JP2014072965A - 荷吊り紐案内装置 - Google Patents

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【課題】鉄塔などの高所に荷物を上げ下げする作業を行なうに際して、作業効率の向上、作業員の人員削減、作業員の疲労の軽減、それに摩擦による手の負傷防止を図ること。
【解決手段】例えば鉄塔などの高所に取り付けた金車にロープRを引っ掛けて収納袋201に収めた荷物301を上げ下げするに際して、鉄塔の腕金11などに固定した荷吊り紐案内装置100のプーリ101によってロープRを張り出し、ロープRが鉄塔の一部に干渉しないようにした。プーリ101を一対のアーム111の先端に回転自在でかつ首振りできるように取り付けることで、荷物301を納める収納袋201が金車から吊り下がる位置に応じてプーリ101が自動的に最適な首振り位置に収まり、ロープRの張り出し状態が安定するようにした。
【選択図】図6

Description

本発明は、高圧線の鉄塔などの高所に金車と紐状部材(ロープ、ワイヤ、ケーブルなど)とを利用して荷物の上げ下げをするに際して、鉄塔の一部に荷物が干渉しないように紐状部材の経路を定めるようにした荷吊り紐案内装置に関する。
高圧線の鉄塔上で作業をするに際しては、必要な資材や工具などの荷物をロープやワイヤなどの紐状部材で吊り上げている。図7は、このときの様子を示す斜視図である。
図7に示すように、荷物301を鉄塔1の上に吊り上げるには、地表面Gに設置された鉄塔1の腕金11に金車51を取り付け、取り付けた金車51に紐状部材、例えばロープRを掛け渡す。ロープRの一端には収納袋201がくくり付けられているので、吊り上げたい荷物301を収納袋201に収めてロープRの反対側の端部を下方に向けて引っ張れば、収納袋201に収めた荷物301を鉄塔1の上に吊り上げることができる。反対に、荷物301を下ろす場合には、ロープRの自由端側を上方に向けて送り出しながら荷物301を自重で下ろす。
このような金車51とロープRとを利用した荷物301の上げ下げ方法は、例えば特許文献1及び2にも記載されている。特許文献1の段落0002〜0003、特許文献2の段落0002を参照されたい。
特開2007−106517号公報 特開2007−261720号公報
図7に例示するように、金車51とロープRとを利用して収納袋201に収めた荷物301を上げ下げすると、どうしても収納袋201や荷物301が鉄塔1の一部に干渉してぶつかってしまう。収納袋201や荷物301が干渉する鉄塔1の一部は、例えば鉄塔1の下方に配置した昇塔防止装置21、あるいは鉄塔1の上方に設けられた腕金11などである(図7中、干渉部分を×印で示す)。これに対して、荷物301を上げ下げする際のちょっとした力の入れ具合や風の影響で荷物301を収めた収納袋201が振り子のように揺すられてしまうことがあり、この場合には揺すられた収納袋201や荷物301が鉄塔1の様々な箇所、例えば中間部分に衝突してしまうことがある(図7中、中間の×印参照)。
そこで実際の作業に際しては、収納袋201や荷物301が鉄塔1にぶつからぬよう、塔上の作業員や地上の作業員がロープRを介添えするようにしている。このため現在、次のような問題が生じている。
・作業効率が悪い
・多くの作業員を必要とする
・作業員の疲労が大きい
・手が摩擦で負傷しやすい
作業効率の問題は、収納袋201や荷物301が鉄塔1にぶつからぬようにするための介添え作業に起因する。この場合の介添え作業は、鉄塔1に対する収納袋201や荷物301の干渉が発生しなければそもそも不要であったはずの作業なのであるから、少なくともその分の作業効率が低下しているわけである。
作業員の人数の問題も、収納袋201や荷物301が鉄塔1にぶつからぬようにするための介添え作業に起因する。塔上でロープRを介添えする作業員は、鉄塔1に対する収納袋201や荷物301の干渉が発生しなければそもそも不要であったはずの人員である。
疲労の問題は、特に塔上でロープRを介添えする作業員に顕著である。塔上の作業員は鉄塔1から離れる方向にロープRを張り出させる役割を担っているため、いきおい不安定な姿勢を強いられる。作業負担が大きいと言わざるを得ない。
摩擦による手の負傷の問題は、塔上でロープRを介添えする作業員に特有の問題として言及している。鉄塔1から離れる方向に張り出させているロープRは、そのまま静止しているわけではなく上方又は下方に移動する。塔上の作業員はこうして移動するロープRを手で掴んでいなければならないのであるから、どうしてもロープRとの摩擦で手が負傷しやすい。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、鉄塔などの高所に荷物を上げ下げする作業を行なうに際して、作業効率の向上、作業員の人員削減、作業員の疲労の軽減、それに摩擦による手の負傷防止を図ることを目的とする。
本発明の荷吊り紐案内装置は、一対のアームと、前記一対のアームをそれらの一端側で共に貫通する湾曲した棒形状の部材であって、湾曲した弧の外周を前記一対のアームの他端側に向けた正規姿勢で当該一対のアームを変位自在に連結する連結軸と、前記一対のアームに対する前記連結軸の姿勢を前記正規姿勢に保つ姿勢保持手段と、前記一対のアームの間に位置させて前記連結軸に回転自在に取り付けられたプーリと、前記一対のアームと前記プーリの軸とを水平に保つ装着姿勢の状態で前記一対のアームの他端に鉛直軸周りに回転自在に連結する一対のアングルアームと、前記一対のアームと前記プーリとを前記装着姿勢に維持したまま装着対象物に前記一対のアングルアームを着脱自在に固定する一対の固定部と、を備えることによって上記課題を解決する。
本発明によれば、例えば装着対象物が高圧線の鉄塔である場合、金車に引っ掛けた紐状部材(ロープ、ワイヤ、ケーブルなど)が干渉する鉄塔の部分に荷吊り紐案内装置を装着してプーリで紐状部材を案内すれば、上げ下げする荷持が鉄塔に干渉しない位置まで紐状部材を張り出させることができ、したがって鉄塔から離れる方向に紐状部材を張り出した状態に保つための作業が不要になり、その分だけ作業効率の向上、作業員の人員削減、作業員の疲労の軽減、それに摩擦による手の負傷防止を図ることができる。
実施の一形態として、装置全体を示す平面図。 装置全体を示す側面図。 伸縮アームに対するプーリの取り付け構造を拡大して示す斜視図。 基部アームに対する伸縮アームの伸縮構造を拡大して示す斜視図。 位置固定ピンを拡大して示す側面図。 使用の一例を示す斜視図。 鉄塔において金車とロープとを利用して荷物の上げ下げをしている様子を例示する斜視図。
実施の一形態を図1ないし図7に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
図1及び図2に示すように、本実施の形態の荷吊り紐案内装置100は、プーリ101を一対のアーム111の先端に回転自在でかつ首振り自在に取り付けている。そしてこれらの一対のアーム111の基端のそれぞれにアングルアーム131を設け、これらのアングルアーム131のそれぞれに固定部141を設けている。固定部141は装着対象物、例えば鉄塔1の腕金11の垂直片12に荷吊り紐案内装置100を固定する。以下、各部の詳細を説明する。
プーリ101は、荷物301の上げ下げ作業に用いる紐状部材、例えばロープRを案内する重要な構造物である。例えばアルミニウムや樹脂によって形成され、外周面にはロープRを案内するための案内溝102を形成している。
一対のアーム111は、基部アーム112に伸縮アーム113が入子状に収まり、両者が互いにスライド自在となった長尺状物である。例えば鋼材やアルミニウムによって形成されている。これらのアーム111はその先端側となる伸縮アーム113の先端が互いに連結され、この連結部分にプーリ101を回転自在に取り付けている。
つまり一対の伸縮アーム113は、それぞれ先端部に連結孔114を形成している。これらの連結孔114は伸縮アーム113の長手方向に沿う長孔である。このような連結孔114には連結軸121が貫通し、その両端に設けた一対のボール122によって抜け止めされている。これによって一対の伸縮アーム113が連結されている。その一方で連結軸121は、両端に設けた一対のボール122の間にプーリ101を回転自在に取り付けている。こうして一対の伸縮アーム113の先端にプーリ101が回転自在に取り付けられているわけである。プーリ101の取り付け位置は一対の伸縮アーム113の間の位置となる。
図1及び図3に示すように、連結軸121は半円形状に湾曲した丸棒形状のもので、その湾曲した弧の外周をアーム111の基端の側に向けている。これが連結軸121の正規姿勢である。この正規姿勢は姿勢保持手段PHMによって保たれている。そのための構造として姿勢保持手段PHMは、一対の伸縮アーム113のそれぞれにおいて連結軸121を、その弧の二箇所で当該弧を含む平面と直交する方向に位置規制している。より具体的には図3に示すように、一対の伸縮アーム113は断面形状が矩形をなす基本形態を備えており、その矩形の一側面に溝が一条切られた断面形状を有している。ここでは溝を155の符号で示す。一対の伸縮アーム113に形成された溝115は互いに対面しており、ここに連結軸121を通している。したがって連結軸121は、一方の伸縮アーム113において連結孔114と溝115とによって位置規制され、もう一方の伸縮アーム113においても連結孔114と溝115とによって位置規制されている。これによって連結軸121は、その弧の二箇所で当該弧を含む平面と直交する方向に位置規制されていることになる。これが姿勢保持手段PHMによる連結軸121の姿勢制御であり、この姿勢制御の結果として連結軸121は、その湾曲した弧の外周をアーム111の基端の側に向けた正規姿勢を維持する。
図1及び図2に示すように、基部アーム112と伸縮アーム113とは互いに自由自在にスライド移動してしまうわけではなく、そのスライド移動が位置固定手段151によって規制されている。位置固定手段151は基部アーム112に対して伸縮アーム113を複数段階の伸縮位置で位置固定するもので、そのための構造として多段孔の構造を採用している。つまり一対の基部アーム112にはその先端側に寄せて単一の固定孔112aが形成され、一対の伸縮アーム113にはその長手方向に沿って複数個の調節孔113aが形成されている。固定孔112aに位置を合わされてである。このため基部アーム112に対して伸縮アーム113をスライド移動させると、固定孔112aに対して異なる調節孔113aが次々と対面する。
そこで図4及び図5に示すように位置固定手段151は、ピン機構152を固定孔112aの位置に設け、ピン機構152が備えるピン153を固定孔112aと所望の調節孔113aとに抜き差しして両者を連結できるようにしている。そのための構造としてピン機構152は、挿通孔154が開けられた基部フランジ155にピン153をスライド移動自在に差し込み、ピン153のヘッドに設けたピンフランジ156と基部フランジ155との間に引っ張りコイルスプリングであるバネ157を掛け渡している。したがって固定孔112aに挿通孔154を位置合わせして基部アーム112に基部フランジ155を接着や溶接などの手法で固定すれば、固定孔112aと所望の調節孔113aとにピン153を抜き差し自在に貫通させて両者をピン153で連結することが可能となる。
ここで再び図1及び図2を参照して、アングルアーム131と固定部141とについて説明する。
アングルアーム131は、装着姿勢を維持する一対の基部アーム112に対して、その基端側に寄せて鉛直軸周りに回転自在に連結している。ここでの装着姿勢というのは、一対のアーム111とプーリ101の軸方向とを共に水平に保つ姿勢である。つまり本実施の形態の荷吊り紐案内装置100の正規の装着姿勢を意味している。
アングルアーム131との連結のために基部アーム112は、その基端側に寄せた位置に装着孔116を形成している。これらの装着孔116は、装着姿勢をとる基部アーム112を鉛直方向に貫いている。アングルアーム131は、その基軸132を装着孔116に挿入して上下一対の大径部133で抜け止めしている。これによって基部アーム112に対して回転自在となる。そしてアングルアーム131は、基軸132にアングル134を固定している。図2に示すように、アングル134は下部が開いた鉤形形状をしており、例えば鉄塔1の腕金11の垂直片12に装着可能である。この場合、アングル134の開いた下部に垂直片12を差し込むようにしてアングル134を垂直片12に装着する。
固定部141は、アングル134に螺合するネジ部材142を主体とする。ネジ部材142はアングル134にその外側から捻じ込まれたネジであり、時計方向及び反時計方向に回転させることによってアングル134の鉤形部分内に先端を進退させる。このようなネジ部材142の捻じ込み及び緩め作業を助けるために、固定部141はネジ部材142の頭部に摘み143を設けている。したがって摘み143を掴んでネジ部材142を操作することができる。
作用効果について説明する。
例えば鉄塔1の上方位置で腕金11に金車51を取り付けてロープRを掛け渡し、ロープRの一端側にくくり付けた収納袋201に荷物301を収めて上げ下げする場合、収納袋201や荷物301が鉄塔1の一部に干渉することがある。図7中、干渉する部分を×印で示す。この場合には本実施の形態の荷吊り紐案内装置100を用いる。
荷吊り紐案内装置100を用いるにはまず、図6に示すように、鉄塔1の腕金11などの装着対象物に装着する。上方から下りてくるロープRをプーリ101で案内して張り出し、鉄塔1の一部に収納袋201や荷物301が干渉しないようにするわけである。この時、一対のプーリ101の根元、つまりアングルアーム131及び固定部141が位置する側を開く。腕金11などの装着対象物に対する装着状態を安定させるためである。腕金11に紐案内装置100を装着するには、腕金11の垂直片12にアングル134を差し込み、摘み143を掴んでネジ部材142を捻じ込む。これによって腕金11の垂直片12にアングル134を挟み込ませて固定することができる。このような簡単な作業によって、腕金11に対する荷吊り紐案内装置100の装着が果たされる。
もっとも腕金11などの装着対象物に荷吊り紐案内装置100を装着するに際しては、アーム111の長さ調節をすることが好ましい。鉄塔1の一部に対する収納袋201や荷物301の干渉を確実に阻止するためである。アーム111の長さを調節するには、伸縮アーム113の伸縮長さを変えればよい。そのためにはピンフランジ156を摘んで引っ張り、伸縮アーム113の調節孔113aからピン153を脱落させる。そして基部アーム112に対する伸縮アーム113の伸縮長さを設定した後、摘んでいたピンフランジ156から手を離す。この状態で伸縮アーム113を伸びる方向又は縮む方向に僅かにスライド移動させて位置を微調整すると、バネ157の力で調節孔113aにピン153が挿入され、基部アーム112と伸縮アーム113とを位置固定することができる。このようにアーム111の長さは、簡単な作業で多段階に調節可能である。
こうして本実施の形態の荷吊り紐案内装置100を用いることで、鉄塔1の一部に対する収納袋201や荷物301の干渉を確実に防止することができる。その結果、鉄塔1から離れる方向にロープRを張り出させるための作業が不要となり、その分だけ作業効率の向上、作業員の人員削減、作業員の疲労の軽減、それに摩擦による手の負傷防止を図ることができる。
一方、金車51に掛け渡したロープRを引っ張ったり緩めたりして収納袋201に収めた荷物301を上げ下げするに際しては、ちょっとした力の入れ具合や風の影響で収納袋201が振り子のように揺すられてしまうことがある。この場合、荷吊り紐案内装置100においてプーリ101が定位置で回転のみする構造であると、プーリ101からロープRが脱落してしまう可能性がある。これに対して本実施の形態の紐案内装置100は、プーリ101を首振りできるように取り付けているので、荷物301を納める収納袋201が金車から吊り下がる位置に応じてプーリ101が自動的に最適な首振り位置に収まる。したがってロープRの張り出し状態が安定する。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では連結軸121として丸棒形状のものを用いた。これに対して本実施の形態では連結軸121に多面体形状のものを用いる。連結軸121として求められる属性は「湾曲した棒形状」という属性であり、その形状故に「湾曲した弧」という形状が生まれる。この場合、ここでの湾曲というのは滑らかな円弧による湾曲に限らず、幾分ギザギザしたような弧による湾曲も許容している。この意味で連結軸121は、丸棒形状のものに限らず多面体形状のものであっても良いわけである。
多面体形状の連結軸121を用いる効用は、一対のアーム111に対する連結軸121の姿勢を正規姿勢に保つ姿勢保持手段PHMの機能を、連結軸121の形状それ自体が果たし得るという点にある。つまり第1の実施の形態は、丸棒形状の連結軸121を用いていたが故に連結孔114と溝115とによって姿勢保持手段PHMの機能を生じさせなければならなかったのに対して、多面体形状の連結軸121を用いれば、連結孔114のみによって姿勢保持手段PHMの機能を生じさせることができるわけである。
(変形例)
第1の実施の形態及び第2の実施の形態において、各種の変形や変更が可能であることは言うまでもない。例えば第1の実施の形態では、一対のアーム111を基部アーム112と伸縮アーム113とに二分割して入れ子構造にしたが、これを三分割以上の入れ子構造に形成しても良い。
11 腕金(装着対象物)
12 垂直片
101 プーリ
111 アーム
112 基部アーム
113 伸縮アーム
113a 調節孔
121 連結軸
131 アングルアーム
134 アングル
141 固定部
142 ネジ部材
151 位置固定手段
153 ピン
PHM 姿勢保持手段

Claims (5)

  1. 一対のアームと、
    前記一対のアームをそれらの一端側で共に貫通する湾曲した棒形状の部材であって、湾曲した弧の外周を前記一対のアームの他端側に向けた正規姿勢で当該一対のアームを変位自在に連結する連結軸と、
    前記一対のアームに対する前記連結軸の姿勢を前記正規姿勢に保つ姿勢保持手段と、
    前記一対のアームの間に位置させて前記連結軸に回転自在に取り付けられたプーリと、
    前記一対のアームと前記プーリの軸とを水平に保つ装着姿勢の状態で前記一対のアームの他端に鉛直軸周りに回転自在に連結する一対のアングルアームと、
    前記一対のアームと前記プーリとを前記装着姿勢に維持したまま装着対象物に前記一対のアングルアームを着脱自在に固定する一対の固定部と、
    を備えることを特徴とする荷吊り紐案内装置。
  2. 前記一対のアームは、
    前記アングルアームが連結する一対の基部アームと、
    前記基部アームに対してスライド自在に設けられ、前記連結軸で連結される一対の伸縮アームと、
    前記基部アームに対して前記伸縮アームを複数段階の伸縮位置で位置固定する位置固定手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の荷吊り紐案内装置。
  3. 前記位置固定手段は、前記基部アームと前記伸縮アームとの何れか一方にその長手方向に沿って形成された複数個の調節孔に、前記基部アームと前記伸縮アームとの何れか他方に設けたピンを抜き差し自在に挿入する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の荷吊り紐案内装置。
  4. 前記姿勢保持手段は、前記一対のアームのそれぞれにおいて前記連結軸をその弧の二箇所で当該弧を含む平面と直交する方向に位置規制する、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載の荷吊り紐案内装置。
  5. 前記一対のアングルアームは、前記装着対象物の垂直片に上方から抜き差し可能なアングルを備え、
    前記固定部は、前記アングルに捻じ込まれることで前記アングルに差し込まれた前記装着対象物の垂直片を当該アングルと共に挟持するネジ部材を備える、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一に記載の荷吊り紐案内装置。
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