JP2022090986A - 電線保護管に取り付けられる固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】電線等に取り付けた状態から多少緩んだ場合であっても、電線保護管から外れてしまったり、自身が電線等から脱落してしまったりする可能性が低い固定具を提供する。【解決手段】固定具100を、側周面に雄ネジが形成された雄ネジ部134を有しており、電線等Lを把持するようにして取り付けられる把持部材110と、雄ネジ部134が螺入する雌ネジ部182を有するカップ部材112とで構成する。また、把持部材110を電線等Lを把持するように組み合わせられる第1把持片120と第2把持片122とで構成する。そして、第1把持片120に形成された第1雄ネジ部144と、第2把持片122に形成された第2雄ネジ部122とを組み合わせることによって雄ネジ部134が形成されるようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、鳥害を防止するために電線等に取り付けられた鳥害防止具等の電線保護管を固定する固定具に関する。
従前より、電線等に取り付けられた電線保護管を固定する固定具が開発されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示された固定具は、締付け部を操作して第1挟持部材と第2挟持部材とで電線等を挟み込むことによって当該電線等に対して固定されるようになっており、固定具が電線等に固定されると同時に、固定具のアームが上方から電線保護管の端部を電線等に対して押さえつけて当該電線保護管を電線等に対して固定するようになっている。
特開2016-171695号公報
しかしながら、特許文献1に開示された固定具には、締付け部が不所望に回転して第1挟持部材と第2挟持部材との間で電線等を挟み込む力が緩んだとき、固定具が電線保護管から外れてしまう可能性が高く、かつ、固定具自身も電線等から脱落してしまう可能性が高いという問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電線等に取り付けた状態から多少緩んだ場合であっても、電線保護管から外れてしまったり、自身が電線等から脱落してしまったりする可能性が低い固定具を提供することにある。
本発明の一局面によれば、
側周面に雄ネジが形成された雄ネジ部を有しており、電線等を把持するようにして取り付けられる把持部材と、
前記雄ネジ部が螺入する雌ネジ部を有するカップ部材とを備えており、
前記把持部材は、前記電線等を把持するように組み合わせられる第1把持片と第2把持片とを備えており、
前記雄ネジ部は、前記第1把持片に形成された第1雄ネジ部と、前記第2把持片に形成された第2雄ネジ部とを組み合わせて形成されることを特徴とする
固定具が提供される。
好適には、
前記カップ部材の一端にはフランジ部が形成されており、
前記フランジ部と、前記第1把持片および前記第2把持片との間で前記電線等を挟むようになっている。
好適には、
前記フランジ部における前記電線等を挟む面には、複数の電線押さえ凹凸が形成されている。
好適には、
前記フランジ部と前記電線等との間に挿設されるリング部材をさらに備えており、
前記リング部材には、前記電線押さえ凹凸に対向する位置に凹凸が形成されている。
好適には、
前記第1把持片および前記第2把持片の少なくとも一方には、前記雄ネジ部の端位置よりも中央寄りの位置に突設されており、前記フランジ部に当接する脱落防止舌片が形成されている。
本発明に係る固定具によれば、第1把持片に形成された第1雄ネジ部と、第2把持片に形成された第2雄ネジ部とを組み合わせることによって形成された雄ネジ部をカップ部材の雌ネジ部に螺入することにより、第1雄ネジ部と第2雄ネジ部とが分離するのを防止することができる。
これにより、第1把持片と第2把持片とが互いに分離することによって固定具が開いてしまい、当該固定具が電線保護管から外れたり電線等から外れて落下したりするのを回避できるので、電線等に取り付けた状態から多少緩んだ場合であっても、電線保護管から外れてしまったり、自身が電線等から脱落してしまったりする可能性が低い固定具を提供することができた。
本発明が適用された実施形態に係る固定具100を示す斜視図である。 本発明が適用された実施形態に係る固定具100を示す正面図である。 本発明が適用された実施形態に係る固定具100を示す右側面図である。 本発明が適用された実施形態に係る固定具100の把持部材110を示す斜視図である。 把持部材110を構成する第1把持片120を示す斜視図である。 把持部材110を構成する第2把持片122を示す斜視図である。 第2把持片122と第1把持片120との間を少し開いた状態を示す斜視図である。 本発明が適用された実施形態に係る固定具100のカップ部材112を示す斜視図である。 本発明が適用された実施形態に係る固定具100を鳥害防止具Xおよび電線Lに取り付けた状態を示す正面図である。 本発明が適用された実施形態に係る固定具100を電線Lに取り付ける手順を説明するための斜視図である。 本発明が適用された実施形態に係る固定具100を電線Lに取り付ける手順を説明するための斜視図である。 本発明が適用された実施形態に係る固定具100を電線Lに取り付ける手順を説明するための斜視図である。 本発明が適用された実施形態に係る固定具100を電線Lに取り付ける手順を説明するための斜視図である。 本発明が適用された実施形態に係る固定具100を電線Lに取り付ける手順を説明するための斜視図である。 変形例1に係るカップ部材112とリング部材190とを示す正面図である。 変形例1に係る固定具100を電線Lに取り付けた状態を示す左側面図である。
(固定具100の構成)
本発明が適用された実施形態に係る、電線等(単に「電線L」とも記載する)に取り付けられた電線保護管(本実施形態では鳥害防止具)Xに取り付けられる固定具100について説明する。図1は固定具100の斜視図であり、図2は固定具100の正面図である。さらに、図3は固定具100の右側面図である。
本実施形態に係る固定具100は、大略、把持部材110と、カップ部材112とで構成されている。
把持部材110は、図4に示すように、大略、第1把持片120と、この第1把持片120に対して回動可能に組み合わされた第2把持片122とで構成されている。これら第1把持片120と第2把持片122とを組み合わせた状態で、鳥害防止具Xの端部を把持する把持部130と、第1把持片120および第2把持片122が互いに不所望に回動離間しないようにする留部132と、側周面に雄ネジが形成された雄ネジ部134とが形成される。
第1把持片120は、図5に示すように、第1本体部140と、第1把持部142と、第1雄ネジ部144と、回動軸部146とを有している。なお、必要な強度を有するものであれば、第1把持片120の材質は特に限定されるものではないが、同材質としては例えばポリカーボネートやABS樹脂が考えられる。
第1本体部140は、略短冊状の部分であり、強度を増すための複数の第1リブ148が長手方向に直交する向きに形成されている。
第1把持部142は、第1本体部140の一方端に形成された略半円状の部分であり、円弧状の上側端が第1本体部140の一方端に接続されている。
また、第1把持部142における円弧状の下側端からは、留部132を構成する第1留部150が下方に突設されている。また、当該第1留部150からは、略水平方向に係止舌片152が突設されている。さらに、第1留部150の側面から第1雄ネジ部144に向けて略水平方向に脱落防止舌片153が突設されている。この脱落防止舌片153は、第1雄ネジ部144の下端位置よりも少し高い位置に形成されている。
第1雄ネジ部144は、第1本体部140における長手方向略中央部から下方に突設された部分であり、外周面に雄ネジが形成されている。この第1雄ネジ部144は、第1把持部142に形成された内側の円弧形状に対応するようにして略円弧状にえぐり取られたような第1切欠部154を有している。
回動軸部146は、第1把持片120の図中上方において、第1本体部140の長手方向に沿って配置された丸棒状の部材であり、本実施形態では、3つの回動軸部146が第1把持片120に配置されている。回動軸部146の数は、これに限定されるものではなく、1つまたは2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。
第2把持片122は、図6に示すように、第2本体部160と、第2把持部162と、第2雄ネジ部164と、回動係合部166とを有している。なお、必要な強度を有するものであれば、第2把持片122の材質は特に限定されるものではないが、同材質としては第1把持片120と同様に、例えばポリカーボネートやABS樹脂が考えられる。
第2本体部160は、略短冊状の部分であり、強度を増すための複数の第2リブ168が長手方向に直交する向きに形成されている。
第2把持部162は、第2本体部160の一方端に形成された略半円状の部分であり、円弧状の上側端が第2本体部160の一方端に接続されている。なお、第1把持片120と第2把持片122とが互いに組み合わされた状態において、第1把持部142と第2把持部162とで略円形状の把持部130が形成されるようになっている。
また、第2把持部162における円弧状の下側端からは、留部132を構成する第2留部170が下方に突設されている。また、当該第2留部170には、上述した第1留部150から突設された係止舌片152が嵌入係合する係止舌片嵌入孔172が形成されている。
さらに、第2留部170の下端からは、電線Lをガイドする電線ガイド174が突設されている。この電線ガイド174は、第2留部170から離れるに連れて第1把持片120からも離れていく向きに傾斜している。
第2雄ネジ部164は、第2本体部160における長手方向略中央部から下方に突設された部分であり、外周面に雄ネジが形成されている。この第2雄ネジ部164は、第2把持部162に形成された内側の円弧形状に対応するようにして略円弧状にえぐり取られたような第2切欠部176を有している。また、第2雄ネジ部164の下端部は、第1雄ネジ部144に形成された第1切欠部154にぴったりと嵌まる形状となっている。
したがって、第1雄ネジ部144と第2雄ネジ部164とを互いに組み合わせて、第1雄ネジ部144における第1切欠部154に第2雄ネジ部164の下端部を嵌合することにより、把持部130の内周円に対応する電線挿通孔136を有する雄ネジ部134が完成する。
回動係合部166は、第1把持片120に形成された丸棒状の回動軸部146に係合するフック状の部分であり、回動軸部146の数に合わせて本実施形態では3つの回動係合部166が第2把持片122に配置されている。各回動係合部166を対応する回動軸部146に係合させることにより、第1把持片120と第2把持片122とを互いに相対的に回動させることができる(図7を参照)。
カップ部材112は、図8に示すように、略円筒形状の部材であり、大略、カップ本体部180と、雌ネジ部182と、フランジ部184と、操作棒取付部186とを有している。
カップ本体部180は、上述のように略円筒形状となっており、その一端(図中上端)にフランジ部184が形成されており、他端部(図中下端部)に操作棒取付部186が形成されている
雌ネジ部182は、フランジ部184が形成されたカップ本体部180の一端から内面にかけて形成されており、把持部材110の雄ネジ部134と螺合するようになっている。
フランジ部184は、上述のようにカップ本体部180の一端に形成された部分であり、その上面には、カップ本体部180の中心軸を中心として放射状に形成された複数の電線押さえ凹凸188が所定の間隔で形成されている。
操作棒取付部186は、上述のようにカップ本体部180の他端部に形成された部分であり、図示しない操作棒の先端が挿設される部分である。
(固定具100の使用手順)
次に、本実施形態に係る固定具100の使用手順について説明する。図9に示すように、電線Lに取り付けた鳥害防止具Xの端部(図中左端部)に本実施形態に係る固定具100を取り付けることにより、当該鳥害防止具Xが不所望に電線L上を移動してしまうのを防止することができる。なお、以下の説明で参照する図10から図14は、図面の見やすさを図る目的により、鳥害防止具Xの表示を省いている。
最初に、第1把持片120の回動軸部146に対して第2把持片122の回動係合部166を係合させることにより、第1把持片120と第2把持片122とを互いに組み合わせるとともに、互いに相対的に回動できるようにする(図4を参照)。
然る後、第1把持片120の第1雄ネジ部144の下端部をカップ部材112の雌ネジ部182に螺入する。このとき、カップ部材112の雌ネジ部182が第2把持片122の第2雄ネジ部164には掛からない程度にとどめておき、カップ部材112が第2把持片122の第2雄ネジ部164に干渉することなく、第1把持片120と第2把持片122とが互いに相対的に回動できる状態にしておくことが重要である。
次に、カップ部材112の操作棒取付部186に図示しない操作棒の先端を挿設して、固定具100を電線Lの近傍まで持ち上げる。そして、図10に示すように、持ち上げた固定具100の電線ガイド174を電線Lの上方から当接させた後、固定具100全体を少し下方に引き下ろす。すると、図11に示すように、電線Lに当接させた電線ガイド174が相対的に上方に押されることにより、第2把持片122が第1把持片120から離間する方向に回動して、第1把持片120と第2把持片122との間に隙間が生じる。
図11に示す状態からさらに固定具100全体を下方に引き下ろすことにより、電線ガイド174から外れた電線Lが相対的に固定具100の把持部130および電線挿通孔136の内側に入った状態となる(図12を参照)。このとき、電線ガイド174が電線Lから外れているので、第2把持片122は自重によって回動し、第1把持片120の近傍まで戻ってきている。
然る後、図示しない挟み工具(ヤットコ)等を用いて第1留部150と第2留部170とを挟み込み、係止舌片152を係止舌片嵌入孔172に嵌めることで第1把持片120と第2把持片122とを互いに固定する。そして、操作棒を回転させることによってカップ部材112を回転させて、把持部材110の雄ネジ部134全体(第1雄ネジ部144および第2雄ネジ部164)を雌ネジ部182と螺合させる(図13および図14を参照)。
この状態で、カップ部材112におけるフランジ部184の上面(電線押さえ凹凸188が形成されている。)と、第1本体部140および第2本体部160との間で電線Lが挟み込まれている。ここまでで、固定具100の取り付けが完了する。
(固定具100の特徴)
本実施形態に係る固定具100によれば、第1把持片120に形成された第1雄ネジ部144と、第2把持片122に形成された第2雄ネジ部164とを組み合わせることによって雄ネジ部134が形成されるようになっている。
第1雄ネジ部144と第2雄ネジ部164とを組み合わせて形成した雄ネジ部134に被せるようにして当該雄ネジ部134をカップ部材112の雌ネジ部182に螺入することにより、第1雄ネジ部144と第2雄ネジ部164とが分離するのを防止することができる。
これにより、第1把持片120と第2把持片122とが互いに相対的に回動することによって固定具100が開いてしまい、鳥害防止具Xから外れたり、電線Lから外れて落下したりするのを回避できる。
また、雄ネジ部134に螺合する雌ネジ部182を有するカップ部材112のフランジ部184の上面と、第1把持片120の第1本体部140および第2把持片122の第2本体部160とで電線Lを挟むようになっており、さらに、フランジ部184の上面(電線Lを挟む面)には複数の電線押さえ凹凸188が形成されているので、カップ部材112が不所望に回転して電線Lを挟む力が緩んでしまうのを回避できる。
さらに、第1把持片120における第1留部150の側面から第1雄ネジ部144に向けて略水平方向に脱落防止舌片153が突設されており、かつ、この脱落防止舌片153は、第1雄ネジ部144(すなわち雄ネジ部134)の下端位置よりも少し高い位置(つまり、雄ネジ部134の中央寄り)に形成されていることにより、万一、カップ部材112が回転して緩んできたとしても、カップ部材112が何回転かして雄ネジ部134に対してカップ部材112の位置が下がってきたとき、カップ部材112のフランジ部184に脱落防止舌片153が当接することによってそれ以上カップ部材112が下がって把持部材110からカップ部材112が外れてしまうのを回避できる。
(変形例1)
上述した実施形態では、カップ部材112の一端に形成したフランジ部184の上面と、第1把持片120の第1本体部140および第2把持片122の第2本体部160とで電線Lを挟むようになっていたが、この場合、電線Lを挟んでいく際にフランジ部184の上面に形成された電線押さえ凹凸188によって電線Lの表面に傷が付くおそれがある。これを回避するため、図15に示すように、カップ部材112と共に、リング部材190を組み合わせてもよい。
このリング部材190は、略円板状の部材であり、その中央部に把持部材110の雄ネジ部134が挿通される雄ネジ部挿通孔192が形成されており、図中の下面には、凹凸194が形成されている。
図16に示すように、リング部材190の凹凸194がカップ部材112におけるフランジ部184の電線押さえ凹凸188と対向するようにして把持部材110の雄ネジ部134を挿通および螺入していく。すると、凹凸194が形成されていないリング部材190の上面と、第1把持片120の第1本体部140および第2把持片122の第2本体部160とで電線Lを挟むようになり、かつ、リング部材190の凹凸194とカップ部材112におけるフランジ部184の電線押さえ凹凸188とが互いに噛み合うようになる。
これにより、電線Lの表面に傷が付くのを回避しつつ、カップ部材112が不所望に回転して電線Lを挟む力が緩んでしまうのも回避できる。
(変形例2)
上述した実施形態では、第1把持部142および第2把持部162の下側に留部132が形成されており、第1本体部140および第2本体部160の下側に雄ネジ部134が形成されていたが、留部132と雄ネジ部134との位置を互いに入れ替えてもよい。
(変形例3)
また、留部132は本発明に必須の構成要素ではなく、当該留部132を省略してもよい。
(変形例4)
上述した実施形態では電線Lに取り付けられた鳥害防止具Xに対して固定具100を使用する例を説明したが、固定具100は、電線Lに変えて各種ケーブル類(例えば、通信線や鋼より線(架空地線)。これらを総称して「電線等」という。)に使用してもよく、また、鳥害防止具X以外の電線保護管に使用してもよい。
(変形例5)
上述した実施形態では脱落防止舌片153を第1把持片120に形成する例を示したが、脱落防止舌片153は、第2把持片122に形成してもよいし、第1把持片120および第2把持片122の両方に形成してもよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100…(電線保護管に取り付けられる)固定具
110…把持部材、112…カップ部材
120…第1把持片、122…第2把持片
130…把持部、132…留部、134…雄ネジ部、136…電線挿通孔
140…第1本体部、142…第1把持部、144…第1雄ネジ部、146…回動軸部、148…第1リブ、150…第1留部、152…係止舌片、153…脱落防止舌片、154…第1切欠部
160…第2本体部、162…第2把持部、164…第2雄ネジ部、166…回動係合部、168…第2リブ、170…第2留部、172…係止舌片嵌入孔、174…電線ガイド、176…第2切欠部
180…カップ本体部、182…雌ネジ部、184…フランジ部、186…操作棒取付部、188…電線押さえ凹凸
190…リング部材、192…雄ネジ部挿通孔、194…凹凸
L…電線、X…電線保護管(鳥害防止具)

Claims (5)

  1. 側周面に雄ネジが形成された雄ネジ部を有しており、電線等を把持するようにして取り付けられる把持部材と、
    前記雄ネジ部が螺入する雌ネジ部を有するカップ部材とを備えており、
    前記把持部材は、前記電線等を把持するように組み合わせられる第1把持片と第2把持片とを備えており、
    前記雄ネジ部は、前記第1把持片に形成された第1雄ネジ部と、前記第2把持片に形成された第2雄ネジ部とを組み合わせて形成されることを特徴とする
    固定具。
  2. 前記カップ部材の一端にはフランジ部が形成されており、
    前記フランジ部と、前記第1把持片および前記第2把持片との間で前記電線等を挟むようになっている
    請求項1に記載の固定具。
  3. 前記フランジ部における前記電線等を挟む面には、複数の電線押さえ凹凸が形成されている
    請求項2に記載の固定具。
  4. 前記フランジ部と前記電線等との間に挿設されるリング部材をさらに備えており、
    前記リング部材には、前記電線押さえ凹凸に対向する位置に凹凸が形成されている
    請求項3に記載の固定具。
  5. 前記第1把持片および前記第2把持片の少なくとも一方には、前記雄ネジ部の端位置よりも中央寄りの位置に突設されており、前記フランジ部に当接する脱落防止舌片が形成されている
    請求項2から4のいずれか1項に記載の固定具。
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