JP6833595B2 - 吊上げ装置およびその吊上げ方法 - Google Patents

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Description

本発明は、長尺ワークを吊上げる装置及びその吊上げ方法に関する。
下記特許文献1に記載のワーク吊持装置は、吊持扞の端部に、ワークを着脱自在に把持するワーク把持フレームを設け、このワーク把持フレームを備えた軸体を介して、回転可能に取付け、その軸体にバランサを回転可能に設け、バランサにこのバランサをワーク把持フレームに対して任意の角度に把持する角度設定手段を設けたことを特徴とする。
そして、ワークの吊上げと同時にワークを反転させ、任意の姿勢に変換するものである。また、ワークの把持箇所を選択する必要がなく、バランサの位置を変えるだけでワークの反転が可能となり、安全なワーク吊持装置を提供すると記載されている。そして、長尺なワークは、万力型のワーク把持フレームに把持されると、記載されている。
実開平2−2390号公報
上記特許文献1に記載のワーク吊持装置は、万力型のワーク把持フレームにより、ワークを把持し、その把持角度を任意の角度に変えると記載され、その任意角度で吊上げるものである。任意の角度に把持したとき、そのワークの傾斜角度が重力方向に近いと、ワークがワーク把持フレームから外れるおそれがある。また、ワークの着脱が極めて面倒である欠点があった。
そこで、本発明はワークの把持が極めて容易であると共に、狭小な場所においてもワークを確実に把持して、それを脱落させることが無い吊上げ装置及びその吊上げ方法を提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、上方に配置される支持フレーム1と、
その支持フレーム1から垂下され、少なくとも一対の開閉する爪3によりワーク2を把持するクランプ4と、
そのクランプ4と前記支持フレーム1との間に介装され、クランプ4の姿勢を設定された角度に保持し、その姿勢でクランプ4がワーク2を把持するバランサ5と、
前記バランサ5は、前記クランプ4に把持されたワーク2の自重が加わると、前記設定角度の姿勢が解除されて、クランプ4の向きを自重方向に平行に向けて、ワーク2を水平方向に把持することを特徴とする吊上げ装置である。
請求項2に記載の本発明は、クランプ4のクランプ本体6の頂部7が前記支持フレーム1に支持されると共に、前記クランプ本体6の厚み方向に離間した一対の係止部6aが、それぞれ出力ワイヤ8a、8bを介して一対の前記バランサ5、5に支持されて、クランプ本体6の姿勢を設定角度に保持し、
前記クランプ4は、クランプ本体6の幅方向に離間して、それぞれ湾曲する一対づつの前記爪3が配置され、各対の爪3は、クランプ本体6の厚み方向に開閉自在に駆動されて、ワーク2の長手方向に離間した2箇所を前記一対づつの爪3で把持する請求項1に記載の吊上げ装置である。
請求項3に記載の本発明は、一対の前記バランサ5、5が、そのバランサ本体5aに内装されたゼンマイバネの付勢力により、そのバランサ本体5aのワイヤ導出口5bから外部に導かれた出力ワイヤ8a、8bに、そのバランサ本体5a内へ引き込む方向に張力を加え、その出力ワイヤ8a、8bの外周に着脱自在に係止されるストッパ9が、バランサ本体5aの前記ワイヤ導出口5bに当接して、一対の出力ワイヤ8a、8bを介して前記クランプ4の姿勢の設定角度を保持する請求項2に記載の吊上げ装置である。
請求項4に記載の本発明は、前記出力ワイヤ8a、8bに係止されるストッパ9の係止位置を変えることにより、クランプ4の姿勢の設定角度が変わるようにした請求項3に記載の吊上げ装置である。
請求項5に記載の本発明は、一対の前記バランサ5、5が、夫々前記支持フレーム1に取付られ、支持フレーム1が昇降されて、前記ワーク2を昇降自在に吊上げることとした請求項1〜請求項4のいずれかに記載の吊上げ装置である。
請求項6に記載の本発明は、前記クランプ4が、一対の前記バランサ5、5の一対の出力ワイヤ8a、8bおよび前記支持フレーム1から吊下げた吊ワイヤ10を介して、前記支持フレーム1に夫々取付られた請求項1〜請求項5のいずれかに記載の吊上げ装置である。
請求項7に記載の本発明は、前記支持フレーム1が長尺な天秤1aからなり、前記天秤1aの一端部に、平面が重力方向に直交する天秤先端アーム12aの端部が軸支され、その軸線の回りの任意の角度に天秤先端アーム12aが保持できるように構成され、その天秤先端アーム12aの両側に一対の前記バランサ5、5が係止された請求項1〜請求項6のいずれかに記載の吊上げ装置である。
請求項8に記載の本発明は、前記支持フレーム1が長尺な天秤1aからなり、その天秤1aの長手方向の一端部に、クランプ4が取付られると共に、他端部にバランスウェイト11が取付けられ、
天秤1aの他端部が、天秤1aの長手方向に離間した複数本のワイヤ13を介して天秤支持フレーム12に平行に吊下げられる請求項1〜請求項7のいずれかに記載の吊上げ装置である。
請求項9に記載の本発明は、請求項8に記載の吊上げ装置により、ワークを吊上げる方法において、
ワーク2を含む全体の負荷重心Dを、複数本の前記ワイヤ13と、前記バランスウエイト11との間に位置させて、天秤1aと天秤支持フレーム12とを平行に保持するようにした吊上げ方法である。
請求項1に記載の発明は、クランプ4が支持フレーム1から垂下されて、そのクランプ4の一対の開閉する爪3によりワーク2を把持し、そのクランプ4と支持フレーム1との間にバランサ5を介装して、クランプ4を設定された角度に保持し、その姿勢でクランプ4がワーク2を把持し、ワーク2の自重がバランサ5に加わることにより、設定角度の姿勢を解除して、クランプ4の向きを自重方向に平行に向け、ワーク2を水平方向に把持するものである。そのため、ワークの把持が安定し、クランプ4からワークが脱落する危険がない。
即ち、バランサ5を介して、クランプ4の姿勢を設定角度に維持した状態で、ワーク2を把持し、次いでワーク2の自重をクランプ4に加えることで、ワーク2を水平に維持して、その水平状態のままワーク2を吊上げることができる。
このとき、ワーク2は自重を利用して設定角度から、水平位置に変化するから、ワークの揺動をなくし、クランプ4からワーク2が外れることがない。
請求項2に記載の発明は、クランプ4のクランプ本体6の頂部7を支持フレーム1に支持し、クランプ本体6一対の係止部6aに、一対のバランサの出力ワイヤ8a、8bを取付けて、クランプ本体6の姿勢を設定角度に保持する。そのため、クランプ4の姿勢を安定よく維持し、クランプ4でワーク2を精度よく把持することができる。
また、クランプ4には湾曲する一対ずつの爪3が並列され、各対の爪3は、クランプ本体6の厚み方向に開閉自在に駆動されて、ワーク2の長手方向の2箇所を安定して把持することができる。
請求項3に記載の発明は、バランサ本体5aに内装されたゼンマイバネの付勢力で、その出力ワイヤ8a、8bに張力を与え、ストッパ9を介してクランプ4の姿勢の設定角度に保持するものである。
そのため、極めて簡単な構造で、クランプ4の姿勢制御を行い、ワークの傾斜に合わせて、それを容易に把持することができる。
請求項4に記載の発明は、バランサ5の出力ワイヤ8a、8bに係止するストッパ9の位置を変えることにより、クランプ4の姿勢の設定角度を変えて、その姿勢をワーク2の傾きに合わせることができる。
請求項5に記載の発明は、一対の前記バランサ5、5を、支持フレーム1に取付け、支持フレーム1を昇降して、前記ワーク2を昇降自在に吊上げるものである。そのため、簡単な構成で、ワーク2を安定して吊上げることができる。
請求項6に記載の発明は、バランサ5、5の一対の出力ワイヤ8a、8bにクランプ4を取付けると共に、支持フレーム1からの吊ワイヤ10をクランプに取付けたものである。
このように、出力ワイヤ8a、8bおよび吊ワイヤ10によりクランプ4を吊下げることにより、ワーク2の吊上げ得る高さを、より高くすることができる。
請求項7に記載の発明は、天秤1aの一端部に、天秤先端アーム12aの端部を軸支し、その軸線の回りの任意の角度に天秤先端アーム12aが保持できるように構成したものである。そのため、ワーク2の方向および傾きにあわせて、天秤先端アーム12aを軸の回りに回転し、ワーク2を迅速に把持することができる。
請求項8に記載の発明は、天秤1aの長手方向の一端部にクランプ4が取付けられると共に、他端部にバランスウェイト11が取付けられるものである。
このような他端部のバランスウェイト11により、一端部のクランプ4を安定して水平に維持できる。
請求項9に記載の発明は、ワーク2を含む全体の負荷重心Dを、天秤支持フレーム12の複数本のワイヤ13とバランスウエイト11との間に位置させて、天秤1aと天秤支持フレーム12とを平行に保持するようにした吊上げ方法である。
このように天秤1aと天秤支持フレーム12とを平行に維持することにより、ワーク2を安定して吊上げることができる。
本発明の吊上げ装置の要部正面図。 同側面図。 同吊上げ装置の吊上げ方法を示す第1工程及び第2工程の正面図。 同吊上げ装置の出力ワイヤ8a、8bに取付けるストッパ9の正面図及びB−B断面図。 同吊上げ装置の先端に設けた天秤先端アーム12aの平面図。 支持フレーム1又は天秤1aの平面図 図6の右側面図。 本発明の吊上げ装置の他の吊上げ方法を示す説明図。 本発明の吊上げ装置のさらに他の吊上げ方法を示す説明図。 図2と同方向から見た、他のワークの支持状態を示す説明図。 同装置の要部を示す斜視図であって、ワーク2を水平に維持した状態を示す。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき、説明する。
図1乃至図7は、本発明の吊上げ装置及び吊上げ方法の第1実施形態を示す。
この形態では、天秤1aからなる支持フレーム1に一対の吊ワイヤ10及び一対の出力ワイヤ8a、8bを介してクランプ4が吊下げられている。このクランプ4は、図1に示す正面図において、そのクランプ本体6の幅方向に互いに離間して一対ずつの爪3が配置されている。この爪3は、その側面図を示す図2において、各爪3が互いに対向する方向に湾曲し、油圧シリンダ15の伸縮によってそれらが開閉自在に設けられている。
クランプ本体6の上端の頂部7は、支持フレーム1の下面に突設された係止部16に吊ワイヤ10及びリング18を介し、吊下げられている。また、支持フレーム1の両側には図1及び図2に示す如く、一対のバランサ5、5が吊下げられ、そのバランサ5、5から延びる一対の出力ワイヤ8a、8bの先端が、クランプ本体6の夫々の係止部6aに係止されている。バランサ本体5aの内部には図示しないゼンマイが収納され、その付勢力により出力ワイヤ8a、8bを内部に引き込む方向に張力を加えている。出力ワイヤ8a、8bには、ストッパ9が係脱自在に取付けられ、それがバランサ本体5aの端部に設けたワイヤ導出口5bに当接する。そして、図1及び図2において、クランプ4の姿勢を斜め方向に維持し、その姿勢の状態で、ワーク2を把持する。把持する直前にはクランプ4は無負荷である。
次いで、ワーク2を把持して、その自重がクランプ4に加わると、クランプ4は実線の状態から鎖線の状態に姿勢を変化する。図3(A)(B)は、その変化の状態を示す説明図である。
まず、図3(A)に示す如く、クランプ4は傾斜状態においてワーク2を把持する。この時、ワーク2の下端は、地面等の接地面19に接地している。そこで、支持フレーム1を図3(B)の如く、上方に移動すると、ワーク2の自重がクランプ4に加わる。すると、出力ワイヤ8a、8bは、バランサ本体5a内部のゼンマイばねの張力に抗して引き下げられ、ストッパ9がバランサ本体5aのワイヤ導出口5bから下方に移動して、図3(B)の位置にくる。そして、クランプ4の軸線は接地面19に垂直になり、それに把持されたワーク2は水平に把持される(図3(B))。その側面状態は図2のようになる。
即ち、図3において、(A)の如くワーク2をクランプ4が把持する直前においては、全体の重心は図3(A)のC点に位置する。そして、支持フレーム1を上方に移動し、ワーク2を(B)の如く吊上げた時には、負荷重心Dは(B)の如く、左方に移動する。このとき、ワーク2を含むクランプ4、支持フレーム1はバランスウェイト11につり合い、それら全体の荷重は複数のワイヤ13によって天秤支持フレーム12に支持される。そして、天秤支持フレーム12及び支持フレーム1は、水平に維持される。そこで、昇降機ワイヤ17を介して天秤支持フレーム12を上昇させれば、ワーク2は水平を維持したまま吊上げられて、移動する。
この時、ワーク2とクランプ4、及び支持フレーム1の荷重は、バランスウェイト11にバランスする。そのバランス荷重は、複数本のワイヤ13に支持される。その負荷重心Dは複数(4本)のワイヤ13の内側にあるため、天秤1aは水平に維持される。そして4本のワイヤ13の先端部で形成された平面内(図6)に負荷重心Dがあるとき、天秤1aは水平状態を維持してバランスする。また、無負荷になると、図3のC点に重心が移動する。
次に、図8は、本発明のワーク2の他の吊上げ方法を示す説明図である。
この例では、クランプ4の頂部7が、リング18を介して支持フレーム1の端部に支持され、バランサ5の出力ワイヤ8a、8bの先端がクランプ4の係止部6aに係止されるものである。ワーク2のない無負荷状態において、クランプ4の軸線は同図に示す如く、45度に維持される。そこで、ワーク2を爪3により把持するとともに、支持フレーム1を上方に吊上げると、ワーク2の自重がクランプ4に加わり、クランプ4は斜め45度の角度から水平になる。そして、そのまま支持フレーム1を上昇することにより、ワーク2を水平状態で吊上げることができる。
図8において、ワーク2を水平にしたとき、ワーク2の自重がバランサ5の出力ワイヤ8a、8bに加わるため、ストッパ9はバランサ本体5aのワイヤ導出口5bから離れて、下方に移動する。
次に、図9はクランプ4の軸線を60度に傾けた例である。
このように、クランプ4の角度を60度にするには、出力ワイヤ8a、8bに係止するストッパ9の位置を変えればよい。即ち、図8の場合に比べて、ストッパ9と出力ワイヤ8a、8bとの係止位置を、より下方に取付ければよい。すると、ストッパ9はより下方位置でバランサ5のワイヤ導出口5bの端面に位置決めされる。すると、クランプ4の姿勢は水平面に対して60度の角度に保持される。従って、任意にクランプ4の姿勢を変えるには、ストッパ9の位置を適宜変えることにより、変更させることができる。即ち、ワーク2の傾斜に合わせて、クランプ4および爪3の把持姿勢を変化することができる。
このストッパ9は、図4に示す如く、一対のブロック9a、9bを一対のボルト9cで挟持したものである。そして、両ブロック9a、9b間に出力ワイヤ8a、8bを着脱自在に挟持する。そのストッパ9は、図1の如く、バランサ本体5aのワイヤ導出口5bに接離自在に着座されるものである。
図11は、同装置の要部を示す斜視図であって、クランプ4にワーク2の荷重を加えて、ワーク2を水平に保持した状態を示す。
次に、図10は図2と同方向から見た他のワークの支持状態を示す説明図である。この図では、ワーク2が細長いアングル材である。
1 支持フレーム
1a 天秤
2 ワーク
3 爪
4 クランプ
5 バランサ
5a バランサ本体
5b ワイヤ導出口
6 クランプ本体
6a 係止部
7 頂部
8a 出力ワイヤ
8b 出力ワイヤ
9 ストッパ
9a,9b ブロック
9c ボルト
10 吊ワイヤ
11 バランスウェイト
12 天秤支持フレーム
12a 天秤先端アーム
12b 軸
13 ワイヤ
14 油圧ホース
15 油圧シリンダ
16 係止部
17 昇降機ワイヤ
18 リング
19 接地面
C 無負荷重心
D 負荷重心

Claims (9)

  1. 上方に配置される支持フレーム(1)と、
    その支持フレーム(1)から垂下され、少なくとも一対の開閉する爪(3)によりワーク(2)を把持するクランプ(4)と、
    そのクランプ(4)と前記支持フレーム(1)との間に介装され、クランプ(4)の姿勢を設定された角度に保持し、その姿勢でクランプ(4)がワーク(2)を把持するバランサ(5)と、
    前記バランサ(5)は、前記クランプ(4)に把持されたワーク(2)の自重が加わると、前記設定角度の姿勢が解除されて、クランプ(4)の向きを自重方向に平行に向けて、ワーク(2)を水平方向に把持することを特徴とする吊上げ装置。
  2. クランプ(4)のクランプ本体(6)の頂部(7)が前記支持フレーム(1)に支持されると共に、前記クランプ本体(6)の厚み方向に離間した一対の係止部(6a)が、それぞれ出力ワイヤ(8a)(8b)を介して一対の前記バランサ(5)(5)に支持されて、クランプ本体(6)の姿勢を設定角度に保持し、
    前記クランプ(4)は、クランプ本体(6)の幅方向に離間して、それぞれ湾曲する一対づつの前記爪(3)が配置され、各対の爪(3)は、クランプ本体(6)の厚み方向に開閉自在に駆動されて、ワーク(2)の長手方向に離間した2箇所を前記一対づつの爪(3)で把持する請求項1に記載の吊上げ装置。
  3. 一対の前記バランサ(5)(5)は、そのバランサ本体(5a)に内装されたゼンマイバネの付勢力により、そのバランサ本体(5a)のワイヤ導出口(5b)から外部に導かれた出力ワイヤ(8a)(8b)に、そのバランサ本体(5a)内へ引き込む方向に張力を加え、その出力ワイヤ(8a)(8b)の外周に着脱自在に係止されるストッパ(9)が、バランサ本体(5a)の前記導出口(5b)に当接して、一対の出力ワイヤ(8a)(8b)を介して前記クランプ(4)の姿勢の設定角度を保持する請求項2に記載の吊上げ装置。
  4. 前記出力ワイヤ(8a)(8b)に係止されるストッパ(9)の係止位置を変えることにより、クランプ(4)の姿勢の設定角度が変わるようにした請求項3に記載の吊上げ装置。
  5. 一対の前記バランサ(5)(5)が、夫々前記支持フレーム(1)に取付られ、支持フレーム(1)が昇降されて、前記ワーク(2)を昇降自在に吊上げることとした請求項1〜請求項4のいずれかに記載の吊上げ装置。
  6. 前記クランプ(4)は、一対の前記バランサ(5)(5)の一対の出力ワイヤ(8a)(8b)および前記支持フレーム(1)からの吊下げた吊ワイヤ(10)を介して、前記支持フレーム(1)に夫々取付られた請求項1〜請求項5のいずれかに記載の吊上げ装置。
  7. 前記支持フレーム(1)が長尺な天秤(1a)からなり、その天秤(1a)の一端部に、平面が重力方向に直交する天秤先端アーム(12a)の端部が軸支され、その軸線の回りの任意の角度に天秤先端アーム(12a)が保持できるように構成され、その天秤先端アーム(12a)の両側に一対の前記バランサ(5)(5)が係止された請求項1〜請求項6のいずれかに記載の吊上げ装置。
  8. 前記支持フレーム(1)が長尺な天秤(1a)からなり、その天秤(1a)の長手方向の一端部に、クランプ(4)が取付られると共に、他端部にバランスウェイト(11)が取付られ、
    天秤(1a)の他端部が、天秤(1a)の長手方向に離間した複数本のワイヤ(13)を介して天秤支持フレーム(12)に平行に吊下げられる請求項1〜請求項7のいずれかに記載の吊上げ装置。
  9. 請求項8に記載の吊上げ装置により、ワークを吊上げる方法において、
    ワーク(2)を含む全体の負荷重心Dを、複数本の前記ワイヤ(13)と、前記バランスウエイト(11)との間に位置させて、天秤(1a)と天秤支持フレーム(12)とを平行に保持するようにした吊上げ方法。
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