１を自走式としてもよい。さらにまた、畝用穴掘り装置
１にポット苗を積載可能とするようなことも考えられ
る。

【００２２】（実施例２）図５は実施例２に係る畝用穴
掘り装置１の側面図、図６はその使用状態を示す平面図
であり、実施例１と同じ構成要素には同一の符号を付し
て説明を省略する。本実施例は、車体２のステップ８側
から見て右側にピボット装置２６を取り付けたものであ
る。ピボット装置２６は、円筒状の本体２７の上部に設
けたハンドル２８を回動させると、本体２７の下部に設
けた脚部２９が伸縮するよう構成されている。

【００２３】したがって、図６に示すように、穴Ｄを掘
りながら畝用穴掘り装置１を畝Ｂ１上を矢印Ｅ方向に移
動させ、畝Ｂ１の終端付近に達したとき、ハンドル２８
を回動させ脚部２９を伸長させて、脚部２９により地面
を押圧することによって畝用穴掘り装置１の右側を持ち
上げ、次いで車体２の左側の把手７を持って畝用穴掘り
装置１の左側を持ち上げ、ピボット装置２６を軸として
水平方向に１８０°回動させて、畝用穴掘り装置１を隣
の畝Ｂ２の上に移動させる。このようにピボット装置２
６により、畝用穴掘り装置１の畝間の移動が容易に行え
ることになる。また、実施例１におけるストッパ９の代
わりに、ピボット装置２６に、畝用穴掘り装置１を地面
に固定する役割をさせることも考えられる。

【００２４】なお、ピボット装置２６は、これを軸とし
て畝用穴掘り装置１を回動させることさえできれば、必
ずしも畝用穴掘り装置１を持ち上げるものでなくてもよ
い。また、ピボット装置２６は車体２の左右両側に設け
てもよい。さらに、ピボット装置２６の構成は任意であ
り、動力により脚部２９を伸縮するようなことも考えら
れる。

【００２５】（実施例３）図７は実施例３に係る畝用穴
掘り装置１の正面図であり、実施例１と同じ構成要素に
は同一の符号を付して説明を省略する。本実施例は、車
輪６を伸縮可能な車軸３０を介して車体２に取り付ける
ことにより、車輪６の間隔を可変としたものであり、こ
れにより、図７に示すように、実線で示す幅の狭い畝Ｂ
３にも、二点鎖線で示す幅の広い畝Ｂ４にも適応させる
ことが可能となる。なお、車輪６の間隔を可変とする手
段については、本実施例に限定されることなく任意であ
る。

【００２６】（実施例４）図８は実施例４に係る畝用穴
掘り装置１の断面図、図９は図８のＦ−Ｆ線断面図であ
り、実施例１と同じ構成要素には同一の符号を付して説
明を省略する。本実施例では、掘削スクリュー１７の周
囲に円筒形のスクリュー外筒３１が設けられている。ス
クリュー外筒３１は連結杆３２を介してエンジン支持フ
レーム１５に取り付けられており、スクリュー外筒３１
の上端は掘削スクリュー１７の軸を挿通する孔（不図
示）が開設されている以外は閉塞している。また、スク
リュー外筒３１の後側上部壁面には土吐出口３３が開設
され、土吐出口３３の一端からスクリュー外筒３１の内
部に向けて仕切り板３４が固設されている。

【００２７】本実施例は以上のように構成されているの
で、掘削スクリュー１７を回転させながらハンドル１８
を押し下げると、穴が掘られるにしたがい掘削スクリュ
ー１７とスクリュー外筒３１はともに地中に入ってい
く。この際、掘り出された土は掘削スクリュー１７によ
りスクリュー外筒３１の内部を上向きに搬送され、その
上端付近で仕切り板３４によって土吐出口３３のほうへ
導かれ、土吐出口３３から吐出される。

【００２８】このようなスクリュー外筒３１が無い場合
は、掘削スクリュー１７により堀り出された土は穴の周
囲に積み上げられるので、近接した複数の穴を掘ると
き、堀り出された土が隣の穴に落下することがあった。
また、穴にポット苗を挿入したのち、穴の周囲の土をポ
ット苗に掛ける作業が必要であった。これに対し本実施
例では、先ず畝に穴を一つ掘り、この穴にポット苗を挿
入したのち、畝用穴掘り装置１を図８の矢印Ｇ方向に少
し前進させ、前記の穴の前方に次の穴を掘ることによ
り、土吐出口３３から吐出される土を自動的にポット苗
の上に掛けることができ、作業の省力化を計ることがで
きる。また、土が穴の周囲に積み上げられることがない
ので、畝に２列の穴を掘っていく場合でも、隣の列の穴
に土が落下することがない。

【００２９】なお、穴を掘りやすくするため、スクリュ
ー外筒３１は、その下端から掘削スクリュー１７の先端
が少し出る程度の長さにしておくのが望ましい。また、
掘削スクリュー１７の直径に応じたスクリュー外筒３１
を使用できるよう、スクリュー外筒３１は着脱交換自在
とするのが望ましい。さらに、土吐出口３３から吐出さ
れた土を確実にポット苗に掛けるためのシュート（不図
示）を、スクリュー外筒３３の外壁面に取り付けること
も考えられる。

【００３０】

【発明の効果】本発明に係る畝用穴掘り装置において
は、畝用穴掘り装置を畝と平行な方向に移動させて、所
望の位置で畝用穴掘り装置を停止させたのち、掘削スク
リューを水平方向に移動させて、所望の位置で掘削スク
リューを下降させれば、動力によって回転駆動される掘
削スクリューにより畝上の任意の位置に穴を掘ることが
できる。したがって、従来の車輪付きオーガーのように
装置が倒れないように人手により支持する必要がないの
で、装置の重量が作業者の負担になることが少なく、か
つ、掘削スクリューを垂直方向へ移動させる昇降装置を
備えているため、従来の車輪付きオーガーのように掘削
スクリューを地面に押しつけるのに多大な労力を要する
こともなく、畝への穴掘り作業の労力を軽減することが
できる。また、作業者が特別な注意を払わなくても、常
に垂直な穴を掘ることができる。さらに、車輪が畝を跨
ぐため、畝に車輪による損傷を与えることがない。

【００３１】また、車体の左右両端部の少なくともいず
れか一方にピボット装置を設けたものでは、ピボット装
置を軸として畝用穴掘り装置を水平方向に１８０°回動
させることにより、畝用穴掘り装置の畝間の移動を容易
に行うことができる。

【００３２】さらに、車輪間隔を可変としたものでは、
畝の幅に応じた車輪間隔とすることにより、幅の異なる
畝にも適応可能な畝用穴掘り装置とすることができる。

【００３３】そして、掘削スクリューの周囲に、上部に
土吐出口を有する円筒形のスクリュー外筒を設けたもの
では、畝に穴を掘り、この穴にポット苗を挿入したの
ち、前記の穴の近傍に次の穴を掘ることにより、掘削ス
クリューによって掘り出された土を土吐出口から吐出さ
せて自動的にポット苗の上に掛けることができるので、
ポット苗の植え付け作業の省力化を計ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例１に係る畝用穴掘り装置の正面
図である。

【図２】図１の畝用穴掘り装置の側面図である。

【図３】図１のＡ−Ａ線断面図である。

【図４】図１の畝用穴掘り装置の使用状態を示す正面図
である。

【図５】本発明の実施例２に係る畝用穴掘り装置の側面
図である

【図６】図５の畝用穴掘り装置の使用状態を示す平面図
である。

【図７】本発明の実施例３に係る畝用穴掘り装置の正面
図である

【図８】本発明の実施例４に係る畝用穴掘り装置の縦断
側面図である。

【図９】図８のＦ−Ｆ線断面図である。

【図１０】従来の車輪付きオーガーの斜視図である。

【符号の説明】

１畝用穴掘り装置２車体６車輪１０水平レール１４垂直レール１５エンジン支持フレーム１６エンジン１７掘削スクリュー１９滑車２１ロープ２２バランス錘２６ピボット装置３０車軸３１スクリュー外筒３３土吐出口Ｂ，Ｂ１，Ｂ２，Ｂ３，Ｂ４畝Ｃ畝溝

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】畝を跨ぐ状態に設けられた複数の車輪を
有する車体に、動力によって回転駆動される掘削スクリ
ューを水平方向に移動自在に設けるとともに、掘削スク
リューを垂直方向に移動させる昇降装置を設けたことを
特徴とする畝用穴掘り装置。
【請求項２】車体の左右両端部の少なくともいずれか
一方にピボット装置を設けた請求項１記載の畝用穴掘り
装置。
【請求項３】車輪間隔を可変とした請求項１または２
記載の畝用穴掘り装置。
【請求項４】掘削スクリューの周囲に、上部に土吐出
口を有する円筒形のスクリュー外筒を設けた請求項１，
２または３記載の畝用穴掘り装置。