JP7138292B2 - 鳥害防止具 - Google Patents

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本発明は、電線に取り付けることで鳥の飛来や営巣を防ぐ鳥害防止具に関する。
ハトやカラス等の人間の生活圏に共生した鳥が電線に留まることによって、フンや鳴声による被害が近隣住民に及ぼされていた。また、深刻なケースではフンの付着、あるいは鳥の嘴や足爪によって電線表面を損傷させ、さらには関連機器の故障を引き起こす場合もあった。そこで、特許文献1には、電柱間に架設した電線に沿って複数取り付けられ、各鳥害防止具の間に細いワイヤーを電線の上方に取り付けることで電線上への鳥の立ち止まりを防止する鳥害防止具が開示されている。
先行技術
特許文献
特許第4740911号公報
しかし、特許文献1の鳥害防止具は、以下のような問題があった。
鳥害防止具の取り付けは、ナット部を間接活線工具を用いて回動させる事で、鳥害防止具の締付部を電線に押圧して行うが、この時、電線は締付部中央のV字溝、受け部中央のV字溝に合わせた状態で締め込まなければならない。しかし、特許文献1の構造上、締め付け部にはフラット面があるため、直径5mmほどの細い電線を締め付けた場合、締付部、受け部ともにフラット面で締め付けている場合があり、この場合、鳥害防止具本体に衝撃が加わると、電線がフラット面から中央のV字溝へずれる可能性がある。このとき、締付部、受け部の両方の中央V字溝には十分な隙間があるので、鳥害防止具本体の電線への固定が外れてしまい、鳥害防止具本体は電線を中心に自由に回転することになる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、電線に鳥害防止具を取り付ける際に、電線位置を気にすることなく締め付け作業を行える鳥害防止具を提供する。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
(1) 電線に取り付けられる電線取付部と、前記電線取付部に突設された離隔部とを備え、
前記電線取付部は、前記電線を一方側から保持する受け部と、前記電線を他方側から前記受け部側に押圧して前記受け部との間で押圧保持する締付部とを備え、
前記受け部および前記締付部の一方または両方に前記電線の長手方向に沿って設けられ、前記電線が係合する窪みと、
前記窪みに向かって傾斜したスロープ部とを備えたことを特徴とする鳥害防止具。
(2) 前記電線取付部は、前記電線を挿入する開口部を有する基体と、前記基体に対して回動自在であり、前記開口部を開閉する蓋部とを備え、
前記スロープ部は、前記蓋部に設けられたことを特徴とする上記(1)に記載の鳥害防止具。
(3) 前記電線取付部を介して前記電線の長手方向に沿って間隔をあけて複数取り付けられると共に、各々の前記離隔部の間にワイヤーを架設して鳥の飛来を防ぐ上記(1)または(2)に記載の鳥害防止具。
本発明によれば、受け部と締付部の一方または両方に電線の長手方向に沿って設けられ、電線が係合する窪みと、窪みに向かって傾斜したスロープ部とを備えるため、電線への締め付け時に電線が締付部及び受け部の間のどの位置にあっても、スロープ部に案内されて窪みに嵌め込むことができる。そのため、取付不良を無くすことができる。
また、本発明によれば、電線を挿入する開口部と、開口部を開閉する蓋部とを有し、電線を挿入する開口部と、開口部を開閉する蓋部とを有し、スロープ部が蓋部に設けられているため、蓋部を開くと蓋部と共にスロープ部が移動する。そのため、例えば、本体にスロープを設けた時と比較して、開口部の開口幅を広くすることができる。
鳥害防止具の側面図である。 鳥害防止具の方向性を図示したものである。 鳥害防止具の斜視図である。 鳥害防止具の蓋部を開口した時の側面図である。 鳥害防止具の蓋部を開口した時の斜視図である。 蓋部単体の斜視図である。 鳥害防止具の係合部の拡大断面図である。 鳥害防止具の取り付け作業の一例を示す側面図である。 鳥害防止具の取り付け作業の一例を示す側面図である。 鳥害防止具の取り付け作業の途中段階を示す斜視図である。 従来の鳥害防止具の正面図と側面図である。 従来の鳥害防止具の取り付け作業の一例を示す側面図である。 従来の鳥害防止具の取り付け作業の途中段階を示す斜視図である。 スロープ部を本体に備えた場合と、蓋部に備えた場合を比較した側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物あるいはその用途を制限することを意図するものではない。
本実施による鳥害防止具は、主に、図1のように、電線Dに脱着可能に取り付けられる側面視略コの字状の電線取付部1と、ライン材(ワイヤー)を保持するために電線取付部1に突設された離隔部2と、間接活線工具により鳥害防止具を保持するための把持部9から構成されている。なお、以下において前後とは図1に示す通りとする。また、上下とは図1における上下とする。
離隔部2は、前側に開口した凹部であるライン材受け部2aとライン材押さえ部2bを上下に間隔を空けて2対備えており、ライン材押さえ部2bがライン材受け部2aの開口部に係合することで、ライン材受け部2aに挿入されたライン材が保持される。なお、下側に位置するライン材押さえ部2bについては、説明の便宜上、図示を省略している。
この鳥害防止具は、電線取付部1を介して電線Dの長手方向に沿って間隔をあけて複数取り付け、各鳥害防止具の離隔部2のライン材受け部2aにライン材を固定することで、各鳥害防止具の離隔部2の間にライン材を架設して使用するものである。なお、ライン材としては、特に限定されないが、本実施形態では繊維を束ねるとともに表面に樹脂被膜を施したものを使用し、絶縁性と引張り張力、剪断耐力を有するものが使用されている。
把持部9は、鳥害防止具の電線取り付け作業を行う際に把持される略平板状の垂下片であり、作業者は、把持部9を間接活線工具で把持して作業を行う。把持部9は、離隔部2と略直線状に並ぶように鳥害防止具の下部に設けられている。
電線取付部1は、略直線状に並ぶ離隔部2と把持部9に対して、その下部が把持部9よりも前側に位置するように傾斜して設けられている。また、電線取付部1は、図5のように、電線Dを挿入するため前側に開口した開口部1aと、開口部1aの上端部に略水平に設けられた軸部1bとを有する基体15と、軸部1bにおいて基体15に対して回動自在に軸支され、開口部1aに対し開閉自在である略平板状の蓋部3と、蓋部3を開口部1aを塞いだ閉状態に固定するための係合部4とを備えている。
蓋部3は、図6のように、その基端側の部分に位置し、電線取付部1の軸部1bに回動自在に軸支されている軸受部3aと、その先端側の部分に位置し、係合部4と係合する孔状の被係合部5を有している。また、蓋部3は、図4及び図5のように、開口部1aへの電線Dの挿入を妨げない角度まで開くことができ、また、軸部1bと軸受部3aとの間の摩擦力によって、蓋部3の自重による重力程度の力では蓋部3は回動せず、開状態を維持することができる。また、蓋部3の閉状態においては、蓋部3が開口部1aを塞いだ状態で係合部4と蓋部3に設けられた被係合部5が係合することにより、図1から図3のように蓋部3の閉状態が保持される。
電線取付部1は、図1から図5及び図7から図10のように、開口部1aへ挿入された電線Dの上側やや後方を保持する受け部6と、電線Dを下側やや前方すなわち受け部6と反対側から押圧する締付部7とを備え、受け部6と締付部7とで電線Dを挟持することで電線を押圧保持する。締付部7は、ナット部8を回転することで受け部6に近付く方向あるいは、受け部6から遠ざかる方向に移動する機構を備えており、ナット部8は、締付部7の下方において、その下端が上端よりも前側に位置するように傾斜して設けられている。
また、受け部6には、電線Dの長手方向に沿って設けられ、電線Dが係合するV字状の溝6a(窪み)が設けられている。また、受け部6の電線Dとの接触面、特に溝6aの内面は、電線Dの保持力を高める目的で複数の凹凸が設けられている。また、締付部7の電線Dとの接触面は、締付部7がナット部8の回転で移動する際に、電線Dが受け部6の前側や後側に移動しないようにV字形状となっている。つまり、受け部6と同様に、締付部7にも、電線Dの長手方向に沿って設けられ、電線Dが係合するV字状の溝7a(窪み)が設けられている。
図4及び図5の状態の電線取付部1の開口部1aに電線Dを挿入した後、電線Dの上側が受け部6に保持され、電線Dの下側が締付部7で押圧保持される位置、すなわち、図1の状態になるまでナット部8を回転させて締付部7を受け部6方向に移動させることで受け部6の溝6aと締付部7の溝7aの間に電線Dが保持され、電線Dに電線取付部1が回動及び移動不能に固定される。なお、前記「回動及び移動不能に固定」とは、例えば、使用状態において加わり得る通常の力では、電線Dに対して電線取付部1が回動および移動しない程度の力で固定されていることを意味する。
また、電線取付部1には、開口部1a内に挿入された電線Dを溝6a、7aの間に案内する第一スロープ部10(スロープ部)および第二スロープ部11(スロープ部)が設けられている。第二スロープ部11は、蓋部3の内面に設けられており、蓋部3を閉じた状態で開口部1a内に位置し、さらに、溝6aの前側に位置している。このような第二スロープ部11は、溝6aに向かって傾斜している。一方、第一スロープ部10は、基体15に設けられており、開口部1a内に位置し、さらに、溝6aの後側に位置している。このような第一スロープ部10は、溝6aに向かって傾斜している。つまり、第一スロープ部10と第二スロープ部11は、溝6aを間に挟んで設けられており、共に、溝6aに向かって傾斜している。このような配置とすれば、開口部1a内での電線Dの位置に影響されることなく、つまり、電線Dが溝6aよりも前側に位置していても、反対に後側に位置していても、電線Dを溝6aと溝7aの間に案内することができる。
係合部4は、図7のように、締付部7の下側に設けられている。また、係合部4は、ナット部8の上方に固定されている係合部本体4bと、係合部本体4bの上面から前方へと延出するように設けられた係合爪4aを有している。また、係合爪4aの上面には突起部4cが設けられ、突起部4cの後ろ側には段差部4dが設けられている。
蓋部3の被係合部5は、係合爪4aとスナップフィット係合可能な貫通孔である。蓋部3を閉状態になる方向に回動すると、まず、被係合部5に係合爪4aと係合部本体4bが挿入される。更に蓋部3を前方から押すことによって、被係合部5は、その上端部で係合爪4aを上から押さえ、係合爪4aを撓ませながら挿入される。そして、被係合部5の上端部が突起部4cを越え、段差部4dの位置になるまで挿入されると、突起部4cが被係合部5の上端部に係合し、係合部4と被係合部5はスナップフィット係合される。蓋部3の閉状態において、係合爪4aが被係合部5にスナップフィット係合することにより、蓋部3の閉状態が保持される。
また、係合爪4aと被係合部5が係合し、蓋部3が閉状態で保持された状態において、係合爪4aの先部は、蓋部3の被係合部5から前方に突出している。係合爪4aの先部が被係合部5から前方に突出していることにより、この係合爪4aの先部を外部から操作することが可能となり、係合爪4aの先部を押し下げることにより係合爪4aと被係合部5のスナップフィット係合を解除することが可能となる。
次に、図8に基づいて、鳥害防止具を電線Dに取り付ける手順、詳しくは正規位置以外の電線の挟み込みをどの様に防止するかについて説明する。尚、各鳥害防止具は、あらかじめ、離隔部2にライン材が取り付けられた状態で電線Dに取り付けられるが、以下の各図ではライン材の図示を省略している。また、各作業は、高所作業車のバケットから、作業者が間接活線工具を用いて実施しているが、図8では間接活線工具の図示を省略している。
まず、蓋部3を開口部1aへの電線Dの挿入を妨げない程度に開いた開状態とし、開口部1aの開口径が電線Dの直径よりも大きくなる位置に締付部7を位置させた鳥害防止具を準備する。そして、鳥害防止具の把持部9を間接活線工具で把持し、図8(a)のように、鳥害防止具の前方から電線Dに近づけ、開口部1aに電線Dを挿入し、次いで、図8(b)のように、鳥害防止具の蓋部3を閉じて閉状態とし、閉じた蓋部3の内面を電線Dに当接させる。
その後、鳥害防止具の離隔部2が略鉛直となるように、把持部9を間接活線工具で把持しながら、ナット部8を別の間接活線工具を用いて回転させると、電線Dが締付部7のフラット部前側7bに上方に押され、図8(c)及び(d)のように、対向する第二スロープ部11のR形状に沿ってV字状の溝6a、7aの間に移動する。そして、最終的に、電線DをV字状の溝6a、7aに係合させた状態で受け部6と締付部7で押圧保持すなわち挟持することで、図8(e)のように、電線Dに電線取付部1が固定された状態となる。
次に、図9に基づいて、電線を開口部1aの奥側の壁に当接させて取付けを行う場合の手順について説明する。まず、図8の手順と同様、図9(a)および(b)のように、電線Dを開口部1aに挿入し、開口部1aの奥側の壁に当接させる。その後、締付部7を上方に移動させると、電線Dは、フラット部奥側7cに押され、図9(c)のように、対向する第一スロープ部10のR形状に沿ってV字状の溝6a、7aの間に移動する。そして、最終的に、電線DをV字状の溝6a、7aに係合させた状態で受け部6と締付部7で押圧保持すなわち挟持することで、図9(d)のように、電線Dに電線取付部1が固定された状態となる。
次いで、本発明の鳥害防止具の作用効果を従来の鳥害防止具と比較し、説明する。従来の鳥害防止具では、図11のように、受け部6’と締付部7’ともにフラット面6b’、6c’、7b’、7c’が存在する。そのため、図12のように、上下のフラット部6b’、7b’で電線Dを挟持した状態で鳥害防止具が電線Dに固定される恐れがあった。この場合、鳥害防止具本体に衝撃が加わると、電線Dがフラット面6b’、7b’の間からずれて、中央のV字状の溝6a’、7a’へ移動する可能性がある。このとき、V字状の溝6a’、7a’の間には、フラット面6b’、7b’同士の間よりも大きな隙間があるため、鳥害防止具本体と電線Dが相互に固定されず、鳥害防止具本体は、電線を中心に回転自在となる。つまり、電線Dへの固定が解除される。上下のフラット部6c’、7c’で電線Dを挟持した場合も同様である。
このような問題を回避するために、作業者は、電線Dを常に溝6a’と溝7a’の間に収めながら締付作業を行わなければならず、作業性に難があった。さらに、作業者は、ナット部8を用いて締付作業を行う場合、ナット部8を締め付ける回転動作によって鳥害防止具本体の方が回転してしまう。そのため、図13のように、鳥害防止具本体内で電線Dが斜めに回動してしまうため、電線Dもしくは鳥害防止具が回動しないよう抑えておく必要があった。
これに対して、本発明の鳥害防止具では、第一スロープ部10(スロープ部)、第二スロープ部11(スロープ部)が設けられているため、作業者が電線位置に注意せずとも、正規位置で鳥害防止具を電線Dに固定することができる。詳しくは、電線Dが固定作業中自然に第一スロープ部10、第二スロープ部11によって溝6aと溝7aの間に案内されるため、作業者が電線位置に注意せずとも、溝6aと溝7aの間に電線Dを収めた状態で、電線取付部1を電線Dに固定できるのである。また、作業者は、ナット部8を用いて締付作業を行う場合、図10のように、鳥害防止具内で電線Dが斜めに回動するが、この場合でも、第一スロープ部10、第二スロープ部11のRに沿って電線Dが正規位置に誘導され、溝6a、溝7aの間に電線Dを収めた状態で、電線取付部1を電線Dに固定することができる。
さらに、図14(b)のように、第二スロープ部11を蓋部3の裏側に設けたことにより、例えば、図14(a)のように、第二スロープ部11を本体に設けた場合と比べ、蓋部3を開状態としたときの開口部14の開口幅をより大きく確保することができる。そのため、開口部14への電線Dの挿入がより容易となる。
本発明は、上記の実施形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない範囲で変形可能であり、鳥害防止具の各部の形状、大きさ、厚さ等は適宜変更できる。例えば、鳥害防止具の形状は、電線に取り付けられた状態で、離隔部とナット部の軸が一直線上に位置する構成でも良い。また、受け部と締付部の位置関係は、受け部が上、締付部が下である必要は無く、上下逆であっても、前後あるいは斜めから電線を挟み込んで押圧保持する構成も可能である。更には、離隔部へのライン材の固定方法は、螺子止めなど、ライン材を離隔部の任意の位置で固定できる方法であれば良いし、鳥害防止具にライン材を束ねて保持する機構を設けても良い。
また、上記の実施形態では、鳥害防止具が受け部6に設けられた溝6aと、締付部7に設けられた溝7aを有するが、これに限定されず、溝6aおよび溝7aのいずれか一方を省略してもよい。また、上記の実施形態では、鳥害防止具が第一スロープ部10と第二スロープ部11を有するが、これに限定されず、第一スロープ部10および第二スロープ部11のいずれか一方を省略してもよい。また、例えば、第二スロープ部11は、蓋部3と基体15に跨って設けられていてもよい。つまり、第二スロープ部11は、その一部が蓋部3に設けられ、残りが基体15に設けられていてもよい。
D 電線
1 電線取付部
1a 開口部
1a’ 従来品の開口部
1b 軸部
1b’ 従来品の軸部
1c 開口部壁面
2 離隔部
2’ 従来品の離隔部
3 蓋部
3’ 従来品の蓋部
4 係合部
4’ 従来品の係合部
5 被係合部
6 本発明品における受け部
6’ 従来品の受け部
6a 本発明における受け部中央のV字溝
6a’ 従来品における受け部中央のV字溝
6b’ 従来品の上面フラット部前側
6c’ 従来品の上面フラット部奥側
7 締付部
7’ 従来品の締付部
7a 本発明における締付部中央のV字溝
7a’ 従来品における締付部中央のV字溝
7b 本発明における底面フラット部前側
7b’ 従来品の底面フラット部前側
7c 本発明品における底面フラット部奥側
7c’ 従来品の底面フラット部奥側
8 ナット部
8’ 従来品のナット部
9 把持部
9’ 従来品の把持部
10 第一スロープ部
11 第二スロープ部
14 本発明における最大開口幅
14’ 本発明のスロープ部を本体に備えた場合の最大開口幅
15 基体

Claims (3)

  1. 電線に取り付けられる電線取付部と、前記電線取付部に突設された離隔部とを備え、
    前記電線取付部は、前記電線を挿入する開口部を有する基体と、前記基体に対して回動自在であり、前記開口部を開閉する蓋部と、前記基体に配置され前記開口部内に挿入された前記電線を一方側から保持する受け部と、前記電線を他方側から前記受け部側に押圧して前記受け部との間で押圧保持する締付部とを備え、
    前記受け部および前記締付部の一方または両方に前記電線の長手方向に沿って設けられ、前記電線が係合する窪みと、
    前記窪みの両側に位置し、前記窪みに向かって傾斜し前記電線を前記窪みに案内するスロープ部とを備え、
    前記窪みの前記開口部側に位置する前記スロープ部は、前記蓋部に設けられ、
    前記窪みの前記開口部と反対側に位置する前記スロープ部は、前記基体に設けられたことを特徴とする鳥害防止具。
  2. 前記蓋部に設けられた前記スロープ部の前記電線との当接面は、前記窪みの前記電線との当接面と連続している請求項1に記載の鳥害防止具。
  3. 前記電線取付部を介して前記電線の長手方向に沿って間隔をあけて複数取り付けられると共に、各々の前記離隔部の間にワイヤーを架設して鳥の飛来を防ぐ請求項1または2に記載の鳥害防止具。
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