JP5618176B2 - 状態判別装置及びこれを用いた状態管理システム - Google Patents
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Description
また、請求項2の発明は、請求項1の状態判別装置において、上記複数種類の状態データは、画像形成装置の作像特性に影響する制御パラメータの値、画像形成装置に搭載されている状態センサによる検出データ、および、該検出データに基づいて生成される評価データのうちの全部又は一部であり、上記異常予兆判別手段は、上記複数種類の状態データに基づいて1又は2以上の特徴量を算出し、算出した特徴量に応じて上記画像形成装置の異常予兆の有無を判別することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の状態判別装置において、上記特徴量は、1種類又は2種類以上の状態データについての直近の所定期間内における複数時点の時間推移の特徴を示す値であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の状態判別装置において、予兆を判別する異常の種類ごとに、上記異常予兆判別手段を備えていることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の状態判別装置において、新たな種類の異常の予兆を判別するための新たな異常予兆判別手段を追加するための追加手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の状態判別装置において、上記深刻度算出手段は、異常予兆深刻度を算出する際に用いる判別結果として、当該異常に関わる対象部品が交換される前の判別結果は用いないことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、複数の画像形成装置と状態判別装置とを通信ネットワークを介して互いに通信可能に接続し、該通信ネットワークを介して各画像形成装置から該状態判別装置へ送信される当該画像形成装置の状態を示す複数種類の状態データに基づいて各画像形成装置の状態を該状態判別装置にて判別する状態管理システムであって、上記状態判別装置として、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の状態判別装置を用いることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項7の状態管理システムにおいて、上記画像形成装置はカラー画像形成装置であることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項7の状態管理システムにおいて、上記画像形成装置は画像読取装置を含むものであることを特徴とするものである。
本発明においては、異常予兆の判別結果を累積的に記憶しておき、2つ以上の判別結果に基づいて異常予兆深刻度を算出し、これを報知することができる。異常予兆深刻度の算出に用いる2つ以上の判別結果は、互いに時期が異なる状態データに基づいて異常予兆の判別がなされた結果を示すものである。よって、仮に、異常予兆が有ると判別された後に異常予兆が無いと判別されるという事態が起こった場合でも、算出される異常予兆深刻度にはそのような事態が起きたことが加味されて算出される。したがって、本発明による異常予兆深刻度は、早急にメンテナンスすべきかしばらく様子をみるべきかの判断を行うための有効な指標値となり得る。
画像形成装置である複写機601およびそれと同等の機能がある複写機602〜605がLAN600によって接続され、ゲートウェイ装置610からインターネット620を介して、LAN外部の管理装置630につながっている。各複写機は、特定のタイミング(プリント枚数積算値が設定値以上増加しており、しかも動作電圧オン直後又はプリント作業を終了したとき)に、複写機の状態を表す状態データを管理装置630に送信する。
この複写機601は、プリンタ100と給紙部200とからなる画像形成手段と、画像読取装置であるスキャナ300と、ADF(自動原稿供給装置)400とを備えている。スキャナ300はプリンタ100の上部に取り付けられ、スキャナ300の上部にADF400が取り付けられている。スキャナ300は、コンタクトガラス32上に載置された原稿の画像情報を読取センサ(本実施形態ではCCD)36で読み取り、読み取った画像情報をエンジン制御ボード510(図8)のIPP(Image Processing Processor)に送る。エンジン制御ボード510は、スキャナ300から受け取った画像情報に基づき、プリンタ100の露光装置21内に配設された図示しないレーザやLED等を制御してドラム状の4つの感光体40K,40Y,40M,40Cに向けてレーザ書き込み光L(図4)を照射させる。この照射により、感光体40K,40Y,40M,40Cの表面には静電潜像が形成され、この潜像は、所定の現像プロセスを経由してトナー像に現像される。なお、符号の後に付されたK,Y,M,Cという添字は、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン用の仕様であることを示している。
プリンタ100は、ベルトユニット、各色のトナー像を形成する4つのプロセスユニット18K,18Y,18M,18C、二次転写装置22、ベルトクリーニング装置17、定着装置25等を備えている。ベルトユニットは、複数のローラに張架した中間転写ベルト10を、感光体40K,40Y,40M,40Cに当接させながら無端移動させる。感光体40K,40Y,40M,40Cと中間転写ベルト10とを当接させるK,Y,M,C用の一次転写ニップでは、一次転写ローラ62K,62Y,62M,62Cによって中間転写ベルト10を裏面側から感光体40K,40Y,40M,40Cに向けて押圧している。これら一次転写ローラ62K,62Y,62M,62Cには、それぞれ図示しない電源によって一次転写バイアスが印加されている。これにより、K,Y,M,C用の一次転写ニップには、感光体40K,40Y,40M,40C上のトナー像を中間転写ベルト10に向けて静電移動させる一次転写電界が形成されている。各一次転写ローラ62K,62Y,62M,62Cの間には、中間転写ベルト10の裏面に接触する導電性ローラ74K,74Y,74M,74Cがそれぞれ配設されている。これら導電性ローラ74K,74Y,74M,74Cは、一次転写ローラ62K,62Y,62M,62Cに印加される一次転写バイアスが、中間転写ベルト10の裏面側にある中抵抗の基層を介して隣接するプロセスユニットに流れ込むことを阻止するものである。
同図に示すように、プロセスユニット18は、感光体40の周りに、帯電手段としての帯電装置60、現像手段である現像装置61、一次転写手段としての一次転写ローラ62、感光体クリーニング装置63、除電装置64等を備えている。感光体40としては、アルミニウム等の素管に、感光性を有する有機感光材を塗布し、感光層を形成したドラム状のものを用いている。ただし、無端ベルト状のものを用いても良い。また、帯電装置60としては、帯電バイアスが印加される帯電ローラを感光体40に当接させながら回転させるものを用いている。感光体40に対して非接触で帯電処理を行うスコロトロンチャージャ等を用いてもよい。
光センサ81には中間転写ベルト10に向けて斜め方向に光を投射するLED(発光ダイオード)、中間転写ベルト10の正反射光を受光する正反射PD(フォトダイオード)および中間転写ベルト10の乱反射光を受光する乱反射PDがある。光センサ82の構造も、光センサ81のものと同じである。中間転写ベルト10は、トナーの固着を避けるために通常極めて平滑性の高い材料が用いられる。たとえばPVDFやポリイミドなどの光沢を有する表面をもったベルト材料である。
テストパターンのトナー像が対向位置に来たときに、光センサ81の、トナー像の乱反射光を主に受光する乱反射PDの検出信号を、CPU517(図8)でA/D変換により乱反射受光データに変換して読み込み、図7(b)に示すトナー濃度対乱反射PD出力の特性に基づいて作成されている、反射PD出力をトナー濃度に変換するLUT(ルックアップテーブル)から、乱反射受光データに対応するトナー濃度データに変換する。すなわち、乱反射受光データをトナー濃度データに変換する。
電装システムは、画像形成装置の全体制御を行うシステムコントローラ501、システムコントローラ501に接続された、画像形成装置の操作ボード500、画像データを記憶するHDD503、アナログ回線を使用して外部との通信を行う通信コントロール装置インターフェイスボード504、LANインターフェイスボード505、汎用PICバスに接続された、FAXのコントロールユニット506、IEEE1394ボード、無線LANボード、USBボード等507と、PCIバスでコントローラに接続されたエンジン制御ボード510、エンジン制御ボード510に接続された、画像形成装置のI/Oを制御するI/O制御ボード513、及び、コピー原稿(画像)を読込むスキャナーボード(SBU:Sensor Board Unit)511、及び画像データが表わす画像光を感光体ドラム上に投射する(光書込みする)LDB(レーザダイオードボード)512等で構成される。通信コントロール装置インターフェイスボード504は、装置に不具合が発生した場合に外部の遠隔地診断装置に即時に通報し、異常個所の内容、状況等をサービスマンが認識し早急に修理することを可能としている。また、それ以外に装置の使用状況等の発信にも使用されている。
検出データとしては、駆動状態、記録媒体の各種特性、現像剤特性、感光体特性、電子写真の各種プロセス状態、環境条件、記録物の各種特性などを判定するために検出する状態値である。検出データの概要は次の通りである。
感光体ドラムの回転速度をエンコーダーで検出したり、駆動モータの電流値を読み取ったり、駆動モータの温度を読み取る。同様にして、定着ローラ、紙搬送ローラ、駆動ローラなどの円筒状またはベルト状の回転する部品の駆動状態を検出する。駆動により発生する音を装置内部または外部に設置されたマイクロフォンで検出する。
透過型または反射型の光センサ、あるいは接触タイプのセンサにより、搬送された紙の先端や後端の位置を読み取り、紙詰まりが発生したことを検出したり、紙の先端や後端の通過タイミングのずれ、送り方向と垂直な方向の変動などを読み取ったりする。同様に、複数のセンサ間の検出タイミングにより、紙の移動速度を求める。給紙時の給紙ローラと紙とのスリップを、ローラの回転数計測値と紙の移動量との比較で求める。
このデータは、画質やシート搬送の安定性に大きく影響する。この紙種のデータ取得には以下のような方法がある。
紙の厚みは、紙を二つのローラで挟み、ローラの相対的な位置変位を光学センサ等で検知したり、紙が進入してくることによって押し上げられる部材の移動量と同等の変位量を検知したりすることによって求める。
紙の表面粗さは、転写前の紙の表面にガイド等を接触させ、その接触によって生じる振動や摺動音等を検知する。
紙の光沢は、規定された入射角で規定の開き角の光束を入射し、鏡面反射方向に反射する規定の開き角の光束をセンサで測定する。
紙の剛性は、押圧された紙の変形量(湾曲量)を検知することにより求める。
再生紙か否かの判断は、紙に紫外線を照射してその透過率を検出して行う。
裏紙か否かの判断は、LEDアレイ等の線状光源から光を照射し、転写面から反射した光をCCD等の固体撮像素子で検出して行う。
OHP用のシートか否かは、用紙に光を照射し、透過光と角度の異なる正反射光を検出して判断する。
紙に含まれている水分量は、赤外線またはμ波の光の九州を測定することにより求める。
カール量は光センサ、接触センサなどで検出する。
紙の電気抵抗は、一対の電極(給紙ローラなど)を記録紙と接触させて直接測定したり、紙転写後の感光体や中間転写体の表面電位を測定したりして、その値から記録紙の抵抗値を推定する。
現像剤(トナーやキャリア)の装置内での特性は、電子写真プロセスの機能の根幹に影響するものである。そのため、システムの動作や出力にとって重要な因子となる。現像剤の情報を得ることは極めて重要である。この現像剤特性としては、例えば次のような項目が挙げられる。
トナーについては、帯電量およびその分布、流動性、凝集度、嵩密度、電気抵抗、外添剤量、消費量または残量、流動性、トナー濃度(トナーとキャリアの混合比)を挙げることができる。
キャリアについては、磁気特性、コート膜厚、スペント量などを挙げることができる。
感光体上にテスト用潜像を形成し、予め決められた現像条件で現像して、形成されたトナー像の反射濃度(光反射率)を測定する。
現像装置中に一対の電極を設け、印加電圧と電流の関係を測定する(抵抗、誘電率など)。
現像装置中にコイルを設け、電圧電流特性を測定する(インダクタンス)。
現像装置中にレベルセンサを設けて、現像剤容量を検出する。レベルセンサは光学式、静電容量式などがある。
感光体特性も現像剤特性と同じく、電子写真プロセスの機能と密接に関わる。この感光体特性のデータとしては、感光体の膜厚、表面特性(摩擦係数、凹凸)、表面電位(各プロセス前後)、表面エネルギー、散乱光、温度、色、表面位置(フレ)、線速度、電位減衰速度、電気抵抗、静電容量、表面水分量などが挙げられる。このうち、複写機の中では、次のようなデータを検出できる。
膜厚変化に伴う静電容量の変化を、帯電部材から感光体に流れる電流を検知し、同時に帯電部材への印加電圧と予め設定された感光体の誘電厚みに対する電圧電流特性と照合することにより、膜厚を求める。
表面電位、温度は従来周知のセンサで求めることができる。
線速度は感光体回転軸に取り付けられたエンコーダーなどで検出される。
感光体表面からの散乱光は光センサで検出される。
電子写真方式によるトナー像形成は、周知のように、感光体の均一帯電、レーザ光などによる潜像形成(像露光)、電荷を持ったトナー(着色粒子)による現像、転写材へのトナー像の転写(カラーの場合は中間転写体または最終転写材である記録媒体での重ね合わせ、または現像時に感光体への重ね現像を行う)、記録媒体へのトナー像の定着という順序で行われる。これらの各段階での様々な情報は、画像その他のシステムの出力に大きく影響を与える。これらを取得することがシステムの安定を評価する上で重要となる。この電子写真プロセス状態のデータ取得の具体例としては、次のようなものが挙げられる。
帯電電位、露光部電位は従来公知の表面電位センサにより検出される。
非接触帯電における帯電部材と感光体とのギャップは、ギャップを通過させた光の量を測定することにより検知する。
帯電による電磁波は広帯域アンテナにより捉える。
その他、帯電による発生音、露光強度、露光光波長などが挙げられる。
パイルハイト(トナー像の高さ)を、変位センサで縦方向から奥行きを、平行光のリニアセンサで横方向から遮光長を計測して求める。
トナー帯電量を、ベタ部の静電潜像の電位、その潜像が現像された状態での電位を測定する電位センサにより測定し、同じ箇所の反射濃度センサから換算した付着量との比により求める。
ドット揺らぎまたはチリを、ドットパターン画像を感光体上においては赤外光のエリアセンサ、中間転写体上においては各色に応じた波長のエリアセンサで検知し、適当な処理をすることにより求める。
オフセット量(定着後)を、記録紙上と定着ローラ上の対応する場所をそれぞれ光学センサで読み取って、両者比較することにより求める。
転写工程後(PD上、ベルト上)に光学センサを設置し、特定パターンの転写後の転写残パターンからの反射光量で転写残量を判断する。
重ね合わせ時の色ムラを定着後の記録紙上を検知するフルカラーセンサで検知する。
画像濃度、色は光学的に検知する。反射光、透過光のいずれでもよい。色に応じて投光波長を選択すればよい。濃度及び単色情報を得るには感光体上または中間転写体上でよいが、色ムラなど、色のコンビネーションを測るには紙上の必要がある。
階調性は、階調レベルごとに感光体上に形成されたトナー像または転写体に転写されたトナー像の反射濃度を光学センサにより検出する。
鮮鋭性は、スポット径の小さい単眼センサ、若しくは高解像度のラインセンサを用いて、ライン繰り返しパターンを現像または転写した画像を読み取ることにより求める。
粒状性(ざらつき感)は、鮮鋭性の検出と同じ方法により、ハーフトーン画像を読み取り、ノイズ成分を算出することにより求める。
レジストスキューは、レジスト後の主走査方向両端に光学センサを設け、レジストローラONタイミングと両センサの検知タイミングとの差異から求める。
色ずれは、中間転写体または記録紙上の重ね合わせ画像のエッジ部を、単眼の小径スポットセンサ若しくは高解像度ラインセンサで検知する。
バンディング(送り方向の濃度むら)は、記録紙上で小径スポットセンサ若しくは高解像度ラインセンサにより副走査方向の濃度ムラを測定し、特定周波数の信号量を計測する。
光沢度(むら)は、均一画像が形成された記録紙を正反射式光学センサで検知するように設ける。
かぶりは、感光体上、中間転写体上、または記録紙上において、比較的広範囲の領域を検知する光学センサで画像背景部を読み取る方法、または高解像度のエリアセンサで背景部のエリアごと画像情報を取得し、その画像に含まれるトナー粒子数を数えるという方法がある。
像流れや画像かすれなどは、感光体上、中間転写体、あるいは記録紙上でトナー像をエリアセンサにより検知し、取得した画像情報を画像処理して判定する。
トナーチリ汚れは記録紙上の画像を高解像度ラインセンサまたはエリアセンサで取り込み、パターン部の周辺に散っているトナー量を算定することにより求める。
後端白抜け、ベタクロス白抜けは、感光体上、中間転写体、あるいは記録紙上で高解像度ラインセンサにより検知する。
記録紙のカール、波打ち、折れは、変位センサで検出する。折れの検出のためには記録紙の両端部分に近い所にセンサを設置することが有効である。
コバ面の汚れやキズは、排紙トレイに縦に設けたエリアセンサにより、ある程度排紙が溜まった時のコバ面をエリアセンサで撮影、解析する。
温度検出には、異種金属どうし或いは金属と半導体どうしを接合した接点に発生する熱起電力を信号として取り出す熱電対方式、金属或いは半導体の抵抗率が温度によって変化することを利用した抵抗率変化素子、また、或る種の結晶では温度が上昇したことにより結晶内の電荷の配置に偏りが生じ表面に電位発生する焦電型素子、更には、温度による磁気特性の変化を検出する熱磁気効果素子などを採用することができる。
湿度検出には、H2O或いはOH基の光吸収を測定する光学的測定法、水蒸気の吸着による材料の電気抵抗値変化を測定する湿度センサ等がある。・各種ガスは、基本的にはガスの吸着に伴う、酸化物半導体の電気抵抗の変化を測定することにより検出する。
気流(方向、流速、ガス種)の検出には、光学的測定法等があるが、システムへの搭載を考慮するとより小型にできるエアブリッジ型フローセンサが特に有用である。
気圧、圧力の検出には、感圧材料を使用する、メンブレンの機械的変位を測定する等の方法がある。振動の検出にも同様に方法が用いられる。
複写機の動作は制御部によって決定されるため、制御部の入出力パラメータを直接利用することが有効である。
画像形成のために制御部が演算処理により出力する直接的なパラメータで、以下のような例がある。
制御部によるプロセス条件の設定値で、例えば帯電電位、現像バイアス値、定着温度設定値などが挙げられる。
同じく、中間調処理やカラー補正などの各種画像処理パラメータの設定値が挙げられる。
また、制御部が装置の動作のために設定する各種のパラメータで、例えば紙搬送のタイミング、画像形成前の準備モードの実行時間なども挙げられる。
色数、枚数、画質指示など、ユーザにより選択された各種操作の頻度や、ユーザが選択した用紙サイズの頻度などが挙げられる。
全期間または特定期間単位(1日、1週間、1ヶ月など)の総合消費電力あるいはその分布、変化量(微分)、累積値(積分)などが挙げられる。
全期間または特定期間単位(1日、1週間、1ヶ月など)のトナー、感光体、紙の使用量あるいはその分布、変化量(微分)、累積値(積分)などが挙げられる。
全期間または特定期間単位(1日、1週間、1ヶ月など)の異常発生(種類別)の頻度あるいはその分布、変化量(微分)、累積値(積分)などが挙げられる。
複写機の動作時間を計時手段によって計時して記憶する。
プリントアウト1枚ごとにカウントアップしていき、そのカウント値を記憶する。
ホストコンピュータから直接データとして送られる画像情報、あるいは原稿画像からスキャナで読み取って画像処理をした後に得られる画像情報から、以下のような情報を取得することができる。
着色画素累積数はGRB信号別の画像データを画素ごとにカウントすることにより求められる。
また、例えば特許第2621879号の公報に記載されているような像域分離方法でオリジナル画像を文字、網点、写真、背景に分離し、文字部、ハーフトーン部などの比率を求めることができる。同様にして色文字の比率も求めることができる。
また、着色画素の累積値を主走査方向で区切った領域別にカウントすることにより、主走査方向のトナー消費分布が求められる。
また、画像サイズは制御部が発生する画像サイズ信号または画像データでの着色画素の分布により求められる。
また、文字の種類(大きさ、フォント)は文字の属性データから求められる。
(1)温度データ
本複写機は、温度の情報を取得する温度センサとして、原理及び構造が簡単でしかも超小型にできる抵抗変化素子を用いるものを備えている。
小型にできる湿度センサが有用である。基本原理は感湿性セラミックスに水蒸気が吸着すると、吸着水によりイオン伝導が増加しセラミックスの電気抵抗が低下することによる。感湿性セラミックスの材料は多孔質材料であり、一般的にはアルミナ系、アパタイト系、ZrO2−MgO系などを使用する。
振動センサは、基本的には気圧及び圧力を測定するセンサと同じであり、システムへの搭載を考慮すると超小型にできるシリコン利用のセンサが特に有用である。薄いシリコンのダイヤフラム上に作製した振動子の運動を、振動子と対向して設けられた対向電極間との容量変化を計測する。Siダイヤフラム自体のピエゾ抵抗効果を利用して計測することもできる。
各色ごとにトナー濃度を検出してデータ化する。トナー濃度センサとしては従来より公知の方式のものを用いる。例えば、特開平6−289717号公報に記載されているような現像装置中の現像剤の透磁率の変化を測定するセンシングシステムにより、トナー濃度を検出する。
各色用の感光体40K,40Y,40M,40Cについて、それぞれ一様帯電電位を検出する。物体の表面電位を検知する公知の表面電位センサを用いる。
光書込後の感光体40K,40Y,40M,40Cの表面電位を、上記(5)と同様にして検出する。
入力画像情報から、着色しようとする画素の累計値と全画素の累計値の比から着色面積率を色ごとに求め、これを利用する。
感光体40K,40Y,40M,40C上で現像された各色トナー像の濃度(単位面積あたりのトナー付着量)を、反射型フォトセンサ81,82の受光量信号に基づいて求める。
給紙部200の給紙ローラ42から二次転写ニップに至る給紙経路のどこかに、転写紙をその搬送方向に直交する方向の両端で検知する光センサ対を設置し、搬送されてくる転写紙の先端付近の両端を検出する。両光センサについて、給紙ローラの駆動信号の発信時を基準として、通過までの時間を計測し、時間のズレに基づいて送り方向に対する転写紙の傾きを求める。
排出ローラ対56(図1)を通過後の転写紙を光センサで検出する。この場合も給紙ローラの駆動信号の発信時を基準として計測する。
感光体40K,40Y,40M,40Cからアースに流れ出る電流を検出する。感光体の基板と接地端子との間に、電流測定手段を設けることで、かかる電流を検出することができる。
感光体の駆動源(モータ)が駆動中に費やす駆動電力(電流×電圧)を電流計や電圧計などによって検出する。
トナー像濃度調整IDAに進むと、エンジン制御ボード510は、作像機構を駆動して(S1)、光センサ81,82の正反射PDの受光信号をデジタル変換して、それが基準値(図6(b)の目標受光光量)になるように、光センサ内のLEDの通電電流値を調整する(S2)。これにより受発光素子のばらつきや経時変化、感光体および中間転写ベルトの表面状態(地汚れ)の経時変化に影響されずに精度良くトナー像濃度を計測できるようになる。調整値(固定の基準電流値に対する調整代)がRである。この調整値Rは、感光体および中間転写ベルトの表面状態(汚れ)の情報も含む。
管理装置630のデータ収集&配信器631は、いずれかの複写機から通信の要求を受け取ると、状態データを送るように該複写機に指示し、該複写機より状態データを一括して受信する。そして受信後、状態データベース632の該複写機宛のデータベースに新たなファイルとして追加記録する。通信対象となる複写機は数千台規模であり、個々の複写機の状態データがこうして刻々と状態データベース632に蓄積されていく。異常予兆判定の推論エンジンは、対象データ生成部633、対象データメモリ634、異常予兆判別手段としての異常予兆判定器635、定数データベース636、判別結果記憶手段としての判別結果データベース641、深刻度算出手段としての深刻度算出器642および表示制御器643で構成されており、状態データベース632の状態データに基づいて異常予兆判定を行って、異常予兆有りと判定した過去数回分の判定結果を判別結果データベースから参照し、正常と異常の割合から深刻度を算出する。深刻度が一定以上の場合、管理装置630が設置された管理センターのオペレータに通報するために、ディスプレイ640にアラームを表示する。異常予兆判定は、比較的ステップ数の少ない演算であるので、各複写機に実装することも可能であるが、管理装置630に装備することによって、対象データ生成方法(例えば特徴量演算方法)の改善や判別定数の改善を行ったときに確実に一元的に推論品質を向上できるので好都合である。また比較的ステップ数の少ないブースティング法による判別を行うように構成しているので、膨大なログ(蓄積状態データ)に対しても高速に判別を順次行うことが可能となる。従来の判別方法は実行時間の問題から、装置側で一次的な状態判別を行い、必要時に二次的な診断を行うなどのように運用が非常に複雑化する問題を、ブースティング法を適用することで解決できた。
エンジン制御ボード510は、自身に動作電圧が印加されて制御対象各部の初期化を終えた直後に、また、印刷又は複写(両者あわせてプリントという。)の作業を終了して次のプリント指示を待っているときに、前回の管理装置630に対する状態データの送信完了からのプリント枚数積算値の増分が1000枚超であることを条件に(S21〜S23)、複写機601のシステムコントローラ501を介して、管理装置630に状態データ転送の集積ありを報知する(S24)。これに応答して管理装置630のデータ収集&配信器631が該複写機に状態データの転送を要求し(S25)、これに応答して該複写機のシステムコントローラ501が、エンジン制御ボード510のNV−RAMに蓄積している状態データのうち、前回の状態データの送信完了の後に蓄積した状態データを、管理装置630に送信する(S26)。他の複写機も同様の状態データ送信を管理装置630に対して行う。なお、プリント枚数と機械がモータで駆動されて劣化が進行する時間とは必ずしも一致しないので、一定のモータ運転時間毎に、管理装置630に通信要求を行うようにしても良い。この通信の間隔を、必要があれば設定又は調整可能ととすることにより、通信のデータ量を調整できるようにしても良い。
この処理は、複写機からの状態データの送信があったときに、状態データベース632の当該複写機宛の状態データ群を対象に実行するものである。本実施形態では、該状態データ群のなかの31種類の状態データを対象とする。
光センサ81の発光強度調整値R1については、16点の両端のデータすなわち最近のデータと最も古いデータのプリント枚数積算値の間を等間隔に15区間に等分割して、各分割点のデータ値を、内挿、外挿法によって算出して両端のデータと共に、新たな16点のデータ群を生成する(S511)。次に、新たな16点のデータの平均値Rm1、最近から第1〜4点のデータの平均値Rsm1、第5〜8点のデータの平均値Rsm2、第9〜12点のデータの平均値Rsm3および第13〜16点のデータの平均値Rsm4を算出して、算出値の差分、Rsm1−Rsm2、Rsm2−Rsm3およびRsm3−Rsm4、を算出してこれらの差分の最大値Rsmm1を求める(S512)。そして発光強度調整値Rの特徴量Rv1を、Rv1=Rk×|Rsmm1|/|Rm1|と算出する(S513)。Rkは、演算値のレンジを調整する係数(固定値)である。以上が、光センサ81の発光強度調整値R1の特徴量Rv1の算出S51の内容である。光センサ82の発光強度調整値R2の特徴量Rv2の算出(S52)、各色トナー像濃度調整の現像バイアス調整値Q(Y),Q(M),Q(C),Q(Bk)の特徴量Q(Y)v,Q(M)v,Q(C)v,Q(Bk)vの算出(S53〜S56)、ならびに、各色トナー像濃度調整の露光量調整値P(Y),P(M),P(C),P(Bk)の特徴量P(Y)v,P(M)v,P(C)v,P(Bk)vの算出(S57〜S60)、の算出処理は、上述の特徴量Rv1のステップS51の内容と同様である。
各異常予兆判別では、今回算出して各異常予兆判別に用いられる各対象データの傾向を判別し(S71)、傾向判別結果を異常予兆判別ごとの傾向判別テーブル(管理装置630内部のRAMの1領域)に蓄積する(S72)。この傾向判別では、対象データごとに、基準値との大小のみを判別するスタンプ判別を行う。すなわち、各対象データを、定数データベース636に、各異常予兆判別宛てに格納されている各予兆判定参照データテーブル(図19)のなかの、現在実行している異常予兆判別(1〜nのいずれか)に対応する予兆判定参照データテーブルの、状態データ種類番号(例えばR、Q、P対応する番号)に割り当てられた基準値b未満であると異常傾向なし(「0」)に、基準値b以上であると異常傾向有り(「1」)に、2値化する。
異常予兆判別1では、今回算出した各対象データ(特徴量)Rv1,Rv2,Q(Y)v,Q(M)v,Q(C)v,Q(Bk)v,P(Y)v,P(M)v,P(C)v,P(Bk)vの各値を、当該異常予兆判別1に対応する予兆判定参照データテーブルの各対象データについての基準値b1〜b10未満であると、異常傾向なし(「0」)に、基準値b1〜b10以上であると異常傾向有り(「1」)に、2値化する(S81)。この場合に用いる予兆判定参照データテーブルは、図19に示すものと同様である。
まず、対象となる異常に関連するユニット(部品)が交換された以後の判別結果の数を確認する。このとき、判別結果の数が深刻度算出に必要な数に満たない場合は(S39のNO)、その時点で処理を終了し、次の異常予兆判別の処理に移る。一方、必要な数だけ判別結果が揃っている場合は(S39のYES)、当該異常の予兆に関する深刻度を算出する(S40)。この深刻度は、本実施形態では一定期間内に異常予兆判別器が異常だと判定した数の割合で定義される。ここで、一定期間内に判別が行われた回数をNとし、そのうち異常と判定された回数をnとすると、深刻度は下記の式(1)ように定義される。
深刻度 = n/N ×100% ・・・(1)
ここで、Nおよび閾値の値は異常の種類によって異なる。また、市場データを解析した後、適切な値を再設定することで、信頼度の高い深刻度を算出できるように改善することもできる。
管理装置630に備えている予兆判定参照テーブルは、一般にブースティング法という教師付き学習アルゴリズムを用いて作成することができる。ブースティング法は、例えば数理科学(No.489,MARCH2004,「統計的パターン識別の情報幾何」)に説明があり、公知である。概要を説明すると、まず、正常な状態であると予め分かっている状態データと、異常予兆状態であると分かっている状態データとを用意する。例えば装置の耐久試験などを行うときに状態データのログを取り、異常事例に出会ったとき、その異常の前に予兆状態があった期間を推定し、これを異常予兆状態であると分かっている状態データとして活用する。発明者らは、実際に、10台を超える画像形成装置を3ヶ月間にわたって状態データのログを取りながら異常事例を集め、検証した。
また、本実施形態において、上述した複数種類の状態データは、複写機601〜605の作像特性に影響する制御パラメータの値、複写機601〜605に搭載されている状態センサによる検出データ、および、その検出データに基づいて生成される評価データのうちの全部又は一部であり、異常予兆判定器635は、これらの状態データに基づいて1又は2以上の特徴量を算出し、算出した特徴量に応じて各複写機601〜605の異常予兆の有無を判別する。これにより、より適正な異常予兆深刻度を算出することが可能となる。
また、本実施形態では、この特徴量として、1種類又は2種類以上の状態データについての直近の所定期間内における複数時点(16点)の時間推移の特徴を示す値を用いている。これにより、更に、より適正な異常予兆深刻度を算出することが可能となる。
また、本実施形態の管理装置630の異常予兆判定器635は、予兆を判別する異常の種類ごとに、異常予兆判別器1〜nを備えている。これにより、複数の異常に対応できる。
また、本実施形態の管理装置630は、新たな種類の異常の予兆を判別するための新たな異常予兆判別器を追加するための追加手段として、予兆判定参照テーブル更新機能(プログラム)が備わっている。これにより、事後的に、予兆を判別できる異常の種類を増やすことができる。
また、本実施形態の管理装置630において、深刻度算出器642は、異常予兆深刻度を算出する際に用いる判別結果として、当該異常に関わる対象部品が交換される前の判別結果は用いない。よって、修理直後の状態データの過渡的な変化を異常予兆状態と誤判別される事態が生じるのを防止することができる。
501 システムコントローラ
510 エンジン制御ボード
601〜605 複写機
630 管理装置
632 状態データベース
633 対象データ生成部
634 対象データメモリ
635 異常予兆判定器
636 定数データベース
640 ディスプレイ
641 判別結果データベース
642 深刻度算出器
643 表示制御器
Claims (9)
- 画像形成装置の状態を示す複数種類の状態データを収集し、収集した状態データに基づいて該画像形成装置の状態を判別する状態判別装置であって、
上記画像形成装置についての複数種類の状態データを継続的に収集する状態データ収集手段と、
該状態データ収集手段が収集した複数種類の状態データを記憶する状態データ記憶手段と、
所定の判別タイミングが到来するたびに、該状態データ記憶手段に記憶されている複数種類の状態データに基づいて上記画像形成装置の異常予兆の有無を判別する異常予兆判別手段と、
該異常予兆判別手段の判別結果を累積的に記憶する判別結果記憶手段と、
該判別結果記憶手段に記憶されている異常予兆有りと判定された2つ以上の判別結果に基づいて、一定期間内に該異常予兆判別手段によって異常予兆の判別が行われた回数に対する異常と判定された回数の割合に相当する異常予兆深刻度を算出する深刻度算出手段と、
該深刻度算出手段が算出した異常予兆深刻度を報知する深刻度報知手段とを有することを特徴とする状態判別装置。 - 請求項1の状態判別装置において、
上記複数種類の状態データは、画像形成装置の作像特性に影響する制御パラメータの値、画像形成装置に搭載されている状態センサによる検出データ、および、該検出データに基づいて生成される評価データのうちの全部又は一部であり、
上記異常予兆判別手段は、上記複数種類の状態データに基づいて1又は2以上の特徴量を算出し、算出した特徴量に応じて上記画像形成装置の異常予兆の有無を判別することを特徴とする状態判別装置。 - 請求項2の状態判別装置において、
上記特徴量は、1種類又は2種類以上の状態データについての直近の所定期間内における複数時点の時間推移の特徴を示す値であることを特徴とする状態判別装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の状態判別装置において、
予兆を判別する異常の種類ごとに、上記異常予兆判別手段を備えていることを特徴とする状態判別装置。 - 請求項4の状態判別装置において、
新たな種類の異常の予兆を判別するための新たな異常予兆判別手段を追加するための追加手段を有することを特徴とする状態判別装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の状態判別装置において、
上記深刻度算出手段は、異常予兆深刻度を算出する際に用いる判別結果として、当該異常に関わる対象部品が交換される前の判別結果は用いないことを特徴とする状態判別装置。 - 複数の画像形成装置と状態判別装置とを通信ネットワークを介して互いに通信可能に接続し、該通信ネットワークを介して各画像形成装置から該状態判別装置へ送信される当該画像形成装置の状態を示す複数種類の状態データに基づいて各画像形成装置の状態を該状態判別装置にて判別する状態管理システムであって、
上記状態判別装置として、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の状態判別装置を用いることを特徴とする状態管理システム。 - 請求項7の状態管理システムにおいて、
上記画像形成装置はカラー画像形成装置であることを特徴とする状態管理システム。 - 請求項7の状態管理システムにおいて、
上記画像形成装置は画像読取装置を含むものであることを特徴とする状態管理システム。
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