JP5616916B2 - 車両用ステアリングホイール - Google Patents

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Description

本発明は、入力部を設けた車両用ステアリングホイールに関する。
近年、車両用ステアリングホイールでは、走行モード、ナビ、オーディオの再生・停止、音量操作、エアコン設定なども含めて、いろいろな操作を行うためのたくさんのボタンがついている。
例えば、特許文献1では、車載機器操作システムとして、ステアリングホイールのスポーク部に操作部を配置した技術が開示されている。この操作部の操作を、運転時の運転者の視線近くに表示させることで、ブラインド操作が可能になるとしている。
特許文献2ではリング状のステアリングリムに、手のひらが当接するパームレスト部を設け、このパームレスト部に手のひらが当接した状態で、車載機器の操作ができるように操作手段が設けられている。
また、特許文献3には、ステアリングホイールに設けられたスイッチを、手で握り返すことなく操作できるようにするために、ステアリングホイールのスポーク近傍かつその上方側の張り出し部を形成し、この張り出し部にスイッチを設けた構成が開示されている。
特開2003―175783号公報 特開2007―153181号公報 特開2009―161025号公報
しかしながら、特許文献1、特許文献2、特許文献3に記載の技術では、アクセルワークに対するレスポンスの観点から、安全かつ十分に満足する操作性ではなかった。特にスポーツタイプにおいては、手をステアリングホイールから離さずに握った状態で操作できることが好ましい。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的の一例は、安全性があり、かつ、アクセルワークに対するレスポンスの観点から十分に満足する操作性がある車両用ステアリングホイールを提供することである。
このような課題を解決するために、本発明に係る車両用ステアリングホイールは、周状のリムと、このリムの一部であり、ユーザによって把持される把持部と、リムの内側位置に形成された入力部とを有し、この入力部が、ユーザの親指の押込動作によって入力がなされる第1の入力部と、ユーザの親指の押込動作によって入力がなされる第2の入力部と、第1の入力部と第2の入力部との間に形成され、ユーザが把持部を把持した状態で親指をリムに対して水平に上側及び下側への滑動させることにより入力がなされる第3の入力部とを有し、第1の入力部は、ユーザが把持部を把持した場合に、何ら親指に力を加えなくても親指が位置する位置に形成されており、第2の入力部は、ユーザが把持部を把持した場合に、親指以外の4指を把持部に位置した状態を変化させずに、親指が位置できる下側端部位置に形成されており、第3の入力部は、平面部を有し、平面部における親指の上下動作を検出する。
好適には、上記解決手段に加えて、本発明に係る車両用ステアリングホイールは、第3の入力部が平面部を有し、この平面部における親指の上下動作を検出する。
好適には、上記解決手段に加えて、本発明に係る車両用ステアリングホイールは、第1の入力部及び第2の入力部はボタン状に形成されており、第1の入力部の第3の入力部側の側面部は、第3の入力部の平面部よりも手前側に延出しており、第2の入力部の第3の入力部側の側面部は、第3の入力部の平面部よりも手前側に延出して設けられる。
好適には、上記解決手段に加えて、本発明に係る車両用ステアリングホイールは、第1の入力部の押込操作方向、及び、第2の入力部の押込操作方向は、平面部の水平方向に対して少なくとも直角又は鈍角に形成されている。
本発明の車両用ステアリングホイールによれば、安全性があり、かつ、アクセルワークに対するレスポンスの観点から十分に満足する操作性を得ることができる。
本発明の実施形態に係る車両用ステアリングホイールである。 本発明の実施形態に係る車両用ステアリングホイールを運転者が握った状態を示す図である。 本発明の第1の実施形態における車両用ステアリングホイールの一部拡大断面図である。 本発明の第2の実施形態における車両用ステアリングホイールの一部拡大断面図である。 本発明の実施形態における車両用ステアリングホイールの第1の入力部の拡大断面図である。 本発明の実施形態における車両用ステアリングホイールの第4の入力部の拡大断面図である。 本発明の実施形態における車両用ステアリングホイールの第4の入力部の頭部拡大図である。 本発明の実施形態における車両用ステアリングホイールの使用図である。 本発明の実施形態における車両用ステアリングホイールの使用拡大図である。 本発明の実施形態における車両の表示部である。
図1,2は、本発明の実施形態を示している。図1,2に基いて本発明の基本的な実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用ステアリングホイール1である。車両用ステアリングホイール1は、周状のリムと、中心部にあり、エアバッグを内包するハブ2と、スポーク3から構成される。
車両用ステアリングホイール1は、ハブ2からリムに向けて左右および下側に設けられたスポーク3を備える。入力部10は、左右のスポーク3に設けられる。スポーク3に設けられた入力部10は、運転者(ユーザ)が車両用ステアリングホイール1のリムの把持部4を握った状態で、親指を自然に可動したときに入力可能な位置に設置されている。
入力部10は、第1の入力部11、第2の入力部12、第3の入力部13、第4の入力部14からなる。第1の入力部11と第2の入力部12と第4の入力部14は、ボタン状のスイッチで構成される。
図2は、本発明の実施形態に係る車両用ステアリングホイール1を運転者が握った状態を示す図である。
第1の入力部11は、運転者が車両用ステアリングホイール1のリムの把持部4を把持した場合に、何ら親指に力を加えなくても親指が位置する位置に形成されている。また、第1の入力部11の第3の入力部13側の側面部は、第3の入力部13の平面部よりも手前側に延出して形成されている。
第2の入力部12は、運転者が車両用ステアリングホイール1のリムの把持部4を把持した場合に、親指以外の4指を把持部4に位置した状態を変化させずに、親指が位置できる下側端部位置に形成されている。また、第2の入力部12の第3の入力部13側の側面部は、第3の入力部13の前記平面部よりも手前側に延出して形成されている。
第1の入力部11は四角形状であり、第2の入力部12は丸形状であり、第4の入力部14は楕円形状である。これにより、運転者は、手元の入力部10を見ずに直感的に入力操作することがしやすくなる。
第3の入力部13は、第1の入力部11と第2の入力部12の間にあり、スポーク3の面上に、平面状に設けられたスライドスイッチで構成される。このスライドスイッチは、静電容量方式、赤外線方式、表面弾性波方式、抵抗膜方式、電磁誘導方式のいずれかの方式によって構成可能である。本発明では、エラーが少ない静電容量方式を採用する。
第3の入力部13は、平面部における親指の上下動作を検出することによって操作量の入力を受ける。
図3は、本発明の第1の実施形態における車両用ステアリングホイール1の一部拡大断面図である。第1の入力部11は、第3の入力部13の平面に対して鈍角になるように手前側に延出して形成されている。第2の入力部12は、第3の入力部13の平面に対して直角になるように延出して形成されている。第4の入力部14は、第2の入力部12と同様に、第3の入力部13の平面に対して直角になるように延出して形成されている。
また、第1の入力部11は、第3の入力部13側の側面を、他方側、運転者から見て車両用ステアリングホイール1の上側の側面に比べて長くなるように延出して形成されている。このため、運転者がステアリング操作時に、間違って第1の入力部11を押すことを回避することができる。
第2の入力部12は、第3の入力部13の平面に対して直角になるように設けられており、運転者が親指で、第3の入力部13の平面に対して垂直に押す方向に押下することで、入力を受ける。
第4の入力部14は、運転者が把持部4を把持した把持状態において、無理なく親指を移動させることが可能な位置以外の位置に配置される。このように配置することで、操作が若干しにくくなるが、運転者が車両用ステアリングホイール1を握った状態でボタンを押しづらくすることで、安全性などの観点から、十分な注意をしてから押す必要があるような重要なボタンとして使用することができる。
図4は、本発明の第2の実施形態における車両用ステアリングホイールの一部拡大断面図である。第1の入力部11、第2の入力部12、第3の入力部13は、第1の実施形態における車両用ステアリングホイール1の第1の入力部11、第2の入力部12、第3の入力部13と同じ位置に同様に配置される。第2の実施形態における車両用ステアリングホイールでは、第1の実施形態における車両用ステアリングホイールの第4の入力部14の代わりに第5の入力部15が配置されている。
第5の入力部15は、運転者が把持部を把持した把持状態において、人差し指で操作可能な位置に配置される。第5の入力部15は、機能的に、第4の入力部14と同様の機能を持つ。
このように配置することで、運転者は、親指だけで操作している場合に無意識的に第5の入力部15を押すことがないので、押し間違える可能性を低減できる。運転者は、第5の入力部15を押すためには、意識的に人差し指を動かし、押すことで、重要な操作に対する安全性を高めることができる。
図5は、本発明の実施形態における車両用ステアリングホイールの第1の入力部11の拡大断面図である。第1の入力部11は、第3の入力部13の平面に対して鈍角になるように手前側に延出して形成されている。第1の入力部11の押下の方向は、第3の入力部13の平面に対して鈍角となる方向である。このため、運転者が第3の入力部13の平面に対して鋭角となる方向に押下しようとしても、第1の入力部11は入力を受けない。
図6は、本発明の実施形態における車両用ステアリングホイールの第4の入力部14の拡大断面図である。第4の入力部14は、第3の入力部13の平面に対して直角になるように延出して形成されている。
図7は、本発明の実施形態における車両用ステアリングホイールの第4の入力部14の頭部拡大図である。第4の入力部14の頭部は、その端を面取り、斜めに削った形状とし、どの方向からでも入力を受けやすくしている(図6の矢印参照)。これにより、運転者が連打をすることもやりやすい。
図8は、本発明の実施形態における車両用ステアリングホイールの使用図である。図8(a)は、運転者が親指で第1の入力部11に当接した状態を示す。図8(b)は、運転者が親指で第3の入力部13に当接した状態を示す。図8(c)は、運転者が親指で第2の入力部12に当接した状態を示す。
運転者が親指で第2の入力部12に当接した状態は、運転者が車両用ステアリングホイールの把持部4を把持した場合に、親指以外の4指を把持部4に位置した状態を変化させずに、親指が位置できる下側端部位置である。このため、第4の入力部14を押下するには、運転者が車両用ステアリングホイールの把持部4を把持した把持状態の場合、無理して親指を移動させる位置となっている。
図9は、本発明の実施形態における車両用ステアリングホイールの使用拡大図である。図9において、親指の支点との関係から、本発明における入力部11,12,13,14の位置関係を説明する。
第1の入力部11の位置は、親指の支点から見て、運転者が車両用ステアリングホイールの把持部4を把持した状態で、自然に軽く、無理のない範囲で上側に移動したときの位置になっている。
第2の入力部12の位置は、親指の支点から見て、運転者が車両用ステアリングホイールの把持部4を把持した状態で、自然に軽く、無理のない範囲で下側に移動したときの位置になっている。
第3の入力部13の位置は、親指の支点から見て、運転者が車両用ステアリングホイールの把持部4を把持した状態で、自然に軽く、無理のない範囲で上下に移動可能な範囲であって、第1の入力部11の下部側面から第2の入力部12の上部側面までの間に配置されている。
第4の入力部14の位置は、親指の支点から見て、運転者が車両用ステアリングホイールの把持部4を把持した状態で、少し無理をして親指を下側にした位置になっている。例えば、第2の入力部12から親指1つ分下側に位置している。
第1の入力部11、第2の入力部12、第3の入力部13、第4の入力部14は、それぞれ、親指の可動軌跡に沿う円弧状の位置に配置されている。特に、第3の入力部13は、親指の可動軌跡に沿う円弧状にカーブして配置される。
次に図10の表示部20を参照にしながら、本発明の実施形態の一例として、入力部の具体的な操作について説明する。
表示部20には、速度メータ21、エンジン回転計22、燃料メータ23、燃費ゲージ24、シフトポジション表示部25、ドライビング表示部26が物理的または電気的に表示されている。速度メータ21は車両の速度をアナログで示し、エンジン回転計22はエンジンの回転数をアナログで示している。
燃料メータ23は車両の燃焼タンクにある残燃料を示し、燃費ゲージ24は運転者の走行履歴から演算した平均燃費を基準として、針がプラス側やマイナス側に動くように示される。シフトポジション表示部25は、運転者がシフト操作したポジションを示す。
ドライビング表示部26は、車両の速度、走行距離、ドライブモードなどを表示する。
本実施形態のドライブモードには、エンジンの出力特性とトランスミッションの制御パターンの組み合わせに応じて、3つのモードがある。例えば、燃費重視のモードA、燃費とアクセル・レスポンスを考慮した走行モードB、アクセル・レスポンス重視のモードCがある。
これらのモードは、エンジンコントロールユニット(ECU)や、オートマチック車のトランスミッションコントロールユニット(TCU)に設定された複数の出力特性や制御パターンによって、運転者の要求に合わせた性能を実現している。例えば、市街地走行や長距離走行を快適に走行する場合などでは、モードAによって、スムーズかつ実用十分な出力特性を設定し、優れた燃費性能を実現する。
また、本実施形態では、先進運転支援システムが搭載されている。先進運転支援システムでは、衝突察知による自動ブレーキや、前方の先行車を追従する速度コントロールや追従する先行車との車間距離をコントロールすることが可能であり、自車の前方の障害物に衝突する危険を察知すると、システム的に自動ブレーキが作動する。先進運転支援システムによって、車間距離一定で先行車を追従するドライブモードである運転支援モードを実現でき、速度の設定や車間距離のコントロールを行うことができる。
上記のようなドライブモードや運転支援モードを備えた車両において、本実施形態の車両用ステアリングホイール1の入力部10の機能について説明する。
第1の入力部11は、ドライブモードを変更するボタンであり、第1の入力部11による入力によって、ドライブモードの順送り操作を行うことが可能である。例えば、モードA>モードB>モードC>運転支援モード>モードAと順送りにドライブモードを変更することができる。
決定は、第2の入力部12の入力によって行われる。また、モードの解除は、第4の入力部14、第5の入力部15によって行われる。
決定をすると、選択されたモードに応じて、ドライビング表示部26に表示される。追運転支援モードが選択され、決定されると、ドライビング表示部26に“CRUSE SET”と表示される。
運転支援モード選択時に、40km/hで走行しているときは、そのときの車両の速度がセットされ、アクセルやブレーキを踏まない限り、一定速度で走行する。このとき、一定速度を変更するには、第3の入力部13のスライドスイッチを親指で上下することで変更することができる。このとき、決定の機能を持つ第2の入力部12の入力は必要ない。
スライドスイッチを親指で上に滑動させたときには、速度が上昇し、スライドスイッチを親指で下に滑動させたときには、速度が下降する。
運転支援モード選択時に、先行車が存在する場合、一定の車間距離で先行車を追従する。このとき、一定車間距離を変更するには、第3の入力部13のスライドスイッチを親指で上下することで変更することができる。このとき、決定の機能を持つ第2の入力部12の入力は必要ない。
スライドスイッチを親指で上に滑動させたときには、車間距離が広がり、スライドスイッチを親指で下に滑動させたときには、車間距離が狭くなる。
なお、上記では、第3の入力部13のスライドスイッチのみで速度や車間距離を変更できるとしたが、第2の入力部12の連打によって変更するようにしてもよい。例えば、運転支援モード選択後に第2の入力部12を連打することによって、速度を上げるようにしてもよい。
以上の説明では、ドライブモードに関する機能を例として説明したが、入力部は車両用ステアリングホイール1の両側に配置されており、例えば左側の各ボタンの機能はドライブモードの選択や調整以外にも使用できる。例えば、第1の入力部11を再生または停止選択ボタンとし、第2の入力部12で音量モードと再生モードを選択できるようにし、音量モードの状態のときには、第3の入力部13で音量の調節をし、再生モードのときには、第3の入力部13で早送りや巻き戻しの調整をするようにしてもよい。また、同様に曲選択モードを設定し、第3の入力部13で曲のスキップなどをするようにしてもよい。
また、エアコンの操作についても同様に行うこともできる。例えば、第1の入力部11を風量や温度設定選択ボタンとし、第2の入力部12で風量モードと温度設定モードを選択できるようにし、風量モードの状態のときには、第3の入力部13で風量の調節をし、温度設定モードのときには、第3の入力部13で設定温度の調整をするようにしてもよい。
また、カーナビゲーションの操作についても同様に行うこともできる。例えば、第1の入力部11を目的地設定選択ボタンとし、第2の入力部12で目的地を選択できるようにし、地図が表示状態のときには、第3の入力部13で地図の拡大縮小の調節をするようにしてもよい。
これらの機能を本発明の車両用ステアリングホイール1の左右どちらかの入力部10に搭載させることが可能である。また、図示しない他のボタンで入力部10の機能そのものを変更させることも可能である。例えば、車両用ステアリングホイール1の左側の入力部の機能をエアコンに関する機能からオーディオに関する機能に変更することも可能である。
<実施形態の構成及び効果>
本実施形態における車両用ステアリングホイール1は、周状のリムと、このリムの一部であり、運転者によって把持される把持部4と、リムの内側位置に形成された入力部10とを有し、この入力部10が、ユーザの親指の押込動作によって入力がなされる第1の入力部11と、ユーザの親指の押込動作によって入力がなされる第2の入力部12と、第1の入力部11と第2の入力部12との間に形成され、ユーザが把持部を把持した状態で親指をリムに対して水平に上側及び下側への滑動させることにより入力がなされる第3の入力部13とを有し、第1の入力部11は、ユーザが把持部4を把持した場合に、何ら親指に力を加えなくても親指が位置する位置に形成されており、第2の入力部12は、ユーザが把持部4を把持した場合に、親指以外の4指を把持部4に位置した状態を変化させずに、親指が位置できる下側端部位置に形成されている。
上記のように構成したことで、安全性があり、かつ、アクセルワークに対するレスポンスの観点から十分に満足する操作性を得ることができる。
本実施形態における車両用ステアリングホイール1は、第3の入力部が平面部を有し、この平面部における親指の上下動作を検出する。
上記のように構成したことで、親指の上下動作のみで直観的に速度などを調整できる。
本実施形態における車両用ステアリングホイール1は、第1の入力部及び第2の入力部はボタン状に形成されており、第1の入力部の第3の入力部側の側面部は、第3の入力部の平面部よりも手前側に延出しており、第2の入力部の第3の入力部側の側面部は、第3の入力部の平面部よりも手前側に延出して設けられる。
上記のように構成したことで、安全な操作が可能となる。
本実施形態における車両用ステアリングホイール1は、第1の入力部の押込操作方向、及び、第2の入力部の押込操作方向は、平面部の水平方向に対して少なくとも直角又は鈍角に形成されている。
上記のように構成したことで、安全な操作が可能となる。
1 車両用ステアリングホイール
2 ハブ
3 スポーク
4 把持部
10 入力部
11 第1の入力部
12 第2の入力部
13 第3の入力部
14 第4の入力部
15 第5の入力部
20 表示部
21 速度メータ
22 エンジン回転計
23 燃料メータ
24 燃費ゲージ
25 シフトポジション表示部
26 ドライビング表示部

Claims (4)

  1. 周状のリムと、
    前記リムの一部であり、ユーザによって把持される把持部と、
    前記リムの内側位置に形成された入力部と、を有し、
    前記入力部は、
    ユーザの親指の押込動作によって入力がなされる第1の入力部と、
    ユーザの親指の押込動作によって入力がなされる第2の入力部と、
    前記第1の入力部と前記第2の入力部との間に形成され、ユーザが前記把持部を把持した状態で親指を前記リムに対して水平に上側及び下側への滑動させることにより入力がなされる第3の入力部と、を有し、
    前記第1の入力部は、ユーザが前記把持部を把持した場合に、何ら親指に力を加えなくても親指が位置する位置に形成されており、
    前記第2の入力部は、ユーザが前記把持部を把持した場合に、親指以外の4指を把持部に位置した状態を変化させずに、親指が位置できる下側端部位置に形成されており、
    前記第3の入力部は、平面部を有し、前記平面部における親指の上下動作を検出する
    車両用ステアリングホイール。
  2. 前記第3の入力部は、平面部を有し、
    前記平面部における親指の上下動作を検出する
    請求項1に記載の車両用ステアリングホイール。
  3. 前記第1の入力部及び前記第2の入力部はボタン状に形成されており、
    前記第1の入力部の前記第3の入力部側の側面部は、前記第3の入力部の前記平面部よりも手前側に延出しており、
    前記第2の入力部の前記第3の入力部側の側面部は、前記第3の入力部の前記平面部よりも手前側に延出している
    請求項2に記載の車両用ステアリングホイール。
  4. 前記第1の入力部の押込操作方向、及び、前記第2の入力部の押込操作方向は、前記平面部の水平方向に対して少なくとも直角又は鈍角に形成された
    請求項2又は請求項3に記載の車両用ステアリングホイール。
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