JP5614053B2 - 投写レンズ装置、及びプロジェクター - Google Patents

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本発明は、投写レンズ装置、及びこれを備えたプロジェクターに関する。
従来、光源から射出された光束を画像信号に基づき変調して画像光を形成し、この画像光を投写レンズ装置によって拡大投写するプロジェクターが知られている。このプロジェクターに備わる投写レンズ装置は、プロジェクターの光学ユニット(光学装置)を構成しており、その最終段として設置されている。そして、投写レンズ装置は、前段の光学装置と接続するための固定部を備え、前段の光学装置の装着部に対してねじ等により固定している。
また、近年、環境負荷低減を図るため、プロジェクターの小型化や軽量化が進んでいる。投写レンズ装置においても同様であり、レンズを保持する固定部を含め、薄型化(薄肉化)が図られている。その一方で、投写レンズ装置の光学的なズーム倍率も高くなっている。そのため、投写レンズ装置を構成するレンズの数も従来に比べて増加すると共に構造も複雑化している。
なお、投写レンズ装置に関しては、特許文献1や特許文献2が開示されている。
特開平5−333253号公報 特表2003−504649号公報
このような中、投写レンズ装置の薄肉化などにより、投写レンズ装置に備える固定部において、レンズを保持した際に固定部の面に反りが発生するという課題がある。そして、反りの発生した固定部を、装着部にねじ等で装着(固定)した場合、反りが矯正されて装着部に固定される。反りが矯正されて固定された場合、保持するレンズの位置ずれが発生する。ズーム倍率が高い投写レンズ装置においては、レンズの位置ずれによる画像品質(解像度)への影響が大きく、ワイド端(各レンズが最も後退した位置)からテレ端(各レンズが最も繰り出された位置)における画像品質を維持できなくなるという課題がある。
本発明は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(適用例1)本適用例に係る投写レンズ装置は、入射する画像光を拡大して投写する投写レンズ装置であって、レンズを保持して投写レンズ装置本体を装着部に固定する固定部と、固定部がレンズを保持した際に生じる反りを補正する補正部と、を備えていることを特徴とする。
このような投写レンズ装置によれば、固定部と、固定部の反りを補正する補正部とを備えることで、投写レンズ装置を装着部に固定する際、固定部に生じる反りを矯正せずに装着部に固定することができる。これにより、レンズの位置ずれを抑制する投写レンズ装置を実現できる。
(適用例2)上記適用例に係る投写レンズ装置において、補正部は、固定部と一体に形成されていることが好ましい。
このような投写レンズ装置によれば、補正部を含めて固定部を製造することができ、効率的に投写レンズ装置を組み立てることができる。
(適用例3)上記適用例に係る投写レンズ装置において、補正部は、固定部と別体に形成されていることが好ましい。
このような投写レンズ装置によれば、固定部を装着部に固定する際、補正部を固定部の反りに容易に対応させることができる。
(適用例4)上記適用例に係る投写レンズ装置において、補正部は、シート状部材で形成されていることが好ましい。
このような投写レンズ装置によれば、補正部は、固定部とは別体となるシート状部材で形成されるため、固定部の反り量にバラツキを有していても容易に対応させることができる。
(適用例5)本適用例に係る投写レンズ装置固定機構は、入射する画像光を拡大して投写する投写レンズ装置を固定する投写レンズ装置固定機構であって、投写レンズ装置の固定部を固定して投写レンズ装置を装着する装着部と、固定部がレンズを保持した際に生じる反りを補正する補正部と、を備えていることを特徴とする。
このような投写レンズ装置固定機構によれば、装着部と、固定部の反りを補正する補正部とを備えることで、投写レンズ装置を装着部に固定する際、固定部に生じる反りを矯正せずに装着部に固定して装着することができる。これにより、レンズの位置ずれを抑制する投写レンズ装置固定機構を実現できる。
(適用例6)上記適用例に係る投写レンズ装置固定機構において、補正部は、装着部と一体に形成されていることが好ましい。
このような投写レンズ装置固定機構によれば、補正部を含めて装着部を製造することができ、効率的に投写レンズ装置固定機構を構成することができる。
(適用例7)上記適用例に係る投写レンズ装置固定機構において、補正部は、装着部と別体に形成されていることが好ましい。
このような投写レンズ装置固定機構によれば、固定部を装着部に固定する際、補正部を固定部の反りに容易に対応させることができる。
(適用例8)上記適用例に係る投写レンズ装置固定機構において、補正部は、シート状部材で形成されていることが好ましい。
このような投写レンズ装置固定機構によれば、補正部は、装着部とは別体となるシート状部材で形成されるため、固定部の反り量にバラツキを有していても容易に対応させることができる。
(適用例9)本適用例に係るプロジェクターは、上述したいずれかの投写レンズ装置と、入射する光束を画像信号に基づいて変調する光変調装置と、を備えることを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、上述したように、固定部に反りを有する場合に、矯正せずに装着部に固定してレンズの位置ずれを抑制する投写レンズ装置を備えることで、ワイド端からテレ端における画像品質を維持するプロジェクターを実現できる。
(適用例10)本適用例に係るプロジェクターは、上述したいずれかの投写レンズ装置固定機構と、入射する光束を画像信号に基づいて変調する光変調装置と、を備えることを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、上述したように、固定部に反りを有する場合に、矯正せずに装着部に固定してレンズの位置ずれを抑制する投写レンズ装置固定機構を備えることで、ワイド端からテレ端における画像品質を維持するプロジェクターを実現できる。
第1実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示す模式図。 投写レンズ装置及び装着部の分解斜視図。 投写レンズ装置を装着部に固定した状態の概断面図。 投写レンズ装置のフランジに備える補正部の概形状を示す平面図。 第2実施形態に係る投写レンズ装置固定機構の装着部に投写レンズ装置を固定した状態の概断面図。 装着部に備える補正部の概形状を示す平面図。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るプロジェクター1の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、プロジェクター1及び光学ユニット2の構成と動作を簡単に説明する。
本実施形態のプロジェクター1は、光源装置21から射出される光束を画像信号に基づき変調して画像光を形成し、この画像光をスクリーン(図示省略)等に拡大投写する装置である。また、プロジェクター1は、光学ユニット2、プロジェクター1本体の外装を構成する外装筐体4、図示省略する制御装置や電源装置や冷却装置等を備えて構成される。
プロジェクター1の光学ユニット2は、制御装置の制御により、光源装置21(光源211)から射出された光束を光学的に処理して画像信号に基づいた画像光を形成して投写するユニットである。この光学ユニット2は、光源装置21、照明光学装置22、色分離光学装置23、リレー光学装置24、電気光学装置25、投写光学装置としての投写レンズ装置5、及びこれらの光学装置21〜25を構成する光学部品等を所定位置に収容する光学部品用筐体3を備えている。
光源装置21は、光源211及びリフレクター212等を備える。そして、光源装置21は、光源211から射出された光束をリフレクター212によって射出方向を揃え、照明光学装置22に向けて射出する。
照明光学装置22は、第1レンズアレイ221、第2レンズアレイ222、偏光変換素子223、及び重畳レンズ224を備える。第1レンズアレイ221及び第2レンズアレイ222は、重畳レンズ224と共に、光源装置21から射出された光束を後述する光変調装置(液晶パネル253)の表面に略重畳させる。偏光変換素子223は、第2レンズアレイ222から射出されたランダム偏光光を液晶パネル253で利用可能な略1種類の偏光光に揃える機能を有する。
色分離光学装置23は、2枚のダイクロイックミラー231,232、及び反射ミラー233を備え、照明光学装置22から射出された光束を赤色光(以下「R光」と称す)、緑色光(以下「G光」と称す)、青色光(以下「B光」と称す)の3色の色光に分離する機能を有する。
リレー光学装置24は、入射側レンズ241、リレーレンズ243、及び反射ミラー242,244を備え、色分離光学装置23で分離されたB光をB光用の液晶パネル253Bまで導く機能を有する。なお、光学ユニット2は、リレー光学装置24がB光を導く構成としているが、これに限らず、例えば、R光を導く構成としてもよい。
電気光学装置25は、入射側偏光板251、光変調装置としての3つの液晶パネル253(R光用の液晶パネル253R、G光用の液晶パネル253G、B光用の液晶パネル253B)、射出側偏光板254、及び色合成光学装置としてのクロスダイクロイックプリズム255を備える。電気光学装置25は、色分離光学装置23で分離された各色光を画像信号に基づき変調し、画像光を形成する。
投写レンズ装置5は、1つまたは複数のレンズを1つのレンズ群とする複数のレンズ群を備えており、これらのレンズ群が光軸Cに沿って配置されている。投写レンズ装置5は、入射する画像光をズーム調整する機能、及びフォーカス調整する機能を有し、電気光学装置25で形成された画像光をスクリーン等に拡大投写する。
光学部品用筐体3は、前述した光学装置21〜25を構成する光学部品等を所定位置に収容する。また、光学部品用筐体3は、電気光学装置25と投写レンズ装置5との間に後述する装着部31を備えており、光軸Cを中心として、投写レンズ装置5を装着部31に装着して固定する。
図2は、投写レンズ装置5及び装着部31の分解斜視図である。図3は、投写レンズ装置5を装着部31に固定した状態の概断面図である。図4は、投写レンズ装置5のフランジ51に備える補正部61の概形状を示す平面図である。なお、図3は、投写レンズ装置5と装着部31とを組み立てた状態で、図2に示すA−A´で切断した場合の概断面図を示している。また、図4は、投写レンズ装置5を画像光の入射側から視認した平面図である。図2、図3、図4を参照して、投写レンズ装置5及び装着部31の構造及び組み立てを説明する。
投写レンズ装置5は、画像光が入射する側から射出する側に向かって、固定部としてのフランジ51、案内筒52、カム筒53、射出側筒54を備え、また、それぞれの内部に保持する複数のレンズ群を備えている。そして、投写レンズ装置5は、各筒が光軸C方向に移動することで、レンズ群が移動して画像光のズーム調整やフォーカス調整を行うことができる。
フランジ51は、投写レンズ装置5を装着部31(光学部品用筐体3)に固定するものである。フランジ51は、外形が略矩形状の板状に形成されており、中央部には、画像光の入射側に向かって突出する突出部511を有している。この突出部511には、レンズ群を構成するレンズ81が保持されている。また、フランジ51は、4つの角部に、固定用ネジ9が挿通される挿通孔512を有している。
光学部品用筐体3は、装着部31を備えている。装着部31は、光学部品用筐体3の底板32から略垂直に設置(光軸Cに対して垂直に設置)されている。装着部31は、外形が略矩形状の板状に形成されており、中央部には、前段の電気光学装置25からの画像光を投写レンズ装置5に入射させるための開口孔311を有している。また、装着部31は、4つの角部に、フランジ51の挿通孔512に対応させたネジ孔312を有している。なお、底板32には、電気光学装置25が固定されている。しかし、図2では、電気光学装置25を構成するクロスダイクロイックプリズム255のみを図示している。
ここで、投写レンズ装置5の説明に戻り、フランジ51の突出部511にレンズ81を保持させるには、投写レンズ装置5を組み立てる前のフランジ51単体を治具にセットし、突出部511に画像光の入射側からレンズ81を載置した後、熱カシメを行うことで保持させる。この熱カシメにより、図3に示すように、フランジ51は、画像光の入射側に反った状態に若干変形する。
フランジ51の画像光の入射側の表面513(装着部31の装着面313に相対する面)には、図3、図4に示すように、フランジ51の反りを補正する補正部61が形成されている。なお、補正部61は、フランジ51と一体に成形されている。そして、補正部61は、突出部511及び4つの挿通孔512から所定距離だけ離間した周囲に形成されている。
補正部61の表面611は、フランジ51の突出部511にレンズ81を保持させて反った状態で、平坦面となるように形成されている。従って、フランジ51を成形した時点の状態(突出部511にレンズ81を保持していない状態)では、フランジ51は反っておらず、逆に補正部61(表面611)は反った状態となっている。
図3に示すように、補正部61の表面611は、装着部31の装着面313と略平行となる。従って、投写レンズ装置5を装着部31に固定する場合、図3に示すように、フランジ51の突出部511を装着部31の開口孔311に挿通し、併せて、フランジ51の4つの挿通孔512を装着部31の対応するネジ孔312に合わせる。これにより、補正部61の表面611と、装着部31の装着面313とが当接する。そして、4つの固定用ネジ9をそれぞれ挿通孔512に挿通し、ネジ孔312と螺合させることにより、投写レンズ装置5を装着部31に固定する。
上述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本実施形態の投写レンズ装置5は、フランジ51に補正部61を備えているため、投写レンズ装置5を装着部31に固定する際、レンズ81を保持するフランジ51に生じる反りを矯正せずに装着部31に固定することができる。これにより、液晶パネル253とレンズ81との位置ずれを抑制する投写レンズ装置5を実現できる。
本実施形態の投写レンズ装置5において、補正部61は、フランジ51と一体に形成されているため、補正部61を含めてフランジ51を射出成形等することができ、補正部61が別体で形成される場合に比較して、効率的に投写レンズ装置5を組み立てることができる。
本実施形態のプロジェクター1は、フランジ51に反りを有する場合に、矯正せずに装着部31に固定してレンズ81の位置ずれを抑制する投写レンズ装置5を備えるため、ワイド端からテレ端における画像品質(解像度)を維持することができる。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態に係る投写レンズ装置固定機構10の装着部31に投写レンズ装置5を固定した状態の概断面図である。図6は、装着部31に備える補正部71の概形状を示す平面図である。なお、図5は、投写レンズ装置5と装着部31とを組み立てた状態で、図2に示すA−A´で切断した場合の概断面図を示している。また、図5は、装着部31を画像光の射出側から視認した平面図である。図5、図6を参照して、第2実施形態を説明する。
第2実施形態の投写レンズ装置固定機構10は、装着部31と、補正部71とを備えている。そして、前記第1実施形態での補正部61はフランジ51側に備えているが、第2実施形態では、補正部71は装着部31側に備えることが異なる。従って、第2実施形態での投写レンズ装置5は、フランジ51の表面513は反った状態であり、補正部61を有していない。なお、第2実施形態のプロジェクター1の光学ユニット2は、上記以外は前記第1実施形態と同様となる。
装着部31の装着面313には、フランジ51の反り形状に対応させた補正部71が形成され、補正部71の表面711は、フランジ51の反り形状に合わせた面で形成されている。この補正部71は、装着部31と一体に成形されている。そして、補正部71は、開口孔311及び4つのネジ孔312から所定距離だけ離間した周囲に形成されている。
従って、反った状態のフランジ51(投写レンズ装置5)を、第1実施形態と同様に装着部31に組んだ場合、装着部31に形成した補正部71の表面711と、フランジ51の表面513とが当接する。そして、4つの固定用ネジ9をそれぞれ挿通孔512に挿通し、ネジ孔312と螺合させることにより、装着部31に投写レンズ装置5を固定して装着することができる。
上述した第2実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本実施形態の投写レンズ装置固定機構10は、装着部31に補正部71を備えているため、投写レンズ装置5を装着部31に固定する際、レンズ81を保持するフランジ51に生じる反りを矯正せずに装着部31に固定することができる。これにより、液晶パネル253とのレンズ81の位置ずれを抑制する投写レンズ装置固定機構10を実現できる。
本実施形態の投写レンズ装置固定機構10において、補正部71は、装着部31と一体に形成されているため、補正部71を含めて装着部31(光学部品用筐体3)を射出成形等することができ、補正部71が別体で形成される場合に比較して、効率的に投写レンズ装置固定機構10を構成することができる。
本実施形態のプロジェクター1は、フランジ51に反りを有する場合に、矯正せずに装着部31に固定してレンズ81の位置ずれを抑制する投写レンズ装置固定機構10を備えるため、ワイド端からテレ端における画像品質(解像度)を維持することができる。
なお、上述した第1、第2実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更や改良等を加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)前記第1、第2実施形態のフランジ51は、画像光の入射側に反った状態に変形し、この反りに対応させて補正部61,71を設定している。しかし、これに限られず、フランジ51(固定部)の反りの向きや反りの大きさにより、補正部を適宜設定することができる。
(変形例2)前記第1実施形態の投写レンズ装置5において、フランジ51には補正部61が一体で形成されているが、これに限られず、補正部は別体で形成されていても良い。補正部をフランジと別体で構成した場合、投写レンズ装置を装着部に固定する際には、フランジと装着部との間に別体の補正部を介在させることにより、フランジに生じる反りを矯正せずに固定することができる。なお、第2実施形態においても同様であり、同様の効果を奏する。
(変形例3)前記第1実施形態の投写レンズ装置5において、補正部61は、フランジ51の反りに対応させて形成されており、補正部61の表面611と装着部31の装着面313とは、略平行な面となっている。しかし、これに限られず、補正部をシート状部材で形成して用いてもよい。この場合、シート状部材は、反り形状や反り量に対応させて、形状や厚さを適宜決めて用いることができる。反り量にバラツキを含んでいる場合にもシート状部材だと容易に対応させることができる。第2実施形態においても同様であり、同様の効果を奏する。
(変形例4)前記第1、第2実施形態の光学ユニット2において、光変調装置は、3つの液晶パネル253R,253G,2530Bを用いる、いわゆる3板方式を採用している。しかし、これに限られず、単板方式を採用してもよい。また、コントラストを向上させるための液晶パネルを追加して採用してもよい。
(変形例5)前記第1、第2実施形態の光学ユニット2において、光変調装置は、透過型の液晶パネル253を用いている。しかし、これに限られず、反射型の液晶パネル等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。
(変形例6)前記第1、第2実施形態の光学ユニット2において、光変調装置は、液晶パネル253を用いている。しかし、これに限られず、一般に、入射光束を画像信号に基づいて変調するものであればよく、マイクロミラー型の光変調装置などを用いてもよい。なお、マイクロミラー型の光変調装置としては、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)を用いることができる。
(変形例7)前記第1、第2実施形態の光学ユニット2は、光源装置21(光源211)から射出された光束の照度を均一化する光学系として、第1レンズアレイ221、第2レンズアレイ222からなるレンズインテグレーター光学系を用いている。しかし、これに限定されるものではなく、導光ロッドからなるロッドインテグレーター光学系を用いることもできる。
(変形例8)前記第1、第2実施形態の光学ユニット2において、光源装置21(光源211)は、放電式ランプを採用しているが、レーザーダイオード、LED(Light Emitting Diode)、有機EL(Electro Luminescence)素子、シリコン発光素子等の各種固体発光素子で構成してもよい。
1…プロジェクター、3…光学部品用筐体、5…投写レンズ装置、9…固定用ネジ、10…投写レンズ装置固定機構、31…装着部、51…フランジ、61,71…補正部、81…レンズ、253…液晶パネル。

Claims (5)

  1. 入射する画像光を拡大して投写する投写レンズ装置であって、
    レンズを保持して前記投写レンズ装置本体を装着部に固定する固定部と、
    前記固定部が前記レンズを保持した際に生じる前記画像光の入射側への反りを補正する補正部と、
    を備え、
    前記補正部の前記装着部に当接する面は、前記固定部が前記レンズを保持する前では反った状態を有し、前記固定部が前記レンズを保持して反った状態で平坦面となるように形成されていることを特徴とする投写レンズ装置。
  2. 請求項1に記載の投写レンズ装置であって、
    前記補正部は、前記固定部と一体に形成されていることを特徴とする投写レンズ装置。
  3. 請求項1に記載の投写レンズ装置であって、
    前記補正部は、前記固定部と別体に形成されていることを特徴とする投写レンズ装置。
  4. 請求項3に記載の投写レンズ装置であって、
    前記補正部は、シート状部材で形成されていることを特徴とする投写レンズ装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の投写レンズ装置と、
    入射する光束を画像信号に基づいて変調する光変調装置と、
    を備えることを特徴とするプロジェクター。
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